JP5081912B2 - ディレクトリサービススキーマを使用した電話呼経路指定の管理 - Google Patents

ディレクトリサービススキーマを使用した電話呼経路指定の管理 Download PDF

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Description

本発明は、電話呼経路指定の管理に関する。
ローカルに、地域的に、全国的に、かつ国際的にまで、複数の地理的ロケーションに渡る企業の拡大は、情報管理リソースに余分な負担をかける。エンタープライズネットワークは、IPベースおよび電話ベースの通信を支持して、これらのロケーションを相互接続する手段を提供する。IPシステムおよび電話システムの管理は共に、業界において競争力のある姿勢を維持する企業において、重要な役割を果たす。
多数の会社は、PBX(構内交換機)電話システムを採用して、従業員、カスタマーおよび/またはベンダーの間の多数の呼を管理する。典型的には、PBXは、個々のシステムレベルにおける構成を必要とする可能性がある。よって、電話システムのアドミニストレータが会社のPBXのロケーションの各々に必要とされ、あるいは、そうでない場合、構成およびトラブルシューティングを比較的都合のよい方法で行うことができるように、そのエリア内のシステムに割り当てられる。この制限は、複数の別々のシステム管理を管理するために余分なリソースを要するだけでなく、会社が、会社の電話通信を扱うために、いくつかのPBXを含む可能性のあるエンタープライズネットワークを有するとき、技術管理のためのコストを増大させる。また、企業が国際的であることは、拡大する世界経済において増える傾向にあり、そのとき、電話通信システムの完全性を維持することは極めて重要になり得る。機器の故障、ハードウェア/ソフトウェア更新プロセス、および/または、オフラインにすること(offline function)はすべて、会社の最終損益に影響を及ぼす可能性がある。したがって、大企業の環境において、または、そのような管理責任を外注するより小さい会社でさえ、システムの問題に対処するために、職員による24時間監督管理を必要とする可能性がある。
さらに、企業のロケーションが異なる国々にある場合には、例えば、VoIP(ボイスオーバーIP)呼が、インターネットなど、グローバル通信ネットワークから、ローカルまたは公衆交換電話網(またはPSTN)へトラバースするとき、各国が異なる規制順守制約を有する可能性がある。VoIPテレフォニーシステムは、互いに依存しあう複数の部分からなる動的システムである。ゲートウェイがダウンするか、あるいはシステムから除去されるとき、呼が失われることを防止するために、電話経路指定ルールは動的に更新されなければならない。また、VoIP製品およびソリューションをこれらの国々で販売するために、国内規制の順守が厳密に監視かつフォローされなければならない。加えて、電話システムおよびネットワークを駆動するハードウェアおよび/またはソフトウェアの設計における見込みは言うまでもなく、変化する規制は、対応が困難かつ複雑になる可能性がある。よって、電話システム動作を効率的に管理するための能力は、会社の成功または失敗に著しい影響を及ぼす可能性がある。
以下は、開示されたイノベーションのいくつかの態様の基本的理解を提供するために、簡単な概要を提示する。この概要は広範な概観ではなく、重要/重大な要素を識別するように、あるいは、その範囲を線引きするように意図されない。その唯一の目的は、いくつかの概念を簡単な形式で、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして提示することである。
開示されたアーキテクチャは、複数の電話システム(例えば、エンタープライズシステムに関連付けられた)での電話管理ハードウェアおよび/またはソフトウェアを効率的に扱うためのメカニズムを提供する。これは、呼管理のためのディレクトリサービススキーマの実装によって実現される。ディレクトリサービスは、ユーザーがいずれかのオブジェクト(例えば、ユーザー、システム、リソースおよびサービス)を、オブジェクト属性のうちの1つまたは複数に基づいて、その属性にマッチするオブジェクトのリストを得るためにディレクトリをクエリすることによって、発見することを可能にする。このスキーマを修正して、新しいタイプのオブジェクトまたはオブジェクトプロパティを実装することができる。
開示されたアーキテクチャの利用は、アドミニストレータがもはや、個々の各電話システム(例えば、PBX(構内交換機))において経路指定ルールを指定することを必要とされないことを意味する。また、フィールドおよびレコードからなるデータベーステーブルを使用してルールを表すのではなく、これらのルールはクラスのインスタンスとして表される。アドミニストレータが定義することができる使用テーブルを使用することによって、これはアドミニストレータに、様々なシナリオについて電話経路を作成するための柔軟性を可能にする。例えば、アドミニストレータがシステムからゲートウェイを除去するか、あるいは使用ポリシーを削除するとき、識別名(DN)を使用して、電話経路指定ルールを自動的に更新することができる。すなわち、ある(ディレクトリサービスを実行中の)サーバーで変更されたルールは、ネットワーク上の他のディレクトリサービスサーバーへ自動的に伝播(あるいは、レプリケート)される。よって、呼が「デッド」ゲートウェイへ行くことを防止しながら、電話経路の完全性が維持される。
それを支持して、本明細書で開示され、特許請求の範囲に記載されるものは、呼管理を容易にする、コンピュータに実装されたシステムである。このシステムは、ディレクトリサービススキーマを生成するためのスキーマコンポーネント、および、ディレクトリサービススキーマによって定義された呼経路指定ルールに従って電話呼を経路指定する呼経路指定コンポーネントを含む。ルールが処理されて、経路指定コンポーネントに、電話通信フレームワーク(例えば、PSTN(公衆交換電話網)、セルラーネットワーク)を介して、呼を経路指定させる。さらに別の例では、呼経路指定コンポーネントは、VoIP(ボイスオーバーIP)通信システムとインターフェイスすることを含む、電話通信フレームワークを介して、呼を経路指定する。
さらにもう1つの代替実装では、確率論的および/または統計ベースの解析を採用して、自動的に行われることをユーザーが望むアクションを予知あるいは推測する、マシン学習および推論(machine learning and reasoning)コンポーネントが採用される。
前述および関連の目的の実施に対して、開示されたイノベーションのある例示的態様が、以下の説明および付属の図面に関連して本明細書で説明される。これらの態様は、本明細書で開示された原理を採用することができる様々な方法の少数を示すが、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むように意図される。他の利点および新規の特徴は、図面と共に考慮されるとき、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
呼管理を容易にする、コンピュータに実装されたシステムを例示する図である。 開示されたアーキテクチャによる、呼を管理する方法を例示する図である。 呼を管理するためのエンタープライズ呼管理システムを例示する図である。 ディレクトリサービスにおいて採用することができる1つの例示的なAPIのセットのテーブルを例示する図である。 短くて、ユーザーフレンドリな名前文字列を使用して使用属性を定義するための、例示的属性テーブルを例示する図である。 1人または複数のユーザーを、図5において定義された使用属性のポリシーに関連付けるための、例示的ユーザーテーブルを例示する図である。 例示的経路指定テーブルを例示する図である。 経路指定ルールを使用した呼処理および経路指定の方法を例示する図である。 ユーザーポリシーと組み合わせて経路指定ルールを使用する、呼処理および経路指定の代替方法を例示する図である。 経路指定ルールにおいて呼宛先番号範囲および/またはパターンを採用する方法を例示する図である。 呼経路指定のためのポリシーを利用する方法を例示する図である。 ディレクトリサービス呼管理システムにおけるクラス変更を更新する方法を例示する図である。 1つまたは複数の機能の自動化を容易にするマシン学習および推論コンポーネントを採用する、代替システムを例示する図である。 ゲートウェイ通信を管理するための仲介ゲートウェイを採用する、代替システムを例示する図である。 開示された呼経路指定アーキテクチャによる、分散ディレクトリサービスおよびルールクラス/属性定義のための1つの例示的スキーマを例示する図である。 アドミニストレータ(またはユーザー)対話に、開示された呼ディレクトリサービスの様々な機能を提供するための、例示的通信プログラムUIを例示する図である。 メディアゲートウェイを構成するための中間ウィザードウィンドウを例示する図である。 プロビジョンウィザードの追加のプロビジョニングウィンドウを例示する図である。 エントリ(またはルール)のアドミニストレータ制御を容易にする一連のウィンドウを例示する図である。 図19のウィンドウのPhonesタブを選択するときに提示されるUIを例示する図である。
図19のウィンドウのGatewaysタブを選択するときに提示されるUIを例示する図である。 開示されたアーキテクチャによるディレクトリサービスおよび呼経路指定ルールを実行するように動作可能なコンピュータ(またはサーバー)のブロック図を例示する図である。 開示されたアーキテクチャによる呼管理のためのディレクトリサービスをサポートする、例示的コンピューティング環境の概略ブロック図を例示する図である。
ここで、本イノベーションが図面を参照して説明される。図面において、類似の参照番号は全体を通じて類似の要素を示すために使用される。以下の説明では、説明のため、その完全な理解を提供するために多数の特定の詳細が述べられる。しかし、本イノベーションをこれらの特定の詳細なしに実施することができることは、明らかであろう。他の場合、周知の構造およびデバイスは、その説明を容易にするために、ブロック図の形式において図示される。
開示されたアーキテクチャは、複数の電話システム(例えば、エンタープライズシステムに関連付けられた)で電話管理ハードウェアおよび/またはソフトウェアを効率的に扱うためのメカニズムを提供する。これは、呼管理のためのディレクトリサービススキーマの実装によって実現される。ディレクトリサービスは、ユーザーがいずれかのオブジェクト(例えば、ユーザー、システム、リソースおよびサービス)を、オブジェクト属性のうち1つまたは複数に基づいて、その属性にマッチするオブジェクトのリストを得るためにディレクトリをクエリすることによって、発見することを可能にする。1つの実装では、ディレクトリサービスは、スキーマによって定義されたルールを採用する。このスキーマは、単一の修正可能かつ拡張可能なスキーマである。このスキーマは、ディレクトリサービスオブジェクトのための構造要件を提供するオブジェクトおよびルールのセットである。このスキーマを修正して、新しいタイプのオブジェクトまたはオブジェクトプロパティを実装することができる。一実施例のオブジェクトを、その名前、ロケーション、ポート、および他の所望の情報を識別する属性(またはプロパティ)を有する、ネットワークゲートウェイとすることができる。
スキーマは、オブジェクトクラス(例えば、ユーザーおよびゲートウェイ)を互いに区別するために利用される。スキーマ情報は、アドミニストレータが属性をオブジェクトクラスに追加すること、および、いかなるドメインコントローラ(ディレクトリサービスを実行中の、他のロケーションにおけるサーバー)をも再起動することなく、クラスを、ネットワークを介して他のサーバーに分散させることを可能にする。各オブジェクトは、識別名(DN)と呼ばれるLDAP(ライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル)の属性により、一意に識別される。
分散ディレクトリシステムを活用することによって、経路指定ルール(例えば、最小コスト経路指定(LCR)ルール)を一度作成し、影響を受けるすべてのシステムに一律に適用することができる。LCRルールは、例えば、企業が、ビジネスプロセスに影響を及ぼすことなく、最も費用対効果の高い経路(パス)を介して、呼をインテリジェントに経路指定することを可能にする。例えば、ユーザープロファイル、料金表、ネットワーク可用性、回線品質、地理的変動、メッセージサイズ、および信号品質に関係付けられた優先順位に基づいて、呼を経路指定するために使用可能ないずれかのタイプのメディアおよび技術を使用するために、例えば、音声サービスプラットフォームを実装することができる。
開示されたアーキテクチャの利用は、アドミニストレータがもはや、個々の各電話システム(例えば、PBX(構内交換機))において経路指定ルールを指定することを必要とされないことを意味する。また、フィールドおよびレコードからなるデータベーステーブルを使用してルールを表すのではなく、これらのルールはクラスのインスタンスとして表される。アドミニストレータが定義することができる使用テーブルを使用することによって、これはアドミニストレータに、様々なシナリオについて電話経路を作成するための柔軟性を可能にする。例えば、アドミニストレータがシステムからゲートウェイを除去するか、あるいは使用ポリシーを削除するとき、DNを使用して、電話経路指定ルールを自動的に更新することができる。すなわち、(ディレクトリサービスを実行中の)あるサーバーで変更されたルールは、ネットワーク上の他のディレクトリサービスサーバーへ自動的に伝播(あるいは、レプリケート)される。よって、電話経路の完全性は、呼が「デッド」ゲートウェイへ行くことを防止することを維持している。
最初に図面を参照すると、図1は、呼管理を容易にする、コンピュータに実装されたシステム100を例示する。システム100は、分散ディレクトリサービス104を提供するためのサービスコンポーネント102、および、呼経路指定ルール110に従って電話呼108(例えば、固定呼、セルラー呼、VoIP呼、...)を経路指定する呼経路指定コンポーネント106を含む。ルール110は、スキーマコンポーネント112を使用して生成することができる、ディレクトリサービススキーマ113によって定義される。ルール110を処理して、経路指定コンポーネント106に、電話通信フレームワーク114(例えば、PSTN(公衆交換電話網)、セルラーネットワーク)を介して、呼108を経路指定させる。さらにもう1つの実施例では、呼経路指定コンポーネント106は、VoIP(ボイスオーバーIP)通信のためのIPネットワーク(例えば、インターネット)とインターフェイスすることを含む、電話通信フレームワーク114を介して、呼108を経路指定する。
呼経路指定ルール110は、例えば、発呼(originating call)(例えば、エンタープライズの)が、VoIPになる可能性のある、よりよい経路を介して経路指定される発信呼(outgoing call)に処理されるようにする、最小コスト経路指定(LCR)処理を含むことができる。他のルールには、限定されないが、時刻、曜日、リクエストされたサービス品質などが含まれる可能性がある。したがって、ルール110の1つまたは複数は、(例えば、PSTNおよびローカルPSTNインフラストラクチャなど、IPネットワークと電話ネットワークの間のインターフェイスを提供する)呼経路指定のためのゲートウェイ(図示せず)を識別するようになる。
ルール110は、スキーマ113において、例えば、オブジェクト、オブジェクトクラス、および、クラスのインスタンスによって定義される。加えて、1つまたは複数の使用ポリシー116を、ユーザー、または、ユーザーのグループ毎に作成することができる。1つの実装では、ルール110およびポリシー116を組み合わせて処理して、どのように呼が経路指定されるべきであるか(例えば、VoIP対PSTN)、および、そもそも呼が経路指定されるべきであるかどうかを決定することができる。例えば、使用ポリシーが、ユーザーにVoIP呼経路指定が許可されないことを示す場合、ネットワークがそのときVoIPについて呼の処理を扱うことができる場合があるとしても、ユーザーの呼は、VoIPでは経路指定されないようになる。代替実装では、ルール110は、ポリシー116から独立した呼経路指定について処理される。
ディレクトリサービスが採用されることを考えるならば、サービスコンポーネント102(例えば、ディレクトリサービスサーバー)は、サーバー通信フレームワーク118(例えば、インターネットなど、IPフレームワーク)を介して、他の互換性のあるディレクトリサービスコンポーネントとインターフェイスする。また、VoIPが採用されるとき、電話通信フレームワーク114の態様は、サーバー通信ネットワーク118と直接インターフェイスして、呼の成立を容易にすることができることを理解されたい。さらに、ケーブルおよび/または衛星テレビシステムもまた、電話およびサーバー通信フレームワーク(114および118)を介した呼通信のために採用することができる。
1つの例示的実装では、要件ではないが、システム100は、マイクロソフト社による製品であるアクティブディレクトリ(商標)など、分散ディレクトリシステムを採用する。アクティブディレクトリは、LDAPに準拠してインターネットのドメインネームシステム(DNS)を基礎とする、拡張階層ディレクトリサービスである。例えば、ワークグループにウェブサイトのようなドメインネームを割り当てることができ、いかなるLDAP準拠のクライアントもそれへのアクセスを得ることができる。加えて、ディレクトリサービスは、異種エンタープライズネットワークとしての機能を果たし、他のサードパーティディレクトリサービスを包含することができる。
開示されたアーキテクチャは、DNを使用して、自動的に同期されたポリシー、使用定義、ゲートウェイおよび経路の間の依存関係を維持することができる。例えば、アドミニストレータがネットワークデバイス(例えば、VoIPゲートウェイ)をシステムからデコミッション(decommissions)する場合、この情報は自動的に経路指定ルールに伝播する。次いで、このネットワークエンティティ(例えば、ゲートウェイ)を参照するルールは、そのステータスを反映するように更新される。アドミニストレータが既存の使用定義をリネームする場合、ルールおよびポリシーは新しい使用名を自動的に参照し、よって、アドミニストレータによるいかなる追加の労力もなしに、システム(例えば、VoIP)の完全性が維持される。ルールは、クラス、および、クラスのインスタンスによって表される。
ハードウェアは、オフラインになり、オンラインに復帰することができる。ゲートウェイは、例えば、経路から参照されるか、あるいは、経路から参照されない可能性がある。しかし、ゲートウェイが経路によって参照されるからといって、ゲートウェイがオンラインであるという意味ではない。したがって、ロジックを、静的デバイス状態(デバイスがオンラインであるかオフラインであるか)、ならびに、動的変化(作業中のデバイスの状態のアクティブな変化)を扱うために提供することができる。静的状態には、デバイスがどのようにディレクトリサービスにおいて表されるかが含まれる可能性がある。動的状態は、作業中のデバイスから、そのデバイスに対してあることを行うようにというリクエストに基づいて受信される、リアルタイムフィードバックである。
例えば、VoIPシステムでは、このシステムの構築に含まれた複数のサーバーがある可能性があるので、あらゆるサーバーが一律に同じ経路指定ロジックにより構成されるべきである。開示されたディレクトリサービスを活用して、電話経路ルールをパブリッシュすることによって、このサービスにサブスクライブしたあらゆるサーバーは、これらのルールへの更新(アドミニストレータによって行うことができる)を自動的に得る。構成可能な使用テーブルを使用することによって、アドミニストレータは、システムの設計ロジックを過度に複雑にすることなく、それらのビジネスニーズを満たすことができる経路指定ルールを構成するための柔軟性を有する。
図2は、開示されたアーキテクチャによる、呼を管理する方法を例示する。説明を簡単にするために、本明細書で、例えば、フローチャートまたはフロー図の形式において図示される1つまたは複数の方法は、一連の動作として図示かつ説明されるが、本イノベーションは動作の順序によって限定されず、いくつかの動作は、本イノベーションによれば、本明細書で図示かつ説明されたものとは異なる順序で、かつ/または、他の動作と同時に起こってもよいことを理解されたい。例えば、ある方法を、別法として、状態図においてなど、一連の相関状態またはイベントとして表すことができることは、当業者には理解されよう。また、本イノベーションによる方法を実装するために、すべての例示された動作が必要とされるとは限らない場合がある。
200で、呼経路指定システムの電話経路指定データは、クラスのインスタンスから構成された1つまたは複数のルールとして表される。202で、1つまたは複数のルールが呼経路指定システムの呼経路指定テーブルに格納される。204で、1つまたは複数のルールが、発呼に基づいた処理のためにエクスポーズされる。206で、呼が、呼ネットワークを介して、1つまたは複数のルールに書かれた経路指定データに基づいて、経路指定される。
ここで図3を参照すると、呼を管理するためのエンタープライズ呼管理システム300が例示される。この特定の実装では、システム300は、ディレクトリサービスのために構成された複数のサーバー(サーバー、サーバー、...、サーバーと示され、ただし、Nは正の整数である)を含む。例えば、第1のサーバー302は、呼経路指定コンポーネント106(呼108の処理用)およびローカル電話通信フレームワーク114に関連付けられる。第1のサーバー302は、ディレクトリサービス104、少なくともその経路指定ルールを格納する経路指定テーブル304、スキーマ113、および使用ポリシー116を含む。同様に、第2のサーバー306は、呼経路指定コンポーネント308(呼310の処理用)およびローカル電話通信フレームワーク312に関連付けられる。第2のサーバー306は、ディレクトリサービス104、その経路指定ルールを格納する経路指定テーブル304、スキーマ113(オプションによる)、および使用ポリシー116を含む。最後に、N番目のサーバー314は、呼経路指定コンポーネント316(呼318の処理用)およびローカル電話通信フレームワーク320に関連付けられる。N番目のサーバー314は、ディレクトリサービス104、その経路指定ルールを格納する経路指定テーブル304、スキーマ113(オプションによる)、および使用ポリシー116を含む。
図示のように、サーバー(302、306、...、314)は、コーポレートエンタープライズのための呼経路指定管理のサポートにおいて提供される。サーバー(302、306、...、314)は、IPネットワーク322(例えば、LAN、MAN(メトロポリタンエリアネットワーク)、WAN(広域ネットワーク)、インターネット)を介して、サービス、ルール、ルールテーブル、およびポリシーの同期化を行うことができるように通信する。各サーバー(302、306、...、314)におけるサービス、ルール、ポリシーおよびスキーマの各々の例示は、これらの各々が、ディレクトリサービスアーキテクチャによって、いかなるサーバーからもアクセス可能であることを表すように意図されることを理解されたい。例えば、第1のサーバー302を含む、企業本部のロケーションにおけるアドミニストレータは、そのロケーションにおけるスキーマ113、ルールの経路指定テーブル304、および使用ポリシー116を開発することができる。その後、この情報が、データ同期化の一部として、他のエンタープライズサーバー(306、...、314)に伝播され、企業サーバー302が故障する場合、残りのサーバー(306、...、314)が、例えば、経路指定テーブルおよびポリシーの最新データに基づいて呼管理を維持することができるようになる。代替実装では、ルールテーブル304および/またはポリシー116を、関連付けられた経路指定コンポーネント106に格納することができる。
ディレクトリサービス104は、オブジェクトクラス(例えば、2つ)を論理的に表し、呼経路指定プロセスの管理を容易にするために定義される、1つまたは複数のAPI(アプリケーションプログラムインターフェイス)324を含むことができる。API324は、以下でより詳細に説明される。
データベーステーブル(フィールドおよびレコードからなる)を使用して、呼経路指定ルールを経路指定テーブル304(例えば、LCR(最小コスト経路指定)ルール)において表すのではなく、ルールはクラスのインスタンス、この場合はディレクトリサービスのクラスオブジェクトとして表される。従来のPBXシステムでは、例えば、経路指定ルールは個々の各PBXシステム上で指定されなければならない。反対に、開示されたアーキテクチャの分散ディレクトリサービス104を活用することによって、経路指定ルールを一度作成し、すべての他の互換性のある、かつ同様に構成された呼管理のためのサーバーに、一律に適用することができる。
分散ディレクトリサービス(例えば、サービス104)は、ネットワーク変化または障害の都合の良い考慮および対処を容易にする。ルールは、すべてのエンタープライズサーバーシステムにとってグローバルである。ルールを1つの場所に格納することができ、その場所へのアクセスは、すべての他のエンタープライズシステムによって提供される。例えば、ネットワークアドミニストレータがシステムからゲートウェイを除去するか、あるいは使用データを削除するとき、DNを使用することによって、電話経路指定ルールを自動的かつ/または動的に更新することができる。よって、呼管理システム300の完全性は、非アクティブ化あるいはデコミッションされたゲートウェイへ呼が経路指定されることを防止することによって、維持される。また、アドミニストレータが定義することができる使用テーブルを使用することによって、これはアドミニストレータに、様々な代替経路指定接続のための電話経路(または経路指定ルール)を作成する柔軟な能力を可能にする。
電話呼がその宛先に達するために、呼は最も適切なネットワークエンティティ(例えば、ゲートウェイ)へ経路指定されるべきである。どのように呼を(例えば、LCRによって)経路指定することが最良かを決定するためのロジックを、アドミニストレータによって手動で構成することができるルール経路指定テーブル304において定義することができる。これらのルールをデータベースレコードとしてエクスポーズするのではなく、ルールは1つまたは複数のクラスのインスタンスとしてエクスポーズされる。
1つの実装では、ルールは、宛先電話番号の範囲および/またはパターンを含む。電話呼が出されるとき、サービス(またはサーバー)302は、どのルールが宛先番号にマッチするかを決定する。1つより多くのマッチがある場合、サーバー302は、ポリシー116のうち1つの使用フィールドに基づいて、発呼者がどのルールを使用することが許可されるかを決定する。別の実装では、ポリシー処理を、ポリシー情報におけるパターンマッチに従うようにすることができる。ユーザーのポリシーが電話経路指定ルールに割り当てられた使用にマッチする場合、呼はその経路を介するように指定される。
さらに、経路指定および/またはポリシー処理が、ブール論理を採用するルールを含むことは、本アーキテクチャの企図内である。例えば、「このポリシーは、毎日午前5時〜午後5時の時間の間でのみ処理されるようになる」というルールを開発することができる。別の実施例は、経路指定ルールおよびポリシーを組み合わせて、「ユーザーAは、木曜、午後6時と真夜中の時間の間に、経路Fを介して経路指定される」とする。言い換えれば、論理的には、「ルールFおよびポリシーC」を実行する。ロジックを採用して、ユーザーのアイデンティティ、ユーザーロケーション、時刻、QoS(サービスの品質)、ユーザープリファレンス、優先順位、システムプロパティの費用対効果解析などを考慮することができる。このような能力は、例えば、ベンダーおよびカスタマーがそれら自身のシステム構成をカスタマイズすることができる、より直観的な実装を容易にする。
別の実装は、呼のブロッキングを容易にする。よって、ある電話番号(例えば、1−900の番号)へのアクセスをブロックするポリシーを開発することができる。別の実施例は、あるタイプの情報のみを、所与の経路を介して経路指定する。例えば、解析によって学習かつ推論されるように、ある経路が経時的に別の経路より信頼性が高いことが分かり、通信中の情報(例えば、チーフエグゼクティブ)が他の情報よりも重要であると見なされる場合、この接続をこのユーザーにとって使用可能にするポリシーを採用することができる。これらはしかし、ディレクトリサービススキーマ開発および実装によって提供される柔軟性のわずかな例でしかない。
図4は、ディレクトリサービスにおいて採用することができるAPIの1つの例示的セットのテーブルを例示する。API(例えば、WMI(ウィンドウズ(登録商標)マネジメントインストゥルメンテーション(windows management instrumentation)))は、開示された呼管理システムの管理を容易にするために定義される。これらのAPIは、論理的に2つのクラスを表す。例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSettingクラスのインスタンスは、経路指定ルールをオブジェクト指向クラスとして表す。別の実施例では、MSFT_SIPPhoneRouteUsageDataクラスのインスタンスは、使用属性をオブジェクト指向クラスとして表す。
第1のプロパティ(設定番号C1により識別される)は、経路指定ルールインスタンスID(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSetting::InstanceID)である。有効値もデフォルト値も規定されない。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、1つの実装では、それは決して使用可能ではない。代替シナリオでは、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。第2のプロパティ(設定番号C2により識別される)は、1つまたは複数のゲートウェイ(例えば、SIP(セッション開始プロトコルゲートウェイ))経路指定ルールインスタンスIDに提供される電話番号範囲またはパターン(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSetting::TargetPhoneNumbers)である。一実施例では、有効値には、1024文字までのユニコード文字列が含まれる可能性がある。このプロパティのデフォルト値はヌルである。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、1つの実装では、このプロパティはエクスポーズされるために使用可能である。対象電話番号を正規表現、または、単一の正規表現として演算子「|」によって区切って、共にチェーンすることができる。
第3のプロパティ(設定番号C3により識別される)は、経路指定するためのゲートウェイのリスト(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSetting::GatewayList)である。一実施例では、有効値には、最大256文字の完全修飾ドメインネームおよびポート情報のユニコード文字列配列(FQDN:PORT)が含まれる可能性がある。このプロパティのデフォルト値はヌルである。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
第4のプロパティ(設定番号C4により識別される)は、電話経路使用データ(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSetting::PhoneUsage)である。一実施例では、有効値には、配列MSFT_SIPPhoneRouteUsageDatsa::UsageDNs)が含まれる可能性がある。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
第5のプロパティ(設定番号C5により識別される)は、電話経路記述(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSetting::Description)である。一実施例では、有効値には、最大1024文字のユニコード文字列が含まれる可能性がある。このプロパティのデフォルト値はヌルである。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
第6のプロパティ(設定番号C6により識別される)は、電話経路フレンドリ名(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSetting::Name)である。一実施例では、有効値には、最大1024文字のユニコード文字列が含まれる可能性がある。このプロパティのデフォルト値はヌルである。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、1つの実装では、それは決して使用可能ではない。代替シナリオでは、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。この値は一意であるべきである。
第7のプロパティ(設定番号C7により識別される)は、マッチした電話番号を、キャリアコード挿入のために異なる番号へ変換すること、ダイヤル可能フォーマットへの変換などのための電話経路設定変換(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteSetting::Translation)である。一実施例では、有効値には、最大1024文字のユニコード文字列が含まれる可能性がある。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、1つの実装では、それは常に使用可能である可能性がある。
第8のプロパティ(設定番号C8により識別される)は、電話使用インスタンスID(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteUsageData::InstanceID)である。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、1つの実装では、それは決して使用可能ではない。代替シナリオでは、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
第9のプロパティ(設定番号C9により識別される)は、オブジェクトの識別名(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteUsageData::UsageDN)である。有効値には、識別名が含まれる。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、1つの実装では、それは決して使用可能ではない。代替シナリオでは、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
第10のプロパティ(設定番号C10により識別される)は、使用属性名(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteUsageData::Attribute)である。一実施例では、有効値には、最大256文字のユニコード文字列が含まれる可能性がある。このプロパティのデフォルト値はヌルである。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
第11のプロパティ(設定番号C11により識別される)は、使用記述(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteUsageData::Description)である。一実施例では、有効値には、最大1024文字のユニコード文字列が含まれる可能性がある。このプロパティのデフォルト値はヌルである。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
第12のプロパティ(設定番号C12により識別される)は、カスタムビジネスロジックを使用(例えば、時刻、サービスの品質、...)にアタッチするための使用アタッチメント(例えば、MSFT_SIPPhoneRouteUsageData::Attach)である。一実施例では、有効値には、最大1024文字のユニコード文字列が含まれる可能性がある。このプロパティのデフォルト値はヌルである。ユーザーインターフェイスを介してユーザーにエクスポーズされることに関して、このプロパティは、エクスポーズされるために使用可能である。
このテーブルは、定義することができるプロパティのタイプの一実施例でしかなく、網羅的なリストではないことに留意されたい。加えて、有効値を、大文字と小文字を区別するフォーマットについて開発することもできることに留意されたい。
図5は、短縮ユーザーフレンドリ名文字列を使用して使用属性を定義するための、例示的属性テーブルを例示する。ここでは、コーポレートエンタープライズの3つの市(市1、市2および市3)が、関連付けられた常勤者(FTE)、および、非常勤または臨時従業員属性記述と共に定義される。加えて、ローカルおよび長距離コストが、1つまたは複数のドル記号「$」として表されて、ドル記号に関連付けられた相対コストが示される。
1つの実装では、1つまたは複数の使用属性が順序付けされ、定義されて、単一のユーザーまたは複数のユーザーである可能性のあるユーザーカテゴリに割り当てられるポリシーが形成されることに留意されたい。別の実装では、各ユーザーに直接、使用属性(ここでは、複数の属性が使用される)の順序付きセットを割り当てることができる。どちらの実装も、アドミニストレータの判断により、開示されたディレクトリサービスアーキテクチャにおいて採用することができることを理解されたい。
図6は、1人または複数のユーザーを、図5において定義された使用属性のポリシーに関連付けるための、例示的ユーザーテーブルを例示する。このテーブルは、2つの列、すなわち、単一のユーザーおよび/またはユーザーのグループである可能性のある、ユーザーのカテゴリをリストするユーザー列、および、単一の使用属性または複数の順序付き使用属性として、ポリシーをリストするポリシー列を含む。単一の属性はポリシーを定義することができ、複数の順序付き属性もまたポリシーを定義することができる。この環境のあらゆるユーザーおよび/またはユーザーのグループを、1つまたは複数の使用属性に従って定義されるような使用許可を表すポリシー(例えば、MSFT_SIPGlobalUCPolicyData::PhoneUsage)に関連付けることができる。ポリシーは、所定の方法で順序付けされた1つまたは複数の使用属性を含む。よって、アドミニストレータは、ユーザーポリシーを構成して、所望の順序における呼経路指定を容易にすることができる。
例えば、CITY1\DOMAIN USERSグループにおけるCITY1ドメインユーザーは、そのグループのユーザーのすべての呼をローカルにCITY1のローカルキャリアへ経路指定するための、単一のCITY1使用属性を有するポリシーに関連付けられる。第2のグループについて図示するように、第2の市であるCITY2のユーザーのグループであるCITY2\DOMAIN USERSグループにおけるユーザーを、実行の優先順位について順序付け(例えば、左から右へ)された、1つより多くの使用属性を有するポリシーに関連付けることができる。例えば、このポリシーの第1の使用属性(LOCALと示される)は、最初に、宛先電話番号を使用して、この市(CITY2)内でローカルに呼経路指定を試みるように動作する。呼がLOCAL使用属性に従ってローカルに経路指定されなければ、このポリシーの2番目に低い優先順位の使用属性(LONG−DISTANCEと示される)が実行されて、呼が長距離として経路指定されるようになる。なお、さらに、呼が第2の使用属性に従って長距離で経路指定されなければ、このポリシーのさらに低い優先順位の第3の使用属性(CITY2と示される)が実行されて、呼が、CITY2として識別された経路(事実上、発呼者にとってローカルのデフォルト経路)へ経路指定される。よって、複数の使用属性を、ユーザーポリシーにおいて実行または処理について優先順位付けすることができる。
同様に、第2の市(CITY2と示される)におけるすべてのエグゼクティブを、EXECUTIVESグループにグループ化し、複数の優先順位付き使用属性、すなわち、LOCAL、LONG−DISTANCE、CITY2およびCITY3のポリシーに割り当てることができる。他の単一および複数の使用属性ポリシーを、図示のように、他の市について割り当てることができる。
図7は、例示的経路指定テーブルを例示する。この実施例では、このテーブルは、経路、電話番号パターン(または範囲)、使用属性、および次のホップのための列を含む。例えば、第1の経路(CITY1−ALL)は、宛先電話番号のすべての文字列の文字においてマッチング動作を行うために、ワイルドカード文字(*)を使用して、第1の市(CITY1)に関連付けられる。使用属性は、図5の属性テーブルにおいて定義されるように、CITY1を採用した。ゲートウェイのための次のホップ情報(City1−gw.corp.123.com:Port)は、現行のルーターまたはゲートウェイの発信ポート(PORT)を通じて達することができる、次のゲートウェイデバイスのアドレスおよびポートを定義する。他の複数の実施例が図示される。
動作においては、発呼者の宛先電話が受信され、経路指定テーブルにリストされたパターン(または範囲)に対して処理されて、1つまたは複数のマッチする経路指定ルールが発見される。マッチしたルールのうち、次に、マッチしたルールの使用属性が、ユーザー、または、発呼者がメンバーであるユーザーのグループの、ポリシーに割り当てられた使用属性と比較される。例えば、発呼者がCITY1\DOMAIN USERSグループのメンバーとして定義される場合、マッチしたルールの使用属性が、そのグループに関連付けられたポリシーの単一の使用属性CITY1と比較されるようになる。図を見ると分かるように、発呼者の宛先電話番号が経路指定テーブルの第1のルール(CITY1−ALL)にマッチする場合、そのルールの使用属性は、発呼者がメンバーであるグループのためのポリシーの使用属性にマッチする。よって、宛先番号およびユーザーポリシーの両方においてマッチがある。したがって、呼は、その経路指定ルールの「次のホップ」列にリストされたゲートウェイへ経路指定されるようになる。よって、最良の経路を、アドミニストレータによって定義されたように選択することができる。呼は次いで、通信フレームワーク(例えば、PSTN(公衆交換電話網)、セルラーネットワーク、VoIP(ボイスオーバーIP)ネットワーク、...)を介して、呼宛先システムへ経路指定される。
別の実施例では、同じ発呼者が、CITY2−LOCALというラベル付きの第2のルールのための番号パターンにマッチする宛先電話番号を使用して、呼を行うことを考察する。発呼者は、呼がCITY1使用属性に従って行われることのみを許可するポリシーを有する、CITY1¥DOMAIN USERSグループのメンバーであるので、ルール使用属性と発呼者ポリシー属性の間にマッチはない。したがって、発呼者は、呼を行うことを防止される。
図8は、経路指定ルールを使用した呼処理および経路指定の方法を例示する。800で、経路指定ルールのテーブルがサーバー上に格納される。上に示したように、ルールはディレクトリサービススキーマにおいて、1つまたは複数のクラスの1つまたは複数のインスタンスとして定義される。802で、呼が宛先電話番号を有して受信される。804で、呼宛先番号がルールのテーブルに対して処理されて、マッチする宛先番号を有するルールが発見される(番号の範囲またはパターンにおいて発見されるように)。806で、マッチする宛先番号を有する、マッチするルールが処理される。808で、マッチするルールに基づいて、呼が、対応するゲートウェイ(または、呼ネットワークインターフェイス機器)へ経路指定される。
ここで図9を参照すると、ユーザー使用ポリシーと組み合わせて経路指定ルールを使用した、呼処理および経路指定の代替方法が例示される。900で、経路指定ルールがディレクトリサービスサーバー上の経路指定テーブルに格納される。このルールは、クラス、および、それらのクラスのインスタンスから構成される。902で、呼が、関連付けられた呼宛先番号を有して、処理のために受信される。904で、呼を、マッチする宛先番号のための経路指定テーブルルールに対して処理することによって、呼処理が開始される。マッチが発見されない場合、呼は失敗する。906で、次いで、マッチが、そのユーザー(または、そのユーザーがメンバーである呼グループ)に関連付けられた1つまたは複数のポリシーに対して処理される。908で、グループの1つまたは複数のポリシーによって定義された使用許可が、マッチした電話経路指定ルールの使用属性と比較される。910で、結果として生じる経路(または、複数の経路)が選択かつ処理されて、呼が、ルールの属性とポリシーの間のマッチに基づいて、対応する呼ゲートウェイシステムへ経路指定される。
複数のルールおよびポリシーマッチが発生し、システムが、どの経路を介して呼を経路指定するかについての決定を行う結果となる可能性があることは、本アーキテクチャの企図内である。例えば、電話番号マッチおよび使用属性マッチがある1つの実装では、選択された経路を、選択された経路がアルファベット順で最初の経路である、アルファベット順の経路名に従うようにすることができる。この問題の別の解決法を、マッチングプロセスにおいて利用されているデータを解析し、より具体的であるデータに基づいて経路を選択することとすることができる。これを、例えば、解析および決定処理のために所望の情報を構文解析する、表現パーサーを使用して実施することができる。
複数のゲートウェイを経路のために採用することができることも理解されたい。よって、ゲートウェイの選択を、例えば、ラウンドロビンなど、いかなる数の方法にも従うようにすることができる。別の複数のゲートウェイ選択実装では、重み付け値をゲートウェイに適用することができる。例えば、あるゲートウェイは10個の呼をサポートすることができるが、より大きい容量のものは40個の呼を同時にサポートする。よって、より大きい容量のゲートウェイには4/5の重み付けが与えられ、より多くの呼が、より小さい容量のゲートウェイ(1/5で重み付けされる)よりも大きいゲートウェイへ経路指定されるようになる。
図10は、経路指定ルールにおいて呼宛先番号範囲および/またはパターンを採用する方法を例示する。1000で、経路指定ルールを、1つまたは複数の使用属性に基づいて、クラスの1つまたは複数のインスタンスとして生成するためのディレクトリサービススキーマを使用して、電話ルール生成プロセスが開始される。1002で、使用属性が、様々なタイプの使用について定義かつ記述される。1004で、ユーザーカテゴリが定義され、企業ユーザーがユーザーカテゴリに割り当てられる。1006で、ユーザーポリシーが、1つまたは複数の使用属性を使用して生成され、各ユーザーカテゴリ(ユーザーおよび/またはユーザーのグループ)に割り当てられる。1008で、電話番号の範囲および/またはパターンが、ルールに含められる。1010で、1つまたは複数のゲートウェイが電話ルールに割り当てられる。次いで1012で、ルール生成が完了し、ルールが経路指定テーブルに格納される。
図11は、呼経路指定のためのポリシーを利用する方法を例示する。1100で、経路指定ルールを、1つまたは複数の使用属性に基づいて、クラスの1つまたは複数のインスタンスとして生成するためのディレクトリサービススキーマを使用する、電話ルール生成プロセスが開始される。1102で、使用属性が、様々なタイプの使用について定義かつ記述される。1104で、ユーザーカテゴリが定義され、ユーザーがユーザーカテゴリに割り当てられる。1106で、ユーザーポリシーが、1つまたは複数の使用属性を使用して生成され、1つまたは複数のポリシーが各ユーザーカテゴリ(ユーザーおよび/またはユーザーのグループ)に割り当てられる。1108で、ユーザーポリシー生成プロセスが完了され、経路名、経路記述、使用属性によって定義された1つまたは複数の使用、1つまたは複数のゲートウェイ、および、1つまたは複数の対象(または宛先)電話番号を含む、経路指定ルールが生成される。1110で、電話番号が受信され、経路指定ルールに対して処理されて、1つまたは複数のマッチするルールが発見される。次いで、マッチするルールが、発呼者がメンバーであるユーザーカテゴリのポリシーに対して処理される。1112で、使用属性におけるマッチが得られる場合、流れは1114へ行き、1114で、呼がこのルールのゲートウェイに接続される。マッチする使用属性がない場合、流れは1112から1116へ行き、1116で、呼が失敗となり、流れが戻って次の電話番号を処理する。
図12は、ディレクトリサービス呼管理システムにおけるクラス変更を更新する方法を例示する。1200で、分散ディレクトリ電話システム(またはサーバー)が、電話呼経路指定のために受信かつ実装される。1202で、使用データ(属性)が生成され、ユーザーカテゴリに関連付けられる。1204で、ポリシーが生成され、各ユーザーカテゴリに割り当てられる。1206で、経路および経路指定ルールが、電話番号パターン/範囲、および、1つまたは複数の使用属性に基づいて、クラスの1つまたは複数のインスタンスとして生成される。1208で、DNが採用されて、レガシー呼システムとインターフェイスする呼管理システムのクラスに渡って変化が自動的に維持される。
例えば、異なる地理的ロケーションに渡って分散した大会社は、類似の設計および能力、または、異なる設計、モデルなどさえも有する、その会社のための呼を処理するいくつかの呼管理システムを実装している可能性がある。各ロケーションで、ルールを(クラスのインスタンスとして)採用する、本明細書に記載したディレクトリサービスを実装して、ローカル呼管理システムとインターフェイスすることができる。よって、ディレクトリサービスを、多数の企業ロケーションに渡って分散させることができ、これらの多数の企業ロケーションは互いに通信し合い、最新のルール、使用許可、ポリシー、テーブルなどを維持する。したがって、1つのシステムエンティティにおける変化(例えば、故障したゲートウェイ)を、新しいルールとして表し、DNを使用することによって、すべてのサービスロケーションに伝播することができる。
より拡張的な実装では、開示された分散ディレクトリサービスおよびルールを、国際的な設定において実装することができる。各国が異なる規制要件を有する可能性があり、これらの規制が変更されることを考えると、頻繁に規制に対応させることは、新しい規制が有効になるとき、ソフトウェアへの更新を必要とする可能性の高い、複雑な経路指定ロジックの結果となり得る。MSFT_SIPPhoneRouteUsageDataクラスによって表された使用テーブルを使用することによって、例えば、アドミニストレータは、新しい使用を作成し既存の経路を新しい使用に更新することによって、これらの変更を順守することができる。
図13は、1つまたは複数の機能の自動化を容易にするマシン学習および推論コンポーネント(MLR)1302を採用する、代替システム1300を例示する。開示されたアーキテクチャは、(例えば、選択に関連して)その様々な態様を実行するための様々なMLRベースのスキームを採用することができる。例えば、複数のルールのうち、どのルールがそのように選択するかを決定するためのプロセスを、自動分類子システムおよびプロセスを介して容易にすることができる。また、ディレクトリサービス104がいくつかのロケーションに分散され、各ロケーションが、経路指定ルール110の関連付けられたテーブルを有することにより、分類子を採用して、例えば、どのロケーションが他のロケーションの前に再生成または更新のために選択されるようになるかを決定することができる。
分類子は、入力属性ベクトル、x=(x1,x2,x3,x4,xn)を、クラスラベルであるクラス(x)にマップする関数である。分類子はまた、入力がクラスに属する、すなわち、f(x)=信頼性(クラス(x))である、信頼性を出力することもできる。このような分類は、確率論的および/または他の統計的解析(例えば、1人または複数の人々にとっての期待値を最大にするために、解析ユーティリティおよびコストの考慮に入るもの)を採用して、自動的に行われることをユーザーが望むアクションを予知あるいは推測することができる。
本明細書で使用されるように、「推測すること」および「推測」という語は一般に、システム、環境、および/またはユーザーの状態を、イベントおよび/またはデータを介して取り込まれるような観察のセットから、推論あるいは推測するプロセスを指す。推測は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために採用されることが可能であり、あるいは、例えば、状態に渡る確率分布を生成することができる。推測を確率論的に、すなわち、データおよびイベントの考察に基づいた、関心のある状態に渡る確率分布の計算にすることができる。推測はまた、より高レベルのイベントをイベントおよび/またはデータのセットから構成するために採用される技術を指すこともある。このような推測は、観察されたイベントおよび/または格納されたイベントデータのセットから、これらのイベントが時間的に近接近して相関するかどうかに関わらず、かつ、イベントおよびデータが1つのイベントおよびデータソースから来るか、いくつかのイベントおよびデータソースから来るかに関わらず、新しいイベントまたはアクションを構成する結果となる。
サポートベクトルマシン(SVM)は、採用することができる分類子の一例である。SVMは、トリガー入力イベントを非トリガーイベントから最適な方法で分ける、可能な入力の空間における超曲面を発見することによって、動作する。直観的には、これは分類に、トレーニングデータに近いが同一ではないテストデータを補正させる。他の有向および無向モデル分類手法には、例えば、様々な形式の統計的回帰、ナイーブベイズ、ベイジアンネットワーク、デシジョンツリー、ニューラルネットワーク、ファジー理論モデルが含まれ、異なるパターンの独立性を表す他の統計的分類モデルを採用することができる。本明細書で使用される分類はまた、ランクおよび/または優先順位を割り当てるために使用される方法をも含む。
本明細書から容易に理解されるように、本アーキテクチャは、明示的にトレーニングされ(例えば、汎用トレーニングデータを介して)、ならびに、暗黙的にトレーニングされる(例えば、ユーザービヘイビアの観察、外部からの情報の受信を介して)、分類子を採用することができる。例えば、SVMは、分類子コンストラクタおよび機能選択モジュール内で学習またはトレーニングフェーズを介して構成される。よって、所定の基準に従って、いくつかの関数を自動的に学習し、行うために、分類子を採用することができる。
この実装では、MLRコンポーネント1302は、サービスコンポーネント102とインターフェイスして、アドミニストレータおよび/または他のハードウェア/ソフトウェアシステムによるディレクトリサービスアクティビティを監視することができる。例えば、経路指定ルール110、ルールテーブルアクティビティ、およびポリシー116の処理だけでなく、スキーマアクティビティをも監視、学習、かつ推論することができる。
MLRコンポーネント1302はまた、経路指定コンポーネント106とインターフェイスして、例えば、概して、API324の使用、ルールテーブルへの変更および更新、経路指定ルール(インスタンスおよびクラス)との対話、ディレクトリサービスのアクティビティに関係付けられた経路指定プロセス、および、経路指定コンポーネント106の全体的なアクティビティおよびプロセスを監視かつ解析することもできる。
加えて、MLRコンポーネント1302は、サーバー通信フレームワーク118とインターフェイスして、フレームワークアクティビティおよびプロセス(例えば、ホップ、帯域幅、ネットワークステータス、他のDSサーバーステータス、...)、ならびにゲートウェイシステムを監視、学習、かつ推論することができる。
図14は、ゲートウェイ通信を管理するための仲介ゲートウェイ1402を採用する、代替システム1400を例示する。仲介ゲートウェイは、例えば、SIP正規化、セキュアな制御およびデータチャネル、改良されたコーデック、および付加価値コンポーネントを提供することができる抽象である。仲介ゲートウェイ1402の存在は、カスタマーが、開示された分散サービスアーキテクチャにアップグレードしながら、それらの既存のハードウェア投資を活用することを可能にすることができる。仲介ゲートウェイ1402は、あるタイプのゲートウェイ(例えば、承認されたゲートウェイ)を介した経路指定を可能にするが、その動作が信頼できない可能性のある別のタイプのゲートウェイ(例えば、レガシーゲートウェイ)を介した経路指定を拒否することによって、呼経路指定の制御を容易にする。したがって、スキーマ113を採用して、採用されたゲートウェイのタイプに基づいて、経路指定管理のためのルールを生成することができる。加えて、MLRコンポーネント1302を採用して、さらに、仲介ゲートウェイアクティビティを監視し、ならびに、仲介ゲートウェイアクティビティを学習かつ推論することができる。
図15は、開示された呼経路指定アーキテクチャによる、分散ディレクトリサービスおよびルールクラス/属性定義のための1つの例示的スキーマを例示する。図示のように、使用、経路、ポリシー、および仲介ゲートウェイという、4つのオブジェクトが提供される。使用オブジェクト(msRTCSIP-RouteUsagesと示される)は、クラスmsRTPSIP-RouteUsage、ならびに、属性定義msRTPSIP-RouteUsageAttributeおよびmsRTPSIP-Descriptionに関連付けられる。
経路オブジェクト(msRTCSIP-PhoneRoutesと示される)は、クラスmsRTPSIP-PhoneRoute、ならびに、定義msRTPSIP-PhoneRouteName、msRTPSIP-TargetPhoneNumbers、msRTPSIP-Gateways、msRTPSIP-PhoneUsage、msRTPSIP-Description、およびmsRTPSIP-PhoneRouteDataに関連付けられる。
ポリシーオブジェクト(msRTCSIP-Policiesと示される)は、クラスmsRTPSIP-GlobalUserPolicy、ならびに、定義msRTPSIP-PolicyType、msRTPSIP-PolicyContent、およびmsRTPSIP-PolicyDataに関連付けられる。
ゲートウェイオブジェクト(msRTCSIP-TrustedMediationGatewaysと示される)は、クラスmsRTPSIP-TrustedMediationGateway、ならびに、定義msRTPSIP-TrustedMediationGatewayFQDN、msRTPSIP-TrustedMediationGatewayType、msRTPSIP-TrustedServerVersion、およびmsRTPSIP-TrustedMediationGatewayDataに関連付けられる。
1つの実装では、スキーマが固定され、ローカル企業アドミニストレータがいかなる方法でもスキーマを変更することができないようにする。別の実装では、スキーマをベンダーによって、購入またはサブスクライブする会社のために、その会社によるアクセスおよびアドミニストレーションを制限して、カスタマイズすることができる。さらにもう1つの実装では、購入またはサブスクライブする会社のアドミニストレータに、それら自体のスキーマを作成するため、かつ/または、ベンダーによって提供されたデフォルトスキーマを修正するために、完全アクセスが与えられる。
図16〜21は、開示されたアーキテクチャによる、ディレクトリサービスと対話し、呼経路指定を管理するための、ユーザーインターフェイス(UI)の一連のスクリーンショットを示す。情報をユーザーに表示するある方法が、スクリーンショットなど、ある図に関して図示かつ説明されるが、様々な他の代替物を採用することができることは、当業者には理解されよう。「スクリーン」、「スクリーンショット」、「ウィンドウ」、「サブウィンドウ」および「ページ」という語は、本明細書で全体的に入れ替え可能に使用される。ページまたはスクリーンは、表示記述として、グラフィカルユーザーインターフェイスとして、あるいは、(例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話、または他の適切なデバイスであるかに関わらず)情報をスクリーン上に示す他の方法によって、格納かつ/または送信され、ただし、ページ上に表示されるレイアウトおよび情報またはコンテンツは、メモリ、データベース、または別のストレージファシリティに格納される。
図16は、アドミニストレータ(またはユーザー)対話に、開示された呼ディレクトリサービスの様々な機能を提供するための、例示的通信プログラムUI1600を例示する。例えば、アドミニストレータは、呼経路指定ルールを構成するためのフローティングメニュー1602を(例えば、UIを介して提示された電話経路オブジェクト上での右クリック選択によって)エクスポーズすることによって、呼経路指定をプロビジョニングするためのウィザードにアクセスすることができる。Add選択を選択することによって、ウィザードが起動し、ようこそウィンドウ1604を提示する。UI1600はまた、以前に入力されたエントリ1606の管理、ならびに、新しい電話経路指定エントリの作成をも可能にする。既存のエントリを管理するために、エントリ1606の1つについて別のフローティングメニュー1608を提示させることによって、構成ウィンドウ(図19に図示)にアクセスすることができる。例えば、Zurich dialingエントリをハイライトし、右クリックすることによって、メニュー1608は、そのエントリを管理するための選択を提示する。エントリ1606は、使用可能なフィールド(例えば、名前、対象電話番号、ゲートウェイ、...)のいずれか1つによってソート可能である。図19に関連する説明は、エントリ管理についてのさらなる詳細を提供する。
ここで図17を見ると、ウィザードのようこそウィンドウ1604から、アドミニストレータがメディアゲートウェイを構成することを可能にする中間ウィザードウィンドウ1700が開く。アドミニストレータは、FQDNデータおよび関連付けられたポートを入力することによって、ゲートウェイへの発信接続を構成することができる。完全修飾ドメインネームは、ドメインネームシステム(DNS)ツリー階層におけるノードの位置を指定する、曖昧でないドメインネームである。FQDNを通常のドメインネームと区別するため、末尾のピリオドが追加される。FQDNは、通常のドメインネームとは、その完全性によって異なる。
図18は、プロビジョンウィザードの追加のプロビジョニングウィンドウを例示する。例えば、第2の中間ウィンドウ1800は、図16のウィンドウ1600において選択されたゲートウェイへ経路指定するように、通信サーバーを構成することを容易にする。アドミニストレータは、電話番号範囲および/またはパターンの割り当てのためのゲートウェイ(例えば、Gateway1)の選択を可能にする、トップの選択を行うことができる。割り当てを行った後、ウィザードは終了する。
別法として、アドミニストレータが新しい番号範囲を定義するために、下部選択を行う場合、第3の中間ウィザードウィンドウ1802が開く。Add機能を選択することによって、第4のウィンドウ1804が開いて、範囲データ、パターンデータ、および重み付けデータの直接アドミニストレータ入力を可能にする。
図19は、エントリ(またはルール)のアドミニストレータ制御を容易にする一連のウィンドウを例示する。アドミニストレータがDeleteオプションをフローティングメニュー1608から選択するとき、アドミニストレータに削除機能を確認するようにプロンプトする、プロンプトウィンドウ1900が開く。
アドミニストレータがメニュー1608のPropertiesオプションを選択する場合、新しい経路指定エントリの作成用のタブ選択(例えば、General、Phones、および、Gateways)を可能にする、ウィンドウ1902が開く。Generalタブは、名前、記述および使用情報のエントリ用のフィールドを含む、入力および/または選択サブウィンドウ1904をエクスポーズする。アドミニストレータは、電話経路エントリを作成するとき、少なくとも1つまたは複数の属性を指定することができることに留意されたい。サブウィンドウ1904のAddボタンを選択することによって、アドミニストレータが電話経路エントリについて指定するために1つまたは複数の電話属性を選択することを可能にする、電話属性ウィンドウ1906が提示される。属性を、使用テーブルにおいて定義されたものにすることができる。
図20は、図19のウィンドウ1902のPhonesタブを選択するときに提示されるUIを例示する。Phonesタブは、電話経路のための対象電話番号の指定を容易にする、入力および/または選択サブウィンドウ2000をエクスポーズする。サブウィンドウ2000のAddボタンまたはEditボタンを選択することによって、Add/Editウィンドウ2002が開き、アドミニストレータが、例えば、電話番号の範囲を定義する正規表現を入力することによって、対象電話番号を管理することを可能にする。
図21は、図19のウィンドウ1902のGatewaysタブを選択するときに提示されるUIを例示する。Gatewaysタブは、電話経路のための対象電話番号の指定を容易にする、入力および/または選択サブウィンドウ2100をエクスポーズする。アドミニストレータは、電話経路を作成するとき、1つまたは複数のゲートウェイを指定することができる。サブウィンドウ2100のAddボタンまたはEditボタンを選択することによって、アドミニストレータが、例えば、ゲートウェイを管理することを可能にする、Add/Editウィンドウ2102が開く。ウィンドウ2102は、アドミニストレータがドロップダウンメニュー2104からゲートウェイFQDNデータを、およびポートデータを指定することを可能にする。ドロップダウンメニュー2104は、ディレクトリサービスからアクセスすることができる、信頼できる仲介ゲートウェイオブジェクトの、事前にポピュレートされたリストである。アドミニストレータがゲートウェイFQDNをドロップダウンメニュー2104から選択した後、ポートフィールドを、仲介サーバーにおいて作成された各インスタンスに属するリスニングポートのリストにより、事前にポピュレートすることができる。
カスタマー(またはベンダー)がそれら自身の目的またはアプリケーションのためにUIをカスタマイズすることを可能にすることによって、UIにおいて柔軟性を提供することができることは、本アーキテクチャの企図内である。具体的には、ベンダーが、それら自身のダイアログボックス、表示ルールおよび使用ポリシーを開発かつ採用することを可能にすることができる。加えて、例えば、呼管理およびUIカスタマイゼーションのサポートにおいて、機能またはプロセスを自動化するために、スクリプトを書いて実行することができる(実行可能ファイルだけでなく)。さらに、ユーザーに、例えば、それら自身のロジックをポリシーの背後で採用する能力を提供することができる。DLL(ダイナミックリンクライブラリ)を、呼管理のためのそれら自身の述語論理の実行のために、開発かつ採用することができる。
この応用例で使用されるように、「コンポーネント」および「システム」という語は、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアである、コンピュータ関連エンティティを指すように意図される。例えば、コンポーネントは、限定されないが、プロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、ハードディスクドライブ、複数のストレージドライブ(光学および/または磁気ストレージメディアの)、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータである可能性がある。例示として、サーバー上で実行するアプリケーションおよびサーバーは共にコンポーネントである可能性がある。1つまたは複数のコンポーネントがプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在することができ、コンポーネントは1つのコンピュータ上でローカライズされるか、かつ/または、2つ以上のコンピュータの間で分散される可能性がある。ネットワーク(例えば、セルラー、PSTN)に渡る呼経路指定を容易にする呼ネットワークおよびネットワークエンティティだけでなく、サーバー、サービス、および、電話管理システム(例えば、PBX、VoIP)およびネットワークに関しても、コンポーネントは、オブジェクトを格納し、電話呼および呼関連情報を受信、処理、かつ経路指定するために提供された、ソフトウェアおよび/またはハードウェアである可能性がある。
ここで図22を参照すると、開示されたアーキテクチャによるディレクトリサービスおよび呼経路指定ルールを実行するように動作可能なコンピュータ(またはサーバー)のブロック図が例示される。その様々な態様のための追加の状況を提供するために、図22および以下の考察は、本イノベーションの様々な態様を実装することができる、適切なコンピューティング環境2200の簡単な概要を提供するように意図される。上記の説明は、全体的に、1つまたは複数のコンピュータ上で実行する場合のあるコンピュータ実行可能命令との関連におけるものであるが、本イノベーションをまた、他のプログラムモジュールと組み合わせて、かつ/または、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせとして実装することもできることは、当業者には理解されよう。
一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを行い、あるいは、特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造などが含まれる。また、本発明の方法を他のコンピュータシステム構成により実施することができ、これらの構成には、シングルプロセッサまたはマルチプロセッサコンピュータシステム、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、ならびに、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、マイクロプロセッサベースまたはプログラマブルなコンシューマエレクトロニクスなどが含まれ、その各々を1つまたは複数の関連付けられたデバイスと動作可能に結合することができることは、当業者には理解されよう。
本イノベーションの例示の態様はまた、分散コンピューティング環境で実施されてもよく、この環境では、あるタスクが、通信ネットワークを通じてリンクされるリモート処理デバイスによって行われる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、ローカルおよびリモートのメモリストレージデバイス内に位置することができる。
コンピュータは典型的には、様々なコンピュータ可読メディアを含む。コンピュータ可読メディアは、コンピュータによってアクセスすることができるいかなる使用可能なメディアである可能性もあり、揮発性および不揮発性メディア、リムーバブルおよび非リムーバブルメディアが共に含まれる。例として、限定ではなく、コンピュータ可読メディアは、コンピュータストレージメディアおよび通信メディアを備えることができる。コンピュータストレージメディアには、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータなど、情報のストレージのためのいずれかの方法または技術において実装された、揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブルメディアが共に含まれる。コンピュータストレージメディアには、限定されないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタルビデオディスク(DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、または、所望の情報を格納するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他のいかなるメディアもが含まれる。
図22を再度参照すると、様々な態様を実装するための例示的環境2200は、コンピュータ2202を含み、コンピュータ2202は、処理ユニット2204、システムメモリ2206およびシステムバス2208を含む。システムバス2208は、限定されないが、システムメモリ2206を含むシステムコンポーネントを、処理ユニット2204に結合する。処理ユニット2204を、様々な市販のプロセッサのいずれかにすることができる。デュアルマイクロプロセッサおよび他のマルチプロセッサアーキテクチャもまた、処理ユニット2204として採用してもよい。
システムバス2208を、様々な市販のバスアーキテクチャのいずれかを使用する、メモリバス(メモリコントローラの有無に関わらず)、周辺バスおよびローカルバスにさらに相互接続する場合のある、いくつかのタイプのバス構造のいずれかにすることができる。システムメモリ2206は、読み取りメモリ(ROM)2210およびランダムアクセスメモリ(RAM)2212を含む。基本入出力システム(BIOS)は、ROM、EPROM、EEPROMなど、不揮発性メモリ2210に格納され、そのBIOSは、起動中など、コンピュータ2202内の複数の要素の間で情報を転送する助けとなる基本ルーチンを含む。RAM2212はまた、データをキャッシュするための、静的RAMなど、高速RAMを含むこともできる。
コンピュータ2202はさらに、内部ハードディスクドライブ(HDD)2214(例えば、EIDE、SATA)を含み、その内部ハードディスクドライブ2214はまた、適切な筐体(図示せず)、磁気フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)2216(例えば、リムーバブルディスケット2218から読み取るか、あるいはリムーバブルディスケット2218へ書き込むため)、および光ディスクドライブ2220(例えば、CD−ROMディスク2222を読み取るか、あるいは、DVDなど、他の大容量光メディアから読み取るか、あるいは他の大容量光メディアへ書き込むため)における外部使用のために構成されてもよい。ハードディスクドライブ2214、磁気ディスクドライブ2216、および光ディスクドライブ2220を、それぞれ、ハードディスクドライブインターフェイス2224、磁気ディスクドライブインターフェイス2226、および光ドライブインターフェイス2228によって、システムバス2208に接続することができる。外部ドライブ実装用のインターフェイス2224は、ユニバーサルシリアルバス(USB)およびIEEE 1394インターフェイス技術のうち、少なくとも1つまたは両方を含む。他の外部ドライブ接続技術は、本イノベーションの企図内である。
ドライブおよびそれらの関連付けられたコンピュータ可読メディアは、データ、データ構造、コンピュータ実行可能命令などの不揮発性ストレージを提供する。コンピュータ2202では、ドライブおよびメディアは、適切なデジタルフォーマットにおけるいかなるデータのストレージにも対応する。上記のコンピュータ可読メディアの説明は、HDD、リムーバブル磁気ディスケット、および、CDまたはDVDなど、リムーバブル光メディアを指すが、zipドライブ、磁気カセット、フラッシュメモリカード、カートリッジなど、コンピュータによって可読である他のタイプのメディアもまた例示的オペレーティング環境内で使用してもよいこと、および、さらに、このようないかなるメディアも、開示されたイノベーションの方法を行うためのコンピュータ実行可能命令を含んでよいことは、当業者には理解されたい。
いくつかのプログラムモジュールをドライブおよびRAM2212に格納することができ、これらのプログラムモジュールには、オペレーティングシステム2230、1つまたは複数のアプリケーションプログラム2232、他のプログラムモジュール2234、およびプログラムデータ2236が含まれる。オペレーティングシステム、アプリケーション、モジュール、および/またはデータの全部または一部をまた、RAM2212にキャッシュすることもできる。本イノベーションを、様々な市販のオペレーティングシステム、または、オペレーティングシステムの組み合わせにより、実装することができることを理解されたい。
ユーザーはコマンドおよび情報をコンピュータ2202へ、1つまたは複数のワイヤード/ワイヤレス入力デバイス、例えば、キーボード2238、および、マウス2240など、ポインティングデバイスを通じて入力することができる。他の入力デバイス(図示せず)には、マイクロフォン、赤外線リモコン、ジョイスティック、ゲームパッド、スタイラスペン、タッチスクリーンなどが含まれる場合がある。これらおよび他の入力デバイスはしばしば処理ユニット2204へ、システムバス2208に結合される入力デバイスインターフェイス2242を通じて接続されるが、パラレルポート、IEEE 1394シリアルポート、ゲームポート、USBポート、赤外線インターフェイスなど、他のインターフェイスによって接続することができる。
モニタ2244または他のタイプの表示デバイスもまたシステムバス2208へ、ビデオアダプタ2246など、インターフェイスを介して接続される。モニタ2244に加えて、コンピュータは典型的には、スピーカ、プリンタなど、他の周辺出力デバイス(図示せず)を含む。
コンピュータ2202はネットワーク環境において、リモートコンピュータ2248など、1つまたは複数のリモートコンピュータへのワイヤードおよび/またはワイヤレス通信を介した論理接続を使用して動作してもよい。リモートコンピュータ2248は、ワークステーション、サーバーコンピュータ、ルーター、パーソナルコンピュータ、ポータブルコンピュータ、マイクロプロセッサベースのエンターテインメント機器、ピアデバイスまたは他の共通ネットワークノードである可能性があり、典型的には、コンピュータ2202に関連して上述した要素の多数またはすべてを含むが、簡潔にするため、メモリ/ストレージデバイス2250のみが例示される。図示の論理接続には、ローカルエリアネットワーク(LAN)2252、および/または、より大規模なネットワーク、例えば、広域ネットワーク(WAN)2254へのワイヤード/ワイヤレスコネクティビティが含まれる。このようなLANおよびWANネットワーキング環境は、オフィスおよび会社において一般的であり、そのすべてがグローバル通信ネットワーク、例えば、インターネットに接続する場合がある、イントラネットなど、エンタープライズワイドなコンピュータネットワークを容易にする。
LANネットワーキング環境において使用されるとき、コンピュータ2202はローカルネットワーク2252へ、ワイヤードおよび/またはワイヤレス通信ネットワークインターフェイスまたはアダプタ2256を通じて接続される。アダプタ2256は、LAN2252へのワイヤードまたはワイヤレス通信を容易にする場合があり、LAN2252もまた、ワイヤレスアダプタ2256と通信するためにその上に配置されたワイヤレスアクセスポイントを含む場合がある。
WANネットワーキング環境において使用されるとき、コンピュータ2202はモデム2258を含むことができ、あるいは、WAN2254上の通信サーバーに接続され、あるいは、インターネット経由など、WAN2254を介して通信を確立するための他の手段を有する。モデム2258は内部または外部であり、かつ、ワイヤードまたはワイヤレスデバイスである可能性があり、システムバス2208へ、シリアルポートインターフェイス2242を介して接続される。ネットワーク環境では、コンピュータ2202に関連して示したプログラムモジュールまたはその一部を、リモートメモリ/ストレージデバイス2250に格納することができる。図示のネットワーク接続は例示的であり、複数のコンピュータの間で通信リンクを確立する他の手段を使用することができることは理解されよう。
コンピュータ2202は、ワイヤレス通信において動作可能に配置されたいかなるワイヤレスデバイスまたはエンティティ、例えば、プリンタ、スキャナ、デスクトップおよび/またはポータブルコンピュータ、携帯情報端末、通信衛星、ワイヤレスに検出可能なタグに関連付けられた機器またはロケーション(例えば、キオスク、新聞売店、手洗所)のいずれかの部分、および電話とも、通信するように動作可能である。これには、少なくともWi−FiおよびBluetooth(商標)ワイヤレス技術が含まれる。よって、通信を、従来のネットワーク、または、単に少なくとも2つのデバイスの間のアドホック通信と同様に、事前定義された構造にすることができる。
Wi−Fi、すなわち、Wireless Fidelityは、ワイヤなしに、家庭のソファー、ホテルの部屋のベッド、または仕事中の会議室から、インターネットへの接続を可能にする。Wi−Fiは、このようなデバイス、例えば、コンピュータがデータを屋内および屋外で、基地局の範囲内のいかなる場所でも送受信することを可能にする、携帯電話において使用されるものに類似のワイヤレス技術である。Wi−Fiネットワークは、IEEE 802.11x(a、b、gなど)と呼ばれる無線技術を使用して、セキュアで、信頼性のある、高速なワイヤレスコネクティビティを提供する。Wi−Fiネットワークを使用して、複数のコンピュータを互いに、インターネットへ、かつワイヤードネットワーク(IEEE 802.3またはイーサネット(登録商標)を使用する)へ、接続することができる。
ここで図23を参照すると、開示されたアーキテクチャによる呼管理のためのディレクトリサービスをサポートする、例示的コンピューティング環境2300の概略ブロック図が例示される。システム2300は、1つまたは複数のクライアント2302を含む。クライアント2302を、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)にすることができる。クライアント2302は、例えば、本イノベーションを採用することによって、クッキーおよび/または関連付けられたコンテキスト情報を収容することができる。
システム2300はまた、1つまたは複数のサーバー2304をも含む。サーバー2304もまた、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)にすることができる。サーバー2304は、例えば、アーキテクチャを採用することによって、変換を行うためのスレッドを収容することができる。クライアント2302とサーバー2304の間の1つの可能な通信を、2つ以上のコンピュータプロセスの間で送信されるように適合されたデータパケットの形式にすることができる。データパケットは、例えば、クッキーおよび/または関連付けられたコンテキスト情報を含んでもよい。システム2300は、クライアント2302とサーバー2304の間の通信を容易にするために採用することができる、通信フレームワーク2306(例えば、インターネットなど、グローバル通信ネットワーク)を含む。
通信を、ワイヤード(光ファイバを含む)および/またはワイヤレス技術を介して、容易にすることができる。クライアント2302は、クライアント2302にとってローカルな情報(例えば、クッキーおよび/または関連付けられたコンテキスト情報)を格納するために採用することができる、1つまたは複数のクライアントデータストア2308に動作可能に接続される。同様に、サーバー2304は、サーバー2304にとってローカルな情報を格納するために採用することができる、1つまたは複数のサーバーデータストア2310に動作可能に接続される。
上述されたものには、開示されたイノベーションの実施例が含まれる。言うまでもなく、コンポーネントおよび/または方法のあらゆる考えられる組み合わせを説明することは可能ではないが、多数のさらなる組み合わせおよび置換が可能であることは、当業者には理解されよう。したがって、本イノベーションは、付属の特許請求の範囲の精神および範囲内に入るすべてのこのような変更、修正および変形形態を包含するように意図される。さらに、「含む」という語が詳細な説明または特許請求の範囲において使用される範囲で、このような語は、「備える」という語が、特許請求の範囲内の前後を接続させる語として採用されるときに解釈される際の「備える」と同様に、包含的であるように意図される。

Claims (18)

  1. 呼管理を行うための、コンピュータに実装されたシステムであって、
    ディレクトリサービススキーマ及び前記ディレクトリサービススキーマによって定義された1又は複数の使用属性のポリシーを生成するためのスキーマコンポーネントと
    前記ディレクトリサービススキーマによってクラスのインスタンスとして定義された経路指定ルールに従って、発呼者の宛先電話番号を有する電話呼を経路指定する呼経路指定コンポーネントであって、前記経路指定ルールは、前記宛先電話番号の範囲および/またはパターンと、ポリシー処理のための使用属性とを含み、前記発呼者の宛先電話番号にマッチする前記経路指定ルールが発見され、当該マッチした経路指定ルールの使用属性と前記発呼者がメンバーであるグループに割り当てられたポリシーの使用属性とを比較し、当該比較の結果、前記マッチした経路指定ルールの使用属性と前記ポリシーの使用属性とがマッチしたとき、前記マッチした経路指定ルールに基づいて前記電話呼が経路指定される、呼経路指定コンポーネントと
    を備えることを特徴とするシステム。
  2. 前記クラスの前記インスタンスは、前記経路指定ルールをオブジェクト指向クラスとして表すことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ディレクトリサービススキーマによって定義された前記経路指定ルールは、最小コスト経路指定ルールであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記ディレクトリサービススキーマは、前記経路指定ルールに含まれた電話番号の範囲またはパターンに基づいた、前記経路指定ルールのテーブルの検索を行うために使用されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記ディレクトリサービススキーマは、文字列マッチに基づいた、前記経路指定ルールのマッチングを行うために使用されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ディレクトリサービススキーマは、経路使用、呼経路、ポリシー、および仲介ゲートウェイのうち、少なくとも1つを定義することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  7. 呼管理に関係付けられたディレクトリサービス機能性をエクスポーズする、ユーザーインターフェイスをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  8. 確率論的および/または統計的ベースの解析を採用して、自動的に行われることをユーザーが望むアクションを予知あるいは推測する、マシン学習および推論コンポーネントをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. それを介して前記呼が経路指定されるようになる経路を制御するための仲介コンポーネントをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 呼を管理する、コンピュータに実装された方法であって、
    ィレクトリサービススキーマ及び前記ディレクトリサービススキーマによって定義された1又は複数の使用属性のポリシーを生成するステップと、
    前記ディレクトリサービススキーマによってクラスのインスタンスとして定義された1つまたは複数の経路指定ルールを経路指定テーブルに格納するステップであって、前記1つまたは複数の経路指定ルールは、宛先電話番号の範囲および/またはパターン、ポリシー処理のための使用属性、および、ゲートウェイアドレスを含む、ステップと、
    発呼者の宛先電話番号を有する呼を受信するステップと、
    前記発呼者の宛先電話番号にマッチする前記経路指定ルールを発見するステップと、
    当該マッチした経路指定ルールの使用属性と前記発呼者がメンバーであるグループに割り当てられたポリシーの使用属性とを比較するステップと、
    当該比較の結果、前記マッチした経路指定ルールの使用属性と前記ポリシーの使用属性とがマッチしたとき、前記マッチした経路指定ルールに基づいて、呼ネットワークを介して、前記呼を経路指定するステップ
    を備えることを特徴とする方法。
  11. 前記マッチした経路指定ルールの使用属性が前記ポリシーの使用属性にマッチするとき、前記呼を接続するステップと、
    前記マッチした経路指定ルールの前記使用属性が前記ポリシーの使用属性にマッチしないとき、前記呼を失敗とするステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数の経路指定ルールにおける変化に基づいて、前記1つまたは複数の経路指定ルールを第1のディレクトリサービスコンポーネントから第2のディレクトリサービスコンポーネントへ伝播するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. ポリシーデータを、前記ディレクトリサービススキーマにおいて定義された1つまたは複数の使用属性として表すステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 記経路指定ルールおよび使用データを、前記ディレクトリサービススキーマにおいて、クラス、および、クラスのインスタンスとして定義するステップをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記ディレクトリサービススキーマにおいて定義された前記クラスに渡って、リンクの完全性を自動的に維持するために、識別名を利用するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  16. 前記1つまたは複数の経路指定ルールのカスタマイゼーションのための使用テーブルを提供するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  17. 前記呼を、前記ディレクトリサービススキーマにおけるクラスによって指定されたゲートウェイへ経路指定するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  18. 呼管理のためのコンピュータ実行可能システムであって、
    ィレクトリサービススキーマ及び前記ディレクトリサービススキーマによって定義された1又は複数の使用属性のポリシーを生成するためのコンピュータに実装された手段と
    前記ディレクトリサービススキーマによってクラスのインスタンスとして定義された1つまたは複数の経路指定ルールを経路指定テーブルに格納するためのコンピュータに実装された手段であって、前記1つまたは複数の経路指定ルールは、宛先電話番号の範囲および/またはパターンと、ポリシー処理のための使用属性とを含む、手段と
    発呼者の宛先電話番号を有する呼を受信するためのコンピュータに実装された手段と、
    前記発呼者の宛先電話番号にマッチする前記経路指定ルールを発見するためのコンピュータに実装された手段と、
    当該マッチした経路指定ルールの使用属性と前記発呼者がメンバーであるグループに割り当てられたポリシーの使用属性とを比較するためのコンピュータに実装された手段と、
    当該比較の結果、前記マッチした経路指定ルールの使用属性と前記ポリシーの使用属性とがマッチしたとき、前記マッチした経路指定ルールに基づいて、呼ネットワークを介して、前記呼を経路指定するためのコンピュータに実装された手段と
    を備えたことを特徴とするシステム。
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