JP5102133B2 - ケーブルモデム及び端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CATVシステムの加入者側に設けられ、CATVセンタに設けられた管理装置と加入者側の端末装置との間のデータ通信を中継するケーブルモデム、及び、このケーブルモデムに接続される加入者側の端末装置に関する。
従来、CATVセンタに設けられた管理装置と加入者側の端末装置との間のデータ通信を中継するケーブルモデムにおいては、当該ケーブルモデムを介してデータ通信を中継可能な端末装置の数が管理装置側から設定され、その設定された台数分だけ端末装置と管理装置との中継を行うように、中継を許可する端末装置のMACアドレスを登録するようにされている(例えば、特許文献1、2等、参照)。
また、このMACアドレスの登録は、通常、ケーブルモデムが、端末装置が送信した送信パケットを受信することにより、端末装置からMACアドレスを取得し、その取得したMACアドレスを自動で登録することにより行われる。
特開2006−311479号公報 特開2007−274574号公報
しかしながら、上記従来の登録手順では、ケーブルモデムに接続された端末装置が複数存在する場合には、送信パケットを送信した順に端末装置のMACアドレスが登録されることになる。
このため、例えば、ケーブルモデムに、管理装置との間のデータ通信を必ず実行すべきセットトップボックスと、セットトップボックス以外の他の端末装置とが、複数接続されている場合に、セットトップボックス以外の端末装置のMACアドレスが所定台数分だけ登録されてしまい、セットトップボックスと管理装置との間のデータ通信を中継できなくなる、という問題があった。
一方、こうした問題を防止するため、ケーブルモデムには、管理装置との間のデータ通信を実行すべき端末装置(セットトップボックス等)のMACアドレスの中で、製造会社を特定し得る上位ビットデータを、MACアドレスの登録候補として設定しておき、その登録候補に対応したMACアドレスを有する端末装置からの送信パケットを受信するまでは、登録候補に対応したMACアドレスの登録(記憶)領域を空けておき、登録候補に対応したMACアドレスを有する端末装置からの送信パケットを受信すると、その端末装置のMACアドレスを、対応する登録(記憶)領域に登録することが考えられている。
そして、このようにすれば、ケーブルモデムには、MACアドレスの上位ビットデータで特定される製造会社の端末装置が、他の端末装置よりも優先的に登録されることになり、ケーブルモデムに対し、管理装置との間のデータ通信を実行すべき端末装置(セットトップボックス等)と、管理装置との間のデータ通信を、確実に中継させることができる。
しかし、上記のようにMACアドレスの上位ビットデータを登録候補として設定する方法では、優先的にMACアドレスを登録できる端末装置が製造会社によって制限されてしまい、他の製造会社の端末装置は、MACアドレスを優先的に登録することができないという問題があった。
また、MACアドレスの上位ビットデータを登録候補として設定すると、その上位ビットデータで特定される製造会社の端末装置が全て優先登録の対象となるため、例えば、登録候補に対応した端末装置であれば、優先的にMACアドレスを登録する必要のない端末装置であっても、MACアドレスが優先的に登録されてしまう、という問題もある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、中継対象となる端末装置を識別するためのMACアドレスを自動登録可能なケーブルモデムにおいて、MACアドレスの上位ビットデータを利用することなく、所望の端末装置のMACアドレスを優先的に登録できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、CATVシステムの加入者側に設けられ、CATVセンタに設けられた管理装置と、予めMACアドレスが登録された端末装置との間のデータ通信を中継するケーブルモデムであって、
前記データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスを登録するMACアドレス登録手段として、
MACアドレスを優先的に登録可能な端末装置に付与され、前記管理装置との間のデータ通信に使用されるプライマリIPアドレスとはネットワークが異なるセカンダリIPアドレスが記憶された記憶手段と、
当該ケーブルモデムの起動後、前記記憶手段に記憶されたセカンダリIPアドレスを用いて、当該ケーブルモデムに接続された端末装置を呼び出し、その呼び出しに応答してきた端末装置からMACアドレスを取得して、前記データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして登録する第1登録手段と、
該第1登録手段による端末装置の呼出/登録動作が終了すると、MACアドレスの登録数が予め設定された最大値に達するまで、当該ケーブルモデムに接続されたMACアドレス未登録の端末装置からの送信パケットを順次受け付け、その受け付けた端末装置のMACアドレスを、前記データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして登録する第2登録手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、CATVシステムの加入者側に設けられ、請求項1に記載のケーブルモデムを介してCATVセンタに設けられた管理装置との間でデータ通信を行う端末装置であって、
前記管理装置との間のデータ通信に使用するプライマリIPアドレスとはネットワークが異なるセカンダリIPアドレスが予め登録され、前記ケーブルモデムから当該セカンダリIPアドレスにて呼び出しがあると、当該端末装置固有のMACアドレスを返信するMACアドレス送信手段、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載のケーブルモデムにおいて、MACアドレス登録手段には、MACアドレスを優先的に登録可能な端末装置に付与されているセカンダリIPアドレスが記憶された記憶手段が設けられている。
そして、MACアドレス登録手段においては、当該ケーブルモデムが起動されると、まず第1登録手段が、記憶手段に記憶されたセカンダリIPアドレスを用いて、当該ケーブルモデムに接続された端末装置を呼び出し、その呼び出しに応答してきた端末装置からMACアドレスを取得し、その取得したMACアドレスを、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして登録する。
また、この第1登録手段による端末装置の呼出/登録動作が終了すると、その後、MACアドレスの登録数が予め設定された最大値に達するまで、第2登録手段が、当該ケーブルモデムに接続されたMACアドレス未登録の端末装置からの送信パケットを順次受け付け、その受け付けた端末装置のMACアドレスを、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして登録する。
従って、本発明のケーブルモデムによれば、記憶手段に、MACアドレスを優先的に登録したい端末装置のセカンダリIPアドレスを記憶しておけば、ケーブルモデムに接続された端末装置の中から、そのセカンダリIPアドレスが付与された端末装置が自動で抽出されて、その端末装置のMACアドレスが、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして優先的に登録されることになる。
よって、本発明によれば、MACアドレスの上位ビットデータを利用することなく、所望の端末装置のMACアドレスを優先的に登録できるようになり、優先的にMACアドレスを登録できる端末装置が製造会社によって制限されるとか、優先的に登録する必要のない端末装置のMACアドレスが優先的に登録されてしまう、といった問題を防止できる。
次に、請求項2に記載の端末装置には、セカンダリIPアドレスが予め登録されており、ケーブルモデムから当該セカンダリIPアドレスにて呼び出しがあると、MACアドレス送信手段が、当該端末装置固有のMACアドレスをケーブルモデムに返信する。
従って、この端末装置によれば、当該端末装置に登録されたセカンダリIPアドレスをケーブルモデムの記憶手段に記憶しておくことで、ケーブルモデムに自身のMACアドレスを優先的に登録させることができる。
よって、この端末装置を、セットトップボックス等、CATVセンタの管理装置とのデータ通信を実行すべき端末装置に適用し、請求項1に記載のケーブルモデムと組み合わせて使用すれば、この端末装置のMACアドレスをケーブルモデムに優先的に登録して、この端末装置と管理装置とのデータ通信を実行させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用されたCATVシステム全体の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、CATVシステムは、CATVセンタ2と、CATVシステムの加入者側に設けられ、CATV網4を介してCATVセンタ2に接続されるケーブルモデム30とにより構成されている。
CATVセンタ2には、インターネット6への接続サービス等、各種通信サービスを行うためのネットワーク管理部10、テレビ放送信号の配信等、各種放送サービスを行うための放送サービス管理部20、及び、これら各管理部10、20をCATV網4に接続する混合器22が備えられている。
また、ネットワーク管理部10には、管理装置12、DHCPサーバ13、TFTPサーバ14、ToDサーバ15、ケーブルモデム終端装置(Cable Modem Termination System、以下、CMTSという)16、当該ネットワーク管理部10をインターネット6に双方向通信可能に接続するルータ18、及び、これら各部を接続するハブ19が備えられている。
ここで、管理装置12は、周知のコンピュータシステムにより構成されており、CATV網4を介して接続されるケーブルモデム30やケーブルモデム30に接続された加入者側の端末装置から各種情報を取得して、ケーブルモデム30や加入者側端末装置の動作状態を管理するものである。
また、DHCPサーバ13、TFTPサーバ14、ToDサーバ15も、周知のコンピュータシステムにより構成されるものであり、ケーブルモデム30やケーブルモデム30に接続された加入者側の端末装置に対し、データ通信用のプライマリIPアドレスを付与したり、各種設定用のファイルを転送したり、時刻情報を設定したりする。
なお、管理装置12や上記各サーバ13、14、15、CMTS16等、ネットワーク管理部10の構成は従来から周知であるため、ここでは、詳細な説明は省略する。
次に、ケーブルモデム30には、加入者側の端末装置として、放送サービス管理部20から配信された各種テレビ放送信号を選局して映像・音声信号等を復調し、テレビ受像機62に出力するセットトップボックス60や、インターネット端末として利用されるパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)64、66、…等が接続されている。
このケーブルモデム30は、起動時にネットワーク管理部10から設定される台数分だけ端末装置のMACアドレスを登録可能に構成されており、起動後、その設定台数を上限として、当該ケーブルモデム30に接続された端末装置のMACアドレスを自動で登録して、その登録したMACアドレスを有する端末装置とCATVセンタ2側の管理装置12との間のデータ通信を中継するものであり、図2に示すように構成されている。
図2に示すように、ケーブルモデム30には、同軸ケーブル等を介してCATV網4に接続するためのCATV接続端子32が設けられている。
このCATV接続端子32に入力されるCATVセンタ2からの伝送信号(受信信号)は、ダイプレクサ34を介してチューナ36に入力され、チューナ36は、その入力された受信信号の中から、データ通信用の信号を抽出する。そして、その抽出された信号は、QAM復調器38にて受信データに変換され、メディアアクセスコントロール部40に入力される。
メディアアクセスコントロール部40は、受信データに付与されたIPアドレス等に基づき、受信データをケーブルモデム30自身、又は、当該ケーブルモデム30に接続された端末装置に転送したり、端末側から入力される送信データをQAM変調器42に出力することで、送信信号に変換させ、増幅器44及びダイプレクサ34を介してCATV網4(延いてはCATVセンタ2)に送信させる、所謂ブリッジとして機能する。
また、ケーブルモデム30には、STB60やパソコン64、66、…等からなる端末装置を接続するための端子として、STB60を含む端末装置との間でイーサネット(Ethernet:登録商標)によりデータ通信を行うLAN端子48と、USBインターフェースを有する他の端末装置との間でデータ通信を行うUSB端子49とが設けられており、ケーブルモデム30内には、これら各端子48、49に接続された端末装置との間でデータを送受信するLAN/USBインターフェース47が設けられている。
そして、このLAN/USBインターフェース47は、バス46を介して、メディアアクセスコントロール部40に接続されており、各端子48、49に接続された端末装置からの送信データを、バス46を介してメディアアクセスコントロール部40に出力し、メディアアクセスコントロール部40から端末装置宛に出力された受信データを、LAN端子48又はUSB端子49を介して、対応する端末装置に送信する。
また、バス46には、各種制御演算用のCPU50、制御プログラム等が格納されたROM52、各種制御データを保存するためのRAM54等が接続されている。そして、CPU50は、ROM52に格納された制御プログラムや、管理装置12からの指令に従い、当該ケーブルモデム30の動作を制御する。
次に、CPU50にて実行される制御処理のうち、本発明にかかわる主要な処理である、MACアドレス登録処理を、図3に示すフローチャートに沿って説明する。
なお、この登録処理を実行するに当たっては、MACアドレスを優先的に登録する端末装置(優先接続対象機器)の識別情報として、予めROM52内に、その端末装置に付与されたセカンダリIPアドレスが記憶されており、STB60には、そのROM52内に記憶されたセカンダリIPアドレスの一つが、自身のセカンダリIPアドレスとして予め登録されているものとする。
また、このセカンダリIPアドレスは、ネットワーク管理部10のDHCPサーバ13がデータ通信のために割り当てるプライマリIPアドレスとはネットワーク(詳しくはネットワークデータ)が異なるIPアドレスとして予め設定されている。
まず、図3に示すMACアドレス登録処理は、ケーブルモデム30が起動されて、CATVセンタ2のネットワーク管理部10側からの送信データに従い、中継を許可する端末装置の台数等の初期設定処理が実行された直後に開始される処理である。
そして、この処理が開始されると、S110(Sはステップを表す)にて、予め優先接続対象機器の識別情報として記憶されたセカンダリIPアドレスをROM52から読み込み、S120にて、そのセカンダリIPアドレスを用いて端末装置を呼び出す。なお、この呼び出しには、対応する端末装置に対しMACアドレスを要求する周知の「ARP」コマンドが利用される。
次に、S130では、この「ARP」コマンドにて呼び出しを行った端末装置(つまり、ROM50に記憶されたセカンダリIPアドレスが付与された端末装置)から応答があったか否かを判断し、応答があれば、S140に移行して、その応答データからMACアドレスを読み出し、続くS150にて、その読み出したMACアドレスを、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして、RAM54に登録する。
次に、S150にて、MACアドレスを登録するか、或いは、S130にて、応答がないと判断されると、S160に移行し、ROM52にセカンダリIPアドレスが記憶された全ての優先接続対象機器に対する呼び出しが終了したか否かを判断する。
そして、全ての優先接続対象機器に対する呼び出しが終了していなければ、再度S110に移行して、ROM52に記憶されたセカンダリIPアドレスのうち、まだ呼び出しを行っていないセカンダリIPアドレスを用いて端末装置を呼び出し、その後上記と同様の手順で、S120以降の処理を実行する。
なお、本実施形態では、STB60に、ROM52内に記憶されたセカンダリIPアドレスの一つが登録されているので、上記S110〜S160の一連の処理を繰り返し行うことにより、STB60が、本発明のMACアドレス送信手段として機能して、「ARP」コマンドに対する応答データを送信し、CPU50は、その応答データに含まれるSTB60のMACアドレスを、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとしてRAM54に登録することになる。
一方、S160にて、全ての優先接続対象機器に対する呼び出しが終了したと判断されると、S170に移行し、上記S110〜S160の一連の処理でRAM54にMACアドレスを登録した端末装置(本実施形態ではSTB60)とは異なる他の接続機器(本実施形態ではパソコン64、66、…等)から、送信パケットが到着したか否かを判断することにより、他の接続機器からの送信パケットが到着するのを待つ。
そして、S170にて、他の接続機器からの送信パケットが到着したと判断されると、S180に移行して、今度は、RAM54に登録されたMACアドレスの数は、データ通信を中継可能な端末装置の台数の上限値に達しているか否か、つまり、RAM54にMACアドレスを追加登録可能か否か、を判断する。
次に、S180にて、MACアドレスを追加登録可能であると判断されると、S190に移行して、今回パケットを送信してきた他の接続機器からMACアドレスを取得し(具体的には、受信したパケットに含まれるMACアドレスを読み込み)、続くS200にて、その取得したMACアドレスを、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとしてRAM54に登録した後、S170に移行し、逆に、S180にて、MACアドレスを追加登録できないと判断されると、再度S170に移行する。
以上説明したように、本実施形態のケーブルモデム30においては、ROM52に、MACアドレスを優先的に登録可能な端末装置のセカンダリIPアドレスが記憶されており、起動後、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスをRAM54に登録する際には、まず、ROM52に記憶されたセカンダリIPアドレスを用いて端末装置を呼び出し、その呼び出しに応答してきた端末装置のMACアドレスをRAM54に登録する。
このため、本実施形態のケーブルモデム30によれば、多数の端末装置が接続されていても、ROM52にセカンダリIPアドレスが記憶された端末装置(上記説明ではSTB60)のMACアドレスを、データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして、RAM54に優先的に登録することができる。
従って、本実施形態によれば、MACアドレスの上位ビットデータを利用することなく、STB60等、所望の端末装置のMACアドレスを優先的に登録できるようになり、優先的にMACアドレスを登録できる端末装置が製造会社によって制限されるとか、優先的に登録する必要のない端末装置のMACアドレスが優先的に登録されてしまう、といった問題を防止できる。
また、STB60には、ケーブルモデム30のROMに記憶されたセカンダリIPアドレスの一つが登録されており、STB60は、自身のセカンダリIPアドレスによって「ARP」コマンドを受けると、MACアドレス送信手段としての機能によって、自身のMACアドレスを含む応答データを、ケーブルモデム30に返信する。
従って、STB60のMACアドレスは、パソコン64、66、…等、ケーブルモデム30に接続された他の端末装置より優先的に、ケーブルモデム30のRAM54に登録されることになり、CATVセンタ2の管理装置12との間で確実にデータ通信を実行できるようになる。
なお、本実施形態においては、ケーブルモデムのCPU50にて実行される図3のMACアドレス登録処理が、本発明のMACアドレス登録手段として機能し、このうち、特にS110〜S160の処理が、本発明の第1登録手段に相当し、S170〜S200の処理が、本発明の第2登録手段に相当し、S110の処理で読み出されるセカンダリIPアドレスが記憶されたROM52が、本発明の記憶手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、ケーブルモデム30とSTB60とは別体で構成されるものとして説明したが、本発明は、ケーブルモデム30としての機能を、STB60若しくは他の端末装置(例えばテレビ受像機や録画装置等)に組み込み、一体化した場合であっても、上記実施形態と同様に適用して、同様の効果を得ることができる。
実施形態のCATVシステム全体の構成を表すブロック図である。 ケーブルモデムの内部構成を表すブロック図である。 ケーブルモデムのCPUにて実行されるMACアドレス登録処理を表すフローチャートである。
符号の説明
2…CATVセンタ、4…CATV網、6…インターネット、10…ネットワーク管理部、12…管理装置、13…DHCPサーバ、14…TFTPサーバ、15…ToDサーバ、18…ルータ、19…ハブ、20…放送サービス管理部、22…混合器、30…ケーブルモデム、32…CATV接続端子、34…ダイプレクサ、36…チューナ、38…QAM復調器、40…メディアアクセスコントロール部、42…QAM変調器、44…増幅器、46…バス、47…LAN/USBインターフェース、48…LAN端子、49…USB端子、60…セットトップボックス、62…テレビ受像機、64,66…パソコン。

Claims (2)

  1. CATVシステムの加入者側に設けられ、CATVセンタに設けられた管理装置と、予めMACアドレスが登録された端末装置との間のデータ通信を中継するケーブルモデムであって、
    前記データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスを登録するMACアドレス登録手段として、
    MACアドレスを優先的に登録可能な端末装置に付与され、前記管理装置との間のデータ通信に使用されるプライマリIPアドレスとはネットワークが異なるセカンダリIPアドレスが記憶された記憶手段と、
    当該ケーブルモデムの起動後、前記記憶手段に記憶されたセカンダリIPアドレスを用いて、当該ケーブルモデムに接続された端末装置を呼び出し、その呼び出しに応答してきた端末装置からMACアドレスを取得して、前記データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして登録する第1登録手段と、
    該第1登録手段による端末装置の呼出/登録動作が終了すると、MACアドレスの登録数が予め設定された最大値に達するまで、当該ケーブルモデムに接続されたMACアドレス未登録の端末装置からの送信パケットを順次受け付け、その受け付けた端末装置のMACアドレスを、前記データ通信の中継を許可する端末装置のMACアドレスとして登録する第2登録手段と、
    を備えたことを特徴とするケーブルモデム。
  2. CATVシステムの加入者側に設けられ、請求項1に記載のケーブルモデムを介してCATVセンタに設けられた管理装置との間でデータ通信を行う端末装置であって、
    前記管理装置との間のデータ通信に使用するプライマリIPアドレスとはネットワークが異なるセカンダリIPアドレスが予め登録され、前記ケーブルモデムから当該セカンダリIPアドレスにて呼び出しがあると、当該端末装置固有のMACアドレスを返信するMACアドレス送信手段、を備えたことを特徴とする端末装置。
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