JP5113724B2 - 衛生管理システム、管理サーバ、衛生管理方法、管理サーバの制御方法、及びプログラム - Google Patents

衛生管理システム、管理サーバ、衛生管理方法、管理サーバの制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、排水設備の衛生を管理する技術に関する。
集合住宅における代表的な排水管のトラブルとして、排水管詰まりがある。非特許文献1に示すように、この詰まりの発生は、油脂類の管内壁への付着や、毛髪などの異物の滞留が原因となっており、このトラブルを解消するには、専門業者による定期的な排水管の清掃作業が必要となっている。
また、雨水が排水される雨水桝においては、その構造上、常時雨水が溜まっており、夏場には蚊の幼虫であるボウフラなどの害虫が発生しやすく、害虫が発生したときは専門業者による駆除作業が必要である。
「排水管清掃に関わるコーナー」、[online]、全国管洗浄協会、[平成20年10月8日検索]、インターネット、<URL: http://www.zenkankyo.jp/haisuitumari.htm>
専門業者による排水管の清掃は、排水管本管のみならず枝管についてまで行う大掛かりなものであり、専門業者は、建物内に立ち入って作業する必要がある。このため、居住者は、作業に合わせて在宅時間を調整する必要が生じるなど、居住者にとって費用負担だけでなく、生活上の制約が大きかった。専門業者にとっても住宅まで出かける必要があるので、人的、費用的負担が大きかった。
また、雨水桝の害虫駆除についても、建物の敷地内まで専門業者が出向いて駆除剤を散布する必要があり、手間と時間がかかるという問題があった。
本発明は、排水管の清掃や害虫駆除にかかる労力や費用を低減する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の衛生管理システムは、排水管を有する建物内で生成された所定温度以上の温水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽に貯えられた前記温水を前記排水管へ送水する旨を指示する指示手段と、前記指示手段により前記温水の前記排水管への送水が指示されたならば、該温水を該排水管へ送水する送水手段と、を有し、前記建物は、雨水管を更に有し、前記指示手段は、前記温水を前記雨水管へ送水する旨を更に指示し、前記送水手段は、前記指示手段により前記温水の前記排水管への送水が指示された場合、前記温水の送水先を該排水管に切り替えて、該温水を該排水管へ送水し、前記指示手段により前記温水の前記雨水管への送水が指示された場合、該温水の送水先を該雨水管に切り替えて、該温水を該雨水管へ送水する
本発明の管理サーバは、所定温度以上の温水を貯える複数の貯湯槽と、排水管と、雨水管とを有する建物内における、該複数の貯湯槽のうち、いずれか1以上の貯湯槽を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された前記貯湯槽に貯えられた前記温水の前記排水管への送水を指示する送水手段と、を有し、前記指示手段は、前記温水を前記雨水管へ送水する旨を更に指示し、前記送水手段は、前記指示手段により前記温水の前記排水管への送水が指示された場合、前記温水の送水先を該排水管に切り替えて、該温水を該排水管へ送水し、前記指示手段により前記温水の前記雨水管への送水が指示された場合、該温水の送水先を該雨水管に切り替えて、該温水を該雨水管へ送水する
本発明の衛生管理方法は、排水管および雨水管を有する建物内で生成された所定温度以上の温水を貯湯槽に貯え、前記温水を前記排水管へ送水する旨又は前記温水を前記雨水管へ送水する旨を指示し、前記温水の前記排水管への送水が指示された場合、前記温水の送水先を該排水管に切り替えて、該温水を該排水管へ送水し、前記温水の前記雨水管への送水が指示された場合、該温水の送水先を該雨水管に切り替えて、該温水を該雨水管へ送水する、方法である。
本発明の管理サーバの制御方法は、所定温度以上の温水を貯える複数の貯湯槽と、該複数の貯湯槽に対応する複数の三方弁と、排水管と、雨水管とを有する建物内における、該複数の貯湯槽のうち、いずれか1以上の貯湯槽を指定し、指定した前記貯湯槽に貯えられた前記温水の前記排水管又は前記雨水管への送水を指示し、前記温水の前記排水管への送水を指示した場合、前記指定した貯湯槽、前記排水管および前記雨水管に接続される前記三方弁を制御させて前記温水の送水先を該排水管に切り替えさせ、前記温水の前記雨水管への送水を指示した場合、該三方弁を制御させて該温水の送水先を該雨水管に切り替えさせる、方法である。
本発明のプログラムは、コンピュータに、所定温度以上の温水を貯える複数の貯湯槽と、該複数の貯湯槽に対応する複数の三方弁と、排水管と、雨水管とを有する建物内における、該複数の貯湯槽のうち、いずれか1以上の貯湯槽を指定する指定手順前記指定手順により指定された前記貯湯槽に貯えられた前記温水の前記排水管又は前記雨水管への送水を指示する指示手順、及び、前記指示手順が前記温水の前記排水管への送水を指示するものである場合、前記指定された貯湯槽、前記排水管および前記雨水管に接続される前記三方弁を制御して前記温水の送水先を該排水管に切り替え、前記指示手順が前記温水の前記雨水管への送水を指示するものである場合、該三方弁を制御して該温水の送水先を該雨水管に切り替える手順、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、衛生管理システムは、建物内で生成された温水を貯湯槽に貯え、その温水を排水管へ送水するので、温水により排水管が清掃される結果、専門業者が住宅まで出向いて作業する必要がなくなり、清掃にかかる労力や費用を低減することができる。また、衛生管理システムが温水に害虫駆除剤を添加すれば、害虫駆除の労力や費用を軽減できる。
(第1の実施形態)
本発明を実施するための第1の実施形態について図1〜図3を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の衛生管理システム1の構成を示す全体図である。衛生管理システム1は、集合住宅などの建物に備えられた排水管の衛生を管理するシステムである。同図を参照すると、衛生管理システム1は、貯湯槽10、管理サーバ11、およびバルブ12を有する。
この衛生管理システム1は、マンションなどの建物100内に備えられる。この建物100は、燃料電池FC1、給湯管P1、および排水管P2を備える。また、建物100の敷地内には、下水管60が備えられている。
燃料電池FC1は、管理サーバ11の制御により放電し、建物100内の各世帯に電力を供給する。また、燃料電池FC1は、熱交換器(不図示)を有し、発電により生じた電気エネルギーを熱エネルギーに変換し、貯湯槽10に供給する。
貯湯槽10は、燃料電池に付随するタンクであり、一定量の水を貯えることができる。衛生管理システム1は、燃料電池FC1の発電により生じた熱を利用して、貯湯槽10内の水を所定温度(例えば、60℃)以上に温めて温水とする。貯湯槽10は、管理サーバ11の制御に従い、バルブ12へ温水を送水する。
管理サーバ11は、衛生管理システム1全体を制御する。具体的には、管理サーバ11は、燃料電池FC1の動作と、貯湯槽10の送水動作と、バルブ12の切り替え動作とを制御する。
バルブ12は、管理サーバ11の制御に従って、貯湯槽10からの温水の供給先を、給湯管P1、または排水管P2に切り替える。
貯湯槽10からの温水は、給湯管P1を通じて台所等へ供給される。排水管P2は、生活排水を下水管60へ排水するための排水管であり、バルブ12が切り替わることにより、貯湯槽10からの温水が供給される。下水管60には、生活排水が排水される。
図2は、衛生管理システム1の処理フローを説明するための図である。同図を参照すると、管理サーバ11は、燃料電池FC1を放電させ、そのときに発生した熱で貯湯槽に貯えられた水を熱して所定温度以上の温水にする。
管理サーバ11は、所定期間が経過するたびに、バルブ12に、温水の供給先を排水管P2に切り替えるように指示する制御信号を送信する。
そして、管理サーバ11は、温水の排水を指示する制御信号を貯湯槽10に送信する。貯湯槽10からの温水は、バルブ12を経由して排水管P2に流れ込む。この温水により、排水管P2が洗浄される。
温水の排水開始から一定時間が経過したとき、管理サーバ11は、バルブ12に、温水の給水先を給湯管P1に切り替えるように指示する制御信号を送信する。
図3は、管理サーバ11の動作を示すフローチャートである。この動作は、管理サーバ11の電源が投入されたとき、または所定のアプリケーションが実行されたときに開始する。同図を参照すると、管理サーバ11は、起動したとき、または前回清掃を行ったときから一定期間が経過したか否かを判断する(ステップS1)。
一定期間が経過していなければ(ステップS1:NO)、管理サーバ11は、ステップS1に戻る。一定期間が経過したならば(ステップS1:YES)、管理サーバ11は、バルブ12に、排水管P2への給水先の切り替えを指示する(ステップS3)。そして、管理サーバ11は、貯湯槽10に、温水の送水開始を指示する(ステップS5)。
管理サーバ11は、送水開始時から所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS7)。所定時間が経過していなければ(ステップS7:NO)、管理サーバ11は、ステップS7に戻る。所定時間が経過したならば(ステップS7:NO)、管理サーバ11は、バルブ12に、給湯管P1への給水先の切り替えを指示する(ステップS9)。ステップS9の後、管理サーバ11は、動作を終了する。
なお、本実施形態では、衛生管理システム1は、定期的に排水管へ温水を流して清掃を行う構成としているが、ユーザの操作に従って、管理サーバ11が、排水管の清掃を行う構成にすることもできる。
本実施形態では、管理サーバ11は、建物100の内部に配置されているが、少なくとも貯湯槽10の送水動作と、バルブ12の切り替え動作とを制御できるのであれば、衛生管理システム1は、管理サーバ11を建物100の外部に配置してもよい。
本実施形態では、燃料電池FC1の発する熱を利用して貯水槽10の水を温めているが、衛生管理システム1は、建物100内で発生する熱であれば、発電により生じる熱以外の熱を回収して温水を生成することもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、衛生管理システム1は、建物内で生成された温水を貯湯槽10に貯え、その温水を排水管P1へ送水するので、その温水により排水管が清掃される結果、専門業者が住宅まで出向いて作業する必要がなくなり、清掃にかかる労力や費用を低減することができる。
また、衛生管理システム1は、燃料電池FC1(発電設備)が発生した熱を利用して、温水を生成するので、発電とともに生じた熱を無駄なく利用でき、エネルギー効率が良好である。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図4〜図6を参照して説明する。図4は、本実施形態の衛生管理システム1aの構成を示す全体図である。同図を参照すると、衛生管理システム1aは、バルブ12の代わりに三方弁12aを備え、また、薬剤を添加する薬剤添加器(不図示)を更に備える点とで第1の実施形態の衛生管理システム1と異なる。
本実施形態の建物100aは、雨水管P3を更に備える点で第1の実施形態の建物100と異なる。雨水管P3は、雨水を雨水桝50に排水するための排水管であり、三方弁12aが切り替わることにより、貯湯槽10からの温水が供給される。
建物100aの敷地内には、雨水桝50が更に設けられる。雨水桝50は、雨水管P3から排水された雨水を溜める場所であり、雨水桝50に溜まった雨水は、下水管60に流れ込む。
図5は、衛生管理システム1の処理フローを説明するための図である。同図を参照すると、衛生管理システム1aは、薬剤添加器14および15を有する。
管理サーバ11は、定期的に、排水管P2または雨水管P3への給水先の切り替えを指示する制御信号を三方弁12aに送信する。
三方弁12aは、管理サーバ11の制御に従って、貯湯槽10からの温水の供給先を、給湯管P1、排水管P2、または雨水管P3に切り替える。
管理サーバ11は、排水管P2への切り替えを指示した後、薬剤添加器14に洗浄剤(薬剤)の添加を指示する制御信号を送信する。また、管理サーバ11は、雨水管P3への切り替えを指示した後、薬剤添加器15に害中駆除剤(薬剤)の添加を指示する制御信号を送信する。
薬剤添加器14は、管理サーバ11の制御に従って、排水管P2内を流れる温水に洗浄剤を添加する。薬剤添加器15は、管理サーバ11の制御に従って、雨水管P3内を流れる温水に害虫駆除剤を添加する。排水管P2は、洗浄剤を添加した温水により、洗浄され、雨水桝50内の害虫は、害虫駆除剤により駆除される。
温水の排水開始から一定時間が経過したとき、管理サーバ11は、薬剤添加器14または15に、薬剤の添加停止を指示する制御信号を送信する。そして、管理サーバ11は、三方弁12に、温水の給水先を給湯管P1に切り替えるように指示する制御信号を送信する。
図6は、管理サーバ11の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、管理サーバ11は、起動したとき、または前回清掃を行ったときから一定期間が経過したか否かを判断する(ステップS1)。
一定期間が経過していなければ(ステップS1:NO)、管理サーバ11は、ステップS1に戻る。一定期間が経過したならば(ステップS1:YES)、管理サーバ11は、三方弁12aに、排水管P2または雨水管P3への給水先の切り替えを指示する(ステップS3a)。管理サーバ11は、管理サーバ11は、排水管P2または雨水管P3への切り替えを指示した後、薬剤添加器14または15に、洗浄剤または害虫駆除剤の添加を指示する(ステップS4)。そして、管理サーバ11は、貯湯槽10に、温水の送水開始を指示する(ステップS5)。
管理サーバ11は、送水開始時から所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS7)。所定時間が経過していなければ(ステップS7:NO)、管理サーバ11は、ステップS7に戻る。所定時間が経過したならば(ステップS7:NO)、管理サーバ11は、薬剤添加器14または15に、洗浄剤または害中駆除剤の添加停止を指示する(ステップS8)。そして、管理サーバ11は、三方弁12aに、給湯管P1への給水先の切り替えを指示する(ステップS9a)。ステップS9aの後、管理サーバ11は、動作を終了する。
なお、本実施形態では、温水を排水管P2または雨水管P3に流すときは、常に薬剤を添加しているが、ユーザが薬品添加の有無を選択でき、衛生管理システム1は、ユーザの操作に従って、薬品を添加する構成としてもよい。
また、温水は1か月ごとに流し、洗浄剤は2か月ごとに添加するなど、温水を排水管P2に流す間隔と洗浄剤を添加する間隔とを異なるものとしてもよい。
また、ユーザが給水先を選択することができ、衛生管理システム1は、ユーザの操作に従って、給水先の切り替えを制御する構成としてもよい。
本実施形態では、薬剤添加器14および15をともに設ける構成としているが、衛生管理システム1aは、害虫駆除剤を添加する薬剤添加器15のみを設ける構成としてもよい。
雨水管P3内を流れる温水には、害虫駆除剤のみを添加する構成としているが、衛生管理システム1bは、害虫駆除剤に加えて洗浄剤を添加してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、衛生管理システム1aは、排水管P2に洗浄剤入りの温水を流すので、排水管P2内の汚れが落ちやすくなる。
また、衛生管理システム1aは、雨水管P3に害虫駆除剤入りの温水を流すので、雨水桝50内の害虫を容易に駆除することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図7および図8を参照して説明する。図7は、本実施形態の衛生管理システム1bの構成を示す全体図である。同図を参照すると、衛生管理システム1bは、貯湯槽および三方弁の組を複数制御する点が、第2の衛生管理システム1bと異なる。本実施形態では、衛生管理システム1bは、貯湯槽10および三方弁12aに加えて、貯湯槽20および三方弁22を制御する。
貯湯槽および三方弁は、集合住宅の各世帯に備えられている。ユーザは、複数の世帯のうち、いずれか1以上を制御対象として指定できる。管理サーバ11は、指定された世帯に備えられた貯湯槽等を制御する。
図8は、本実施形態の管理サーバ11の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、管理サーバ11は、ユーザにより、世帯が指定されたか否かを判断する(ステップS1b)。
世帯が指定されていなければ(ステップS1b:NO)、管理サーバ11は、ステップS1bに戻る。世帯が指定されたならば(ステップS1b:YES)、管理サーバ11は、指定された世帯の三方弁12aに、排水管P2または雨水管P3への給水先の切り替えを指示する(ステップS3b)。管理サーバ11は、排水管P2または雨水管P3への切り替えを指示した後、指定された世帯の薬剤添加器14または15に、洗浄剤または害虫駆除剤の添加を指示する(ステップS4b)。そして、管理サーバ11は、指定された世帯の貯湯槽10に、温水の送水開始を指示する(ステップS5b)。
管理サーバ11は、送水開始時から所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS7)。所定時間が経過していなければ(ステップS7:NO)、管理サーバ11は、ステップS7に戻る。所定時間が経過したならば(ステップS7:NO)、管理サーバ11は、指定された世帯の薬剤添加器14または15に、洗浄剤または害中駆除剤の添加停止を指示する(ステップS8b)。そして、管理サーバ11は、指定された世帯の三方弁12aに、給湯管P1への給水先の切り替えを指示する(ステップS9b)。ステップS9bの後、管理サーバ11は、動作を終了する。
なお、本実施形態では、世帯が指定されたとき、衛生管理システム1bは、直ちに清掃等を行う構成としているが、世帯ごとに温水を流す間隔を予め定めておき、指定後は、その間隔で定期的に清掃等を行う構成としてもよい。
また、図3、図6、または図8に示したフローチャートは、コンピュータプログラムを実行することにより実現することもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、管理サーバ11は、制御対象の世帯を指定できるので、必要な世帯のみについて、清掃または害虫駆除を行うことができる。
本発明の第1の実施形態の衛生管理システムの全体図である。 本発明の第1の実施形態の衛生管理システムの処理フローを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の管理サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の衛生管理システムの全体図である。 本発明の第2の実施形態の衛生管理システムの処理フローを説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の管理サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の衛生管理システムの全体図である。 本発明の第3の実施形態の管理サーバの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a、1b 衛生管理システム
10、20 貯湯槽
11 管理サーバ
12 バルブ
12a、22 三方弁
14、15 薬剤添加器
50 雨水桝
60 下水管
100、100a 建物
FC1 燃料電池
P1 給湯管
P2 排水管
P3 雨水管
S1〜S9、S3a、S9a、S1b〜S9b ステップ

Claims (9)

  1. 排水管を有する建物内で生成された所定温度以上の温水を貯える貯湯槽と、
    前記貯湯槽に貯えられた前記温水を前記排水管へ送水する旨を指示する指示手段と、
    前記指示手段により前記温水の前記排水管への送水が指示されたならば、該温水を該排水管へ送水する送水手段と、
    を有し、
    前記建物は、雨水管を更に有し、
    前記指示手段は、前記温水を前記雨水管へ送水する旨を更に指示し、
    前記送水手段は、前記指示手段により前記温水の前記排水管への送水が指示された場合、前記温水の送水先を該排水管に切り替えて、該温水を該排水管へ送水し、前記指示手段により前記温水の前記雨水管への送水が指示された場合、該温水の送水先を該雨水管に切り替えて、該温水を該雨水管へ送水する、衛生管理システム。
  2. 前記衛生管理システムは複数の前記貯湯槽を有し、
    前記指示手段は、複数の前記貯湯槽のうち、いずれか1以上の貯湯槽に蓄えられた前記温水を前記建物内の排水管へ送水する旨を指示する、請求項1に記載の衛生管理システム。
  3. 前記送水手段により前記排水管に送水される前記温水に洗浄剤を添加する、洗浄剤添加手段を更に有する、請求項1又は2に記載の衛生管理システム。
  4. 前記送水手段により前記雨水管に送水される前記温水に害虫駆除剤を添加する、駆除剤添加手段を更に有する、請求項に記載の衛生管理システム。
  5. 前記建物に電力及び熱を供給する発電設備を更に有し、
    前記温水は、前記発電設備により供給された熱で前記貯湯槽内に貯えられた水を加熱することにより生成される、請求項1乃至のいずれか1項に記載の衛生管理システム。
  6. 所定温度以上の温水を貯える複数の貯湯槽と、排水管と、雨水管とを有する建物内における、該複数の貯湯槽のうち、いずれか1以上の貯湯槽を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された前記貯湯槽に貯えられた前記温水の前記排水管への送水を指示する送水手段と、
    を有し、
    前記指示手段は、前記温水を前記雨水管へ送水する旨を更に指示し、
    前記送水手段は、前記指示手段により前記温水の前記排水管への送水が指示された場合、前記温水の送水先を該排水管に切り替えて、該温水を該排水管へ送水し、前記指示手段により前記温水の前記雨水管への送水が指示された場合、該温水の送水先を該雨水管に切り替えて、該温水を該雨水管へ送水する、管理サーバ。
  7. 排水管および雨水管を有する建物内で生成された所定温度以上の温水を貯湯槽に貯え、
    前記温水を前記排水管へ送水する旨又は前記温水を前記雨水管へ送水する旨を指示し、
    前記温水の前記排水管への送水が指示された場合、前記温水の送水先を該排水管に切り替えて、該温水を該排水管へ送水し、前記温水の前記雨水管への送水が指示された場合、該温水の送水先を該雨水管に切り替えて、該温水を該雨水管へ送水する、衛生管理方法。
  8. 所定温度以上の温水を貯える複数の貯湯槽と、該複数の貯湯槽に対応する複数の三方弁と、排水管と、雨水管とを有する建物内における、該複数の貯湯槽のうち、いずれか1以上の貯湯槽を指定し、
    指定した前記貯湯槽に貯えられた前記温水の前記排水管又は前記雨水管への送水を指示し、
    前記温水の前記排水管への送水を指示した場合、前記指定した貯湯槽、前記排水管および前記雨水管に接続される前記三方弁を制御させて前記温水の送水先を該排水管に切り替えさせ、前記温水の前記雨水管への送水を指示した場合、該三方弁を制御させて該温水の送水先を該雨水管に切り替えさせる、管理サーバの制御方法。
  9. コンピュータに、
    所定温度以上の温水を貯える複数の貯湯槽と、該複数の貯湯槽に対応する複数の三方弁と、排水管と、雨水管とを有する建物内における、該複数の貯湯槽のうち、いずれか1以上の貯湯槽を指定する指定手順
    前記指定手順により指定された前記貯湯槽に貯えられた前記温水の前記排水管又は前記雨水管への送水を指示する指示手順、及び
    前記指示手順が前記温水の前記排水管への送水を指示するものである場合、前記指定された貯湯槽、前記排水管および前記雨水管に接続される前記三方弁を制御して前記温水の送水先を該排水管に切り替え、前記指示手順が前記温水の前記雨水管への送水を指示するものである場合、該三方弁を制御して該温水の送水先を該雨水管に切り替える手順、
    を実行させるためのプログラム。
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