JP5084087B2 - 手書きコマンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、少なくとも1つの動作を実行するように適応されたハンドヘルド電子装置に関する。本発明はまた、ハンドヘルド電子装置の動作を開始する方法および、そのコンピュータ・プログラムにも関する。
【0002】
【発明の背景】
ハンドヘルド・コンピュータおよび、携帯電話、PDA、読取りペン、スキャナといった他のハンドヘルド電子装置は通常、ユーザがその装置へ各種コマンドを発する、または装置が使用する情報を入力するのを助成する、1個または数個のボタンまたはキーによって制御される。わずか2,3個のボタンしかない場合、装置の制御は通常、面倒で時間がかかるものになる。他方、多数のボタン/キーが存在する場合、それらはハンドヘルド装置において少量のスペースしか与えられないために通常小さく、そのため、それらを使いづらくし、間違ったボタン/キーを押す恐れを増大させる。
【0003】
米国特許第5,852,434号は、情報が書き込み面に書かれている間に、ユーザが手書きの情報をコンピュータに入力できるようにする装置を開示している。装置は、表面上のX/Y座標を符号化するための位置コードが配列された書き込み面と、ユーザが書き込み面に書くことができる筆記チップを備える特殊なペンとより構成される。さらに、ペンは、位置コードを照明するための光源および位置コードの画像を形成するためのCCDセンサーを備える。CCDセンサーによって受信された位置情報は、処理のためにコンピュータに転送される。
【0004】
WO99/48268は、電話番号を書くとその番号をオートダイヤルのために携帯電話に送るハンドヘルド装置を開示している。
【0005】
【発明の概要】
本発明の目的は、ハンドヘルド装置の制御および動作を容易にすることである。
【0006】
この目的は、請求項1に従った装置、請求項16に従ったコンピュータ・プログラムおよび、請求項17または18に従った方法によって、完全にまたは部分的に実現される。好ましい実施形態は、従属請求項において規定される。
【0007】
第1の態様によれば、本発明は、少なくとも1つの動作を実行するように適応されたハンドヘルド電子装置に関するものであり、その装置は、ユーザが装置をペンとして使用し、前記動作を開始するためのコマンドを書くことによって制御可能である。
【0008】
従って、本発明の利益は、ユーザが装置のいずれのキーまたはボタンも押す必要がなくなることである。代わりに、ユーザは、自分が実行したい動作のコマンドを書くことにより装置を制御する。これにより、装置はユーザにとってより使いやすくなる。
【0009】
例えば、ユーザにより書かれるコマンドは、実行したい動作を示す単語、例えばユーザがある番号を装置にダイヤルさせたい場合、「ダイヤル」とすることができる。また、実行したい動作を示すシンボル、文字、数字または図形とすることもできる。
【0010】
装置は、装置によって書かれたコマンドを様々な方法で、例えば装置の動きを検出する1個以上のセンサーを用いて、記録することができる。
【0011】
しかし、好適な実施形態において、装置は、コマンドが書かれる書き込み面に配置された位置コードを検出することによってコマンドを記録するように適応されている。
【0012】
この実施形態は、手書きコマンドの正確な記録を可能にし、書き込み面での装置の絶対位置の決定を可能にすることから有利である。より詳細には、コマンドが書かれている間、位置コードは連続的に検出でき、装置がどのように動かされ、従ってどのようなコマンドが書かれたかを定義する一連の位置指標が得られる。
【0013】
装置は、位置コードを具体化するために使用される技術に応じて、各種のセンサーを使用することができる。好適な実施形態において、位置コードは、光センサーによって検出できるように設計される。この場合、装置は望ましくは、書き込み面の画像を記録するように適応された光センサーおよび、コマンドのディジタル表象を提供する画像内の位置コードを使用するように適応された信号処理装置よりなる。
【0014】
この実施形態は、公知かつ十分に開発された技術である画像処理に基づいているので、有利である。
【0015】
信号処理装置は、コマンド・シンボルを認識するための解釈機能を含み得る。従って、ユーザは、任意のシンボルをコマンド・シンボルとして定義することができ、そのシンボルを書いた時に、装置はそのシンボルをコマンドと解釈する。
【0016】
1例が文字@であり、それは後続の文字を電子メールアドレスとして解釈するべきであるというコマンドとして解釈され得る。電子メールアドレスの後にコマンド・シンボル@をもう一度書くことによって(従って3回目)、それは電子メールアドレスの入力の終わりとして解釈される。
【0017】
さらに、信号処理装置は、コマンドのディジタル表象を文字符号化形式に変換するように適応された文字解釈機能を備え得る。この実施形態は、ユーザがいずれのコマンドを書いたかの決定を容易にし、入手可能な文字認識用ソフトウェアがコマンドの解釈に使用できるので、有利である。文字解釈動作は、例えば、ICRソフトウェアによって実行することができる。
【0018】
さらに、装置は、動作において使用され、コマンドと本質的に同様にして記録されるメッセージ情報を記録するように適応され得る。このようにして、ユーザは、装置を制御するためおよび、メッセージ情報を入力するための同一のインタフェースを得ることになる。装置は、同じ手段がメッセージ情報を入力するために使用される場合、製造するのにそれほど高額ではない。
【0019】
メッセージ情報は、例えば、電子メール・メッセージで送信されるテキスト、ダイヤルする電話番号、カレンダー・プログラムで作成される項目または、他の何らかの類似の情報とすることができる。それは、テキスト、数字、各種の文字、シンボル、図形、図面および、表面上での装置のあらゆる手作業による動きとして定義される「手書き」によって生成することができる他の情報を含み得る。
【0020】
好適な実施形態において、メッセージ情報はまた、書き込み面の位置コードを検出することによっても記録される。
【0021】
装置は、少なくとも2つのモードを有することができ、一方はコマンドを記録するためのコマンド・モードであり、他方は情報を記録するための情報モードである。異なるモードを有するということによって、装置は、装置によって書かれているデータがどのように処理されるべきかがわかり、データがコマンドまたはメッセージ情報であるかどうかについての疑いはまったく存在しない。
【0022】
一実施形態において、装置は、所定のコマンド・シンボルが装置の助けにより書かれた時に、コマンド・モードと仮定する。このコマンド・シンボルは、図形、1個または数個の文字、絵などとすることができる。
【0023】
別の実施形態において、装置は、書き込み面が特殊な設計を有すると検出した時に、コマンド・モードと仮定する。例えば、書き込み面は、コマンドを書くための特殊領域および情報を書くための別の領域を備えることができ、装置は位置コードの助けによりどの領域に位置しているかを検出する。
【0024】
本発明に従った原理は、コマンドによって開始できるあらゆる動作をハンドヘルド電子装置に実行させるために使用することができる。ハンドヘルド電子装置において実行される動作の例は、電話を掛ける、ファックス送信、電子メッセージの送信、情報の保存、文書およびファイルの取り扱い、さらに、プログラムの開始、制御および終了を含む。動作は、メッセージ情報を使用する動作であっても、またはそうでなくてもよい。
【0025】
好適な実施形態において、装置は携帯電話であり、それはユーザが電話をペンとして使用することによって、例えば「ダイヤル1234567」と書くことにより制御でき、その時点で電話はその番号を自動的にダイヤルする。
【0026】
代替実施形態において、装置は、コマンドを記録するための加速度計を備える。加速度計は、コマンドが書かれる際の装置の動きを記録する。この実施形態は、コマンドがどのような表面にでも、または表面と接触していなくても空中でさえ書くことができるという利点を有する。従って、位置コードを備える書き込み面の必要がなく、更には、書き込み面の必要がまったくなく、また逆に、コマンドはあらゆる任意の表面に「書く」ことができる。
【0027】
さらに別の代替実施形態では、装置は、部分的に重なり合う内容を伴う画像を記録するための光センサーおよび、画像の相対位置を決定することによって装置がコマンドの筆記に関連してどのように動かされたかを決定するように適応された信号処理装置を備える。
【0028】
この実施形態は、位置コードがまったく必要ではないという利点を有するが、また逆に、ユーザは、画像の相対位置の決定を可能にするために十分にパターン化されているいずれかの表面に装置の助けによりコマンドを「書く」ことができる。何が書かれたかを決定するための技術は、公開公報WO99/60467に詳細に記載されており、その内容は参照により本明細書に採り入れられる。コマンドを記録するこの方法は、その内容が参照により本明細書に採り入れられる公開公報WO98/20446に記載された形式の、「C−pen(R)」の商標で販売されている、読取りペンまたはハンドヘルドスキャナを制御するために好適に使用され得る。
【0029】
装置は、1個の統合された装置である必要はない。一実施形態では、装置は、分離可能で、相互の無線または有線通信のためのトランシーバを備える第1および第2の部分を有することができ、その装置は、ユーザが動作を開始するための前記コマンドを書くための前記ペンとして第1の部分を使用することによって制御可能である。
【0030】
本発明の第2の態様によれば、本発明はコンピュータ・プログラムに関連しており、それは、記憶媒体に記憶され、コンピュータによって読み出すことができ、そして、コンピュータに、ペンとして使用されているハンドヘルド電子装置によって書かれたコマンドを検出し、そのコマンドに応答して所定の動作を開始させるための命令よりなる。このソフトウェアの利点は上述より明らかである。ソフトウェアは、コマンドを書くための装置にインストールされるように設計される。
【0031】
本発明の第3の態様によれば、本発明は、装置自体をペンとして使用し、前記動作を実行するためのコマンドを書く工程よりなる、ハンドヘルド電子装置の動作を開始する方法に関するものである。
その方法の利益は上述より明らかである。
本発明を、添付図面に関連して以下に詳述する。
【0032】
【好適な実施形態の説明】
図1は、ディジタル形式で記録される、テキストおよび、線、パターンまたはシンボルを筆記するために使用できるディジタル・ペンの形態のハンドヘルド装置を開示している。装置は、このペンを用いて実行される動作のコマンドを書くことによって、ユーザにより制御される。
【0033】
装置は、ペンとほぼ同形であるケーシング11を備える。ケーシングの一方の短辺には、赤外光に透過である開口12または窓がある。この短辺は、装置の動作の間に書き込み面3から短距離に位置する、またはそれに当接するように意図されている(図2参照)。
【0034】
ケーシング11は本質的に、光学部、電子回路部および電源を備える。光学部は、結像される表面を照明するための少なくとも1個の発光ダイオード13および、CCDまたはCMOSセンサーといった、二次元画像を記録するための感光性エリアセンサー14よりなる。このユーザ装置はレンズ系も備え得る(図示せず)。
【0035】
装置への電源はバッテリー15から得られ、これはケーシング11の分離された区画に設けられる。バッテリーは充電式バッテリーとすることもできる。
あるいはまた、電源は、電源となる別個の装置とのケーブル結線によって得られる。
【0036】
電子回路部は信号処理装置16よりなる。信号処理装置16は、マイクロプロセッサおよびメモリの助成により具体化され、書き込み面3において書かれたもののディジタル表象を得るためにセンサーからの画像を分析するソフトウェアを有する。さらに、それは、ユーザソフトウェアと同様に、コマンドに応答して様々な動作を開始および/または実行するための動作ソフトウェアを含む。さらに、信号処理装置16は望ましくは、記録された文字を解釈するために使用されるICRソフトウェアを備えており、それによって文字は、文字符号化形式で記憶、操作および/または転送され得る。
【0037】
装置のケーシング11は、ペン先18も備えており、その助けによりユーザは、書き込み面3で普通の顔料系の筆記をすることができる。ペン先18は、それを使用するかどうかをユーザが制御できるように出没自在となっている。顔料は好ましくは、赤外光について非吸収性である。
【0038】
さらに、装置はボタン19を備え、それによって装置は、装置によって書かれるコマンドにより開始されない動作のために作動および制御され得る。ボタン19はまた、オン/オフスイッチと同様、装置に各種モードをとらせるために使用することができる。
【0039】
また、装置は、例えば赤外光、超音波または電波による、短距離間の情報の無線転送のためのトランシーバ20も備えることができる。この無線転送は、装置がそれ自体で開始された動作全体を実行することができず、実行する動作に関する記録された情報を外部装置に転送する必要がある場合に、利用することができる。
最後に、装置は、情報を表示するためのディスプレイ21を備え得る。
【0040】
上述の公開公報WO98/20446は、テキストを走査および記録する装置を開示している。プログラムが適切な方法で作成されていれば、この装置は、位置コードが設けられた書き込み面において書かれているテキストおよびコマンドを記録し、その手書きコマンドに応答して動作を開始/実行するために利用できる。
【0041】
図2は、書き込み面3を形成する1枚の用紙1を示している。書き込み面3には、位置コード4が印刷されており、それらは、第1および第2のタイプ5aおよび5b、詳細には、それぞれ「1」および「0」に対応する大径の点および小径の点である、シンボル5により構成されている。明瞭のために、シンボル5は拡大されており、位置コード4は書き込み面3の小部分で示されているにすぎない。実際の実施形態では、位置コードは書き込み面3全体に拡がっており、シンボル5はより良好な位置分解能を保証するためにもっと小さい。
【0042】
位置コード4は多様な方法で作成できる。個々の位置が1個のシンボル5で符号化される位置コード4を作成する1つの方法は、米国特許第5,852,434号に記載されている。しかし、本発明では、各位置は多数のシンボル5の助成により好適に符号化されており、その符号化は、位置コード4における個々のシンボル5が複数の位置の符号化に寄与するような、いわゆるフローティング符号化である。これは、図1において鎖線の領域6a、6bにより示す通り、2つの隣接位置がいくつかのシンボル5を共有することを意味する。このようにして、より高い分解能が得られ、検出は、個々のシンボル5の複雑さが低減されるのでより容易になる。フローティング位置コード4のこの形式の重なり合いは、コンピュータの助成により作成できる。
【0043】
このようなフローティング位置コードを生成する特殊な方法は、その内容が参照により本明細書に採り入れられる公開公報WO00/73983ならびに、その内容が参照により本明細書に採り入れられる、何れもが2000年10月2日出願の特許出願番号PCT/SE00/001895、PCT/SE00/001897およびPCT/SE00/001898に記載されている。
【0044】
ここで、図1の装置の動作について説明する。
ユーザが装置のカレンダー・プログラムの項目を作りたいと仮定する。この場合、ユーザは最初にカレンダー・プログラムを開かなければならない。装置にこのタスクを実行させるために、ユーザは、ペン先17によって用紙3に、まず特殊コマンド・シンボルを書き、その後「カレンダー」というコマンド文字を書く。コマンド・シンボルは、ユーザがコマンド・シンボルであると定義したどのようなシンボルであってもよく、例えば、「O」ような大きい円の中に「o」のような小さい円が書かれる、以下のように、多少とも1筆でのものとしてよい。
【0045】
ユーザが書いている間、光センサー14は、装置の現在位置の書き込み面3の画像を連続的に捕捉する。個々の画像は位置コード4の一部を含んでいる。信号処理装置16は各画像内の位置コード4を突き止め、このコードに基づき、各画像が捕捉された書き込み面3の絶対位置の座標を決定する。このようにして、ペンがどのように用紙上を動かされたかの記述が、多数の位置の指標という形態で得られる。この記述は、コマンド・シンボルおよびコマンドのディジタル表象を構成する。位置指標は入力信号としてICRソフトウェアに供給され、後者は、コマンド・シンボルおよびコマンドが文字符号化形式に翻訳され得るように、位置が対応する文字を決定する。コマンドは、そのコマンド・シンボルを再度記入することによって終了することができる。
【0046】
処理装置がコマンド・シンボルを検出すると、それは、後続する文字が手書きコマンドと解釈されるべきであるとわかる。処理装置はその後、ユーザがどのコマンドを書いたかを決定するために、記録されたコマンドを表現する文字を多数の所定のコマンドと比較する。そのコマンドがカレンダー・プログラムを開くためのコマンドであると判断すると、処理装置は、カレンダー・プログラムを開く動作を実行する。プログラムは、例えば、ディスプレイ21においてカレンダーの日にちを常法通りに示すことができる。
【0047】
ユーザは、項目を作成しなければならない時間にカーソルを移動させる。その後、ユーザは、ペン先17を用いて用紙3に作成したい項目を書く。装置はその項目をコマンドと同様にして記録する。処理装置は、コマンド・シンボルを検出しないので、書かれた文字が情報を表現していると知る。文字は、ICRソフトウェアの助成により文字符号化形式に翻訳され、カレンダー・プログラムに記憶される。
【0048】
次に、ユーザは、プログラムを保存して閉じたいと思う。そのために、ユーザは、コマンド・シンボルに続きコマンド「保存」を書く。その手書きコマンドは、コマンド「開く」と同様にして処理され、書かれた項目を保存する動作の実行をもたらす。
【0049】
コマンドの実行の後、装置は、次のコマンド・シンボルが記入されるまで、その通常の入力モードに戻る。
【0050】
ペン先17は、ユーザが何を書いているかがわかりやすいようにするために使用されるにすぎないことに留意しなければならない。それは他のいかなる機能も持っていない。
【0051】
図3は、本発明に従った装置の別の実施形態を図式的に示す。この例では、装置は、新しいソフトウェア、短距離の無線通信用トランシーバ31および、その電話を制御するためのペン32が補完された、通常の携帯電話30である。ペンは、使用中でない時には、電話の側面のホルダー33に入れられる。ホルダーには、ペンのバッテリーを充電するために携帯電話のバッテリーとペンを接続するための接点を備えることができる。あるいはまた、ペンのバッテリーは、電話のバッテリーがバッテリー充電器により充電される際に同時に充電され得る。電話の充電回路は、ペンのバッテリーの充電を制御するためにも使用することができる。
【0052】
ホルダーはさらに、ペンを電話の電子回路に接続するためのコネクタを備えることもでき、それによって、ペンはその記憶内容を電話にダウンロードするか、または電話をモデムとして用いてその記憶内容をネットワークに送信することができる。
【0053】
ペン32の構造は、図1の装置のそれと本質的に同じである。しかしこれには、ディスプレイがまったくなく、いかなる携帯電話トランシーバも備えず、そして、図1の装置のソフトウェアの一部のみを有する。
【0054】
例えば、ユーザが電話をかけたい場合、ユーザはペンをはずし、位置コードを備える用紙にペンを使って「ダイヤル」と書く。ユーザは、それがコマンドであることを示すために単語「ダイヤル」を丸で囲む。その後、ユーザは、ダイヤルする電話番号を書く。ペンは、用紙の位置コードの画像を記録し、それらの画像を、短距離無線通信用送信機34の仲介により、携帯電話のトランシーバ31へ転送する。受信された画像は、携帯電話において図1に関して上述したことと同様に処理され、その結果、携帯電話は指示された番号にダイヤルする動作を実行する。
【0055】
あるいはまた、ペン32の光センサーは携帯電話と一体化することができ、全体の携帯電話が、コマンドを書くためのペンとして使用することができる。
【0056】
別の代替例は、ペンが全部の動作および動作を実行するものであり、電話番号が認識されASCIIコードに解読されると、ペンは、その呼を開始するために電話番号を電話に送信するか、または電話番号を上述のコネクタを介して電話に送信する。
【0057】
コマンドが特殊文字または図形によって指示される上述の実施形態の代替例として、装置は、ボタン19の助成によりコマンド・モードと情報モードとの間で切り替えることができる。
可能なコマンドの数が少ない場合には、コマンドを特に指示する必要はまったくない。
【0058】
上述の通り、手書きコマンドの検出は、加速度計または装置の動きを決定するための部分的に重なり合った内容を有する画像の記録といった、位置コードの検出以外の他の技法に基づくことができる。当業者は代替技法の使用のために上記の装置を難なく修正できるはずであるので、それらの実施形態については詳述しない。
【0059】
最後に、絶対位置符号化パターンの好適な実施形態をここに記述する。分かりやすくするために、用紙に関連して説明する。これは、PCT/SE00/01895で説明された絶対位置符号化パターンに相応する。位置コードが備えられた表面は、パターンとしての印象があるので、以下では、位置符号化パターンと言う。
【0060】
図4は、シートの拡大した部分を示しており、その表面102には、位置符号化パターン105が備えられる。シートは、X座標軸とY座標軸を有する。
【0061】
位置符号化パターンは、人間の目に見えず、しかもこの表面上の位置を決定する装置によって直接検出することもできない仮想ラスターと、以下に記述されるように、4つの値「1〜4」の1つと仮定できる複数のシンボルとを備える。
【0062】
位置符号化パターンは、シートの部分表面上のシンボルが、後述する仮想表面上の位置の絶対座標を符号化するよう、配列されている。第1及び第2の部分表面125a、125bが、図4において点線により示されている。第1の部分表面125aで見つけられる位置符号化パターンのその部分(この例では、4×4のシンボル)は、前記仮想表面の第1の点の座標を符号化し、第2の部分表面125bで見つけられる位置符号化パターンのその部分は、第2の点の座標を符号化する。従って、位置符号化パターンは、隣接する第1及び第2の点により、部分的に共有される。このような位置符号化パターンを、この出願においては、「フローティング」と言う。
【0063】
図5のa〜dに、位置符号化パターン内で使用されるシンボルの一実施形態を示す。シンボルは、ラスター線の交差によって表される仮想ラスター点130と、点の形をしたマーキング106を備える。シンボルの値は、マーキングが配置される場所に依存する。図5の例では、4種類の位置が可能であり、それぞれは、ラスター点から伸ばした各ラスター線上にある。ラスター点からのずれ量は、全て等しい。次のように、図5aのシンボルは値1、図5bでは値2、図5cでは値3、そして、図5dでは値4になる。言い換えると、シンボルの4つの異なる形が存在する。
これらの点は、もちろん、異なる形をしてもよいことが指摘される。
従って、各シンボルは、4つの値「1〜4」を表すことができる。これは、位置符号化パターンが、X座標のための第1の位置コードとY座標のための第2の位置コードに分割できることを意味している。この分割は、以下のようになる。
【0064】
【表1】
Figure 0005084087
【0065】
このように、各シンボル値は、Xコード用の第1の数(この場合はビット)、及びYコード用の第2の数(この場合はビット)に変換される。この方法で、2つの完全に独立したビットパターンが得られる。このビットパターンは、図5に従う複数のシンボルによりグラフィカルに符号化される全体パターンに統合することができる。
【0066】
各位置の座標は、複数のシンボルにより符号化される。この例では、二次元、すなわち、X座標とY座標の位置を符号化するために、4×4のシンボルを使用する。
【0067】
位置コードは、1と0の数字列から構成されるが、その数字列には、その数字列内で同じ4ビットの並びが1度しか現れないという特性がある。数字列は循環的なものであり、数字列の終わりを数字列の先頭に結合した場合にも、同様にその特性が適用される。従って、4ビットの並びは、常時、数字列内で一意に決まった位置を持っている。
【0068】
数字列が4ビットの並びに対して前述した特性を持っている場合、その数字列は最大16ビット長にできる。しかし、この例では、以下のように7ビット長の数字列を使用する。
「0001010」
【0069】
この数字列は、数字列内の位置を符号化する以下のような7つの一意な4ビットの並びを含む。
【0070】
【表2】
Figure 0005084087
【0071】
X座標の符号化では、符号化される表面全域に渡って、数字列は縦列内に順に書き込まれる。符号化は、隣り合う縦列間における数字の差、すなわち位置のずれに基づく。差の大きさは、開始する縦列の数字列内における位置(すなわち、どの並びを使用するか)によって決まる。具体的には、第1の縦列内の4ビットの並びにより符号化され、従って値(位置)0〜6を持てる数字と、隣り合う縦列内の対応する数字(同じ「レベル」の並び)との間の7を法とする差を取る場合、その結果は、比較される2つの縦列における位置に拘わらず、同じになる。従って、2つの縦列の差を使用して、Y座標の全てに対して一定であるX座標を符号化できる。
【0072】
この例では、表面上の各位置が4×4のシンボルを使用して符号化されているので、前述したように3個の差(値0〜6を持った)が、X座標の符号化に利用できる。次に、3個の差が、1つは常に値1または2になり、他の2つは3〜6の範囲の値になるように、符号化を行う。結果的に、Xコード内では差が0になるものは許容されない。言い換えると、Xコードは、その差が、(3〜6)(3〜6)(1〜2)(3〜6)(3〜6)(1〜2)(3〜6)(3〜6)(1〜2)…となるように構築される。従って、各X座標は、3と6の間からなる2つの数字、これに続く1つの数字、すなわち1又は2、を使用して符号化される。大きい数字から3を差し引き、小さい数字から1を差し引くと、混合基数の数字が得られ、この数字は直接X方向の位置を与える。次に、この位置から、X座標が、以下の例に示すように直接決定できる。
【0073】
前述した原理により、X座標0,1,2...を、3個の差を表す数字を用いて符号化できる。これらの差が、上記の数字列に基づいたビットパターンを使用して符号化される。ビットパターンは最終的に、図5のシンボルを使用してグラフィカルに符号化される。
【0074】
多くの場合、4×4のシンボルを読み込んだとき、2つの数字の一部を作ることができるとしても、X座標を符号化する完全な数字を作ることができない。しかしながら、これらの数字の最下位の部分は、常に1か2であるので、完全な数字を容易に再構築することができる。
【0075】
Y座標は、X座標で使用したのと同じ原理に従って符号化される。循環型の数字列は、位置を符号化する表面に渡って水平行に繰り返して、書き込まれる。X座標の場合とちょうど同じ様に、この行は、数字列内の異なった位置から始める、すなわち、異なる並びを使用して始めることができる。しかし、Y座標に対しては差を使用せず、各行のその数字列の開始位置に基づいた数字を使用して座標を符号化する。4×4のシンボルのX座標が決定された後、4×4のシンボル内のYコード内に含まれている行の数字列内の開始位置を実際に決定できる。Yコードにおいて、最上位桁は、これを特定の範囲内の値を持つただ1つの数にすることによって、判断される。この例では、4つの行の内の1つの行を、その行がY座標の最下位桁に関係していることを示すために、数字列内の位置0〜1から始め、他の3つの行を数字列内の位置2〜6から始める。従って、Y方向に、(2〜6)(2〜6)(2〜6)(0〜1)(2〜6)(2〜6)(2〜6)(0〜1)(2〜6)…の数字列が存在する。従って、各Y座標は、2と6の間の3個の数字、並びにこれに続く0と1の間の数字を使用して符号化される。
【0076】
小さい数字から1を差し引き、大きい数字から2を差し引くと、X方向と同様な方法でY方向の位置が得られ、この位置から混合基数のY座標を直接決定できる。
【0077】
上記の方法を使用して、X方向の4×4×2=32個の位置を符号化できる。このような位置のそれぞれは、3個の差に対応しており、3×32=96個の位置を与える。更に、Y方向に5×5×5×2=250個の位置を符号化できる。このような位置のそれぞれは、4行に対応し、4×250=1000個の位置を与える。このように、合計して96000個の位置を符号化できる。しかし、Xの符号化は差に基づいているので、1番目の数字列が始まる位置を選択できる。この1番目の数字列が7個の異なった位置から始められることを考慮すると、7×96000=672000個の位置を符号化できる。X座標が決定された場合、第1の縦列にある第1の数字列の開始位置が計算できる。第1の数字列の前述した7個の異なる開始位置は、異なる紙や製品上の書き込み面を符号化できるようにする。
【0078】
更に、本実施例の位置符号化パターンの機能を示すために、次に、前述した位置コードの実施形態に基づく特別の例を示す。
【0079】
図6は、位置を決定する装置によって読み込まれる4×4のシンボルを含む画像の一例を示している。
これらの4×4のシンボルは、次の値を持っている。
4 4 4 2
3 2 3 4
4 4 2 4
1 3 2 4
【0080】
これらの値は、次の2進XコードとYコードを表している。
Xコード: Yコード:
0 0 0 0 0 0 0 1
1 0 1 0 0 1 0 0
0 0 0 0 0 0 1 0
1 1 0 0 1 0 1 0
【0081】
縦方向のX並びは、数字列内の位置2 0 4 6を符号化している。縦列間の差は−2 4 2であり、7を法とする剰余は5 4 2になる。これは、混合基数で、(5−3)×8+(4−3)×2+(2−1)=16+2+1=19の位置を符号化する。最初に符号化されるXの位置は位置0であるので、1〜2の範囲内にあり、4×4のシンボル内に見られるこの差は、20番目の差になる。更に、このような差のそれぞれに対する3つの縦列の合計が存在し、開始の縦列が存在するので、4×4のXコードの一番右の縦方向の並びがXコードの61番目(3×20+1=61)の縦列に属し、一番左の縦方向の並びが58番目に属する。
【0082】
横方向のY並びは、数字列内の位置0 4 1 3を符号化する。これらの数字列は、58番目の縦列から始まるので、行の開始位置は、これらの数字から57を引いたものの7を法とする剰余であり、開始位置が6 3 0 2になる。混合基数の数に変換すると、これは6−2、3−2、0−0、2−2=4 1 0 0になる。ここで、3番目の桁が注目している数字内の最下位桁である。次に、4番目の桁が次の数字内の最上位桁である。この場合、これは、注目している数字内のものと同じにならなければならない(注目している数字が位置の全てで取り得る最大の数から構成される場合に、例外が発生する。その場合、次の数字の始まりが、注目している数字の始まりよりも1大きくなることが分かる)。
次に、4桁の数字の位置が、混合基数で、0×50+4×10+1×2+0×1=42になる。
従って、Yコードの3番目の行が、43番目になり、これは0か1の開始位置を持ち、そして、このような行のそれぞれについて全部で4行あるので、3番目の行が43×4=172番になる。
従って、この例で、4×4のシンボルグループに対する一番左上の角の位置が(58,170)になる。
【0083】
4×4のグループのX並びが行170上で始まるので、全パターンのX縦列は、数字列の位置((2 0 4 6)−169) mod 7=1 6 3 5から始まる。最後の開始位置(5)と最初の開始位置の間で、数字0〜19が混合基数で符号化され、混合基数での数字0〜19の表示を合計することによって、これらの縦列の間の合計差を得る。これを行なう簡単なアルゴリズムがこれら20個の数字を生成し、直接それらの数を合計することになる。結果の総和はsと言われる。よって、紙や書き込み面は、(5−s)mod 7によって得られる。
【0084】
上記の例で、一実施形態が説明され、その中で、各位置は4×4のシンボルを使用して符号化され、7ビットの数字列が使用された。もちろん、これは、ほんの一例にすぎない。位置は、より多くのまたはより少ない数のシンボルを使用して符号化できる。シンボルの数を両方の方向で同じにする必要がない。数字列を異なった長さにし、2進数以外にしても良いし、他の基数に基づくことも可能である。X方向の符号化とY方向の符号化に異なった数字列を使用可能である。シンボルは、値の異なる数字を持てる。上記より明らかなように、6×6のシンボルによる符号化が、現在最も好ましく、各シンボルは、4つの値を仮定できる。当業者であれば、このような符号化に関して、上述の例を容易に一般化できる。
【0085】
上記の例で、マーキングを点としているが、もちろん、別の形状にすることもできる。例えば、マーキングは、仮想ラスター点から始まり、そこから所定の位置に伸びるダッシュその他の記号から構成できる。更に他の例として、マーキングは、長方形、四角形、三角形、その他の用意に検出できる形状とすることができる。マーキングは、塗り潰されたものでも、そうでないものでもよい。
【0086】
上記の例では、正方形の形の部分表面内のシンボルが、位置の符号化に使用されている。部分表面は例えば、六角形などの別の形にすることも可能である。シンボルは、互いに90度の角度の行と列に沿って配置される必要はなく、例えば60度などの他の角度、及び/又は他の配列で配置され得る。また、シンボルは、極座標又は他の座標系の位置を符号化することも可能である。
【0087】
位置コードを検出するには、仮想ラスターが決定されなければならない。これは、別のマーキング間の距離を調べることによって行う。2つのマーキングの間の最も短い距離が、値1と3(水平方向)又は値2と4(垂直方向)を持つ2つの隣接したシンボルから導かれなければならない。これによって、マーキングが2つのラスター点の間の1つのラスター線上に配置される。このようなマーキングの組みが検出された場合に、関連するラスター点が、ラスター点間の距離とラスター点からのマーキングのずれ量の知識を使用して決定され得る。1度、2つのラスター点が配置されると、他のマーキングへの測定された距離とラスター点間の距離の知識を使用して、次のラスター点が決定できる。
【0088】
前述の位置符号化パターンは、極めて多くの一意の位置、正確には、これらの位置の絶対座標を符号化できる。位置符号化パターンを用いて符号化できる全ての位置又は点は、それらが集まって仮想表面を構成するものと言える。仮想表面の異なる部分は、異なった特定用途専用にできる。仮想表面の1つのエリアは、例えば、書き込み面として、他のエリアは文字認識エリアとして、更に他のエリアは各種の起動アイコンとして使用されるよう専用にできる。仮想表面の他のエリアは、他の用途で使用することができる。よって、位置符号化パターンの対応するサブセットは、例えば、製品の任意の位置に配置できる特定の起動アイコンを生成するために使用することができる。位置符号化パターンのこのサブセットにより符号化される座標は、従って、製品上の位置に関連付けられないが、常にこの起動アイコンに対応するものとして専用にされた仮想表面上の位置に関連付けられる。
【0089】
好適な実施形態において、点の間の公称スペースは、0.3mmである。6×6の点を含む位置符号化パターンの部分は、それがどこのものであっても、仮想表面上の点の絶対座標を定義する。仮想表面上の各点は、従って、位置符号化パターンの1.8mm×1.8mmのサブセットにより定義される。パターンを読むのに使用される装置のセンサー上で、6×6の点の位置を決定することによって、位置は、0.03mmの解像度で、仮想表面上の補間により計算することができる。各位置は、それぞれが4つの値のうちの1つを取り得る6×6の点で符号化されているので、272の位置を符号化でき、これは、上述の点の間の公称スペースを用いた場合、460万km2の表面に対応する。
【0090】
絶対位置符号化パターンは、およそ600dpiの解像度を実現可能とする各種の紙片や他の材料上に印刷できる。紙は、目的の用途に合わせて各種のサイズや形状とすることができる。パターンは、標準オフセットにより印刷できる。一般的な黒カーボンベースの印刷インク、または赤外線光を吸収する他の印刷インクを、用いることが好ましい。このことは、カーボン以外をベースとする黒インクを含む他のインクが、絶対位置符号化パターン上に、そこからの読み取りを妨げることなく、他の印刷テキストを重ね合わせるために使用できることを意味する。
【0091】
カーボンベースの黒の印刷インクを使用して印刷される前述したパターンが備えられた表面は、人間の目にはただ単に少し灰色がかった色相の表面(濃度1−3%)に見え、操作し易く、美観を損なわない。
【0092】
上記で説明したよりも多数又は少数の点が、仮想面上の位置を既定するのに使用でき、より大きい又は小さい点の間における距離が、パターン内で使用できることは言うまでもない。ここに挙げた例は、現時点において好適と考えられるパターンの実施方法を示すためだけに使用されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったハンドヘルド装置の実施形態の略部分断面図である。
【図2】位置コードが設けられ、手書きコマンドを記録するために使用できる書き込み面の平面図である。
【図3】本発明に従ったハンドヘルド装置の第2の実施形態の等角投影図である。
【図4】代替的な位置符号化パターンが設けられた製品の略図である。
【図5】マークがどのように設計され、図4の位置コードパターンで配置され得るかを示す略図である。
【図6】位置を符号化するために4×4のシンボルが使用されるコードパターンの略図である。

Claims (22)

  1. 位置コードが備えられた面上で動かされて使用されるハンドヘルド電子装置であって、
    前記位置コードに含まれる複数のマーキングの各々が、前記位置コードにおいて特定可能である複数の基準点の一つに関連付けられており、
    前記マーキングは、前記基準点からずれた場所に配置されており、
    前記位置コードは、前記マーキングのずれの方向を用いて、前記面上の位置を符号化するものであり、
    前記電子装置は、
    前記面上での動きに伴い、前記位置コードを利用して、一連の位置を記録するための記録手段と、
    前記記録手段により記録された前記一連の位置の少なくとも一部に基づいて、前記面上でどのコマンドを書く動きがなされたかを特定するための解釈手段と、
    前記解釈手段により特定された前記コマンドに対応する動作を実行するための処理手段と、
    を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記複数のマーキングは、実質的に同じ大きさを有している請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記記録手段が、
    前記面の画像を入力するための光学センサーと、
    前記コマンドのディジタル表象を得るために、前記画像内の前記位置コードを処理するための信号処理装置と、
    を備える請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記信号処理装置が、前記コマンドのディジタル表象を、文字符号化形式に翻訳するための手段を含む請求項に記載の電子装置。
  5. 前記記録手段により記録された前記一連の位置の少なくとも一部に基づいて、前記面上でどのようなメッセージ情報を書く動きがなされたかを記録するための手段をさらに備える請求項1に記載の電子装置。
  6. 前記処理手段は、前記メッセージ情報を、前記コマンドに対応する動作に用いるための手段を含む請求項に記載の電子装置。
  7. 前記電子装置は、前記コマンドを記録するためのコマンド・モードと、前記メッセージ情報を記録するための情報モードを、少なくとも有している請求項又はに記載の電子装置。
  8. 前記電子装置を用いて前記面上で所定のコマンド・シンボルを書く動きがなされたことを検出したときに、前記コマンド・モードとなる請求項に記載の電子装置。
  9. 前記面には、前記コマンドを書くための特定の領域が設けられており、
    前記電子装置を用いて前記特定の領域で書く動きがなされたことを検出したときに、前記コマンドモードとなる請求項に記載の電子装置。
  10. 前記電子装置の動きを検出するための加速度計と、
    前記加速度計により検出された動きに基づいて前記コマンドを特定するための第2の解釈手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の電子装置。
  11. 前記面上の一つの位置が、所定数のマーキングにより符号化されており、前記所定数のマーキングの各々は、前記面上の複数の位置の符号化に用いられる請求項1に記載の電子装置。
  12. 前記電子装置が携帯電話である請求項1〜11の何れか1つに記載の電子装置。
  13. 前記電子装置がディジタル・ペンである請求項1〜11の何れか1つに記載の電子装置。
  14. 前記電子装置から取り外し可能であって、前記コマンドを書く動きを行うために使用されるペンを備えており、
    前記ペンは、前記電子装置と通信する手段を備えている請求項1〜13の何れか1つに記載の電子装置。
  15. 前記ペンを用いて前記コマンドを書く動きを行うことにより、前記電子装置に前記コマンドに対応する動作を実行させる制御が可能である請求項14に記載の電子装置。
  16. 位置コードが備えられた面上でハンドヘルド電子装置が動かされることにより所望の動作を実行することを、コンピュータに行わせるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記位置コードに含まれる複数のマーキングの各々が、前記位置コードにおいて特定可能である複数の基準点の一つに関連付けられており、
    前記マーキングは、前記基準点からずれた場所に配置されており、
    前記位置コードは、前記マーキングのずれの方向を用いて、前記面上の位置を符号化するものであり、
    前記電子装置は、前記面上での動きに伴い、前記位置コードを利用して、一連の位置を記録するための手段を有するものであり、
    前記プログラムは、
    前記電子装置により記録された一連の位置の少なくとも一部に基づいて、前記面上でどのコマンドを書く動きがなされたかを特定するための命令と、
    特定された前記コマンドに対応する動作を実行するための命令と、
    を含むことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
  17. 位置コードが備えられた面上でハンドヘルド電子装置が動かされることにより行われる方法であって、
    前記位置コードに含まれる複数のマーキングの各々が、前記位置コードにおいて特定可能である複数の基準点の一つに関連付けられており、
    前記マーキングは、前記基準点からずれた場所に配置されており、
    前記位置コードは、前記マーキングのずれの方向を用いて、前記面上の位置を符号化するものであり、
    前記方法は、
    前記電子装置の前記面上での動きに伴い、前記位置コードを利用して、一連の位置を記録することと、
    前記一連の位置の少なくとも一部に基づいて、前記面上でどのコマンドを書く動きがなされたかを特定することと、
    特定された前記コマンドに対応する動作を実行することと、
    を含むことを特徴とする方法。
  18. 前記複数のマーキングは、実質的に同じ大きさを有している請求項17に記載の方法。
  19. 前記面の画像を入力し、前記画像内の前記位置コードを処理することにより、前記一連の位置を記録する請求項17又は18の何れかに記載の方法。
  20. 前記画像内の前記位置コードを処理することにより得られる前記コマンドのディジタル表象を、文字符号化形式に翻訳する請求項19に記載の方法。
  21. 記録された前記一連の位置の少なくとも一部に基づいて、前記面上でどのようなメッセージ情報を書く動きがなされたかを記録する請求項17に記載の方法。
  22. 前記メッセージ情報を、前記コマンドに対応する動作に用いる請求項21に記載の方法。
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