JP5084774B2 - 発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発変電設備の点検計画作業を支援する技術に係り、特に停電を伴う発変電器について点検する際の計画作業を支援するための発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法に関する。
発変電設備等のプラントには、機械設備、電気設備、制御装置等の種々の設備が設けられている。これらの設備は、経年変化等によって特性変化や異常が発生することがある。設備に異常等が発生すると、発変電設備から供給する電力の信頼性、例えば電圧や周波数等の電力の質が低下するおそれがある。そこで、発変電設備では、供給する電力の信頼性が低下するのを防止するために定期的に各設備の点検、補修あるいは修理等を行っている。
発変電設備等のプラントに関する点検又は工事等を実施する際に、一部の機器を停止させ、需要家への送電系統の一部を遮断する必要がある。すなわち、発変電設備の点検、工事のため機器の停電を行う場合、その間の電力供給確保および供給信頼度確保のために代替供給対策や必要な機器保護対策の事前検討を行う必要がある。このような電力系統の停電を実施する際には、電力会社のシステム全体にわたって種々の影響が出るため、主管箇所において統括して管理する必要がある。
そこで、発変電所で発変電器を維持管理する者は、電力系統の停電を実施する際に需要家への送電系統に支障が生じないようにする。一方、点検業務を委託され、実際に点検、補修、修理、工事等を行う受託者は、その委託業務を正確に理解し、適切に実施する必要がある。例えば「点検計画業務」における業務区分は表1に示すように、発電所を維持管理する者「委託者」は、その発変電課において修繕計画を策定する。一方、点検、補修、修理、工事をする「受託者」は点検計画を策定する。
受託者の対象機器(工事)は、工量で実施する普通点検の機器である。委託者の発変電課の対象機器(工事)は、工量で実施する普通点検の機器以外の修繕工事であり、工量で実施する普通点検の機器以外の普通点検、細密点検、修理、その他修繕工事がある。
点検・修繕計画業務の策定概要としては、受託者は点検費用(3ケ年分)、停電計画(翌年度分)、作業平準化計画(翌年度分)がある。同じく、発変電課も点検費用(3ケ年分)、停電計画(翌年度分)、作業平準化計画(翌年度分)がある。
このように、点検・修繕計画業務を策定するときの業務の流れを、図9のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、「点検修繕計画情報連絡」から始まり、発変電所を維持管理する委託者が点検修繕計画情報を点検作業者(受託者)へ連絡する。この点検修繕計画情報を受託者が受領する。この連絡は、例えば年度始めの4月頃に実施する。
「1次作業」として、委託者は工量で実施する普通点検以外の点検修繕計画を策定する。受託者は工量で実施する普通点検計画を策定する。この作業は、例えば4月から8月頃に実施する。
「調整会議」として、委託者と受託者とがその計画を調整する。この調整会議に基づき、「2次作業」として、その計画を修正する。これらの作業は、例えば9月頃に実施する。
「停電調整」として、委託者は必要により停電調整に関連する調整を実施する。この作業は、例えば12月から1月頃に実施する。一方、受託者は特に作業することは無い。
最後に「最終作業」として、委託者と受託者は、停電調整に基づく計画データを修正する。この作業は、例えば2月から3月頃に実施する。
そこで、点検計画・停電計画を策定する際に、従来では必要な項目についてソフトウェア(システム)を用いて策定していた。例えば、図10の概要説明図に示すように、先ず、設備仕様、点検管理については、例えば設備保全システム等のソフトウェアを用いて策定していた。各点検費用の算定については、汎用の計算ソフトウェアを用いて手入力で算定していた。停電計画については停電計画等のソフトウェアを用いて策定していた。工量発注についても工量システム等のソフトウェアを用いて策定していた。
このように個々の作業計画を立てるための技術は種々提案されている。例えば、特許文献1の特開2005−80471号公報「停電作業計画システム、停電作業計画方法、及びプログラム」のように、複数の電力設備によって構成される電力系統の停電作業計画に用いられる停電作業計画システムであって、停電作業計画の対象となる電力系統の構成と前記電力系統を構成している各電力設備に関する情報とが記憶される記憶手段と、前記電力系統に含まれる電力設備のうち、停電作業を行うべき複数の電力設備(停電対象設備)が入力される入力手段と、前記入力される停電対象設備と、前記記憶手段に記憶されている電力系統の構成とに基づいて、停電作業のための作業系統の候補である作業系統候補を生成する作業系統候補生成手段と、前記生成される作業系統候補の各々について、前記記憶手段に記憶されている各電力設備に関する情報に基づいて、供給信頼度を決定する供給信頼度決定手段と、前記生成される作業系統候補の中から、前記決定される供給信頼度に基づいて、停電作業計画として採用すべき作業系統を決定する作業計画決定手段と、を備えた停電作業計画システムが提案されている。
特開2005−80471号公報
しかし、上述した特許文献1の「停電作業計画システム」は、供給信頼度を最大化させるという点で優れているが、計画業務の効率化・迅速化又はコスト低減という点では不十分であった。実際の点検計画・停電計画を策定する際に、図10の概要説明図に示したように、先ず設備仕様、点検管理については、専用のソフトウェアを、停電計画については専用のソフトウェアを、工量発注についても専用の工量システム等のソフトウェアを用いて策定していた。このように従来の点検計画・停電計画の策定では、各システムの連系が取れておらず人間が手入力で実施しており、その作業に時間がかかり、精度も低いという問題を有していた。
また、電力機器点検計画は、発電所又は変電所を維持管理する委託者だけの調整ではなく、点検作業を実施する受託者側の作業員の確保などの観点からも計画していく必要があり、両者の調整を同時に行い、稼働可能な作業員を考慮しながら停電計画を進めていく必要があった。この両者の調整を人間による手作業の実施では、作業時間が長期化すると共に不完全なものになりやすいという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、設備保全に関するもの、点検費用の算定、及び停電計画に関するシステム間の連系を図ることで、委託者側の点検のための停電調整と受託者側の稼働作業員の確保とを自動的に調整することにより、点検計画、作業平準化、工量票について精度の高い計画を迅速に策定する際に、コンピューターの操作画面において処理内容を一括表示し、容易かつ確実に処理操作を完了させることができる発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法を提供することにある。
本発明によれば、作業時に停電を伴う発変電所に備えられた発変電器の設備、機器について点検、補修、修理、工事を実施するための作業計画をコンピュータシステムを用いて策定する発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法であって、予め、前記発変電器の設備、機器に関する設備・機器情報データファイル(41)と、それらの設備、機器について、過去に実施した点検、補修、修理、工事に関する作業種別情報データファイル(42)がファイル装置(40)に記憶されておりコンピュータシステムが、複数の発変電所の何れかについて、その設備、機器の点検、補修、修理、工事を行う際に、前記ファイル装置(40)を参照し、点検作業を実施できる特定の発変電所の候補を上げ、その候補に挙げられた発変電所の点検作業に必要な工量に基づいて、その作業に必要な稼働作業員の人数と日程を算定するために、コンピュータ画面(100)を、計画策定処理前の作業対象設備に関する処理作業名を表示する第1区画(101)と、選択する処理作業名を表示する第2区画(102)と、計画策定処理が完了した処理作業名を表示する第3区画(103)とに大別し、先ず、前記第1区画(101)に複数の処理作業名を表示し、該第1区画(101)内の処理作業名第3区画(103)内へのドラッグ&ドロップ操作に基づいて、前記第2区画(102)に処理作業名を生成させ、次に、前記第2区画(102)における特定の処理作業名クリック操作に基づいて、その処理作業に関するデータ作成画面(200)を別画面に表示させ、同じく、前記第2区画(102)における他の処理作業名クリック操作に基づいて、その処理作業に関するデータ作成画面(300)を別画面に表示させ、更に、同様な操作を繰り返し、第1区画(101)内の全ての処理作業名を無くし、点検計画作業を完了したことを各区画(101,102,103)により明示させる、ことを特徴とする発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法が提供される。
前記コンピュータ画面(100)を上下左右に4分割し、その左上部に第1区画(101)を、その左下部に第2区画(102)を、その右下部に第3区画(103)をそれぞれ配置し、左上に計画策定処理前の処理作業名を表示し、その計画策定処理が終了すれば右下に表示することが好ましい。
例えば、前記コンピュータ画面(100)を、計画策定処理前の作業対象設備に関する点検ブロック、ブロック内設備を表示する第1区画(101)と、前記作業件名、工量、停電と作成者を表示する第2区画(102)と、計画策定処理が完了した作業対象設備点検ブロック、ブロック内設備、設備区分、NO.、設備名称、点検区分と計画年月を表示する第3区画(103)に大別し、先ず、前記第1区画(101)に作業対象設備を表示し、該第1区画(101)内の「点検ブロック」名称前記第3区画(103)内へのドラッグ&ドロップ操作に基づいて、前記第2区画(102)に作業件名を生成させ、次に、前記第2区画(102)の作業件名の「工量」欄クリック操作に基づいてし、工量データ作成画面(200)を別画面に表示させ、設備の仕様データを元に作業種別を割り振り、同じく、前記第2区画(102)の作業件名の「停電」欄クリック操作に基づいて、停電データ作成画面(300)を別画面に表示させ、「件名」、「作業内容及び主要記事」、「停電範囲」を付与し、更に、同様な操作を繰り返し、第1区画(101)内の作業対象設備を無くし、点検計画作業を完了したことを各区画(101,102,103)により明示させることができる。
前記工量データ又は前記停電データを作成画面(200)に表示させる際に加除修正操作を受け付ける
上記構成の画面操作方法では、作業時に停電を伴う発変電所に備えられた発変電器の設備、機器について点検、補修、修理、工事を実施するための作業計画をコンピュータシステムを用いて迅速に処理することができる。特に、コンピュータ画面(100)において処理前の作業と処理済み作業を区画(101,102,103)を分けて明確に把握することができ、ヒューマンエラーをなくし、迅速にその計画を策定できる。
本発明の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法は、コンピュータ画面を、処理前の作業対象設備に関する処理作業名を表示する第1区画と、選択する処理作業名を表示する第2区画と、処理が完了した処理作業名を表示する第3区画とに大別し、先ず、第1区画に複数の処理作業名を表示し、第1区画内の処理作業名を第3区画内にドラッグ&ドロップし、第2区画に処理作業名を生成させ、次に、第2区画における特定の処理作業名をクリックし、その処理作業に関するデータ作成画面を別画面に表示させ、同じく、第2区画における他の処理作業名をクリックし、その処理作業に関するデータ作成画面を別画面に表示させ、更に、同様な操作を繰り返し、第1区画内の全ての処理作業名を無くし、点検計画作業を完了したことを各区画により明示させる操作方法である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法を実施するシステムを示すブロック図である。
本発明の面操作方法を実施するシステムは、発変電所における発変電器の設備・機器情報と、作業種別情報のデータ等を入力する入力装置10と、点検作業のために停電できるブロックの候補とその日程の決定などを算定する中央処理装置30と、設備・機器情報と、作業種別情報などの情報を記憶するファイル装置40と、中央処理装置30によって算出された発変電器の設備、機器について点検、補修、修理、工事を実施するための点検・停電計画情報を表示する表示装置20と、メインメモリを制御するメインメモリ制御装置50とを備えたシステムである。
入力装置10は、例えばキーボードやマウスなどの情報入力装置によって構成され、ユーザインタフェースとして用いられる。表示装置20は、例えば液晶表示装置などの情報表示装置によって構成される。
中央処理装置30は、例えばCPUなどの情報処理装置によって構成され、発変電器に含まれる電力設備のうち、点検、補修、修理、工事を行う設備又は機器に関する機種、仕様を入力する機種・仕様入力処理装置と、点検作業のために停電できる設備、機器候補を決定する点検計画決定処理装置と、停電できる設備候補の中から工量に基づいてその作業に必要な稼働作業員と人数を算定する作業員算定処理装置と表示装置20に表示させるデータを生成する表示データ生成処理装置とを含む。
ファイル装置40は、例えばデータベース装置などの情報記憶装置によって構成され、対象となる発変電器の設備、機器に関する設備・機器情報データファイル41と、発変電器の設備、機器について、過去に実施した点検、補修、修理、工事に関する作業種別情報データファイル42と、設備、機器を点検、修理可能な委託者、受託者にそれぞれ所属する作業員、その人数及び稼働可能に日程等に関する稼働作業員情報データファイル43を含む。更に、各種の処理プログラム44と処理データファイル45とを含む。
設備・機器情報データファイル41の「設備・機器情報」とは、発変電器点検の対象となる設備、機器に関する各種の情報を意味する。例えば、作業種別の機器名であれば、上述したようなガス絶縁開閉装置、圧縮空気発生装置、遮断器(CB)、断路器、計器用変成器、電力用コンデンサー及び付属装置、避雷器、起重機、水車発電機の運転制御装置、変圧器類及び負荷時タップ切換装置、変圧器冷却ファン、遮断器等をいう。「設備・機器情報」は、例えば発変電所内の作業員による入力装置10の操作によって、あらかじめ設備・機器情報データベース40に記憶される。
作業種別情報データファイル42の「作業種別情報」とは、過去に実施した発変電器の点検、補修、修理、工事に関する各種の情報を意味する。例えば、「断路器」については、普通点検、普通点検でも主回路の点検、修理に属するものとして、動作確認装置修理、電装部品修理、エアー操作切替部パッキン類修理に関する情報がある。これらの普通点検、修理についても規模(区分)に応じて、「作業番号」、ユニット、式、組、台、バンク等の「単位」及び「工量」に関する情報がある。「作業種別情報」は、例えば発変電所内の作業員、又は受託者の点検、修理担当者による入力装置10の操作によって、あらかじめ作業種別情報データベースファイル40に記憶される。
図2と図3は作業種別と作業番号、単位、工量を示す一覧表である。
本発明の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法における「点検計画業務」とは、修繕費用の算定(発変電課)、点検費用の算定(受託者)、停電計画及び作業平準化計画策定の各業務をいう。この業務には、上述したように、点検修繕計画情報連絡から始まり、1次作業、調整会議、2次作業、停電調整、最終作業及び最終作業後が含まれる。
発変電器点検の対象となる設備、機器は、図2と図3に示すように、ガス絶縁開閉装置、圧縮空気発生装置、遮断器(CB)、断路器、計器用変成器、電力用コンデンサー及び付属装置、避雷器(サージ吸収器を含む)、起重機、水車発電機の運転制御装置、変圧器類及び負荷時タップ切換装置(所内変圧器分路リアクトルを含む)、変圧器冷却ファン、遮断器(調相設備用多頻度開閉器を含む)等がある。
例えば、「断路器」に関する点検作業については、「作業名」として、普通点検、普通点検(主回路)があり、同じ「作業名」でも修理に属するものとして、動作確認装置修理、電装部品修理、エアー操作切替部パッキン類修理がある。
「区分」として、普通点検では、33kV以下、66kV以上〜110kV以下、220kV、500kVがある。普通点検(主回路)では、33kV以下、66kV以上〜110kV以下がある。動作確認装置修理では、33kV以下、66kV以上〜110kV以下、220kV、500kV、リミットスイッチのみ(全電圧)がある。電装部品修理では、全電圧がある。エアー操作切替部パッキン類修理では、220kV以下、500kVがある。
これらの各区分に対応して、「作業番号」、ユニット、式、組、台、バンク等の「単位」及び「工量」が決められている。
点検計画の分担については、「設備区分コード」、「設備区分名称」、「点検区分コード」、「点検区分」及び「計画者」に分けられる。
例えば、「自動電圧調整装置」では、「設備区分コード」がAVR、「設備区分名称」が自動電圧調整装置、「点検区分コード」が0111、「点検区分」が普通及び「計画者」が委託先の受託者となる。
例えば、「遮断器」では、普通点検の本体、油又は開閉試験のときは、「設備区分コード」がCB、「設備区分名称」が遮断器、「点検区分コード」が0115、0116、0116A、「点検区分」がそれぞれ普通(本体)、普通(油)又は普通(開閉試験)及び「計画者」が委託先(受託者)となる。この「遮断器」でも、細密点検のときは、「設備区分コード」がCB、「設備区分名称」が遮断器、「点検区分コード」が0131、「点検区分」が細密及び「計画者」が委託者内の発変電課となる。
図4は本発明のコンピュータの処理画面の一例を示すものである。
本発明のコンピュータ画面100は、図示するように、第1区画101と、第2区画102と、第3区画103の数区画に大別してある。このコンピュータ画面100は、上下左右に4分割し、その左上部に第1区画101を、その左下部に第2区画102を、その右下部に第3区画103をそれぞれ配置し、左上の区画に処理前の処理作業名を表示し、その処理が終了すれば右下の区画に表示するようになっている。
更に、コンピュータ画面100には、計画情報を表示する第4区画104を設けている。この区画には、点検区分、年度、処理計画、同種対策、件名、処置方針、処置内容、実施予定日を表示する。
例えば、コンピュータ画面100の第1区画101は、処理前の作業対象設備に関する点検ブロック、ブロック内設備を表示する。ブロック内設備としては、設備区分、NO.、設備名称、点検区分と計画年月がある。
第2区画102は、作業件名、工量、停電と作成者を表示する。
第3区画103は、処理が完了した作業対象設備点検ブロック、ブロック内設備、設備区分、NO.、設備名称、点検区分と計画年月を表示する。
図5は本発明の発変電器点検・停電計画支援処理の一例を示すフローチャートである。 図6は本発明のコンピュータの処理画面の一例を示すものであり、(a)は作業開始前の状態、(b)は作業件名を作成する状態である。図7はコンピュータ画面の一例を示すものであり、(c)は工量データを作成する別画面、(d)は停電データを作成する状態である。図8はコンピュータ画面の一例を示すものであり、(e)は停電データを作成する別画面、(f)は作業が完了した状態である。
作業開始前では、コンピュータ画面100は、図6(a)に示すように、その第1区画101に作業対象設備を表示する。このときは、まだ作業件名が作成されていないために、第2区画102と第3区画103には何ら表示されない。
先ず、作業開始により、図6(b)に示すように、第1区画101内の「点検ブロック」の名称を第3区画103内にドラッグ&ドロップする。このとき、第1区画101内の「点検ブロック」から作業対象設備が消える。
このとき第2区画102に作業件名が生成され、その第2区画102内の作業件名の「工量」欄をクリックする。
この第2区画102の作業件名の「工量」欄のクリックにより、図7(c)に示すように、工量データ作成画面200が別画面に表示される。この工量データ作成画面200において、設備の仕様データを元に作業種別を割り振る。この工量データを作成画面200を表示させる際に加除修正することができる。
同じく、図7(d)に示すように、第2区画102の作業件名の「停電」欄をクリックと、図8(e)に示すように、停電データ作成画面300を別画面に表示される。この停電データ作成画面300には、「件名」、「作業内容及び主要記事」、「停電範囲」が付与される。この停電データを作成画面300を表示させる際に加除修正することができる。
更に、同様な操作を繰り返し、図8(f)に示すように、第1区画101内の作業対象設備が徐々にを無くり、最後に作業対象の設備がゼロになる。これにより、点検計画作業を完了したことを各区画101,102,103により明示させることができる。本発明は、処理画面は多数ある作業対象全体が処理画面100に一括で表示され、その処理過程がビジュアルで確実に確認できる。
特に、本発明ではコンピュータ画面100を上下左右に4分割し、その左上部に第1区画101を、その左下部に第2区画102を、その右下部に第3区画103をそれぞれ配置し、左上の第1区画101に処理前の処理作業名を表示し、右下に第3区画103に処理後の処理作業名を表示している。そこで、処理画面100において左上の区画から処理が終了すれば右下の区画に表示させることにより、人間工学的に安心して視認することができる。
なお、本発明は、設備保全に関するもの、点検費用の算定、及び停電計画に関するシステム間の連系を図ることで、委託者側の点検のための停電調整と受託者側の稼働作業員の確保とを自動的に調整することにより、点検計画、作業平準化、工量票について精度の高い計画を迅速に策定する際に、コンピューターの操作画面100において処理内容を各区画101,102,103に分けて一括表示し、容易かつ確実に処理操作を完了させる方法であれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法は、発電機、変電器を有する発変電所に限定されず、点検、修理を定期的に実施するプラントであれはこの画面操作方法を利用することができる。
本発明の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法を実施するシステムを示すブロック図である。 作業種別と作業番号、単位、工量の一覧表である。 作業種別と作業番号、単位、工量の一覧表である。 本発明のコンピュータの処理画面の一例を示すものである。 本発明の発変電器点検・停電計画支援処理の一例を示すフローチャートである。 コンピュータ画面の一例を示すものであり、(a)は作業開始前の状態、(b)は作業件名を作成する状態である。 コンピュータ画面の一例を示すものであり、(c)は工量データを作成する別画面、(d)は停電データを作成する状態である。 コンピュータ画面の一例を示すものであり、(e)は停電データを作成する別画面、(f)は作業が完了した状態である。 従来の点検・修繕計画業務を策定するときの業務の流れ示すフローチャートである。 従来の点検計画・停電計画を策定する際に利用するシステムの概要説明図である。
10 入力装置
20 表示装置
30 処理装置
40 データベース
50 制御装置
41 設備・機器情報データファイル
42 作業種別情報データファイル
43 稼働作業員情報データファイル
100 処理画面
101 第1区画
102 第2区画
103 第3区画

Claims (5)

  1. 作業時に停電を伴う発変電所に備えられた発変電器の設備、機器について点検、補修、修理、工事を実施するための作業計画をコンピュータシステムを用いて策定する発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法であって、
    予め、前記発変電器の設備、機器に関する設備・機器情報データファイル(41)と、それらの設備、機器について、過去に実施した点検、補修、修理、工事に関する作業種別情報データファイル(42)がファイル装置(40)に記憶されており
    コンピュータシステムが、複数の発変電所の何れかについて、その設備、機器の点検、補修、修理、工事を行う際に、前記ファイル装置(40)を参照し、点検作業を実施できる特定の発変電所の候補を上げ、その候補に挙げられた発変電所の点検作業に必要な工量に基づいて、その作業に必要な稼働作業員の人数と日程を算定するために、コンピュータ画面(100)を、計画策定処理前の作業対象設備に関する処理作業名を表示する第1区画(101)と、選択する処理作業名を表示する第2区画(102)と、計画策定処理が完了した処理作業名を表示する第3区画(103)とに大別し、
    先ず、前記第1区画(101)に複数の処理作業名を表示し、該第1区画(101)内の処理作業名第3区画(103)内へのドラッグ&ドロップ操作に基づいて、前記第2区画(102)に処理作業名を生成させ、
    次に、前記第2区画(102)における特定の処理作業名クリック操作に基づいて、その処理作業に関するデータ作成画面(200)を別画面に表示させ、
    同じく、前記第2区画(102)における他の処理作業名クリック操作に基づいて、その処理作業に関するデータ作成画面(300)を別画面に表示させ、
    更に、同様な操作を繰り返し、第1区画(101)内の全ての処理作業名を無くし、点検計画作業を完了したことを各区画(101,102,103)により明示させる、ことを特徴とする発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法。
  2. 前記コンピュータ画面(100)を上下左右に4分割し、その左上部に第1区画(101)を、その左下部に第2区画(102)を、その右下部に第3区画(103)をそれぞれ配置し、左上に計画策定処理前の処理作業名を表示し、その計画策定処理が終了すれば右下に表示する、ことを特徴とする請求項1の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法。
  3. 前記コンピュータ画面(100)を、計画策定処理前の作業対象設備に関する点検ブロック、ブロック内設備を表示する第1区画(101)と、前記作業件名、工量、停電と作成者を表示する第2区画(102)と、計画策定処理が完了した作業対象設備点検ブロック、ブロック内設備、設備区分、NO.、設備名称、点検区分と計画年月を表示する第3区画(103)に大別し、
    先ず、前記第1区画(101)に作業対象設備を表示し、該第1区画(101)内の「点検ブロック」名称前記第3区画(103)内へのドラッグ&ドロップ操作に基づいて、前記第2区画(102)に作業件名を生成させ、
    次に、前記第2区画(102)の作業件名の「工量」欄クリック操作に基づいてし、工量データ作成画面(200)を別画面に表示させ、設備の仕様データを元に作業種別を割り振り、
    同じく、前記第2区画(102)の作業件名の「停電」欄クリック操作に基づいて、停電データ作成画面(300)を別画面に表示させ、「件名」、「作業内容及び主要記事」、「停電範囲」を付与し、
    更に、同様な操作を繰り返し、第1区画(101)内の作業対象設備を無くし、点検計画作業を完了したことを各区画(101,102,103)により明示させる、ことを特徴とする請求項1の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法。
  4. 前記工量データを作成画面(200)に表示させる際に加除修正操作を受け付ける、ことを特徴とする請求項3の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法。
  5. 前記停電データを作成画面(300)に表示させる際に加除修正操作を受け付ける、ことを特徴とする請求項3の発変電器点検・停電計画支援処理における画面操作方法。
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