JP5087651B2 - プログラム及びコマンド処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラム及びコマンド処理方法に関し、特に、コマンド操作により処理を行うコンピュータにおいて、当該コマンド操作を容易に行うことのできるプログラム及びコマンド処理方法に関する。
従来より、有効で簡素な多数のコマンドを実行する環境をユーザに提供するため、コマンドラインインタプリタのようなユーザインタフェイスが知られている。このようなコマンドラインインタプリタでは、ユーザからのコマンド入力によりコンピュータが処理を実行するが、効果的なコマンド入力には、コマンドやそのパラメータについての知識が要求されていた。
近年では、コマンドラインインタプリタを用いたシステム(例えば、UNIX(登録商標)システム)において、知識の浅いユーザの利便性を高めるための技術が開発されている。例えば、非特許文献1の「pdmenu」というプログラムと、非特許文献2の「pdmenurc」というスクリプトファイルからなるプログラムセットを用いることで、実行するコマンドをメニュー表示する技術が知られている。
"digipediaホームページ"、[online]、[平成22年3月23日検索]、インターネット<URL:http://www.digipedia.pl/man/doc/view/pdmenu.1.html> "digipediaホームページ"、[online]、[平成22年3月23日検索]、インターネット<URL:http://www.digipedia.pl/man/doc/view/pdmenurc.5/>
上記「pdmenu」によれば、メニュー表示されたコマンドを選択することで、コマンド入力を行うことができるが、選択可能なコマンドは、予め「pdmenurc」により規定されたコマンドのみであり、後になって新たなコマンドを追加するためには、プログラムを書き換える必要があった。
複数のユーザが用いるシステムでは、実行可能なコマンドを変更するためにプログラムをその都度配布したのでは煩わしく、また、複数のユーザが用いるシステムでは、実行可能なコマンドをユーザ毎に管理することが望まれる。
そこで、本発明は、プログラムを変更することなく、実行可能なコマンドの増減を可能にするとともに、ユーザ毎に実行可能なコマンドを管理可能なプログラム及びコマンド処理方法を提供することを目的とする。
(1) コンピュータにユーザの権限を考慮してコマンドを処理させるプログラムであって、不特定の文字列を示す記号をファイル名の一部に用いることにより処理対象ファイルのファイル名を表現した記載を含む所定のスクリプトファイルを読み込むステップと、数のユーザの夫々に対して個別に付与された前記処理対象ファイルの処理権限を管理する権限管理部の前記処理権限の情報に基づいて、前記複数のユーザが共通してアクセス可能な格納部に複数格納され且つ前記コンピュータに処理をさせるコマンドが規定された前記処理対象ファイルのうち、前記コンピュータのユーザに対して処理権限が付与され、かつ、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名と前記記号以外において一致する前記処理対象ファイルのファイル名を取得するステップと、取得した前記処理対象ファイルのファイル名で、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名に替えて処理スクリプトを展開するステップと、当該展開した処理スクリプトが規定するコマンドを処理するステップと、をコンピュータに実行させるプログラム。
(1)のプログラムによれば、コンピュータは、格納部に格納された処理対象ファイルのうち、コンピュータのユーザに対して処理権限が付与され、かつ、スクリプトファイルに記載されたファイル名と不特定の文字列を示す記号(例えば、アスタリスク(*))以外において一致する処理対象ファイルのファイル名を取得する。そして、コンピュータは、取得した処理対象ファイルのファイル名で、スクリプトファイルに記載されたファイル名に替えて処理スクリプトを展開し、コマンド処理を実行する。これにより、1つのプログラムで、ユーザ毎に実行可能なコマンドを管理することができる。また、プログラムを配布後にスクリプトファイルに記載されたファイル名と合致するファイル名の処理対象ファイルを追加・削除することで、実行可能なコマンドを後になって容易に増減することができる。
(2) (1)に記載のプログラムであって、前記コンピュータに、取得したファイル名に対応する前記処理対象ファイルに規定されたコマンドを示す情報を前記コンピュータに表示するステップを、更に実行させ、前記コマンドを実行するステップは、前記コンピュータに、表示された前記情報のうち選択された情報に対応するコマンドを実行させるステップである、プログラム。
(2)のプログラムによれば、ユーザは、表示された情報を選択することでコマンドを実行することができ、ユーザの利便性を高めることができる。
(3) プログラムに基づいてコンピュータがユーザの権限を考慮してコマンドを処理するコマンド処理方法であって、前記コンピュータは、前記コンピュータに処理させるコマンドが規定された処理対象ファイルを、前記複数のユーザが共通してアクセス可能な複数格納する格納部と、複数のユーザの夫々に対して個別に付与された前記処理対象ファイルの処理権限を管理する権限管理部と、を備え、前記コンピュータは、不特定の文字列を示す記号をファイル名の一部に用いることにより前記処理対象ファイルのファイル名を表現した記載を含む所定のスクリプトファイルを読み込むステップと、前記権限管理部で管理されている前記処理権限の情報に基づいて、前記格納部に格納された複数の処理対象ファイルのうち、前記コンピュータのユーザに対して処理権限が付与され、かつ、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名と不特定の文字列を示す記号以外において一致する前記処理対象ファイルのファイル名を取得するステップと、取得した前記処理対象ファイルのファイル名で、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名に替えて処理スクリプトを展開するステップと、当該展開した処理スクリプトが規定するコマンドを処理するステップと、含むコマンド処理方法。
(3)のコマンド処理方法によれば、(1)のプログラムと同様の効果を奏する。
本発明によれば、プログラムを変更することなく、実行可能なコマンドの増減を可能にするとともに、ユーザ毎に実行可能なコマンドを管理することができる。
本発明の実施形態に係るプログラムを備えたコンピュータの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るプログラムを構成するスクリプトファイルを示す図である。 メインメニュー処理対象ファイルを示す図である。 個別メニュー処理対象ファイルを示す図である。 本発明の実施形態に係るプログラムに基づく表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[コンピュータの構成]
図1を参照して、本発明のプログラムを備えるコンピュータXの構成について説明する。
コンピュータXは、UNIX(登録商標)システム1を備えるUNIXマシンである。コンピュータXは、制御部としての中央処理装置(CPU)を備える他、記憶部として、メモリ(RAM、ROM)、ハードディスク(HDD)などを備え、ネットワーク通信装置として、各種有線及び無線LAN装置を、表示部として、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの各種ディスプレイといった表示装置を、操作部として、例えば、キーボード及びポインティング・デバイス(マウス、トラッキングボールなど)といった入力装置を適宜備え、これらをバスラインにより接続している。コンピュータXでは、CPUは、コンピュータXを統括的に制御し、各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し各種機能を実現する。
UNIXシステム1は、ユーザ環境部2と、格納部3と、権限管理部4と、を少なくとも含んで構成される。
ユーザ環境部2は、UNIXシステム1を用いる複数のユーザの夫々が個別に管理可能な領域であり、実行プログラムセット20を備える。実行プログラムセット20は、UNIXシステム1のシステム管理者などにより個別のユーザに対して適宜配布されるプログラムセットであり、例えば、pdmenuなどのインタプリタ型プログラム21と、インタプリタ型プログラム21により展開・実行されるスクリプトファイル22と、を備える。なお、インタプリタ型プログラム21及びスクリプトファイル22、すなわち、実行プログラムセット20は、本発明のプログラムを構成する。
格納部3は、複数のユーザ(アクセス権限を有するユーザに限る)が共通してアクセス可能な領域であり、処理対象ファイル30を備える。処理対象ファイル30は、インタプリタ型プログラム21により展開・実行されるメインメニュー処理対象ファイル31及び個別メニュー処理対象ファイル32、を備える。
権限管理部4は、UNIXシステム1において個別のユーザがアクセス可能なファイルや実行可能なコマンドなどの権限(書込権限、読込権限、実行権限)を管理するファイルシステム40と、図示しない権限付与手段と、を備える。本実施形態では、ファイルシステム40は、権限付与手段により更新され、特に、格納部3に格納された処理対象ファイル30の読込権限及び処理対象ファイル30が規定するコマンドの実行権限を管理する。権限付与手段は、個別のユーザに対して、処理対象ファイル30の読込権限やコマンドの実行権限(以下、両権限をまとめて「処理権限」とする)を付与又は剥奪する。
実行プログラムセット20に戻り、本実施形態では、実行プログラムセット20は、コマンド入力に基づき処理を行うUNIX環境において、コマンドをメニュー表示するためのプログラムセットである。特に、本実施形態では、実行プログラムセット20は、コマンド入力対象であるコンポーネントを選択するためのメインメニューと、メインメニューから選択されたコンポーネントに対するコマンドを表示する個別メニューと、を表示する。
実行プログラムセット20のインタプリタ型プログラム21は、スクリプトファイル22を読み込むスクリプトファイル読込ステップと、読み込んだスクリプトファイル22により規定される処理対象ファイル30のうち権限管理部4によりユーザ環境部2のユーザに対して処理権限が付与された処理対象ファイル30のファイル名を選択して取得する処理対象ファイル名取得ステップと、スクリプトファイル22を取得したファイル名に基づいて変更することで処理スクリプトを展開する処理スクリプト展開ステップと、展開した処理スクリプトが規定するコマンドを処理する実行ステップと、をコンピュータXに実行させるプログラムである。
ここで、スクリプトファイル22について、図2を参照して説明する。スクリプトファイル22のラインL1は、メインメニュー(後述の図5(1))の表示を規定し、ラインL2は、個別メニュー(後述の図5(2))の表示を規定している。インタプリタ型プログラム21が、スクリプトファイル22を読み込み、スクリプトファイル22に規定された文字列情報を解釈実行することで、メインメニュー及び個別メニューの表示が実現される。ここで、本実施形態では、メインメニュー及び個別メニューの表示に際し、予め定められたメニューではなく、任意に変更可能なメニューを表示可能としている。
(メインメニューの表示)
具体的には、本実施形態では、スクリプトファイル22のラインL11において、所定のパスにより特定される領域(格納部3)に格納され、ファイル名に所定の文字列「show*.pd」を含むメインメニュー処理対象ファイル31のファイル名を取得し、メインメニューを表示することで、メインメニューに対して任意に変更可能なメニューを表示可能としている。(「*」は、不特定の文字列を示す記号を示している。)
このようなスクリプトファイル22のラインL11を受けて、メインメニュー処理対象ファイル31は、図3のように規定される。すなわち、ラインL11に対応するように、ファイル名(及び当該ファイルを格納する領域)を「所定のパス/show_コンポーネント名.pd」と命名する(図3(1))。このとき、「コンポーネント名」は、コマンド入力対象であるコンポーネントを示している。
また、メニュー表示を適切にするため、インタプリタ型プログラム21の規定に従い、メインメニュー処理対象ファイル31の内容は、「show:メイン表示名101::メニュー名102A」と規定する。メイン表示名101は、メインメニュー表示時に表示されるメニュー名に用いられ、メニュー名102Aは、選択されたメインメニューに対応する個別メニューを取得する際に用いられる。なお、図示は省略するが、インタプリタ型プログラム21には、メイン表示名101に基づくメインメニュー表示や、メニュー名102Aに基づく個別メニューの取得に関する処理が定義されている。
コンピュータXは、インタプリタ型プログラム21のスクリプトファイル読込ステップにおいて、スクリプトファイル22のラインL11を読み込むと、続く処理対象ファイル取得ステップにおいて、格納部3に格納されたメインメニュー処理対象ファイル31から、ラインL11で規定されているファイル名を含むメインメニュー処理対象ファイル31のうち、権限管理部4のファイルシステム40でユーザ環境部2のユーザに対して処理権限が付与されているメインメニュー処理対象ファイル31のファイル名を選択して取得する。
例えば、格納部3に「show_apache.pd」、「show_mysql.pd」及び「show_apache2.pd」が格納され、ユーザに対して「show_apache.pd」及び「show_mysql.pd」に対する処理権限が付与されていたとする。この場合、コンピュータXは、処理対象ファイル名取得ステップにおいて、ファイル名「show_apache.pd」及び「show_mysql.pd」を取得する。
その後、コンピュータXは、インタプリタ型プログラム21の処理スクリプト展開ステップにおいて、取得したメインメニュー処理対象ファイル31のファイル名から処理スクリプトを展開する。具体的には、取得した「show_apache.pd」及び「show_mysql.pd」に規定されたメイン表示名101をメインメニューとして表示するとともに、表示されたメインメニューから任意のメインメニューが選択された場合に対応する個別メニューを表示するための処理スクリプトを、インタプリタ型プログラム21に従い展開する。例えば、コンピュータXは、スクリプトファイル22のラインL11の所定の文字列「show*.pd」を、取得した「show_apache.pd」及び「show_mysql.pd」に替えることで、処理スクリプトを展開する。そして、コンピュータXは、インタプリタ型プログラム21の実行ステップにおいて、展開した処理スクリプトに基づく処理を実行する。すなわち、コンピュータXは、スクリプトファイル22のラインL1に従い、メインメニューを表示するとともに、ユーザにより任意のメインメニューが選択された場合には、対応する個別メニューを表示する。
具体的には、コンピュータXは、図5(1)に示すように、「show_apache.pd」及び「show_mysql.pd」のメインメニュー処理対象ファイル31に規定されたメイン表示名101に基づいて、「Apache」及び「MySQL」に関するメインメニュー101Aを表示する。そして、コンピュータXは、表示されたメインメニュー101Aから任意のメインメニューが選択されると、選択されたメインメニューに対応する個別メニューを表示する(図5(2))。
(個別メニューの表示)
また、個別メニューの表示に際しては、スクリプトファイル22のラインL2において、所定のパスにより特定される領域(格納部3)に格納され、ファイル名に所定の文字列「menu*.pd」を含む個別メニュー処理対象ファイル32を個別メニューとして表示することで、個別メニューの表示を任意に変更可能としている。(「*」は、不特定の文字列を示す記号を示している。)
このようなスクリプトファイル22のラインL2を受けて、個別メニュー処理対象ファイル32は、図4のように規定される。すなわち、ラインL2に対応するように、ファイル名(及び当該ファイルを格納する領域)を「所定のパス/menu_コンポーネント名.pd」と命名する(図4(1))。このとき、「コンポーネント名」は、コマンド入力対象であるコンポーネントを示している。
また、メニュー表示を適切にするとともに、コンポーネントに対するコマンド入力を実現するために、インタプリタ型プログラム21の規定に従い、個別メニュー処理対象ファイル32の内容は、「menu:メニュー名102B:タイトル名103:」「exec:個別表示名104:表示方法105:実行コマンド106」と規定する。メニュー名102Bは、選択されたメインメニューに対応する個別メニューの取得に用いられ、タイトル名103は、選択された個別メニュー表示時に表示されるタイトル名に用いられる。また、個別表示名104は、個別メニュー表示時に表示される個別メニュー名に用いられ、表示方法105は、個別メニューの選択に伴い実行されるコマンドの実行結果の表示方法の指定に用いられ、実行コマンド106は、個別メニューの選択に伴い実行される実行コマンドの特定に用いられる。なお、図示は省略するが、インタプリタ型プログラム21には、メニュー名102B〜実行コマンド106に基づく処理が定義されている。
コンピュータXは、任意のメインメニュー(コマンド対象のコンポーネント)が選択されると、インタプリタ型プログラム21のスクリプトファイル読込ステップにおいて、スクリプトファイル22のラインL2を読み込み、続く処理対象ファイル名取得ステップにおいて、格納部3に格納された個別メニュー処理対象ファイル32から、選択されたメインメニューに対応するメインメニュー処理対象ファイル31のメニュー名102Aに対応するメニュー名102Bが規定された個別メニュー処理対象ファイル32のうち、権限管理部4のファイルシステム40でユーザ環境部2のユーザに対して処理権限が付与されている個別メニュー処理対象ファイル32のファイル名を選択して取得する。
例えば、選択されたメインメニューに対応するメインメニュー処理対象ファイル31が「show_apache.pd」であり、格納部3に「menu_apache.pd」、「menu_apache2.pd」及び「menu_mysql.pd」が格納され、ユーザに対して「menu_apache.pd」及び「menu_mysql.pd」に対する処理権限が付与されていたとする。この場合において、コンピュータXは、選択されたメインメニュー処理対象ファイル31のメニュー名102Aに対応するメニュー名102Bである「menu_apache.pd」及び「menu_apache2.pd」のうち、処理権限が付与されているファイル名「menu_apache.pd」を取得する。
その後、コンピュータXは、インタプリタ型プログラム21の処理スクリプト展開ステップにおいて、取得した個別メニュー処理対象ファイル32のファイル名から処理スクリプトを展開する。具体的には、取得した「menu_apache.pd」に規定されたメニュー名102B〜実行コマンド106に対応する処理を実行するための処理スクリプトを、インタプリタ型プログラム21に従い展開する。例えば、コンピュータXは、スクリプトファイル22のラインL2の所定の文字列「menu*.pd」を、取得した「menu_apache.pd」に替えることなどで、処理スクリプトを展開する。そして、コンピュータXは、インタプリタ型プログラム21の実行ステップにおいて、展開した処理スクリプトに基づく処理を実行する。すなわち、コンピュータXは、スクリプトファイル22のラインL2に従い、個別メニューを表示するとともに、任意の個別メニューが選択された場合には、対応するコマンド処理を実行する。
具体的には、コンピュータXは、図5(2)に示すように、個別メニュー処理対象ファイル32に規定されたタイトル名103に基づいて、個別メニューのタイトル103Aを表示するとともに、個別表示名104に基づいて、コンポーネント「Apache」に対するコマンド操作を示す個別メニュー104Aを表示する。
その後、ユーザにより個別メニュー104Aから任意のメニューが選択されると、コンピュータXは、図5(3)に示すように、展開した処理スクリプトに従い、実行コマンド106に規定されている文字列情報に基づいて、対応するコマンド106Aを入力し実行する。
[本発明の効果]
以上、本発明に係る実行プログラムセット20について説明した。このような実行プログラムセット20によれば、スクリプトファイル22に規定されたファイル名と不特定の文字列を示す記号以外において一致する処理対象ファイル30のうち、処理権限が付与された処理対象ファイル30のファイル名を選択して取得するとともに、当該処理対象ファイル30に基づいて処理スクリプトを展開し、コマンド処理を実行することとした。これにより、1つの実行プログラムセット20で、実行可能なコマンドをユーザ毎に個別に設定することができる。具体的には、「menu_apache.pd」に対する処理権限が付与されているユーザと、「menu_apache2.pd」に対する処理権限が付与されているユーザとを考える。「menu_apache.pd」では、実行可能なコマンドとしてApacheの起動及び停止などが規定されている。一方、「menu_apache2.pd」では、実行可能なコマンドとしてApacheの起動のみが規定されている(図4(2))。その結果、両ユーザでは、実行可能なコマンドが異なることになり、実行可能なコマンドをユーザ毎に個別に設定することができる。
また、実行プログラムセット20を配布した後であっても、実行プログラムセット20を書き換えることなく、ユーザが実行可能なコマンドを容易に増減させることができる。具体的には、ユーザに対する処理権限を剥奪することで、ユーザが実行可能なコマンドを後にあって減らすことができ、また、処理対象ファイル30を格納部3に格納し、当該処理対象ファイル30に対する処理権限をユーザに付与することで、ユーザが実行可能なコマンドを後になって増やすことができる。
また、コマンド入力を表示された個別メニュを選択することのみで行うことができるため、入力ミスなどの人為的なミスを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、本実施形態では、処理対象ファイル30として、コンピュータXが処理するコマンドを文字列により規定したスクリプトファイルを用いているが、これに限られるものではなく、処理対象ファイル30として、コンピュータXがそのままコマンド処理を実行するバイナリファイルを用いることとしてもよい。
例えば、Apacheの起動を行うための「Apache start.exe」やApacheの停止を行うための「Apache stop.exe」などのバイナリファイルを予め複数用意し、コンピュータXが、スクリプトファイル22に規定されたファイル名と不特定の文字列を示す記号以外において一致し、かつ、処理権限が付与されたバイナリファイルのファイル名で、不特定の文字列を示す記号を含む文字列に替えて処理スクリプトを展開することにより、メニュー表示するとともに、表示されたメニューから選択されたバイナリーファイルを実行することで、コマンド処理を実行することとしてもよい。
また、本実施形態では、処理対象ファイル30をユーザ環境部2ではなく、格納部3に格納し、複数のユーザが共通して格納部3に格納された処理対象ファイル30を用いることとしているが、これに限られるものではない。処理対象ファイル30をユーザ環境部2に格納し、ユーザが個別に処理対象ファイル30を用いることとしてもよい。
また、本実施形態では、処理対象ファイル30として、メインメニュー処理対象ファイル31及び個別メニュー処理対象ファイル32を設け、コマンド入力までを2段階に分けて行うこととしているが、これに限られるものではない。メインメニューを除きコマンド入力までを1段階で行うこととしてもよく、また、個別メニューに対し更に詳細な詳細メニューを加えコマンド入力までを3段階以上で行うこととしてもよい。
1 UNIXシステム
2 ユーザ環境部
3 格納部
4 権限管理部
20 プログラムセット
21 インタプリタ型プログラム
22 スクリプトファイル
30 処理対象ファイル
31 メインメニュー処理対象ファイル
32 個別メニュー処理対象ファイル
40 ファイルシステム

Claims (3)

  1. コンピュータにユーザの権限を考慮してコマンドを処理させるプログラムであって、
    不特定の文字列を示す記号をファイル名の一部に用いることにより処理対象ファイルのファイル名を表現した記載を含む所定のスクリプトファイルを読み込むステップと、
    数のユーザの夫々に対して個別に付与された前記処理対象ファイルの処理権限を管理する権限管理部の前記処理権限の情報に基づいて、前記複数のユーザが共通してアクセス可能な格納部に複数格納され且つ前記コンピュータに処理をさせるコマンドが規定された前記処理対象ファイルのうち、前記コンピュータのユーザに対して処理権限が付与され、かつ、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名と前記記号以外において一致する前記処理対象ファイルのファイル名を取得するステップと、
    取得した前記処理対象ファイルのファイル名で、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名に替えて処理スクリプトを展開するステップと、
    当該展開した処理スクリプトが規定するコマンドを処理するステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムであって、前記コンピュータに、
    取得したファイル名に対応する前記処理対象ファイルに規定されたコマンドを示す情報を前記コンピュータに表示するステップを、更に実行させ、
    前記コマンドを実行するステップは、前記コンピュータに、表示された前記情報のうち選択された情報に対応するコマンドを実行させるステップである、プログラム。
  3. プログラムに基づいてコンピュータがユーザの権限を考慮してコマンドを処理するコマンド処理方法であって、
    前記コンピュータは、
    記コンピュータに処理させるコマンドが規定された処理対象ファイルを、前記複数のユーザが共通してアクセス可能な複数格納する格納部と、
    複数のユーザの夫々に対して個別に付与された前記処理対象ファイルの処理権限を管理する権限管理部と、を備え、
    前記コンピュータは、
    不特定の文字列を示す記号をファイル名の一部に用いることにより前記処理対象ファイルのファイル名を表現した記載を含む所定のスクリプトファイルを読み込むステップと、
    前記権限管理部で管理されている前記処理権限の情報に基づいて、前記格納部に格納された複数の処理対象ファイルのうち、前記コンピュータのユーザに対して処理権限が付与され、かつ、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名と不特定の文字列を示す記号以外において一致する前記処理対象ファイルのファイル名を取得するステップと、
    取得した前記処理対象ファイルのファイル名で、前記スクリプトファイルに記載されたファイル名に替えて処理スクリプトを展開するステップと、
    当該展開した処理スクリプトが規定するコマンドを処理するステップと、
    を含むコマンド処理方法。
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