JP5090303B2 - 発電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、水や空気など流体の持つエネルギーを回転エネルギーに変換するための回転装置の一つであるベーンモーターを用いて発電する発電装置に関する。
従来より、流体のエネルギーを回転エネルギーに変換する回転装置(タービン)として、ベーンモーターが知られている。ベーンモーターは、簡単な構成からなり、流体の圧力を直接回転力に変換するため、小型でありながら大出力を得ることができる回転装置である。
従来のベーンモーターについて、図7を用いて説明する。図7は、従来のベーンモーターについて説明するための図である。なお、図7において、上段の図は、ベーンモーターを上から見た場合の俯瞰図であり、下段の図は、上段の俯瞰図に示すベーンモーターを直線Aで切断した場合の断面図である。
図7に示すように、従来のベーンモーターとしてのタービン4は、流体の吸入口45および排出口46を有し内壁が円形のケーシング41(外筒部材)と、ケーシング41の中に偏心されて配置されたローター42とから構成される。また、ローター42には、複数のベーン(図7では、ベーン43a、43b、43c、43d、43e、43fの6枚)が収納されており、各ベーン43a〜43fは、遠心力もしくはバネによって押されるなど、様々な方法によって引き出されることにより、常にケーシング41の内壁と接触し、流体の流路を完全に隔絶している。
吸入口45内の流体と排出口46内の流体とに圧力差が発生すると、各ベーン43a〜43fに「断面積×圧力」の力がかかり、その力がローター42の回転力となる。例えば、吸入口45の圧力が高くなった時、各ベーン43a〜43fに圧力がかかるが、ローター42の中心は、ケーシング41に対して偏心の位置にあるため、ローター42から突出している各ベーン43a〜43fの長さがそれぞれ異なることとなり、各ベーン43a〜43fにおいて力を受ける断面積も異なる。ローター42は、各ベーン43a〜43fにかかる力の回転方向成分の総和によって回転するため、図7に示す構成において、ローター42は、結果として時計回りの回転を開始する。
ここで、流体のエネルギーによって回転するローターの中心軸を取り出して回転発電機に接続することにより発電を行なう技術が一般的に知られている(例えば、非特許文献1参照)。
水力発電のしくみ [平成20年9月12日], インターネット<URL: http://www.kepco.co.jp/kids/search/page28.html >
ところで、上記した従来の技術は、発電を行なうためにローターの中心軸の一部をケーシング外部に出す必要があり、その際、作動流体が軸と軸受けの隙間から漏れないようにシーリングをする必要がある。しかし、シーリングすることによるトルク損失が発生トルクに対して比較的大きいと、流体の圧力のエネルギーから電気エネルギーへのエネルギー変換効率が悪くなるという課題があった。
また、上記した従来の技術は、ベーンモーター外部に発電機を設置するスペースや、発電機とローターの中心軸とを連結するためのスペースが必要であり、狭い場所では使用が困難であるという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、流体の圧力のエネルギーから電気エネルギーへの変換効率が高く、かつ、狭い場所でも使用できるように小型化されたベーンモーター型の発電装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この装置は、流体の吸入口と排出口とを有する外筒部材と、前記外筒部材の内部に偏心されて設けられ、着磁された、もしくは内部に複数の磁石を有する回転自在のローターと、前記ローターに対して突没自在に設けられたベーンと、それぞれ前記外筒部材の外側に設けられ、前記外筒部材を挟み込むように前記ローターの回転面に対して平行に配置され、前記ローターの回転軸中心から当該ローターの回転面に平行して放射状に伸びた複数の枝を有し、当該複数の枝の先端それぞれが当該ローターの着磁部分、もしくは前記複数の磁石それぞれの磁極近傍に配置される第一のコイルコアおよび第二のコイルコアと、前記第一のコイルコアおよび前記第二のコイルコアが有する前記複数の枝それぞれに巻かれた複数のコイルと、を備え、前記ローターの着磁部分もしくは前記複数の磁石は、前記ローターの回転軸に対して対向する位置に配置された磁極の向きが互いに反対となるように配置され、前記着磁部分もしくは前記複数の磁石による磁力線が、前記コイルコアの内部を通って前記ローターの回転軸に対して対向する着磁部分もしくは磁石へと導かれ、前記ベーンの先端が前記外筒部材の内壁に接して前記吸入口側と前記排出口側とを隔絶し、前記吸入口側と前記排出口側との流体の圧力差を前記ベーンに受けて前記ローターを回転させ、当該ローターの回転によって生じた交番磁界によって前記複数のコイルを通過する磁束密度を変化させて電圧を発生させることを要件とする。
開示の装置によれば、流体の満たされた内部から外部の空気中にローターの回転軸を発電のために取り出す必要が無いため、ローターを外筒部材の中に完全に密閉することができ、Oリングなどのシーリングに係るトルク損失をなくすことができ、流体の圧力のエネルギーから電気エネルギーへのエネルギー変換効率を高くすることが可能となる。また、流体エネルギーを回転エネルギーに変換する回転装置(ベーンモーター)と、回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機を一体化させることができ、狭い場所でも使用できるように小型化することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る発電装置の好適な実施例について詳細に説明する。
実施例1における発電装置は、ベーンモーターとしてのタービン(回転装置)に発電機能が付加された装置である。以下、これについて、図1〜3を用いて説明する。なお、図1は、実施例1における発電装置の水平方向の断面図であり、図2は、実施例1における発電装置を上から見た場合の概観図であり、図3は、実施例1における発電装置の垂直方向の断面図である。ここで、図3は、実施例1における発電装置を、図1に示す直線Bで切断した場合の垂直方向の断面図である。
図1に示すように、実施例1における発電装置としてのタービン1は、内壁が円形のケーシング11(外筒部材)の中に回転自在のローター12が偏心されて配置される。ケーシング11は、流体の吸入口15と排出口16を有し、また、ローター12には、複数のベーン(図1では、ベーン13a、13b、13c、13d、13e、13fの6枚)が収納されている。ローター12に対して突没自在に設けられた各ベーン13a〜13fは、例えば、図示しないバネによって押されることにより、常にケーシング11の内壁と接触し、流体の流路を完全に隔絶している。
そして、図1に示すように、実施例1における発電装置としてのタービン1は、図7に示す従来のベーンモーターとしてのタービン4とは異なり、ローター12の内部に複数の磁石(図1では、磁石14a、14b、14c、14d、14e、14fの6個)を有する。ここで、6個の磁石14a〜14fは、図1に示すように、ローター12の回転軸を中心にして、角度60度ごとに配置されている。
そして、図2に示すように、実施例1における発電装置としてのタービン1は、ケーシング11の外側(上面)に放射状に伸びた複数の枝を有する軟磁性体のコイルコア17が配置される。なお、コイルコア17が有する複数の枝それぞれは、ローター12の回転軸を中心にローター12の回転面に平行して放射状に伸びている。ここで、コイルコア17が有する6本の枝は、図2に示すように、ローター12の回転軸を中心にして、角度60度ごとに放射状に伸びている。
また、図2に示すように、コイルコア17が有する複数の枝それぞれには、コイル18が巻かれている。ここで、本実施例では、図2に示すように、コイルコア17が有する枝が6本であり、6本の枝それぞれに6個のコイル18が巻かれている場合について説明する。
コイルコア17が有する6個の枝の先端それぞれは、図1に示した6個の磁石14a〜14fの磁極近傍に配置されている。すなわち、図3に示すように、コイルコア17が有する枝の先端部は、ケーシング11を挟んで、ローター12の内部にある磁石(図中では、磁石14fおよび磁石14c)の磁極近傍となるように配置されている。
なお、図3に示すように、磁石14cは、N極が上面となっており、磁石14fは、S極が上面となっている。また、図には示さないが、磁石14cと同様に、磁石14aおよび磁石14eは、N極が上面となっており、磁石14fと同様に、磁石14bおよび磁石14dは、S極が上面となっている。すなわち、ローター12内の6個の磁石14a〜14fは、ローター12の回転軸に対して対向する磁石(例えば、磁石14fおよび磁石14c)の磁極の向きが互いに反対となるように配置されている。
これにより、ローター12内部の磁石(例えば、磁石14c)による磁力線は、コイルコア17の内部(枝)を通り、ローター12の回転軸に対して対向する別の磁石(例えば、磁石14f)へと導かれる。
かかる構成において、吸入口15内の流体と排出口16内の流体とに圧力差が発生すると、ローター12は、各ベーン13a〜13fにかかる力の回転方向成分の総和によって回転し始め(図1においては、時計回り)、ローター12の内部に組み込まれた磁石14a〜14fも回転し、交番磁界が発生する。この交番磁界により、コイルコア17の中の磁束密度が変化してコイル18に誘導起電力が発生し、電力を取り出すことができる。
このようなことから、実施例1における発電装置としてのタービン1は、流体の満たされた内部から外部の空気中に動力軸(ローター12の回転軸)を発電のために取り出す必要が無いため、ローター12をケーシング11の中に完全に密閉することができ、Oリングなどのシーリングに係るトルク損失をなくすことができ、流体の圧力のエネルギーから電気エネルギーへのエネルギー変換効率を高くすることが可能となる。
また、実施例1における発電装置としてのタービン1は、流体エネルギーを回転エネルギーに変換するベーンモーターと、回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機を一体化させることができ、狭い場所でも使用できるように小型化することが可能となる。
上述した実施例1では、コイルコアが1つ設置される場合について説明したが、実施例2では、コイルコアが2つ設置される場合について、図4を用いて説明する。なお、図4は、実施例2における発電装置を説明するための図である。
ここで、実施例1にて説明したタービン1の構成においては、ローター12内部に埋め込まれた磁石14a〜14fと、軟磁性体であるコイルコア17との間で引力が発生する。このため、実施例1にて説明したタービン1では、ローター12の回転軸部やローター12と、ケーシング11との間に、摩擦が生じ、エネルギー変換効率が低下する可能性がある。
また、実施例1にて説明したタービン1の構成においては、ローター12内部の磁石14a〜14fにおいて、コイルコア17に向かい合っていない側の磁極(図3に示すケーシング11の下側の磁極)では、磁路を形成するような磁性体はないため、磁極から出た磁力線は、空気中を通り、別の磁極へと還ってくる。このような磁力線は、発電システムの外部へと漏れ出し、外部の金属と引き付けあったり、もしくは、外部の電子機器や磁気カードなどへ悪影響を及ぼしたりする可能性がある。このため、外部に漏れる磁束の量を減らすために磁気シールドを設置する必要がある。
これらの課題を解決するために、実施例2における発電装置としてのタービン2は、以下に説明するように構成される。
実施例2における発電装置としてのタービン2は、図1を用いて説明したタービン1と同様の構成(吸入口および排出口を有するケーシング、6個の磁石が埋め込まれたローター、ローターに対して突没自在に設けられた6個のベーン)からなる。
しかし、実施例2においては、図4に示すように、実施例1におけるコイルコア17と同じ構成からなる2つのコイルコア27aおよびコイルコア27bが、ケーシング21を挟み込むようにローター22の回転面に対して平行に配置される。ここで、図4は、図1に示す直線Bに対応する直線でタービン2を切断した場合の垂直方向の断面図となる。
すなわち、図4に示すように、コイルコア27aは、ケーシング21の上面に配置され、コイルコア27bは、ケーシング21の下面に配置される。また、コイルコア27aおよびコイルコア27bが有する6本の枝それぞれには、6個のコイル28aおよび6個のコイル28bが巻かれている。また、コイルコア27aおよびコイルコア27bが有する6本の枝それぞれの先端部分は、ローター21に埋め込まれた6個の磁石(図4においては、磁石24fおよび磁石24cのみが示されている)の磁極近傍に配置される。
タービン2において、コイルコア27aおよびコイルコア27bの形状は、それぞれ同一であり、コイル28aおよびコイル28bにおける発電量は、それぞれ等しいことから、コイルコアと磁石との間に働く力は、全く等しく対称になり相殺されて零になる。
このようなことから、実施例2における発電装置としてのタービン2は、ローター22の回転軸部やローター22とケーシング21との間で摩擦が発生することが回避でき、流体の圧力のエネルギーから電気エネルギーへのエネルギー変換効率をさらに高くすることが可能となる。
また、タービン2において、磁石から出た磁力線は、そのほとんどがコイルコア27aおよびコイルコア27bの中を通ることにより、磁力線が外部へと漏れることはない。
このようなことから、実施例2における発電装置としてのタービン2は、磁力線の外部への漏れを防止でき、磁気シールドを設置する必要がなくなる。
また、タービン2において、コイルコア27aおよびコイルコア27bそれぞれに巻かれたコイル28aおよびコイル28bそれぞれにおいて発電が行なわれる。
このようなことから、実施例2における発電装置としてのタービン2は、コイル28aおよびコイル28bを直列につなげれば、実施例1の構成と比較して2倍の発電電圧を得ることができ、コイル28aおよびコイル28bを並列につなげれば、2倍の電流を得ることができ、発電量と発電電圧とを増大することが可能になる。
上述した実施例2では、2つのコイルコアがケーシングを挟んで対称に配置される場合について説明したが、実施例3では、2つのコイルコアがケーシングを挟んで非対称に配置される場合について、図5および図6を用いて説明する。なお、図5は、実施例3における発電装置を上から見た場合の概観図であり、図6は、実施例3における発電装置を下から見た場合の概観図である。
実施例2において説明したように、コイルコアと磁石との間には、磁力による引力が発生するが、この引力は、ローター回転時、磁石とコイルコア先端の距離に応じて変化する。すなわち、磁石とコイルコア先端とが再接近するときに最大となるような引力のむらが発生する。この引力のむらは、コギングトルクとなり、回転が円滑でなくなったり、騒音が発生したりする原因となる。
ここで、実施例2にて説明したタービン2の構成においては、コイルコア27aと、コイルコア27bとが上下対称(ローター22の回転軸に対して同一角度)で配置されている。このため、コイルコア27a先端およびコイルコア27b先端は、磁石に対して同時に再接近することとなり、コギングトルクが顕著に発生する。
この課題を解決するために、実施例3における発電装置としてのタービン3は、以下に説明するように構成される。
実施例3における発電装置としてのタービン3は、実施例2における発電装置としてのタービン2と同様の構成からなる。すなわち、タービン3は、吸入口35および排出口36を有するケーシング31、コイル38aが巻かれたコイルコア37aおよびコイル38bが巻かれたコイルコア37b(以上、図5および図6参照)と、6個の磁石が埋め込まれたローターおよびローターに対して突没自在に設けられた6個のベーン(図示せず)からなる。
しかし、実施例3においては、上面のコイルコア37aに対して下面のコイルコア37bがローターの回転軸を軸にしてある程度回転した状態で配置される。例えば、図5および図6に示すように、コイルコア37aに対してコイルコア38bが、30度回転されて配置される。これにより、上面のコイルコア37aと下面のコイルコア38bとの位置関係が非対称となり、ローターの回転にともなってコイル38aで発生される電圧とコイル38bで発生される電圧とでは、位相が異なることとなる。
このようなことから、実施例3における発電装置としてのタービン3は、上面のコイルコア37a先端と、下面のコイルコア37b先端とが同時に再接近することがなくなり、コギングトルクを減らすことができ、ローターの回転を円滑にしてローター回転時における騒音を低減することが可能になる。
なお、実施例3では、コイルコア37aに対してコイルコア37bが、30度回転されて配置される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上面のコイルコア37aと下面のコイルコア37bとの位置関係が非対称であることで、コイル38aにより発生される電圧の位相とコイル38bにより発生される電圧の位相とが異なるのであれば、任意の角度を適用することが可能である。
また、上述の実施例1〜3に示した構成および動作はあくまで一例であり、本発明は実施例に限定されること無く適宜変形して利用することができるものである。例えば、実施例1〜3では、ローター内部に磁石を埋め込む構造を例に説明を行ったが、ローター自身を着磁することによって、磁場を作りだす構成としても本発明を実施することは可能である。このほか、磁石とコイルの数、細かい形状などは実際の使用状況によって変更可能である。
このように、本発明にかかわる発電装置は、流体の圧力のエネルギーから効率よく電気エネルギーへの変換することができるので、摩擦抵抗を無視できるくらい大きな圧力や高回転を得るための大きな流量が得られないために利用することができなかった様々なエネルギーを利用して発電できるようになる。それは例えば、風力や、波力や、人の運動などに起因する力である。
また、本発明にかかわる発電装置は、その大きさを小型化、特に薄型化ができるので、これまでタービンを設置できなかった狭い場所(水道管の中や、ガス管の中、狭い壁の中など)でも利用できるようになる。また、小型軽量化して人体の身体に取り付け、人の運動によって流体が入ったタンクに圧力をかけてタービンを回転させ、その回転力を利用して発電を行なって、携帯機器に電力を供給することなどにも用いることができる。
以上のように、本発明に係る発電装置は、流体の持つエネルギーを回転エネルギーに変換して発電する場合に有用であり、特に、流体の圧力のエネルギーから電気エネルギーへの変換効率が高く、かつ、狭い場所でも使用できることに適する。
実施例1における発電装置の水平方向の断面図である。 実施例1における発電装置を上から見た場合の概観図である。 実施例1における発電装置の垂直方向の断面図である。 実施例2における発電装置を説明するための図である。 実施例3における発電装置を上から見た場合の概観図である。 実施例3における発電装置を下から見た場合の概観図である。 従来のベーンモーターについて説明するための図である。
符号の説明
1、2、3、4 タービン
11、21、31、41 ケーシング
12、22、32、42 ローター
13a、13b、13c、13d、13e、13f、43a、43b、43c、43d、43e、43f ベーン
14a、14b、14c、14d、14e、14f、24c、24f 磁石
15、35、45 吸入口
16、36、46 排出口
17、27a、27b、37a、37b コイルコア
18、28a、28b、38a、38b コイル

Claims (2)

  1. 流体の吸入口と排出口とを有する外筒部材と、
    前記外筒部材の内部に偏心されて設けられ、着磁された、もしくは内部に複数の磁石を有する回転自在のローターと、
    前記ローターに対して突没自在に設けられたベーンと、
    それぞれ前記外筒部材の外側に設けられ、前記外筒部材を挟み込むように前記ローターの回転面に対して平行に配置され、前記ローターの回転軸中心から当該ローターの回転面に平行して放射状に伸びた複数の枝を有し、当該複数の枝の先端それぞれが当該ローターの着磁部分、もしくは前記複数の磁石それぞれの磁極近傍に配置される第一のコイルコアおよび第二のコイルコアと、
    前記第一のコイルコアおよび前記第二のコイルコアが有する前記複数の枝それぞれに巻かれた複数のコイルと、
    を備え、
    前記ローターの着磁部分もしくは前記複数の磁石は、前記ローターの回転軸に対して対向する位置に配置された磁極の向きが互いに反対となるように配置され、前記着磁部分もしくは前記複数の磁石による磁力線が、前記コイルコアの内部を通って前記ローターの回転軸に対して対向する着磁部分もしくは磁石へと導かれ、
    前記ベーンの先端が前記外筒部材の内壁に接して前記吸入口側と前記排出口側とを隔絶し、前記吸入口側と前記排出口側との流体の圧力差を前記ベーンに受けて前記ローターを回転させ、当該ローターの回転によって生じた交番磁界によって前記複数のコイルを通過する磁束密度を変化させて電圧を発生させることを特徴とする発電装置。
  2. 前記第一のコイルコアが有する前記複数のコイルで発生される電圧の位相と、前記第二のコイルコアが有する前記複数のコイルで発生される電圧の位相とが異なるように、当該第二のコイルコアが当該第一のコイルコアに対して前記ローターの回転軸を中心として回転された状態で配置されることを特徴とする請求項に記載の発電装置。
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