JP5093629B1 - 流体加速貫通型ブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】
地球環境とエネルギー問題を原材料生成から廃棄コスト迄を総合的に考えた場合、発電コストが最も少ないクリーンエネルギーとして昼夜、日当たり等関係なく何処でも発電可能な小型風力発電の普及が望まれる。その為には、実運用条件下で長時間ある軽風域(1.6〜3.3m/秒:気象庁風力階級表)からでも発電でき、台風・突風等、過酷な自然環境下でも安定稼動し製造容易で安価、且つ安全性が高く長期間メンテナンス不要なこと等が重要である。
【解決手段】 本発明の風車は、風向きに対する制御が不要で構造が簡単な垂直軸型をベースに弱風でも回転効率を高める表裏面揚力ブレードに加え、ブレード内を圧力差で流体が貫通し易くして排気力で回転力を高める構造により軽風域から起動でき、揚力加速により増速回転する構造ため弱風域の稼働時間を広げる小型風力発電を可能とするものである。
【選択図】図4

Description

本発明は風力発電、水力発電等において弱い流速域での発電効率を向上させるためのブレード形状に関するものである。
特に風力発電用の風車は、軟風(3.4〜5.4m/秒:気象庁風力階級表)から雄風(10.8〜13.8m/秒)程度の風さえあれば発電容易で環境にも優しく、古くから利用されている優れた発電手段の一つである。しかし市街地などでは、軽風域(1.6〜3.3m/秒)が長時間続くため発電能力が低下し、如何に発電効率を向上させるかが大きな課題となっている。
そこで低風速でも発電可能な小型翼型風車と、この回転軸に小さい風力でも駆動トルクを発生する起動用風車を介在させ起動力を向上させたものがある(例えば特許文献1:本書類添付図7)。しかしこの発明は起動用風車も組み込む為、部品点数が増大し構造が複雑になり耐久性や製造コスト等が増えるという問題や、強風時には風の抵抗が大きいためブレーキシステム等も大きくなり全体が重く不安定になる。
またブレード形状の特許例として特許文献2「全方向風力タービン」(本書類添付図8)「抽気流路を有する翼形をした垂直支持壁の断面図」は翼の厚い部分が後縁にありしかも湾曲形状や後縁の長いフラップも有しないため本願発明と構造が異なる。また風向きに対する迎え角による裏面の加圧揚力も無く更に抽気流路の出口が斜め上下に分かれているため排出量も分割される構造も異なり推力も弱くなっている。
同、特許文献2「全方向風力タービン」(本書類添付図9)の「抽気流路を有する環状体導入口ブレードの断面図」は全体をブレード翼と考えた場合、翼弦長を3ケ所の貫通穴で4つに分断し、しかも途中の3ケの貫通穴により翼弦長が1/4と短い構造は本願発明の形状や吸入位置、排出位置の組み合わせも異なる。またブレードの4分割により圧力差がなく重要な揚力能力が生じないため異なる。
特許文献3、(本書類添付図10)は、主翼4と副翼5を有する複翼を備え...気流W2に対して負角βを持たせ揚力翼で、副翼5を、主翼4の受風面6側に「所定間隔N1及び所定ずれ幅N2をもって配置し気流W2により主翼4にベルヌーイの定理で説明される揚力が発生する。」とあるが、副翼5が主翼4に比べN2区間が短く副翼5の後縁に上下面で圧力差を生じさせる長いフラップも下面に無く異なる。
また長い圧力遮断フラップが無い為、副翼5の下面の高圧域と分離できず排出口に減圧域が生じないため圧力変化が無く主翼4と副翼5の間の気流は抜け難くなるので本願発明案の「入口と出口の圧力差を高め排出気体を加速させる」原理と異なる。更にブレード前衛先端上部の内側空洞面のU字型形状による逆向きの流体の抗力活用機能も無いので構造・機能とも異なったものである。
特開平11−201020号公報 特許公表2008−525682 特許公開平6−159222
以上述べたように従来のブレードは軽風(1.6〜3.3m/秒)時の抗力を中心に考えられ、揚力や圧力差を活かしていないため最も時間の長い弱風域では駆動力不足や、風速が頻繁に変わる環境下での駆動力不足となり発電効率も良くない。
また風力発電の実運用においては風向きが頻繁に変化したり、強風、暴風等過酷な自然環境下では発電機能を抑えたりして発電効率が低下していた。
更には構造が複雑になり製造コストが上がり、長期間の耐久性も劣るためメンテナンスコストも高くなっていた。また風速が変化したときブレード形状も変形する可動部分があると更に弱く、形状がいびつになると稼働時の風きり音を発する等、騒音問題も生じる可能性があるので静かに安定して稼動すること重要である。
流体に保存されたエネルギー(速度、圧力、位置)を効率的に得る手段として、オイラーの運動方程式(数1式)があり、流体の密度によって変化するものとして、流線sに沿って積分(数2式)すれば、ベルヌーイの定理(数3式)として知られ、加速度は流速と位置の関数になる。
ここで、
p :圧力
P :流体の密度
s :流線の方向
u :流速
gz :重力加速度の垂直方向成分
具体的な手段として、抗力の少ない流線形を鳥の羽根の形状に倣って湾曲させたカルマン・トレフツ型翼により、翼の表裏面の流速差から圧力差を生じさせて効率的に揚力を得ることが知られている。
そして、この流体の流れを粒子の動きとして捉え数学的に解析する手法として、ラグランジェ方があり、更にその全体を鳥瞰図的に高所から捉えて流体の経路と加速度を表す手法としてオイラーの方法が知られ、この手法によるカルマン・トレフツ型翼のコンピュータ流体シミユレーション例を図1に示す。
この図1を説明すれば、カルマン・トレフツ型ブレード(101)に対して流れ場の各方向ベクトル表示を流線部分表示マーカ(102)を、縦方向均等間隔(103のA〜H)に流速の同時開始位置から、横方向に均等な時系列間隔(105の流れ順序1〜5)に並べてシミユレーション処理すれば、そのマーカの位置と方向が解析結果として表示される。
そして、このブレード表面の加速変化による等速位置を結んだ線を縦方向流線表示マーカ等速線(破線104〜108)として表し、加速変化が全体として視覚化される。これにより等速線の間隔が密な部分(112)は低速で圧力が高く、間隔が粗な部分(113)は高速で圧力が低く表される。
更に、ブレード表面の流線を連結して表示したのが上部層流線(110)で、減圧揚力とコアンダー効果の反力により生ずる外向きの推進力となる。またブレード裏面の流線を連結して表示したのが下部層流線(111)として表され、その凹曲表面に沿った流れで後縁下部のフラップ(114)による加圧揚力が生じ、このブレード背面と腹面の速度差による圧力差からベルヌーイの定理に基づく揚力が生れ、上向きの合成推進力(115)となる。
図2は図1のブレードの背面の流速と圧力分布を表した図である。これを説明すればX軸に図1に対応するブレード翼弦長方向軸(201)を、右Y軸2を流速軸(202)に対してブレード背面の流速変化曲線(203)で表し、左Y軸1を圧力軸(204)に対してブレード背面の圧力変化曲線(205)を表している。
そして図1のブレード背面前縁の流体入口位置は(206)に対応し、ブレード背面後縁の流体出口位置を(207)と対応して流体入口と出口の圧力差(208)となって大きく強調される。
次に図3は図2の圧力差(208)を更に活かし、全く新しい機能として付加したのが本発明の流体加速貫通型ブレード構造の流体シミュレーション図である。この図を説明すれば、前記図1のカルマン・トレフツ翼型ブレードから更にエネルギーを得るためブレード形状の外表面形状の外枠(301,303)を活かし、内部を空洞にして前縁部(302)に流体を取入れる開口部を設けブレード内を貫通してブレ−ドの背面後縁部まで流体(305)が抜ける中空構造を翼内に形成させる。
これを詳細に述べれば先ずブレードの内部を貫通する流体を取り入れ易くする為、図2の(206)に対応して流体の流入口を圧力が最も高い位置になるブレード先端の前縁部(302)に形成させる。
そして更に流体の排出口を図2の(207)に対応しブレードの下面から隔てられ最も圧力が低くなり圧力差で流体を排出し易く、しかもその排出流体を反力として活かして加速し易い位置になるブレード後縁上面部(304)に形成させる。
これにより先の図2の(208)で表した入口の加圧流体と出口の減圧域の圧力差増による流速増が(数3式u)の二乗倍の効果となりブレード内を通る流体の吸排量の増加による反力が増えブレードの推進力を増強させ、更に圧力差が増えると増速する加速効果により加速ブレード機能が形成される。
以上前記説明のブレードの背面後縁部の減圧揚力、腹面の加圧揚力に加え、新しい概念としてブレード前縁の高圧域で取り入れた流体をブレードの後縁上部の減圧域で吸い出すことにより3種類の反力の合成推進力となり、自然揚力回転を増強させる仕組みの本発明の揚力加速ブレードが構成される。
そして、前記、基本揚力増速ブレードを垂直な回転軸のまわりに複数枚設けることにより360度全方向の風力により回転させる垂直軸型風車を構成する。
上述したように本発明に係る風力発電用の垂直軸型風車では、垂直回転軸のまわりに設けたブレードの表/裏両面後部の減圧/加圧揚力と、ブレード前縁の高圧域で流体を取り込み、圧力差で排気力を高める構造による自然揚力加速で従来型のモータアシストの電力も要らず、弱風域でもより効率的に風力エネルギーを取り出せ、しかも風向きや風速が頻繁に変化する自然環境においても発電機を廻し易くなる。
更に強風域以上ではブレードの裏面後縁のフラップの抗力により回転速度抑制効果が働き、暴走回転による過大な電圧発生を抑えるため、ブレーキシステムや電力制御システム等も簡単になり軽くなることにより過酷な自然環境でも壊れにくく稼働率の高い小型風力発電機が可能となる。
なおブレードの材質としては軽金属、FRP、炭素繊維等、多様で安価な素材が利用でき、構造が簡単で小型や中型の風車を安価に製造すれば、素材生成から廃棄までの製品ライフサイクルにおける総エネルギーコストも小さい。また家庭用の手軽な発電から、マンション、学校、工場、事業所等のビル屋上、ビル周りの風や、公園、草原、山間、離島、日の当らない北側や、縦積による立体空間活用、高緯度地域等、天候を問わず昼夜稼働させることが可能となる。
更には電力配電網システム等、膨大な設備投資や継続的な維持管理コスト、待機維持電力も不要な自立分散型発電で、電力グリッド的粗結合共助システム化も実現可能となる。また使い慣れた見える技術を進歩させ改良を加えることにより環境・資源問題や安心・安全面からも優れ、扱いやすいエネルギー取得装置と成る。
カルマン・トレフツ型翼におけるオイラーの方法によるラグランジュ表示シミュレーション図である。 本発明に関するブレードの背面の流速と圧力分布グラフである。 本発明の流体加速貫通型ブレード翼枠流体シミュレーション図である。 本発明の流体加速貫通型ブレードの斜視図である。 本発明の流体加速貫通型ブレードの流体説明図である。 本発明の流体加速貫通型ブレードによる風車の斜視図である。 特許文献1の小型風力発電装置の風車本体を示す斜視図である。 特許文献2の抽気流路を有する翼形をした垂直支持壁の断面図である。 特許文献2の抽気流路を有する環状体導入口ブレードの断面図である。 特許文献3の風車の一実施例の要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図4は本発明の揚力増強型ブレード外観図を示し、図5はそのブレードの流体説明図で、回転稼動状態でのブレードの風の流れの概念と圧力変化による各種揚力のベクトル図を示し、図6はそれを垂直軸風力発電用回転ブレードとして組み込んだ外観図を示す。
先ず請求項1を実現するため風力増速ブレードは図4の斜視図と図5のブレードの流体図で実施例を説明すれば、流線形を湾曲させた翼型で前縁(307)を丸く厚くして後縁(403)を薄くし、ブレードの背面側(301)を凸曲面にして、腹面側(303)を凹曲面にしてフラップ(308)を出したカルマン・トレフツ型翼外形形状を形成する。
これにより、裏面の凹曲面の迎角により弱風での揚力を高め、凹曲表面に沿った流れで後縁下部のフラップによる加圧揚力(509)とダウンウオッシュ(507)の反力と、ブレード背面凸曲表面に沿って流れる風による後縁上部の減圧揚力(508)により生ずる外向きの反力で回転力(511)を与える。
更に圧力が高くなるブレード先端の前縁部(307)に流体を取入れる開口部(302)を設け、ブレード内を貫通して圧力の低いブレ−ドの表面後縁部の減圧領域(501)まで最短で流体が抜ける中空内部構造(402)を翼内に形成することにより、開口部入口(302)の加圧流体と排出口(304)の減圧域(501)の圧力差を有効に活かしブレード内中空部を通る排出流体(506)の反力との3種目の合成推進力により、更に自然揚力加速回転を促進させる仕組みのブレード構造を実現している。
また弱風時の抗力を活かして起動性能を良くするため、ブレードの前衛先端上部の内側空洞面をU字枠(307)に形成させ、弱風時にブレードの後縁開口部から流入した逆流体エネルギー(306)を抗力として取り出し易くしている。更にU字枠(307)によりブレード先端の機械的な強度を高めたブレード構造を形成している。
図6は本発明の流体加速貫通型ブレード(602)を、発電機に連結される垂直な回転軸(601)のまわりに複数枚設け、360度全方向の風力により回転させる垂直軸型風車を構成することにより水平方向のあらゆる風向きに対し瞬時に回転力を増強させることが出来る。
また高速回転ではブレードの裏面後縁のフラップ(308)で風の抗力も大きくなるので暴走回転が抑制され適度な発電機駆動回転が得られる。更には高速回転時のジャイロ効果により風車全体の姿勢安定化が得られ強風に煽られにくくなる。
環境とエネルギー問題として、特に電気エネルギーは産業だけでなく人類の生活維持に不可欠であり、究極的に、子子孫孫に環境負荷を与えず再生可能なものが望まれる。そこで手軽な分散小型発電装置により家庭レベルから電気を“創り”補うことが出来、普及すれば、徐々に問題が軽減されていくと考え、本発明の発電効率向上が見込める弱風対応型小型風力発電システムを提唱する。
101 カルマン・トレフツ型翼シミュレーション用基本ブレード
102 流線部分表示マーカ(流れ場での層流表示ベクトルを縦・横に表示)
103 縦方向流線表示マーカ均等位置番号(A〜H)
104〜108 横方向流線表示マーカ等速線
109 横方向流線表示マーカ等速線番号(1〜5)
110 ブレード背面部層流線(上部流線表示マーカ連結線)
111 ブレード腹面部層流線(下部流線表示マーカ連結線)
112 高圧域(ブレード前縁部)
113 低圧域(ブレード背面後縁部)
114 ブレード後縁フラップ部
115 合成推進力ベクトル
201 流速と圧力分布グラフX軸(ブレードモデル翼弦長方向)
202 流速と圧力分布グラフ右Y軸2(流速表示)
203 ブレード背面の流速
204 流速と圧力分布グラフ左Y軸1(圧力表示)
205 ブレード背面の圧力変化
206 ブレード前縁の流体入口近傍
207 ブレード背面後縁の流体出口近傍
208 ブレード流体入口〜流体出口の圧力差
301 新型ブレードモデル前縁背面部(上面側凸曲面)
302 ブレード前縁流体流入口
303 ブレード腹面後縁部(下面側凹曲面)
304 ブレード背面後縁部流体排出口
305 ブレード内貫通流体線(太破線表示)
306 後縁開口部から逆流入する想定流入線(2点鎖線表示)
307 ブレード前衛先端上部(裏側はU字枠)
308 ブレードフラップ部(背面後縁部流体排出口より後縁部)
401 ブレード内補強部材
402 ブレード内中空構造部
403 ブレード背面後縁部
501 ブレード背面後縁部流体排出口付近の揚力減圧域
502 ブレード腹面後縁部の揚力加圧域
503 ブレード背面部への流体の流れ
504 ブレード腹面部への流体の流れ
506 ブレード内から吸い出された排出流体
507 ダウンウオシュの流れ(2点鎖線)
508 表面の減圧揚力のベクトル方向
509 裏面の加圧揚力のベクトル方向
510 新型ブレード支えアーム
511 新型ブレード回転方向
601 回転軸
602 新型ブレード

Claims (3)

  1. 流体のエネルギーを効率よく取り出す為のブレードの形状に関し、前縁を丸く厚くして後縁を薄くした流線形をベースにブレードの上側背面を凸曲面に、下側腹面を凹曲面に湾曲させたカルマン・トレフツ翼とも称されるブレード形状をベースに、外表面形状を外枠とし、内部を空洞にして前縁部に流体を取入れる開口部を設けブレード内を貫通してブレ−ドの背面後縁部まで流体が抜ける中空構造をブレード内に形成させたことを特徴とする流体加速貫通型ブレード。
  2. 請求項1に記載の流体加速貫通型ブレードであって、ブレードの内部を貫通する流体を取り入れ易くする為、流体の流入口を流れ時に圧力が最も高くなり且つ、吸い込み易い位置となるブレード先端の前縁部に形成させ、更に流体の排出口をブレードの下面と隔てられ、最も圧力が低くなり圧力差で流体を排出し易く、しかもその排出流体を反力として活かして加速し易い位置となる、ブレード上部背面後縁部に形成させたことを特徴とする流体加速貫通型ブレード。
  3. 請求項1、2いずれか1項に記載の流体加速貫通型ブレードであって、前記ブレードにおいて、弱風時の抗力を活用して起動性能を高めるため、ブレードの前縁先端上部の内側空洞面をU字型に形成させたことにより、起動時や低速動作時にブレードの後縁開口部から流入する逆流流体を抗力エネルギーとして取り込み易く且つ、ブレード先端部の機械的な強度を高めたことを特徴とする流体加速貫通型ブレード。
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