JP5085460B2 - 共焦点走査型顕微鏡装置 - Google Patents
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Description
生物標本の観察に用いられる共焦点走査型顕微鏡は、一般に、レーザ光源より射出された励起光を対物レンズの焦点位置に配置された標本に照射し、標本から生じた蛍光を光検出器により検出することで標本を観察する。この際、焦点位置と共役な位置に設けられたピンホールにより焦点位置からずれた位置から生じる光は遮断される。このため、共焦点走査型顕微鏡は、標本中の焦点位置以外の部位からの光が重畳して像がぼやけてしまうことがなく、コントラストのよい画像が得られるという特徴がある。
以上を踏まえ、本発明の目的は、過度にシステムの複雑化を伴うことなく、液浸の有無を高精度に検出する技術を提供することにある。
本発明の第3の態様は、第1の態様に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、表面は、標本と標本保持部材との境界面である共焦点走査型顕微鏡装置である。
本発明の第5の態様は、第1の態様に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、さらに、光軸方向に集光光を走査する第2の走査手段を備え、検出結果は、第2の走査手段により集光光を走査して取得した、集光位置と光検出器で検出される反射光の強度との関係を示すI−Zプロファイルであり、制御装置は、基準となるI−Zプロファイルと現在のI−Zプロファイルとの比較結果により、対物レンズと標本保持部材との間に液体が満たされているか否かを判断する共焦点走査型顕微鏡装置である。
本発明の第10の態様は、第5の態様に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、さらに、標本を配置するステージを備え、第2の走査手段は、光軸方向に駆動されるステージである共焦点走査型顕微鏡装置である。
<第1の実施形態>
本実施形態では、タイムラプス観察における液浸の有無の判定方法について説明する。
レーザ光源2から射出されたレーザ光は、ダイクロイックミラー3に入射する。レーザ光の光軸に対して傾いて配置されたダイクロイックミラー3は、レーザ光のうち少なくとも標本16を励起する励起波長成分を反射し、且つ、蛍光を透過する性質を有している。本明細書では、ダイクロイックミラー3で反射された標本16を励起する励起波長成分を含むレーザ光を励起光と称する。このようなダイクロイックミラー3の性質により、ダイクロイックミラー3に入射したレーザ光は、励起光とそれ以外に分離される。励起光はダイクロイックミラー3により標本方向へ反射され、それ以外の成分はダイクロイックミラー3を透過して不要光として処理される。
ダイクロイックミラー3を反射した励起光は、ガルバノミラー4に入射する。共焦点走査型顕微鏡1は、入射光束の焦点位置にある標本16の一点を観察する構成となっている。このため、観察用の画像を生成するに当たっては、焦点位置を標本16面上で走査する必要がある。ガルバノミラー4は標本16面上における焦点位置の走査手段であり、制御装置12により制御されている。
以上のようにして入射した励起光により、標本16側からは、標本16が励起されたことにより生じる蛍光や、標本16面及びカバーガラス8表面で反射された励起光などが光検出器11側に向けて射出される。
標本16側から射出された蛍光と励起光は、入射時と同様の経路を遡ってダイクロイックミラー3へ入射する。
図3で例示されるように、本実施形態で記録されるI−Zプロファイルは、第2の境界面18上のD点で光検出の強度(I)が最高値を示し、D点から両側のC点及びE点に向けて光検出の強度(I)が低下する形状を示す。
図4Aは、対物レンズ7とカバーガラス8の間に水15が満たされている(水切れなし)場合のI−Zプロファイルを例示した図である。図4Bは、対物レンズ7とカバーガラス8の間に水15が満たされていない(水切れあり)場合のI−Zプロファイルを例示した図である。
対物レンズの開口数は、対物レンズ7と標本16の間の媒体の屈折率に比例する。このため、水15が満たされている場合と、満たされていない場合(つまり、空気が満たされている場合)では、水15が満たされている場合の方が、高い開口数を示す。
I−Zプロファイルの形状の定量化は、以下の方法で行う。まず、I−Zプロファイルが示す光検出の強度(I)の最大値Imを取得し、取得した最高値の半分の値(以降、半値Ihと称する。)を算出する。次に、半値Ihを検出した際の焦点位置Zh1、焦点位置Zh2を取得し、焦点位置Zh1と焦点位置Zh2間の距離(以降、半値幅Whと称する。)を算出する。この半値幅WhをI−Zプロファイルの形状の指標、特にI−Zプロファイルの広がりを示す指標と定義する。このようにしてI−Zプロファイルの形状を定量化した上で、I−Zプロファイルの形状の変化を分析する。
ステップS2では、制御装置12の制御のもと、光検出器11により基準I−Zプロファイルを取得し、基準となる半値幅(以降、基準半値幅Whb)を算出して、不図示の記録装置に記録する。
ステップS4では、次回の撮影時間に近づくまで一定時間待機する。なお、この際の一定の待機時間は、タイムラプス観察のインターバルなどに応じて決定される時間である。
ステップS6では、制御装置12は、不図示の記録装置から基準半値幅Whbを取得し、半値幅Whの基準半値幅Whbからの増加率Rgr[%]を算出する。
このように、タイムラプス観察の撮影毎に液浸判定処理を実施することにより、撮影時には、常に水15が満たされた環境を維持し、共焦点走査型顕微鏡1本来の性能で撮影することが可能となる。
また、本実施形態の共焦点走査型顕微鏡1では、液浸判定のためだけに必要とされる追加の構成要素は特に必要とされない。このため、過度に共焦点走査型顕微鏡1のシステムを複雑化することなく、液浸判定を行うことができる。
<第2の実施形態>
本実施形態では、定点タイムラプス観察における液浸の有無の判定方法について説明する。なお、本実施形態は、同一視野内の複数点で液浸の有無の判定を行う点が第1の実施形態と異なっている。
図6は、定点タイムラプス観察における複数点での液浸判定についてのフローチャートの例である。以下では、図6を参照しながら、液浸判定についてのフローについて具体的に説明する。
まず、ステップS1では、各種初期化処理を行う。具体的には、制御装置12は、予め設定されている閾値Rth[%]を不図示の記録装置から取得する。その他、同一視野内で液浸の有無を判定する複数の観測点の座標などを取得する。
ステップS4では、観測点変数VがN以上か否かを判定する。観測点変数VがN以上であればステップ5へ遷移し、N未満であればステップ2へ遷移する。
ステップS6では、制御装置12の制御のもと、ガルバノミラー4により観測点変数Vに対応する観測点に焦点位置を移動して光検出器11によりI−Zプロファイルを取得する。さらに、観測点変数Vでの半値幅Wh(V)を算出する。
ステップS11では、観測点変数VがN以上か否かを判定する。観測点変数VがN以上であればステップS12へ遷移し、N未満であればステップS6へ遷移する。
ステップS13では、次回の撮影時間に近づくまで一定時間待機した後、ステップ5へ遷移する。なお、この際の一定の待機時間は、タイムラプス観察のインターバルなどに応じて決定される時間である。
以上、本実施形態の共焦点走査型顕微鏡1によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、同一視野内の複数の観測点で液浸判定処理を実施することにより、特定の観測点における部分的な水切れについても検出可能となり、液浸の部分的な消失による共焦点走査型顕微鏡の性能の劣化を防止することができる。
<第3の実施形態>
第1及び第2の実施形態では、標本16内の一領域(一視野)を経時的に観察する定点タイムラプスにおける液浸の有無の判定方法について説明した。
図7は、多点タイムラプス観察における複数点での液浸判定についてのフローチャートの例である。以下では、図7を参照しながら、液浸判定についてのフローについて具体的に説明する。
まず、ステップS1では、各種初期化処理を行う。具体的には、制御装置12により、予め設定されている閾値Rth[%]を不図示の記録装置から取得する。その他、複数の観察領域の位置情報や、一観察領域内で液浸の有無を判定する複数の観測点の位置情報を取得する。
ステップS3では、制御装置12の制御のもと、ガルバノミラー4により観測点変数Vに対応する観測点に焦点位置を移動して光検出器11により基準I−Zプロファイルを取得する。さらに、観測領域変数W、観測点変数Vでの基準半値幅Whb(V,W)を算出して、不図示の記録装置に記録する。
ステップS5では、観測点変数VがN以上か否かを判定する。観測点変数VがN以上であればステップS6へ遷移し、N未満であればステップS3へ遷移する。
ステップS7では、観察領域変数WがM以上か否かを判定する。観察領域変数WがM以上であればステップS8へ遷移し、M未満であればステップS2へ遷移する。
ステップS9では、制御装置12の制御のもと、不図示のステージを移動することにより観測領域変数Wに対応する観察領域に視野を移動する。
ステップS15では、観測点変数VがN以上か否かを判定する。観測点変数VがN以上であればステップ16へ遷移し、N未満であればステップS10へ遷移する。
ステップS17では、観察領域変数Wを1だけインクリメントし、且つ、観測点変数Vを0にリセットする。
ステップS19では、次回の撮影時間に近づくまで一定時間待機した後、ステップS8へ遷移する。なお、この際の一定の待機時間は、タイムラプス観察のインターバルなどに応じて決定される時間である。
このように、タイムラプス観察の撮影毎に液浸判定処理を実施することにより、多点観察のような液浸の飛散が発生しやすい環境においても、撮影時には、常に水15が満たされた環境を維持し、共焦点走査型顕微鏡1本来の性能で撮影することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
2 レーザ光源
3 ダイクロイックミラー
4 ガルバノミラー
5 瞳投影レンズ
6 結像レンズ
7 対物レンズ
8 カバーガラス
9 コンフォーカルレンズ
10 共焦点ピンホール
11 光検出器
12 制御装置
13 給水装置
14 水補給ノズル
15 水
16 標本
17 第1の境界面
18 第2の境界面
19 光軸
Claims (16)
- 光源と、
標本を保持する標本保持部材と、
前記光源から射出される光を前記標本に集光する対物レンズと、
前記対物レンズにより集光された集光光を前記標本面上で走査する第1の走査手段と、
前記集光光の集光位置と共役な位置に配置された共焦点ピンホールと、
前記標本から射出される蛍光と前記標本保持部材の表面で反射した反射光とを前記共焦点ピンホールを介して検出する光検出器と、
前記光検出器による前記反射光の検出結果に基づいて、前記対物レンズと前記標本保持部材との間に液体が満たされているか否かを判断する制御装置と、を具備することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記第1の走査手段は、ガルバノミラーであることを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記表面は、前記標本と前記標本保持部材との境界面であることを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記表面は、前記標本保持部材の前記対物レンズ側の表面であることを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
さらに、光軸方向に前記集光光を走査する第2の走査手段を備え、
前記検出結果は、前記第2の走査手段により前記集光光を走査して取得した、前記集光位置と前記光検出器で検出される前記反射光の強度との関係を示すI−Zプロファイルであり、
前記制御装置は、基準となる前記I−Zプロファイルと現在の前記I−Zプロファイルとの比較結果により、前記対物レンズと前記標本保持部材との間に液体が満たされているか否かを判断することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項5に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記比較結果は、基準となる前記I−Zプロファイルの半値幅に対する撮影前の前記I−Zプロファイルの半値幅の増加率であり、
前記増加率が一定値以上の場合に前記対物レンズと前記標本保持部材との間に液体が満たされていないと判断することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項5に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記基準となる前記I−Zプロファイルは、前記対物レンズと前記標本保持部材との間に液体が満たされている状態のI−Zプロファイルであり、観察開始時に取得されることを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項5に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記基準となる前記I−Zプロファイルは、前記対物レンズと前記標本保持部材との間に液体が満たされている状態のI−Zプロファイルであり、観察開始前に予め取得されたI−Zプロファイルであることを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項5に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記第2の走査手段は、光軸方向に駆動される前記対物レンズであることを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項5に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
さらに、前記標本を配置するステージを備え、
前記第2の走査手段は、光軸方向に駆動される前記ステージであることを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記反射光の検出は、タイムラプス観察時のインターバル中に行うことを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項1に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
さらに、前記液体を供給する供給手段を具備し、
前記制御装置は、前記液体が満たされていないと判断した場合に、前記供給手段により前記液体を供給することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項5に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
前記制御装置は、前記第1の走査手段を制御して前記表面上の複数点における前記検出結果を取得し、前記複数点の各々に対して前記液体が満たされているか否かを判断することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項13に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
さらに、前記液体を供給する供給手段を具備し、
前記複数点は、同一視野内に位置し、
前記制御装置は、前記複数点の少なくとも1点で前記液体が満たされていないと判断した場合に、前記液体を供給することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項5に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
さらに、前記標本を配置するステージを備え、
前記制御装置は、前記ステージを制御して前記表面上の複数点における前記検出結果を取得し、前記複数点の各々に対して前記液体が満たされているか否かを判断することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。 - 請求項15に記載の共焦点走査型顕微鏡装置において、
さらに、前記液体を供給する供給手段を具備し、
前記複数点は、それぞれ異なる視野内に位置し、
前記制御装置は、前記液体が満たされていないと判断した場合に、前記液体を供給することを特徴とする共焦点走査型顕微鏡装置。
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