JP5074530B2 - 呼制御トランザクションのための不活性タイマー閾値の動的調整 - Google Patents

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Description

本開示は、通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の、接続の確立と切断のための技術に関わる。
セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:SIP)は、パケット・ベースのネットワークにおいて、インターネット・プロトコル(IP)に基づいた、電話サービスの提供を確立し、管理するための、アプリケーション・レイヤのシグナリングと制御のプロトコルである。SIPは、ユーザー認証と、転送と、登録サービスを提供し、オーディオおよびビデオ会議、テキス・トメッセージ、インタラクティブ・ゲーム、および呼転送(call forwarding)などのような種々の電話サービスをサポートするために使うことができる。このSIPプロトコルは、2002年に公表され、インターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(IETF)により準備された、リグエスト・フォー・コメント(RFC)3261に記載されている。
SIPは、セッションの設定、修正および終了のための、いくつかの機能を提供する。特に、SIPはインターネット上でセッションを設定し、修正し、終了するためのルールのシステムを提供する。SIPは、HTTPに似た、要求と応答のトランザクション・モデルに基づいている。各々のトランザクションは、特定の機能および少なくとも1つの応答を起動する要求から構成されている。SIPは、下層のトランスポートプロトコルおよび確立されたセッションのタイプには依存しない。言いかえれば、セッションの中で交換されるデータの詳細、たとえば、セッションで使用される符合器−復号器(codec)は、SIPにより制御されない。その代わりに、SIPは、エンドユーザーに完璧なサービスを提供することができる、マルチメディア・アーキテクチャを構築するために他のプロトコルと互換性を持つ。
一般に、この開示は、通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の、接続の確立(establishment)と切断(release)にかかわる技術に向けられている。これらの技術は、エアインターフェイスの確立と切断のための、無線コンテキスト(wireless context)において、特に適用できる。しかしながら、これらの技術は、バンド幅の利用を縮小するために、有線コンテキスト(wired context)において、役立つことができる。
いったん、通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続が確立されると、この接続は、データを送受信するために、この通信デバイスの中で、実行する、複数のアプリケーションにより使用され得る。この目的のために、通信デバイスは、そのアプリケーションにおける、通信のニーズをサービスするために、ラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローのような、複数のデータ・フローを確立することができる。各々のデータ・フローは、異なるサービスの品質(Quality of Service:QoS)を有するトラフィックを送るために使用され得る。たとえば、第1のデータ・フローは、呼(call)制御メッセージを送るために使用され、第2のデータ・フローは、ベスト・エフォートのQoS(すなわちトラフィック・パラメータの保証がない)のトラフィックを送るのに使われ、第3のデータ・フローは、特有のトラフィック・パラメータ(たとえば、バンド幅、遅延(latency)、パケット損失レート)について、QoSのコミットメントを必要とする、トラフィックを送るのに使われ得る。
通信デバイスは、確立された接続における動作を監視し、アプリケーションがこの接続を使用していないときには、アクセス・ネットワークとの接続を切断する。一例として、通信デバイスは、不活性タイマーの閾値(inactivity timer threshold)を、各々のデータ・フローと関連付け、そして、各々のデータ・フローに対応する、不活性タイマーの閾値を、越える期間だけ、そのデータ・フローにおいて、データが送信も受信もされないと、アクセス・ネットワークとの接続を切断する。このように、各々のデータ・フローが不活性(inactive)な場合には、通信デバイスは接続を切断する。
通信デバイスは、呼制御メッセージを送るために使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を動的に調整する。一例として、通信デバイスは、新たな呼制御トランザクションの開始、または、既存の呼制御トランザクションの終了に応じて、新たな呼制御トランザクションと同様に、既存の全ての呼制御トランザクションと直近に終了した呼制御トランザクションにおける、最小の接続要求を満たす不活性タイマーの閾値を選択する。ここで使用している句“呼制御トランザクション(call control transaction)”は、通信デバイスとプロキシ・サーバーとの間で送信される、最初の要求から最後の応答までの、全ての呼制御メッセージを表す。
呼制御メッセージを送信するために、使われるデータ・フローに関連する、不活性タイマーの閾値を、動的に調整することにより、通信デバイスは、アプリケーションの接続要求を満たすのに十分な期間だけ、接続が維持されることを保証する。さらに、このように、本開示の技術は、全てのデータ・フローの不活性化と、接続の切断との間に経過する時間量を低減し、これによって、エアインターフェイスのリソースの利用を低減する。さらに、本技術は、全てのデータ・フローが不活性(inactive)となる前に、エアインターフェイスのリソースが不用意に解放される可能性を低減する。
一つの態様において、方法は、呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションによって使われる、データ・フローに関連して、不活性タイマーの閾値を調整することであって、そこにおいて、前記不活性タイマーの閾値は、1つ以上の既存の呼制御トランザクションと、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクションと、1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすように調整される、および、前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると決めること、を含んでいる。
他の態様において、通信デバイスは、呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションによって使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整する、呼管理モジュールと、そこにおいて、前記呼管理モジュールは、1つ以上の既存の呼制御トランザクションと、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクションと、1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすように、前記不活性タイマーの閾値を調整する、および、前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、前記呼制御メッセージが送信も受信もされていないときに、データ・フローが不活性であると決める、フロー制御モジュール、とを備えている。
さらなる態様において、コンピュータ・プログラム製品は、呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションによって使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整するように、コンピュータを動作させるコードと、そこにおいて、前記不活性タイマーの閾値は、1つ以上の既存の呼制御トランザクションと、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクションと、1つ以上の新規の呼制御トランザクションの最小限の接続要求を満たすように調整され、そして、前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると、決めるようにコンピュータを動作させるコードとを、含む、コンピュータ可読メディアを含んでいる。
他の態様において、通信デバイスは、呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションによって使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整するための手段と、そこにおいて、1つ以上の既存の呼制御トランザクションと、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクションと、1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすように、前記不活性タイマーの閾値を調整する、および、前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、前記呼制御メッセージが送信も受信もされていないときに、データ・フローが不活性であると決める手段、とを備えている。
この開示に説明された技術は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせによりインプリメントされ得る。ソフトウェアによりインプリメントされる場合には、ソフトウェアはコンピュータにおいて実行され得る。ソフトウェアは、命令、プログラム・コード、または、類似のものとして最初に記憶されてもよい。したがって、本開示はさらに、コンピュータ可読メディアを含むディジタルビデオ符号化のためのコンピュータ・プログラム製品について考慮している。そこにおいて、コンピュータ可読媒体は、この開示に従って、コンピュータに技術や機能を実行させるコードを含んでいる。
1つ以上の例の詳細は、添付の図面と以下の記述において、明らかにされる。この開示の他の特徴、目的および利点は、詳細な説明、図および請求項により明らかになる。
図1は、通信デバイスとアクセス・ネットワークの間の、接続管理システムを示すブロック・ダイアグラムである。 図2は、本開示に従う接続管理技術を実行する、通信デバイスの構成要素の例を示す、ブロック・ダイアグラムである。 図3は、アクセス・ネットワークへの接続を、いつ切断するのかを決定する、通信デバイスの典型的な動作を示すフロー・ダイアグラムである。 図4は、呼制御メッセージを、交換するのに使われるデータ・フローに関連付けられた、不活性タイマーの閾値を、動的に調整する、呼制御モジュールの典型的な動作を示すフロー・ダイアグラムである。
詳細な説明
一般には、本開示は、通信デバイスとアクセス・ネットワークの間の、接続の確立と切断に係わる技術に向けられている。これらの技術は、エアインターフェイスの確立と切断のための無線コンテキストにおいて、特に適用できる。しかしながら、この技術は、使用するバンド幅を減らす上で、有線コンテキストに役立ってもよい。
いったん、通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続が確立されると、この接続は、この通信デバイスの中で実行される、複数のアプリケーションにより、データを送受信するために、使用されてもよい。ここで使用されているように、“接続”という言葉は、通信チャンネルおよび回路を含む、無線、有線、または光ファイバー設備により確立される、通信経路を指す。通信デバイスは、アプリケーションの通信要求を満たすために、ラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローのような、複数のデータ・フローを確立してもよい。各々のデータ・フローは、異なるQoSを持つトラフィックを送るのに、使用されてもよい。たとえば、第1のデータ・フローは呼制御メッセージを送るのに使用され、第2のデータ・フローはベスト・エフォートの(すなわちトラフィック・パラメータが保証しない)QoSを有するトラフィックを送るのに使われ、第3のデータ・フローは、特有の情報パラメータ(たとえば、バンド幅、遅延、パケット損失レート)についての、QoSのコミットメントを必要とするトラフィックを送るのに使われてもよい。
通信デバイスは、確立された接続における動作を監視し、アプリケーションがこの接続を利用していない場合には、アクセス・ネットワークとの接続を切断する。一例として、通信デバイスは、不活性タイマーの閾値を各々のデータ・フローと関連付け、各々のデータ・フローに対応する不活性タイマーの閾値を越える期間だけ、そのデータ・フローにおいてデータが送信も受信もされないと、アクセス・ネットワークとの接続を切断する。
通信デバイスは、本開示の技術に従う、1つまたは複数のデータ・フローに関連付けられた、不活性タイマーの閾値を動的に調製するように設定されていてもよい。たとえば、通信デバイスは、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージ、または、そのほかのタイプのシグナリングプロトコルに関連付けられたメッセージのような、呼制御メッセージを交換するのに使われる、データ・フローに関連付けられた、不活性タイマーの閾値を動的に調整するように、設定されていてもよい。より具体的には、通信デバイスは、新たな呼制御トランザクションの開始、または、現在の呼制御トランザクションの終了に応じて、任意の、新たな呼制御トランザクションと同様に、既存の全ての呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとにおける、最小の接続要求を満たすように、不活性タイマーの閾値を選択する。ここで使用している語句“呼制御トランザクション”は、通信デバイスとプロキシ・サーバーとの間で、最初の要求から最後の応答までの間に送られる、呼制御メッセージを表す。さらに、呼制御トランザクションは、最後の応答の後に送信された、受け取り通知の応答を含んでいてもよい。たとえば、要求がINVITE要求であり、1つのSIPごとの、最後の応答が2xxでない応答である場合には、呼制御トランザクションは2xxでない応答に対するACKを含んでいてもよい。しかしながら、最後の応答がINVITE要求に対する2xx応答である場合には、この2xx応答に対するACKは、呼制御トランザクションには含まれず、独立の呼制御トランザクションである。“2xx応答”という語句は、呼制御トランザクションの最後の応答を指す。たとえば、200 OKは、SIP inviteに対する最終応答である。
呼制御メッセージを送るために、使われるデータ・フローに関連付けられている、不活性タイマーの閾値を、動的に調整することにより、通信デバイスは、アプリケーションの接続要求を満たすのに十分な期間だけ、接続が維持されることを保証する。さらに、本開示の技術は、全てのデータ・フローの不活性化と、接続の切断との間に経過する期間を低減する。結果は、無線アプリケーションで心配される、アクセス・ネットワークのリソースの利用の低減である。さらに、本技術は、全てのデータ・フローが不活性となるまで、接続が不用意に切断される可能性を低減する。
本開示の技術は、例示のためのシグナリングプロトコルにしたがって、呼制御メッセージを送るのに使われる、データ・フローのために、不活性タイマーの閾値を調整するコンテキストに記述されているこの技術は、さらに、他のタイプのデータを送信するために、使われるデータ・フローのための、不活性タイマーの閾値を調整するのに、使われてもよい。いくつかの態様において、この技術は、メディアを送るのに使われるデータ・フローが、多くのアプリケーションにより追跡されるときに、メディアを送るのに使われるデータ・フローのための、不活性タイマーの閾値を調整するために、使われてもよい。
図1は、通信デバイスとアクセス・ネットワークの間の、接続管理のためのシステム10を示すブロック・ダイアグラムである。システム10は、SIPネットワーク、または、他のシグナリングプロトコル・ネットワークのような、シグナリングプロトコル・ネットワーク12を備えていて、このネットワークは、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークのような、パケット・ベースの通信ネットワーク13に、埋め込まれているか、そうでないときには、結合されている。図1の例では、無線通信デバイス(WCD)14は、シグナリングプロトコル・ネットワーク12により管理される、SIPセッションを用いて、通信デバイス16と通信する。多くの場合には、WCD14は、1つ以上の、他の通信デバイスと通信してもよい。図示を容易にするためではあるが、図1は、WCD14と1個だけの通信デバイス16との間の通信を描いている。このように、システム10は、図1に示すように、単に典型的なものであり、この開示に概括的に説明されているように、本技術を制限すると考えないようにすべきである。
WCD14は、携帯電話、衛星電話、無線電話、個人情報端末(PDA)、いわゆるSIP電話、ソフトウェア電話、WiFiハンドセット、IP電話、または、無線通信機能を統合した他のデバイスのような、任意の無線デバイスであればよい。通信デバイス16は、その他のWCD、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、固定電話のような、有線または無線通信の機能を取り込んだ、任意のデバイスであればよい。本開示においては、WCD14と通信デバイス16とは、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)音声会議、ビデオ会議、テキス・トメッセージ、オンライン・ゲームおよび他のパケット・ベースの電話アプリケーションに、SIPまたは他のシグナリングプロトコルをサポートするように設定されていてもよい。
WCD14は、アクセス・ネットワーク18Aを経由して、シグナリングプロトコル・ネットワーク12に結合されている。通信デバイス16は、有線または無線であってよい、他のアクセス・ネットワーク18Bを経由して、シグナリングプロトコル・ネットワーク12に結合されている。WCD14と通信デバイス16とは、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))、符号分割多元接続方式(CDMA)、CDMA1600、広帯域CDMA(WCDMA)、1x Evolution Data Optimized(1xEV−DO)のような、さまざまな無線通信アクセス技術(RAT)のいずれかにしたがって、それぞれ、アクセス・ネットワーク18Aと18Bとを経由して、通信する。あるいは、さらに、WCD14と通信デバイス16とは、種々のIEEE 801.11x標準により定義されている、プロトコルのいずれかのような、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)プロトコルに従って通信するように、装備されていてもよい。アクセス・ネットワーク18は、WCD14と通信デバイスと、無線信号を交換する、基地局を備え、インターネット、広域ネットワーク(WAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)のような、広域パケット・ベース・コア・ネットワーク、および/または、公衆無線通信網(PSTN)を経由して、他のネットワークのクライアントやサーバーとの接続を提供する。
WCD14、および/または、通信デバイス16は、対応するアクセス・ネットワーク18と接続を確立する。WCD14とアクセス・ネットワーク18Aとの接続は、無線コンテキストにおいては、しばしば、エアインターフェイスと呼ばれる。1つの例として、WCD14は、アクセス・ネットワーク18の中の、1つのデバイスに接続要求を送って、アクセス・ネットワーク18Aと接続を確立してもよい。いったん、WCD14とアクセス・ネットワーク18Aとの接続が確立されると、WCD14は、この接続の上で、1つ以上のデータ・フローを確立する。WCD14は、たとえば、WCD14の中で実行される1つ以上のアプリケーションを提供する、複数のRLPフローを確立する。WCD14の中で実行されるアプリケーションは、VoIPアプリケーションのような、リアルタイム・アプリケーション、ビデオストリーミングのような、固定バンド幅アプリケーション、または、これらの組み合わせを含むことができる。特に、WCD14の中で実行するアプリケーションは、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)、ハイパー・テキスト・トランスポート・プロトコル(HTTP)、SIP、または、その他のシグナリングプロトコル、または同様のものを含む、多くのアプリケーション・レイヤー・プロトコルのいずれかに従って、1つ以上のRLPフローを経由して、通信デバイス16などの、他のデバイスとデータを交換してもよい。
たとえば、WCD14の中で実行するアプリケーションは、通信セッションの確立を容易にするために、WCD14と通信デバイス16との代わりに動作する、プロキシ・サーバー20Aと20B(併せて“プロキシ・サーバー20”)との間で、呼制御メッセージを、交換するために、RLPフローの1つを使う。WCD14、通信デバイス16およびプロキシ・サーバー20は、WCD14と通信デバイス16との間の、通信セッションを開始し、維持し、終了する呼制御メッセージを交換するのに、RLPフローの1つを使用してもよい。WCD14、通信デバイス16およびプロキシ・サーバー20は、セッションを確立するために、INVITE要求、ACCEPTまたはREJECT応答、および、ACK応答等の、多くのSIPメッセージを交換してもよい。
さらに、WCD14の中で実行される、1つ以上のアプリケーションでは、音声、ビデオ、テキスト、またはその他のデータを送受信するのに、RLPフローを使用してもよい。たとえば、RLPフローの1つが、RTPのようなメディアトランスポートプロトコルにしたがって、マルチメディア・コンテンツを送受信するアプリケーションにより、占有されてもかまわない。もう1つの例とし、他の1つのRLPフローが、ベスト・エフォートの、すなわち、バンド幅、遅延パケット損失レートや他のトラフィック・パラメータに対するコミットメントのない、QoSを用いて、データを送受信するアプリケーションに使用するために、占有されてもかまわない。このように、RLPフローは、異なるQoSの要求を、トラフィックに伝えるように設定されてもよい。このように、各々のRLPフローは、WCD14上で実行する、複数のアプリケーションからのトラフィックを提供する。
WCD14は、さらに、確立された接続における動作を監視し、WCD14の中で実行されるアプリケーションのいずれもが、接続を使用していない場合には、アクセス・ネットワーク18との接続を切断する。たとえば、WCD14は、確立された接続の上で、各々のRLPフローを監視し、各々のRLPフローに関連付けられた、不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、いずれかのRLPフローを通して、パケットが送信も受信もされない場合には、接続を切断してもよい。
WCD14は、本開示の技術に従って、少なくとも1つのRLPフローに関連付けられる、不活性タイマーの閾値を、動的に調整する。特に、WCD14は、呼制御メッセージを交換する、アプリケーションにより使用される、RLPフローに関連付けられる、不活性タイマーの閾値を、動的に調整する。たとえば、WCD14は、新たな通話の制御トランザクションの開始、または、現在の呼制御トランザクションの終了に応じて、新たな呼制御トランザクションと同様に、現在の全ての呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとにおける、最小の接続要求を満たすように、不活性タイマーの閾値を選択する。このように、不活性タイマーの閾値は、呼制御メッセージを転送するRLPフローを使う、すべてのアプリケーションの、最小限の接続要求を満たす、ある期間だけ、接続を開いたままにしておくように、計算される。言いかえれば、調整された不活性タイマーの閾値は、呼制御メッセージを送るRLPフローを、活性化しておき、これにより、WCD14に、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を、維持するようにさせる。
類似の技術が、アクセス・ネットワーク18Bとの、エアインターフェイス接続を設定し、監視し、切断するために、通信デバイス16により使われてもよい。
図2は、本開示に従う、接続管理技術を実行する、本開示に従う接続管理技術を実行する、図1のWCD14のような通信デバイスの、構成要素の例を示す、ブロック・ダイアグラムである。図2に示された例において、通信デバイスは、無線通信デバイスである。しかしながら、この通信デバイスは、有線通信デバイス、または、有線または無線通信の機能を有する、その他の任意のタイプの通信デバイスを備えていてもよい。
WCD14は、アンテナ22、トランシーバー24、接続管理モジュール26、フロー監視モジュール28、呼管理モジュール30と複数のアプリケーション32A−34N(併せて“アプリケーション32”)とを備える。トランシーバー24は、無線信号を、アンテナ22を通して送信し、受信する。トランシーバー24は、たとえば、増幅器、フィルター、周波数変換機、変調器、復調器、アナログ/ディジタル変換回路、ディジタル/アナログ変換回路およびディジタル・モデム回路のような、適切なアナログ、および/または、ディジタル回路構成要素を備えている。動作時に、アンテナ22は無線信号を、WCD14によりサポートされた無線周波数帯に送信し、受信する。トランシーバー24は、いずれかの要求された無線アクセス技術(RAT)、または、任意のWLANプロトコルをサポートするように設定されてもよい。
接続管理モジュール26は、WCD14とアクセス・ネットワーク18A(図1)の間の接続を確立する。接続管理モジュール26は、アクセス・ネットワーク18Aに対して、接続の確立するように、接続要求を送信してもよい。この接続要求に応じて、アクセス・ネットワーク18Aは、WCD14とアクセス・ネットワーク18Aの間のトラフィック・チャンネルを確立してもよい。接続管理モジュール26は、WCD14とアクセス・ネットワーク18Aとの間に、たとえば、1xEV−DO接続を確立してもよい。接続管理モジュール26は、アクセス・ネットワーク18Aと、複数の接続を、同時に確立してもよい。接続管理モジュール28は、さらに、アプリケーション32が、もはや、この接続を活発に使用してない場合には、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を切断する。より詳細に、以下に記述しているように、接続管理モジュール28は、フロー制御モジュール28からの要求に応じて、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を切断する。
アプリケーション32は、1つ以上のVoIPアプリケーション、ビデオ電話アプリケーション、メッセージ・アプリケーション(たとえば、ショート・メッセージ・サービス(SMS)アプリケーション、または、マルチメディア・メッセージ・アプリケーション(MMS))のような、任意のタイプのユーザー・アプリケーションから構成されていてもよい。この接続を通して、通信セッションを確立するために、1つ以上のアプリケーション32は、SIPまたは他のシグナリングプロトコルを用いて、アクセス・ネットワーク18Aと呼制御メッセージを交換してもよい。アプリケーション32は、たとえば、呼制御モジュール30から、呼制御要求と応答とを渡し、受信するために、ユーザー・エージェント・クライアント(UAC)、および/または、ユーザー・エージェント・サーバー(UAS)を実行してもよい。UASプロセスが、呼制御モジュール30から渡された応答を受信し処理する間に、UACプロセスは、呼制御モジュール30に対して、要求を生成し送付してもよい。アプリケーション32からの要求に応じて、呼制御モジュール30は、アプリケーション32のための通信セッションを確立するために、もう1つのSIPメッセージを生成し、1つの対応するプロキシ・サーバー(図1)に送付する。
SIPセッションの確立において、アプリケーション32・は、音声、ビデオ、テキスト、または、その他のデータを、1つ以上のデバイスに送信し、受信する。たとえば、アプリケーション32の1つは、リアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)のような、メディア・トランスポート・プロトコルにしたがって、マルチメディア・コンテンツを送信し受信する、VoIPアプリケーションであってもよい。もう1つの例として、もう1つのアプリケーション32は、ベスト・エフォートQoSを用いて、メッセージを送信する電子メール(e mail)アプリケーションであってもよい。ここで使われている、“ベスト・エフォートQoS”という言葉は、できるだけ早い、その宛先へのデータの送付を指すが、バンド幅、遅延、パケット損失レートや、その他の、特定のトラフィック・パラメータに対しての、コミットメントはない。このように、確立された接続のトラフィック・チャンネルは、複数のアプリケーション32からのトラフィックを運ぶ。
フロー制御モジュール28は、アプリケーション32にサービスするために、RLPフロー34A−34M(併せて“RLPフロー34”)のような、複数のデータ・フローを確立してもよい。RLPフロー34は、異なるQoSコミットメントを必要とする、複数のアプリケーション32の間で、アクセス・ネットワーク18Aが差を付けることを、許容する。たとえば、フロー制御モジュール28は、1つ以上のSIP要求と応答のような呼制御メッセージを、他のデバイスと交換する、呼制御モジュール30により、使用される、第1のRLPフロー(たとえば、RLPフロー34A)を起動してもよい。さらに、フロー管理モジュール72は、たとえば、メッセージ・アプリケーションのように、ベスト・エフォートのQoSを利用する、アプリケーション32が使用するために、第2のRLPフロー34Bを起動し、トラフィック・パラメータ(たとえば、バンド幅、遅延、パケット損失レート等)に対するQoSのコミットメントを必要とする、アプリケーション32、たとえば、VoIPアプリケーション、ビデオアプリケーションや他のリアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)を用いるアプリケーションが使用するために第3のRLPフロー34Cを起動してもよい。このように、第3のRLPフローは、第1のQoSの予約を用いて、1つ以上のアプリケーションがデータを送るのに使用される。フロー制御モジュール28は、特定の1つのアプリケーション32、または、呼制御モジュール30からの通信を、対応する1つのRLPフロー34と、関連付ける。このように、複数のRLPフロー34は、アクセス・ネットワーク18Aとの、1つの接続を利用し、1つ以上のアプリケーション32は、データを通信するために、各々のRLPフロー34を利用する。
フロー制御モジュール28は、種々のRLPフロー34におけるトラフィックの動作を監視し、アプリケーション32、および、呼制御モジュール30が、いずれも接続を利用していない場合には、接続管理モジュール26に対して、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を切断するように命じる。言いかえれば、フロー制御モジュール28は、この接続を使う、活性化したRLPフローがないと、接続管理モジュール26に対して、できるだけ早く、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を切断するように、命じる。一例として、フロー制御モジュール28は、不活性タイマーを、パケットがRLPフローに送信されてから、または、受信されてからの期間を追跡する、各々のRLPフロー34と関連付けてもよい。フロー制御モジュール28は、不活性タイマーが、対応するRLPフローに関連付けられている、閾値を越える場合に、1つのRLPフロー34が不活性であると決めてもよい。言いかえれば、フロー制御モジュール28は、その特定のRLPフローの、不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、そのRLPフローにパケットが送信も受信もされない場合に、RLPフローが不活性であると決める。
フロー制御モジュール28は、1つ以上のアプリケーション32から、および/または、呼管理モジュール30から、不活性タイマーの閾値を受け取る。各々のアプリケーション32は、接続が必要でないと決定する前に、すなわち、RLPフローが不活性であると特徴付けられる前に、それぞれ異なる不活性期間を必要としてもよい。1つの例として、VoIPアプリケーションは、RTPトラフィックを送るために使われる、関連付けられたRLPフローに、無限大の不活性タイマーの閾値を渡してもよい。このように、WCD14のユーザーがVoIPアプリケーションを終了するまで、たとえば、“終了ボタン”を押すまで、接続は開いたままになっている。もう1つの例として、ベスト・エフォートQoSトラフィックを提供する、RLPフローに関連付けられた、不活性タイマーの閾値は、20秒かもしれない。この場合には、フロー制御モジュール28は、20秒間にわたって、RLPフローを通して、パケットが受信も送信もされないと、ベスト・エフォートQoSトラフィックを提供しているRLPフローが不活性であると決める。
フロー制御モジュール28は、さらに、呼制御メッセージを交換するアプリケーション70が使用する、RLPフロー34の1つのために、呼管理モジュール30から不活性タイマー閾値を受け取る。呼管理モジュール30は、本開示の技術にしたがって、呼制御メッセージを交換するために、アプリケーション32により使用される、RLPフロー34のための、不活性対タイマーの閾値を計算する。呼管理モジュール30は、SIPメッセージをプロキシ・サーバー20と交換するために、1つ以上のアプリケーション32と相互に作用する。
各々のアプリケーション32は、その対応する呼制御トランザクションが、不活性であると決定するまでに、異なる不活性時間を必要としてもよい。このように、呼制御メッセージを使用する、1つ以上のアプリケーション32は、呼制御トランザクションが完了してから、ある期間だけ、適切なRLPフローが活性化していることを必要としてもよい。1つの例として、メッセージ・アプリケーションは、大きなメッセージを2個以上の、小さなサイズのメッセージに分割し、各々のメッセージを連続して送信してもよい。したがって、メッセージ・アプリケーションは、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を再確立することなしに、メッセージの付加的な部分を送るために、最初のトランザクションが終了してから、ある期間だけ、接続を開いたままにしておく必要がある。VoIPアプリケーションのような、他のアプリケーション32は、呼制御トランザクションが終了した後に、活性化したままにさせる、呼制御メッセージを送るのに、RLPフローを必要としないかもしれない。WCD14は、RLPフローの1つが活性化されている間は、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を維持するであろう。このように、WCD14は、呼制御メッセージを送るために、RLPフローが活性化している間は、すなわち、調整された不活性タイマーの閾値を、越える期間にわたって、メッセージが受信されなくなるまで、接続を維持する。
呼制御トランザクションの終了後にある期間だけ、開いたままにする、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を必要とする、任意のアプリケーション32は、呼管理モジュール30に、呼制御トランザクションの終了後に、特定のアプリケーションが、RLPフローを活性化しておきたい期間を指定する、アプリケーション特有の不活性タイマー閾値を送信してもよい。RLPフローの活性化を維持することにより、接続は切断されない。アプリケーション32は、アプリケーションが開始するという、呼制御トランザクションにもかかわらず、同じアプリケーション特有の、不活性タイマー閾値を送信してもよい。あるいは、アプリケーション32は、アプリケーションが起動する呼制御トランザクションのタイプを基にして、動的に、アプリケーション特有の不活性タイマー閾値を選択してもよい。たとえば、アプリケーション32から送信された、アプリケーション特有の不活性タイマー閾値は、INVITEトランザクションに対しては、SIPを使うインスタント・メッセージを送るのに使われる、MESSAGEトランザクションに対してよりも、短いかもしれない。
呼管理モジュール30は、呼管理モジュール30に、アプリケーション固有の、不活性タイマー閾値を渡さない、アプリケーション32のためのSIPトランザクションの終了後に、活性化を維持するために、呼制御メッセージを送るのに使われる、RLPフローをアプリケーションが必要としないと、仮定してもよい。呼管理モジュール30は、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションと、任意の、新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすように、不活性タイマー閾値を決め、呼制御メッセージを交換するためにアプリケーション32により使われる、RLPフロー34における活動を追跡するのに使うために、この不活性タイマー閾値をフロー制御モジュール28に送信する。このように、呼管理モジュール30は、直近に終了したが、RLPフローを活性化しておき、このように接続を開いておく、呼制御トランザクションと同様に、現時点で活性化しているすべての呼制御トランザクションに対して、1つの不活性タイマーを選択する。
呼管理モジュール30は、呼制御トランザクションのいずれかが変更されるごとに、呼制御メッセージを交換するために使われる、RLP34に関連付けて、不活性タイマーの閾値を、動的に調整する。一例として、新たな呼制御トランザクションが開始するか、既存の呼制御トランザクションが終了すると、呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値を、動的に調整する。さらに、不活性タイマーの閾値は、リセット、たとえば0へのリセット、に対する応答において、調整される。これらの“イベント”のいずれかに応答して、呼管理モジュール30は、呼制御モジュール交換するのに使用する、RLPフロー34の1つに関連付けられる、新たな不活性タイマー閾値を、選択する。
以上に記述したように、呼管理モジュール30は、適切なRLPフロー34における、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションと、任意の、新規の呼制御トランザクションとの、最小限の接続要求を満たすように、不活性タイマーの閾値のための値を選択する。しかしながら、不活性タイマーの閾値の計算は、発生したイベントのタイプに依存している。アプリケーション32の1つの、UACプロセスからの要求を受信するか、または、アプリケーション32の1つの、UACプロセスの応答を渡すような、新たな呼制御トランザクションの開始の場合には、呼管理モジュール30は、既存の呼制御トランザクションと直近に終了した呼制御トランザクションの、最小接続要求を満たすように、接続を維持しておく時間の最大値を追跡する、動的閾値(dynamic threshold value)(T)と、呼制御トランザクションが終了するのに必要な最大時間が、指し示すタイマーの定数(Tstart)とのうち、大きな方の値になるように、不活性タイマーの閾値を調整する。1つの例において、Tstartは、64*T1であると定義してもよい。ただし、T1は0.5から2秒までの値である。
動的閾値Tは、0と等しくなるように、最初に初期化される。このように、最初のSIPトランザクションの開始において、不活性閾値タイマーの値は、Tstartと等しくなるであろう。しかしながら、各々のSIPトランザクションの最後に、呼制御トランザクションに関連付けられている、アプリケーション32の1つにより渡される、アプリケーション固有の、不活性タイマー閾値(すなわちTapp)と、呼制御トランザクションを開始するアプリケーションに係わらず、応答および要求を再送信することを許されている、呼制御トランザクションの最後に、必要とされる期間を示す、アプリケーション特有ではない、不活性タイマー定数(Tend)と、現時点での動的な閾値と、事象が発生した時刻との差(すなわちT−t)とのうち、最大のものであるように、Tは再計算される。1つの例では、Tendは2*T1で定義される。ここでT1は0.5から2秒までの値である。このように、Tは、現時点で活性化されているすべての呼制御トランザクション、および、直近に終了した呼制御トランザクションの、最小接続要求を満たすように、接続を開いたままにしておかなければならない、最小の期間を追跡する。
さらに、呼管理モジュール30は、呼制御メッセージを交換するのに使われる、RLPフロー32上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡する。一例として、呼管理モジュール30は、呼制御トランザクションの開始時と終了時に、それぞれ、増加、減少させるカウンタ(tcnt)を備えている。このように、呼管理モジュール30は、新たな呼制御トランザクションが開始するときに、カウンタを1だけ増加させる。同様に、呼管理モジュール30は、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、カウンタを1だけ減少させる。カウンタが0に等しい場合には、これ以上の呼制御トランザクションは保留にされていないし、RLPフローは、動的な閾値Tを満足するのに十分なだけ長く、活性化されている。
最初の最終応答を、1つのアプリケーション32の、UACプロセスに渡すように、または、最初の最終応答を、1つのアプリケーション32の、UACプロセスから受け取るように、既存の呼制御トランザクションが終了する場合には、呼管理モジュール30は、上記の動的閾値(T)を再計算する。さらに、呼管理モジュール30は、呼制御メッセージを交換するのに使われる、RLPフローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整する。不活性タイマーの閾値を調整することは、既存の呼制御トランザクションが、これ以外にあるかどうかに依存する。1つ以上の、既存の呼制御トランザクションがある、すなわち、tcnt>0の場合には、呼管理モジュール30は、再計算された動的閾値(T)とタイマー定数(Tstart)とのうち、大きい方と等しくなるように、不活性タイマーの閾値を調整する。他に既存の呼制御トランザクションがない場合、すなわち、tcnt=0の場合には、呼管理モジュール30は、再計算された動的閾値(T)と0のうち、大きい方と等しくなるように、不活性タイマーの閾値を調整する。
呼管理モジュール30は、さらに、リセット・イベントにおい、不活性タイマーの閾値を調整する。一例として、SIPトランザクションを送信または受信してから経過した期間が、不活性タイマーの閾値以上である場合には、呼管理モジュール30は、他のタイマーの変数と同様に、不活性タイマーの閾値を0に、リセットまたはセットする。
しかしながら、どのようなタイプのイベントが検出されようとも、呼管理モジュール30は、調整された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値とは異なるかどうかを決める。調整された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値と異なる場合には、呼管理モジュール30は、調整された不活性タイマーの閾値を、フロー制御モジュール28に渡す。調整された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値と同じである場合には、呼管理モジュール30は、調整された不活性タイマーの閾値を、フロー制御モジュール28に渡さない。
図2に示された、種々の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせにより、実現されてもよい。いくつかの構成要素は、1つ以上のマイクロプロセッサかディジタルシグナルプロセッサー(DSP)、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つ以上のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、または、他の等価な集積あるいは個別部品の論理回路により実行される、プロセスまたはモジュールとして実現されてもよい。モジュールとしての異なる特徴の描写は、WCD14の異なる機能の態様を、強調するように意図されていて、このようなモジュールが、独立のハードウェア、および/または、ソフトウェア構成要素により、実現されなければならないということを、必ずしも示唆しない。むしろ、1つ以上のモジュールと関連付けられた機能性は、共通または独立のハードウェア、および/または、ソフトウェア構成要素の中に、統合されてもよい。このように、本開示はWCD14の例に限定されるべきではない。
ソフトウェアの中で実現される場合には、本開示に記述されている、システムおよびデバイスの発明とされる機能性は、たとえば、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)、電気的に消去可能な、書き込み可能なROM(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、磁気または光データ記憶メディアなどを備える、(示されていない)メモリ内のような、コンピュータ可読メディア上の命令として、実施されてもよい。命令は、この開示に記述されている機能性の、1つ以上の態様をサポートするために、実行される。
図3は、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を、いつ切断するかを決める、図2のWCD14のような、通信デバイスの典型的な動作を示す、フロー・ダイアグラムである。最初に、WCD14は、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を確立する(40)。たとえば、接続管理モジュール26は、接続を確立するために、アクセス・ネットワーク18Aに、接続要求を送信してもよい。この接続要求に応答して、アクセス・ネットワーク18Aは、WCDと、アクセス・ネットワーク18Aとの間のトラフィック・チャンネルを確立する。
フロー制御モジュール28は、アプリケーション32にサービスするために、RLPフロー34のような、1つ以上のデータ・フローを確立する(42)。フロー制御モジュール28は、異なるQoSの予約、または、コミットメントに対応する、複数のRLPフロー34を確立する。一例として、フロー管理モジュール28は、呼制御メッセージを交換するために使う、最初のRLPフローを活性化してもよい。さらに、フロー管理モジュール28は、異なるQoS予約とデータを通信するために、1つ以上の、他のRLPフローを活性化してもよい。たとえば、フロー管理モジュール28は、ベスト・エフォートQoSを使って、データを送信するアプリケーション、たとえば、電子メール・アプリケーションにより使われる、第2のRLPフローを活性化し、たとえば、VoIPアプリケーション、ビデオ電話アプリケーション、または、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)のような、メディアトランスポートプロトコルを利用する、他のアプリケーションのように、特定のトラフィック・パラメータ(たとえば、バンド幅、遅延、損失など)に対するコミットメントを明示する、QoS予約を必要とする、マルチメディア・コンテンツを送信するアプリケーションのための、第3のRLPフローを活性化してもよい。このように、確立された接続は、複数のアプリケーション32のトラフィックを運ぶ。
フロー制御モジュール28は、各々のRLPフローの不活性タイマーの閾値を決める(44)。フロー制御モジュール28は、たとえば、1つ以上のアプリケーション32、および/または、呼管理モジュール30から、不活性タイマーの閾値を受信してもよい。フロー制御モジュール28は、たとえば、ベスト・エフォートQoSのトラフィックを運ぶために使われる、RLPフローと、これらのRLPフローを使って通信するアプリケーション32から直接、予約したQoSで、トラフィックを送るのに使うRLPフローとのために、不活性タイマーの閾値を受信してもよい。アプリケーション32は、RLPフローのための予約が活性化される場合に、不活性タイマーの閾値を備えていてもよい。フロー制御モジュール28は、その特定のRLPフローのための不活性タイマーの閾値として、アプリケーション32から受信した複数の不活性タイマーの閾値のうち、最大の不活性タイマーの閾値を選択してもよい。
フロー制御モジュール28は、さらに、呼制御メッセージを交換するのに使う、RLPフロー34の1つのために、呼管理モジュール30から、不活性タイマーの閾値を受け取る。呼管理モジュール30は、本開示の技術に従う呼制御メッセージを送る、RLPフロー34のために、不活性タイマーの閾値を計算する。ここに、詳細に説明されたように、呼管理モジュール30は、呼制御トランザクションの1つが変更されるごとに、呼制御メッセージを交換するのに使う、RLP34に関連付けて、不活性タイマーの閾値を動的に調整する。特に、呼管理モジュール30は、任意の、新たな呼制御トランザクションと同様に、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した、呼制御トランザクションとの最小の接続要求を満たす、1つの不活性タイマーの閾値を選択する。
フロー制御モジュール28は、種々のRLPフロー34上の、トラフィック動作を監視する(46)。たとえば、フロー制御モジュール28は、不活性タイマーを、対応するRLPフロー34で、データが最後に送信または受信されてからの期間を追跡する、各々のRLPフロー34と関連付けてもよい。フロー制御モジュール28は、いずれかの不活性タイマーが、対応するRLPフローに関連付けられている不活性タイマーの閾値を、超えているかどうかを決める(48)。フロー制御モジュール28が、RLPフローに関連付けられているタイマーのいずれもが、対応する不活性タイマーの閾値を超えていないと決める場合には、フロー制御モジュール28は、RLPフローが活性と分類し(50)、RLPフローを監視し続ける(46)。
フロー制御モジュール28が、RLPフロー34の1つと関連付けられたタイマーが、対応する不活性タイマーの閾値を越えていると決めると、フロー制御モジュール28は、そのRLPフローを不活性として分類す(52)る。フロー制御モジュール28は、次いで、活性化されているRLPフローがあるかどうかを決める(54)。フロー制御モジュール28は少なくとも1つの活性化されたRLPフローがある、すなわち、少なくとも1つの不活性タイマーが、対応する不活性タイマー閾値を越えていないと決めると、接続管理モジュール26は、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を維持し続ける(56)。
フロー制御モジュール28は、活性化しているRLPフローがないこと、すなわち、RLPフローのすべての不活性タイマーが、対応する不活性タイマーの閾値を越えていることを決めると、接続管理モジュール26は、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を切断する(58)。このように、WCD14は、動的に調整された不活性タイマーの閾値を使って、接続を管理する。特に、呼制御メッセージを送るRLPフロー34が、活性化されている限りにおいては、すなわち、不活性タイマーの閾値を越えない限りにおいては、アクセス・ネットワーク18Aとの接続は、開いたままであろう。接続管理モジュール26は、接続を使用する活性化したRLPフローがない場合に限って、すなわち、アプリケーション32のいずれもが、または、呼管理モジュール30が、この接続を使用していない場合に限って、アクセス・ネットワーク18Aとの接続を切断する。
図4は、この開示の技術にしたがって、呼制御メッセージを交換するのに使うデータ・フローに関連付けられた、不活性タイマーの閾値を動的に調整する、呼管理モジュール30の典型的な動作を示す、フロー・ダイアグラムである。呼管理モジュール30は、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションと、任意の、新たな呼制御トランザクションとにおける、最小の接続要求を満たすように、不活性タイマーの閾値を計算する。
呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値の調整を開始するイベントを監視する(60)。以上で記述したように、呼管理モジュール30は、新たな呼制御トランザクションが開始する、既存の呼制御トランザクションが終了する、または、タイマーのリセットが発生する場合に、不活性タイマーの閾値を動的に調整してもよい。イベントを検出すると、呼管理モジュール30は、イベントが発生した時刻を確認する(62)。呼管理モジュール30は、たとえば、任意のSIP通信が送信、あるいは、受信されてからの期間を追跡する不活性タイマーを備えていて、この不活性タイマーを使って、イベントが発生した時刻を確認してもよい。
呼管理モジュール30は、発生したイベントのタイプを決める(64)。以上に記述したように、不活性タイマーの調整は、発生するイベントのタイプに依存してもよい。アプリケーション32の1つの、UACプロセスからの要求を受信するか、または、アプリケーション32の1つの、UACプロセスの応答を渡すような、新たな呼制御トランザクションの開始の場合には、(すなわち、イベントが開始イベントである場合には)、呼管理モジュール30は、呼制御メッセージを交換するのに使われる、RLPフロー上の、既存の呼制御トランザクション数を追跡するカウンタを増加させる(66)。呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値を、動的閾値(T)と、SIPトランザクションが終了するのに必要な最大時間を示す、タイマー定数(Tstart)のうち、大きい方と同じになるように調整する(68)。以上に記述されているように、動的閾値Tは、各々のSIPトランザクションの最後に計算され、直近に終了した呼制御トランザクションと同様に、全ての、既存の呼制御トランザクションの最小の接続要求を満たすように、接続を開いておく最大の期間を追跡する。呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値に向かって計数している、呼管理モジュール30により維持されているタイマーをリセットする(70)。
最初の最終応答を、1つのアプリケーション32の、UACプロセスに渡す、または、最初の最終応答を、1つのアプリケーション32の、UASプロセスから受け取るように、既存の呼制御トランザクションが終了する(すなわち、イベントが終了イベントである)場合には、呼管理モジュール30は、呼制御メッセージを交換するのに使われる、RLPフロー上の既存する呼制御トランザクションの数を、追跡するカウンタを減少させる(72)。呼管理モジュール30は、動的閾値(T)を再計算する(74)。以上に示されたように、動的閾値(T)は、呼制御トランザクションに関連付けられて、アプリケーション32により渡される、アプリケーション特有の、不活性タイマーの閾値(つまりTapp)と、呼制御トランザクションを開始したアプリケーションに係わらず、その呼制御トランザクションの最後に、応答と要求とを再送信するのに与えられる、必要な期間を示す、アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(Tend)と、現行の動的閾値と、イベントが起きた時間との差(すなわち、T−t)のうち、最大のものを選択することにより再計算される。
呼管理モジュール30は、この他に既存の呼制御トランザクションが存在するかどうかを決める(76)。呼管理モジュール30は、たとえば、既存の呼制御トランザクションの数、すなわち、tcntを追跡するカウンタが0より大きいかどうかを決める。1つ以上の、既存の呼制御トランザクションがある場合には、すなわち、tcnt>0の場合には、呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値を、再計算された動的閾値(T)と、SIPトランザクションに必要な、最大の時間を示す、タイマー定数(Tstart)との大きい方と等しくなるように調整する(78)。この他の、既存の呼制御トランザクションがない、すなわち、tcnt=0の場合には、呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値を、再計算された、動的閾値(T)と0との大きい方に等しくなるように調整する(80)。どちらの場合にも、呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値に向かってカウントする、呼管理モジュール30によって維持されているタイマーを、リセットする(82)。
呼制御メッセージを交換する、RLPフローを通して、任意の呼制御メッセージが送信、または、受信されてからの期間を追跡するタイマーが、不活性タイマーの閾値を越える(すなわち、イベントがリセット・イベントである)と、呼管理モジュール30は、不活性タイマーの閾値をリセットする(84)。
どのようなタイプのイベントが検出されたとしても、呼管理モジュール30は、調整された不活性タイマーの閾値Tが、従前の不活性タイマーの閾値(Told)とは異なること、すなわち、T=Toldかどうかを決める(86)。調整された、不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値とは異なる場合には、呼管理モジュール30は、再計算された、不活性タイマーの閾値を、フロー制御モジュール28に渡す(88)。再計算された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値と等しい場合には、呼管理モジュール30は、再計算された不活性タイマーの閾値を、フロー制御モジュール28に渡さない(90)。このように、呼管理モジュール30は、全ての既存する呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションと、任意の、新たな呼制御トランザクションとの、最小接続要求を満たす、1つの不活性タイマーの閾値を計算する。以上に、詳細に説明されたように、不活性タイマーの閾値は、呼制御メッセージを送るRLP34が、活性化されているかどうかを決めるのに使われる。すべてのRLP34が不活性となるまで、WCD14がアクセス・ネットワーク18Aとの接続を切断しないので、動的に調整された、不活性タイマーの閾値は、全てのアプリケーションの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持するために、使われてもよい。
ここに説明された技術は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせによりインプリメントされてもよい。ソフトウェアとして実施される場合には、この技術は、コンピュータ可読メディア上の、1つ以上の記憶された、または、送信された、命令、または、コードにより、少なくともその一部が実現されてもよい。コンピュータ可読メディアには、コンピュータ記憶メディアを備えていてもよい。記憶メディアは、コンピュータによりアクセス可能な、任意の利用可能なメディアであればよい。
実例としてであって、制限としてはないが、このようなコンピュータ可読メディアは、要求されるプログラム・コードを、命令またはデータ構造の形で、運搬、記憶するのに使用することができ、コンピュータによりアクセスすることができる、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)、ROM,電気的に消去可能なプログラマブル・リード・オンリー・メモリ(EEPROM)、EEPROM,フラッシュ・メモリ、CD−ROM,または、他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶、または、その他の磁気記憶デバイス、または、他のメディアのような、RAMにより構成できる。
iskとDiscは、ここで使われるように、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスク、とブルー・レイ・ディスクを含み、Diskは、通常,磁気的にデータを再生し、これに対して、Discは、たとえば、レーザーを使って光学的にデータを読み出す。上記のものの組み合わせは、さらに、コンピュータ可読メディアの、範囲内に含まれるべきである。
コンピュータプロダクト製品のコンピュータ可読メディアに関連付けられているコードは、コンピュータ、たとえば、1つ以上のディジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用向けマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ロジック・アレイ(FPGA)、または、他の等価な集積回路または個別の論理回路のような、1つ以上のプロセッサにより、実行されてもよい。いくつかの態様において、ここに記述されている機能性は、符号化と復号化のために設定されているか、または、組み合わされたビデオ符号器と復号器(CODEC)と合体した、専用のソフトウェア・モジュールか、ハードウェア・モジュールの中で提供されてもよい。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整することであって、前記不活性タイマーの閾値は、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすように調整される、不活性タイマーの閾値を調整することと、
前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていない場合に、前記データ・フローが不活性であると決めること、
を含む方法。
[2]
前記不活性タイマーの閾値を調整することは、新たな呼制御トランザクションが開始するとき、または、既存の呼制御トランザクションが終了するとき、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項1の方法。
[3]
前記不活性タイマーの閾値を調整することは、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(T start )と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の期間を追跡する、動的な閾値(T )とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するとき、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項1の方法。
[4]
前記T start は、64*T1に等しく、前記T1は、0.5秒から2秒の間の値である、請求項3の方法。
[5]
呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションに使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡することを、さらに含む、請求項1の方法。
[6]
前記既存の呼制御トランザクションの数を追跡することは、
前記既存の呼制御トランザクションの数をカウントする、カウンタを維持することと、
新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記カウンタを1だけ増加させることと、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記カウンタを1だけ減少させること、
を含む、請求項5の方法。
[7]
前記不活性タイマーの閾値を調整することは、前記SIPトランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマー定数(T start )と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0よりも大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するとき、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項5の方法。
[8]
前記不活性タイマーの閾値を調整することは、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項5の方法。
[9]
前記調整された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値と異なるかどうかを決めることと、
前記調整された不活性タイマーの閾値が、前記前の不活性タイマー閾値と異なるときに、前記データ・フローが、任意のアプリケーションによって、使われているかどうかを決める、データ・フロー制御モジュールに、前記調整された不活性タイマーの閾値を渡すことを、
さらに含む、請求項1の方法。
[10]
前記アプリケーションから1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を受信すること、そこにおいて、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々は、前記対応するアプリケーショに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、および、
呼制御トランザクションの最後に、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値が、終了した前記呼制御トランザクションに関連付けられる、前記アプリケーションの1つから渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つの中で最大となるように、追跡する、動的な閾値(T )と、前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、再送信される呼制御メッセージを許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(T end )と、現在の動的閾値と既存の呼制御トランザクションが終了する時間との差を、計算することを、
さらに含む、請求項1の方法。
[11]
前記T end は、2*T1と等しく、前記T1が0.5から2秒の値である、請求項10の方法。
[12]
前記それぞれのアプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、各々の前記アプリケーションのために、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値(T app )を動的に選択することを、さらに含む、請求項11の方法。
[13]
通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立することと、
呼制御メッセージを送るために、1つ以上のアプリケーションにより使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを含む、1つ以上のデータ・フローを、前記接続の上に確立することと、
全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断することを、さらに含む請求項1の方法。
[14]
前記接続を確立することは、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間のエアインターフェイスを確立することを含む、請求項13の方法。
[15]
前記接続上での前記1つ以上のデータ・フローの確立が、前記アプリケーションのためにデータを送る、1つ以上のラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローの確立を含む、請求項13の方法。
[16]
前記1つ以上のRLPフローを確立することは、
呼制御メッセージを送るために、1つ以上の前記アプリケーションで使う第1のRLPフローを確立することと、
ベスト・エフォートの品質サービス(QoS)を使って、データを送信する、1つ以上の前記アプリケーションで使われる、第2のRLPフローを確立することと、
第1のQoS予約を使って、データを送る、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる、第3のRLPフローを確立することを、
含む、請求項15の方法。
[17]
前記アプリケーションは、セッション開始プロトコル(SIP)に従って、呼制御メッセージを送る、請求項1の方法。
[18]
呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整する呼管理モジュールであって、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすように、前記不活性タイマーの閾値を調整する、前記呼管理モジュールと、
前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると決める、フロー制御モジュールを、
備える通信デバイス。
[19]
前記呼管理モジュールは、新たな呼制御トランザクションが開始する、または、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項18のデバイス。
[20]
前記呼管理モジュールが、不活性タイマーの閾値を調整することは、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(T start )と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項18のデバイス。
[21]
前記呼管理モジュールが、呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションに使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡する、請求項18のデバイス。
[22]
前記呼管理モジュールが、1つの新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記カウンタを1だけ増加させ、1つの既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記カウンタを1だけ減少させて、前記既存の呼制御トランザクションの数を追跡するカウンタを維持する、請求項21のデバイス。
[23]
前記呼管理モジュールは、前記新たな呼制御トランザクションが、終了するのに必要な時間の最大値を示す、タイマー定数(T start )と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0よりも大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項21のデバイス。
[24]
前記呼管理モジュールは、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項21のデバイス。
[25]
前記呼管理モジュールは、前記調整された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値と異なるかどうかを決め、前記調整された不活性タイマーの閾値が、前記前の不活性タイマー閾値と異なるときに、前記フロー制御モジュールに、前記調整された不活性タイマーの閾値を渡す、請求項18のデバイス。
[26]
前記呼管理モジュールは、アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々が、前記対応するアプリケーションに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を、前記アプリケーションから受信することと、
前記呼管理モジュールは、呼制御トランザクションの最後に、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値が、終了した前記呼制御トランザクションに関連付けられる、前記アプリケーションの1つから渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つの中で最大となるように、追跡する、動的な閾値(T )と、前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、再送信される呼制御メッセージを許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(T end )と、現在の動的閾値と既存の呼制御トランザクションが終了する時間との差を、計算することを、
さらに備える、請求項18のデバイス。
[27]
前記アプリケーションは、前記それぞれのアプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、アプリケーション特有の、不活性タイマーの閾値(T app )を、動的に選択する、請求項26のデバイス。
[28]
前記通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立する接続管理モジュールであって、前記フロー制御モジュールが、前記接続を通して、1つ以上のデータ・フローを確立し、呼制御メッセージを送るために1つ以上のアプリケーションにより使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを備え、
前記接続管理モジュールが、全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断する、接続管理モジュールを、
さらに備える請求項18のデバイス。
[29]
前記接続管理モジュールが、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間のエアインターフェイスを確立する、請求項28の方法。
[30]
前記フロー制御モジュールが、呼制御メッセージを送るために、通信デバイスで実行される、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる第1のRLPフローと、ベスト・エフォートの品質サービス(QoS)を使って、データを送信するために、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる第2のRLPフローと、第1のQoS予約を使ってデータを送る、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる第3のRLPフローを備える、1つ以上のラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローを、、前記接続上に確立する、請求項15のデバイス。
[31]
前記アプリケーションが、セッション開始プロトコル(SIP)に従う前記データ・フローにより、呼制御メッセージを送る、請求項18のデバイス。
[32]
呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整するようにコンピュータを動作させるコードであって、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションとの、最小限の接続要求を満たすように、前記不活性タイマーの閾値を、調整するコードと、
前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると決めるように、コンピュータを動作させるコードを含む、
コンピュータ可読メディアを含む、
コンピュータ・プログラム製品。
[33]
前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、新たな呼制御トランザクションが開始する、または、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させるコードを含む、請求項33のコンピュータ・プログラム製品。
[34]
前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(T start )と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように、前記コンピュータを動作させるコードを含む、請求項32のコンピュータ・プログラム製品。
[35]
前記コンピュータ可読メディアが、呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡するように、前記コンピュータを動作させるコードを、さらに含む、請求項32のコンピュータ・プログラム製品。
[36]
前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマー定数(T start )と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0よりも大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように、前記コンピュータを動作させるコードを含む、請求項35のコンピュータ・プログラム製品。
[37]
前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように、コンピュータを動作させるコードを含んでいる、請求項35のコンピュータ・プログラム製品。
[38]
前記コンピュータ可読メディアが、
前記対応するアプリケーショに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々が、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を、前記アプリケーションから受信するようにコンピュータを動作させるコードと、
呼制御トランザクションの最後に、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値が、終了した前記呼制御トランザクションに関連付けられる、前記アプリケーションの1つから渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つの中で最大となるように追跡する、動的な閾値(T )と、前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、再送信される呼制御メッセージを許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(T end )と、現在の動的閾値と既存の呼制御トランザクションが終了する時間との差を、計算させるようにコンピュータを動作させるコードを、
さらに含む、請求項32のコンピュータ・プログラム製品。
[39]
前記コンピュータ可読メディアが、それぞれの前記アプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、各々の前記アプリケーションのために、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値(T app )を動的に選択するように、前記コンピュータを動作させるコードを、さらに含む、請求項38のコンピュータ・プログラム製品。
[40]
前記コンピュータ可読メディアが、
通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立するように前記コンピュータを動作させるコードと、
1つ以上のアプリケーションにより、呼制御メッセージを送るために、使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを備えていて、1つ以上のデータ・フローを、前記接続の上に確立するように前記コンピュータを動作させるコードと、
全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断するように、前記コンピュータを動作させるコードを、
さらに含む、請求項32のコンピュータ・プログラム製品。
[41]
前記1つ以上のデータ・フローを、前記接続上で確立するように、前記コンピュータを動作させるコードが、前記アプリケーションのためにデータを送る、1つ以上のラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローを確立するように、コンピュータを動作させるためのコードを含む、請求項40コンピュータ・プログラム製品。
[42]
前記アプリケーションが、セッション開始プロトコル(SIP)に従って、呼制御メッセージを送る、請求項32のコンピュータ・プログラム製品。
[43]
呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整する手段であって、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすように、前記不活性タイマーの閾値が調整される、不活性タイマーの閾値を調整する手段と、
前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると決める手段、
を備える通信デバイス。
[44]
前記調整手段が、新たな呼制御トランザクションが開始する、または、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項43のデバイス。
[45]
前記調整手段が、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(T start )と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項43のデバイス。
[46]
呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションに使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡する手段を、さらに備える、請求項43のデバイス。
[47]
前記調整手段は、前記新たな呼制御トランザクションが、終了するのに必要な時間の最大値を示す、タイマー定数(T start )と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0より大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )との、大きい方を選択することにより、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項46のデバイス。
[48]
前記調整手段は、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T )と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項46のデバイス。
[49]
アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々が、前記対応するアプリケーショに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を、前記アプリケーションから受信する手段と、
呼制御トランザクションの最後に、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値が、終了した前記呼制御トランザクションに関連付けられる、前記アプリケーションの1つから渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つの中で最大となるように、追跡する、動的な閾値(T )と、前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、再送信される呼制御メッセージを許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(T end )と、現在の動的閾値と既存の呼制御トランザクションが終了する時間との差、を計算する手段を、
さらに備える請求項43のデバイス。
[50]
前記それぞれのアプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、各々の前記アプリケーションのために、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値(T app )を動的に選択する手段を、さらに備える、請求項49のデバイス。
[51]
通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立する手段と、
呼制御メッセージを送るために、1つ以上のアプリケーションにより使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを含み、前記接続を通して、1つ以上のデータ・フローを確立する手段と、
全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断する手段を、
さらに備える、請求項43のデバイス。

Claims (51)

  1. デバイスによって実行される方法であって、
    呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整することであって、前記不活性タイマーの閾値は、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすのに必要な時間期間の間、接続を開いたままにするように調整される、不活性タイマーの閾値を調整することと、
    前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていない場合に、前記データ・フローが不活性であると決めること、
    を含む方法。
  2. 前記不活性タイマーの閾値を調整することは、新たな呼制御トランザクションが開始するとき、または、既存の呼制御トランザクションが終了するとき、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項1の方法。
  3. 前記不活性タイマーの閾値を調整することは、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(Tstart)と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の期間を追跡する、動的な閾値(T)とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するとき、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項1の方法。
  4. 前記Tstartは、64*T1に等しく、前記T1は、0.5秒から2秒の間の値である、請求項3の方法。
  5. 不活性タイマーの閾値を調整するために、呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションに使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡することを、さらに含む、請求項1の方法。
  6. 前記既存の呼制御トランザクションの数を追跡することは、
    前記既存の呼制御トランザクションの数をカウントする、カウンタを維持することと、
    新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記カウンタを1だけ増加させることと、
    既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記カウンタを1だけ減少させること、
    を含む、請求項5の方法。
  7. 前記不活性タイマーの閾値を調整することは、前記SIPトランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマー定数(Tstart)と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0よりも大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するとき、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項5の方法。
  8. 前記不活性タイマーの閾値を調整することは、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整することを含む、請求項5の方法。
  9. 前記調整された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値と異なるかどうかを決めることと、
    前記調整された不活性タイマーの閾値が、前記前の不活性タイマー閾値と異なるときに、前記データ・フローが、任意のアプリケーションによって、使われているかどうかを決める、データ・フロー制御モジュールに、前記調整された不活性タイマーの閾値を渡すことを、
    さらに含む、請求項1の方法。
  10. 前記アプリケーションから1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を受信すること、そこにおいて、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々は、前記対応するアプリケーショに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、および、
    呼制御トランザクションの最後において、終了した前記呼制御トランザクションに関連る、前記アプリケーションの1つによって渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つ前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、呼制御メッセージを再送信すること許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(Tend)と、現在の動的閾値によって表される時刻と既存の呼制御トランザクションが終了する時刻との差とのうちの中で最大のものであるように、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値を追跡する動的な閾値(T )を、計算することを、
    さらに含む、請求項1の方法。
  11. 前記Tendは、2*T1と等しく、前記T1が0.5から2秒の値である、請求項10の方法。
  12. 前記それぞれのアプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、各々の前記アプリケーションのために、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値(Tapp)を動的に選択することを、さらに含む、請求項11の方法。
  13. 通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立することと、
    呼制御メッセージを送るために、1つ以上のアプリケーションにより使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを含む、1つ以上のデータ・フローを、前記接続の上に確立することと、
    全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断することを、さらに含む請求項1の方法。
  14. 前記接続を確立することは、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間のエアインターフェイスを確立することを含む、請求項13の方法。
  15. 前記接続上での前記1つ以上のデータ・フローの確立が、前記アプリケーションのためにデータを送る、1つ以上のラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローの確立を含む、請求項13の方法。
  16. 前記1つ以上のRLPフローを確立することは、
    呼制御メッセージを送るために、1つ以上の前記アプリケーションで使う第1のRLPフローを確立することと、
    ベスト・エフォートの品質サービス(QoS)を使って、データを送信する、1つ以上の前記アプリケーションで使われる、第2のRLPフローを確立することと、
    第1のQoS予約を使って、データを送る、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる、第3のRLPフローを確立することを、
    含む、請求項15の方法。
  17. 前記アプリケーションは、セッション開始プロトコル(SIP)に従って、呼制御メッセージを送る、請求項1の方法。
  18. 呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整する呼管理モジュールであって、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすのに必要な時間期間の間、接続を開いたままにするように、前記不活性タイマーの閾値を調整する、前記呼管理モジュールと、
    前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると決める、フロー制御モジュールを、
    備える通信デバイス。
  19. 前記呼管理モジュールは、新たな呼制御トランザクションが開始する、または、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項18のデバイス。
  20. 前記呼管理モジュールが、不活性タイマーの閾値を調整することは、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(Tstart)と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項18のデバイス。
  21. 前記呼管理モジュールが、不活性タイマーの閾値を調整するために、呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションに使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡する、請求項18のデバイス。
  22. 前記呼管理モジュールが、1つの新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記カウンタを1だけ増加させ、1つの既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記カウンタを1だけ減少させて、前記既存の呼制御トランザクションの数を追跡するカウンタを維持する、請求項21のデバイス。
  23. 前記呼管理モジュールは、前記新たな呼制御トランザクションが、終了するのに必要な時間の最大値を示す、タイマー定数(Tstart)と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0よりも大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項21のデバイス。
  24. 前記呼管理モジュールは、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項21のデバイス。
  25. 前記呼管理モジュールは、前記調整された不活性タイマーの閾値が、前の不活性タイマーの閾値と異なるかどうかを決め、前記調整された不活性タイマーの閾値が、前記前の不活性タイマー閾値と異なるときに、前記フロー制御モジュールに、前記調整された不活性タイマーの閾値を渡す、請求項18のデバイス。
  26. 前記呼管理モジュールは、アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々が、前記対応するアプリケーションに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を、前記アプリケーションから受信することと、
    呼制御トランザクションの最後において、終了した前記呼制御トランザクションに関連る、前記アプリケーションの1つによって渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つ前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、呼制御メッセージを再送信すること許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(Tend)と、現在の動的閾値によって表される時刻と既存の呼制御トランザクションが終了する時刻との差とのうちの中で最大のものであるように、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値を追跡する動的な閾値(T )を、計算することを、
    さらに備える、請求項18のデバイス。
  27. 前記アプリケーションは、前記それぞれのアプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、アプリケーション特有の、不活性タイマーの閾値(Tapp)を、動的に選択する、請求項26のデバイス。
  28. 前記通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立する接続管理モジュールであって、前記フロー制御モジュールが、前記接続を通して、1つ以上のデータ・フローを確立し、呼制御メッセージを送るために1つ以上のアプリケーションにより使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを備え、
    前記接続管理モジュールが、全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断する、接続管理モジュールを、
    さらに備える請求項18のデバイス。
  29. 前記接続管理モジュールが、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間のエアインターフェイスを確立する、請求項28のデバイス
  30. 前記フロー制御モジュールが、呼制御メッセージを送るために、通信デバイスで実行される、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる第1のRLPフローと、ベスト・エフォートの品質サービス(QoS)を使って、データを送信するために、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる第2のRLPフローと、第1のQoS予約を使ってデータを送る、1つ以上の前記アプリケーションにより使われる第3のRLPフローを備える、1つ以上のラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローを、前記接続上に確立する、請求項18のデバイス。
  31. 前記アプリケーションが、セッション開始プロトコル(SIP)に従う前記データ・フローにより、呼制御メッセージを送る、請求項18のデバイス。
  32. 呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整するようにコンピュータを動作させるコードであって、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションとの、最小限の接続要求を満たすのに必要な時間期間の間、接続を開いたままにするように、前記不活性タイマーの閾値を、調整するコードと、
    前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると決めるように、コンピュータを動作させるコードを含む、
    コンピュータ可読記憶媒体。
  33. 前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、新たな呼制御トランザクションが開始する、または、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させるコードを含む、請求項32コンピュータ可読記憶媒体
  34. 前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(Tstart)と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように、前記コンピュータを動作させるコードを含む、請求項32のコンピュータ可読記憶媒体
  35. 前記コンピュータ可読記憶媒体が、不活性タイマーの閾値を調整するために、呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡するように、前記コンピュータを動作させるコードを、さらに含む、請求項32のコンピュータ可読記憶媒体
  36. 前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマー定数(Tstart)と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0よりも大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように、前記コンピュータを動作させるコードを含む、請求項35のコンピュータ可読記憶媒体
  37. 前記不活性タイマーの閾値を調整するように前記コンピュータを動作させる前記コードが、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整するように、コンピュータを動作させるコードを含んでいる、請求項35のコンピュータ可読記憶媒体
  38. 前記コンピュータ可読記憶媒体が、
    前記対応するアプリケーショに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々が、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を、前記アプリケーションから受信するようにコンピュータを動作させるコードと、
    呼制御トランザクションの最後において、終了した前記呼制御トランザクションに関連る、前記アプリケーションの1つによって渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つ前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、呼制御メッセージを再送信すること許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(Tend)と、現在の動的閾値によって表される時刻と既存の呼制御トランザクションが終了する時刻との差とのうちの中で最大のものであるように、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値を追跡する動的な閾値(T )を、計算させるようにコンピュータを動作させるコードを、
    さらに含む、請求項32のコンピュータ可読記憶媒体
  39. 前記コンピュータ可読記憶媒体が、それぞれの前記アプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、各々の前記アプリケーションのために、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値(Tapp)を動的に選択するように、前記コンピュータを動作させるコードを、さらに含む、請求項38のコンピュータ可読記憶媒体
  40. 前記コンピュータ可読記憶媒体が、
    通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立するように前記コンピュータを動作させるコードと、
    1つ以上のアプリケーションにより、呼制御メッセージを送るために、使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを備えていて、1つ以上のデータ・フローを、前記接続の上に確立するように前記コンピュータを動作させるコードと、
    全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断するように、前記コンピュータを動作させるコードを、
    さらに含む、請求項32のコンピュータ可読記憶媒体
  41. 前記1つ以上のデータ・フローを、前記接続上で確立するように、前記コンピュータを動作させるコードが、前記アプリケーションのためにデータを送る、1つ以上のラジオ・リンク・プロトコル(RLP)フローを確立するように、コンピュータを動作させるためのコードを含む、請求項40のコンピュータ可読記憶媒体
  42. 前記アプリケーションが、セッション開始プロトコル(SIP)に従って、呼制御メッセージを送る、請求項32のコンピュータ可読記憶媒体
  43. 呼制御メッセージを送る、1つ以上のアプリケーションに使われる、データ・フローに関連付けて、不活性タイマーの閾値を調整する手段であって、1つ以上の既存の呼制御トランザクション、1つ以上の直近に終了した呼制御トランザクション、および1つ以上の新規の呼制御トランザクションの、最小限の接続要求を満たすのに必要な時間期間の間、接続を開いたままにするように、前記不活性タイマーの閾値が調整される、不活性タイマーの閾値を調整する手段と、
    前記調整された不活性タイマーの閾値を越える期間にわたって、前記データ・フローを通して、呼制御メッセージが、送信も受信もされていないときに、前記データ・フローが不活性であると決める手段、
    を備える通信デバイス。
  44. 前記調整手段が、新たな呼制御トランザクションが開始する、または、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項43のデバイス。
  45. 前記調整手段が、前記新たな呼制御トランザクションが終了するのに必要な、時間の最大値を示す、タイマーの閾値定数(Tstart)と、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)とのうち、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが開始するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項43のデバイス。
  46. 不活性タイマーの閾値を調整するために、呼制御メッセージを交換する、前記アプリケーションに使われる、前記データ・フロー上の、既存の呼制御トランザクションの数を追跡する手段を、さらに備える、請求項43のデバイス。
  47. 前記調整手段は、前記新たな呼制御トランザクションが、終了するのに必要な時間の最大値を示す、タイマー定数(Tstart)と、呼制御メッセージを送る前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0より大きいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)との、大きい方を選択することにより、既存の呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項46のデバイス。
  48. 前記調整手段は、呼制御メッセージを送るために、前記アプリケーションにより使われる、前記データ・フロー上の、前記既存の呼制御トランザクション数が、0と等しいときに、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、アクセス・ネットワークとの接続を維持する、最大の時間を追跡する、動的な閾値(T)と0との、大きい方を選択することにより、新たな呼制御トランザクションが終了するときに、前記不活性タイマーの閾値を調整する、請求項46のデバイス。
  49. アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の各々が、前記対応するアプリケーショに関連している呼制御トランザクションの終了後に、前記アクセス・ネットワークとの接続を維持する時間を指定する、1つ以上のアプリケーション特有の不活性タイマー閾値を、前記アプリケーションから受信する手段と、
    呼制御トランザクションの最後において、終了した前記呼制御トランザクションに関連る、前記アプリケーションの1つによって渡される、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値の1つ前記呼制御トランザクションを開始する前記アプリケーションに関わらず、呼制御メッセージを再送信すること許可するために、前記呼制御トランザクションの最後に必要とされる時間を示す、前記アプリケーション特有ではない、不活性タイマーの定数(Tend)と、現在の動的閾値によって表される時刻と既存の呼制御トランザクションが終了する時刻との差とのうちの中で最大のものであるように、既存の呼制御トランザクションと、直近に終了した呼制御トランザクションとの、最小の接続要求を満たすように、接続を維持する時間の最大値を追跡する動的な閾値(T )を、を計算する手段を、
    さらに備える請求項43のデバイス。
  50. 前記それぞれのアプリケーションにより開始された、呼制御トランザクションのタイプに基づいて、各々の前記アプリケーションのために、前記アプリケーション特有の不活性タイマーの閾値(Tapp)を動的に選択する手段を、さらに備える、請求項49のデバイス。
  51. 通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続を確立する手段と、
    呼制御メッセージを送るために、1つ以上のアプリケーションにより使われるデータ・フローが、第1のデータ・フローを含み、前記接続を通して、1つ以上のデータ・フローを確立する手段と、
    全ての前記データ・フローが不活性であるときに、前記通信デバイスと前記アクセス・ネットワークとの間の前記接続を切断する手段を、
    さらに備える、請求項43のデバイス。
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