JP5092353B2 - 炭化珪素へのドーピング方法および炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素へのドーピング方法および炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、炭化珪素へのドーピング方法および炭化珪素半導体装置の製造方法に関し、特に、炭化珪素(SiC)結晶の結晶性の低下を抑制して高濃度のドーピングをすることができるSiCへのドーピング方法およびその方法を用いたSiC半導体装置の製造方法に関する。
従来から、半導体プロセスで用いられるドーピング技術としては、拡散法またはイオン注入法が一般的に知られている。
しかしながら、SiCにおけるドーパントの拡散係数が極めて小さく、拡散法によるドーピングは困難であることから、SiCに対するドーピングとしてはイオン注入法によるドーピングが一般的に用いられている(たとえば、非特許文献1参照)。
松波弘之編著,「半導体SiC技術と応用」,日刊工業新聞社(2003)
たとえば、SiCを用いたSiC半導体装置の製造工程において、SiCに低抵抗層を形成する場合には、高ドーズのイオン注入によって、SiCに高濃度のドーピング層を形成する必要がある。
しかしながら、イオン注入法によるドーピングにおいては、イオンを打ち込むときにSiC結晶の結晶破壊を伴う。特に、高ドーズのイオン注入を行なうほど結晶破壊が大きく、結晶の回復のために熱処理を行なったとしても完全に結晶が回復しないことがあった。
たとえば、4H−SiCまたは6H−SiCに対して高ドーズのイオン注入を行なった場合には、イオン注入部分が連続的な非晶質になるため高温で熱処理を行なっても結晶の良好な回復が進行せず、さらに、3C−SiC粒の混入や活性化率の低下によって、低抵抗層を形成することができなかった。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、SiC結晶の結晶性の低下を抑制して高濃度のドーピングをすることができるSiCへのドーピング方法およびその方法を用いたSiC半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、ドーパントを含む珪素(Si)膜をSiCの表面の少なくとも一部に形成する工程と、Si膜をSiCに形成した状態でSiCおよびSi膜を熱処理する工程と、を含む、SiCへのドーピング方法である。本発明のSiCへのドーピング方法によれば、SiC結晶の結晶性の低下を抑制して高濃度のドーピングをすることができる。
ここで、本発明のSiCへのドーピング方法においては、上記の熱処理によってSiCおよびSi膜が800℃以上に加熱されることが好ましい。これにより、SiCの表面が再構成する傾向が大きくなり、Si膜中のドーパントをSiC中に取り込むことが可能となる。
また、本発明のSiCへのドーピング方法においては、上記の熱処理によってSiCお
よびSi膜が1900℃以下に加熱されることが好ましい。これにより、SiCの昇華を抑制しながら、SiCの表面の再構成を実現し、Si膜中のドーパントをSiC中に取り込むことが可能となる。
また、本発明のSiCへのドーピング方法においては、Si膜中のドーパントの濃度が1×1014cm-3以上であることが好ましい。この場合には、低抵抗なSiC半導体装置を製造することができる傾向にある。
また、本発明のSiCへのドーピング方法においては、Si膜中のドーパントの濃度が1×1018cm-3以上であることが好ましい。この場合には、従来のイオン注入でのドーピングではダメージが大きくなって低抵抗なSiC半導体装置を製造することが困難となる高濃度のドーピングが可能となる。
また、本発明は、ドーパントを含むSi膜をSiCの表面の少なくとも一部に形成する工程と、Si膜をSiCに形成した状態でSiCおよびSi膜を熱処理する工程と、を含む、SiC半導体装置の製造方法である。本発明のSiC半導体装置の製造方法によれば、SiC結晶の結晶性の低下を抑制し、高濃度のドーピングをして、SiC半導体装置を製造することが可能となる。
ここで、本発明のSiC半導体装置の製造方法においては、上記の熱処理によってSiCおよびSi膜が800℃以上に加熱されることが好ましい。これにより、SiCの表面が再構成する傾向が大きくなり、Si膜中のドーパントをSiC中に取り込むことが可能となる。
また、本発明のSiC半導体装置の製造方法においては、上記の熱処理によってSiCおよびSi膜が1900℃以下に加熱されることが好ましい。これにより、SiCの昇華を抑制しながら、SiCの表面の再構成を実現し、Si膜中のドーパントをSiC中に取り込むことが可能となる。
また、本発明のSiC半導体装置の製造方法においては、Si膜中のドーパントの濃度が1×1014cm-3以上であることが好ましい。この場合には、低抵抗なSiC半導体装置を製造することができる傾向にある。
また、本発明のSiC半導体装置の製造方法においては、Si膜中のドーパントの濃度が1×1018cm-3以上であることが好ましい。この場合には、従来のイオン注入でのドーピングではダメージが大きくなって低抵抗なSiC半導体装置を製造することが困難となる高濃度のドーピングが可能となり、従来よりも低抵抗なSiC半導体装置を製造することができる。
また、本発明のSiC半導体装置の製造方法においては、上記の熱処理によってSiCにドーパントがドーピングされた領域の少なくとも一部にオーミック電極を形成する工程を含むことが好ましい。これにより、オーミック電極とSiCとの間のオーミック抵抗を低くすることができ、低抵抗なSiC半導体装置を製造することができる。
また、本発明のSiC半導体装置の製造方法は、SiCにドーパントをイオン注入法によりドーピングする工程を含む場合には、上記の熱処理はSiCにイオン注入法によりドーピングされたドーパントを活性化する工程を兼ねることが好ましい。これにより、工程数が減少し、SiC半導体装置の製造コストを低下することができる。
本発明によれば、SiC結晶の結晶性の低下を抑制して高濃度のドーピングをすることができるSiCへのドーピング方法およびその方法を用いたSiC半導体装置の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
(実施の形態1)
以下、図1〜図3を参照して、本発明のSiCへのドーピング方法の好ましい一例について説明する。
まず、図1の模式的断面図に示すように、SiC基板101の表面上にn型またはp型のドーパントを含むSi膜102を形成する。ここで、ドーパントを含むSi膜102は、たとえば、SiC基板101の表面上にSi膜をCVD(Chemical Vapor Deposition)法またはスパッタ法で形成した後に、拡散法またはイオン注入法等によりドーパントをSi膜中にドーピングすることによって形成することができる。また、ドーパントを含むSi膜102は、たとえば、ドーパントを取り込ませながらCVD法またはスパッタ法によってSi膜を形成すること等によっても形成することができる。
ここで、ドーパントを含むSi膜102中において、ドーパントはSi膜102の全体に均一に含まれていてもよく、ドーパントをドーピングしたい箇所にのみ局所的に含まれていてもよい。なお、ドーパントが局所的に含まれるSi膜102は、たとえば、Si膜をCVD法またはスパッタ法等により形成した後に、Si膜上にドーパントを導入したい箇所に開口部を有する窒化珪素膜等のマスクを形成し、その後、たとえば、拡散法、イオン注入法、またはリン等のドーパントを含有するガラスの蒸着後の加熱等によってドーパントを局所的にSi膜中にドーピングすること等によって形成することができる。
また、ドーパントを含むSi膜102は、SiC基板101の表面全体に形成されてもよく、SiC基板101の表面の一部のみに形成されてもよい。
また、ドーパントを含むSi膜102中のドーパントの濃度を制御することによって、SiC基板101にドーピングされるドーパントの濃度を制御することができる。Si膜102中のドーパントの濃度は、SiC基板101にドーピングされるドーパントの濃度と同一若しくはそれに近い値をとる。Si膜102中のドーパントの濃度は、たとえばソース電極およびドレイン電極のオーミック接触性を向上させて低抵抗なSiC半導体装置を製造する観点からは、1×1014cm-3以上であることが好ましく、イオン注入でのドーピングではダメージが大きくなって低抵抗なSiC半導体装置を製造することが困難となる1×1018cm-3以上であることがより好ましい。なお、Si膜102中のドーパントの濃度の上限は固溶体をつくる限界である固溶限となることが好ましい。
次に、Si膜102をSiC基板101の表面上に形成した状態でSiC基板101およびSi膜102の熱処理を行なう。
このとき、理由は不明であるが、図2の模式的断面図に示すように、SiC基板101の表面とSi膜102との界面103においてSiCとSiとが混ざり合い、SiC基板101の表面が再構成される。このSiC基板101の表面の再構成時にSi膜102中のドーパントがSiC基板101中に取り込まれる。そして、SiC基板101の表面の再構成の後、SiC基板101の表面には、ドーパントがドーピングされたドーピング領
域が形成される。
ここで、SiC基板101およびSi膜102の熱処理においては、SiC基板101およびSi膜102は800℃以上の温度に加熱されることが好ましく、1000℃以上の温度に加熱されることがより好ましい。
SiC基板101およびSi膜102が800℃未満の温度に加熱された場合には、温度が低すぎてSiC基板101の表面の再構成が起こらないおそれがある。また、SiC基板101およびSi膜102が1000℃以上の温度に加熱された場合には、SiC基板101の表面の再構成が完了するまでの時間を短縮できる傾向にある。
また、SiC基板101およびSi膜102の熱処理においては、SiC基板101およびSi膜102は1900℃以下の温度に加熱されることが好ましく、1800℃以下の温度に加熱されることがより好ましい。
SiC基板101およびSi膜102が1900℃よりも高い温度に加熱された場合には、SiC基板101自体が昇華するおそれがある。また、SiC基板101およびSi膜102を1800℃よりも高い温度に加熱した場合にはSiC基板101の表面モフォロジーが悪化し始めるおそれがある。
したがって、上記の観点から、SiC基板101およびSi膜102の熱処理におけるSiC基板101およびSi膜102の好ましい加熱温度の範囲としては、800℃以上1900℃以下、800℃以上1800℃以下、1000℃以上1900℃以下および1000℃以上1800℃以下が挙げられる。また、SiC基板101およびSi膜102の熱処理は、たとえば、アルゴン等の不活性ガス雰囲気中で1時間以下行なわれる。
その後、フッ酸と硝酸の混合溶液を用いてSi膜102をエッチングすることによってSi膜102を除去する。これにより、図3の模式的断面図に示すように、表面にドーパントがドーピングされたドーピング領域104を有するSiC基板101が得られる。なお、このSiC基板101の表面には、上記の表面の再構成により図3に示すような従来よりも長い平坦面を有するファセットが形成され得る。
このように、本実施の形態においては、SiC基板101の表面上にドーパントを含むSi膜102を形成し、その後、熱処理をすることによって、SiC基板101の表面の再構成が行なわれる。そして、SiC基板101の表面の再構成の際にSi膜102からドーパントがSiC基板101の表面に取り込まれることによって、SiC基板101の表面にドーパントをドーピングすることができる。
したがって、高ドーズのイオン注入によりドーピングを行なった場合と比べて、SiC基板101に与えるダメージを低減しながら高濃度のドーパントをドーピングすることができるため、SiC結晶の結晶性の低下を抑制して高濃度のドーピングをすることができるのである。
なお、上記において、ドーパントとしては、n型ドーパントおよび/またはp型ドーパントを用いることができる。ここで、n型ドーパントとしては、たとえば、リン、窒素およびヒ素からなる群から選択された少なくとも1種を用いることができる。また、p型ドーパントとしては、たとえば、ホウ素およびアルミニウムからなる群から選択された少なくとも1種を用いることができる。
(実施の形態2)
以下、図4〜図12を参照して、本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例について説明する。
まず、図4の模式的断面図に示すように、SiC基板201の表面上にn型SiC膜202をエピタキシャル成長させる。次に、図5の模式的断面図に示すように、n型SiC膜202の一部をエッチング等により除去する。
次いで、図6の模式的断面図に示すように、n型SiC膜202の凸部202a上に成長マスク209を形成する。その後、図7の模式的断面図に示すように、成長マスク209が形成されていないn型SiC膜202の表面上にp型SiC膜203をエピタキシャル成長させる。そして、図8の模式的断面図に示すように、成長マスク209を除去する。
続いて、図9の模式的断面図に示すように、n型SiC膜202およびp型SiC膜203の表面の全面にSi膜204を形成する。ここで、Si膜204は、n型ドーパントが局所的に含まれている領域204aとn型ドーパントが含まれていない領域204bとから構成されている。また、n型ドーパントが含まれている領域204aはp型SiC膜203の表面の一部を覆う位置に配置される。
次に、上記のSi膜204を形成した状態でn型SiC膜202、p型SiC膜203およびSi膜204の熱処理を行なう。このとき、n型SiC膜202ならびにp型SiC膜203の表面とSi膜204との界面においてSiCとSiとが混ざり合い、n型SiC膜202ならびにp型SiC膜203の表面が再構成される。このp型SiC膜203の表面の再構成時にSi膜204の領域204a中のn型ドーパントがp型SiC膜203中に取り込まれる。そして、p型SiC膜203の表面の再構成の後、p型SiC膜203の表面のうちSi膜204の領域204aと接している部分は、n型ドーパントがドーピングされたドーピング領域となる。
その後、Si膜204をフッ酸と硝酸の混合溶液を用いてエッチングすることによってSi膜204を除去する。これにより、図10の模式的断面図に示すように、p型SiC膜203の表面に形成されたドーピング領域205が露出する。なお、上記の表面の再構成により、n型SiC膜202、p型SiC膜203およびドーピング領域205の表面にはファセット(図示せず)が形成され得る。
続いて、図11の模式的断面図に示すように、従来から公知の方法により、n型SiC膜202、p型SiC膜203およびドーピング領域205の表面上にゲート酸化膜206を形成する。
その後、図12の模式的断面図に示すように、ゲート酸化膜206の一部を除去し、ドーピング領域205の一部の表面を露出させて、露出したドーピング領域205の表面上にソース電極207aおよびドレイン電極207bを形成する。
ここで、本実施の形態においては、上記のドーピング方法によって、従来のイオン注入法の場合と比べて高濃度のドーピングが可能であることから、ソース電極207aおよびドレイン電極207bのオーミック接触性が向上する。
その後、ゲート酸化膜206の表面上にゲート電極208を形成した後に、ウエハをチップ状に分割することによって、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)となるSiC半導体装置が完成する。
このように、本実施の形態においては、p型SiC膜203の表面上にSi膜204のn型ドーパントのドーピング領域204aを配置し、その後、p型SiC膜203およびSi膜204の熱処理をすることによって、p型SiC膜203の表面の再構成中にSi膜204のドーピング領域204aからn型ドーパントを取り込んで、p型SiC膜203の表面に高濃度のドーピングが可能となる。
したがって、高ドーズのイオン注入を用いてドーピングを行なった場合と比べて、p型SiC膜203に与えるダメージを低減しながら高濃度のドーパントをドーピングすることができるため、SiC結晶の結晶性の低下を抑制して高濃度のドーピングをすることができる。
なお、上記においては、n型とp型とが入れ替わっていてもよいことは言うまでもない。また、本実施の形態におけるその他の説明は、実施の形態1と同様である。
(実施の形態3)
まず、図4〜図10に示すように、SiC基板201の表面上にn型SiC膜202をエピタキシャル成長させ、n型SiC膜202の一部を除去する。そして、その除去によって露出したn型SiC膜202の表面上にp型SiC膜203を形成し、p型SiC膜203の表面の一部にn型ドーパントがドーピングされたドーピング領域205を形成する。ここまでは実施の形態2と同様である。
次に、図13の模式的断面図に示すように、n型SiC膜202、p型SiC膜203およびドーピング領域205の表面の全面を覆うようにp型ドーパントが局所的に含まれているSi膜204を形成する。ここで、Si膜204は、p型ドーパントが局所的に含まれている領域204aとp型ドーパントが含まれていない領域204bとから構成されている。また、p型ドーパントが含まれている領域204aは、p型SiC膜203の表面の全面を覆う位置に配置されている。
次に、上記のSi膜204を形成した状態でn型SiC膜202、p型SiC膜203、Si膜204およびドーピング領域205の熱処理を行なう。このとき、n型SiC膜202、p型SiC膜203ならびにドーピング領域205の表面とSi膜204との界面においてSiCとSiとが混ざり合い、n型SiC膜202、p型SiC膜203ならびにドーピング領域205の表面が再構成される。このp型SiC膜203の表面の再構成時にSi膜204の領域204a中のp型ドーパントがp型SiC膜203中に取り込まれる。そして、p型SiC膜203の表面の再構成の後、p型SiC膜203の表面のうちSi膜204の領域204aと接している部分は、p型ドーパントがドーピングされたドーピング領域となる。
その後、Si膜204をフッ酸と硝酸の混合溶液を用いてエッチングすることによってSi膜204を除去する。これにより、図14の模式的断面図に示すように、p型SiC膜203の表面のp型ドーパントのドーピング領域210が露出する。
続いて、図15の模式的断面図に示すように、従来から公知の方法により、n型SiC膜202、n型ドーパントがドーピングされたドーピング領域205およびp型ドーパントがドーピングされたドーピング領域210の表面上にゲート酸化膜206を形成する。
その後、図16の模式的断面図に示すように、ゲート酸化膜206の一部を除去し、n型ドーパントがドーピングされたドーピング領域205の一部の表面を露出させて、露出
したドーピング領域205の表面上にソース電極207aおよびドレイン電極207bを形成する。
その後、図17の模式的断面図に示すように、ゲート酸化膜206の表面上にゲート電極208を形成した後に、ウエハをチップ状に分割することによって、MOSFETとなるSiC半導体装置が完成する。
このように、本実施の形態においては、本発明のドーピング方法とイオン注入法とを併用していることに特徴がある。すなわち、n型SiC膜202の表面から深い部分についてイオン注入法によってp型ドーパントのドーピングを行なうとともに、n型SiC膜202の表面から浅い部分についても本発明のドーピング方法によってp型ドーパントのドーピングが行なわれている。
また、本実施の形態においては、イオン注入法によるドーピングによって与えられたSiC結晶へのダメージは、その後の本発明のドーピング方法における表面の再構成の際に回復することができる。したがって、従来のイオン注入法のみによるドーピング方法と比べて、SiC結晶の結晶性の低下を抑制することができる。
さらに、本実施の形態においては、MOSFETのチャネルとなるp型ドーパントのドーピング領域210の形成を本発明のドーピング方法によって行なっていることから、チャネルとなるドーピング領域210の表面の欠陥を少なくすることができるため、従来のイオン注入法を用いた場合と比べてチャネルの導通性が向上し、低抵抗なMOSFETを作製することができる。
一般的に、イオン注入法のみによってp型ドーパントをドーピングした場合には、そのドーピング領域の表面には欠陥が多くなり、その表面をチャネルとしたMOSFETは高抵抗となるため、この観点からも、本発明は有利となる。
また、本実施の形態においては、本発明のドーピング方法における熱処理工程が、イオン注入法によりドーピングされたドーパントを活性化する工程を兼ねることが好ましい。この場合には、工程数を減少することができるため、SiC半導体装置の製造コストを低減することができる傾向にある。
ここで、イオン注入法によりドーピングされたドーパントを活性化するためには、イオン注入法によりドーピングされたドーパントの種類によって、上記の熱処理工程におけるSiCおよびSi膜の加熱温度が異なる。
すなわち、イオン注入法によりドーピングされたドーパントがn型ドーパントである場合には、上記の熱処理工程におけるSiCおよびSi膜の加熱温度を1500℃以上とすることによって、イオン注入されたn型ドーパントの活性化が可能となる。
また、イオン注入法によりドーピングされたドーパントがp型ドーパントである場合には、上記の熱処理工程におけるSiCおよびSi膜の加熱温度を1700℃以上とすることによって、イオン注入されたp型ドーパントの活性化が可能となる。
なお、上記においては、n型とp型とが入れ替わっていてもよいことは言うまでもない。また、本実施の形態におけるその他の説明は、実施の形態1〜2と同様である。
(実施例1)
まず、図4に示すように、SiC基板201の表面上にn型SiC膜202をCVD法によりエピタキシャル成長させる。ここで、n型SiC膜202の膜厚は10μmで、n型SiC膜202中のn型ドーパント(リン)の濃度は1×1016cm-3である。
次に、図5に示すように、n型SiC膜202の表面の一部をエッチングにより除去する。そして、図6に示すように、n型SiC膜202の凸部202a上に成長マスク209を形成する。その後、図7に示すように、成長マスク209が形成されていないn型SiC膜202の表面上にのみp型SiC膜203をエピタキシャル成長させる。そして、図8に示すように、成長マスク209を除去する。ここで、p型SiC膜203中のボックスプロファイルによるp型ドーパントの濃度は1×1017cm-3である。
次いで、図9に示すように、n型SiC膜202およびp型SiC膜203の表面上にSi膜204をスパッタ法により100nmの膜厚で形成する。ここで、Si膜204は、n型ドーパントとしてのリンが局所的に1×1021cm-3の濃度で含まれている領域204aとリンが全く含まれていない領域204bとから構成されており、p型SiC膜203の表面の一部にSi膜204のリンが局所的に含まれている領域204aが配置される。
次に、n型SiC膜202およびp型SiC膜203の表面上にSi膜204を形成した状態でn型SiC膜202、p型SiC膜203およびSi膜204を1200℃の温度に加熱して熱処理を行なう。このとき、n型SiC膜202ならびにp型SiC膜203とSi膜204との界面においてSiCとSiとが混ざり合い、n型SiC膜202ならびにp型SiC膜203の表面が再構成される。ここで、p型SiC膜203の表面が再構成されるときにSi膜204中のリンがp型SiC膜203中に取り込まれ、p型SiC膜203の表面の再構成が完了したときにp型SiC膜203の表面にリンが取り込まれたドーピング領域が形成される。
その後、図10に示すように、フッ酸と硝酸の混合溶液を用いてSi膜204をエッチングすることによってSi膜204を除去し、p型SiC膜204の表面に形成されたリンのドーピング領域205を露出させる。
続いて、図11に示すように、n型SiC膜202、p型SiC膜203およびドーピング領域205の表面の全面にゲート酸化膜206を約0.1μmの膜厚で形成する。
その後、図12に示すように、ゲート酸化膜206の一部を除去し、リンのドーピング領域205の表面の一部を露出させて、露出したドーピング領域205の表面上に100nmの膜厚のNi膜を形成し、1000℃で2分間の熱処理を行なうことによって、リンのドーピング領域205とオーミック接触をとるソース電極207aおよびドレイン電極207bを形成する。
そして、ゲート酸化膜206の表面上にAl(アルミニウム)からなるゲート電極208を形成した後に、ウエハをチップ状に分割することによって、低抵抗なMOSFETを作製することができる。
(実施例2)
まず、図18の模式的断面図に示すように、n型SiC基板301の表面上にn型SiC膜302をCVD法によりエピタキシャル成長させる。ここで、n型SiC膜302の膜厚は10μmで、n型SiC膜302中のn型ドーパント(リン)の濃度は1×1015
cm-3である。
次に、図19の模式的断面図に示すように、n型SiC膜302の表面上にスパッタ法によりSi膜304を形成し、そのSi膜304の全体に均一にp型ドーパント(Al)をドーピングする。ここで、Si膜304中のp型ドーパント(Al)の濃度は、1×1018cm-3である。
続いて、n型SiC膜302の表面上にSi膜304を形成した状態でSiC基板301、n型SiC膜302およびSi膜304を1600℃の温度に加熱して熱処理を行なう。このとき、n型SiC膜302の表面とSi膜304との界面においてSiCとSiとが混ざり合い、n型SiC膜302の表面が再構成されるときにSi膜304中のAlがn型SiC膜302の表面に取り込まれる。そして、n型SiC膜302の表面の再構成が完了したときに、n型SiC膜302の表面にAlが取り込まれたドーピング領域が形成される。
その後、フッ酸と硝酸の混合溶液を用いてSi膜304をエッチングすることによってSi膜304を除去し、図20の模式的断面図に示すように、n型SiC膜302の表面に形成されたAlのドーピング領域305を露出させる。
そして、図21の模式的断面図に示すように、露出したAlのドーピング領域305の表面上にTi膜306およびAl膜307をこの順序で形成するとともに、SiC基板301の裏面上にNi膜308を形成し、熱処理を行なう。これにより、Alのドーピング領域305の表面およびSiC基板301の裏面にそれぞれオーミック電極が形成される。これにより、非常に低抵抗なpnダイオードを作製することができる。
(実施例3)
まず、図4〜図10に示すように、SiC基板201の表面上にn型SiC膜202をエピタキシャル成長させ、n型SiC膜202の一部を除去する。そして、その除去により露出したn型SiC膜202の表面上にp型SiC膜203を形成し、p型SiC膜203の表面の一部にリンがドーピングされたドーピング領域205を形成する。ここまでは実施例1と同様である。
次に、図13の模式的断面図に示すように、n型SiC膜202、p型SiC膜203およびドーピング領域205の表面の全面を覆うようにホウ素が局所的に含まれているSi膜204を100nmの厚さに形成する。ここで、Si膜204は、ホウ素が局所的に含まれている領域204aとホウ素が含まれていない領域204bとから構成されている。また、ホウ素が含まれている領域204aは、p型SiC膜203の表面の全面を覆う位置に配置されている。
次に、上記のSi膜204を形成した状態でn型SiC膜202、p型SiC膜203、Si膜204およびドーピング領域205の熱処理を行なう。このとき、n型SiC膜202、p型SiC膜203ならびにドーピング領域205の表面とSi膜204との界面においてSiCとSiとが混ざり合い、n型SiC膜202、p型SiC膜203ならびにドーピング領域205の表面が再構成される。このp型SiC膜203の表面の再構成時にSi膜204の領域204a中のホウ素がp型SiC膜203中に取り込まれる。そして、p型SiC膜203の表面の再構成の後、p型SiC膜203の表面のうちSi膜204の領域204aと接している部分は、ホウ素がドーピングされたドーピング領域となる。なお、Si膜204の領域204a中のホウ素の濃度は1×1018cm-3である。
その後、Si膜204をフッ酸と硝酸の混合溶液を用いてエッチングすることによってSi膜204を除去する。これにより、図14の模式的断面図に示すように、p型SiC膜203の表面のホウ素のドーピング領域210が露出する。
続いて、図15の模式的断面図に示すように、従来から公知の方法により、n型SiC膜202、リンがドーピングされたドーピング領域205およびホウ素がドーピングされたドーピング領域210の表面上にゲート酸化膜206を約0.1μmの膜厚で形成する。
その後、図16の模式的断面図に示すように、ゲート酸化膜206の一部を除去し、リンがドーピングされたドーピング領域205の一部の表面を露出させ、露出したドーピング領域205の表面上に100nmの膜厚のNi膜を形成し、1000℃で2分間の熱処理を行なうことによって、リンのドーピング層とオーミック接触をとるソース電極207aおよびドレイン電極207bを形成する。
その後、図17の模式的断面図に示すように、ゲート酸化膜206の表面上にAlからなるゲート電極208を形成した後に、ウエハをチップ状に分割することによって、MOSFETとなるSiC半導体装置が完成する。
なお、上記の実施例においては、本発明を用いてMOSFETおよびpnダイオードを製造する方法について説明したが、本発明はJFET(Junction Field Effect Transistor)等の製造にも適用することができる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、SiC結晶の結晶性の低下を抑制して高濃度のドーピングをすることができるSiCへのドーピング方法およびその方法を用いたSiC半導体装置の製造方法を提供することができる。
本発明のSiCへのドーピング方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiCへのドーピング方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiCへのドーピング方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましい他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましいさらに他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましいさらに他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 本発明のSiC半導体装置の製造方法の好ましいさらに他の一例の一部を図解する模式的な断面図である。
符号の説明
101,201,301 SiC基板、102,204,304 Si膜、103 界面、104,205,210,305 ドーピング領域、202,302 n型SiC膜、203 p型SiC膜、204a,204b 領域、206 ゲート酸化膜、207a
ソース電極、207b ドレイン電極、208 ゲート電極、209 成長マスク、306 Ti膜、307 Al膜、308 Ni膜。

Claims (12)

  1. ドーパントを含む珪素膜を炭化珪素の表面の少なくとも一部に形成する工程と、前記珪素膜を前記炭化珪素に形成した状態で前記炭化珪素および前記珪素膜を熱処理する工程と、を含む、炭化珪素へのドーピング方法。
  2. 前記熱処理によって前記炭化珪素および前記珪素膜が800℃以上に加熱されることを特徴とする、請求項1に記載の炭化珪素へのドーピング方法。
  3. 前記熱処理によって前記炭化珪素および前記珪素膜が1900℃以下に加熱されることを特徴とする、請求項1または2に記載の炭化珪素へのドーピング方法。
  4. 前記珪素膜中の前記ドーパントの濃度が1×1014cm-3以上であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の炭化珪素へのドーピング方法。
  5. 前記珪素膜中の前記ドーパントの濃度が1×1018cm-3以上であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の炭化珪素へのドーピング方法。
  6. ドーパントを含む珪素膜を炭化珪素の表面の少なくとも一部に形成する工程と、前記珪素膜を前記炭化珪素に形成した状態で前記炭化珪素および前記珪素膜を熱処理する工程と、を含む、炭化珪素半導体装置の製造方法。
  7. 前記熱処理によって前記炭化珪素および前記珪素膜が800℃以上に加熱されることを特徴とする、請求項6に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  8. 前記熱処理によって前記炭化珪素および前記珪素膜が1900℃以下に加熱されることを特徴とする、請求項6または7に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  9. 前記珪素膜中の前記ドーパントの濃度が1×1014cm-3以上であることを特徴とする、請求項6から8のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  10. 前記珪素膜中の前記ドーパントの濃度が1×1018cm-3以上であることを特徴とする、請求項6から8のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  11. 前記熱処理によって前記炭化珪素に前記ドーパントがドーピングされた領域の少なくとも一部にオーミック電極を形成する工程を含むことを特徴とする、請求項6から10のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  12. 前記炭化珪素にドーパントをイオン注入法によりドーピングする工程を含み、前記熱処理は前記炭化珪素にイオン注入法によりドーピングされた前記ドーパントを活性化する工程を兼ねることを特徴とする、請求項6から11のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
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