JP5095079B2 - デンプンと脂肪族−芳香族をベースとするポリエステル樹脂の混合物 - Google Patents

デンプンと脂肪族−芳香族をベースとするポリエステル樹脂の混合物 Download PDF

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Description

本発明は、デンプンと脂肪族-芳香族をベースとするポリエステル樹脂の混合物に関し、こうした材料の混合物の射出成形品を形成する方法を含んでいる。この混合物は動物用の成形したチュートイの製造に適用すると特に有用性があることが分かるが、他の押出成形品も利用可能である。
米国特許第5827565号には、大部分の犬は、硬さに関しては好みが異なるものの、香味のある物体を噛むことを喜ぶということが指摘されている。一部の犬は牛骨、ナイロンなどの非常に硬い物質を噛むことを好むが、一方他のものはポリウレタンまたはゴムなどのより柔いガムを好む。一部の犬はその年齢のために非常に硬い物質を噛むことが不可能であり得る。子犬は十分に成長していない歯を持ち、一方老犬は歯周病を患ったり、あるいはその歯の一部を失っているかもしれない。
本出願の所有者であるT.F.H. Publications Inc.社は以前に、完全に消化可能で滋養分があり、かつ様々な犬の好みまたは要求に合わせるために、熱を加えることにより個々に調整可能であるテクスチャまたは硬さを維持する、食用の犬のガムに対して特許の保護が認められている。こうした犬のガムは、主としてカゼインを含んだ混合物を利用し、米国特許第5200212号および米国特許第5240720号に記載されている。
またT.F.H. Publications Inc.社所有の米国特許第5827565号には、主として射出成形ジャガイモデンプン細粒および誘引物質からなる、熱膨張性の犬のガムを製造する方法が開示されている。列挙された誘引物質としては、鶏肉粉末、肝臓粉末、ハム、シチメンチョウ、牛肉およびまたは魚類がある。ホウレンソウまたはニンジンなどの天然野菜添加剤も加えてもよい。得られた混合物は、熱および圧力の下で犬の骨などの所望の形態に成形される。こうして製造された犬の骨は、後続の、好ましくは電子レンジ中での加熱によりテクスチャまたは硬さを改質することができる。
これも再びT.F.H. Publications Inc.社の所有であるが、米国特許第5827565号の一部係属出願である米国特許第6126978号には、こうしたガムへの犬の食欲を高めるために天然果実の香味を有する犬のガムが開示されている。こうした果実香味のある犬のガムはまた、犬の所有者へのガムの魅力度を高めるために、天然の食品着色料を含んでもよい。食品着色料はまた果実香味料と対応してもよく、そこに開示されている犬のガムはまた、ミント、スペアミント、ペッパーミントまたはウインターグリーンなどの犬用の口臭改善剤(breath sweetener)呼気用甘味剤を組み入れ、さらにパセリを含んでもよい。こうした食用ガムの好ましい形態では、ジャガイモデンプンなどの熱膨張性デンプンの基本成分を維持している。天然果実香味料以外に、果実香味料を、ジャガイモデンプン、水および炭酸カルシウムの混合物の細粒に加えてもよい。
さらにT.F.H. Publications Inc.社による同一所有者の、以下の米国特許および同時係属出願も注目される。米国特許第5476069号;現在は米国特許第6093427号である、「Vegetable Based Dog Chew」の表題の、1997年9月3日に出願された米国特許出願第08/923070号;現在は米国特許第5827565号である、「Edible Dog Chew」の表題の、1997年10月25日に出願された米国特許出願第08/738423号;現在は米国特許第5941197号である、「Carrot-Based Dog Chew」の表題の、1997年1月17日に出願された米国特許出願第08/784834号;現在は放棄された、「Vegetable Dog Chew」の表題の、1997年7月7日に出願された米国特許出願第08/888611号;現在は米国特許第6180161号である、「Heat Modifiable Edible Dog Chew」の表題の、1998年7月14日に出願された米国特許出願第09/114872号;現在は米国特許第6126978号である、「Improved Edible Dog Chew」の表題の、1998年8月21日に出願された米国特許出願第09/138804号;現在は米国特許第6110521号である、「Wheat & Casein Dow Chew With Modifiable Texture」の表題の、1998年7月15日に出願された米国特許出願第09/116070号;現在は米国特許第6093441号である、「Heat Modifiable Peanut Dog Chew」の表題の、1998年7月15日に出願された米国特許出願第09/116555号;現在は米国特許第6159516号である、「Method of Molding Edible Starch」の表題の、1999年1月8日に出願された米国特許出願第09/227767号。こうした特許および出願に加えて、前記特許および出願に引用された技術も、こうした技術はデンプン成形品の分野に関するので、注目される。
さらに、従来技術が最近かなり成熟して、香味のあるペット用品を対象とする種々の他の開示が含まれようになった。たとえば、「Use of Valerian Plant and/or Root as a Scent-Attractant for Stimulating Canines and Felines」の表題の米国特許第5786382号。この特許には、カノコソウ植物により放出される天然の芳香が犬および猫の香気誘引物質として働くように食品に使用するための、ハーブ植物カノコソウの全体であろうと部分であろうとその形態すべての使用が開示されている。
「Dog Chew Processing Method」の表題の米国特許第4985964号および米国特許第5007879号には、犬のガム用品として使用するためのウシの蹄の加工方法が開示されている。
「Methods for Making Pet Chews」の表題の米国特許第5149550号には、ウシおよびその他の有蹄家畜からの靭帯を実質上脂肪が含まれないようにし、ペット用ガムとして使用するために乾燥し、硬化させることができることが開示されている。
「Pet Chew Product Having Oral Care Properties」の表題の米国特許第5407661号には、ペットにより噛まれた場合に機械的洗浄機能を有すると記載されている、トウモロコシの穂軸分画などのセルロース繊維状の材料をその中に含んだ、柔軟な多孔質マトリックスを有する食用のペット用ガム用品が開示されている。
「Method of Manufacturing Substantially Pure Rawhide Pet Products」の表題の米国特許第5635237号には、多重加熱区域および交換可能な押し出し成形ダイを有する、一対のスクリュー押出しを利用した純粋な生皮のガムが開示されている。
「Dog Chew Toy」の表題の米国特許第5711254号には、天然植物または合成繊維の撚り糸のストランドにより定義される内部コア、および内部コアの周りに撚り合わされた柔らかな綿糸の複数のストランドにより定義される外部殻を有する、ある長さの複合材料のロープ形態の犬用チュートイが開示されている。内部コアは、犬の唾液で濡れた場合細菌が増殖するのを阻害するために、トイの乾燥を促進するように外部の殻より水吸収が少ないと言われている。
「Process for Manufacturing Dog Chew Toys of Tire Sidewalls」の表題の米国特許第5750196号には、中古タイヤから回収されたサイドウオールからトイの基材を切るための染料の使用が開示されている。
こうした用品のその他の先例が、Axelrodの米国特許第3871334号(nylon substrate containing liquid flavor and odor components)、およびAxelrodの米国特許第4771733号(polyurethane toy containing aqueous-based flavor and odor components)中に開示されている。Edwardsの米国特許第4557219号および米国特許第4513014号には、ポリウレタンガム成形中に香味料の使用が開示されている。
最後に、米国特許第6184261号が注目されるが、これには生分解性ポリマー、デンプン、タルク、および発泡剤を含んだ押出品混合物である発泡体が開示されている。生分解性ポリマーは、ポリ(テトラメチレンアジペート・コ・テレフタレート)であり得る。
米国特許第5827565号 米国特許第5200212号 米国特許第5240720号 米国特許第6126978号 米国特許第5476069号 現在は米国特許第6093427号である、米国特許出願第08/923070号 現在は米国特許第5827565号である、米国特許出願第08/738423号 現在は米国特許第5941197号である、米国特許出願第08/784834号 米国特許出願第08/888611号 現在は米国特許第6180161号である、米国特許出願第09/114872号 現在は米国特許第6126978号である、米国特許出願第09/138804号 現在は米国特許第6110521号である、米国特許出願第09/116070号 現在は米国特許第6093441号である、米国特許出願第09/116555号 現在は米国特許第6159516号である、米国特許出願第09/227767号 米国特許第5786382号 米国特許第4985964号 米国特許第5007879号 米国特許第5149550号 米国特許第5407661号 米国特許第5635237号 米国特許第5711254号 米国特許第5750196号 米国特許第3871334号 米国特許第4771733号 米国特許第4557219号 米国特許第4513014号 米国特許第6184261号
したがって、本明細書の目的は、熱可塑性ポリエステルアミドおよびデンプンから、生分解性の動物用ガムを形成するために、動物用ガムについての本出願人らの先の開示をさらに改善することである。さらに、ポリエステルアミド成分が連続的デンプン相中に分散された別個の領域に存在する、生分解性動物用ガムを形成することも本発明の目的である。
芳香族/脂肪族をベースとするポリエステルとデンプンを含んだ混合物。本発明の方法は、芳香族/脂肪族をベースとするポリエステルを供給すること、デンプンを供給することおよび前記芳香族/脂肪族をベースとするポリエステルとデンプンを混合すること、ならびに前記芳香族/脂肪族をベースとするポリエステルおよびデンプンが混合され、所望の形状に成形されまたは押し出される溶融加工装置に、前記混合物を導入することを含む。
上述のように、本発明は脂肪族-芳香族コポリエステルおよびデンプンから形成された混合組成物を含んでいる。脂肪族-芳香族ポリエステルは、1つまたは複数のエステル結合、脂肪族単位、および芳香族単位の組合せからなり、すべてがポリマー連鎖中で互いに共有結合で結合されている熱可塑性樹脂に言及される。
好ましくは、本明細書の芳香族/脂肪族ポリエステルは、Eastman Chemical Company社、Kingsport、テネシー州から、商品名Eastar Bio(商標)として得られた、ポリ(テトラメチレンアジピン酸-コ-テレフタレート)樹脂である。ポリ(テトラメチレンアジピン酸-コ-テレフタレート)は、伝えられるところによると1,4-ベンゼンジカルボン酸(芳香族酸)と、1,4-ブタンジオールならびに脂肪族二酸の縮合により生成される。したがって、脂肪族対芳香族の濃度のレベルを調節することにより、様々な物理的性質を有する、種々の異なる脂肪族-芳香族タイプのポリエステルが形成され得ることの価値が分かるであろう。そのことについては、本発明に関連して、好ましくは製造に使用される出発材料に対して、以下の一般的な性質を有する脂肪族-芳香族をベースとするポリエステルが使用されることが好ましい:
脂肪族二酸成分:HOOC-(CH2)x-COOH
グリコール成分:HO-(CH2)y-OH
芳香族酸成分:HOOC-Ar-COOH
ただし、上記のxおよびyの値は4〜20、好ましくは4〜10の範囲であり、最も好ましい実施形態では、xおよびyは4〜8の値に等しい。芳香族酸成分に対しては、好ましくは酸基(-COOH)が芳香族単位上でパラの配置で結合している(テレフタル酸)が、酸基(複数)をメタの配置に配列しているイソフタル酸などのその他の異性体も企図される。
本発明によれば、脂肪族-芳香族ポリエステル中の脂肪族対芳香族の含量レベルは、結晶融点で確認可能な熱可塑性挙動を与えるために、特異的に制御することが好ましい。こうしたやり方で、好ましくは脂肪族-芳香族ポリエステルは、1つまたは複数の以下の特性:1.室温未満で起こるガラス転移温度、または、2. nの値が10以上であるHO-(CH2CH2O)n-Hなどの繰返し単位、または3.100を超え1000まで1.0きざみの数平均または重量平均分子量それ自体を有し、エラストマーの柔軟な領域を含まない。あるいは、こうしたエラストマーの柔軟な領域が存在する場合は、それは上記の結晶性および熱可塑性脂肪族-芳香族ポリエステルに対して50%(重量)以下のレベルで存在する。
より好ましくは、脂肪族-芳香族コポリエステルの結晶融点は、これに混合されるデンプンの軟化温度未満である。この特有の基準を用いて、混合を促進するために使用される押出機または射出成形機の溶融加工温度を、デンプンの最高軟化温度を超えて設定することにより、改善された溶融加工性能が供給され、デンプン押出品中での脂肪族-芳香族コポリエステルの可塑化および分散も確実になる。
上記のことを詳しく述べると、90〜120℃を超えた温度では、デンプンは糖化(destructure)されることが知られていることに留意されたい。糖化するという用語は、その成分のそのガラス転移温度および融点を超えて熱処理されて、その成分が吸熱転移を受けて、それによりデンプン細粒の分子構造中に結果として無秩序が生じたデンプンを意味する。その意味では、デンプンの結晶性が破壊される。
本発明で使用されるデンプンは、トウモロコシ、ジャガイモ、コムギ、タピオカ、および穀物など様々な植物から抽出された天然材料が好ましい。デンプンは加水分解で糖を生成する多糖類化合物である。デンプンは、一般にアミロースと呼ばれる直鎖成分と、一般にアミロペクチンと呼ばれる分枝した成分の混合物を含み得る。アミロースは一般に数十万の分子量を有するが、アミロペクチンは一般に数百万のオーダーの分子量を有する。本明細書では、0〜100%のアミロース、または0〜100%のアミロペクチンを含んだデンプンを使用することができる。
本明細書では、デンプンは好ましくは、時にはモチデンプンと呼ばれる高アミロペクチン含量のデンプン、ならびに、たとえばその酸値が低下されたデンプン、リン酸塩基に伴うカチオンのタイプおよび濃度が改変されたデンプン、エトキシ化デンプン、酢酸デンプン、カチオンデンプン、酸化デンプン、および架橋デンプンなどの化学的および物理的加工デンプンが含まれることを理解されたい。
本発明の犬のガムの好ましい形態は、基本成分としてオランダ、VeendamのAVEBE社により商標PARAGON(商標)IM 1010として販売されているジャガイモデンプン生成物を有している。PARAGON(商標)IM 1010製品は、所望の形状に成形される熱可塑性細粒の形態で販売されている。こうしたペレットの重量含量は、約70%のジャガイモデンプン、約15%の水(ペレットが成形された後は約10%)、約5〜10%の炭酸カルシウム、および約1〜5%の天然野菜添加剤である。任意選択でこうした混合物に、鶏肉粉末、肝臓粉末、ハム、シチメンチョウ、牛肉、および/または魚類などの香味料が1〜5重量%の量で加えられる。ホウレンソウまたはニンジンなどの天然野菜添加剤を加えてもよい。
上記の好ましいPARAGON(商標)IM 1010に基づいて、当業者ならPARAGON(商標)IM 1010の等価物も好ましい実施形態として役に立つことが分かるであろう。そのことについては、ジャガイモデンプンは、コムギデンプンなどの任意の他の等価のデンプンで置き換えられ、かつ炭酸カルシウムは、無機塩であるので炭酸カリウム、等などの任意の適した無機塩で置き換えることができる。
本発明の脂肪族-芳香族コポリエステル成分は、使用したデンプンの重量に対して約0〜99重量%の間で1.0%きざみで存在させることができる。したがって、本明細書ではデンプンのレベルは、少なくとも1重量%、2重量%、3重量%、最大99重量%のレベルであり得る。好ましくは、1〜50%(重量)、1〜40%(重量)および1〜30%(重量)の脂肪族-芳香族コポリエステルが、デンプンと混ぜ合わせられて本明細書の混合物を形成する。最も好ましくは、40〜60%(重量)の脂肪族-芳香族コポリエステルが使用され、最も好ましい実施形態で、脂肪族-芳香族コポリエステルは約40%+/-10%のレベルで存在する。脂肪族-芳香族コポリエステル成分は、デンプン成分と好ましくは無水で混合され、この混合物は次いで所望の形状に成形される。
当業者なら分かるように、好ましい溶融加工および混合装置の1つである射出成形装置は、典型的にはホッパ供給区画、バレル、およびアウトプットノズルを含んでおり、ホッパ区画からノズルに延びるバレル中に複数の加熱区域が含まれる。本発明によれば、ホッパに隣接する第1区域の温度を約125°F(約51.7℃)の温度に維持することが好ましいことを見出した。より好ましくは、ホッパに隣接する第1区域を約50〜175°F(約10〜約79.4℃)の範囲に設定される。より好ましい実施形態によれば、すなわち、ホッパに隣接する第1区域、およびその第1区域に隣接する第2区域がある状況では、第1区域の温度を約125°F(約51.7℃)に設定し、第2区域の温度を約50〜150°F(約10〜約65.6℃)の間に設定する。最も好ましい実施形態によれば、第1区域および第2区域共に温度を、各々約125°F(約51.7℃)に設定する。
これらの区域の温度は、射出成形装置のバレルの周りに設置した冷却コイルの使用により最も好都合に達成される。これらの冷却コイルは好ましくは銅菅から作製され、循環水で冷却される。
特に好ましい実施形態によれば、本発明の脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン組成物を成形するために、下記の温度プロファイルが使用される。区域4(ホッパに最も近い)=125°F(約51.7℃)、区域3=125°F(約51.7℃);区域2=175〜350°F(約79.4〜約176.7℃)、区域1=275〜375°F(約135〜約190.6℃)、ノズル=275〜350°F(約135〜約176.7℃)。さらに、金型内部のブッシングは、好ましくは約325〜425°F(約162.8〜約218.3℃)に設定される。成形温度は好ましくは35〜65°F(約1.7〜約18.3℃)に設定される。
ホッパに近接する区域中で材料を溶融するために、スクリューのバレルを加熱する従来の慣行とは対照的に、上述の温度プロファイルにより、これらの区域のバレルが冷却され、それにより脂肪族コポリエステル/デンプン混合物が過熱および燃焼するのが予防される。さらに、この好ましい温度プロファイルを使用すると、脂肪族-芳香族コポリエステル成分とデンプン成分の完全な溶融に基づく混合とはならない。むしろ脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン成形品は、連続的なデンプン相中に分散された不連続の脂肪族-芳香族コポリエステル領域を含んでいる。本発明によれば、こうした不連続な脂肪族-芳香族コポリエステル領域は、視覚により連続的デンプン相から識別されるか、あるいは光学顕微鏡により容易に観察可能である。
本発明によれば、上述のように、好ましい脂肪族-芳香族コポリエステルは、Easter Bio(商標)コポリエステルであり、これは約108°Cの結晶部最大融点および約1.10の固有粘度を有する。そのことについては、こうした融点は、160〜185°Cの範囲内である、Paxagon(商標)1010 IMの推奨される加工温度未満であることは注目に値する。
さらに本発明によれば、対象混合物に適用された熱履歴の数が、最終生成物中の相分離の外観に特有の影響を及ぼすことを見出した。たとえば、脂肪族-芳香族コポリエステルとデンプンを混ぜ合わせて直接射出成形にかけられた場合は、連続相としてのデンプンと共に、コポリエステルおよびデンプンの間の不連続な領域の形成が観察される。それにもかかわらず、こうした生成物は特有のなめらかで連続的な表面外観を提供し、このことによりこれを射出成形品の製造に適したものになる。
あるいは、本明細書の対象混合物は、最初に押し出しステップにより溶融混合に曝され、それに続いて射出成形が行なわれてもよい。このやり方では、2回の熱履歴の使用により、直接射出成形で生じる不連続な領域形成の量が減少する。したがって、本発明によれば、表面がなめらかであり魅力的な視覚品質を有しているという意味の優れた表面特性を維持しながら、最終生成物中に出現する領域の形成の寸法および量を調整および制御するために、1回の熱履歴(たとえば、直接射出成形)か、または2回の熱履歴(押し出し混合、それに続いて直接射出成形)の使用を独自に考察することができる。
さらに、適用された熱履歴にかかわらず、混合配合物の機械的性質が、好ましい実施形態で動物用チュートイとして機能する、十分な強度、延性、および柔軟性を提供するという意味で、本発明の生成物は特有の適合性があることに留意されたい。さらに、本発明は好ましくは発泡されていない構成であり、添加された発泡剤、または添加された相容化剤の使用に頼らず、その意味では本明細書の成形品は、1.0を超える比重を有する実質上固体のプラスチック生成物である。
当業者には分かるように、この生成物は、骨、棒、環、円板、等を含めた任意の種々の形状に成形し得る。したがって広く見ると、射出成形が好ましいが、任意の他のタイプの成形方法も企図される。たとえば、本発明の脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン組成物は、圧縮成形ならびに当技術分野で利用可能なその他の熱可塑性樹脂の加工技法が適している。そのことについては、本明細書の脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン混合物は、押し出し成形技法により調製することができる。
本発明によれば、成形工程中に脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン組成物に、任意選択で香味料を加えてもよい。天然香味料が好ましい。当業者には分かるように、こうした香味料は粉末および液体の両方を含んでいる。本発明の動物ガム中のこうした果実香味料の重量含量は、好ましくは約0.1〜約5.0重量パーセントの間であり得るが、しかし好ましくは0.25〜1.0重量パーセントの範囲になる。
さらに、このガムの誘引性を高めるために、成形の前に脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン混合物に食品着色料を加えてもよい。天然食品着色料が好ましい。本発明におけるこうした食品着色料の重量含量は、好ましくは約0.05〜約10重量パーセントの間であり得る。より好ましくは、食品着色料は0.1〜1.0重量パーセントの間に設定される。
芳香剤もまた、成形の前に脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン混合物に加えてもよい。本発明におけるこうした芳香剤の重量含量は、好ましくは約0.1〜約5.0重量パーセントの間であり得る。そのことについては、好ましい芳香剤としてはティーツリー油がある。
以下の実施例は、当業者に対して本発明を製造および使用する方法をさらに例示し、現在のところ好ましいその諸実施形態を確認するために提示される。しかし、これらの実施例は、本発明の範囲を制限するものではなく、それは頭書の特許請求の範囲のみにより規定される。以下のそれぞれの実施例では、生成物は上記の好ましい加工条件に従って射出成形装置により溶融混合された。形成された生成物は、動物用チュートイ用品に使用するのに適した優れた機械的性質を有していた。
Paragon(商標)IM 1010 25ポンド;Eastar Bio(商標) 10ポンド;オレンジ食品着色料 1.0ポンドおよび肝臓粉末 0.25ポンド。
Paragon(商標)IM 1010 35ポンド;Eastar Bio(商標) 20ポンド;カルミン染料 0.25ポンド;肝臓粉末 0.5ポンド;水 1クォート。
前述のものすべてから、本発明は上記に示した目的のすべてを得るのに十分に適合されており、その様々な特徴に対して特有なその他の利点を有していることが分かる。いくつかの特徴およびサブコンビネーションは有用であり、本明細書で使用され得ることを理解されたい。これは企図されたことであり、頭書の特許請求の範囲内に入るものである。

Claims (13)

1.0を超える比重での、デンプンと熱可塑性脂肪族-芳香族コポリエステル樹脂との混合物であって、前記脂肪族-芳香族コポリエステルが結晶融点を有し、前記デンプンが軟化温度を有し、ここで前記結晶融点が前記のデンプンの軟化温度より低く、前記混合物が連続的デンプン相中に前記脂肪族-芳香族コポリエスエルの別個の領域を含み、且つ前記混合物が脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン混合物の重量に対して0.1〜5重量パーセントの間で存在する食品着色料をさらに含む、混合物。
前記脂肪族-芳香族ポリエステル樹脂が
(i)脂肪族二酸成分:HOOC-(CH2)x-COOH
(ii)グリコール成分:HO-(CH2)y-OH
(iii)芳香族酸成分:HOOC-Ar-COOH
[ただし、xおよびyの値が4〜20の範囲である]を組合せることにより形成される、請求項1に記載の混合物。
xおよびyの値が4〜8の範囲である、請求項2に記載の混合物。
xおよびyの値が4である、請求項2に記載の混合物。
前記脂肪族-芳香族コポリエステルの結晶融点が110℃以下である、請求項1に記載の混合物。
前記脂肪族-芳香族コポリエステルの結晶融点が108℃である、請求項5に記載の混合物。
前記脂肪族-芳香族コポリエステルが、40〜60重量%の間で存在する、請求項1に記載の混合物。
前記混合物が液体香味料、粉末状香味料、およびこれらの混合物からなる群から選択される香味料であって、前記香味料が脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン混合物の重量に対して0.1〜5重量パーセントの間で存在する香味料をさらに含んでいる、請求項1に記載の混合物。
前記混合物が骨、円板、棒または環の形状に成形される、請求項1に記載の混合物。
前記デンプンが、コーンスターチ、コムギデンプン、ジャガイモデンプン、タピオカデンプン、およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の混合物。
前記デンプンが、無機塩を最大10重量%のレベルで含んだジャガイモデンプンを含んでいる、請求項1に記載の混合物。
前記無機塩が炭酸カルシウムである、請求項11に記載の混合物。
結晶融点を有する脂肪族-芳香族コポリエステルを供給すること、
軟化温度を有するデンプンを供給すること(ここで前記コポリエステルの結晶融点は前記のデンプンの前記軟化温度より低い)、
前記芳香族/脂肪族コポリエステルとデンプンを混合すること、および前記混合物を溶融加工装置であって、前記装置がホッパ供給区画、バレル、アウトプットノズル、および前記ホッパ区画から前記ノズルに延びる前記バレル中の複数の加熱区域を含み、前記加熱区域の少なくとも1つが、前記デンプンを脱構造化する温度を超える温度に設定される装置に導入すること、ならびに
前記脂肪族-芳香族コポリエステルとデンプンの、1.0を超える比重を有する前記混合物を前記溶融加工装置から回収することを含み、
前記加熱が、前記脂肪族-芳香族コポリエステルと前記デンプン成分との完全な溶融混合を生じさせないで、前記脂肪族-芳香族コポリエステル/デンプン混合物を成形された形状に成形したとき、前記成形品が、連続的デンプン領域中に不連続の脂肪族-芳香族コポリエステル領域を含んでいる、
1.0を超える比重の、デンプンおよび熱可塑性脂肪族-芳香族コポリエステル樹脂の混合物を形成する方法。
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