JP5112135B2 - 多方活栓及び液体吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は、多方活栓及びこれを用いて複数種類の液体から必要量を分注して吐出するための液体吐出器に関するものである。
従来、放射性液体などの液体供給手段から必要量を分注して吐出する液体吐出器において、2種以上の液体をそれぞれ共通のシリンジに吸引して一方向に吐出させるために、複数の三方活栓を連結させた流路切替え機構が用いられることが多い(例えば特許文献1及び特許文献2を参照)。この場合、複数の三方活栓のそれぞれのコックを個別に回転させることによって、シリンジと、液体供給手段及び吐出口のいずれかが順次連通される。
特開2002−306609号公報 特開2006−132984号公報
しかしながら、従来のように流路切替え機構として複数の三方活栓を連結させる構成をとる場合には、連結される三方活栓の数だけコックを回転させる機構が必要となるため、混合する液体の種類が増えるごとに流路切替え機構のサイズも大きくなるという問題があった。また、三方活栓ごとに個別の制御系が必要となるため、流路切替え機構全体の構造や制御系が複雑なものとなり、故障の頻発や制御に要する時間の増大などの事態が考えられ、機構の信頼性が低くなるという問題があった。
ここで、三方活栓は、単体(1つの駆動系)で2方向の流路を切替えることが可能である。従って、流路切替え機構が複雑化するのを抑え、信頼性を向上させるために、単体の活栓(1つの駆動系)で少なくとも3方向の流路を切替えることができると好ましい。
本発明は、上記の問題点を解決し、単体で少なくとも3方向の流路を切替えることが可能な多方活栓、及びこの多方活栓を利用した信頼性の高い液体吐出器を提供することを目的とする。
本発明に係る多方活栓は、円柱状の中軸であって、軸線方向に延びる内部流路、及び該内部流路と外側面とを連通する複数の連通孔を有する中軸と、中軸を軸線周りに回動可能に収容し、複数の連通孔と連通可能であると共に外部と連通する第1のポート及び少なくとも3つの第2のポートを有するハウジングと、を備え、中軸をハウジング内で回動させることにより、いずれか二つの連通孔及び内部流路を介して、第1のポートといずれか一の第2のポートとを順次切替えて連通させるように構成され、中軸をハウジング内で回動させることにより、第1のポート及び第2のポートの全てを中軸の外側面により閉じると共に、複数の連通孔の全てをハウジングの周面により閉じるように構成されている。
この構成により、中軸をハウジング内で回動させることにより、第1のポートと、少なくとも3つの第2のポートのいずれか1つとが順次切替えて連通される。このように、単体の多方活栓により、少なくとも3方向の流路を切替えることが可能となる。また、第1のポートと連通されていない他の第2のポートは、中軸の外側面により閉じた状態となり、無用な連通が生じないので、多方活栓の用途を広げることができる。
また、この構成により、多方活栓から液体が漏出したり、多方活栓へ液体が浸入するのを防止することができる。
本発明に係る多方活栓では、中軸が、軸線方向の第1の高さ位置に設けられ、第2のポートの数と少なくとも同数の第1の連通孔と、第2の高さ位置に設けられた第2の連通孔とを有し、中軸がハウジングに収容されたときに、第1のポートが第1の高さ位置に配置されるように設けられており、第2のポートが第2の高さ位置に配置されるように設けられているのが好適である。
この構成により、中軸がハウジングに収容された状態で回動することにより、第1の連通孔のいずれか1つが第1のポートと連通し、第2の連通孔が第2のポートのいずれか1つと連通しており、他の第2のポートが中軸の外側面により閉じられている状態、または、第1及び第2のポートのすべてが中軸の外側面により閉じられている状態となる。このように、単体の多方活栓により、少なくとも3方向の流路を切替えることが可能となる。また、単体の多方活栓で切替え可能な流路の数を増やしたい場合には、ハウジングの第2のポート及び中軸の第1の連通孔を増やせば良く、多方活栓を簡便に設計することができるので、多方活栓の拡張性を高めることができる。
本発明に係る多方活栓では、中軸が、軸線方向の第1の高さ位置に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔から軸線周りに所定の間隔を隔て第2の高さ位置に設けられた第2の連通孔と、該第2の連通孔と軸線を挟んで対向するよう前記第1及び第2の高さ位置の間の第3の高さ位置に設けられた第3の連通孔とを有し、中軸がハウジングに収容されたときに、第1のポート及び一の第2のポートが第1の高さ位置に配置されるように設けられており、他の第2のポートが第2の高さ位置に配置されるように設けられており、軸線方向からみたときの第1のポート及び一の第2のポートの配置が、軸線方向からみたときの第2の連通孔及び第1の連通孔の配置と対応しており、ハウジングが、中軸を収容する内側面に、第1のポートから軸線方向に第2の高さ位置までわたる溝部をさらに有するのが好適である。
この構成により、中軸がハウジングに収容された状態で回動することにより、第1の連通孔が第1のポートと連通し、第2の連通孔が第2の高さ位置にある他の第2のポートのいずれかと連通している状態、第3の連通孔が溝部を介して第1のポートと連通し、第2の連通孔が第2の高さ位置にある他の第2のポートのいずれかと連通している状態、第2の連通孔が溝部を介して第1のポートと連通し、第1の連通孔が第1の高さ位置にある一の第2のポートと連通している状態、又は第1及び第2のポートのすべてが中軸の外側面により閉じられている状態となる。このように、単体の多方活栓により、少なくとも3方向の流路を切替えることが可能となる。
また、本発明に係る液体吐出器は、複数種類の液体から必要量を分注して吐出するための液体吐出器であって、上述した多方活栓のうちいずれか1つの多方活栓と、多方活栓の第1のポートに連結された吸引吐出器と、多方活栓の第2のポートのいずれか1つに連結された出力用のチューブと、多方活栓の第2のポートの残りのいずれかに連結された複数の液体供給手段と、を有する。
このような構成により、単体の多方活栓によって、吸引吐出器と複数の液体供給手段のいずれか1つとが連通されて、複数の液体がそれぞれ吸引吐出器に吸引可能な状態、及び吸引吐出器と出力用のチューブとが連通されて、吸引吐出器から液体を吐出可能な状態の少なくとも3方向の流路が順次切替えられる。このように、従来のように3方向以上の流路を切替えるために複数の三方活栓を連結させる必要がないので、液体吐出器を小型化することができる。さらに、液体吐出器に利用する活栓の数が少なくなるので、液体吐出器全体の構造や制御系をシンプルにすることができるようになり、液体吐出器の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る多方活栓によると、単体で少なくとも3方向の流路を切替えることができ、この多方活栓を利用した液体吐出器の信頼性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。以下の実施形態では、多方活栓の一例としての四方活栓について説明する。また、図面の上側を「上方」又は「上端」、図面の下側を「下方」又は「下端」という。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る多方活栓の構成を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の多方活栓10は、中軸11、ハウジング17、及びコック23を含んで構成されている。
中軸11は、円柱状をなす部材である。中軸11には、軸線方向に延びる内部流路12が設けられている。また、中軸11の内部流路12と外側面13との間には、内部流路12と外側面13とを連通する第1の連通孔14a,14b,14c及び第2の連通孔15が形成されている。
第1の連通孔14a,14b,14cは、軸線方向の下端から第1の高さ位置L1に、第1の連通孔14bから軸線周りにそれぞれ略90度の角度を隔て第1の連通孔14a,14cが配置されるよう設けられている。
第2の連通孔15は、軸線方向の下端から第2の高さ位置L2に、軸線を挟んで第1の連通孔14bと対向する方向に形成されている。本実施形態では、図1に示すように第2の連通孔15が中軸11の軸線方向の上方に、第1の連通孔14a,14b,14cが下方に形成されている。
中軸11の軸線方向の第2の連通孔15より上方には、軸線周りの外側面13に沿ってOリング16が設けられている。Oリング16は、中軸11に一体的に設けられた凸部が、ハウジング17に設けられた凹部に嵌合するよう構成されており、中軸11がハウジング17に収容される際に、中軸11とハウジング17との気密性又は液密性を保つことができる。
ハウジング17は、中軸11を軸線周りに回動可能に収容する部材である。ハウジング17には、中軸11を収容する有底の内腔18が形成されており、さらに、内腔18の周面19とハウジング17の外周との間には、外部と連通する第1のポート20及び第2のポート21a,21b,21cが形成されている。
第1のポート20は、中軸11がハウジング17に収容されたときに、コック23を回動させることにより、第1の連通孔14a,14b,14cのいずれか1つと順次連通することができる。すなわち、第1のポート20は、内腔18の底面22から第1の高さ位置L1に設けられている。
第2のポート21a,21b,21cのそれぞれは、中軸11がハウジング17に収容されたときに、コック23を回動させることにより、第2の連通孔15と順次連通することができる。すなわち、第2のポート21a,21b,21cは、内腔18の底面22から第2の高さ位置L2に設けられている。
また、第2のポート21bは軸線を挟んで第1のポート20と対向する方向に設けられ、第2のポート21bから軸線周りにそれぞれ略90度の角度を隔て第2のポート21a,21cが設けられている。本実施形態では、図1に示すように第2のポート21a,21b,21cが軸線方向の上方に、第1のポート20が下方に形成されている。
ここで、ハウジング17の第2のポート21a,21b,21cの個数は、中軸11の第1の連通孔14a,14b,14cのものと同一である。また、軸線方向からみたときのハウジング17の第1のポート20及び第2のポート21a,21b,21cの軸線周りの配置は、中軸11の第2の連通孔15及び第1の連通孔14a,14b,14cの配置と対応している。すなわち、軸線方向からみたときのハウジング17の第1のポート20及び第2のポート21a,21b,21cの軸線周りの角度間隔が、中軸11の第2の連通孔15及び第1の連通孔14a,14b,14cのものと同一である。
また、中軸11の上端には、中軸11がハウジング17に収容された際に中軸11の回動操作を行うためのコック23が、中軸11の第2の連通孔15と同方向になるように取り付けられている。
次に、上述したような構成の多方活栓10の作用について図2〜5を参照して説明する。図2〜5において、(a)はコック23を一方向に回動させた状態を示す斜視図であり、(b)はこの状態における多方活栓内の流路を示す概略図である。
図2(a)に示すように、コック23を第2ポート21aの方向へ回動させた場合には、図2(b)に示すように、ハウジング17の第1のポート20が、中軸11の第1の連通孔14c、内部流路12、第2の連通孔15を介して、第2のポート21aと連通する。また、このとき、他の第2のポート21b,21cは、中軸11の外側面13によって閉じられた状態となる。また、中軸11の第1の連通孔14a,14bは、ハウジング17の周面19によって閉じた状態となる。
図3(a)に示すように、コック23を第2ポート21bの方向へ回動させた場合には、図3(b)に示すように、ハウジング17の第1のポート20が、中軸11の第1の連通孔14b、内部流路12、第2の連通孔15を介して、第2のポート21bと連通する。また、このとき、他の第2のポート21a,21cは、中軸11の外側面13によって閉じられた状態となる。また、中軸11の第1の連通孔14a,14cは、ハウジング17の周面19によって閉じた状態となる。
図4(a)に示すように、コック23を第2ポート21cの方向へ回動させた場合には、図4(b)に示すように、ハウジング17の第1のポート20が、中軸11の第1の連通孔14a、内部流路12、第2の連通孔15を介して、第2のポート21cと連通する。また、このとき、他の第2のポート21a,21bは、中軸11の外側面13によって閉じられた状態となる。また、中軸11の第1の連通孔14b,14cは、ハウジング17の周面19によって閉じた状態となる。
図5(a)に示すように、コック23を第1ポート20の方向へ回動させた場合には、図5(b)に示すように、ハウジング17の第1のポート20及び第2ポート21a,21b,21cが、中軸11の第1の連通孔14a,14b,14c及び第2の連通孔15のいずれとも連通しない状態となる。すなわち、第1のポート20及び第2のポート21a,21b,21cのすべてが、中軸11の外側面13により閉じられている状態となる。また、中軸11の第1の連通孔14a,14b,14cは、ハウジング17の周面19によって閉じた状態となる。
以上説明したように、本実施形態に係る多方活栓10では、中軸11がハウジング17に収容された状態で回動されることにより、第1の連通孔14a,14b,14cのいずれか1つが第1のポート20と連通し、第2の連通孔15が第2のポート21a,21b,21cのいずれか1つと連通しており、他の第2のポートが中軸の外側面により閉じられている状態、または、第1のポート20及び第2のポート21a,21b,21cのすべてが中軸11の外側面13により閉じられている状態となる。
このように、単体の多方活栓10により、3方向の流路を切替えることが可能となる。また、第1のポート20と連通されていない他の第2のポートは、中軸の外側面により閉じた状態となり、無用な連通が生じないので、多方活栓の用途を広げることができる。また、単体の多方活栓で切替え可能な流路の数を増やしたい場合には、ハウジング17の第2のポート21a,21b,21c及び中軸11の第1の連通孔14a,14b,14cを同数及び同配置となるように増やせば良く、多方活栓を簡便に設計することができるので、多方活栓の拡張性を高めることができる。
また、本実施形態の多方活栓10は、中軸11をハウジング17内で回動させることにより、第1のポート20及び第2のポート21a,21b,21cの全てを中軸11の外側面13により閉じると共に、第1の連通孔14a,14b,14c及び第2の連通孔15の全てをハウジング17の周面により閉じるように構成される。この構成により、多方活栓40から液体が漏出したり、多方活栓40へ液体が浸入するのを防止することができる。
なお、第1の連通孔14a〜14c及び第2のポート21a〜21cの個数は上述の実施形態ではそれぞれ3個としていたが、第1の連通孔14a〜14cが第2のポート21a〜21cの数と少なくとも同数ならば、3個以上の任意の個数であってもよい。
また、第1の連通孔14a〜14c及び第2のポート21a〜21cの配置は、上述の実施形態では略90度間隔で等間隔としたが、同一の高さ位置ならば任意の間隔で配置してもよい。
また、第2の連通孔15は、2個以上設けてもよい。
また、回動操作を行うためのコック23は、図1に示したような一方向に延出したものに限らず、2以上の方向に延出したものやハンドルなど他の形状であってもよい。また、自動化する場合には、制御可能なモータを取付けると良い。
また、中軸11の内部流路12は上記の実施形態のように中軸の軸線方向に閉じられたものではなく、例えば中軸11の下面において開口する形態でもよい。この場合、ハウジングの内腔18の底面22の中心には軸線方向に伸びる突起部が設けられ、この突起部と中軸11の内部流路12の下面の開口部とが、内部流路12を密閉するように嵌合される。
また、ハウジング17の内腔18は、上記の実施形態のように底面22をもたずハウジング17を下方に貫通する形態でもよい。この場合、内腔18の下方の開口部を封止するための封止部材が、中軸11の下端に装着される。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る多方活栓10を利用した液体吐出器の一例として、放射性液体の吐出装置について説明する。図6に示すように、放射性液体の吐出装置30は、放射性液体の原液を貯留する液体バイアル(液体供給手段)31と、放射性液体を分注するためのシリンジ(吸引吐出器)32と、放射性液体を希釈する希釈液を供給する希釈液供給部(液体供給手段)33と、放射性液体を吐出先へ出力するための出力用チューブ34と、液体バイアル31、希釈液供給部33及び出力用チューブ34と、シリンジ32とを互いに連通する多方活栓10と、を備えて構成されている。
ここで、放射性液体とは、例えば、半減期の短い核種(例えば、ポジトロン放出核種として、15Oは2分、11Cは20分、18Fは110分の半減期を持つ)で標識された、15O−水や11C−メチオニンや18F−FDG(フルオロデオキシグルコース)である。また、希釈液とは、例えば蒸留水や生理食塩水である。
また、出力用チューブ34を介した放射性液体の吐出先としては、例えば、分注用のバイアルに一旦貯留させる形態や、投与針によって被験者の体内に直接投与する形態がある。
多方活栓10の第1のポート20は、シリンジ32とチューブとを介して接続されている。多方活栓10の第2のポートの21aは、チューブを介して液体バイアル31に接続されている。多方活栓10の第2のポート21bは、出力用チューブ34に接続されている。多方活栓10の第2のポート21cは、チューブを介して希釈液供給部33に接続されている。
なお、液体バイアル31、希釈液供給部33及び出力用チューブ34は、多方活栓10の第2のポート21a,21b,21cのいずれかに接続されていればよく、図6の例以外の接続の組み合わせでもよい。
次に、この放射性液体の吐出装置30の作用について説明する。まず、多方活栓10のコック23が第2のポート21aの方向へ回動され、多方活栓10の第1のポート20及び第2のポート21aが連通される。このとき、液体バイアル31とシリンジ32とが連通した状態となっている。この状態で、シリンジ32を吸引方向に駆動させて、液体バイアルから所望量の放射性液体を取得する。なお、この状態では、多方活栓10の他の第2のポート21b,21cは共に閉じられているので、希釈液供給部33と出力用チューブ34とは互いに連通していない。
次に、多方活栓10のコック23が第2のポート21bの方向へ回動され、多方活栓10の第1のポート20及び第2のポート21bが連通される。このとき、シリンジ32と出力用チューブ34とが連通した状態となっている。この状態でシリンジ32を吐出方向に駆動させて、所望量の放射性液体が出力用チューブ34を介して吐出先へ吐出される。なお、この状態では、多方活栓10の他の第2のポート21a,21cは共に閉じられているので、液体バイアル31と希釈液供給部33とは互いに連通していない。
さらに、必要に応じて、多方活栓10のコック23を第2のポート21cの方向へ回動して、シリンジ32と希釈液供給部33とを連通させ、シリンジ32に所定量の希釈液を吸引し、その後、多方活栓10のコック23を第2のポート21bの方向へ回動して、シリンジ32と出力用チューブ34とを連通させ、出力用チューブ34を介して吐出先へ希釈液を吐出してもよい。このようにすれば、吐出先に貯留された放射性液体を希釈することができる。
なお、放射性液体と希釈液とをシリンジ32から個別に吐出先へ吐出するのではなく、放射性液体と希釈液と一度にシリンジ32へ吸引してシリンジ内で放射性液体を希釈した上で吐出先へ吐出させてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る多方活栓10を利用した放射性液体の吐出装置30では、単体の多方活栓10(1つの駆動系であるコック23)によって、シリンジ32と、液体バイアル31又は希釈液供給部33とが連通されて、放射性液体又は希釈液がそれぞれシリンジ32に吸引可能な状態、及びシリンジ32と出力用チューブ34とが連通されて、シリンジ32から放射性液体又は希釈液が吐出可能な状態の3方向の流路が順次切替えられる。このように、従来のように3方向以上の流路を切替えるために複数の三方活栓を連結させる必要がないので、分注装置30を小型化することができる。さらに、吐出装置30に利用する活栓の数が少なくなるので、吐出装置30全体の構造や制御系をシンプルにすることができるようになり、吐出装置30の信頼性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る多方活栓の構成を示す斜視図である。図7に示すように、本実施形態の多方活栓40は、中軸41、ハウジング48、及びコック55を含んで構成されている。
中軸41は、円柱状をなす部材である。中軸41には、軸線方向に延びる内部流路42が設けられている。また、中軸41の内部流路42と外側面43との間には、内部流路42と外側面43とを連通する第1の連通孔44、第2の連通孔45及び第3の連通孔46が形成されている。
第1の連通孔44は、軸線方向の下端から第1の高さ位置L1に形成されている。また、第2の連通孔45は、軸線方向の下端から第2の高さ位置L2に、軸線方向の上方からみて、第1の連通孔44から軸線を中心として時計回りに略90度を隔て形成されている。本実施形態では、図7に示すように第2の連通孔45が中軸41の軸線方向の上方に、第1の連通孔44が下方に形成されている。
第3の連通孔46は、第1の高さ位置L1及び第2の高さ位置L2の間の位置に、第2の連通孔45と軸線を挟んで対向する方向に形成されている。
中軸41の軸線方向の第2の連通孔45より上方には、軸線周りの外側面43に沿ってOリング47が設けられている。Oリング47は、中軸41に一体的に設けられた凸部が、ハウジング48に設けられた凹部に嵌合するよう構成され、中軸41がハウジング48に収容される際に、中軸41とハウジング48との気密性又は液密性を保つことができる。
ハウジング48は、中軸41を軸線周りに回動可能に収容する部材である。ハウジング48には、中軸41を収容する内腔49が形成されており、さらに、内腔49の周面50とハウジング48の外周との間には、外部と連通する第1のポート51及び第2のポート52a,52b,52cが形成されている。
第1のポート51及び第2のポート52cは、中軸41がハウジング48に収容されたときに、内腔49の底面53から第1の高さ位置L1に設けられている。また、第2のポート52a,52bは、内腔49の底面53から第2の高さ位置L2に設けられている。
また、第2のポート52bは軸線を挟んで第1のポート51と対向する方向に設けられ、第2のポート52bから軸線周りにそれぞれ略90度の角度を隔て第2のポート52a,52cが設けられている。
さらにハウジング48の内腔49の周面50には、第1のポート51の位置から、軸線方向に沿って第2の高さ位置L2にわたる溝部54が形成されている。溝部54は、図8に示すように、上端54aが第2のポート52bの周面50側の開口部の上端と同じ高さ位置となり、下端54bが第1のポート51の周面50側の開口部の下端と同じ高さ位置となるように形成される。
第1のポート51は、中軸41がハウジング48に収容されたときに、コック55を回動させることにより、溝部54を介して、中軸41の第1の連通孔44、第2の連通孔45及び第3の連通孔46のすべてと順次連通することができる。
また、第2のポート52a,52bのそれぞれは、中軸41がハウジング48に収容されたときに、コック55を回動させることにより、中軸41の第2の連通孔45と順次連通することができる。また、第2のポート52cは、中軸41の第1の連通孔44と連通可能である。
ここで、軸線方向からみたときのハウジング48の第1のポート51及び第2のポート52cの軸線周りの配置は、中軸41の第1の連通孔44及び第3の連通孔46の配置と対応している。また、軸線方向からみたときの第2のポート52a,52b,52cの配置は、中軸41の第3の連通孔46、第1の連通孔44及び第2の連通孔45の配置と対応している。すなわち、軸線方向からみたときのハウジング48の第1のポート51及び第2のポート52cの軸線周りの角度間隔が、中軸41の第1の連通孔44及び第3の連通孔46のものと同一であり、軸線方向からみたときの第2のポート52a,52b,52cの角度間隔が、中軸41の第3の連通孔46、第1の連通孔44及び第2の連通孔45のものと同一である。
中軸41の上端には、中軸41がハウジング48に収容された際に中軸41の回動操作を行うためのコック55が、中軸41の第2の連通孔45と同方向になるように取り付けられている。
次に、上述したような構成の多方活栓40の作用について図9〜12を参照して説明する。図9〜12において、(a)はコック55を一方向に回動させた状態を示す斜視図であり、(b)はこの状態における多方活栓内の流路を示す概略図である。
図9(a)に示すように、コック55を第2ポート52aの方向へ回動させた場合には、図9(b)に示すように、ハウジング48の第1のポート51が、中軸41の第1の連通孔44、内部流路42、第2の連通孔45を介して、第2のポート52aと連通する。また、このとき、他の第2のポート52b,52cは、中軸41の外側面43によって閉じられた状態となる。また、中軸41の第3の連通孔46は、ハウジング48の周面50によって閉じた状態となる。
図10(a)に示すように、コック55を第2ポート52bの方向へ回動させた場合には、図10(b)に示すように、ハウジング48の第1のポート51が、溝部54、中軸41の第3の連通孔46、内部流路42、第2の連通孔45を介して、第2のポート52bと連通する。また、このとき、他の第2のポート52a,52cは、中軸41の外側面43によって閉じられた状態となる。また、中軸41の第1の連通孔44は、ハウジング48の周面50によって閉じた状態となる。
図11(a)に示すように、コック55を第1ポート51の方向へ回動させた場合には、図11(b)に示すように、ハウジング48の第1のポート51が、溝部54、中軸41の第2の連通孔45、内部流路42、第1の連通孔44を介して、第2のポート52cと連通する。また、このとき、他の第2のポート52a,52bは、中軸41の外側面43によって閉じられた状態となる。また、中軸41の第3の連通孔46は、ハウジング48の周面50によって閉じた状態となる。
図12(a)に示すように、コック55を第2ポート52cの方向へ回動させた場合には、図12(b)に示すように、ハウジング48の第1のポート51及び第2ポート52a,52b,52cが、中軸41の第1の連通孔44、第2の連通孔45及び第3の連通孔46のいずれとも連通しない状態となる。すなわち、第1のポート51及び第2のポート52a,52b,52cのすべてが、中軸41の外側面43により閉じられている状態となる。また、中軸41の第1の連通孔44、第2の連通孔45、第3の連通孔46は、ハウジング48の周面50によって閉じた状態となる。
以上説明したように、本実施形態に係る多方活栓40では、中軸41がハウジング48に収容された状態で回動することにより、第1の連通孔44が第1のポート51と連通し、第2の連通孔45が第2のポート52aと連通している状態、第3の連通孔46が溝部54を介して第1のポート51と連通し、第2の連通孔45が第2のポート52bと連通している状態、第2の連通孔45が溝部54を介して第1のポート51と連通し、第1の連通孔44が第2のポート52cと連通している状態、又は第1のポート51及び第2のポート52a,52b,52cのすべてが中軸41の外側面43により閉じられている状態となる。このように、単体の多方活栓により3方向の流路を切り替えることができる。
また、本実施形態の多方活栓40は、中軸41をハウジング48内で回動させることにより、第1のポート51及び第2のポート52a,52b,52cの全てを中軸41の外側面43により閉じると共に、第1の連通孔44、第2の連通孔45、第3の連通孔46の全てをハウジング48の周面により閉じるように構成される。この構成により、多方活栓40から液体が漏出したり、多方活栓40へ液体が浸入するのを防止することができる。
そして、本実施形態の多方活栓40は、第1実施形態の多方活栓10と同様に、図6に示した、放射性液体の吐出装置30を一例とする液体吐出器に適用可能である。
なお、上記の実施形態では、第2の連通孔45は、軸線方向の上方からみて、第1の連通孔44から軸線を中心として時計回りに略90度を隔て形成されていたが、第2の高さ位置L2であるならば、第1の連通孔44から軸線周りに任意の間隔を隔て形成されてよい。
また、回動操作を行うためのコック55は、図1に示したような一方向に延出したものに限らず、2以上の方向に延出したものやハンドルなど他の形状であってもよい。
また、中軸41の内部流路42は上記の実施形態のように中軸41の軸線方向に閉じられたものではなく、例えば中軸41の下面において開口する形態でもよい。この場合、ハウジング48の内腔49の底面53の中心には軸線方向に伸びる突起部が設けられ、この突起部と中軸41の内部流路42の下面の開口部とが、内部流路42を密閉するように嵌合される。
また、ハウジング48の内腔49は、上記の実施形態のように底面53をもたずハウジング48を下方に貫通する形態でもよい。この場合、内腔49の下方の開口部を封止するための封止部材が、中軸41の下端に装着される。
本発明の第1の実施形態に係る多方活栓の構成を示す分解斜視図である。 第1の実施形態においてコックを第2ポート21aの方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。 第1の実施形態においてコックを第2ポート21bの方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。 第1の実施形態においてコックを第2ポート21cの方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。 第1の実施形態においてコックを第1ポート20の方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。 本実施形態に係る多方活栓を利用した放射性液体の吐出装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る多方活栓の構成を示す分解斜視図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 第2の実施形態においてコックを第2ポート52aの方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。 第2の実施形態においてコックを第2ポート52bの方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。 第2の実施形態においてコックを第1ポート51の方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。 第2の実施形態においてコックを第2ポート52cの方向に回動させたときの多方活栓内の流路を示す図である。
符号の説明
10,40…多方活栓、11,41…中軸、12,42…内部流路、13,43…外側面、14a,14b,14c,44…第1の連通孔、15,45…第2の連通孔、17,48…ハウジング、20,51…第1のポート、21a,21b,21c,52a,52b,52c…第2のポート、23,55…コック、30…吐出装置(液体吐出器)、31…液体バイアル(液体供給手段)、32…シリンジ(吸引吐出器)、33…希釈液供給部(液体供給手段)、34…出力用チューブ、46…第3の連通孔、54…溝部。

Claims (4)

  1. 円柱状の中軸であって、軸線方向に延びる内部流路、及び該内部流路と外側面とを連通する複数の連通孔を有する中軸と、
    前記中軸を軸線周りに回動可能に収容し、前記複数の連通孔と連通可能であると共に外部と連通する第1のポート及び少なくとも3つの第2のポートを有するハウジングと、を備え、
    前記中軸を前記ハウジング内で回動させることにより、いずれか二つの前記連通孔及び前記内部流路を介して、前記第1のポートといずれか一の前記第2のポートとを順次切替えて連通させるように構成され
    前記中軸を前記ハウジング内で回動させることにより、前記第1のポート及び前記第2のポートの全てを前記中軸の外側面により閉じると共に、前記複数の連通孔の全てを前記ハウジングの周面により閉じるように構成された多方活栓。
  2. 前記中軸が、前記軸線方向の第1の高さ位置に設けられ、前記第2のポートの数と少なくとも同数の第1の連通孔と、第2の高さ位置に設けられた第2の連通孔とを有し、
    前記中軸が前記ハウジングに収容されたときに、前記第1のポートが前記第1の高さ位置に配置されるように設けられており、前記第2のポートが前記第2の高さ位置に配置されるように設けられている、請求項1に記載の多方活栓。
  3. 前記中軸が、前記軸線方向の第1の高さ位置に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔から軸線周りに所定の間隔を隔て第2の高さ位置に設けられた第2の連通孔と、該第2の連通孔と軸線を挟んで対向するよう前記第1及び第2の高さ位置の間の第3の高さ位置に設けられた第3の連通孔とを有し、
    前記中軸が前記ハウジングに収容されたときに、前記第1のポート及び一の前記第2のポートが前記第1の高さ位置に配置されるように設けられており、他の前記第2のポートが前記第2の高さ位置に配置されるように設けられており、
    前記軸線方向からみたときの前記第1のポート及び前記一の前記第2のポートの配置が、前記軸線方向からみたときの前記第2の連通孔及び前記第1の連通孔の配置と対応しており、
    前記ハウジングが、前記中軸を収容する内側面に、前記第1のポートから軸線方向に前記第2の高さ位置までわたる溝部をさらに有する、請求項1に記載の多方活栓。
  4. 複数種類の液体から必要量を分注して吐出するための液体吐出器であって、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の多方活栓と、
    前記多方活栓の第1のポートに連結された吸引吐出器と、
    前記多方活栓の第2のポートのいずれか1つに連結された出力用のチューブと、
    前記多方活栓の第2のポートの残りのいずれかに連結された複数の液体供給手段と、
    を有する液体吐出器。
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