JP5108033B2 - 無線通信におけるハンドオーバー - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
この出願は、2007年3月17日付け提出された「HANDOVER WITHOUT RACH」と題された米国仮出願第60/895,453号の優先権を主張する。上記出願の全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
(技術分野)
以下の説明は、一般に無線通信に関し、より詳しくは無線通信ネットワークにおけるハンドオーバーに関する。
無線通信システムは、例えばボイス(voice)、データなどのような、様々な通信コンテンツを提供するために、広く配置される。標準的な無線通信システムは、利用可能なシステム資源(例えば、バンド幅、送信電力、…)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであっても良い。上記多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム及び同類のものを含んでも良い。さらに、それらシステムは、例えば第3世代パートナーシッププロジェクト(third generation partnership project)(3GPP)、3GPPロングタームエボリューション(long term evolution)(LTE)などのような仕様に準拠できる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時に(simultaneously)サポートできる。各々のモバイルデバイスは、順方向リンク及び逆方向リンク上の伝送(transmissions)を通して、1又は複数の基地局と通信できる。順方向リンク(又は、ダウンリンク)は、基地局からモバイルデバイスへの通信を指し、逆方向リンク(又は、アップリンク)は、モバイルデバイスから基地局への通信を指す。さらにまた、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(single-input single-output)(SISO)システム、多重入力単一出力(multiple-input single-output)(MISO)システム、多重入力多重出力(multiple-input multiple-output)(MIMO)システムなどを通して、確立されても良い。加えて、モバイルデバイスは、ピア・ツー・ピアの無線ネットワーク構成において、他のモバイルデバイス(及び/又は、基地局(他の基地局を使って))と通信可能である。
MIMOシステムは、一般に、データ伝送のための複数(N)個の送信アンテナ及び複数(N)個の受信アンテナを使用する。アンテナは、基地局とモバイルデバイスの両方にかかわることができ、一例を挙げれば、無線ネットワーク上のデバイス間の双方向通信を可能にする。モバイルデバイスがサービスエリア中の至る所に動いても、そのデバイスための通信は、1又は複数の基地局間でハンドオーバーすることができる。例えば、利用可能な基地局が、現在そのモバイルデバイスと通信している基地局に比べてより良好な信号又はサービスを提供(offer)することができる場合に、そのデバイスは、その利用可能な基地局へハンドオーバーできる。これは、一般的に、資源を要求しスケジュールするためのランダムアクセスチャネル(random access channel)(RACH)を用いることによって達成される。しかしながら、RACHは、アクティブな通信ネットワークにおいて使用され過ぎになる可能性がある。
以下は、1又は複数の実施形態の基本的な理解を与えるために、当該実施形態の簡易化した概要を示す。この概要は、すべての予期された実施形態の外延的な要旨ではない。また、この概要は、すべての実施形態の重要な(key)又は重大な(critical)な要素を特定するものではないこと、あるいは、任意の又は全ての実施形態の範囲を表すものではないこと意図されている。唯一の目的は、後で示されるより詳細な説明に対する前置きとして簡易化した形で1又は複数の実施形態のいくつかの概念を示すことである。
1又は複数の実施形態及びその対応する開示に従って、ランダムアクセス部分の代わりにターゲットデバイスに関係するバンド幅の共有データ部分を利用する無線通信ネットワークをハンドオーバーするのを支援することに関連して、様々な態様が説明される。共有データ部分を使用することは、個々のランダムアクセス部分の必要なく、ターゲットデバイスに対するハンドオーバーを可能にする。それゆえ、ハンドオーバー手順は、最適化でき、また、バンド幅のランダムアクセス部分は、過負荷の影響を受けにくくできる。
関連する態様に従って、無線ネットワークにおける通信をハンドオーバーするための方法が提供される。前記方法は、セクターにおける少なくとも一つのモバイルデバイスへ無線ネットワーク通信サービスを提供することを含む。前記方法は、前記モバイルデバイスを代行して、異なるセクターの少なくとも一つの基地局からの共有データアップリンク通信チャネル資源を、該モバイルデバイスの該基地局へのハンドオーバーを支援するために、要求することを更に含むことができる。
他の態様は、無線通信装置に関係する。前記無線通信装置は、モバイルデバイスから受信された測定レポートに少なくとも部分的に基づいて(based at least in part on)、異なるセクターの基地局からのアップリンク通信資源を要求するように構成された、少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。また、前記無線通信装置は、前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリを含むことができる。
さらに他の態様は、モバイルデバイス通信をハンドリングするためのアップリンク資源を要求する無線通信装置に関係する。前記無線通信装置は、モバイルデバイスのための異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源の要求と、前記異なる無線通信装置から、前記アップリンク通信資源を受信するための手段を含むことができる。前記無線通信装置は、前記モバイルデバイスによる前記アップリンク通信資源の使用を支援するための手段を更に含むことができる。
さらに他の態様は、コンピュータプログラムプロダクトに関係する。それは、少なくとも一つのコンピュータに、セクターにおける少なくとも一つのモバイルデバイスへ無線ネットワーク通信サービスを提供させるためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を有する。前記ンピュータ読み取り可能な媒体は、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記モバイルデバイスを代行して、異なるセクターの少なくとも一つの基地局からの共有データアップリンク通信チャネル資源を、該モバイルデバイスの該基地局へのハンドオーバーを支援するために、要求させるためのコードを更に含むことができる。さらに、前記ンピュータ読み取り可能な媒体は、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局からの前記共有データアップリンク通信チャネル資源を、前記モバイルデバイスへ割り当てさせるためのコードを含むことができる。
他の態様に従って、無線通信システムにおける装置は、モバイルデバイスのための異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源を要求し、前記異なる無線通信装置から、前記アップリンク通信資源を受信し、及び、前記モバイルデバイスによる前記アップリンク通信資源の使用を支援するように構成されたプロセッサを含むことができる。また、前記装置は、前記プロセッサに接続されたメモリを含むことができる。
さらなる態様において、無線ネットワークにおける通信のハンドオーバーを要求するための方法が提供される。前記方法は、少なくとも一つの使用可能な基地局に関係する測定レポートを送信することを含むことができる。また、前記方法は、前記測定レポートに関する前記少なくとも一つの基地局のうちの少なくとも一つに関係する共有データチャネル資源を受信することと、前記共有データチャネル資源上で初期ハンドオーバーデータを送信することを含むことができる。
他の態様は、無線通信装置に関係する。無線通信装置は、前記ターゲット基地局の共有データチャネル上で初期ハンドオーバーデータを送信することによって、通信をソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするように構成された少なくとも一つのプロセッサを含むことができる。また、無線通信装置は、前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリを含むことができる。
さらに他の態様は、無線ネットワークにおける通信ハンドオーバーを要求するための無線通信装置に関係する。前記無線通信装置は、ターゲット基地局に関係する共有データチャネル上で、拡張サイクリックプレフィックス(extended cyclic prefix)を用いて、初期ハンドオーバーデータを送信するための手段と、前記共有データチャネルとの同期に関係するタイミング情報を受信するための手段と、前記共有データチャネルで、標準サイクリックプレフィックス(standard cyclic prefix)を用いて、後続する通信データを送信するための手段とを含むことができる。
さらに他の態様は、コンピュータプログラムプロダクトに関係する。それは、少なくとも一つのコンピュータに、少なくとも一つの使用可能な基地局に関係する測定レポートを送信させるためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を有することができる。また、前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記測定レポートに関する前記少なくとも一つの基地局のうちの少なくとも一つに関係する共有データチャネル資源を受信させるためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むことができる。さらに、前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記共有データチャネル資源上で初期ハンドオーバーデータを送信させるためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むことができる。
他の態様に従って、無線通信しすてむにおける装置は、ターゲット基地局に関係する共有データチャネル上で、拡張サイクリックプレフィックスを用いて、初期ハンドオーバーデータを送信し、前記共有データチャネルとの同期に関係するタイミング情報を受信し、及び、前記共有データチャネルで、標準サイクリックプレフィックスを用いて、後続する通信データを送信するように構成されたプロセッサを含んで提供することができる。さらに、前記装置は、前記プロセッサに接続されたメモリを含むことができる。
前述の目的及び関連する目的(ends)の達成に向けて、1又は複数の実施形態は、以下に十分に説明され及びクレームで特に指摘された特徴を含む。以下の説明及び添付図面は、1又は複数の実施形態の或る説明のための態様を詳細に説明する。しかしながら、これら態様は、様々な実施形態の原理が使用できる様々な方法のうちのほんの少しを示している。また、説明された実施形態はそのようなすべての態様及びそれらの同等物を含むことが意図されている。
図1は、本明細書で説明される様々な態様に従った無線通信システムの説明図である。 図2は、無線通信環境の中での使用のための、例である通信装置の説明図である。 図3は、共有データチャネルを用いて通信のハンドオーバーを実現する、例である無線通信システムの説明図である。 図4は、モバイルデバイがセクター間を移動する、例である無線通信ネットワークの説明図である。 図5は、モバイルデバイスを代行してアップリンク通信資源を要求することを支援する、例である手順の説明図である。 図6は、基地局間の通信のハンドオーバーを支援する、例である説明図である。 図7は、無線ネットワークにおける通信のハンドオーバーを支援する、例であるモバイルデバイスの説明図である。 図8は、通信のハンドオーバーのための通信資源の要求を支援する、例であるシステムの説明図である。 図9は、本明細書で説明される様々なシステム及び方法とともに使用可能な、例である無線ネットワーク環境の説明図である。 図10は、モバイルデバイス通信のハンドオーバーのための通信資源を要求する、例であるシステムの説明図である。 図11は、ソースとターゲット基地局との間の通信をハンドオーバーする、例であるシステムの説明図である。
詳細な説明
これから、様々な実施形態が図面を参照しながら説明される。ここで、全体にわたって、同様の参照番号は、同様のエレメントを指すために用いられる。以下の記述では、説明のために、多くの特定の細部が、1又は複数の実施形態の深い理解を与えるために説明される。しかしながら、これら特定の細部なしに、上記(1又は複数の)実施形態が実施可能であることは明らかであろう。他の例において、1又は複数の実施形態の説明を容易にするために、既知の構造及びデバイスがブロック図の形で示される。
この出願において用いられるように、用語“コンポーネント(component)”、“モジュール(module)”、“システム(system)”及び同類のものは、コンピュータ関連のエンティティー、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアを指すことを意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル(executable)、実行のスレッド、プログラム、及び/又は、コンピュータであっても良いが、これらに制限されない。例として、コンピュータ・デバイス上で動作するアプリケーションと、そのコンピュータ・デバイスの両方とも、コンポーネントであることができる。1又は複数のコンポーネントがプロセス及び/又は実行のスレッドの内部に存在することができ、また、一つのコンポーネントが一つのコンピュータに局在し及び/又は2以上のコンピュータ間に分散されることができる。加えて、これらコンポーネントは、様々なデータ構造を記録した様々なコンピュータ読み取り可能な媒体から実行することができる。それらコンポーネントは、例えば1又は複数のデータパケットを有する信号(例えば、その信号を手段として、ローカルシステム、分散システムにおける及び/又は例えば他のシステムを有するインターネットのようなネットワークを横断する他のコンポーネントと情報をやりとりする、一つのコンポーネントからのデータ)に従うなど、ローカルプロセス及び/又はリモートプロセスを手段として、通信することができる。
さらに、モバイルデバイスに関連して、様々な実施形態が本明細書で説明される。モバイルデバイスはまた、システム、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者設備(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル、リモートステーション、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、又は、ユーザ装置(user equipment)(UE)と呼ぶことができる。モバイルデバイスは、携帯電話(cellular telephone)、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力があるハンドヘルドデバイス、コンピュータ・デバイス、又は、無線モデムに接続された他の制御演算装置(processing device)であっても良い。さらに、基地局に関連して、様々な実施形態が本明細書で説明される。基地局は、(1又は複数の)モバイルデバイスとの通信のために利用することができる。また、基地局は、アクセスポイント、Node B、evolved Node B(eNode B又はeNB)、ベース・トランシーバー・ステーション(base transceiver station)(BTS)又は他の専門用語で呼ぶことができる。
さらに、本明細書で説明される様々な態様又は特徴は、方法、装置、又は、標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技法を用いる製品として、実施することができる。本明細書で用いられる用語“製品(article of manufacture)”は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア又は媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することが意図されている。例えば、コンピュータ読み取り可能なデバイスは、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク・ドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、マグネットストライプなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)など)、スマートカード、及び、フラッシュメモリ素子(flash memory devices)(例えば、EPROM、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるが、それらに制限されるものではない。さらに、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、1又は複数のデバイス及び/又は情報を記憶するための他の機械読み取り可能な媒体を表すことができる。用語“機械読み取り可能な媒体(machine-readable medium)”は、無線チャネル、及び、(1又は複数の)インストラクション及び/又はデータを記憶(storing)、収容(containing)及び/又は運搬(carrying)する能力のある様々な他の媒体を含むことができるが、それらに制限されるものではない。
さて、図1を参照して、本明細書で示される様々な実施形態に従った無線通信システム100が説明される。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、一つのアンテナ・グループは、アンテナ104及び106を含むことができ、もう一つのグループは、アンテナ108及び110を含むことができ、さらなるグループは、アンテナ112及び114を含むことができる。二つのアンテナは、各々のアンテナ・グループを説明するためのものであるが、しかしながら、より多い又はより少ないアンテナを各々のグループについて使用することが可能である。基地局102は、送信機チェーン(transmitter chain)及び受信機チェーン(receiver chain)を更に含むことができる。当業者には認識されるであろうように、それらの各々は、順番に、信号の送信及び受信に関連する1又は複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を含むことができる。
基地局102は、例えばモバイルデバイス116のような1又は複数のモバイルデバイスと通信可能であるが、しかしながら、基地局102は、実質的には任意の数の、モバイルデバイス116及び122と同様のモバイルデバイスと通信可能であることは認識されるべきである。モバイルデバイス116及び122は、例えば、携帯電話(cellular phones)、スマートフォン(smart phones)、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピュータデバイス、衛星ラジオ、グローバル・ポジショニング・システム、PDA、及び/又は、無線通信システム100上で通信するための任意の他の適切なデバイスであっても良い。図示されるように、モバイルデバイス116は、アンテナ112及び114と通信する。ここで、アンテナ112及び114は、順方向リンク118上で情報をモバイルデバイス116へ送信し、逆方向リンク120上で情報をモバイルデバイス116から受信する。さらに、モバイルデバイス122は、アンテナ104及び106と通信する。ここで、アンテナ104及び106は、順方向リンク124上で情報をモバイルデバイス122へ送信し、逆方向リンク126上で情報をモバイルデバイス122から受信する。周波数分割双方向(frequency division duplex)(FDD)システムにおいて、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120により用いられるのとは異なる周波数バンドを利用することができ、順方向リンク124は、逆方向リンク126により用いられるのとは異なる周波数バンドを使用することができる。さらに、時分割双方向(time division duplex)(TDD)システムにおいて、順方向リンク118と逆方向リンク120とは、共通の周波数バンドを利用可能であり、順方向リンク124と逆方向リンク126とは、共通の周波数バンドを利用可能である。
各々のアンテナのグループ及び/又はそれらが通信するように指定されたエリアは、基地局102のセクターと呼ぶことができる。例えば、アンテナ・グループは、基地局102によりカバーされるエリアの一つのセクターの中にいるモバイルデバイスと通信するようにデザインすることができる。順方向リンク118及び124上の通信において、基地局102の送信アンテナは、モバイルデバイス116及び122のための順方向リンク118及び124の信号対雑音比を向上させるためのビームフォーミングを利用可能である。また、基地局102が、関連する範囲の至る所に散在するモバイルデバイス116及び122へ送信するためのビームフォーミングを利用する間、隣接するセルの中にいるモバイルデバイスは、すべてのモバイルデバイスに単一のアンテナを介して送信する基地局と比較して、干渉の影響をより受けにくくすることができる。さらに、図示されるように、モバイルデバイス116及び122は、ピア・ツー・ピア又はアドホック技術を用いることで互いに直接通信することができる。
一つの例に従って、システム100は、多重入力多重出力(MIMO)通信システムであっても良い。さらに、システム100は、実質的には、例えばFDD、TDD及び同類のもののような、通信チャネルを分割する(例えば、順方向リンク、逆方向リンク、…)ための任意のタイプの双方向技術を利用可能である。通信チャネルは、1又は複数の論理チャネルを含むことができる。上記論理チャネルは、モバイルデバイス116及び122と基地局102との間に(又は、例えば、ピア・ツー・ピア構成におけるモバイルデバイス116からモバイルデバイス122へ)異なるタイプのデータを送信するために提供可能である。上記チャネルは、制御データ、通常の(regular)共有データ(例えば、通信データ)、ランダム・アクセス・データ、ビーコン/パイロットデータ、ブロードキャストデータ及び/又は同類のものを送信するために存在することができる。例えば、基地局102は、基地局の資源にアクセスするためにモバイルデバイス116及び122により利用される共有データチャネルを確立することができる。加えて、例えば、基地局102は、該共有データチャネルに関係する制御情報を送信するための専用制御チャネルを持つことができる。
それらチャネル上の通信は、モバイルデバイス116及び122が衝突を避けるために所定の(given)チャネル上で異なった時間に(at different times)送信できるように、(例えば、OFDM、シングルキャリア周波数領域多重(single carrier frequency domain multiplexing)(SC−FDM)などを用いることで)直交していても良い。また、直交通信を容易にするために、モバイルデバイス116及び122は、そのチャネル上の送信に関してタイミングアドバンス(timing advance)を与えられても良い。タイミングアドバンスは、所定のモバイルデバイスが通信可能になる前の待機期間(waiting period)、又は、該デバイスがそのチャネル上で通信すべき期間などを指定(specify)することができる。加えて、データは、そのデータを送信するタイミングにおけるエラーを調整(adjusting)するサイクリックプレフィックスで通信することができる。例えば、サイクリックプレフィックスは、タイミングエラーのためにシンボルの一部が受信されない場合において、シンボル伝送の最初及び最後で再送信することができるチャネル上を送信される1又は複数のシンボルの一部であっても良い。所定のチャネルについて、サイクリックプレフィックスは、付加的なタイミングエラーを許容するために変化することができる(例えば、これは、そのチャネルのためのコネクションのタイプ、要求(demand)及び/又は方法に依存できる)。一つの例において、新たなデバイスからチャネル資源を取得するために利用されるチャネルは、そのチャネルのタイミングがそのデバイスに対して確実でないので、より大きなサイクリックプレフィックスを持つことができる。従前のシステムにおいて、例えば、ランダムアクセスチャネル(RACH)は、デバイスがコネクション要求又はハンドオーバー要求を送信することを可能にするために、より大きなサイクリックプレフィックスを持つことができる。
一つの例において、本明細書で説明される主題は、デバイスを或る基地局から他へ、その基地局の共有データチャネルを利用することによって、ハンドオーバーすることができる。例えば、モバイルデバイス116は、基地局102から異なる基地局(図示せず)へのハンドオーバーを要求することができる。基地局102は、モバイルデバイス116のための該異なる基地局102上のアップリンク資源を取得するハンドオーバーを要求するために、共有データチャネル上で該異なる基地局と通信することができる。モバイルデバイス116が該異なる基地局からの良好な信号を有する場合に、ハンドオーバーが発生することができ、モバイルデバイス116は、基地局102のダウンリンク共有データチャネルと該異なる基地局のそれとの間の差に少なくとも部分的に基づいて(based at least in part on)、該異なる基地局のためのタイミングを推定することができる。加えて、該異なる基地局は、タイミングにおける不確実さのために、より信頼できるハンドオーバーを支援するために、いくつかの時間周期(in some time periods)において、より大きなサイクリックプレフィックスを利用することができる。
図2に変わって、無線通信環境の中での使用のための通信装置200が説明される。通信装置200は、基地局若しくはその一部、モバイルデバイス若しくはその一部、又は、無線通信環境において送信されたデータを受信する実質的に任意の通信装置であっても良い。通信装置200は、異なる通信装置に関するデータを取得可能なターゲット情報受信機202、異なるデバイスからの通信をハンドオーバーするために、異なる通信装置からの資源を要求可能なターゲットハンドオーバー要求器204、及び、アップリンク資源を、該異なる通信装置から該異なるデバイスへ提供可能なターゲットアップリンク資源割り当て器206を含むことができる。
一つの例に従って、ターゲット情報受信機202は、1又は複数の異なる通信装置に関するデータを受信することができる。例えば、通信装置200及び該異なる通信装置は、携帯端末(mobile terminals)へ、その端末が該装置間でハンドオーバー可能なように、データアクセスを提供することができる。ハンドオーバーは、例えば、信号品質、該装置により提示されたサービス及び/又は同類のものに少なくとも部分的に基づくことができる。受信される情報は、1又は複数の異なる通信装置に関して、これら態様に関係することができ、また、携帯端末(例えば、測定レポートとして)、該異なる装置、他のネットワークコンポーネント及び/又は同類のものから、ターゲット情報受信機202により受信されることができる。加えて、その情報は、前に受信した情報などに少なくとも部分的に基づいて推論(inferred)又は推定(estimated)することができる。該受信された情報を用いることで、ターゲットハンドオーバー要求器204は、該携帯端末をハンドオーバーするための異なる通信装置を決定することができる。
例えば、該受信された情報は、複数の異なる通信装置に関連することができる。ターゲットハンドオーバー要求器204は、その情報(例えば、信号品質、提示されたサービスなど)に基づいて、携帯端末との通信をハンドオーバーするための最も適当な又は望ましい装置を決定することができる。一旦、異なる通信装置が決定されると、ターゲットハンドオーバー要求器204は、携帯端末を代行して、その異なる装置へハンドオーバーを要求し、その異なる装置からアップリンク資源を受信することができる。一つの例において、ターゲットアップリンク資源割り当て器206は、その携帯端末にその受信されたアップリンク資源を割り当て、その端末がRACHを使用せずにその異なる装置と通信できるようにすることができる。アップリンク資源が、OFDM及び/又はSC−FDMにおいて、共有データチャネル、1又は複数の制御チャネル(例えば、チャネル品質表示(channel quality indicator)(CQI)チャネル、スケジュール・リクエスト(SR)チャネルなど)、及び/又は同類のものに関係することができることは、認識されるべきである。
さて、図3を参照して、モバイルハンドオーバーにおける初期アクセスのためのアップリンク共有データチャネルを利用可能な無線通信システム300が説明される。システム300は、無線通信サービスを支援するために、モバイルデバイス304(及び/又は任意の数の異なるモバイルデバイス(図示せず))と通信可能な基地局302を含む。基地局302は、順方向リンクチャネル上で、情報をモバイルデバイス304へ送信することができる。さらに、基地局302は、逆方向リンク又はアップリンクチャネル上で、モバイルデバイス304から情報を受信することができる。加えて、モバイルデバイス304は、異なる基地局へハンドオーバーすることを要求することができる。さらに、システム300は、MIMOシステムであっても良い。加えて、システム300は、(例えば、3GPP、3GPP LTE、及び、同類のもののような)OFDMA及び/又はSC−FDMA無線ネットワーク上で動作することができる。また、一つの例において、基地局302における以下で図示され及び説明されるコンポーネント及び機能性は、モバイルデバイス304に同様に含まれることができ、逆もまた同様である。図示された構成は、説明を簡略化するために、これらコンポーネントを除いてある。
基地局302は、モバイルデバイス304に関連する測定レポートを取得可能な測定レポート受信機306を含む。該レポートは、モバイルデバイス304、異なるデバイス(1又は複数の基地局を含む)又はネットワークコンポーネントから送信されることが可能である。測定レポートは、モバイルデバイス304に対する周囲の(surrounding)基地局の品質(例えば、信号品質、資源品質、サービス品質などのような)に関連することができる。基地局302は、モバイルデバイス304のための1又は複数の異なる基地局からの資源を要求可能なターゲット資源要求器308を、更に含むことができる。例えば、それら資源は、測定レポートに少なくとも部分的に基づいて要求されることができる。また、例えば、それら資源は、ハンドオーバーのための適当な又は望ましい候補基地局から、他の利用可能な候補を考慮して、要求されることができる。基地局302は、該要求された資源を、該候補基地局からモバイルデバイス304へ提供可能なターゲット資源割り当て器310を、更に含むことができる。この点で、該異なる基地局の共有データチャネルは、使用されるべきRACHを要求することよりはむしろそこから資源を要求するために用いられることができる。
モバイルデバイス304は、周囲の(surrounding)基地局に関する情報を含む測定レポートを生成可能な測定レポート生成器312を含む。例えば、該レポートは、該基地局についての信号品質、該基地局により提示された要求サービス、該基地局により利用されるプロトコル、モバイルデバイス304についての該基地局に関する選好測定(preference measurement)及び/又は同類のものに関する情報を含むことができる。モバイルデバイス304は、異なる基地局との通信において利用するタイミングアドバンス差(timing advance difference)を決定可能なタイミング差計算器(timing difference calculator)314を、更に含むことができる。さらに、モバイルデバイス304は、ある基地局から次の基地局へ通信をハンドオーバーするための適切な時間を決定するために、異なる基地局の信号を測定可能な信号測定器316を、更に備える。
一つの例において、基地局302は、モバイルデバイス304へ通信資源を提供することができる。ハンドオーバーは、モバイルデバイス304のために要求されることができる。これは、基地局302、モバイルデバイス304、異なる基地局若しくはデバイス、異なるネットワークコンポーネント、及び/又は同類のものから、指示されることができる。例えば、モバイルデバイス304は、エリアの至る所に移動することができ、また、例えば、信号対雑音比の減少又は異なる基地局からの良好な信号を検出することができる。他の例において、ポジショニング・サービス(例えば、GPS)が、モバイルデバイス304のためのより良い基地局があるかどうかを判定するために、利用可能である。さらに、一つの例におけるモバイルデバイス304は、基地局302から利用できないサービスを要求することができる。とにかく、ハンドオーバーは、測定レポート生成器312に、周囲の(surrounding)又は利用可能な基地局に関する測定レポートを生成させるように、要求されることができる。該レポートは、上で明細に述べられたようであっても良い(例えば、信号情報、資源情報、サービス情報、及び/又は同類のものを含んでいる)。
モバイルデバイス304は、該レポートを、測定レポート受信機306へ送信することができる。測定レポート受信機306は、該レポートを、ハンドオーバーのための基地局を評価するために利用することができる。一つの例において、これは、モバイルデバイス304により指定された基地局を解析することを含むことができる。一旦、異なる基地局が選択されると、該測定レポートから最も良い候補を決定することによろうと、又は、モバイルデバイス304による指示を明確に受信することによろうと、ターゲット資源要求器308は、モバイルデバイス304を代行して、該異なる基地局からのアップリンク資源を要求することができる。モバイルデバイス304に関する付加的な情報が、同様に、該異なる基地局へ送信されることができることは、認識されるべきである。基地局302は、モバイルデバイス304のためのアップリンク資源(例えば、1又は複数の共有データ通信チャネル)を受信することができ、また、その資源をモバイルデバイス304へ提供するためにターゲット資源割り当て器(assignor)310を利用することができる。その資源は、所定の時間周期に関する動的シングルインスタンス割り当て(dynamic single instance assignment)又は多数のタイムインスタンス(time instances)上の周期的資源に関する持続性の割り当て(persistent assuagement)に関係することができる。加えて、一つの例において、異なる基地局は、他の情報をモバイルデバイス304へ通信するために、基地局302を利用可能である。
異なる基地局のためのアップリンク資源を受信した場合に、モバイルデバイス304は、基地局302と該異なる基地局とに関するアップリンク資源のタイミング間の差を判定するために、時間差計算器314を利用可能である。一つの例において、該モバイルデバイスは、該基地局のための同期チャネルを経由して、タイミング情報を獲得することができる。信号測定器316を用いることで、モバイルデバイス304は、それが、通信を該異なる基地局へハンドオーバーするための範囲内にいるときを決定することができる。一つの例では、例えば、ハンドオーバーは、信号が所定の閾値に達するときに発生できる。通信をハンドオーバーすると、モバイルデバイス304は、一般的なレベル(general level)の同期を獲得するために、その異なる基地局へのデータの送信における該計算されたタイミング差(timing difference)を利用することができる。
一つの例において、その異なる基地局は、モバイルデバイス304からの送信のタイミングにおけるより大きなエラーを補償するために、所定の時間間隔(time intervals)において、異なるサイズのサイクリックプレフィックスを利用することができる。これは、基地局などに特有の、ネットワーク仕様であっても良い。サイクリックプレフィックスのサイズに関する情報は、(例えば、ブロードキャストチャネル上での)ブロードキャスティングを含む様々な方法で、例えばモバイルデバイス304などのデバイスへ送信されることができることは認識されるべきである。例えば、その情報は、例えば短い及び/又は長いサイクリックプレフィックスを持つフレーム又は送信時間間隔(transmission time intervals)(TTI)のリストのように、フォーマットされることができる。他の例において、その情報は、現在又は初期のフレームから最初の長いサイクリックプレフィックスTTIまでのオフセットを含むことができる。加えて、該異なる基地局は、サイクリックプレフィックスを、ハンドオーバー用に、動的に構成することができる。この情報を用いることで、モバイルデバイス304は、異なる基地局へハンドオーバーし、成功する通信のより大きい可能性(及び、それゆえ成功するハンドオーバー)を獲得するために、長いサイクリックプレフィックスTTIの間に、初期データを送信することができる。例えば、一旦、初期通信が送信されると、モバイルデバイス304は、より正確な同期情報を、該異なる基地局から受信することができる。例えば初期の(及び/又は、それに続く)ハンドオーバー通信のためのハイブリッド自動反復要求(hybrid automatic repeat-request)(HARQ)伝送を用いた通信のような、信頼できる初期通信を、保証するために、追加措置をとることができることは、認識されるべきである。この点で、RACHは、その過剰な利用とそれに関連する遅延とを軽減するハンドオーバーには、必要でない。
さて、図4を参照して、例である多元接続の無線通信ネットワーク400が示される。ネットワーク400は、複数の通信セル402,404及び406を含む。各々の通信セル402,404及び406には、それぞれ、様々なデバイスからの通信をサポートするための複数のアンテナを有する基地局408,410及び412が存在する。例えば、セル・セクター(cell sector)402中のデバイス414及び416は、基地局408と通信可能であり、セクター404中のデバイス418及び当初はセクター404にいる420は、基地局410と通信可能であり、セクター406中のデバイス422及び424は、基地局412と通信可能である。この例において、デバイス420は、ネットワーク400の至る所に移動することができる。デバイス420が基地局410から離れるのにつれて、信号は弱まり、基地局410と通信するために要求される資源は増加することがある。デバイス420が基地局412に近づく(moves toward)と、ある時点で、むしろセクター406中の基地局412と通信するのが有利になることがある。それゆえ、デバイス420は、セクター404からセクター406へ(及び、したがって基地局410から基地局412へ)ハンドオーバーすることができる。
上記のように、モバイルデバイス420は、測定レポートを基地局410へ送信することができる。例えば、そのレポートは、基地局408及び412並びにそれらに関連する信号品質に関する情報を含むことができる。基地局410は、モバイルデバイス420がハンドオーバーするには基地局412がより良い基地局であろうと、判断できる。それゆえ、基地局410は、モバイルデバイス420に関する情報を含むハンドオーバーリクエスト又は異なるリクエストを、基地局412へ送信することができる。この情報を用いることで、例えば、基地局412は、基地局410を通して、アップリンク共有データチャネル資源をモバイルデバイス420へ割り当てることができる。例えば、一つの例において、モバイルデバイス420は、共有データチャネル上での基地局412との通信に関するタイミング/同期データを決定するために、この情報を利用することができる。他の例において、CQIチャネルは、それがその時点で基地局412により割り当てられる場合には、同様に、モバイルデバイス420に割り当てられ、利用されることができる。
モバイルデバイス420は、ハンドオーバーを開始するに十分に基地局412の範囲内に存在する場合(例えば、チャネル測定が所定の閾値を満足する場合)には、伝送のためのタイミングアドバンスを識別するためのタイミング/同期データを用いることで、データを基地局412へ送信することができる。例えば、モバイルデバイス420は、基地局410及び基地局412との通信の間の差を、その同期チャネルを測定することによって、計算することができる。そのタイミングが正確ではないかも知れないが、それは一般に(generally)十分近くにあることができるので、その伝送を適切に復号化するために技術が利用可能である。一つの例において、基地局412は、TTIに拡張サイクリックプレフィックス(extended cyclic prefix)を利用することができ、モバイルデバイス420は、これらTTIを、初期ハンドオーバー情報を送信するために、利用することができる。
しかしながら、サイクリックプレフィックスを拡張(extending)すると、スループットへの悪影響がある可能性がある。それゆえ、一つの例において、あるTTIのみが、拡張サイクリックプレフィックスを持ち、この情報は、モバイルデバイス402により知られることができる(例えば、拡張サイクリックプレフィックスの具体的な時期(specific times)、オフセットの有る又は無いパターン、及び/又は、具体的な出現率(specific occurrence)のような、TTIに関する情報をブロードキャストすることによって)。加えて、例えば、ハンドオーバーを知っている場合に、拡張サイクリックプレフィックスを有するTTIは、特別な方法で(specially)(例えば、動的に)実装されることができる。また、HARQ伝送は、初期の(及び/又は、それに続く)ハンドオーバー通信の信頼性を向上するために用いることができる。初期通信に続く、より正確なタイミング情報は、基地局412との信頼できる後続する通信を保証するために、モバイルデバイス420により受信され利用されることができることは、認識されるべきである。この点で、ハンドオーバーは、RACHを使用することなく達成される。
図5,6を参照して、ターゲットの共有データチャネルを(例えば、RACHの代わりに)用いる通信のハンドオーバーに関係する手順が説明される。説明を簡単にする目的で、手順が一連の動作として図示され説明されるが、手順は、動作の順序により制限されるものではなく、いくつかの動作が、1又は複数の実施形態に従って、本明細書で図示され説明される順序とは異なる順序で及び/又は他の動作と同時に、発生しても良いことは、理解(understood)及び認識(appreciated)されるべきである。例えば、手順が、代わりに、例えば状態図(state diagram)のように、一連の相互に関連のある状態又はイベントとして、表現できるであろうことは、当業者は理解(understand)及び認識(appreciate)するであろう。さらに、1又は複数の実施形態に従った手順を実装するために、説明されたすべての動作が要求されなくても良い。
図5を参照して、通信のハンドオーバーの間、アップリンク資源の要求及び割り当てを支援する手順500が説明される。502にて、測定レポートが受信される。測定レポートは、それに関連する1又は複数の通信ターゲット及びメトリクス(metrics)に関する情報を含む。例えば、測定レポートは、それとともに、コネクションのためのターゲットアクセスポイントの信号品質及び/又は強度を含むことができる。加えて、測定レポートは、説明されたように、提示されたサービス、プロトコル及び同類のものを含む他のデータを含むことができる。504にて、ハンドオーバーが、そのターゲットから要求される。ハンドオーバーリクエストは、ハンドオーバーされるデバイスを代行して、送信されても良い。この点で、該リクエストは、資源要求、プロトコルなどを含むターゲット特有情報(target specific information)を含んでも良い。この情報は、デバイスから生じることができ、及び/又は、現在のアクセスポイントにより生成されることもできる(例えば、利用統計(usage statistics)、活動レベル(activity level)及び/又は同種のものに関する情報)。
506にて、アップリンク資源が、ターゲットから受信される。一つの例において、資源は、共有データチャネルを含むことができる。共有データチャネルは、直交されることができるので、そのチャネル上の通信が時間内に(in time)干渉することがないようにすることができる。むしろ、各々のデバイスは、異なる時間に送信することができる。一つの例において、これは、OFDM、SC−FDM及び/又はチャネルを直交させるための類似の技術を用いることで、達成することができる。加えて、例えば、可能な場合には、CQIの指定を可能にするために、制御チャネル資源が同様に受信されることができる。508にて、ハンドオーバーを支援するために、アップリンク資源を割り当てることができる。例えば、該デバイスが(例えば、現在のアクセスポイントを介して)ターゲットと通信できるように、該資源を、ハンドオーバーすべきデバイスへ割り当てることができる。
さて、図6を参照して、共有データチャネルを用いて、ソースとターゲットアクセスポイントとの間の通信のハンドオーバーを支援する手順600が説明される。602にて、測定レポートが送信される。該レポートは、前述のように、信号測定、資源の可用性、アクセス可能なサービス、アクセス可能なプロトコル及び/又は同種のものを含むことができる。該レポートは、例えば、モバイルデバイスにより生成されることができる。604にて、ターゲットアップリンク資源が受信されることができる。例えば,該資源は、デバイスがその上で通信可能な共有データチャネルの一部に関係することができる。加えて、可能な場合には、共有データチャネルのためのCQIを送信することができるように、該資源は、制御チャネルを含むことができる。606にて、ハンドオーバーのための時間を決定するために、ターゲット信号が検出される。例えば、一旦、該信号が閾値に達すると、該ターゲットはより良いサービスプロバイダーになるので、ハンドオーバーを発生することができる。
さらに、一つの例において、該ハンドオーバーは、モバイルデバイスにより要求されるサービス(それは現在のアクセスポイント又はサービスプロバイダーから利用できないかも知れない)の可用性を含む信号品質以外の要因に基づくことができる。608にて、現在及びターゲット(例えば、アクセスポイント)の間のタイミング差が、計算されることができる。これは、それぞれに関係する同期チャネルを評価することを含む、様々な方法で実現することができる。受信されたアップリンク資源情報とともにこの情報を用いることで、そのチャネルのためのタイミングを推定することができる。610にて、該タイミング差を用いて、初期ハンドオーバーデータを送信することができる。例えば、該タイミングは、一般に正確であることができ、不一致の主な原因となる両エンドで措置をとることができる(例えば、前に説明されたような、拡張サイクリックプレフィックス及びHARQ伝送)。一旦、初期ハンドオーバーデータが伝達されると、より正確なタイミングが確立できる。
本明細書で説明される1又は複数の態様に従って、説明されているように、モバイルデバイスについて、ソース基地局からターゲット基地局へ通信をハンドオーバーすることに関して、推論がなされることが可能であることは、認識されよう。本明細書で用いられるように、用語“推論する(infer)”又は“推論(inference)”は、一般に、イベント及び/又はデータを通して捕捉された一連の観測から、システム、環境及び/又はユーザの状態を推論(reasoning about)又は推論(inferring)するプロセスを指す。例えば、推論は、特定の状況(context)又はアクションを特定するために用いることができ、また、状態上の確率分布(probability distribution over states)を生成することができる。推論は、確率的であっても良い。すなわち、データ及びイベントの考慮に基づく、対象の状態上の確率分布の計算である。また、推論は、一連のイベント及び/又はデータから、よりハイレベルなイベントを構成するために用いられる技術を指すことができる。そのような推論は、一連の観測されたイベント及び/又は記憶されたイベントデータからの新たなイベント又はアクションの構築を、該イベントが緊密な時間的近接性と相関性があるかどうかにかかわらず且つ該イベント及びデータが一つ又は幾つかのイベント及びデータソースに由来しているかどうかにかかわらず、もたらす。
一つの例に従って、上で示された1又は複数の方法は、測定レポートの生成に付随する推論をなすこと、測定レポートから、モバイルデバイスについて、最善の一致を決定することなどを含むことができる。また、内部の初期ハンドオーバーデータ及び/又は同種のものを戦略的に送信するために、推論は、拡張サイクリックプレフィックスを用いてTTIを決定することだけでなく、ソースとターゲット基地局との間のタイミング差を計算することにも付随して、なされることができる。
図7は、初期ハンドオーバーデータを送信するためにターゲットの共有データチャネルを利用する通信のハンドオーバーを支援するモバイルデバイス700の説明図である。モバイルデバイス700は、例えば、受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、該受信した信号に対して標準的なアクション(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバートなど)を実行し、該調整(conditioned)された信号をデジタイズして、サンプルを得る、受信機702を含む。受信機702は、受信したシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためのプロセッサ706へ提供可能な復調器704を含むことができる。プロセッサ706は、受信機702により受信された情報を解析するために設けられたプロセッサ、モバイルデバイス700の1又は複数のコンポーネントを制御するプロセッサ、及び/又は、受信機702により受信された情報を解析し、送信機718による伝送のための情報を生成し、モバイルデバイス700の1又は複数のコンポーネントを制御するプロセッサであっても良い。
モバイルデバイス700は、動作可能なようにプロセッサ706と接続され、また、送信すべきデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関係する情報、解析された信号及び/又は干渉強度に関連するデータ、割り当てられたチャネル、電力、レート又は同類のものに関係する情報、及び、チャネルの推定又はそのチャネルを経由する通信のための任意の他の適切な情報を記憶できるメモリ708を更に含んでも良い。メモリ708は、チャネルの推定及び/又は利用に関連するプロトコル及び/又はアルゴリズム(例えば、パフォーマンス・ベース、キャパシティー・ベースなどの)を更に記憶しても良い。
本明細書で説明されるデータストア(例えば、メモリ708)は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリのいずれかであっても良いし、又は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでも良い。制限ではなく、例として、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的書換え可能ROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、又はフラッシュメモリを含んでも良い。不揮発性メモリは、外部のキャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。制限ではなく、例として、RAMは、例えば、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、2倍速SDRAM(DDR SDRAM)、拡張(enhanced)SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、及びイレクトラムバスRAM(DRRAM)のような、多くの形で利用可能である。対象のシステム及び方法のメモリ708は、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むこと、また、それらに制限されないことを、意図されている。
プロセッサ706は、さらに、周囲の基地局に関して信号を測定可能な信号測定器710及び該周囲の基地局に関係する信号測定(又は、上記のような他のデータ)を含むレポートを生成可能な測定レポート生成器712と、動作可能に接続可能である。例えば、モバイルデバイス700は、サービスエリアの周囲を移動して、信号強度、利用可能な資源、利用可能なサービス及び/又は同種のもののために、現在の基地局との通信が異なる基地局との通信ほど望ましくないポイントに到達することがある。測定レポート生成器712は、基地局に関係するレポートを生成可能である。それは、例えば、信号測定器710により測定された信号強度を含むことができる。該レポートは、該レポートとは異なる基地局とのハンドオーバーを要求できる基地局へ送信可能であり、また、アップリンク通信のための異なる基地局からの資源を受信可能である。
一つの例において、モバイルデバイス700は、該資源を受信可能であり、また、現在の基地局を介して、異なる基地局と通信可能である。一つの例において、信号測定器710は、異なる基地局をハンドオーバーすべきとき(例えば、信号が所定の閾値に達するとき)を決定するために用いることができる。そのような決定がなされると、時間差計算器714は、ソース基地局とターゲット基地局との間の時差に少なくとも部分的に基づいて(例えば、それらの各々の同期チャネルを評価することによって)、該ターゲット基地局のための一般に正確なタイミングを決定するために、利用されることができ、また、アップリンク資源上の伝送のためのタイミングを推定するために、その時差を利用することができる。前述のように、初期通信の信頼性を増強するために、両エンドで措置をとることができ、結局は、より正確なタイミング情報が受信できることは、認識されるべきである。モバイルデバイス700は、例えば基地局、他のモバイルデバイスなどへの信号をそれぞれ変調及び送信する変調器716及び送信機718をさらに含んでも良い。プロセッサ706から分離しているものとして図示されているが、信号測定器710、測定レポート生成器712、時間差計算器714、復調器704、及び/又は変調器716は、プロセッサ706又は複数のプロセッサ(図示せず)の一部であっても良いことは、認識されるべきである。
図8は、モバイルデバイスを代行して、ターゲット基地局からのハンドオーバーの要求を支援するシステム800の説明図である。システム800は、複数の受信アンテナ806を介して1又は複数のモバイルデバイス804から(1又は複数の)信号を受信する受信機810と、一つの送信アンテナ808を介して1又は複数のモバイルデバイス804へ送信する送信機824とを持つ基地局802を含む。受信機810は、受信アンテナ806から情報を受信することができる。また、受信した情報を復調する復調器812と動作可能に関連する。復調されたシンボルは、図7に関して上で説明したプロセッサと類似してもよいプロセッサ814により解析される。プロセッサ814は、信号(例えば、パイロット)の強度及び/又は干渉の強度の推定に関係する情報、(1又は複数の)モバイルデバイス804(又は、異なる基地局(図示せず))へ送信されるべき若しくはそれらから受信されるべきデータ、及び/又は、本明細書で説明される様々な動作及び機能の実行に関係する任意の他の適切な情報を記憶するメモリ816に接続される。プロセッサ814は、モバイルデバイス804からの通信のハンドオーバーにおいて用いられる(例えば共有データチャネルのような)アップリンク資源を要求することができるターゲット資源要求器818と、モバイルデバイス804へ該資源を割り当てることができるターゲット資源割り当て器820とに、更に接続される。
例えば、1又は複数のモバイルデバイス804がハンドオーバーの範囲内にいることがある。この情報は、異なる基地局に関する測定情報を含むモバイルデバイスからのレポートを受信することを含む複数の方法で受信されることができる。潜在的な(potential)ハンドオーバーの通知を受信した場合、ターゲット資源要求器818は、モバイルデバイス804を代行してアップリンク通信資源を要求するために、1又は複数の潜在的なターゲット基地局と通信することができる。説明されているように、モバイルデバイス804に関する情報が該リクエストにおいて送信可能であることは、認識されるべきである。一つの例において、共有データチャネル及び/又は制御チャネル(例えば、CQIの送信用の)資源を受信すると、ターゲット資源割り当て器820は、該資源をモバイルデバイス804へ割り当てることができ、モバイルデバイス804は、準備が出来ているとき、通信をハンドオーバーすることができる。さらに、プロセッサ814から分離しているものとして図示されているが、ターゲット資源要求器818、ターゲット資源割り当て器820、復調器812、及び/又は変調器822は、プロセッサ814又は複数のプロセッサ(図示せず)の一部であっても良いことは、認識されるべきである。
図9は、例である無線通信システム900を示す。無線通信システム900は、簡潔さを目的として、一つの基地局910と、一つのモバイルデバイス950について表現する。しかしながら、システム900は、2以上の基地局及び/又は2以上のモバイルデバイスを含むことができ、追加的な基地局及び/又はモバイルデバイスは、実質的に、以下で説明される例である基地局910及びモバイルデバイス950と類似していても良いし、異なっていても良いことは、認識されるべきである。加えて、基地局910及び/又はモバイルデバイス950は、それらの間の無線通信を支援するために、本明細書で説明されたシステム(図1〜4及び7,8)及び/又は方法(図5,6)を使用することができることは、認識されるべきである。
基地局910では、多数のデータストリームのためのトラフィックデータが、データソース912から送信(TX)データプロセッサ914へ供給される。一つの例に従って、各々のデータストリームは、それぞれのアンテナ上を送信されることができる。TXデータプロセッサ914は、符号化データを提供するために、そのデータストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて、トラフィックデータストリームを、フォーマットし、符号化し、インターリーブする。
各々のデータストリームについて符号化されたデータは、直交周波数分割多重(OFDM)技術を用いて、パイロットデータとともに、多重化されることができる。加えて又は代わりに、パイロットシンボルは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、又は、符号分割多重(CDM)されることができる。パイロットデータは、一般的に、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、モバイルデバイス950で、チャネルレスポンスを推定するために、用いることができる。各々のデータストリームについて多重化されたパイロット及び符号化データは、変調シンボルを提供するために、そのデータストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M-phase-shift keying)(M−PSK)、M次直交振幅変調(M-quadrature amplitude modulation)(M−QAM)など)に基づいて、変調される(例えば、シンボルマッピングされる)ことができる。各々のデータストリームに関する、データレート、符号化及び変調は、プロセッサ930により実行又は提供されるインストラクションによって決定されることができる。
該データストリームに関する変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ920へ供給されても良い。それは、(例えばOFDMに関する)その変調シンボルを更に処理する。そして、TX MIMOプロセッサ920は、N個の変調シンボルストリームを、N個の送信機(TMTR)922a〜922tへ供給する。様々な実施形態において、TX MIMOプロセッサ920は、ビフォーミング重みを、該データストリームのシンボル及び該シンボルが送信されているアンテナへ、適用する。
各々の送信機922は、1又は複数のアナログ信号を提供するためにそれぞれのシンボルストリームを受信し処理し、更に、MIMOチャネル上での伝送に適している変調信号を提供するために、該アナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタリング、及び、アップコンバート)する。さらに、送信機922a〜922tからのN個の変調信号は、それぞれ、N個のアンテナ924a〜924tから送信される。
モバイルデバイス950にて、送信された変調信号は、N個のアンテナ952a〜952rにより受信され、各々のアンテナ952から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)954a〜954rへ供給される。各々の受信機954は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、及び、ダウンコンバート)し、該調整された信号を調整してサンプルを提供し、更に、該サンプルを処理して、対応する“受信(received)”シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ960は、N個の受信機s954からN個の受信(received)シンボルストリームを受け取り、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の“検出(detected)”シンボルストリームを提供することができる。RXデータプロセッサ960は、各々の検出シンボルストリームを、復調、デインターリーブ、及び復号化して、該データストリームのためのトラフィックデータをリカバーすることができる。RXデータプロセッサ960による処理は、基地局910でのTX MIMOプロセッサ920及びTXデータプロセッサ914により実行される処理と相補的である。
プロセッサ970は、上記のように、いずれのプリコーディング・マトリックスを利用するかを、周期的に決定することができる。さらに、プロセッサ970は、マトリックス・インデックス部分及びランク・バリュー(rank value)部分を含む逆方向リンクメッセージを編成(formulate)することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンク及び/又は該受信データストリームに関して様々な対応の情報を含むことができる。逆方向リンクメッセージは、TXデータプロセッサ938により処理可能である。また、TXデータプロセッサ938は、多数のデータストリームに関するトラフィックデータをデータソース936から受け取る。それらは、変調器980により変調され、送信機954a〜954rにより調整され、もとの基地局910へ送信される。
基地局910にて、モバイルデバイス950により送信された逆方向リンクメッセージを抽出するために、モバイルデバイス950からの変調信号が、アンテナ924により受信され、受信機922により調整され、復調器940により復調され、RXデータプロセッサ942により処理されても良い。さらに、プロセッサ930は、ビフォーミング重みを決定するためにいずれのプリコーディング・マトリックスを使用するかを決定するために、該抽出されたメッセージを処理することができる。
プロセッサ930及び970は、基地局910及びモバイルデバイス950それぞれでの動作を指示(例えば、制御、調整(coordinate)、メッセージなど)することができる。それぞれのプロセッサ930及び970は、プログラムコード及びデータを記憶するメモリ932及び972と関連することができる。また、プロセッサ930及び970は、アップリンク及びダウンリンクそれぞれに関する周波数及び陰パルス応答推定を得るための計算を実行することができる。
本明細書で説明される実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はそれらの任意の組み合わせにより実装可能である。ハードウェア実装について、処理ユニットは、1又は複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(digital signal processing devices)(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、又は、それらの組み合わせの中で実装されても良い。
本実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はマイクロコード、プログラムコード又はコードセグメントにより実装される場合には、それらは、例えばストレージコンポーネントのような機械読み取り可能な媒体に記憶されても良い。コードセグメントは、プロシージャー、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、又は、インストラクション、データ構造若しくはプログラム文の任意の組み合わせを示すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、又は記憶内容をパスすること及び/又は受け取ることによって、他のコードセグメント又はハードウェア回路に接続可能である。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ・シェアリング、メッセージ・パッシング、トークン・パッシング、ネットワーク・トランスミッションなどを含む任意の適切な手段によって、パスされ、フォワードされ、又は送られることができる。
ソフトウェア実装について、本明細書で説明される技術は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャー、関数など)で実現可能である。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサにより実行されることができる。メモリユニットは、プロセッサの内部又はプロセッサの外部に実装可能である。その場合において、それは、当該技術において知られているような様々な手段によって、通信可能に該プロセッサに接続できる。
図10を参照して、RACHを使用せずに無線ネットワークにおけるモバイル通信のハンドオーバーを支援するシステム1000が説明される。例えば、システム1000は、少なくとも一部分は、基地局、モバイルデバイスなどの中に存在することができる。システム1000は、機能ブロックを含むものとして表すことができることは、認識されるべきである。それは、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実装される機能を表す機能ブロックであっても良い。システム1000は、協働して動作可能な電気コンポーネントの論理グループ1002を含む。例えば、論理グループ1002は、モバイルデバイスのための異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源を要求するための電気コンポーネント1004を含むことができる。例えば、モバイルデバイスに関する情報は、リクエストとともに送信されても良い。加えて、そのリクエストは、周囲の基地局に関する情報を含むモバイルデバイスに関係する測定レポート(例えば、上に掲載された信号強度又は他の要因など)に基づいてなされても良い。さらに、論理グループ1002は、異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源を受信するための電気コンポーネント1006を含むことができる。例えば、資源は、該異なる無線通信装置へ通信データを送信するために利用される共有データチャネルに関係することができる。該資源が、要求中のデバイスに特有のデータを送信するために用いることのできる送信時間間隔を割り当てることができるように、共有データチャネルは、時間直交されても良い。さらに、論理グループ1002は、モバイルデバイスによるアップリンク通信資源の利用を支援するための電気コンポーネント1008を含むことができる。それゆえ、該モバイルデバイスは、その割り当てられた資源を介して、その異なる無線通信装置と通信することができる。加えて、システム1000は、電気コンポーネント1004,1006及び1008に関連する機能を実行するためのインストラクションを保持するメモリ1010を含むことができる。メモリ1010の外部に存在するとして示されるが、電気コンポーネント1004,1006及び1008のうちの1又は複数がメモリ1010の内部に存在しても良いことは、理解されるべきである。
図11に変わって、共有データチャネルを使用して、ソース基地局からターゲット基地局へ、モバイル通信をハンドオーバーするシステム1100が説明される。例えば、システム1100は、基地局、モバイルデバイスなどの中に存在することができる。図示されたように、システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実装される機能を表す機能ブロックを含む。システム1100は、通信のハンドオーバーを支援する電気コンポーネントの論理グループ1102を含む。論理グループ1102は、ターゲット基地局1104に関係する共有データチャネルで拡張サイクリックプレフィックスを用いて、初期ハンドオーバーデータを送信するための電気コンポーネント1104を含むことができる。例えば、モバイルデバイスは、ターゲット基地局に関係する正確なタイミング情報をもたないことがあるので、初期ハンドオーバーデータのより信頼できる通信を支援するために、説明されているように、あるTTIにおける拡張サイクリックプレフィックスを用いた伝送を可能にすることができる。さらに、論理グループ1102は、共有データチャネル1106との同期に関係するタイミング情報を受信するための電気コンポーネント1106を含むことができる。この点で、モバイルデバイスは、後続する通信のための通信チャネル上で送信するためのタイミングに関するより正確な情報を受信することができる。さらに、論理グループ1102は、共有データチャネル上で、標準サイクリックプレフィックス(standard cyclic prefix)を用いて、後続する通信データを送信するための電気コンポーネント1108を含むことができる。加えて、システム1100は、電気コンポーネント1104,1106及び1108に関連する機能を実行するためのインストラクションを保持するメモリ1110を含むことができる。メモリ1110の外部に存在するとして示されるが、電気コンポーネント1104,1106及び1108のうちの1又は複数がメモリ1110の内部に存在しても良いことは、理解されるべきである。
上に説明されたことは、1又は複数の実施形態の例を含む。前述の実施形態を説明することを目的としてコンポーネント又は手順の考えられる組み合わせをすべて説明することはもちろん可能ではないが、様々な実施形態の多数のさらなる組み合わせ又は置換が可能であることを当業者は認識するであろう。したがって、説明された実施形態は、添付のクレームの精神及び範囲内に含まれるそのような変更、修正及び変形をすべて包含することを意図されている。さらに、語句“含む(includes)”が詳細な説明又はクレームのいずれかにおいて使用される範囲内において、上記語句は、語句“備える、含む(comprising)”がクレームにおいてつなぎ詞(transitional word)として用いられた場合に“備える、含む(comprising)”として解釈されるのと同様の方法で、包括的であることを意図されている
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された各請求項に対応する発明を付記する。
[1]無線ネットワークにおける通信をハンドオーバーするための方法において、セクターにおける少なくとも一つのモバイルデバイスへ無線ネットワーク通信サービスを提供することと、前記モバイルデバイスを代行して、異なるセクターの少なくとも一つの基地局からの共有データアップリンク通信チャネル資源を、該モバイルデバイスの該基地局へのハンドオーバーを支援するために、要求することと、前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局からの前記共有データアップリンク通信チャネル資源を、前記モバイルデバイスへ割り当てることを含む方法。
[2]前記少なくとも一つの基地局からの前記共有データアップリンク通信チャネル資源は、シングルインスタンス動的グラント割り当て(single instance dynamic grant assignment)又は持続性の割り当てのために、前記モバイルデバイスへ割り当てられる[1]に記載の方法。
[3]前記共有データ通信チャネルは、複数のモバイルデバイスとの時間直交通信を可能にするOFDM又はSC−FDMの論理チャネルである[2]に記載の方法。
[4]前記共有データ通信チャネルに関係するアップリンク制御データをレポートするためのアップリンク制御チャネル資源を受信することを更に含む[1]に記載の方法。
[5]複数の基地局に関係する測定レポートを受信することを更に含み、前記異なるセクターの前記基地局は、前記測定レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記共有データアップリンク通信チャネル資源を要求するために選択される[1]に記載の方法。
[6]前記異なるセクターの前記基地局は、前記モバイルデバイスに関して最も高い信号品質に基づいて選択される[5]に記載の方法。
[7]全体タイミング情報を持つハンドオーバーされたデバイスとの通信を支援するために、所定の送信時間間隔の間、通信チャネルに、拡張されたサイクリックプレフィックスを強制することを更に含む[1]に記載の方法。
[8]異なるモバイルデバイスに関して受信されたハンドオーバー情報に基づいて、前記サイクリックプレフィックス送信時間間隔を選択することを更に含む[7]に記載の方法。
[9]前記共有データアップリンク通信チャネル資源に関する前記要求中の前記モバイルデバイスに関するデータを送信することを更に含む[1]に記載の方法。
[10]モバイルデバイスから受信された測定レポートに少なくとも部分的に基づいて、異なるセクターの基地局からのアップリンク通信資源を要求するように構成された、少なくとも一つのプロセッサと、前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
[11]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記モバイルデバイスのための前記基地局から、前記要求されたアップリンク通信資源を受信するように更に構成された[10]に記載の無線通信装置。
[12]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記アップリンク通信資源を、前記モバイルデバイスへ割り当てるように更に構成された[11]に記載の無線通信装置。
[13]前記測定レポートは、前記モバイルデバイスのレンジ内における1又は複数の基地局の信号強度に関係する[10]に記載の無線通信装置。
[14]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイとの通信のハンドオーバーのための基地局を選択するように更に構成された[13]に記載の無線通信装置。
[15]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記アップリンク通信資源に関係する制御データをレポートするための前記基地から、制御チャネル資源を受信するように更に構成された[10]に記載の無線通信装置。
[16]前記アップリンク通信資源は、前記モバイルデバイスがその上でデータを前記基地局に送信可能な共有データチャネルの1又は複数の時間フレームに関係する[10]に記載の無線通信装置。
[17]モバイルデバイス通信のハンドオーバーのためのアップリンク資源を要求する無線通信装置において、モバイルデバイスのための異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源を要求するための手段と、前記異なる無線通信装置から、前記アップリンク通信資源を受信するための手段と、前記モバイルデバイスによる前記アップリンク通信資源の使用を支援するための手段とを備える無線通信装置。
[18]アップリンク通信資源に対するリクエストとともにモバイルデバイス情報を送信するための手段を更に備える[17]に記載の無線通信装置。
[19]1又は複数の異なる無線通信装置に関するモバイルデバイスから測定レポートを受信するための手段を更に備える[17]に記載の無線通信装置。
[20]前記測定レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記異なる無線通信装置を選択するための手段を更に備える[19]に記載の無線通信装置。
[21]前記モバイルデバイスがその上で前記アップリンク通信資源に関する制御データを送信する制御チャネルに関係する資源を受信するための手段を更に備える[17]に記載の無線通信装置。
[22]拡張サイクリックプレフィックスが、1又は複数の送信時間間隔で送信するモバイルデバイスを可能にするための手段を更に備える[17]に記載の無線通信装置。
[23]少なくとも一つのコンピュータに、セクターにおける少なくとも一つのモバイルデバイスへ無線ネットワーク通信サービスを提供させるためのコードと、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記モバイルデバイスを代行して、異なるセクターの少なくとも一つの基地局からの共有データアップリンク通信チャネル資源を、該モバイルデバイスの該基地局へのハンドオーバーを支援するために、要求させるためのコードと、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局からの前記共有データアップリンク通信チャネル資源を、前記モバイルデバイスへ割り当てさせるためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
[24]前記アップリンク通信チャネル資源は、前記異なるセクターの前記基地局の共有データ通信チャネルに関係する[23]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[25]モバイルデバイスのための異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源を要求し、前記異なる無線通信装置から、前記アップリンク通信資源を受信し、前記モバイルデバイスによる前記アップリンク通信資源の使用を支援するように構成されたプロセッサと、前記プロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
[26]無線ネットワークにおける通信のハンドオーバーを要求するための方法において、少なくとも一つの使用可能な基地局に関係する測定レポートを送信することと、前記測定レポートに関する前記少なくとも一つの基地局のうちの少なくとも一つに関係する共有データチャネル資源を受信することと、前記共有データチャネル資源上で初期ハンドオーバーデータを送信することを含む方法。
[27]現在の基地局と前記少なくとも一つの基地局との間の通信タイミング差を計算することを更に含む[26]に記載の方法。
[28]前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記初期ハンドオーバーデータを送信することを特徴とする[27]に記載の方法。
[29]前記タイミング差は、前記現在の基地局及び前記少なくとも一つの基地局に関係する同期チャネル情報に少なくとも部分的に基づいて計算される[27]に記載の方法。
[30]拡張サイクリックプレフィックスを可能にする前記基地局の送信時間間隔において、前記初期ハンドオーバーデータを送信する[26]に記載の方法。
[31]前記初期ハンドオーバーデータの送信の後で、標準サイクリックプレフィックスを可能にする前記基地局の送信時間間隔において、通信データを送信する[30]に記載の方法。
[32]前記測定レポートは、前記少なくとも一つの使用可能な基地局の各々の信号強度に関係する[26]に記載の方法。
[33]ターゲット基地局の共有データチャネル上で初期ハンドオーバーデータを送信することによって、通信をソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするように構成された、少なくとも一つのプロセッサと、前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
[34]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記ソース基地局からの前記共有データチャネルに関係する資源を受信するように更に構成された[33]に記載の無線通信装置。
[35]前記ソース基地局は、前記ターゲット基地局からの、前記無線通信装置のための前記共有データチャネルに関係する前記資源を要求する[34]に記載の無線通信装置。
[36]前記少なくとも一つのプロセッサは、測定レポートを前記ソース基地局へ送信するように更に構成され、前記測定レポートは、前記ターゲット基地局を含む1又は複数の異なる基地局の信号強度に関係する[33]に記載の無線基地局。
[37]前記ターゲット基地局の信号が予め定められた閾値を越えた場合に、通信が前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーされる[33]に記載の無線通信装置。
[38]前記初期ハンドオーバーデータは、拡張サイクリックプレフィックスを可能にする前記ターゲット基地局のための送信時間間隔において、送信される[33]に記載の無線通信装置。
[39]前記少なくとも一つのプロセッサは、標準サイクリックプレフィックスを可能にする前記ターゲット基地局のための送信時間間隔において、後続する通信データを送信するように更に構成された[38]に記載の無線通信装置。
[40]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記ソース基地局及び前記ターゲット基地局の同期チャネルの間のタイミング差を計算するように更に構成され、前記初期ハンドオーバーデータは、前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記ターゲット基地へ送信される[33]に記載の無線通信装置。
[41]無線ネットワークにおいて通信ハンドオーバーを要求するための無線通信装置において、ターゲット基地局に関係する共有データチャネル上で、拡張サイクリックプレフィックスを用いて、初期ハンドオーバーデータを送信するための手段と、前記共有データチャネルとの同期に関係するタイミング情報を受信するための手段と、前記共有データチャネルで、標準サイクリックプレフィックスを用いて、後続する通信データを送信するための手段とを備える無線通信装置。
[42]前記ソース基地局からの前記共有データチャネルに関係する資源を受信するための手段を更に備える[41]に記載の無線通信装置。
[43]前記ソース基地局は、前記無線通信装置を代行して、前記ターゲット基地局からの前記資源を要求する[42]に記載の無線通信装置。
[44]測定レポートを前記ソース基地局へ送信するための手段を更に備え、前記測定レポートは、前記ターゲット基地局を含む1又は複数の異なる基地局の信号強度に関係する[41]に記載の無線基地局。
[45]前記ターゲット基地局の信号強度に基づいて、前記初期ハンドオーバーをレポートする送信時間間隔を決定するための手段を更に備える[41]に記載の無線通信装置。
[46]少なくとも一つのコンピュータに、少なくとも一つの使用可能な基地局に関係する測定レポートを送信させるためのコードと、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記測定レポートに関する前記少なくとも一つの基地局のうちの少なくとも一つに関係する共有データチャネル資源を受信させるためのコードと、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記共有データチャネル資源上で初期ハンドオーバーデータを送信させるためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
[47]前記少なくとも一つのコンピュータに、現在の基地局と前記少なくとも一つの基地局との間の通信タイミング差を計算させるためのコードを更に含む[46のコンピュータプログラムプロダクト。
[48]ターゲット基地局に関係する共有データチャネル上で、拡張サイクリックプレフィックスを用いて、初期ハンドオーバーデータを送信し、前記共有データチャネルとの同期に関係するタイミング情報を受信し、前記共有データチャネルで、標準サイクリックプレフィックスを用いて、後続する通信データを送信するように構成された、プロセッサと、前記プロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。

Claims (47)

  1. 無線ネットワークにおける通信をハンドオーバーするための方法において、
    無線通信装置において、セクターにおける少なくとも一つのモバイルデバイスへ無線ネットワーク通信サービスを提供することと、
    前記無線通信装置において、前記モバイルデバイスを代行して、異なるセクターの少なくとも一つの基地局からの共有データアップリンク通信チャネル資源を、ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに該モバイルデバイス少なくとも一つの基地局へハンドオーバーすることを支援するために、要求することと、
    前記無線通信装置において、前記モバイルデバイスが前記ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに前記少なくとも一つの基地局と通信できるように、前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局からの前記共有データアップリンク通信チャネル資源を、前記モバイルデバイスへ割り当てることを含む方法。
  2. 前記少なくとも一つの基地局からの前記共有データアップリンク通信チャネル資源は、シングルインスタンス動的グラント割り当て(single instance dynamic grant assignment)又は持続性の割り当てのために、前記モバイルデバイスへ割り当てられる請求項1に記載の方法。
  3. アップリンクデータ通信チャネルは、複数のモバイルデバイスとの時間直交通信を可能にするOFDM又はSC−FDMの論理チャネルである請求項2に記載の方法。
  4. 前記無線通信装置において、前記共有アップリンクデータ通信チャネル資源に関係するアップリンク制御データをレポートするためのアップリンク制御チャネル資源を受信することを更に含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記無線通信装置において、複数の基地局に関係する測定レポートを受信することを更に含み、
    前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局は、前記測定レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記共有データアップリンク通信チャネル資源を要求するために選択される請求項1に記載の方法。
  6. 前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局は、前記モバイルデバイスに関して最も高い信号品質に基づいて選択される請求項5に記載の方法。
  7. 前記無線通信装置において、全体タイミング情報を持つハンドオーバーされたデバイスとの通信を支援するために、所定の送信時間間隔の間、通信チャネルに、拡張されたサイクリックプレフィックスを強制することを更に含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記無線通信装置において、異なるモバイルデバイスに関して受信されたハンドオーバー情報に基づいて、前記サイクリックプレフィックス送信時間間隔を選択することを更に含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記無線通信装置において、前記共有データアップリンク通信チャネル資源要求の中で前記モバイルデバイスに関するデータを送信することを更に含む請求項1に記載の方法。
  10. モバイルデバイスから受信された測定レポートに少なくとも部分的に基づいて、異なるセクターの基地局からのアップリンク通信資源を、ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに該モバイルデバイスを該基地局へハンドオーバーすることを支援するために、求し、
    前記モバイルデバイスが前記ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに前記基地局と通信できるように、前記アップリンク通信資源を前記モバイルデバイスへ割り当てるように構成された、少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
  11. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記モバイルデバイスのための前記基地局から、前記要求されたアップリンク通信資源を受信するように更に構成された請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 前記測定レポートは、前記モバイルデバイスのレンジ内における1又は複数の基地局の信号強度に関係する請求項10に記載の無線通信装置。
  13. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイとの通信のハンドオーバーのための基地局を選択するように更に構成された請求項12に記載の無線通信装置。
  14. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記アップリンク通信資源に関係する制御データをレポートするための前記基地から、制御チャネル資源を受信するように更に構成された請求項10に記載の無線通信装置。
  15. 前記アップリンク通信資源は、前記モバイルデバイスがその上でデータを前記基地局に送信可能な共有データチャネルの1又は複数の時間フレームに関係する請求項10に記載の無線通信装置。
  16. モバイルデバイス通信のハンドオーバーのためのアップリンク資源を要求する無線通信装置において、
    モバイルデバイスのための異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源を、ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに該モバイルデバイスを該異なる無線通信装置へハンドオーバーすることを支援するために、要求するための手段と、
    前記異なる無線通信装置から、前記アップリンク通信資源を受信するための手段と、
    前記モバイルデバイスが前記ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに前記異なる無線通信装置と通信できるように、前記モバイルデバイスによる前記アップリンク通信資源の使用を支援するための手段とを備える無線通信装置。
  17. アップリンク通信資源に対するリクエストとともにモバイルデバイス情報を送信するための手段を更に備える請求項16に記載の無線通信装置。
  18. 1又は複数の異なる無線通信装置に関するモバイルデバイスから測定レポートを受信するための手段を更に備える請求項16に記載の無線通信装置。
  19. 前記測定レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記異なる無線通信装置を選択するための手段を更に備える請求項18に記載の無線通信装置。
  20. 前記モバイルデバイスがその上で前記アップリンク通信資源に関する制御データを送信する制御チャネルに関係する資源を受信するための手段を更に備える請求項16に記載の無線通信装置。
  21. 拡張サイクリックプレフィックスが、1又は複数の送信時間間隔で送信するモバイルデバイスを可能にするための手段を更に備える請求項16に記載の無線通信装置。
  22. 少なくとも一つのコンピュータに、セクターにおけるモバイルデバイスへ無線ネットワーク通信サービスを提供させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記モバイルデバイスを代行して、異なるセクターの少なくとも一つの基地局からの共有データアップリンク通信チャネル資源を、ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに該モバイルデバイス少なくとも一つの基地局へハンドオーバーすることを支援するために、要求させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記モバイルデバイスがランダムアクセスチャネル資源を使用せずに前記少なくとも一つの基地局と通信できるように、前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局からの前記共有データアップリンク通信チャネル資源を、前記モバイルデバイスへ割り当てさせるためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
  23. 前記アップリンク通信チャネル資源は、前記異なるセクターの前記少なくとも一つの基地局の共有データ通信チャネルに関係する請求項22に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  24. モバイルデバイスのための異なる無線通信装置からのアップリンク通信資源を、ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに該モバイルデバイスを該異なる無線通信装置へハンドオーバーすることを支援するために、要求し、前記モバイルデバイスがランダムアクセスチャネル資源を使用せずに前記異なる無線通信装置と通信できるように、前記異なる無線通信装置から、前記アップリンク通信資源を受信し、前記モバイルデバイスによる前記アップリンク通信資源の使用を支援するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
  25. 無線ネットワークにおける通信のハンドオーバーを要求するための方法において、
    無線通信装置において、少なくとも一つの使用可能な基地局に関係する測定レポートを送信することと、
    前記無線通信装置において、前記測定レポートに関する少なくとも一つの基地局に関係する共有データチャネル資源を受信することと、
    前記無線通信装置において、ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに、前記共有データチャネル資源上で初期ハンドオーバーデータを前記少なくとも一つの基地局へ送信することを含む方法。
  26. 前記無線通信装置において、現在の基地局と前記少なくとも一つの基地局との間の通信タイミング差を計算することを更に含む請求項25に記載の方法。
  27. 前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記初期ハンドオーバーデータを送信することを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記タイミング差は、前記現在の基地局及び前記少なくとも一つの基地局に関係する同期チャネル情報に少なくとも部分的に基づいて計算される請求項26に記載の方法。
  29. 拡張サイクリックプレフィックスを可能にする前記基地局の送信時間間隔において、前記初期ハンドオーバーデータを送信する請求項25に記載の方法。
  30. 前記無線通信装置において、前記初期ハンドオーバーデータの送信の後で、標準サイクリックプレフィックスを可能にする前記基地局の送信時間間隔において、通信データを送信することを更に含む請求項29に記載の方法。
  31. 前記測定レポートは、前記少なくとも一つの使用可能な基地局の各々の信号強度に関係する請求項25に記載の方法。
  32. ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに、ターゲット基地局の共有データチャネル上で初期ハンドオーバーデータを送信することによって、通信をソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするように構成された、少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
  33. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記ソース基地局からの前記共有データチャネルに関係する資源を受信するように更に構成された請求項32に記載の無線通信装置。
  34. 前記ソース基地局は、前記ターゲット基地局からの、前記無線通信装置のための前記共有データチャネルに関係する前記資源を要求する請求項33に記載の無線通信装置。
  35. 前記少なくとも一つのプロセッサは、測定レポートを前記ソース基地局へ送信するように更に構成され、
    前記測定レポートは、前記ターゲット基地局を含む1又は複数の異なる基地局の信号強度に関係する請求項32に記載の無線基地局。
  36. 前記ターゲット基地局の信号が予め定められた閾値を越えた場合に、通信が前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーされる請求項32に記載の無線通信装置。
  37. 前記初期ハンドオーバーデータは、拡張サイクリックプレフィックスを可能にする前記ターゲット基地局のための送信時間間隔において、送信される請求項32に記載の無線通信装置。
  38. 前記少なくとも一つのプロセッサは、標準サイクリックプレフィックスを可能にする前記ターゲット基地局のための送信時間間隔において、後続する通信データを送信するように更に構成された請求項37に記載の無線通信装置。
  39. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記ソース基地局及び前記ターゲット基地局の同期チャネルの間のタイミング差を計算するように更に構成され、
    前記初期ハンドオーバーデータは、前記タイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記ターゲット基地へ送信される請求項32に記載の無線通信装置。
  40. 無線ネットワークにおいて通信ハンドオーバーを要求するための無線通信装置において、
    ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに、ターゲット基地局に関係する共有データチャネル上で、拡張サイクリックプレフィックスを用いて、初期ハンドオーバーデータを送信するための手段と、
    前記共有データチャネルとの同期に関係するタイミング情報を受信するための手段と、
    前記共有データチャネルで、標準サイクリックプレフィックスを用いて、後続する通信データを送信するための手段とを備える無線通信装置。
  41. 前記ソース基地局からの前記共有データチャネルに関係する資源を受信するための手段を更に備える請求項40に記載の無線通信装置。
  42. 前記ソース基地局は、前記無線通信装置を代行して、前記ターゲット基地局からの前記資源を要求する請求項41に記載の無線通信装置。
  43. 測定レポートを前記ソース基地局へ送信するための手段を更に備え、
    前記測定レポートは、前記ターゲット基地局を含む1又は複数の異なる基地局の信号強度に関係する請求項40に記載の無線通信装置
  44. 前記ターゲット基地局の信号強度に基づいて、前記初期ハンドオーバーをレポートする送信時間間隔を決定するための手段を更に備える請求項40に記載の無線通信装置。
  45. 少なくとも一つのコンピュータに、少なくとも一つの使用可能な基地局に関係する測定レポートを送信させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記測定レポートに関する少なくとも一つの基地局に関係する共有データチャネル資源を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに、前記共有データチャネル資源上で初期ハンドオーバーデータを前記少なくとも一つの基地局へ送信させるためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
  46. 前記少なくとも一つのコンピュータに、現在の基地局と前記少なくとも一つの基地局との間の通信タイミング差を計算させるためのコードを更に含む請求項45のコンピュータプログラムプロダクト。
  47. ランダムアクセスチャネル資源を使用せずに、ターゲット基地局に関係する共有データチャネル上で、拡張サイクリックプレフィックスを用いて、初期ハンドオーバーデータを送信し、
    前記共有データチャネルとの同期に関係するタイミング情報を受信し、
    前記共有データチャネルで、標準サイクリックプレフィックスを用いて、後続する通信データを送信するように構成された、プロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
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