JP5114909B2 - エレベータの電気配線装置 - Google Patents

エレベータの電気配線装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5114909B2
JP5114909B2 JP2006266521A JP2006266521A JP5114909B2 JP 5114909 B2 JP5114909 B2 JP 5114909B2 JP 2006266521 A JP2006266521 A JP 2006266521A JP 2006266521 A JP2006266521 A JP 2006266521A JP 5114909 B2 JP5114909 B2 JP 5114909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external electric
electric wire
wiring
wire cable
flexible member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006266521A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008081311A (ja
Inventor
誠治 尾畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP2006266521A priority Critical patent/JP5114909B2/ja
Publication of JP2008081311A publication Critical patent/JP2008081311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5114909B2 publication Critical patent/JP5114909B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、エレベータの電気配線装置の構造に関するものであり、特にコネクタ接続される電気配線装置において、防水・防滴機能を備えた構造に関するものである。
図5〜図9は特許文献1に示されている従来の電気配線装置を示す例であり、図5は配線用ボックス12の斜視図であり、この配線用ボックス12の正面部は後述のインジケータ押ボタン部品が取り付けられる全面が開口し、背面部の中央に外部電線コネクタが挿通される大きさの挿通口13が空けられており、その上部には係止板15の装着用ビス14が設けられている。
図6は配線用ボックス12の背面部に係止される係止板15の斜視図である。この係止板15は、挿通口13より大きい基板16の中央に挿通口13より小さい挿着孔17が空けられ、更にこの挿着孔17の上方には前記ビス14と係合するダルマ孔18が空けられている。また基板16の下端は前記挿通口13に挿入できるだけの幅を有するように両側の一部が切除されるとともに、図7に示すようにクランク状に折り曲げられて挿入片19を構成し、この挿入片19は段部19aと下縁19bからなっている。
図7は係止板15に挿着した係止部品の側面図である。この係止部品は係止板15の挿着孔17に固着された固定器具4を介して、幹線5からの枝線6の先端に外部電線コネクタ20を接続した構成である。
図8は配線用ボックス12の正面部に取り付けられるインジケータ押ボタン部品の斜視図である。このインジケータ押ボタン部品は、押ボタン10とその端子10aに予め接続された内部電線コネクタ21とからなる。
次にこの従来技術の据付作業を図9により説明する。まず図7で示される係止部品を予め工場等で製作しておき、電気幹線5と枝線6をハーネス配線して現場へ搬入する。また図8に示したインジケータ押ボタン部品も予め工場等で製作しておき、配線用ボックス12とともに現場へ搬入する。そして、図9に示すように配線用ボックス12の正面部を乗場側Aに、背面部を昇降路側Bにして壁1に固定する。
次に図7に示す係止部品を配線用ボックス12の背面部に取り付ける。まず外部電線コネクタ20と、挿入片19を挿通口13に挿通し、段部19aを挿通口13の下縁に載せてビス14にダルマ孔18を係合させて取り付ける。
更に図8に示すインジケータ押ボタン部品の内部電線コネクタ21と外部電線コネクタ20とを接続し、配線用ボックス12の正面側にインジケータ押ボタン部品を取り付けることにより作業を終了する。
特公昭63−66130号公報
エレベータでは、設置現場の状況によりインジケータなどに防水・防滴構造が必要な場合がある。前記従来技術において防水・防滴構造にしようとすると、固定器具4にゴムブッシングを使用して接着するとともに係止板15と配線用ボックス12との間も接着する必要があるが,構造が複雑になる上完全な防水・防滴効果は期待できないという問題があった。
本発明は、配線用ボックスの一側に外部電線コネクタが挿通可能な挿通口が空けられ、この挿通口に前記外部電線コネクタを挿通して外部電線ケーブルを装着する構成の電気配線装置において、前記挿通口より広い面積であって、前記外部電線ケーブルが挿通可能な構成の取付部材と、前記挿通口より広い面積であって、前記外部電線ケーブルの挿通可能な前記外部電線ケーブルの外形寸法以下の孔を有する可撓性部材とを備え、前記外部電線ケーブルは前記取付部材に束線用バンドで固定され、前記外部電線ケーブルのコネクタ側が前記取付部材と前記可撓性部材を挿通して前記挿通口から前記配線用ボックスに入っており、前記可撓性部材を挟んで前記取付部材が前記配線用ボックスの一側に固定されていることを特徴とするエレベータの電気配線装置である。
また本発明は、前記取付部材は前記外部電線が通過可能な切欠を有する構成である。また、前記可撓性部材は前記取付部材に固定されている。更にまた前記可撓性部材としてゴムを使用したものである。
本発明によれば、比較的簡単な構成で防水・防滴効果を奏することができる。
本発明の実施の形態を図1〜図4により説明する。図1は全体の説明図、図2は外部電線ケーブルの取付状態を示す部分断面正面図で図9に相当する図、図3は図2の左側面図、図4は取付部材の左側面図である。
図において、30はインジケータや乗場押ボタン部品などの配線用ボックスで、その背面部31の中央には外部電線コネクタ20が挿通される挿通口32が空けられ、その上下にはインサーナット(例えば株式会社ロブテックスの「エビナット」(登録商標)など)33が取り付けられている。40は外部電線ケーブルで、図7の枝線6と同様のものであり、その先端には外部電線コネクタ20が取り付けられている。ここでは外部電線コネクタ20を2個設けているが、1個又は3個以上でもよい。
外部電線ケーブル40を配線用ボックス30に取り付ける場合は、外部電線コネクタ20と外部電線ケーブル40の先端を、アングル状の取付部材41の一片42に設けられたU字状の切欠43を経由してゴムからなる板状の可撓性部材44に空けられた孔45に挿通する。この孔45の寸法は外部電線ケーブル40の外形寸法以下であるため、可撓性部材44と外部電線ケーブル40とは密着する。そして外部電線ケーブル40を束線用バンド46によって取付部材41の他片47に固定する。ここまでの作業は従来技術と同じく予め工場などで製作しておくこともできるし、現場で行なうこともできる。
次に図2に示すように、外部電線コネクタ20と外部電線ケーブル40の先端を挿通口32から配線用ボックス30に挿入し、取付部材41,可撓性部材44を挟んでボルト50を一片42の孔48からインサーナット33に螺合することにより、外部電線ケーブル40を配線ボックス30に取り付ける。
後は従来と同じく、外部電線コネクタ20を内部電線コネクタと接続し、配線用ボックス30の正面部にインジケータや乗場呼ボタン部品を取り付けることにより、作業を終了する。
このように、本実施の形態は主に外部電線ケーブル40を固定する役割の取付部材41等と、主に防水・防滴機能を受け持つ可撓性部材44とを組み合わせた構成とすることにより、比較的簡単な構成で防水・防滴効果を有するエレベータの電気配線装置を実現することができる。
また、取付部材41の切欠43に外部電線ケーブル40を挿入する構成のため、外部電線コネクタ20が大きくても問題なく挿入することができる。更に孔45は可撓性部材44に空けられているため、外部電線コネクタ20は容易に孔45を通過することができる。
前記実施の形態において、外部電線ケーブル40は束線用バンド46によって取付部材41に固定しているが、これに限ることはなく、外部電線ケーブル40を挟み込むクランプやバインド線など他のものでもよい。またインサーナット33の代わりにナット溶接を使用してもよい。更に配線用ボックス30の背面部31に挿通口32を設けた例を示したが、背面部以外に挿通口が設けられている場合でも同じである。
また、取付部材41と可撓性部材44とを別体としているが、予め可撓性部材44を取付部材41に固定しておくこともできる。更に取付部材41はアングル状としているが、これに限ることはない。
本発明の実施の形態を示す全体の説明図である。 外部電線ケーブルの取付状態を示す部分断面正面図である。 図2の左側面図である。 取付部材の左側面図である。 従来の配線用ボックスの斜視図である。 従来の係止板の斜視図である。 従来の係止部品の側面図である。 従来のインジケータ押ボタン部品の斜視図である。 従来の電気配線装置の組立状態を示す一部縦断側面図である。
符号の説明
12,30 配線用ボックス
13,32 挿通口
20 外部電線コネクタ
40 外部電線ケーブル(外部電線)
41 取付部材
43 切欠
44 可撓性部材
45 可撓性部材の孔

Claims (4)

  1. 配線用ボックスの一側に外部電線コネクタが挿通可能な挿通口が空けられ、この挿通口に前記外部電線コネクタを挿通して外部電線ケーブルを装着する構成の電気配線装置において、前記挿通口より広い面積であって、前記外部電線ケーブルが挿通可能な構成の取付部材と、前記挿通口より広い面積であって、前記外部電線ケーブルの挿通可能な前記外部電線ケーブルの外形寸法以下の孔を有する可撓性部材とを備え、前記外部電線ケーブルは前記取付部材に束線用バンドで固定され、前記外部電線ケーブルのコネクタ側が前記取付部材と前記可撓性部材を挿通して前記挿通口から前記配線用ボックスに入っており、前記可撓性部材を挟んで前記取付部材が前記配線用ボックスの一側に固定されていることを特徴とするエレベータの電気配線装置。
  2. 前記取付部材は前記外部電線ケーブルが通過可能な切欠を有する構成であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの電気配線装置。
  3. 前記可撓性部材は前記取付部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの電気配線装置。
  4. 前記可撓性部材はゴムであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のエレベータの電気配線装置。
JP2006266521A 2006-09-29 2006-09-29 エレベータの電気配線装置 Active JP5114909B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006266521A JP5114909B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 エレベータの電気配線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006266521A JP5114909B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 エレベータの電気配線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008081311A JP2008081311A (ja) 2008-04-10
JP5114909B2 true JP5114909B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=39352540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006266521A Active JP5114909B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 エレベータの電気配線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5114909B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5550745B2 (ja) * 2010-12-22 2014-07-16 三菱電機株式会社 エレベータのケーブル処理装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5596689U (ja) * 1978-12-26 1980-07-04
JPS58112014U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 三菱電機株式会社 電線分岐箱
JPS5963484U (ja) * 1982-10-20 1984-04-26 株式会社東芝 電気器具配線用具
JP4381244B2 (ja) * 2004-07-06 2009-12-09 河村電器産業株式会社 箱体の入出線部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008081311A (ja) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5384846B2 (ja) 救援端子構造
JP5650105B2 (ja) 貫通案内端子
US8323048B2 (en) Conduit connector with two housings for connection to flexible conduit
JP5014930B2 (ja) プラグインコネクタ
US7342173B1 (en) Multi-directional-port junction box
GB2459592A (en) Antenna connector assembly
WO2009052469A3 (en) Electrical junction assembly for wiring harness
JP4682167B2 (ja) 結束バンドの装着構造
JP2010111373A (ja) ワイヤハーネス、およびecuシステム
JP2008507105A (ja) 不連続な導体を電気的に接続するための装置
US9263823B2 (en) Lever connector
JP5715807B2 (ja) 車両用コンビネーションコネクター
JP5114909B2 (ja) エレベータの電気配線装置
JP2008236865A (ja) 電気接続箱のハーネス付設構造
JP5991301B2 (ja) ケーブル結線構造及びそれを用いたコネクタ
JP5703011B2 (ja) ワイヤハーネスのアース接続構造
JP2005117725A (ja) 接続機能付ワイヤハーネスクランプ具
JP5116610B2 (ja) ワイヤハーネス平型化用バンド
JP4201523B2 (ja) ケーブルの複合クランプおよびクランプ方法
JP2007330005A (ja) プロテクタ、電線の配索方法および配索構造
JP2006344487A (ja) シールド電線のアース線接続構造
JP4238185B2 (ja) 防水コネクタ
JP4663671B2 (ja) 分電盤
KR200427993Y1 (ko) 방수용커넥터
JP2011159497A (ja) ワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5114909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250