JP5112190B2 - 探傷試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タービン発電機ロータシャフトのスロットダブテール部に適用される探傷試験方法に関する。
タービン発電機ロータシャフトのスロットダブテール部、すなわち、挿入されるロータコイル楔の肩部合目近傍のシャフト側には、運転時にフレッティング疲労割れが発生することがある。
定期検査時にこのフレッティング疲労割れを検出する方法としては、エンドリング及びロータコイル楔を分解した上で表面探傷を行う磁粉探傷試験や渦流探傷試験が知られている。
ところが、エンドリング及びロータコイル楔を分解するには、ロータを製造工場に持ち込む必要があり、発電プラント停止期間が長くなり、電力会社にとって負担が大きい。そこで、分解を伴わず、サイト(現場)で行うことができる内部探傷手法である超音波探傷試験がよく採用される。例えば、特許文献1には、フェイズドアレイ法による検査方法が記載されている。
特開2001−116728号公報
ところで、スロットダブテール部に超音波探傷試験を適用する上で考慮しなくてはいけないのは、探傷面であるロータシャフト外周面に対し、スロットダブテール部がもつスロット角度である。
スロット角度は、ロータシャフト1の製造図面が入手可能な場合は既知であるが、そうでない場合は超音波探触子の選定のため、事前に測定する必要がある。
また、フレッティング疲労割れのような一般に開口幅が狭く、方向性のある欠陥の検出精度を上げるには、スロット角度の制約がある中で、モード変換損失のないよう、欠陥に対する超音波ビームの反射角を調整する必要がある。
欠陥が検出された場合は、運転継続可能か、補修が必要かの判断を下すために、欠陥深さを測定する必要がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、タービン発電機ロータシャフトのスロットダブテール部に対する超音波探傷試験を能率的に行うことが可能な探傷試験方法を提供することを目的とする。
本発明に係る探傷試験方法は、タービン発電機ロータシャフトのスロットダブテール部に適用される探傷試験方法であって、可変角超音波探触子を用いて前記スロットダブテール部のスロット角度を特定する角度特定ステップと、前記角度特定ステップでの特定結果に基づき、斜角超音波探触子もしくはフェイズドアレイ探触子を用いて前記スロットダブテール部の欠陥を検出するための探傷を実施する探傷実施ステップと、前記探傷実施ステップで欠陥が検出された場合に、斜角超音波探触子を用いて前記スロットダブテール部表面からの欠陥の深さを測定する欠陥深さ測定ステップとを含み、前記角度特定ステップにおいて、前記ロータシャフトの外周面に設置される縦波可変角超音波探触子による超音波ビームの前記スロットダブテール部からの反射エコーの振幅が最大となる超音波入射角およびビーム路程に基づき、前記スロットダブテール部のスロット角度を算出すると共に、前記スロットダブテール部の前記ロータシャフトの外周面からの深さを算出することを特徴とする。
本発明によれば、タービン発電機ロータシャフトのスロットダブテール部に対する超音波探傷試験を能率的に行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る探傷試験方法の試験対象となるスロットダブテール部を有するタービン発電機ロータシャフトの鉄心部の一例を示す断面図である。
同図に示されるように、ロータシャフト1は、図示しないロータコイルおよびロータコイル楔を装着するための複数のスロット2を有する。また、ロータシャフト1は、これらのロータコイルおよびロータコイル楔がスロット2に装着されているときに当該ロータコイル楔の肩部が当接するスロットダブテール部3を有する。
図2は、図1に示されるロータシャフト1のスロット2にロータコイル4およびロータコイル楔5が装着されたときの構造の一例を示す斜視図である。また、図3は、図2に示されるロータコイル4およびロータコイル楔5が装着されたロータシャフト1の外観の一例を示す斜視図である。
これらの図に示されるように、ロータシャフト1のスロット2にロータコイル4が挿入され、ロータコイル楔5により当該ロータコイル4が固定される。このときロータコイル楔5の肩部はスロットダブテール部3が当接しており、ロータの運転時にはスロットダブテール部3にフレッティング疲労割れが発生することがある。本実施形態では、こうした欠陥に対する探傷試験を、ロータコイル4およびロータコイル楔5を装着したままで行う。
図4は、本実施形態に係る探傷試験方法に使用する機器類の一例を示す図である。
本実施形態では、超音波探傷器100、各種の超音波探触子(フェイズドアレイ探触子を含む)101,102,…、情報処理装置(コンピュータ、情報携帯端末など)200などを使用する。
超音波探傷器100は、超音波探触子101,102,…を通じて、ロータシャフト1のスロットダブテール部3などの対象に対する超音波探傷試験を実施するための機器である。情報処理装置200は、当該試験において必要となる各種の計算(角度や寸法などの計算)を行うための機器である。
図5は、本実施形態に係る探傷試験方法を構成する処理手順の一例を示す図である。
本実施形態では、スロットダブテール部3に対する超音波探傷試験を、スロット角度特定(角度特定ステップ)S1、スロットダブテール部の探傷(探傷実施ステップ)S2、欠陥深さ測定(欠陥深さ測定ステップ)S3の順に行う。
スロット角度特定S1においては、スロットダブテール部3のスロット角度(傾斜角度)を求める。まず、製造図面の入手が可能か否かを確認する。このとき、例えば情報処理装置200の記録媒体に予め登録されている情報に基づいて所望の製造図面の有無を確認するようにしてもよい。製造図面があれば、当該図面からスロットダブテール部3のスロット角度を特定し、無ければ、可変角超音波探触子を用いてスロットダブテール部3のスロット角度の測定を行う。このときに必要となる各種の計算は、情報処理装置200を用いて行うことができる。
スロットダブテール部探傷S2においては、スロット角度特定S1での特定結果に基づき、斜角超音波探触子もしくはフェイズドアレイ探触子を用いてスロットダブテール部3の欠陥を検出するための探傷を実施する。
欠陥深さ測定S3においては、スロットダブテール部探傷S2の結果、欠陥が検出された場合には、超音波探触子を用いて欠陥の深さを測定する。ここで、スロットダブテール部探傷S2により検出される欠陥の大きさが一定未満の場合、欠陥の深さと欠陥から得られる反射エコーの振幅との関係を利用する振幅法により当該欠陥の深さを測定する。一方、スロットダブテール部探傷S2により検出される欠陥の大きさが一定以上の場合、TOFD(Time Of Flight Diffraction)法により当該欠陥の深さを測定する。
以下、スロット角度特定S1、スロットダブテール部探傷S2、欠陥深さ測定S3の各々の詳細について順次説明する。
(スロット角度特定)
図6〜図9を参照して、スロット角度特定S1について説明する。スロット角度は、ロータシャフト1の製造図面が入手可能な場合は既知であるが、そうでない場合は超音波探触子の選定のため、事前に測定する。
図6は、ロータシャフト1の外周面に設置される縦波可変角超音波探触子11による超音波ビームのスロットダブテール部3からの反射エコーを検出する様子を示す図である。また、図7は、スロットダブテール部3のスロット角度の測定に使用する各種のパラメータを示す図である。図中、αは超音波(縦波)入射角、βは超音波(横波)屈折角、δは探傷面の曲率角、φはスロット角度、Lはビーム路程、Zはスロットダブテール部深さ、を示す。
このスロット角度測定においては、縦波可変角超音波探触子11による超音波ビームのスロットダブテール部3からの反射エコーの振幅が最大となる超音波入射角αおよびビーム路程Lに基づき、スロットダブテール部3のスロット角度φを算出すると共に、スロットダブテール部深さZを算出する。
各種パラメータの間には、次の計算式(1)〜(3)に示される関係がある。
β=sin−1{(5900/2730)sinα} …(1)
φ=β+δ …(2)
Z=Lcosφ …(3)
ここで、スロット角度測定の処理手順の詳細を、図8を参照して説明する。
まず、分度器等により曲率角δを測定する(ステップS11)。
曲率角δは、ロータシャフト1へ入射する超音波ビームの入射点P1でのシャフト表面上の接線L1に対する法線L2と、スロットダブテール部3に当接するロータコイル楔およびロータコイルの深さ方向の線(スロットの中心線)L3と、が成す角度である。
次に、スロットダブテール部3での反射エコーのピークを検出する(ステップS12)。
例えば、超音波探傷器100の画面においては、Aスコープ(横軸:時間もしくは距離、縦軸:エコー高さ)により、図9に示されるような波形が得られる。すなわち、図6中に示したアクリル樹脂A中の探傷面での多重反射のピーク13が2つ現れる間に、スロットダブテール部3での反射エコーが現れる期間14があり、その中のピーク15を検出する。
次に、ピーク15での入射角αを探触子目盛などから得て、この入射角αと計算式(1)とから、屈折角βを算出する(ステップS13)。
次に、曲率角δと屈折角βと計算式(2)とから、スロット角度φを算出する(ステップS14)。
最後に、超音波探傷器100の画面からビーム路程Lを求め、このビーム路程Lとスロット角度φと計算式(3)とから、スロットダブテール部深さZを算出する(ステップS15)。このスロットダブテール部深さZは、後述するスロットダブテール部探傷S2で使用する超音波探触子を設置する際の位置の目安に利用される。
例えば、上記ビーム路程Lについては、図9に示される波形から、1回目の探傷面における反射(2つのピーク13のうちの最初の方)からピーク15までの期間16に相当するビーム路程Lを算出する。
(スロットダブテール部探傷)
図10〜図17を参照して、スロットダブテール部探傷S2について説明する。
図10は、スロットダブテール部3における欠陥での反射角、超音波入射角および超音波探触子における傾き角の設定に使用する各種のパラメータを示す図である。図中、γは探触子上部から見た傾き角、θは欠陥での反射角)、Xはスロットタブテール部軸方向距離、Yはスロットダブテール部円周方向距離を示す。α,β,δ,φ,L,Zは図7にて既に述べた通りである。また、図11の(a),(b)は、それぞれ、スロットダブテール部探傷S2に使用する横波斜角超音波探触子21に関わる入射角α,傾き角γを示す図である。また、図12の(a),(b)は、それぞれ、同横波斜角超音波探触子21と欠陥Kとの配置関係をy軸方向,x軸方向に見たときの図である。
このスロットダブテール部探傷S2においては、スロットダブテール部3の探傷を実際に実施する前準備として、ロータシャフト1の外周面に設置される横波斜角超音波探触子21からの超音波ビームの欠陥Kでの反射角θが所定の角度もしくは一定範囲に収まる角度となるように調整する。ここでは、反射角θを、横波から縦波へのモード変換損失のない45度、もしくはその前後の35〜55度程度とする。
更に、入射角αに加え、傾き角γ(超音波ビームのロータシャフト1の外周面上の入射点P1と欠陥Kでの反射点とを結ぶ線と入射点P1と欠陥Kでの反射点におけるスロットダブテール部3の表面に対する法線がロータシャフト1の外周面に交差する点P2とを結ぶ軸方向線とが成す角度を当該ロータシャフト1の深さ方向に見た、即ち、横波斜角超音波探触子21上部から見たときの傾き角)を、上記反射角θに基づき、調整する。これにより、横波斜角超音波探触子21の首振り走査を最小限に抑えた前後左右の走査を行うことにより、欠陥6を精度よく検出することが可能となる。
各種パラメータの間には、次の計算式(4)〜(6)に示される関係がある。
Figure 0005112190
β=cos−1(sinφcosθ) …(5)
Figure 0005112190
これらの計算式により、上述のスロット角度特定S1で求めたスロット角度φと、決定した反射角θとから、入射角α、屈折角β、傾き角γを求めることができる。従って、これらの角度に基づき、横波斜角超音波探触子21の最適な選定もしくは設定を行うことができる。
また、次の計算式(7)〜(9)に示される関係もある。
X=Z×tanβ×cosγ …(7)
Y=Z×tanβ×sinγ …(8)
L=Z/cosβ …(9)
これらの計算式により、横波斜角超音波探触子21と欠陥Kとの間の各種寸法を求めることができる。
図13は、横波斜角超音波探触子21の最適な選定もしくは設定を通じて探傷が実施される様子を示す図である。
同図に示されるように、ロータシャフト1の外周面に設置した横波斜角超音波探触子21によりスロットダブテール部3に対する探傷を実施し、検出される欠陥Kの大きさ等を超音波探傷器100側で観測する。
ここで、スロットダブテール部探傷S2の処理手順の詳細を、図14を参照して説明する。
まず、欠陥Kでの反射角θを、例えば、横波から縦波へのモード変換損失のない45度、もしくはその前後の35〜55度程度に決める(ステップS21)。
次に、スロット角度特定S1で特定したスロット角度φと、決定した反射角θと、計算式(4)〜(6)とから、入射角α、屈折角β、傾き角γを算出する(ステップS22)。
次に、これら入射角α、屈折角β、傾き角γに基づき、横波斜角超音波探触子21の最適な選定もしくは設定を行う(ステップS23)。
最後に、最適な選定もしくは設定が行われた横波斜角超音波探触子21により、スロットダブテール部3に対する探傷を実施する(ステップS24)。この探傷により欠陥Kが検出され、大きさ等が超音波探傷器100の画面にて観測される。
例えば、超音波探傷器100の画面においては、Aスコープ(横軸:時間もしくは距離、縦軸:エコー高さ)により、図15に示されるような波形が得られる。すなわち、発信波22が現れた後、ビーム路程Lに相当する期間26を経て、スロットダブテール部3の欠陥Kでの反射エコーが現れる期間23があり、その中のピーク24の高さ25を得る。この高さ25に基づき、欠陥Kの大きさを判定することができる。
なお、ここまでは横波斜角超音波探触子21を用いてスロットダブテール部3の探傷を行う例を示したが、代わりに、図16に示されるように、フェイズドアレイ探触子31を用いてスロットダブテール部3の探傷を行うようにしてもよい。
この場合、図10に示される傾き角γを固定にした状態で、最適な反射角(θ=45度)を中心に屈折角βが変化するように超音波ビームを振る走査(セクタースキャン)を行うことにより、スロットダブテール部3に対する探傷を実施する。
このとき、超音波探傷器100の画面においては、図17に示されるように、Aスコープから欠陥Kでの反射エコー32を含む波形が得られ、Bスコープからは超音波ビーム33を中心とする走査範囲内に欠陥Kの影を含むセクター探傷画像(断面画像)が得られる。これらの画像から欠陥Kの大きさを判定することも可能である。
(欠陥深さ測定)
図18〜図23を参照して、欠陥深さ測定S3について説明する。
図18は、スロットダブテール部3の表面からの欠陥深さを説明するための図である。欠陥深さDは、スロットダブテール部3の表面に垂直な方向における欠陥Kの長さに相当する。
反射エコーの振幅が飽和しない程度の小さい欠陥の場合、振幅法により欠陥深さDを求める。この場合、図19に示されるような「基準感度での人口欠陥深さ−振幅の関係」を示すデータを使用する。このデータを作成するには、横波斜角超音波探触子21を用い、予め作成しておいたモックアップ試験片のある既知深さの人工欠陥からのエコーを超音波探傷器100の画面上の一定の高さ(基準感度)に合わせておき、その基準感度で様々な深さの人口欠陥からのエコーの高さ(振幅)を測定し記録する。
ここで、欠陥深さ測定S3を振幅法により実施する場合の処理手順の詳細を、図20を参照して説明する。
まず、スロット角度特定S1で求めたスロット角度φを元に、エコーが飽和しない程度に小さい既知深さの人口欠陥を入れたモックアップ試験片を用意する(ステップS31)。
次に、特定深さの人口欠陥からのエコーを超音波探傷器100の画面上の一定の高さ(基準感度)に合わせる(ステップS32)。
次に、基準感度で様々な深さの人口欠陥からのエコーの高さ(振幅)を測定し記録することにより、「基準感度での人口欠陥深さ−振幅の関係」を示すデータを作成する(ステップS33)。
次に、実際のスロットダブテール部3の探傷において、ビーム路程Lに応じた横波斜角超音波探触子21の距離振幅特性曲線に基づく感度補正量を上記基準感度に加えたものを探傷感度とする(ステップS34)。
最後に、欠陥Kからの反射エコーを検出した場合、その反射エコーの振幅と、「基準感度での人口欠陥深さ−振幅の関係」とを照らし合わせることにより、欠陥深さDを求める。
このように振幅法を用いることにより、スロットダブテール部3の小さな欠陥の深さを的確に求めることができる(ステップS35)。
一方で、欠陥6からの反射エコーの振幅が飽和してしまう程の大きな欠陥の場合、TOFD法により欠陥深さDを求める。この場合、図21に示されるように、前述の横波斜角超音波探触子21と同じ屈折角β及び傾き角γを有する2つの縦波斜角超音波探触子41,42をロータシャフト1表面上にて対向させ、TOFD(Time Of Flight Diffraction)法を適用することで、ラテラル波のビーム路程L,回折波のビーム路程L,底面波のビーム路程Lと、次の計算式(10)とから、スロットダブテール部3の欠陥深さDを求める。
Figure 0005112190
ここで、欠陥深さ測定S3をTOFDにより実施する場合の処理手順の詳細を、図22を参照して説明する。
まず、前述の横波斜角超音波探触子21と同じ屈折角β及び傾き角γを有する2つの縦波斜角超音波探触子41,42をロータシャフト1表面上にて対向させ、TOFDに基づく探傷を行う(ステップS41)。
次に、超音波探傷器100の画面において、AスコープのRF表示により、図23に示されるような波形を得て、これよりラテラル波のビーム路程L、回折波のビーム路程L、底面波のビーム路程Lを得る(ステップS42)。
最後に、個々のビーム路程L、L、Lと計算式(10)とから、欠陥深さDを求める。
このようにTOFDを用いることにより、スロットダブテール部3の大きな欠陥の深さを的確に求めることができる。
以上、詳述したように本実施形態によれば、スロット角度特定S1、スロットダブテール部の探傷S2、欠陥深さ測定S3を通じて、タービン発電機ロータシャフトのスロットダブテール部に対する超音波探傷試験を能率的に行うことが可能となる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る探傷試験方法の試験対象となるスロットダブテール部を有するタービン発電機ロータシャフト1の鉄心部の一例を示す断面図。 図1に示されるロータシャフト1のスロット2にロータコイル4およびロータコイル楔5が装着されたときの構造の一例を示す斜視図。 図2に示されるロータコイル4およびロータコイル楔5が装着されたロータシャフト1の外観の一例を示す斜視図。 同実施形態に係る探傷試験方法に使用する機器類の一例を示す図。 同実施形態に係る探傷試験方法を構成する処理手順の一例を示す図。 ロータシャフト1の外周面に設置される縦波可変角超音波探触子11による超音波ビームのスロットダブテール部3からの反射エコーを検出する様子を示す図。 スロットダブテール部3のスロット角度の測定に使用する各種のパラメータを示す図。 スロット角度測定の処理手順の詳細を示すフローチャート。 スロット角度測定において超音波探傷器100の画面上で得られる波形を示す図。 スロットダブテール部3における欠陥での反射角θ、超音波入射角αおよび超音波探触子における傾き角γの設定に使用する各種のパラメータを示す図。 スロットダブテール部探傷S2に使用する横波斜角超音波探触子21に関わる入射角α,傾き角γを示す図。 横波斜角超音波探触子21と欠陥Kとの配置関係をy軸方向,x軸方向に見たときの図。 横波斜角超音波探触子21の最適な選定もしくは設定を通じて探傷が実施される様子を示す図。 スロットダブテール部探傷S2の処理手順の詳細を示すフローチャート。 スロットダブテール部探傷S2において超音波探傷器100の画面上で得られる波形を示す図。 フェイズドアレイ探触子31を用いてスロットダブテール部3の探傷を行う様子を示す図。 スロットダブテール部探傷S2において超音波探傷器100の画面上で得られるセクター探傷画像および波形を示す図。 スロットダブテール部3の表面からの欠陥深さDを説明するための図。 基準感度での人口欠陥深さ−振幅の関係を示すデータの一例を示す図。 欠陥深さ測定S3を振幅法により実施する場合の処理手順の詳細を示すフローチャート。 欠陥深さ測定S3をTOFD法により実施する様子を示す図。 欠陥深さ測定S3をTOFDにより実施する場合の処理手順の詳細を示すフローチャート。 TOFD法による欠陥深さ測定S3において超音波探傷器100の画面上で得られる波形を示す図。
符号の説明
1…ロータシャフト、2…スロット、3…スロットダブテール部、4…ロータコイル、5…ロータコイル楔、11…縦波可変角超音波探触子、21…横波斜角超音波探触子、31…フェイズドアレイ探触子、41,42…縦波斜角超音波探触子、100…超音波探傷器、101,102…超音波探触子、200…情報処理装置、S1…スロット角度特定、S2…スロットダブテール部探傷、S3…欠陥深さ測定、α…超音波入射角、β…超音波屈折角、δ…探傷面の曲率角、φ…スロット角度、L…ビーム路程、Z…スロットダブテール部深さ、γ…傾き角、θ…反射角、X…スロットダブテール部軸方向距離、Y…スロットダブテール部円周方向距離、D…欠陥深さ、LL…ラテラル波のビーム路程、LD…回折波のビーム路程、LB…底面波のビーム路程。

Claims (6)

  1. タービン発電機ロータシャフトのスロットダブテール部に適用される探傷試験方法であって、
    可変角超音波探触子を用いて前記スロットダブテール部のスロット角度を特定する角度特定ステップと、
    前記角度特定ステップでの特定結果に基づき、斜角超音波探触子もしくはフェイズドアレイ探触子を用いて前記スロットダブテール部の欠陥を検出するための探傷を実施する探傷実施ステップと、
    前記探傷実施ステップで欠陥が検出された場合に、斜角超音波探触子を用いて前記スロットダブテール部表面からの欠陥の深さを測定する欠陥深さ測定ステップと
    を含み、
    前記角度特定ステップにおいて、
    前記ロータシャフトの外周面に設置される縦波可変角超音波探触子による超音波ビームの前記スロットダブテール部からの反射エコーの振幅が最大となる超音波入射角およびビーム路程に基づき、前記スロットダブテール部のスロット角度を算出すると共に、前記スロットダブテール部の前記ロータシャフトの外周面からの深さを算出することを特徴とする探傷試験方法。
  2. 前記探傷実施ステップにおいて、
    超音波ビームの欠陥での反射角が所定の角度もしくは一定範囲に収まる角度となるように調整することを特徴とする請求項に記載の探傷試験方法。
  3. 前記探傷実施ステップにおいて、
    超音波入射角に加え、超音波ビームの前記ロータシャフトの外周面上の入射点と欠陥での反射点とを結ぶ線と前記入射点と前記欠陥での反射点における前記スロットダブテール部の表面に対する法線が前記ロータシャフトの外周面に交差する点とを結ぶ軸方向線とが成す角度を当該ロータシャフトの深さ方向に見たときの傾き角を、前記反射角に基づき、調整することを特徴とする請求項に記載の探傷試験方法。
  4. 前記探傷実施ステップにおいて、
    フェイズドアレイ探触子を用いて前記スロットダブテール部に対するセクタースキャンを実施することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の探傷試験方法。
  5. 前記欠陥深さ測定ステップにおいて、
    前記探傷実施ステップにより検出される欠陥の大きさが一定未満の場合、欠陥の深さと欠陥から得られる反射エコーの振幅との関係を利用する振幅法により当該欠陥の深さを測定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の探傷試験方法。
  6. 前記欠陥深さ測定ステップにおいて、
    前記探傷実施ステップにより検出される欠陥の大きさが一定以上の場合、TOFD(Time Of Flight Diffraction)法により当該欠陥の深さを測定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の探傷試験方法。
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