JP5106311B2 - ホワイトバランス制御装置およびそれを用いた撮像装置並びにホワイトバランス制御方法 - Google Patents
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Description
本発明はさらに、本発明のホワイトバランス制御装置を用いた撮像装置に関する。
撮像素子から出力された信号はAD変換によってデジタル化され、図2に示すように複数のブロックに分割される。
Cx[i] =(R[i]−B[i])/ Y[i] × 1024
Cy[i] =(R[i] + B[i]−2G[i])/ Y[i] × 1024 ・・・(1)
(ただし、iはブロックの番号、R[i],G[i],B[i]はブロックiに含まれるRGB画素の平均値、Y[i] = R[i] + 2G[i] + B[i])
WBCo_R = SumY × 1024 / sumR
WBCo_G = SumY × 1024 / sumG ・・・ (2)
WBCo_B = SumY × 1024 / sumB
ただし、SumY = (sumR + 2 × sumG + SumB) /4
太陽光源下において、白の色評価値は図3の領域A付近に分布する。また、太陽光源下における肌色の色評価値は、低色光源下における白点の色評価値とほぼ同等の領域である領域Bに分布する。
図1は、本発明の実施形態に係るホワイトバランス制御装置を適用可能な撮像装置の機能構成例を示すブロック図である。
具体的な例としては特開2002−251380号公報に記載のウェーブレット変換と画像特徴量を利用して顔検出する方法などが挙げられる。
顔検出部114は、まず、メモリ102から取得した画像データを前処理する(S501)。前処理には、例えば画像特徴を抽出する際に用いるための輝度情報の生成などが含まれる。
図5において、顔検出部114が、画像データ603をメモリ102から取得したものとする。
図6は、第1の補正値算出手段としてのホワイトバランス制御部103の動作を、図7は、第2の補正値算出手段としてのホワイトバランス制御部103の動作を、それぞれ示している。
Cx[i] =(R[i] − B[i])/ Y[i] × 1024
Cy[i] =(R[i] + B[i] − 2G[i])/ Y[i] × 1024
ただし、Y[i] = R[i] + 2G[i] + B[i]、i=1...m
白検出範囲301は、白色物体を特性(色温度など)の異なる環境光源下で予め撮影し、算出した色評価値をプロットしたものである。そして、環境光源が外光(太陽光)である場合の白評価値範囲は領域Aといったように、予め環境光源に応じた白評価値の範囲が設定されている。
WBCol_R = sumY × 1024 / sumR
WBCol_G = sumY × 1024 / sumG ・・・(4)
WBCol_B = sumY × 1024 / sumB
ただし、sumY = (sumR + 2 × sumG + sumB)/ 4
SR=FR × WBCol_R
SG=FG × WBCol_G
SB=FB × WBCol_B
として求める。
そして、ホワイトバランス制御部103は、肌色平均値(SR, SG, SB)が肌色補正対象領域内にあるか否かを判別する。
図8において、肌色領域(A)は第1の色信号領域に対応し、肌色補正対象領域(B)は、第1の色信号領域からのズレが所定範囲内の周辺領域である第2の色信号領域に対応する。ここで、図8においては、所定の色空間座標系としてCx、Cy座標系が用いられているので、RGBデータをCx=SR-SB、Cy=SR+SB-2SGと色差信号に変換してから、判別する。もちろん、公知の色空間変換方法を適用することにより、任意の色空間で判別することができる。
ΔCx=Cx2−Cx1
ΔCy=Cy2−Cy1
となる。そして、この補正量(ΔCx、ΔCy)を第2のWB補正値とする。
そして、ホワイトバランス制御部103は、このようにして決定したWB補正値を用いてホワイトバランス制御を行う。
基本的な動作についての理解を容易にするため、S204の処理において、ホワイトバランス制御部103が、推定されている環境光源に応じた肌色領域と肌色補正対象領域の両方を設定するものとして説明した。しかし、S204においてホワイトバランス制御部103は、少なくとも肌色補正対象領域を設定すればよい。
図10(a)は、環境光源Aの肌色領域800と、環境光源Bの肌色領域810の関係例を示す図である。
そのため、画像全体の情報に基づいて算出したホワイトバランス補正値のみを用いる場合よりも精度の良いホワイトバランス制御が可能である。
また、顔検出が出来なかった場合も、第1のホワイトバランス補正値を用いるので、顔検出の結果によらずホワイトバランス制御が可能である。
なお、上述の実施形態においては、ホワイトバランス制御装置を適用した撮像装置について説明したが、本発明に係るホワイトバランス制御装置は、顔検出情報と画像データが取得可能であれば、撮像装置に限らず他の任意の画像処理装置に適用可能である。
従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
Claims (8)
- 撮像された画像のホワイトバランス補正を行うホワイトバランス制御装置であって、
前記画像を複数のブロックに分割し、前記複数のブロックの各々の色評価値に基づいて第1のホワイトバランス補正値を算出する第1の補正値算出手段と、
前記複数のブロックの色評価値に基づいて、環境光源を推定する推定手段と、
前記複数のブロックのうち、前記画像から検出された顔領域に対応するブロックに対し、前記第1のホワイトバランス補正値を適用し、肌色評価値を取得する取得手段と、
前記肌色評価値が前記推定手段により推定された環境光源に対して予め定められた肌色補正対象領域に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記肌色評価値が前記肌色補正対象領域に含まれないと判別された場合、前記第1のホワイトバランス補正値を最終的なホワイトバランス補正値として決定する決定手段と、
撮像された画像を、前記決定手段が最終的なホワイトバランス補正値として決定したホワイトバランス補正値を用いて補正する補正手段とを有することを特徴とするホワイトバランス制御装置。 - 前記判別手段により前記肌色評価値が前記肌色補正対象領域に含まれると判別された場合、前記肌色評価値と、予め定めた肌色目標値との差を補正する第2のホワイトバランス補正値を算出する第2の補正値算出手段をさらに有し、
前記決定手段は、前記判別手段により前記肌色評価値が前記肌色補正対象領域に含まれると判別された場合、前記第1のホワイトバランス補正値と前記第2のホワイトバランス補正値との合計を前記最終的なホワイトバランス補正値として決定することを特徴とする請求項1記載のホワイトバランス制御装置。 - 前記第2の補正値算出手段が、前記推定手段によって推定された環境光源に対して予め設定された肌色目標値を用いて前記第2のホワイトバランス補正値を算出することを特徴とする請求項2記載のホワイトバランス制御装置。
- 前記第2の補正値算出手段が、前記肌色補正対象領域における前記肌色評価値の位置と、前記推定手段によって推定された環境光源とに応じて予め設定された量の変更を加えた前記第2のホワイトバランス補正値を算出することを特徴とする請求項2又は請求項3記載のホワイトバランス制御装置。
- 前記決定手段は、前記画像から顔領域が検出されない場合、前記第1のホワイトバランス補正値を前記最終的なホワイトバランス補正値として決定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のホワイトバランス制御装置。
- 前記画像を撮像する撮像手段と、
前記画像から顔領域を検出する顔検出手段と、
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のホワイトバランス制御装置とを有することを特徴とする撮像装置。 - 撮像された画像のホワイトバランス補正を行うホワイトバランス制御方法であって、
前記画像を複数のブロックに分割し、前記複数のブロックの各々の色評価値に基づいて第1のホワイトバランス補正値を算出する第1の補正値算出工程と、
前記複数のブロックの色評価値に基づいて、環境光源を推定する推定工程と、
前記複数のブロックのうち、前記画像から検出された顔領域に対応するブロックに対し、前記第1のホワイトバランス補正値を適用し、肌色評価値を取得する取得工程と、
前記肌色評価値が前記推定工程により推定された環境光源に対して予め定められた肌色補正対象領域に含まれるか否かを判別する判別工程と、
前記肌色評価値が前記肌色補正対象領域に含まれないと判別された場合、前記第1のホワイトバランス補正値を最終的なホワイトバランス補正値として決定する決定工程と、
撮像された画像を、前記決定工程が最終的なホワイトバランス補正値として決定したホワイトバランス補正値を用いて補正する補正工程とを有することを特徴とするホワイトバランス制御方法。 - コンピュータを請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のホワイトバランス制御装置の各手段として動作させるためのプログラム。
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