JP5082766B2 - 移動通信システムの基地局装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムの基地局装置に関し、移動機が複数のコードの中から、いずれかのコードを選択して送信し、コードの送信に応じて基地局装置がハンドオーバ時レンジング又は帯域幅要求時レンジングを行うための帯域を割り当てる移動通信システムの基地局装置に関する。
近年、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)という無線通信方式が、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers:米国電気電子学会)において標準化作業が進められている。
WiMAXには、移動しない加入者局(Subscriber Station)を対象とした規格であるIEEE 802.16dと、移動する加入者局(移動機;Mobile Station)を対象とした規格であるIEEE 802.16eがある。
本発明は、例えば、後者の移動機を対象とする規格であるIEEE 802.16eにおける、レンジング(Ranging)方法に関するものである。レンジングとは、移動機が、基地局装置(基地局;Base Station)との間で、無線の状態を確認し、送信タイミングの調整及びPHY(Physical Layer;物理層)機能の調整(送信電力レベル等)を行うことである。
IEEE 802.16eには、複数のPHYの方式が規定されているが、PHYがOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;直交周波数分割多元接続)である場合、以下の目的別のレンジングの手順がある。
(1)Initial Ranging(初期レンジング)は、移動機が初めに基地局に接続する際に行うレンジングである。
(2)Periodic Ranging(定期レンジング)は、基地局に接続済みの移動機が、定期的に行うレンジングである。
(3)Bandwidth Request(BR)Ranging(帯域幅要求時レンジング)は、移動機が、帯域幅を要求する際に行うレンジングである。
(4)Handover Ranging(ハンドオーバ時レンジング)は、移動機がハンドオーバする際、ハンドオーバ先の基地局に対して行うレンジングである。
図1は、物理層がOFDMAの場合のフレーム構成の一例を示す。同図中、横軸はOFDMAシンボル番号(OFDMA symbol number)を示しており、時間軸方向を示しているとなっている。縦軸はサブチャネル論理番号(subchannel logical number)を示している。
OFDMAのフレームは、DL(Downlink;基地局から移動機への下り方向)のサブフレーム、及び、UL(Uplink;移動機から基地局への上り方法)のサブフレーム、及び、TTG(Transmit/Receive Transition Gap)、及び、RTG(Receive/Transmit Transition Gap)から構成される。
更に、DLサブフレームは、プリアンブル(Preamble)、FCH(Frame Control Header)、DL−MAP、UL−MAP、複数のDLバースト(DL burst)から構成される。
プリアンブルは、移動機がフレーム同期を実現するために必要なプリアンブルパターンを含む。FCHは、使用するサブチャネルや直後に位置するDL−MAPに関する情報が含まれる。DL−MAPは、DLサブフレームのDLバーストのマッピング情報を含み、これを読むことによって、移動機は、図1に示すように、UL−MAP(DLバースト#1で送信)、DLバースト(#2〜#6)を識別することができる。
一方、UL−MAPは、ULサブフレームのレンジング領域(Ranging Region)及びULバーストのマッピング情報を含む。これを読むことによって、移動機は、図1に示すレンジング領域及びULバースト(#1〜#4)を識別することができる。
バーストとは、同一の変調方式と同一のFEC(Forward Error Correction;前方エラー訂正)の組み合わせを有する領域であり、DL−MAP/UL−MAPが、各バーストの変調方式とFECの組み合わせを指定する。バーストは、IEEE 802.16eで規定されている各種の制御メッセージ、ユーザデータを搬送する。
移動機は、レンジングを行う際、まず初めに、144ビット長の256種類のPN(Pseudo Noise;擬似雑音)コードからランダムにコードを選択し、BPSK(Binary Phase Shift Keying)変調して、図1で示したレンジング領域を使用して、基地局へ送信する。このコードのことを、レンジングコード又は、CDMA(Code Division Multiple Access)レンジングコードと呼称する。
図1では、初期レンジング又はハンドオーバ時レンジング用のレンジング領域と、定期レンジング又は帯域幅要求時レンジング用のレンジング領域が別々に割り当てられており、移動機は上述したレンジングの目的に従って、それぞれの領域を使用してレンジングコードを送信する。各レンジング領域は、UL−MAPが指定することにより、図1のように割り当てられる。
以降、帯域幅要求時レンジング及びハンドオーバ時レンジングの際の手順を説明する。
図2は、通常のネットワーク構成を示す。同図中、移動機1〜4、基地局11,12、制御装置21、コアネットワーク22によって構成される。制御装置21は、複数の基地局を管理・制御し、基地局間、基地局―コアネットワーク間を接続する装置である。
図2において、移動機1は、サービング基地局(Serving BS)である基地局1から、ターゲット基地局(Target BS)である基地局2へハンドオーバしている。一方、移動機2は、基地局11からハンドオーバしようとしたが、結局、ハンドオーバをキャンセルし、基地局11へ戻ってきている。それぞれの場合における、ハンドオーバ時レンジング、及び、帯域幅要求時レンジングの手順を、図3、図4で示す。
図3は、従来のハンドオーバ時レンジングの手順を示す。
ステップS1で、移動機1は、複数のターゲット基地局候補(candidate Target BSs)を含むハンドオーバ要求(MOB_MSHO−REQメッセージ)を基地局11に送信する。
ステップS2で、ハンドオーバ要求を受けて、基地局11、制御装置21、基地局12は、必要なバックボーンメッセージを送受信する。
ステップS3で、基地局11は、ハンドオーバ可能な複数のターゲット基地局候補(candidate Target BSs)を含むハンドオーバ応答(MOB_BSHO−RSP)を移動機1へ送信する。ステップS3のターゲット基地局候補は、バックボーンメッセージを送受信した結果、ステップS1のターゲット基地局候補と異なっている可能性がある。
ステップS4で、移動機1は、ターゲット基地局を基地局12へ設定したハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)を基地局11に送信する。このときのMOB_HO−INDのHO_IND_typeは、"Serving BS release"となっており、以降、移動機1と基地局11との間の接続は切れることになる。
ステップS5で、ハンドオーバ通知を受けて、基地局11、制御装置21、基地局12は、必要なバックボーンメッセージを送受信する。
ステップS6で、移動機1は基地局11へ図1で示したレンジング領域(Ranging Region)のレンジングスロット(Ranging Slot)に、ハンドオーバ用のレンジングコードを入れて送信する。前述した256種類のレンジングコードは、目的別(初期レンジング、定期レンジング、帯域幅要求時レンジング、ハンドオーバ時レンジング)に、その使用範囲が指定されており、ステップS6では、ハンドオーバ用に割り当てられたレンジングコードを使用する。この目的別のレンジングコードの範囲は、基地局が定期的に広報するUCD(Uplink Channel Descriptor)メッセージが指定する。基地局11は、受信したレンジングコードによって、そのレンジングの目的を判別することができる。
図5は、レンジング領域の構成例を示しており、図1のレンジング領域の部分を詳述したものに相当する。図5において、N1は、一つのレンジングスロットのOFDMAシンボル数を示し、N2は、一つのレンジングスロットのサブチャネル数を示している。一つのレンジングスロットを構成するのに必要なシンボル数に満たない余りの領域は、レンジングスロットを割り当てず、使用しない(図5中で「Empty」と記す)。図中、各レンジングスロットにはレンジングスロット番号を示しており、各レンジングスロットにレンジングコードが格納される。
移動機は、いずれかのレンジングスロットを使用して、レンジングコードを送信する。移動機は、レンジングコードの選択及びレンジングスロットの選択を基本的にはランダムに行う。
ステップS7で、レンジングコードを受信した基地局12は、タイミング・送信電力レベルの調整(time/power corrections)を移動機1に指示するレンジング応答メッセージ(RNG−RSP)を広報する。移動機1は、広報されたRNG−RSPが自分宛かどうかを、RNG−RSP内に含まれる、original ranging frame/code/slotにより判別することができる。上述のranging frameは、移動機がレンジングコードを送信したフレームのフレーム番号の下位8ビット、ranging codeは、移動機が送信したレンジングコードのインデックス値、ranging slotは、移動機がレンジングコードを送信したレンジングスロットのサブチャネル論理番号及びシンボル番号を示しているので、これらを手がかりに、広報されたRNG−RSPが自分宛かどうかを判別できる。
ステップS8で、レンジングコードを受信した基地局12は、UL−MAP内の情報要素(IE;Information Element)の一つであるCDMA_Allocation_IEを広報して、ULの帯域を移動機1に割り当てる。UL−MAPは、複数の各種情報要素によって構成される。移動機1は、広報されたCDMA_Allocation_IEが自分宛かどうかを、上述と同様に、CDMA_Allocation_IE内に含まれる、original ranging frame/code/slotにより判別することができる。
ステップS9では、ステップS8でULバーストに割り当てられた帯域を利用して、自身(移動機1)のMAC Addressを含む、レンジング要求メッセージ(RNG−REQ)を、基地局12へ送信する。このRNG−REQはRanging Regionではなく、ULバーストを利用して送信される。
ステップS10で、基地局12は移動機1のMAC Addressを含む、RNG−RSPを送信し、Basic/Primary CID(Connection ID)を移動機1に割り当てる。
ステップS11以降は、上述のBasic/Primary CIDを使用して、各種制御メッセージを送受信することで、移動機2のネットワーク接続処理(ネットワークエントリ)を実行する。
上記の図3は移動機起動のハンドオーバ(MS Initiated HO)手順を示しているが、他に、ネットワーク起動のハンドオーバ(Network Initiated HO)手順がある。ネットワーク起動のハンドオーバ手順の場合、ステップS1のMOB_MSHO−REQがなく、ステップS3のMOB_BSHO−RSPの代わりに、MOB_BSHO−REQ(ハンドオーバ要求)を、基地局が移動機へ送信する手順となる以外、移動機起動のハンドオーバ手順と同様の手順で、ハンドオーバを行う。特に、レンジング処理は、全く同様である。
図4は、従来のハンドオーバキャンセル時の帯域幅要求時レンジングの手順を示す。図3と同様の箇所は説明を割愛する。図4において、ステップS1〜S5は図3と同様である。
ステップS6で、移動機2は基地局11へ、図1で示したレンジング領域(Ranging Region)のレンジングスロット(Ranging Slot)に、帯域幅要求用のレンジングコードを送信する。移動機2は、基地局12へのハンドオーバを取りやめて、基地局11へ復帰しようとしている。基地局11は、ハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)受信後、Resource Retain Timerをスタートさせており、このタイマが満了する(expire)までは、移動機2に関するコンテキストを保持している。従って、このタイマが満了する(expire)までは、移動機2は、一般的な初期接続手順を踏まなくても、後述のステップS10のハンドオーバキャンセルメッセージを送信すれば、基地局11へ復帰することができる。
ステップS7で、基地局11は、CDMA_Allocation_IEを送信し、移動機2へULバーストの帯域を割り当てる。
ステップS8で、移動機2は、割り当てられたULバーストの帯域を利用して、更に、ハンドオーバキャンセルメッセージを送信するために必要な帯域要求(Bandwidth Request)を送信する。なお、ステップS7で、ハンドオーバキャンセルメッセージを送信するのに十分な帯域が割り当てられた場合は、更に、帯域要求(Bandwidth Request)を送信する必要はない。基地局11は、CDMA_Allocation_IEで、最低でも帯域要求(Bandwidth Request)を送信することができる帯域を割り当てる必要があるが、それ以上の帯域を割り当てるとは限らない。
ステップS9で、基地局11は、UL−MAP_IEで、ULバーストの帯域を移動機2に割り当てる。
ステップS10で、移動機2は、割り当てられた帯域を利用して、ハンドオーバキャンセルメッセージ(MOB_HO−IND(HO_IND_type=HO cancel))を送信する。
ステップS11で、基地局11、基地局12、制御装置21は、バックボーンメッセージを送受信することで、ネットワーク内のキャンセル処理を行う。これで、移動機2の基地局11への復帰が完了する。
また、従来の技術として、上述で述べたレンジングの目的別にレンジングコードを割り当て、例えば、HO Rangingに関しては、優先して、その後の、ULバーストの帯域の割り当てを行うことで、ハンドオーバ処理を高速化するという技術がある(特許文献1参照)。
また、レンジングの目的別に割り当てるレンジングコードの数及びバックオフ値を、ネットワークの混雑度に応じて、決定するという技術がある(特許文献2参照)。
また、ターゲット基地局が、移動機がRNG−REQメッセージを送信するための帯域を、Fast_Ranging_IEを移動機へ送信することで、割り当てるという技術がある(特許文献3参照)。
特表2007−504747号公報 特開2003−318859号公報 特開2006−5946号公報
従来のCDMAベースのレンジングでは、レンジングコード及びレンジングスロットの選択をランダムに行っており、他の移動機が、同一のレンジングコード、及び、同一のレンジングスロットを使用すると、コンテンション(競合)が発生してしまうという問題がある。
コンテンションが発生した場合、移動機は、再送タイマのタイムアウトを持って、コンテンションの発生を検知し、それから、IEEE 802.16eで規定されているバックオフアルゴリズムを適用して、バックオフの時間分だけ待った後に、再度、レンジングコードを送信する必要があるために、ハンドオーバ処理が遅延してしまうという問題がある。図6に、従来のハンドオーバ時レンジングの手順において、コンテンションが発生した場合の手順を示す。図6では参考のために図3におけるステップ番号を示している。
帯域幅要求時レンジングの手順でも同様に、例えば、図2の移動機2と移動機3の間で、コンテンションが発生すると、ハンドオーバキャンセル処理が遅延してしまうという問題がある。
また、特許文献1の方法では、コンテンションが発生しなかった場合は、その後のハンドオーバ処理を高速化することができるが、コンテンションの発生を防ぐことはできないという問題がある。
また、特許文献2の技術では、確かに、適用的にコンテンションの発生を抑えることはできるが、コンテンションの発生を防ぐことはできないという問題がある。
また、特許文献3の技術は、図3におけるCDMA−based Rangingを行わずに、直ぐにステップS9のRNG−REQメッセージを送信できる方法であり、ハンドオーバ処理を高速化することができる。しかし、この技術を使うためには、まだ、サービング基地局と接続している間に、移動機がターゲット基地局との間でアソシエーション(association)という処理を行って、タイミング・送信電力レベルの調整(time/power corrections)指示を受信しておき、かつ、その指示の有効期限が満了していないことが必要である。また、アソシエーション機能は、Mobile WiMAX System Profileにおいて、オプションの扱いであり、移動機及び基地局が、その機能を具備していない可能性が高いという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、ハンドオーバ時レンジング及び帯域幅要求時レンジングにおけるコンテンションの発生を抑制する移動通信システムの基地局装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様による移動通信システムの基地局装置は、移動機が複数のコード(例えばCDMAコード)の中から、いずれかのコードを選択して送信し、前記コードの送信に応じて基地局装置がハンドオーバ時レンジング又は帯域幅要求時レンジングを行うための帯域を割り当てる移動通信システムの基地局装置において、
ハンドオーバ又はハンドオーバキャンセルを行う移動機に対しハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である複数の基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当てるレンジング割り当て手段を有し、
前記レンジング割り当て手段は、前記専用レンジングコードと専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方の割り当てと共に、前記割り当てが有効な有効期限を割り当て、前記有効期限を前記接続元である自基地局装置が該移動機に関するコンテキストを保持するタイマ値と同等に設定することにより、ハンドオーバ時レンジング及び帯域幅要求時レンジングにおけるコンテンションの発生を抑制することができる。
本発明によれば、ハンドオーバ時レンジング及び帯域幅要求時レンジングにおけるコンテンションの発生を抑制することができ、ハンドオーバ処理又はハンドオーバキャンセル処理の遅延を解決することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<基地局及び移動機の機能ブロック>
図7は、本発明の基地局及び移動機の機能ブロック図を示す。同図中、基地局30は、ハンドオーバ処理部31と、レンジング割り当て部32と、レンジング処理部33と、マップ構成部34と、送受信部35,36を有している。また、移動機40は、ハンドオーバ処理部41と、レンジング処理部42と、マップ解析部43と、送受信部44を有している。
基地局30及び移動機40のハンドオーバ処理部31,41は、送受信部35,44を介してハンドオーバメッセージを送受信する。これと共に、ハンドオーバ処理部31はハンドオーバ開始をレンジング割り当て部32へ通知する。
移動機30のレンジング割り当て部32は、移動機専用の専用レンジング割り当て情報を割り当て、この割り当て情報を移動機40のレンジング処理部42へ送信する。割り当てを行う際に、レンジング割り当て部32は、送受信部36を介してターゲット基地局と通信を行い、ターゲット基地局において有効な専用レンジング割り当て情報を取得し、自基地局で有効な専用レンジング割り当て情報と合わせて、送受信部35,44を介して移動機40のレンジング処理部42へ送信する。また、レンジング割り当て部32は、自基地局において有効な割り当て済み専用レンジング割り当て情報を、マップ構成部34へ送信する。
マップ構成部34は、割り当て済み専用レンジング割り当て情報を含む、DL/UL−MAPを構成し、移動機40へ広報する。
移動機40のマップ解析部43は、受信したDL/UL−MAPを解析し、割り当て済み専用レンジング割り当て情報を、移動機40のレンジング処理部42へ送信する。このようにすることで、レンジング処理は、専用のレンジング割り当て情報が割り当てられていない場合、他の移動機に割り当てられている専用のレンジング割り当て情報を使用して、レンジング処理を行わないようにすることができる。すなわち、排他性を実現することができる。
移動機40のレンジング処理部42は、自移動機に割り当てられた専用レンジング割り当て情報を利用して、レンジングコードを基地局30へ送信し、基地局30との間で、レンジングメッセージを送受信し、レンジング処理を行う。
本発明においては、基地局30のレンジング割り当て部32が、ある移動機専用の専用レンジング割り当て情報を当該移動機に送信することで、当該移動機専用のレンジングコード、レンジングスロット、レンジングコード及びレンジングスロットが有効な期限を示す有効フレーム群を割り当てる。専用レンジング割り当て情報は、レンジングコード、レンジングスロット、有効フレーム群によって構成されるが、少なくともレンジングコードとレンジングスロットのいずれか一方があればよい。
<第1実施形態>
第1実施形態では、ハンドオーバを行う、ある移動機専用の専用レンジング割り当て情報をハンドオーバ応答メッセージ(MOB_BSHO−RSP)で、該移動機に割り当てる。また、同様に、ネットワーク起動ハンドオーバの場合、本実施の形態では、ハンドオーバを行うある移動機専用の専用レンジング割り当て情報を、ハンドオーバ要求メッセージ(MOB_BSHO−REQ)で、移動機に割り当てる。
図8は、本発明の第1実施形態のハンドオーバ時レンジングの手順を示す。
ステップS1で、移動機1は、複数のターゲット基地局候補(candidate Target BSs)を含むハンドオーバ要求(MOB_MSHO−REQメッセージ)を基地局11に送信する。
ステップS2で、ハンドオーバ要求を受けて、基地局11、制御装置21、基地局12は、必要なバックボーンメッセージを送受信する。
ステップS3で、基地局11は移動機1に対し、ハンドオーバ応答(MOB_BSHO−RSP)に重畳して、自基地局11において有効なレンジングコード(Ranging Code index)、レンジングスロット(Ranging Slot)、当該レンジングコード及び当該レンジングスロットが有効な期限を示す有効フレーム群(Ranging Frame Window)の組、及び、ターゲット基地局候補毎の有効なレンジングコード(Ranging Code index)、レンジングスロット(Ranging Slot)、当該レンジングコード及び当該レンジングスロットの有効フレーム群(Ranging Frame Window)の組を送信する。
有効フレーム群(Ranging Frame Window)は、上記専用のレンジングコード及びレンジングスロットが有効となる時間をフレーム数で指定する。有効フレーム群は、サービング基地局11の場合、ハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)を受信した次のフレームから、ターゲット基地局12の場合、ハンドオーバ応答メッセージ(MOB_BSHO−RSP)内のAction Timeによって指定されるフレームから、開始することとする。
図10に、第1実施形態のハンドオーバ応答メッセージ(MOB_BSHO−RSP)のフォーマットを示す。同図中、N_Recommendedのfor文の中で、ターゲット基地局毎の専用のレンジングコード、専用のレンジングスロットを指定する。これとは別に、自基地局において有効な専用のレンジングコード、専用のレンジングスロットを指定する。
ステップS4で、移動機1は、ターゲット基地局を基地局12へ設定したハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)を基地局11に送信する。このときのMOB_HO−INDのHO_IND_typeは、"Serving BS release"となっており、以降、移動機1と基地局11との間の接続は切れることになる。
ステップS5で、ハンドオーバ通知を受けて、基地局11、制御装置21、基地局12は、必要なバックボーンメッセージを送受信する。このステップS4、5は図3と同様である。
本実施形態のステップS5aで、基地局11は、UL−MAP中のRanging Region Allocation_IE(レンジング領域指定メッセージ)に重畳して、自基地局における割り当て済み専用レンジング割り当て情報(Ranging Code index,Ranging Slotの組)を広報する。他の移動機は、割り当て済み専用レンジング割り当て情報を利用して、レンジングを行うことはできない。この広報は、上述した有効フレーム群が終わるまで行う。
図11に、第1実施形態のUL−MAP中のRanging Region Allocation_IEのフォーマットを示す。レンジング領域の指定と共に、割り当て済み専用レンジングコード及び割り当て済み専用レンジングスロット番号の組を複数個(N_Allocated_Ranging_Params)指定する。
ステップS6で、移動機1は基地局11へ専用のレンジングコードを専用のレンジングスロットで送信する。上述したようにコンテンションは発生しない。
以降のステップは図3と同様である。
ステップS7で、レンジングコードを受信した基地局12は、タイミング・送信電力レベルの調整(time/power corrections)を移動機1に指示するレンジング応答メッセージ(RNG−RSP)を広報する。移動機1は、広報されたRNG−RSPが自分宛かどうかを、RNG−RSP内に含まれる、original ranging frame/code/slotにより判別することができる。上述のranging frameは、移動機がレンジングコードを送信したフレームのフレーム番号の下位8ビット、ranging codeは、移動機が送信したレンジングコードのインデックス値、ranging slotは、移動機がレンジングコードを送信したレンジングスロットのサブチャネル論理番号及びシンボル番号を示しているので、これらを手がかりに、広報されたRNG−RSPが自分宛かどうかを判別できる。
ステップS8で、レンジングコードを受信した基地局12は、UL−MAP内の情報要素(IE;Information Element)の一つであるCDMA_Allocation_IEを広報して、ULの帯域を移動機1に割り当てる。UL−MAPは、複数の各種情報要素によって構成される。移動機1は、広報されたCDMA_Allocation_IEが自分宛かどうかを、上述と同様に、CDMA_Allocation_IE内に含まれる、original ranging frame/code/slotにより判別することができる。
ステップS9では、ステップS8でULバーストに割り当てられた帯域を利用して、自身(移動機1)のMAC Addressを含む、レンジング要求メッセージ(RNG−REQ)を、基地局12へ送信する。このRNG−REQはRanging Regionではなく、ULバーストを利用して送信される。
ステップS10で、基地局12は移動機1のMAC Addressを含む、RNG−RSPを送信し、Basic/Primary CID(Connection ID)を移動機1に割り当てる。
ステップS11以降は、上述のBasic/Primary CIDを使用して、各種制御メッセージを送受信することで、移動機2のネットワーク接続処理(ネットワークエントリ)を実行する。
図9に、第1実施形態のハンドオーバキャンセル時の帯域幅要求時レンジングの手順を示す。同図中、ステップS1からステップS5aは、図8と同一符号を付し、説明を省略する。
ステップS6で、移動機2は基地局11へ専用のレンジングコードを専用のレンジングスロットで送信する。
前述のハンドオーバ時レンジングの手順と同様に、専用レンジング割り当て情報を割り当てることによって、ステップS6のレンジングコードの送信において、コンテンションは発生しない。
基地局11は、ハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)受信後、移動機に関するコンテキストを保持するタイマ(Resource Retain Timer)をスタートさせており、このタイマが満了する(expire)までは、移動機2に関するコンテキストを保持している。従って、このタイマが満了する(expire)までは、移動機2は、一般的な初期接続手順を踏まなくても、後述のステップS10のハンドオーバキャンセルメッセージを送信すれば、基地局11へ復帰することができる。
以降のステップは図4と同様である。
ステップS7で、基地局11は、CDMA_Allocation_IEを送信し、移動機2へULバーストの帯域を割り当てる。
ステップS8で、移動機2は、割り当てられたULバーストの帯域を利用して、更に、ハンドオーバキャンセルメッセージを送信するために必要な帯域要求(Bandwidth Request)を送信する。なお、ステップS7で、ハンドオーバキャンセルメッセージを送信するのに十分な帯域が割り当てられた場合は、更に、帯域要求(Bandwidth Request)を送信する必要はない。基地局11は、CDMA_Allocation_IEで、最低でも帯域要求(Bandwidth Request)を送信することができる帯域を割り当てる必要があるが、それ以上の帯域を割り当てるとは限らない。
ステップS9で、基地局11は、UL−MAP_IEで、ULバーストの帯域を移動機2に割り当てる。
ステップS10で、移動機2は、割り当てられた帯域を利用して、ハンドオーバキャンセルメッセージ(MOB_HO−IND(HO_IND_type=HO cancel))を送信する。
ステップS11で、基地局11、基地局12、制御装置21は、バックボーンメッセージを送受信することで、ネットワーク内のキャンセル処理を行う。これで、移動機2の基地局11への復帰が完了する。
なお、本実施形態の図8、図9では、専用のレンジングコードと専用のレンジングスロットを割り当てたが、どちらか一方だけ割り当てても良い。専用のレンジングコードだけを割り当てた場合、全レンジングスロットにわたり、当該レンジングコードは、特定の移動機しか使えなくなるので割り当ての選択肢は少なくなってしまうが、処理の簡単化のために専用のレンジングコードだけを割り当てても良い。専用のレンジングスロットだけを割り当てた場合も、同様に特定の移動機しか使えなくなるので割り当ての選択肢は少なくなってしまうが、処理の簡単化のために専用のレンジングスロットだけを割り当てても良い。
なお、本実施形態の図8、図9では、レンジング領域については、専用レンジング割り当て情報が割り当てられていない移動機群と共用することを前提としているが、専用レンジング割り当て情報が割り当てられている移動機群向けのレンジング領域を図1に示したレンジング領域とは別に設けても良い。別に設けた場合、当該専用レンジング領域は、専用レンジング割り当て情報が割り当てられている移動機しか使用しないので、図8のステップS5aのように、専用レンジング割り当て情報が割り当てられていない移動機群向けに、自基地局における割り当て済み専用レンジング割り当て情報を広報する必要はなくなる。基地局は、専用レンジング割り当て情報が割り当てられている移動機間の調整だけ行えばよい。
なお、本実施形態の図8、図9は、移動機起動のハンドオーバに関する実施形態であるが、ネットワーク起動のハンドオーバの場合、ハンドオーバ応答メッセージ(MOB_BSHO−RSP)で割り当てを行う代わりに、ハンドオーバ要求メッセージ(MOB_BSHO−REQ)で割り当てを行う。それ以外の点は、移動機起動のハンドオーバの場合と同様である。
なお、本実施形態では、割り当てた情報の有効期限を有効フレーム群(Ranging Frame Window)によって指定したが、設定、若しくは、初期接続のメッセージ交換時に、予め有効期限をタイマ値として指定しておき、ハンドオーバの際には、特に当該有効期限に関する情報を送受信しないようにすることもできる。
なお、本実施形態では、ある移動機専用の専用レンジング割り当て情報を、ハンドオーバ応答メッセージ(MOB_BSHO−RSP)、若しくは、ハンドオーバ要求メッセージ(MOB_BSHO−REQ)に重畳したが、別メッセージとして、割り当て情報を、移動機へ送信することもできる。
なお、本実施形態のハンドオーバキャンセル時の帯域幅要求時レンジングの手順では、専用レンジング割り当て情報の有効期限(有効フレーム群)を、基地局がハンドオーバを行う移動機のコンテキストを保持する時間を示すResource Retain Timerと同等にすることが通常である。これは、Resource Retain Timerが満了してしまうと、基地局が移動機のコンテキストを解放してしまい、ハンドオーバキャンセルメッセージだけでは、基地局11へ復帰できないからである。
しかしながら、専用レンジング割り当て情報の有効期限をResource Retain Timerよりも長く(例えば2倍程度に)設定し、Resource Retain Timerが満了してから専用レンジング割り当て情報の有効期限前までの間は、専用レンジング割り当て情報を初期レンジングのために使用して、初期レンジングのCDMA−based Rangingにおけるコンテンションを防ぐために使用することもできる。
このようにすることによって、ハンドオーバを行う移動機に対して、基地局が、当該移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードを割り当てることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、ハンドオーバを行う、ある移動機専用の専用レンジング割り当て情報を、基地局11がハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)受信直後に、新たに設けた割り当てメッセージを当該移動機へ送信することで、当該移動機に割り当てる。
ハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)は、ターゲット基地局が一つに絞り込まれた後で行われるため、ハンドオーバ応答メッセージ(MOB_BSHO−RSP)、若しくは、ハンドオーバ要求メッセージ(MOB_BSHO−REQ)で割り当てた場合と比較して、メッセージ容量を削減できる効果がある。
IEEE802.16eの仕様では、移動機は、ハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)送信後、数フレームについては受信することが義務付けられている。この仕様を利用し、新たに設けた割り当てメッセージを送信する。
図12は、本発明の第2実施形態の専用レンジング割り当て情報の割り当て手順を示す。
同図中、図8と異なる部分は、ステップS3において、基地局11は、MOB_BSHO−RSPを送信するとき、自基地局11において有効なレンジングコード(Ranging Code index)、レンジングスロット(Ranging Slot)、当該レンジングコード及び当該レンジングスロットの有効フレーム群(Ranging Frame Window)の組、及び、ターゲット基地局候補毎の有効なレンジングコード(Ranging Code index)、レンジングスロット(Ranging Slot)、当該レンジングコード及び当該レンジングスロットの有効フレーム群(Ranging Frame Window)の組を重畳しない
なお、本実施形態でも、専用のレンジングコードと専用のレンジングスロットいずれか一方だけ割り当てても良い。
ステップS4のハンドオーバ通知(MOB_HO−IND)受信後に、ステップS5aで、基地局11は、UL−MAP中のRanging Region Allocation_IE(レンジング領域指定メッセージ)に重畳して、自基地局における割り当て済み専用レンジング割り当て情報(Ranging Code index,Ranging Slotの組)を広報する。
ステップS5bで、新たに設けた割り当てメッセージ(MOB_RNG−ALLOC;Ranging Allocation)を送信することで、ある移動機専用の専用レンジング割り当て情報を、当該移動機に割り当てる。
図13は、第2実施形態の割り当てメッセージ(MOB_RNG−ALLOC)のフォーマットである。割り当てメッセージ(MOB_RNG−ALLOC)は図10のハンドオーバ応答メッセージ(MOB_BSHO−RSP)と異なり、ターゲット基地局が複数個(N_Recommended)ではなく、一つに絞られているので、メッセージ容量が削減できている。
<第3実施形態>
第3実施形態は、ハンドオーバを行う、ある移動機専用の専用レンジング割り当て情報の中で、サービング基地局における専用レンジング割り当て情報はサービング基地局が移動機に割り当てるが、ターゲット基地局における専用レンジング割り当て情報についてはターゲット基地局が移動機に割り当てる。
ターゲット基地局が割り当てる際には、当該移動機が当該ターゲット基地局との間で有効なレンジングパラメータ(タイミング・送信電力レベルの調整(time/power corrections)指示等)を有していない場合、当該ターゲット基地局は、当該移動機へ専用レンジング割り当て情報を割り当てる。
移動機が有効なレンジングパラメータを有しているかどうかは、ハンドオーバ通知メッセージ(MOB_HO−IND)によってターゲット基地局へ通知する。これによって、CDMAベースのレンジングが必要な移動機に対してのみ、ターゲット基地局における専用レンジング割り当て情報を割り当てられる効果がある。
上述したように、移動機が、ターゲット基地局との間で有効なレンジングパラメータ(タイミング・送信電力レベルの調整(time/power corrections)指示等)を有しているためには、サービング基地局と接続している間に、ターゲット基地局との間で、アソシエーション(association)という処理を行って、タイミング・送信電力レベルの調整(time/power corrections)指示を受信しておき、かつ、その指示の有効期限が満了していないことが必要である。
図14は、本発明の第3実施形態のハンドオーバ時レンジングの手順を示す。
ステップS3では、図8の第1実施形態と異なり、自基地局11で有効な専用のレンジングコード、専用のレンジングスロット、有効フレーム群だけを送信し、複数のターゲット基地局候補に関する専用レンジング割り当て情報は送信しない。
ステップS4で、移動機1は、RPVI(Ranging Params valid indication)によって、ターゲット基地局(=基地局12)との間で有効なレンジングパラメータ(タイミング・送信電力レベルの調整(time/power corrections)指示等)を有しているかどうかを通知する。図14に示すケースでは、有していない("no valid")。
ステップS5で、ターゲット基地局12は、移動機1が有効なレンジングパラメータを有していないことを、バックボーンメッセージを介して、基地局11から取得している。
ステップS5cで、ターゲット基地局12は、UL−MAP中のFast_Ranging_IE(高速レンジングメッセージ)に、移動機1に対する専用のレンジングコード、専用のレンジングスロット、有効フレーム群を重畳することで、移動機1専用の専用レンジング割り当て情報を割り当てる。
なお、本実施形態でも、専用のレンジングコードと専用のレンジングスロットいずれか一方だけ割り当てても良い。
IEEE802.16eにおいて、元々、Fast_Ranging_IEは、ステップS9のRNG−REQのための帯域を割り当てることにより、CDMA−based Ranging処理を省略するために使用するIEであるが、移動機1が有効なレンジングパラメータを有していない場合には、ステップS5cのように、専用レンジング割り当て情報を割り当てるために流用することとする。
ステップS6以降は図8と同様であり、説明を省略する。
なお、第3実施形態では、Fast_Ranging_IEを流用したが、別の同様のIEを新たに定義して、それを利用して、ターゲット基地局が専用レンジング割り当て情報を割り当てることもできる。
上記実施形態によれば、ハンドオーバを行う移動機に対して、基地局が、当該移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用のレンジングコード及び専用のレンジングスロット、有効フレーム群を割り当てることにより、コンテンションの発生を防ぐことができるという効果がある。コンテンションの発生を防ぐことにより、ハンドオーバ処理、又は、ハンドオーバキャンセル処理が遅延してしまうという課題を解決することができるという効果がある。
また、上記実施形態によれば、専用のレンジング領域を別にフレーム中に設けることにより、専用レンジング割り当て情報が割り当てられていない移動機群向けに、自基地局における割り当て済み専用レンジング割り当て情報を広報しなくても済むという効果がある。
また、上記実施形態によれば、ハンドオーバを行う移動機に対する専用レンジング割り当て情報の有効期限をサービング基地局のResource Retain Timerよりも長くすることにより、当該移動機が、当該専用レンジング割り当て情報を初期レンジングに使用することができ、コンテンションの発生を防ぐことができるという効果がある。
また、上記実施形態によれば、サービング基地局と、一つのターゲット基地局おいてのみ有効な専用レンジング割り当て情報を割り当てることにより、割り当てメッセージの容量を削減できるという効果がある。
また、上記実施形態によれば、ターゲット基地局との間でCDMAベースのレンジングが必要な移動機に対してのみ、ターゲット基地局における専用レンジング割り当て情報を割り当てることができるという効果がある。
なお、上記実施形態では、レンジング割り当て手段の一例としてレンジング割り当て部32を用い、広報手段の一例としてマップ構成部34を用いている。
(付記1)
移動機が複数のコードの中から、いずれかのコードを選択して送信し、前記コードの送信に応じて基地局装置がハンドオーバ時レンジング又は帯域幅要求時レンジングを行うための帯域を割り当てる移動通信システムの基地局装置において、
ハンドオーバを行う移動機に対し前記移動機が接続する可能性がある基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当てるレンジング割り当て手段を
有することを特徴とする基地局装置。
(付記2)
付記1記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て手段は、前記専用レンジングコードと専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方の割り当てと共に、前記割り当てが有効な有効期限を割り当てる
ことを特徴とする基地局装置。
(付記3)
付記1記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である複数の基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当て、ハンドオーバ応答メッセージ又はハンドオーバ要求メッセージを用いて送信する
ことを特徴とする基地局装置。
(付記4)
付記1記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て部で割り当て済みの専用レンジングコードと専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を移動機に対し広報する広報手段を
有することを特徴とする基地局装置。
(付記5)
付記4記載の基地局装置において、
前記広報手段は、フレーム内のレンジング領域指定メッセージを用いて広報する
ことを特徴とする基地局装置。
(付記6)
付記1記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である1つの基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当て、ハンドオーバ通知メッセージ受信後に送信する
ことを特徴とする基地局装置。
(付記7)
付記6記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である1つの基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を、割り当てメッセージを用いて送信する
ことを特徴とする基地局装置。
(付記8)
付記1記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元又は接続先候補である基地局装置それぞれにおいて前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当てて送信する
ことを特徴とする基地局装置。
(付記9)
付記8記載の基地局装置において、
前記接続先候補である基地局装置の前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバを要求した移動機が有効なレンジングパラメータを有していない場合、前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当て、フレーム内の高速レンジングメッセージを用いて送信する
ことを特徴とする基地局装置。
(付記10)
付記2記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て手段は、前記有効期限を接続元基地局装置が該移動機に関するコンテキストを保持するタイマ値よりも長く設定し、初期レンジング時に前記割り当てに基づき前記専用レンジングコードを前記専用レンジングスロットで受信する
ことを特徴とする基地局装置。
(付記11)
付記2記載の基地局装置において、
前記レンジング割り当て手段は、前記有効期限を接続元基地局装置が該移動機に関するコンテキストを保持するタイマ値と同等に設定する
ことを特徴とする基地局装置。
物理層がOFDMAの場合のフレーム構成の一例を示す図である。 通常のネットワーク構成を示す図である。 従来のハンドオーバ時レンジングの手順を示す図である。 従来のハンドオーバキャンセル時の帯域幅要求時レンジングの手順を示す図である。 レンジング領域の構成例を示す図である。 従来のハンドオーバ時レンジングでコンテンションが発生した場合の手順を示す図である。 本発明の基地局及び移動機の機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態のハンドオーバ時レンジングの手順を示す図である。 第1実施形態のハンドオーバキャンセル時の帯域幅要求時レンジングの手順を示す図である。 第1実施形態のハンドオーバ応答メッセージのフォーマットを示す図である。 第1実施形態のUL−MAP中のRanging Region Allocation_IEのフォーマットを示す図である。 本発明の第2実施形態の専用レンジング割り当て情報の割り当て手順を示す図である。 第2実施形態の割り当てメッセージのフォーマットを示す図である。 本発明の第3実施形態のハンドオーバ時レンジングの手順を示す図である。
符号の説明
1〜4 移動機
11,12 基地局
21 制御装置
22 コアネットワーク
30 基地局
31 ハンドオーバ処理部
32 レンジング割り当て部
33 レンジング処理部
34 マップ構成部
35,36 送受信部
40 移動機
41 ハンドオーバ処理部
42 レンジング処理部
43 マップ解析部
44 送受信部

Claims (9)

  1. 移動機が複数のコードの中から、いずれかのコードを選択して送信し、前記コードの送信に応じて基地局装置がハンドオーバ時レンジング又は帯域幅要求時レンジングを行うための帯域を割り当てる移動通信システムの基地局装置において、
    ハンドオーバ又はハンドオーバキャンセルを行う移動機に対しハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である複数の基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当てるレンジング割り当て手段を
    し、
    前記レンジング割り当て手段は、前記専用レンジングコードと専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方の割り当てと共に、前記割り当てが有効な有効期限を割り当て、前記有効期限を前記接続元である自基地局装置が該移動機に関するコンテキストを保持するタイマ値と同等に設定する
    ことを特徴とする基地局装置。
  2. 請求項1記載の基地局装置において、
    前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である複数の基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当て、ハンドオーバ応答メッセージ又はハンドオーバ要求メッセージを用いて送信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  3. 請求項1記載の基地局装置において、
    前記レンジング割り当て部で割り当て済みの専用レンジングコードと専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を移動機に対し広報する広報手段を
    有することを特徴とする基地局装置。
  4. 請求項記載の基地局装置において、
    前記広報手段は、フレーム内のレンジング領域指定メッセージを用いて広報する
    ことを特徴とする基地局装置。
  5. 請求項1記載の基地局装置において、
    前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である1つの基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当て、ハンドオーバ通知メッセージ受信後に送信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  6. 請求項記載の基地局装置において、
    前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元である自基地局装置及び接続先候補である1つの基地局装置について基地局装置毎に前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を、割り当てメッセージを用いて送信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  7. 請求項1記載の基地局装置において、
    前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバの接続元又は接続先候補である基地局装置それぞれにおいて前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当てて送信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  8. 請求項記載の基地局装置において、
    前記接続先候補である基地局装置の前記レンジング割り当て手段は、ハンドオーバを要求した移動機が有効なレンジングパラメータを有していない場合、前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングコードと前記移動機以外の移動機が使用しない排他的な専用レンジングスロットの少なくともいずれか一方を割り当て、フレーム内の高速レンジングメッセージを用いて送信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  9. 請求項記載の基地局装置において、
    前記レンジング割り当て手段は、前記有効期限を接続元基地局装置が該移動機に関するコンテキストを保持するタイマ値よりも長く設定し、初期レンジング時に前記割り当てに基づき前記専用レンジングコードを前記専用レンジングスロットで受信する
    ことを特徴とする基地局装置。
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