JP5105068B2 - 移動局の地理的分布推定方法および装置 - Google Patents

移動局の地理的分布推定方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5105068B2
JP5105068B2 JP2008020126A JP2008020126A JP5105068B2 JP 5105068 B2 JP5105068 B2 JP 5105068B2 JP 2008020126 A JP2008020126 A JP 2008020126A JP 2008020126 A JP2008020126 A JP 2008020126A JP 5105068 B2 JP5105068 B2 JP 5105068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
geographical distribution
resource consumption
base station
mobile stations
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008020126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009182747A (ja
Inventor
朋和 臺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008020126A priority Critical patent/JP5105068B2/ja
Publication of JP2009182747A publication Critical patent/JP2009182747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5105068B2 publication Critical patent/JP5105068B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は移動体通信システムに係り、特に複数の移動局の分布状態を推定する方法および装置に関する。
セルラ方式の移動体通信システムでは、基地局のアンテナの角度を変更することでセルのカバー範囲を調整することが可能である。たとえば、宅地開発やマンション建設などによりある地域で人口の急激な増大が予想される場合、通勤時間帯で多数のユーザがエリアを移動する場合、あるいはイベントが開催されたことで多数のユーザが一カ所に集中するような場合、輻輳状態を回避するように既存の基地局のセルカバー範囲を調整することでエリアの最適化を図ることが可能である。
また、無線リソースの効率的利用の観点からは、移動局をグループ化し、移動局の接続先の基地局を無線リソースが均等に使用されるように変更する無線リソース共有制御方法が提案されている(たとえば特許文献1)。
特開2006−115291号公報
しかしながら、エリア最適化において、アンテナの角度変更によるカバー範囲の調整では、変更後のエリアで多くのユーザがセル境界に分布すると、セルの負荷が増加した際、通信品質の悪い位置で移動局を使用するユーザが多くなってしまう。
また、特許文献1で提案された無線リソース利用の分散制御では、無線リソースの使用状況に応じて接続先が変更されるので、セル境界に位置するユーザは接続先が変更されたとしても、依然として低い通信品質での使用を余儀なくされる。
このような事態はセル内でのユーザ分布を把握しないでカバー範囲の調整や無線リソースの制御を行うことに起因するものである。このようなユーザの地理的な分布を把握する手段はこれまで提案されてこなかった。
そこで、本発明の目的は、移動局の地理的分布を推定する方法およびシステムを提供することにある。
本発明による地理的分布推定装置は、基地局が制御するセル内における移動局の地理的分布を推定する装置であって、前記セル内に位置する複数の移動局により通知される前記セルの隣接セル情報に基づいて隣接セルごとの通知回数を集計する隣接セル情報集計手段と、前記隣接セルごとの通知回数に基づいて前記セル内の移動局の地理的分布を判定する地理的分布判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、セル内に位置する移動局の地理的分布を推定することができる。
以下、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)システムを一例として説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
1.一実施形態
図1は本発明の一実施形態による地理的分布推定システムを適用した移動体通信システムのブロック図である。ここでは説明を煩雑にしないために、隣接する2つの基地局(NodeB)10、11が地理的分布推定装置12に接続されている例を図示しているが、3以上の基地局NodeBが接続されてもよい。
地理的分布推定装置12には、少なくとも隣接セル情報集計部およびリソース消費量集計部が設けられ、移動局UEからの隣接セル情報と基地局NodeBからのリソース消費量の情報とを用いて当該セルにおける移動局UEの地理的な分布を推定する。地理的分布推定装置12と各基地局NodeBとはネットワークを介して接続されてもよいが、後述するように、必要な情報を収集するために地理的分布推定装置12を基地局制御装置RNC(Radio Network Controller)に接続する構成が望ましい。
各基地局は1つあるいは複数のセルをカバーする。基地局が複数のアンテナによりセクタ化されている場合は各セクタをセルと呼ぶ。図1に示す例では、基地局10はセル10A−10Cを、基地局11はセル11A−11Cをそれぞれカバーするものとする。また、図1に示すセル位置関係では、たとえばセル10Aの隣接セルは、同じ基地局10のセル10Bおよび10C、隣接基地局11のセル11Cとなる。
セル内には複数の移動局UE(User Equipment)が位置し、無線インタフェースを介して当該セルの基地局と接続される。後述するように、移動局UEは、セルの境界に近づくと、ハンドオーバのためにMeasurement Report Message(以下、Measurement Report通知という。)で周辺セルの品質を基地局制御装置RNCへ報告する。また、各基地局では、呼量に比例するリソース消費量を監視し、基地局制御装置RNCへ定期的に報告している。
本実施形態による地理的分布推定装置12は、基地局制御装置RNCが受信したMeasurement Report通知と定期的に報告されるリソース消費量とを用いて隣接セル情報およびリソース消費量を収集し、移動局UEの地理的な分布を推定する。
このように、本実施形態によれば、各セル内に位置する移動局UEの地理的な分布を推定することができるので、電波伝搬をシミュレーションした面的なチューニングに加えて、実際のトラヒック状況を加味した、より精度の高い置局設計やエリアチューニングが可能となる。以下、具体的な実装例を挙げて詳細に説明する。
2.システム構成
図2は本発明の一実施例による地理的分布推定システムの構成を示すブロック図である。ここでは地理的分布推定システムを基地局制御装置RNCに実装した場合を例示する。
基地局NodeBは、移動局UEと無線通信を行う無線インタフェース101、基地局の全体的動作を制御する基地局制御部102、無線リソースを管理するリソース管理部103、および基地局制御装置20と接続するためのインタフェース104を有する。リソース管理部103は、カバーするセルに位置する移動局UEに割り当てられたリソースの消費量をセル毎に監視し、セル単位および基地局単位のリソース消費量を基地局制御装置20へ定期的に報告する。
また、基地局NodeBがカバーするセルに位置する各移動局UEは、当該セルの電界強度が低下し周辺セルの電界強度が増大することでセル境界に近づいたことを検知する。セル境界に近づくと、移動局UEはハンドオーバのためにMeasurement Report通知を用いて周辺セルの無線品質を基地局制御装置20へ報告する。なお、各セルにはそれぞれスクランブリングコードが割り当てられているので、移動局UEはスクランブリングコードによってセル識別が可能である。
基地局制御装置20は、基地局NodeBと接続するためのインタフェース201および基地局制御装置の全体的動作を制御する制御部202に加えて、本実施例による地理的分布推定装置として、無線品質集計部203、基地局リソース消費量集計部204および地理的分布判定部205を有する。さらに、セルの地理的位置関係を格納しておくことで、地理的分布判定部205はセル内での移動局の分布をより詳しく把握することもできる。
図3は本実施例による地理的分布推定システムにおけるデータ伝送の一例を示すシーケンス図である。たとえば、ある基地局NodeBのセルAに複数の移動局UEが在圏し、いくつかの移動局UEがセル境界に近づいたとする。これらの移動局UEは周辺セルの無線品質を乗せたMeasurement Report通知を当該基地局NodeBを介して基地局制御装置20へ送信する。また、基地局NodeBはカバーするセル内の移動局UEに割り当てたリソースの合計(リソース消費量)を監視し、一定時間間隔で基地局制御装置20へ通知する(S301、S302、S303・・・)。
基地局制御装置20に実装された無線品質集計部203はMeasurement Report通知を解析して隣接セルの出現回数をセル毎に集計し、基地局リソース消費量集計部204は各基地局NodeBのリソース消費量をセル毎に集計する。これらの集計値を総合することで、地理的分布判定部205は、後述するように、移動局UEの相対的な地理的偏りを推定することができる。さらに、地理的分布判定部205は、あるセルの隣接セル毎のMeasurement Report通知出現回数を集計することで、移動局UEがどの方向に偏って分布しているかを推定することもできる。
3.データ集計
図4(A)は無線品質の集計手順を示すフローチャートであり、図4(B)は基地局リソース消費量の集計手順を示すフローチャートである。
図4(A)において、無線品質集計部203は、各セル(以下、便宜上、注目セルという。)に在圏する移動局UEからMeasurement Report通知を受信すると(ステップS401)、そのMeasurement Report通知を解析し、そのハンドオーバ先となる周辺セルのスクランブリングコードを抽出し、注目セルの隣接セルを識別する(ステップS402)。そして、注目セルについて、その隣接セル毎にそれをハンドオーバ先とするMeasurement Report通知回数をカウントする。注目セルから送信された全てのMeasurement Report通知について同様のカウント処理を行うことで、隣接セル毎のMeasurement Report通知回数を集計する(ステップS403)。制御部202の制御の下で、こうして得られた集計結果を一定時間毎に地理的分布判定部205へ出力する(ステップS404)。
図4(B)において、基地局リソース消費量集計部204は、基地局NodeBのリソース管理部103から当該基地局のセル毎のリソース消費量を受信し(ステップS410)、セル毎に集計する(ステップS411)。そして、一定時間毎に、セル毎のリソース消費量集計結果を地理的分布判定部205へ出力する(ステップS412)。
以下、無線品質集計、基地局リソース消費量集計、および地理的分布判定部205の判定材料となる集計シーケンスについて、具体例を用いて説明する。
図5(A)はセルAとその隣接セルの一例を示す模式図、図5(B)は無線品質集計部203により集計されたデータの一例を示す図であり、図5(C)は無線品質集計およびリソース消費量を一定時間毎に集計した集計シーケンスを示す模式図である。
一例として、図5(A)に示すように、注目セルをセルAとし、セルAの周辺にスクランブリングコード(SC)“100”、“101”、“102”・・・がそれぞれ割り当てられた隣接セルが存在するものとする。セルAに在圏する移動局UEであってセル境界付近に位置するものは、上述したように、周辺セルの受信品質を含むMeasurement Report通知を基地局制御装置20へ送信する。
セルAに在圏するある移動局UEからMeasurement Report通知を受信すると、基地局制御装置20の無線品質集計部203は、そのMeasurement Report通知を解析し、その周辺セルリストに挙げられたセルのスクランブリングコードから隣接セルを識別し、Measurement Report通知回数をカウントする。セルAから送信された全てのMeasurement Report通知について同様のカウント処理を行うことで、セルAについて隣接セル毎のMeasurement Report通知回数を集計することができる。
こうして得られた集計結果の一例を図5(B)に示す。たとえば、スクランブリングコードSC=100の隣接セルをハンドオーバ先セルに選択したMeasurement Report通知は計30回発生している。全ての隣接セルに関するMeasurement Report通知カウント数の合計Cxは、当該セルAから受信したMeasurement Report通知の全受信回数である。
地理的分布判定部205は、無線品質集計部203から図5(B)に示す無線品質集計データを受け取り、基地局リソース消費量集計部204からは基地局リソース消費量集計を受け取る。そして、これらの集計データを総合して移動局UEのセルA内での分布の偏りを推定し、さらに図5(C)に示す集計データシーケンスに基づいて分布の時間的変化なども推定できる。
図5(C)では、データの集計時間を1時間とした場合の集計シーケンスを示す。ただし集計期間は任意に定めることができる。リソース消費量Ryは、当該セルAのリソース消費量の当該基地局NodeBの全リソースに対する比率を示す。たとえば集計データ501は0時から1時までの無線品質集計データおよびリソース消費量(比率)を示し、集計データ502は、1時から2時までの無線品質集計データおよびリソース消費量(比率)を示している。
4.地理的分布の推定
4.1)第1実施例
図6は本発明の第1実施例による地理的分布推定方法を示すフローチャートである。まず、制御部202はデータ集計のための集計期間を計測するタイマをスタートさせ、無線品質集計部203および基地局リソース消費量集計部204に上述したデータ集計をタイムアップするまで行わせる。
タイマがタイムアウトしてデータ集計が完了すると(ステップS601)、地理的分布判定部205は、セルAについての隣接セル毎の無線品質集計データを無線品質集計部203から入力し(ステップS602)、基地局NodeBのセル毎のリソース消費量集計データを基地局リソース消費量集計部204から入力する(ステップS603)。地理的分布判定部205は、無線品質集計データおよびリソース消費量集計データを用いて、図5(C)に示すように集計データをまとめ、セルAについてのMeasurement Report通知の合計回数Cxとリソース消費量Ryとを算出する(ステップS604)。
地理的分布判定部205には、Measurement Report通知の合計回数xに依存してリソース消費量(比率)の閾値が変化する中央分布判定用の閾値関数a(x)と、Measurement Report通知の合計回数xに依存してリソース消費量(比率)の閾値が変化する境界分布判定用の閾値関数b(x)と、が予め設定されている(具体例は図7参照)。これらの閾値関数a(x)およびb(x)は分布判定の基準であるが、他のセルのMeasurement Report通知合計回数に依存する相対的な基準となる。なお、移動局UEの分布がセル境界に集まっているか否かだけを推定する場合には、境界分布判定用の閾値関数b(x)をリソース消費量が増大する方向に適当に平行移動して用いればよい。
地理的分布判定部205は、集計されたMR合計回数x=Cxとリソース消費量y=Ryとで決定される点(Cx,Ry)が閾値関数a(x)より上の領域にあるか否かを判定する(ステップS605)。
Ry>a(Cx)であれば(ステップS605:YES)、セルAに在圏する移動局UEはセルのアンテナ周辺(中央部分)に偏って分布していると推定する(ステップS606)。
Ry<b(Cx)であれば(ステップS605:NO、ステップS607:YES)、セルAに在圏する移動局UEはセル境界付近に偏って分布していると推定する(ステップS608)。
b(Cx)≦Ry≦a(Cx)であれば(ステップS607:NO)、セルAに在圏する移動局UEは分布の偏りが比較的小さいと推定する(ステップS609)。この分布推定の具体例を図7を参照しながら説明する。
図7は第1実施例による地理的分布推定方法の一例を示す模式図である。横軸xは任意のセルにおけるMeasurement Report通知の合計回数Cxであり、縦軸yは任意のセルにおけるリソース消費量(比率)Ryである。
図7に示すように、集計されたMR合計回数Cxに対するリソース消費量Ryが中央分布判定用の閾値関数a(Cx)を超える領域701にあるときは、アンテナ周辺に移動局UEが多いと推定できる。なぜなら、呼量が多い(Ryが大きい)にもかかわらず、Measurement Report通知回数Cxが他のセルと比較して小さいことはセル周辺でのユーザの移動が少ないと考えられるからである。逆に、境界分布判定用の閾値関数b(x)を下回る領域702にあるときは、セル境界に移動局UEが多いと推定できる。
上述したように、本実施例によれば、無線品質集計部203では、移動局UEから送信されるMeasurement Report通知から隣接セル毎の頻度を集計し、地理的分布判定部205へ報告する。基地局リソース消費量集計部204では、基地局のリソース管理部103から通知されるリソース消費量をセル毎に集計し、地理的分布判定部205へ報告する。地理的分布判定部205では、Measurement Report通知の受信回数の合計およびリソース消費量の比率と、所定の分布判定閾値とを比較することで、移動局UEの分布の偏りを推定する。
4.2)第2実施例
図5(B)および(C)に示すように、隣接セルごとにMeasurement Report通知回数Cmrを集計することで、注目セルであるセルA内の移動局UEが主に分布している方向、すなわちどの隣接セルの側に偏っているかを推定することができる。たとえば、図5(C)における集計データ501では、スクランブリングコードSC=102の隣接セルMeasurement Report通知回数Cmrが100であり、他の隣接セルに比べて高くなっている。従って、この集計データ501の時間帯域では、移動局UEの分布は隣接セル(SC=102)付近の境界に偏っていると推定できる。
そこで、本発明の第2実施例による地理的分布推定装置は、セル位置関係を格納したセル位置メモリを設け、セル位置関係を参照することで、移動局の分布の偏りおよびその方向を推定する。
図8は本発明の第2実施例による地理的分布推定方法を示すフローチャートである。まず、制御部202はデータ集計のための集計期間を計測するタイマをスタートさせ、無線品質集計部203に上述したデータ集計をタイムアウトするまで行わせる。
タイマがタイムアウトしてデータ集計が完了すると(ステップS801)、地理的分布判定部205は、セルAについての隣接セル毎の無線品質集計データを無線品質集計部203から入力する(ステップS802)。地理的分布判定部205は、図5(B)に示すように、無線品質集計データをまとめ、セルAの隣接セルごとにMeasurement Report通知回数Cmrを算出する(ステップS803)。
続いて、地理的分布判定部205は、隣接セルごとのMeasurement Report通知回数Cmrと自セルAと隣接セルとの位置関係を参照して、セルA内の移動局UEの分布の偏りを推定する(ステップS804)。
図9は第2実施例におけるセルAと隣接セルとの位置関係の一例を示す模式的セル構成図である。このようなセル構成において、たとえば隣接セルBのMeasurement Report通知回数Cmr=10、隣接セルCのCmr=90であれば、セルA内の移動局UEは主にセルC付近に偏って分布しており、セルB側にはあまり偏在していないと推定可能である。
上述したように、本実施例によれば、無線品質集計部203では、移動局UEから送信されるMeasurement Report通知から隣接セル毎の頻度を集計し、地理的分布判定部205へ報告する。地理的分布判定部205では、隣接セル毎のMeasurement Report通知受信回数と自セルおよび隣接セルの位置関係とから移動局UEの分布の偏りを推定する。
なお、第1実施例と第2実施例とを組み合わせルことも可能である。すなわち、地理的分布判定部205では、Measurement Report通知の受信回数の合計およびリソース消費量の比率と、所定の分布判定閾値とを比較することで、移動局UEの分布の偏りを推定し、さらに隣接セル毎のMeasurement Report通知受信回数と自セルおよび隣接セルの位置関係とから移動局UEの分布の偏りを更に詳しく推定することも可能である。
5.他の実施形態
上述した実施例では、基地局制御装置20に地理的分布推定装置を実装した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、無線品質集計部203、基地局リソース消費量集計部204および地理的分布判定部205からなる地理的分布推定装置を基地局制御装置RNCの外部に設け、RNCからMeasurement Report通知およびリソース消費量の情報を受け取るように構成することも可能である。具体的には、地理的分布推定装置とRNCとをネットワーク等を介して接続する。
本発明は、WCDMAシステムの置局設計およびエリア最適化に適用可能である。
本発明の一実施形態による地理的分布推定システムを適用した移動体通信システムのブロック図である。 本発明の一実施例による地理的分布推定システムの構成を示すブロック図である。 本実施例による地理的分布推定システムにおけるデータ伝送の一例を示すシーケンス図である。 (A)は無線品質の集計手順を示すフローチャートであり、(B)は基地局リソース消費量の集計手順を示すフローチャートである。 (A)はセルAとその隣接セルの一例を示す模式図、(B)は無線品質集計部203により集計されたデータの一例を示す図であり、(C)は無線品質集計およびリソース消費量を一定時間毎に集計した集計シーケンスを示す模式図である。 本発明の第1実施例による地理的分布推定方法を示すフローチャートである。 第1実施例による地理的分布推定方法の一例を示す模式図である。 本発明の第2実施例による地理的分布推定方法を示すフローチャートである。 第2実施例におけるセルAと隣接セルとの位置関係の一例を示す模式的セル構成図である。
符号の説明
10、11 基地局
12 地理的分布推定装置
20 基地局制御装置
101 無線インタフェース
102 基地局制御部
103 リソース管理部
104 インタフェース
201 インタフェース
202 制御部
203 無線品質集計部
204 基地局リソース消費量集計部
205 地理的分布判定部

Claims (13)

  1. 基地局が制御するセル内における移動局の地理的分布を推定する装置において、
    前記セル内に位置する複数の移動局により通知される前記セルの隣接セル情報に基づいて隣接セルごとの通知回数を集計する隣接セル情報集計手段と、
    前記隣接セルごとの通知回数に基づいて前記セル内の移動局の地理的分布を判定する地理的分布判定手段と、
    を有することを特徴とする地理的分布推定装置。
  2. 前記基地局から通知されるリソース消費量情報に基づいて前記セルのリソース消費量を集計するリソース消費量集計手段を更に有し、
    前記地理的分布判定手段は、前記隣接セルごとの通知回数合計値と前記リソース消費量とを所定の分布判定閾値と比較することで、前記セル内の移動局の地理的分布を判定することを特徴とする請求項1に記載の地理的分布推定装置。
  3. 前記分布判定閾値は、前記通知回数合計値が比較的大きく前記リソース消費量が比較的小さい場合に前記セル内の移動局は当該セルの境界付近に分布していると判定されるように設定されることを特徴とする請求項2に記載の地理的分布推定装置。
  4. 前記地理的分布判定手段は、前記隣接セルごとの通知回数と前記セルおよび隣接セルの位置関係とに基づいて、前記セル内の移動局の地理的分布を判定することを特徴とする請求項1に記載の地理的分布推定装置。
  5. 移動体通信システムにおける複数の基地局を制御する基地局制御装置に実装されたことを特徴とする請求項1−4のいずれか1項に記載の地理的分布推定装置。
  6. 基地局が制御するセル内における移動局の地理的分布を推定する方法において、
    前記セル内に位置する複数の移動局により通知される前記セルの隣接セル情報に基づいて隣接セルごとの通知回数を集計し、
    前記隣接セルごとの通知回数に基づいて前記セル内の移動局の地理的分布を判定する、
    ことを特徴とする地理的分布推定方法。
  7. 前記基地局から通知されるリソース消費量情報に基づいて前記セルのリソース消費量を集計し、
    前記隣接セルごとの通知回数合計値と前記リソース消費量とを所定の分布判定閾値と比較することで前記セル内の移動局の地理的分布を判定する、ことを特徴とする請求項6に記載の地理的分布推定方法。
  8. 前記分布判定閾値は、前記通知回数合計値が比較的大きく前記リソース消費量が比較的小さい場合に前記セル内の移動局は当該セルの境界付近に分布していると判定されるように設定されることを特徴とする請求項7に記載の地理的分布推定方法。
  9. 前記隣接セルごとの通知回数と前記セルおよび隣接セルの位置関係とに基づいて、前記セル内の移動局の地理的分布を判定することを特徴とする請求項6に記載の地理的分布推定方法。
  10. 請求項1−のいずれか1項に記載の地理的分布推定装置を基地局制御装置に実装したことを特徴とする移動体通信システム。
  11. 請求項1−のいずれか1項に記載の地理的分布推定装置を基地局制御装置の外部に接続したことを特徴とする移動体通信システム。
  12. 基地局が制御するセル内における移動局の地理的分布を推定する装置としてコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    前記セル内に位置する複数の移動局により通知される前記セルの隣接セル情報に基づいて隣接セルごとの通知回数を集計する隣接セル情報集計機能と、
    前記隣接セルごとの通知回数に基づいて前記セル内の移動局の地理的分布を判定する地理的分布判定機能と、
    をコンピュータに実現することを特徴とするプログラム。
  13. 前記基地局から通知されるリソース消費量情報に基づいて前記セルのリソース消費量を集計するリソース消費量集計機能を更に実現し、
    前記地理的分布判定機能は、前記隣接セルごとの通知回数合計値と前記リソース消費量とを所定の分布判定閾値と比較することで、前記セル内の移動局の地理的分布を判定することを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
JP2008020126A 2008-01-31 2008-01-31 移動局の地理的分布推定方法および装置 Expired - Fee Related JP5105068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020126A JP5105068B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 移動局の地理的分布推定方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020126A JP5105068B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 移動局の地理的分布推定方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009182747A JP2009182747A (ja) 2009-08-13
JP5105068B2 true JP5105068B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=41036358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008020126A Expired - Fee Related JP5105068B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 移動局の地理的分布推定方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5105068B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3029576B2 (ja) * 1996-10-08 2000-04-04 株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所 チャネル割当て方法および該方法を使用する通信網
JP2005167745A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 携帯端末移動状況推定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009182747A (ja) 2009-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6272954B2 (ja) 地理的ビンデータ収集及びレポートのための方法及び進化型ノードb
US11984937B2 (en) Communication system with beam quality measurement
Fehske et al. Small-cell self-organizing wireless networks
CN102884818B (zh) 控制通信系统中测量数据的收集的装置和方法
US9503232B2 (en) Methods and apparatus for inter-cell interference coordination with protected subframes
JP5671494B2 (ja) 無線通信システムおよび無線基地局
EP3478003B1 (en) Radio node and method for dynamic power adjustment for small cells
KR101709637B1 (ko) 방법 및 장치
CN104412654A (zh) 用于在多扇区部署中做出切换决策的小区间协作
US20220014943A1 (en) Measurement method and apparatus, and device
EP2560431A1 (en) Wireless communication system, wireless base station, and method for resetting communication parameters
CN104641695A (zh) 蜂窝通信系统中节能的方法
KR20160054899A (ko) 무선 통신 시스템에서 안테나 파라미터를 최적화하기 위한 장치 및 방법
JP5293502B2 (ja) 通信品質情報収集システム
WO2017135152A1 (ja) 無線品質予測装置、無線基地局、無線端末、無線品質予測方法および無線品質予測プログラム
EP2829097B1 (en) Received signal quality measurement triggering and reporting
EP2485516B1 (en) Radio coverage in mobile telecommunications systems
CN105050106B (zh) 一种测量控制方法及应用其的基站
JP5105068B2 (ja) 移動局の地理的分布推定方法および装置
US20230318684A1 (en) Apparatus, methods and computer programs
CN114375589B (zh) 一种网络参数调整方法及网络管理设备
EP2911436B1 (en) Method and user equipment for making measurement event decision
JP5437972B2 (ja) セルラ移動通信におけるセル選択方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120905

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120918

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees