JP5124589B2 - 宇宙機に燃料を補給するためのシステムおよび方法 - Google Patents

宇宙機に燃料を補給するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

連邦支援調査に関する陳述
本発明は、防衛高等研究計画局(DARPA)によって授与される協定番号MDA972−00−9−0015のもと、政府支援によってなされたものである。政府は、本発明の特定の権利を有する。
以下の開示は、概して、2つの宇宙機間で推進剤を移送するシステムおよび方法に関し、より詳細には、軌道上の衛星の燃料補給に関する。
通信衛星は、一般的に、軌道を達成し維持するため搭載された推進システムを有する。推進システムは、単一推進剤のロケットスラスタ(すなわち、ヒドラジンなどの単一の種類の推進剤を使用するスラスタ)と、二元推進剤のスラスタ(すなわち、たとえば燃料(たとえばモノメチルヒドラジン(「MMH」))および酸化剤(たとえば二酸化窒素(「NTO」))などの2種類の推進剤を使用するスラスタ)との両方とも含むことができる。使用される推進剤の種類にかかわらず、推進剤なしでは衛星はその軌道を無期限に維持することができず、地球大気圏に最終的には再突入することになる。
提案されている軌道上での衛星への燃料補給の1つの方法としては、推進剤を必要とする軌道周回している「顧客」衛星に「サービス」衛星をドッキングすることがある。ドッキング操作中に、サービス衛星上の供給タンクの第1の推進剤ラインが、顧客衛星の推進剤タンクに通じる第2の推進剤ラインに着脱可能に接続される。ついで、供給タンクからの推進剤が、嵌合された推進剤ラインを介して顧客タンクに移送される。一旦燃料の移送が終了すると、2つの宇宙機は分離する。宇宙機が分離するので、2つの推進剤ラインが自動的に切断する。
ほとんどの場合、液体推進剤と加圧剤(pressurant)すなわち「アレージ」(ullage)ガスとの間の二元推進剤タンクには、物理的分離がない。その結果、アレージには、一般的に、多少の液体燃料蒸気が含まれる。上述の燃料補給方法に関する1つの問題は、顧客タンクが充填されるにつれ、顧客タンクのアレージが宇宙空間に排出するということである。この燃料入りの加圧剤が顧客衛星およびサービス衛星の近くの宇宙空間に排出されると、衛星の太陽電池パネルおよび/または他の高感度装置を汚染し損傷を与える可能性がある。
以下の概要は、読み手だけのために提供され、特許請求の範囲によって記載されている本発明を、いかなる形であれ限定することを目的とするものではない。
本発明は、一般に、宇宙機に燃料補給するシステムおよび方法に関する。本発明の一態様に従って、第1の宇宙機から第2の宇宙機へ推進剤を移送する方法は、第1の宇宙機によって搭載されている第1の推進剤導管を、第2の宇宙機によって搭載されている第2の推進剤導管に着脱可能に接続して、第1の宇宙機によって搭載されている第1のアレージ導管を、第2の宇宙機によって搭載されている第2のアレージ導管に着脱可能に接続する工程を含む。この方法は、第1および第2の推進剤導管を介して第1の宇宙機から第2の宇宙機に推進剤を移送し、第1および第2のアレージ導管を介して第2の宇宙機から第1の宇宙機にアレージを移送する工程をさらに含む。一実施形態において、第1の宇宙機から第2の宇宙機に推進剤を移送する工程が、第1の宇宙機によって搭載されている第1の推進剤タンクから、第2の宇宙機によって搭載されている第2の推進剤タンクに推進剤を移送する工程を含んでいてもよく、第2の宇宙機から第1の宇宙機へアレージを移送する工程が、第2の推進剤タンクから第1の推進剤タンクにアレージを移送する工程を含んでいてもよい。
本発明の別の態様による宇宙機に燃料補給する方法は、第2の宇宙機に第1の宇宙機を着脱可能に連結し、第1の宇宙機によって搭載されている第1のタンクから第2の宇宙機によって搭載されている第2のタンクに推進剤を移送する工程を含む。この方法は、第1のタンクから第2のタンクに推進剤を移送しつつ、第2のタンクから第1のタンクにアレージを移送する工程をさらに含んでいてもよい。
本発明のさらなる態様によって構成される推進剤供給宇宙機は、第1の推進剤タンクおよび宇宙機燃料補給インターフェイスを含む。第1の推進剤タンクは、推進剤出口およびアレージ入口を含む。この燃料補給インターフェイスは、推進剤出口と流体連通している第1の推進剤移送連結器、および、アレージ入口と流体連通している第1のアレージ移送連結器を含む。第1の推進剤移送連結器は、顧客宇宙機によって搭載されている第2の推進剤移送連結器に着脱可能に接続されるように構成されているので、第1の推進剤タンクからの推進剤が、第2の推進剤タンクに流入することができる。第1のアレージ移送連結器は、第2の宇宙機によって搭載されている第2のアレージ移送連結器に着脱可能に接続されるように構成されているので、推進剤が第1の推進剤タンクから第2の推進剤タンクに流入しつつ、第2の推進剤タンクからのアレージが第1の推進剤タンクに流入することができる。
本発明の一実施形態に従って構成される宇宙機燃料補給システムの部分概略図である。 本発明の一実施形態による宇宙機に燃料を補給するルーチンを示す、フローチャートである。 本発明の別の実施形態に従って構成される宇宙機燃料補給システムの部分概略図である。
以下の開示は、宇宙機に燃料補給する種々の方法およびシステムを記載している。本発明のさまざまな実施形態を完全に理解するために、ある特定の細部を以下の記載および図1から図3で説明する。本発明のさまざまな実施形態の記載を不必要に曖昧にすることを回避するために、衛星および他の宇宙機、ならびに宇宙機推進システムおよび推進剤にしばしば関連付けられる周知の構造およびシステムを説明する他の細部を、以下の開示に記載していない。
図に示されている細部、寸法、角度および他の特徴の多くは、単に本発明の特定の実施形態を例示するのみである。したがって、他の実施形態は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、他の細部、寸法、角度および特徴を有していてもよい。さらに、後述する細部のうちのいくつかがなくても、本発明のさらなる実施形態を実施することができる。
図において、同一の参照番号は、同一の、あるいは少なくとも概して類似した要素を特定する。任意の特定の要素の考察を容易にするために、任意の参照番号の最上位桁すなわち数字は、その要素が最初に紹介される図を指す。たとえば、要素110は、図1を参照しつつ最初に紹介され考察されている。
図1は、本発明の一実施形態に従って構成される宇宙機燃料補給システム100の部分概略図である。宇宙機燃料補給システム100は、推進剤供給宇宙機110および推進剤受容宇宙機160を含む。明確にするため、推進剤供給宇宙機110は、以下、「供給宇宙機110」と称し、推進剤受容宇宙機160は、以下、「顧客宇宙機160」と称する。図示の実施態様において、顧客宇宙機160は、研究衛星、通信衛星、気象衛星、航行衛星など、単一推進剤推進システムを有する軌道衛星であってもよい。供給宇宙機110は、顧客宇宙機160に燃料を補給するために顧客宇宙機160とドッキングした別の衛星または宇宙機であってもよい。
以下により詳細に説明するように、供給タンク120から受容タンク170に推進剤を流しつつ、加圧剤すなわち「アレージ」を受容タンク170から供給タンク120に同時に戻して流すことによって、供給宇宙機110は顧客宇宙機160に燃料を補給することができる。このような閉ループシステムで推進剤を移送することによって、供給宇宙機110および顧客宇宙機160の近くの宇宙空間に、太陽電池パネルおよび/または宇宙機の他の臨界表面および装置に損傷を与えることになり得る、燃料の多く含まれたアレージの排出を防止する。この手法のさらなる利点は、受容タンク170からのアレージを再利用し、供給タンク120を補充するためにそのアレージを使用し、それによって、供給宇宙機110によって上方に搭載されることを必要とする貯蔵されたアレージの量を減少させるということである。燃料補給システム100のこれらのおよび他の態様を、図1から図3を参照しつつ、以下にさらに詳述する。
供給宇宙機110は、推進システム112(たとえば、単一推進剤推進システムおよび/または二元推進剤推進システム)と、誘導装置114と、搭載された電力系統116(たとえば、バッテリ、太陽電池パネル、など)とを含むことができる。これらのシステムは、当該技術分野において知られている従来の宇宙機システムに、構造および機能が少なくとも概して類似していてもよい。さらに、供給宇宙機110は、宇宙機制御装置118を含んでいてもよい。制御装置118は、メモリ119に記憶されるコンピュータ可読の命令を実行するように構成されているプロセッサ117を含んでいてもよい。コンピュータ可読の命令によって、制御装置118が、推進システム112、誘導装置114、およ
び電力系統116を制御できるようになる。コンピュータ可読の命令によって、制御装置118はまた、推進剤供給タンク120(「供給タンク120」)と関連付けられている燃料補給作業を制御できるようになる。
供給タンク120は、単元推進剤推進システムでの用途に適した推進剤122(第1の推進剤部分122aとして特定されている)を搭載する。この種の推進剤は、ヒドラジン、過酸化水素、および/または当該技術分野において知られている他の適した単元推進剤を含んでいてもよい。供給タンク120は、推進剤122aを加圧剤すなわちアレージ123(第1のアレージ部分123aとして特定されている)から分離する、推進剤管理装置(PMD)124を含んでいてもよい。適したアレージは、たとえば、気体窒素(N)、ヘリウム(He)などを含んでいてもよい。PMD124は、ブラダ、ダイアフラム、または当該技術分野において知られている他の適した確動の排除装置(positive expulsion device)を含んでいてもよい。さらに、他の実施形態では、使用されている推進剤の種類に応じて、PMD124は当該技術分野において知られている他のタイプのPMD装置を含んでいてもよい。たとえば、図3を参照しつつ以下に詳述するように、いくつかの実施形態において、スクリーンまたは翼形のPMDなど表面張力型のPMD装置が使用されてもよい。
供給宇宙機120は、第1の推進剤連結器137aおよび第1のアレージ連結器141aを有する第1の燃料補給インターフェイス136aを含んでいてもよい。顧客宇宙機160は、第2の推進剤連結器137bおよび第2のアレージ連結器141bを有する対応する第2の燃料補給インターフェイス136bを含んでいてもよい。第1の燃料補給インターフェイス136aが第2の燃料補給インターフェイス136bを嵌合する場合、第1の推進剤連結器137aは、第2の推進剤連結器137bを着脱可能に係合するように構成され、第1のアレージ連結器141aは、第2のアレージ連結器141bを着脱可能に係合するように構成されている。この目的のために、推進剤連結器137およびアレージ連結器141は、当該技術分野において知られている、流体導管を共に着脱可能に接続するためのさまざまなタイプの「急速着脱コネクタ」嵌合を含んでいてもよい。
第1の推進剤移送導管132aは、供給タンク120の推進剤出口128から第1の燃料補給インターフェイス136aの第1の推進剤連結器137aまで操作可能に延びている。明確にするため、第1の推進剤移送導管132aを、以下、「第1の推進剤ライン132a」と称する。PMD124は、常に、推進剤122aを推進剤出口128の上に保つのを助ける。第1の推進剤バルブ134aが開口しいている場合、推進剤移動機130(たとえば、電動機械式ポンプなどのポンプ)が、第1の推進剤ライン132aを通る推進剤122aの移動を促進することができる。
第1のアレージ移送導管142aは、第1の燃料補給インターフェイス136aの第1のアレージ連結器141aから供給タンク120のアレージ入口126まで操作可能に延びている。明確にするため、第1のアレージ移送導管142aを、以下、「第1のアレージライン142a」と称する。第1のアレージバルブ144aが、第1のアレージライン142aを通るアレージの流れを制御する。第1のアレージ貯蔵タンク150aは、アレージ123の一部(第3のアレージ部123cとして特定されている)を搭載する。第3のアレージバルブ144cが、たとえば以下に詳述される燃料補給手順の間、供給タンク120にアレージ123aを補充するために、必要に応じて貯蔵タンク150aからアレージ入口126までのアレージの流れを制御する。
顧客宇宙機160は、推進システム162、誘導装置164、および搭載された電力系統166を含んでいてもよい。推進システム162は、1つ以上の単一推進剤スラスタ163(第1のスラスタ163aおよび第2のスラスタ163bとして個々に図示されてい
る)を含んでもよい。顧客宇宙機160は、宇宙機制御装置168をさらに含んでいてもよい。制御装置168は、メモリ169に記憶されているコンピュータ可読の命令を実行するように構成されているプロセッサ167を含んでいてもよい。コンピュータ可読の命令によって、制御装置168が、推進システム162、誘導装置164、および電力系統166を制御することができる。コンピュータ可読の命令によって、制御装置168はまた、推進剤受容タンク170と関連付けられている燃料補給作業を制御することができる。明確にするため、推進剤受容タンク170を、以下、「顧客タンク170」と称する。
図示の実施態様において、顧客タンク170は、推進剤122の一部(第2の推進剤部分122bとして特定されている)と、アレージ123の一部(第2のアレージ部分123bとして特定されている)とを搭載する。PMD174は、アレージ123bを推進剤122bから分離する。PMD174は、構造および機能が供給宇宙機110のPMD124に少なくとも概して類似していてもよい。第2の推進剤移送導管132bは、第2の燃料補給インターフェイス136bの第2の推進剤連結器137bから顧客タンク170の推進剤入口176まで操作可能に延びている。明確にするため、第2の推進剤移送導管132bを、以下、「第2の推進剤ライン132b」と称する。第2の推進剤移送バルブ134bが、第2の推進剤ライン132bを通る推進剤の流れを制御する。
第2のアレージ移送導管142bは、顧客タンク170のアレージ出口178から第2の燃料補給インターフェイス136bの第2のアレージ連結器141bまで操作可能に延びている。明確にするため、第2のアレージ移送導管142bを、以下、「第2のアレージライン142b」と称する。PMD174は、常に、推進剤122bをアレージ出口178から遠ざけておくのを助ける。第2のアレージバルブ144bは、第2のアレージライン142bを通るアレージの流れを制御する。第2のアレージ貯蔵タンク150bは、アレージ123の一部(第4のアレージ部分123dとして特定されている)を搭載する。第4のアレージバルブ144dは、たとえば推進システム162の作動中、貯蔵タンク150bから供給タンク170までのアレージの流れを制御する。
図2は、本発明の一実施形態に従って宇宙機に燃料を補給するルーチン200のフローチャートである。説明の便宜上、ルーチン200を、図1の宇宙機燃料補給システム100を参照しつつ以下に説明する。たとえば一実施形態において、供給側の制御装置118は、供給宇宙機110によって実行されるルーチン200の部分を実施することができ、受容側の制御装置168は、顧客宇宙機160によって実行されるルーチン200の部分を実施することができる。しかし、他の実施形態では、供給宇宙機110および/または顧客宇宙機160の一方または両方に全面的にまたは部分的に属する他の処理装置によって、ルーチン200の異なる部分が実施されてもよい。さらに、ルーチン200は、他の宇宙機燃料補給システムによって利用されてもよい。たとえば、ルーチン200は、他の単一推進剤および/または二元推進剤の燃料補給システム(図3を参照しつつ後述する二元推進剤燃料補給システムなど)によって利用されてもよい。
図1および図2をともに参照する。ブロック202で、第1の推進剤ライン132aを第2の推進剤ライン132bに着脱可能に接続する。一実施形態において、供給宇宙機110の第1の燃料補給インターフェイス136aが顧客宇宙機160の第2の燃料補給インターフェイス136bに嵌合される場合、推進剤ライン132を自動的に接続してもよい。2つのインターフェイスが一体となるので、第1の推進剤連結器137aを第2の推進剤連結器137bと着脱可能に係合することができる。上述のように、推進剤連結器137は、この目的のために、当該技術分野において知られている、適した急速着脱部を含んでいてもよい。ブロック204で、第1のアレージライン142aを第2のアレージライン142bに着脱可能に接続する。推進剤ライン132と同様に、第1の燃料補給インターフェイス136aを第2の燃料補給インターフェイス136bに嵌合するので、第1
のアレージ連結器141aを第2のアレージ連結器141bと着脱可能に係合することができる。
ブロック206で、第1の推進剤ライン132aの第1の推進剤移送バルブ134aと、第2の推進剤ライン132bの第2の推進剤移送バルブ134bとを開放する。ブロック208で、第1のアレージライン142aの第1のアレージ移送バルブ144aと、第2のアレージライン142bの第2のアレージ移送バルブ144bとを開放する。ブロック210で、供給タンク120からの推進剤122aが、推進剤ライン132を介して顧客タンク170に流入する。推進剤移動機130が、供給タンク120から顧客タンク170までの推進剤122aの移動を促進する。推進剤122aが顧客タンク170に流入するので、追い出されたアレージ123bが顧客タンク170から流出し、アレージライン142を介して供給タンク120に流入する。
判断ブロック214で、ルーチンは燃料補給が終了しているかどうかを決定する。このことは、顧客タンク170が推進剤122で少なくともほぼ満ちている場合に起こり得る。燃料補給が終了していない場合、ルーチンはブロック210に戻って繰り返す。燃料補給が終了すると、ルーチンはブロック216に進行する。ブロック216で、第1および第2の推進剤移送バルブ134a,bと、第1および第2のアレージ移送バルブ144a,bとを閉止する。ブロック218で、第1の燃料補給インターフェイス136aが第2の燃料補給インターフェイス136bから分離する。2つのインターフェイスが互いから離れて移動するので、第1の推進剤連結器137aが第2の推進剤連結器137bから離れ、第1のアレージ連結器141aが第2のアレージ連結器141bから離れ、それによって、第1の燃料ライン132aを第2の燃料ライン132bから切断し、第1のアレージライン142aを第2のアレージライン142bから切断する。ブロック218の後、ルーチンが終了する。
一旦供給宇宙機110が適切な分離操作で顧客宇宙機160から離れて移動してしまうと、顧客宇宙機160は、適切な軌道を維持するために、必要に応じてスラスタ163を作動させることができる。スラスタ163を作動させるために、スラスタバルブ188が開口され、推進剤122bが顧客タンク170からスラスタ163まで流れることができるようになる。推進剤122bが顧客タンク170から流出するので、第4のアレージバルブ144dが開口され、アレージ123dが顧客タンク170に流入し推進剤122bを加圧することができるようになる。
図3は、本発明の別の実施形態に従って構成される宇宙機燃料補給システム300の部分概略図である。宇宙機燃料補給システム300は、供給宇宙機310および顧客宇宙機360を含む。供給宇宙機310および顧客宇宙機360のうちの多くの構成部品および特徴は、構造および機能において、図1および図2を参照しつつ詳細に上述されている供給宇宙機110および顧客宇宙機160のそれぞれの対応する特徴に、少なくとも概して類似していてもよい。しかし、図3の実施形態では、顧客宇宙機360は、第1のスラスタ363aおよび第2のスラスタ363bを有する二元推進剤推進システム362を含む。二元推進剤推進システム362は、第1の顧客タンク370aによって搭載されている燃料322(第1の燃料部分322aとして特定されている)などの第1の推進剤と、第2の顧客タンク370bによって搭載されている酸化剤325(第1の酸化剤部分325aとして特定されている)などの第2の推進剤とを使用してもよい。燃料322aは、モノメチルヒドラジン(MMH)、液体水素、RP1などを含んでいてもよい。酸化剤325aは、二酸化窒素(NTO)、液体酸素などを含んでいてもよい。これらの推進剤が潜在的な侵襲性(aggressive nature)であるため、第1の推進剤タンク370aおよび第2の推進剤タンク370bは、表面張力型PMD374(第1のPMD374aおよび第2のPMD374bとして個別に特定されている)を含んでいてもよい
。それぞれのPMD374は、推進剤を収集するために、複数のスクリーン/羽根375および1つ以上のバッフルシステム377を含んでもよい。第1の顧客タンク370aでは、PMD374aが燃料322aをアレージ323(第1のアレージ部分323aとして個別に特定されている)から離した状態に保つ。第2の顧客タンク370bでは、PMD374bが酸化剤325aをアレージ323の第2の部分(第2のアレージ部分323bとして特定されている)から離した状態に保つ。
顧客宇宙機360によって使用される2種類の推進剤を収容するために、供給宇宙機310は、第1の供給タンク320aおよび第2の供給タンク320bを含む。第1の供給タンク320aは、第1の顧客タンク370aに燃料を補給するために、燃料322の一部分(第2の燃料部分322bとして特定されている)を搭載する。同様に、第2の供給タンク320bは、第2の顧客タンク370bの酸化剤を補充するために、酸化剤325の一部分(第2の酸化剤部分325bとして特定されている)を搭載する。
供給宇宙機310で顧客宇宙機360に燃料を補給するために、供給宇宙機310の第1の燃料補給インターフェイス336aが、顧客宇宙機360の第2燃料補給インターフェイス336bに着脱可能に嵌合されている。この実施手形態では、第1の燃料補給インターフェイス336aが、第1の供給タンク320aと流体連通している第1の推進剤連結器337aと、第2の供給タンク320bと流体連通している第2の推進剤連結器337bとを含む。第1の燃料補給インターフェイス336aはまた、第1の供給タンク320aと流体連通している第1のアレージ連結器341aと、第2の供給タンク320bと流体連通している第2のアレージ連結器341bとを含む。同様に、顧客宇宙機360の第2の燃料補給インターフェイス336bが、第1の顧客タンク370aと流体連通している第3の推進剤連結器337cおよび第3のアレージ連結器341cと、第2の顧客タンク370bと流体連通している第4の推進剤連結器337dおよび第4のアレージ連結器341dとを含む。燃料補給過程の間、燃料322bは、第1の推進剤ライン332aを介して、第1の供給タンク320aから第1の顧客タンク370aまで流れる。燃料が第1の顧客タンク370aに流れるにつれて、図1および図2を参照しつつ上述したような閉ループ方法で、アレージ323aが顧客タンク370aから流出し、第1のアレージライン342aを介して第1の供給タンク320aに流入する。第1の推進剤移動機330a(たとえば電動機械式ポンプ)が、第1の推進剤ライン332aを通る燃料322bの流れを促進する。酸化剤325bが、第2の推進剤ライン332bを介して、第2の供給タンク320bから第2の顧客タンク370bまで流れる。第2の推進剤移動機330bが、第2の推進剤ライン332bを通る酸化剤325bの流れを促進することができる。酸化剤325bが第2の顧客タンク370bに流入するにつれて、アレージ323bが第2の顧客タンク370bから流出し、第2のアレージライン342bを介して第2の供給タンク320bに流入する。
一旦燃料補給過程が終了すると、第1の燃料補給インターフェイス336aが、第2の燃料補給インターフェイス336bから離され、供給宇宙機310が適した分離操作で顧客宇宙機360から分離する。ついで、顧客宇宙機360は、第1の顧客タンク370aから燃料322aを流すために第1のスラスタバルブ388aを開口し、第2の顧客タンク370bから酸化剤325aを流すために第2のスラスタバルブ388bを開口することによって、二元推進剤推進システム362を作動させることができる。燃料322aが第1の顧客タンク370aから流出するので、第1の貯蔵タンク390aからのアレージが第1の顧客タンク370aに流入することができ、燃料圧力を維持する。同様に、酸化剤325aが第2の顧客タンク370bから流出するので、第2の貯蔵タンク390bからのアレージが第2の顧客タンク370bに流入することができ、酸化剤圧力を維持する。
前述から、例示の目的で本発明の具体的な実施形態を本明細書で説明してきたが、本発明のさまざまな実施形態の精神および範囲から逸脱することなくさまざまな改変がなされ得ることが理解されるであろう。さらに、本発明のある特定の実施形態に関連付けられるさまざまな利点を、これらの実施形態の文脈で説明してきたが、他の実施形態もまた、このような利点を示し得るものであり、かつ、すべての実施形態が必ずしも本発明の範囲内に含まれるようにこのような利点を示す必要はない。したがって、本発明は添付の特許請求の範囲による場合を除いて限定されない。

Claims (14)

  1. 第1の宇宙機から第2の宇宙機へ推進剤を移送する方法であって、前記方法が、
    前記第1の宇宙機によって搭載されている第1の推進剤導管を、前記第2の宇宙機によって搭載されている第2の推進剤導管に着脱可能に接続する第1の工程と、
    前記第1の宇宙機によって搭載されている第1のアレージ導管を、前記第2の宇宙機によって搭載されている第2のアレージ導管に着脱可能に接続する第2の工程と、
    前記第1および第2の推進剤導管を介して前記第1の宇宙機から前記第2の宇宙機に推進剤を移送する第3の工程と、
    前記第1および第2のアレージ導管を介して前記第2の宇宙機から前記第1の宇宙機にアレージを移送する第4の工程と、
    前記第3の工程が、前記第1の宇宙機によって搭載されている第1の推進剤タンクから前記第2の宇宙機によって搭載されている第2の推進剤タンクに推進剤を移送する第5の工程を含み、かつ、前記第4の工程が、前記第2の推進剤タンクから前記第1の推進剤タンクにアレージを移送する第6の工程を含み、
    前記第1および第2の推進剤タンクは推進剤をアレージから分離する手段を有
    前記第5の工程が、前記第1および第2のタンク内で少なくともほぼ一定の圧力を維持しつつ、前記第2のタンクに前記推進剤を汲み出す工程を含む、方法。
  2. 前記推進剤をアレージから分離する手段は推進剤管理装置である請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の宇宙機から前記第2の宇宙機に推進剤を移送する工程が、前記第1および第2の推進剤導管を通して推進剤を機械的に汲み出す工程を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1の宇宙機から前記第2の宇宙機に推進剤を移送する工程が、機械式ポンプを作動させる工程を含み、前記機械式ポンプが、前記第1の宇宙機によって搭載されている第1の推進剤タンクと流体連通している出口から前記推進剤を受容し、かつ、前記機械式ポンプが、前記第2の宇宙機によって搭載されている第2の推進剤タンクと流体連通している入口に前記推進剤を供給する、請求項1または2に記載の方法。
  5. 少なくともほぼ同時に、前記第1の推進剤導管が前記第2の推進剤導管に着脱可能に接続され、前記第1のアレージ導管が前記第2のアレージ導管に着脱可能に接続されている、請求項1または2に記載の方法。
  6. 宇宙機に燃料補給する方法であって、前記方法が、
    第2の宇宙機に第1の宇宙機を着脱可能に連結する工程と、
    前記第1の宇宙機によって搭載されている第1のタンクから前記第2の宇宙機によって搭載されている第2のタンクに推進剤を移送する工程と、
    前記第1のタンクから前記第2のタンクに推進剤を移送しつつ、前記第2のタンクから前記第1のタンクにアレージを移送する工程と、を含み、
    前記第1および第2のタンクは推進剤をアレージから分離する手段を有し、
    前記第1のタンクから前記第2のタンクに前記推進剤を移送する工程が、前記第1および第2のタンク内で少なくともほぼ一定の圧力を維持しつつ、前記第2のタンクに前記推進剤を汲み出す工程を含む、方法。
  7. 前記推進剤をアレージから分離する手段は推進剤管理装置である請求項6に記載の方法。
  8. 前記推進剤が第1の推進剤であり、前記アレージが第1のアレージであって、前記方法が、
    前記第1の宇宙機によって搭載されている第3のタンクから前記第2の宇宙機によって搭載されている第4のタンクに第2の推進剤を移送する工程と、
    前記第3のタンクから前記第4のタンクに前記第2の推進剤を移送しつつ、前記第4のタンクから前記第3のタンクに第2のアレージを移送する工程と、をさらに含み、
    前記第3および第4のタンクは推進剤をアレージから分離する手段を有する請求項6または7に記載の方法。
  9. 第2の宇宙機に第1の宇宙機を着脱可能に連結する工程が、前記第1の宇宙機の第1の推進剤連結器を前記第2の宇宙機の第2の推進剤連結器に着脱可能に接続する工程と、前記第1の宇宙機の第1のアレージ連結器を前記第2の宇宙機の第2のアレージ連結器に着脱可能に接続する工程とを含み、
    前記第1の宇宙機によって搭載されている第1のタンクから前記第2の宇宙機によって搭載されている第2のタンクに推進剤を移送する工程が、前記第1および第2の推進剤連結器を通して前記推進剤を流す工程を含み、
    前記第2のタンクから前記第1のタンクにアレージを移送する工程が、前記第1および第2のアレージ連結器を通して前記アレージを流す工程を含み、
    前記方法が、前記第2の宇宙機から前記第1の宇宙機を外す工程をさらに含む、請求項6または7に記載の方法。
  10. 推進剤出口およびアレージ入口を有する供給タンクと、
    宇宙機燃料補給インターフェイスと、
    を備え、前記宇宙機燃料補給インターフェイスが、
    前記推進剤出口と流体連通している第1の推進剤移送連結器であって、前記第1の推進剤移送連結器は、顧客宇宙機によって搭載されている第2の推進剤移送連結器に着脱可能に接続されるように構成されているので、前記供給タンクからの推進剤が、前記顧客宇宙機によって搭載されている顧客タンクに流入することができる、第1の推進剤移送連結器と、
    前記アレージ入口と流体連通している第1のアレージ移送連結器であって、前記第1のアレージ移送連結器は、前記顧客宇宙機によって搭載されている第2のアレージ移送連結器に着脱可能に接続されるように構成されているので、推進剤が前記供給タンクから前記顧客タンクに流入しつつ、前記顧客タンクからのアレージが前記供給タンクに流入することができる、第1のアレージ移送連結器と、を含み、
    前記供給タンクと前記顧客タンクは推進剤をアレージから分離する手段を有し、
    前記供給タンクから前記顧客タンクへの前記推進剤の移送が、前記供給および顧客タンク内で少なくともほぼ一定の圧力を維持しつつ、前記顧客タンクに前記推進剤を汲み出す推進剤供給宇宙機。
  11. 前記推進剤をアレージから分離する手段は推進剤管理装置である請求項10に記載の推進剤供給宇宙機。
  12. 前記供給タンクから前記顧客タンクまで推進剤の流れを促進するために、前記推進剤出口と流体連通しているポンプをさらに備える、請求項10または11に記載の推進剤供給宇宙機。
  13. 第1の宇宙機を第2の宇宙機に着脱可能に連結する手段と、
    前記第1の宇宙機によって搭載されている第1のタンクから前記第2の宇宙機によって搭載されている第2のタンクに推進剤を移送する手段と、
    前記第1のタンクから前記第2のタンクに前記推進剤を移送しつつ、前記第2のタンクから前記第1のタンクにアレージを移送する手段と、を備えた宇宙機燃料補給システムであって
    前記第1および第2のタンクは推進剤をアレージから分離する手段を備え、
    前記第1のタンクから前記第2のタンクへの前記推進剤の移送が、前記第1および第2のタンク内で少なくともほぼ一定の圧力を維持しつつ、前記第2のタンクに前記推進剤を汲み出す宇宙機燃料補給システム。
  14. 前記第2の宇宙機に前記第1の宇宙機を着脱可能に連結する手段が、
    前記第1のタンクと流体連通している推進剤出口を前記第2のタンクと流体連通している推進剤入口に着脱可能に接続する手段と、
    前記第2のタンクと流体連通しているアレージ出口を前記第1のタンクと流体連通しているアレージ入口に着脱可能に接続する手段と、を含み、
    前記推進剤をアレージから分離する手段は推進剤管理装置であることを特徴とする請求項13に記載の宇宙機燃料補給システム。
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