JP5072871B2 - 構造化文書検索システム、装置、及び方法 - Google Patents

構造化文書検索システム、装置、及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5072871B2
JP5072871B2 JP2009017115A JP2009017115A JP5072871B2 JP 5072871 B2 JP5072871 B2 JP 5072871B2 JP 2009017115 A JP2009017115 A JP 2009017115A JP 2009017115 A JP2009017115 A JP 2009017115A JP 5072871 B2 JP5072871 B2 JP 5072871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
command
unit
search result
executed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009017115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010176319A (ja
Inventor
稔 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009017115A priority Critical patent/JP5072871B2/ja
Publication of JP2010176319A publication Critical patent/JP2010176319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5072871B2 publication Critical patent/JP5072871B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、構造化文書検索システム、装置、及び方法に関する。
従来から、単一の計算機では管理しきれない大量のデータを、複数の計算機(以下、「ノード」と称する)で分散して管理する分散データベースが知られている。このような分散データベースにおいて、問い合わせ処理時間の短縮、いわゆる問い合わせの最適化を行う場合は、複数のノードで分散してデータを管理しているため、問い合わせ処理での個々の操作の実行時間を短縮することに加え、問い合わせ処理中に発生するデータ転送処理の時間をできる限り削減することが望まれる。
そして、データ転送処理の時間を短縮するためには、ノード間で転送されるデータ量を削減する必要がある。例えば、問い合わせ中で別々のノードが保持しているデータの結合操作が行われるようなものが、ノード間でのデータ転送が発生する問い合わせとなる。
例えば特許文献1では、データベースで管理されている問い合わせ対象データの種別毎に統計情報と検索計画の最適化手法を用意しておくことにより、検索計画の最適化および最適化計画の追加を容易にすることが開示されている。
また、例えば特許文献2では、問い合わせ毎にその問い合わせの条件を学習することにより、頻度の高い問い合わせを高速に処理できるようにデータベースのデータ配置を変更することが開示されている。
特開平5−81330号公報 特開2007−128542号公報
しかしながら、特許文献1で開示された手法は、問い合わせ対象データの種別毎に検索計画の最適化手法を用意しなければならないため、RDB(relational database)のリレーションのように、データ構造(スキーマ)が予め定まっているものにしか適用できない。
従って、XML(Extensible Markup Language)文書のような、データ構造が予め定まっていない、構造化文書を検索対象とする分散データベースにこの手法を用いた場合、問い合わせ対象データ(XML文書でのノード)の種類が無数となり、統計情報や最適化手法も無数に用意しなければならないという問題がある。加えて、先に述べた問い合わせ処理中のデータ転送処理を考慮した最適化を行うことはできない。
また、分散データベースで保持するデータは膨大な量になるため、特許文献2で開示された手法を採用するとしても、データ配置を変更することは容易ではない。
なお、分散データベースに対する構造化文書の登録更新を、問い合わせを受け付けるノード経由で行い、登録更新ごとに転送データ量を予測するためのデータを抽出する方法なども考えられるが、登録更新処理時に対象の構造化文書を詳細に解析する必要があるため、登録更新処理の性能が悪化する可能性が高い。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、構造化文書の登録更新処理への影響を抑えつつ、転送データ量を少なくする検索計画を作成することができる構造化文書検索システム、装置、及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる構造化文書検索システムは、階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置と、複数の前記文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置と、を備える構造化文書検索システムであって、前記検索装置は、ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信部と、前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析部と、既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部と、前記検索命令が前記検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定部と、一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成部と、前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信部と、前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信部と、前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴部と、受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信部と、を備え、前記文書管理装置は、前記構造化文書を記憶する第1構造化文書記憶部と、前記検索装置から前記検索命令を受信する受信部と、前記検索命令に従って前記第1構造化文書記憶部から前記構造化文書を検索する第1検索部と、前記構造化文書の検索結果を前記検索装置に送信する送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる構造化文書検索装置は、階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置であって、ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信部と、前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析部と、既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部と、前記検索命令が前記検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定部と、一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成部と、前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信部と、前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信部と、前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴部と、受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる構造化文書検索方法は、階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置と、複数の前記文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置と、を備える構造化文書検索システムで実行される構造化文書検索方法であって、前記検索装置は、要求受信部が、ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信ステップと、解析部が、前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析ステップと、判定部が、前記検索命令が、既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定ステップと、作成部が、一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成ステップと、命令送信部が、前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信ステップと、検索結果受信部が、前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信ステップと、履歴部が、前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴ステップと、検索結果送信部が、受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信ステップと、を含み、前記文書管理装置は、受信部が、前記検索装置から前記検索命令を受信する受信ステップと、第1検索部が、前記検索命令に従って前記構造化文書を記憶する第1構造化文書記憶部から前記構造化文書を検索する第1検索ステップと、送信部が、前記構造化文書の検索結果を前記検索装置に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる構造化文書検索方法は、階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置で実行される構造化文書検索方法であって、前記検索装置は、要求受信部が、ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信ステップと、解析部が、前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析ステップと、判定部が、前記検索命令が、既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定ステップと、作成部が、一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成ステップと、命令送信部が、前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信ステップと、検索結果受信部が、前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信ステップと、履歴部が、前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴ステップと、検索結果送信部が、受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明では、既に検索済みの検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された文書管理装置の識別情報と、当該検索命令により文書管理装置から返却される検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶している。従って本発明によれば、この検索結果情報を用いることにより、構造化文書の登録更新処理への影響を抑えつつ、転送データ量を少なくする検索計画を作成することができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態の構造化文書検索システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態の構造化文書の一例を示す図である。 図3は、本実施の形態の構造化文書の一例を示す図である。 図4は、本実施の形態の構造化文書検索装置及び構造化文書管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施の形態の構造化文書の検索要求の一例を示す図である。 図6は、本実施の形態の構造化文書の転送手法の一例を説明するための図である。 図7は、本実施の形態の構造化文書の転送手法の一例を説明するための図である。 図8は、本実施の形態の構造化文書の転送手法の一例を説明するための図である。 図9は、本実施の形態の構造化文書の検索計画の作成手法の一例を説明するための図である。 図10は、本実施の形態の構造化文書の検索計画の作成手法の一例を説明するための図である。 図11は、本実施の形態の構造化文書検索装置で行われる構造化文書の検索の処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、本実施の形態の構造化文書検索装置で行われる検索計画作成処理の処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、本実施の形態の構造化文書管理装置で行われる構造化文書の検索の処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、変形例の構造化文書検索装置の構成の一例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる構造化文書検索システム、装置、及び方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施の形態の構造化文書検索システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態の構造化文書検索システムの概略構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、構造化文書検索システム1は、構造化文書を検索する構造化文書検索装置10と、階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して管理する複数の構造化文書管理装置20とを備えており、各装置は、ネットワーク30を介して接続されている。
図2及び図3は、本実施の形態の構造化文書の一例を示す図である。図2及び図3に示すように、本実施の形態では、構造化文書はXML(Extensible Markup Language)で記述されているが、SGML(Standard Generalized Markup Language)やHTML(Hyper text Markup Language)などで記述された構造化文書でもよい。
また、ネットワーク30にはクライアント装置2も接続されており、クライアント装置2が構造化文書検索装置10に対して構造化文書の検索を要求することにより、構造化文書検索装置10が複数の構造化文書管理装置20から構造化文書を検索する。
なお、ネットワーク30は、有線若しくは無線、またLAN(Local Area Network)や公衆通信回線を問わず、どのようなネットワークであってもよい。また、構造化文書検索装置10と複数の構造化文書管理装置20とを接続するネットワークと、クライアント装置2と構造化文書検索装置10とを接続するネットワークとを、別々のネットワークで構成してもよい。
図4は、本実施の形態の構造化文書検索装置10及び構造化文書管理装置20の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、構造化文書検索装置10は、通信制御部110と、検索指示部120と、検索結果記憶部130と、履歴部140と、格納指示部150とを備える。
通信制御部110は、クライアント装置2や複数の構造化文書管理装置20との間でのデータの送受信を行うものであり、要求受信部112と、命令送信部114と、検索結果受信部116と、検索結果送信部118とを含む。
要求受信部112は、クライアント装置2から送信される構造化文書の検索要求や格納要求を受信する。
図5は、クライアント装置2から送信される構造化文書の検索要求の一例を示す図である。図5に示すように、本実施の形態では、クライアント装置2から送信される構造化文書の検索要求は、W3C(World Wide Web Consortium)で標準化されているXMLで記述された構造化文書に対する問い合わせ言語XQuery(An XML Query Language)で記述されている。
図5に示す検索要求のdb(“特許DB”)は、図2に示すような構造の構造化文書群が管理されている構造化文書管理装置20を特定するためのdb関数呼び出しであり、db(“分類コード”)は、図3に示すような構造の構造化文書群が管理されている構造化文書管理装置20を特定するためのdb関数呼び出しであり、db関数は事前に定義されているものとする。
なお、命令送信部114、検索結果受信部116、及び検索結果送信部118の詳細は後述する。
検索指示部120は、要求受信部112により受け付けられた検索要求に基づいて、複数の構造化文書管理装置20に対して所定の構造化文書の検索等を指示する。そして、検索指示部120は、解析部122と、判定部124と、作成部126とを含む。
解析部122は、要求受信部112により受け付けられた検索要求の構文解析を行い、当該検索要求を複数の前記文書管理装置20の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する。
図5に示す例の場合、解析部122は、「db(“特許DB”)/特許」のパスを有するデータのうち、「db(“分類コード”)/テーマ/テーマ1」のパスを有するデータと分類コードが一致し、かつ発明の名称に「データベース」の文字列が含まれる「db(“特許DB”)/特許」のパスを有するデータの返却が要求されていることを解析する。
このため解析部122は、図5に示す検索要求の場合、「db(“分類コード”)//テーマ1/分類コード」のパスを有するデータと「db(“特許DB”)/特許/分類コード」のパスを有するデータとを結合したデータに該当するデータを検索する検索命令、「db(“特許DB”)/特許/発明の名称」で文字列「データベース」を含むデータを検索する検索命令、「db(“特許DB”)/特許」に該当するデータを検索する検索命令などに分解する。
検索結果記憶部130は、構造化文書検索装置10により既に検索済みの検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された文書管理装置20の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する。なお、検索結果記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの既存の記憶媒体により実現できる。
判定部124は、解析部122により分解された検索命令が検索結果記憶部130に記憶されている実行済検索命令と一致するか否かを判定する。
作成部126は、解析部122の解析結果や判定部124の判定結果から、各構造化文書管理装置20に実行させる検索命令や、構造化文書管理装置20での検索結果の転送ルートなどの検索計画を作成する。
例えば、図6に示すように、複数の構造化文書管理装置が構造化文書管理装置20−1〜20−4で構成され、構造化文書管理装置20−1、20−2は、図3に示す構造の構造化文書群を管理し、構造化文書管理装置20−3、20−4は、図2に示す構造の構造化文書群を管理しているものとする。
この条件の下、作成部126が、図5に示す検索要求の解析結果から検索計画を作成する場合、「db(“分類コード”)//テーマ1/分類コード」のパスを有するデータと「db(“特許DB”)/特許/分類コード」のパスを有するデータとの間での結合処理を行う必要がある。
この場合、図7に示すように、結合に必要な全てのデータを構造化文書検索装置10に集めてから結合処理を行う検索計画1が考えられる。また、図8に示すように、結合に必要な一部のデータを構造化文書管理装置20−1、20−2から構造化文書検索装置10経由で構造化文書管理装置20−3、20−4に転送し、構造化文書管理装置20−3、20−4で結合処理を行い、その結果を構造化文書検索装置10に返却する検索計画2も考えられる。
ところで、このようなデータ転送を伴う結合処理を行う場合、作成部126は、検索処理時間を短縮するために、一般的にデータ転送量の少ない検索計画を作成することが要求される。このため作成部126は、例えば、「db(“分類コード”)//テーマ1/分類コード」のパスを有するデータと「db(“特許DB”)/特許/分類コード」のパスを有するデータのデータ件数とがほぼ同量であるとわかる場合には、検索計画1を作成する。また例えば、「db(“分類コード”)//テーマ1/分類コード」のパスを有するデータの件数が少なく、「db(“特許DB”)/特許/分類コード」のパスを有するデータのデータ件数が多いとわかる場合には、検索計画2を作成する。
つまり、本実施の形態の作成部126は、検索結果記憶部130からIDなどの識別情報や、データの件数、データ量、値の分布、分類コードが合致するデータの件数やデータ量などである検索結果概要情報を参照して最適な検索計画を作成する。
具体的には、作成部126は、判定部124により解析部122により分解された検索命令が検索結果記憶部130に記憶されている実行済検索命令と一致すると判定された場合、当該実行済検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報を参照して検索要求の検索計画を作成する。
図9は、検索結果記憶部130に記憶されている検索結果情報の一例を示す図であり、「db(“分類コード”)//テーマ1/分類コード」のパスを有するデータの実行済検索命令に関する検索結果情報と、「db(“特許DB”)/特許」のパスを有するデータの実行済検索命令に関する検索結果情報が記憶されている。
この場合、作成部126は、「db(“分類コード”)//テーマ1/分類コード」のパスを有するデータの実行済検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報、具体的には、ノードID1が50件、ノードID2が50件、ノードID3が0件、ノードID4が0件という情報を参照する。
同様に、作成部126は、「db(“特許DB”)/特許」のパスを有するデータの実行済検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報、具体的には、ノードID1が0件、ノードID2が0件、ノードID3が2000件、ノードID4が2000件という情報を参照する。
この結果、作成部126は、「db(“分類コード”)//テーマ1/分類コード」のパスを有するデータの件数が、「db(“特許DB”)/特許」のパスを有するデータの件数に比べ極端に少ないため、図8に示すような検索計画2を作成する。
なお本実施の形態では、ノードID1、2、3、4は、それぞれ構造化文書管理装置20−1、20−2、20−3、20−4の識別情報を示すものとする。また、本実施の形態では検索結果概要情報としてノードIDごとのヒット件数を記憶しているが、これに限らずデータ量などを記憶することにしてもよい。
また、作成部126は、判定部124により解析部122により分解された検索命令が検索結果記憶部130に記憶されている実行済検索命令と一致すると判定されなかった場合、検索結果情報を用いて当該検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報を推定し、検索要求の検索計画を作成する。なお、推定手法としては、例えば、パスの先祖、子孫関係や選択条件の包含関係などによる推定がある。
図10は、検索結果記憶部130に記憶されている検索結果情報の一例を示す図であり、「db(“特許DB”)/特許/特許請求の範囲/請求項」のパスを有するデータの実行済検索命令に関する検索結果情報と、「db(“特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有し、文字列「XMLデータ」を含むというデータの実行済検索命令に関する検索結果情報が記憶されている。
例えば、「db(“特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有し、文字列「データベース」を含むデータの検索命令が、検索結果記憶部130に記憶されている実行済検索命令と一致すると判定されなかったものとする。
しかし、図10に示す「db(“特許DB”)/特許/特許請求の範囲/請求項」のパスを有するデータは、「db(“特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有するデータに含まれている。
従って、作成部126は、「db(“特許DB”)/特許/特許請求の範囲/請求項」のパスを有するデータの検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報、具体的には、ノードID1が0件、ノードID2が0件、ノードID3が1000件、ノードID4が1500件という情報を参照することで、「db(“特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有するデータは少なくとも2500件は存在すると推定できる。
同様に、図10に示す「db(“特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有し、文字列「XMLデータ」を含むというデータにおいて、「XMLデータ」の後に「ベース」が続いたとすると、上述の検索命令に含まれる「データベース」と合致する。
従って、作成部126は、「db(“特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有し、文字列「XMLデータ」を含むというデータの検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報、具体的には、ノードID1が0件、ノードID2が0件、ノードID3が200件、ノードID4が100件という情報を参照することで、「db(”特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有し、文字列「データベース」を含むデータは300件程度は存在する可能性があると推定できる。
以上より、作成部126は、「db(“特許DB”)/特許//請求項/text()」のパスを有し、文字列「データベース」を含むデータは、「ノードID1が0件、ノードID2が0件、ノードID3が200件から最大1000件以上、ノードID4が100件から最大1500件以上」と推定することができる。そして、作成部126は、この推定結果を参照して検索計画を作成する。
命令送信部114は、作成部126により作成された検索計画に従って、解析部122により分解された検索命令を複数の文書管理装置20の少なくともいずれかに送信する。また、後述する格納指示部150の格納指示に従って、構造化文書を指定された文書管理装置20の少なくともいずれかに送信する。
検索結果受信部116は、検索命令が送信された文書管理装置20から、命令送信部114により送信された検索命令の検索結果を受信する。
履歴部140は、解析部122により分解された検索命令と、当該検索命令が送信された文書管理装置20の識別情報と、検索結果受信部116により受信された検索命令の検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ検索結果記憶部130の実行済検索命令、識別情報、及び検索結果概要情報として履歴する。
検索結果送信部118は、検索結果受信部116により受信された検索命令の検索結果に基づく検索要求の検索結果を、クライアント装置2に送信する。
格納指示部150は、要求受信部112により受け付けられた格納要求に基づいて、構造化文書管理装置20に対して所定の構造化文書の格納等を指示する。
図4に示すように、構造化文書管理装置20は、通信制御部210と、第1検索部220と、第1構造化文書記憶部230と、格納部240とを備える。
通信制御部210は、構造化文書検索装置10との間でのデータの送受信を行うものであり、受信部212と、送信部214とを含む。
受信部212は、構造化文書検索装置10から構造化文書の検索命令や格納命令を受信する。
第1構造化文書記憶部230は、図2や図3に示すような構造化文書を記憶するものであり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの既存の記憶媒体により実現できる。
第1検索部220は、受信部212により受信された検索命令に従って、第1構造化文書記憶部230から構造化文書を検索する。
送信部214は、第1検索部220による構造化文書の検索結果を、構造化文書検索装置10に送信する。
格納部240は、受信部212により受信された格納命令に従って、第1構造化文書記憶部230に構造化文書を格納する。
次に、本実施の形態の構造化文書検索システムの動作について説明する。
図11は、本実施の形態の構造化文書検索装置10で行われる構造化文書の検索の処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、要求受信部112は、クライアント装置2から構造化文書の検索要求を受信する(ステップS10)。
続いて、解析部122は、要求受信部112により受信された検索要求の構文解析を行い、当該検索要求を複数の文書管理装置20の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する(ステップS12)。
続いて、作成部124は、解析部122の解析結果から、各構造化文書管理装置20に実行させる検索命令や、構造化文書管理装置20での検索結果の転送ルートなどの検索計画を作成する検索計画作成処理を行う(ステップS14)。なお、検索計画作成処理の詳細は後述する。
続いて、命令送信部114は、作成部126により作成された検索計画に従って、解析部122により分解された検索命令を複数の文書管理装置20の少なくともいずれかに送信する(ステップS20)。
続いて、検索結果受信部116が、構造化文書管理装置20から検索命令に対する検索結果を受信した場合(ステップS22でYes)、履歴部140は、当該検索命令の検索結果情報が、検索結果記憶部130に既に格納されているか否かを確認する(ステップS24)。
そして、履歴部140は、検索命令の検索結果情報が検索結果記憶部130に既に格納されている場合には(ステップS24でYes)、当該検索命令の検索結果情報を検索結果受信部116により受信された検索結果で更新する(ステップS26)。
一方、履歴部140は、検索命令の検索結果情報が検索結果記憶部130に格納されていない場合には(ステップS24でNo)、検索結果受信部116により受信された検索結果の検索結果情報を新規に格納する(ステップS28)。
そして、検索結果受信部116が、全ての検索命令に対する検索結果を受信し、検索命令が終了するまで(ステップS30でNo)、ステップS22〜ステップS30の処理が繰り返される。
検索結果受信部116が、全ての検索命令に対する検索結果を受信し、検索命令が終了した場合には(ステップS30でYes)、検索結果送信部118が、クライアント装置2に対して、検索要求に対する検索結果を送信する(ステップS32)。
図12は、図11のステップS14に示す検索計画作成処理の処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、判定部124は、解析部122により解析された検索命令に合致する実行済検索命令が検索結果記憶部130に格納されているか否かを確認する(ステップS40)。
そして、作成部126は、合致する実行済検索命令が検索結果記憶部130に格納されている場合には(ステップS40でYes)、当該実行済検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報を取得して、検索要求の検索計画を作成する(ステップS42)。
一方、作成部126は、合致する実行済検索命令が検索結果記憶部130に格納されていない場合には(ステップS40でNo)、検索結果記憶部130に格納されている検索結果情報を用いて当該検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報を推定する(ステップS44)。
そして、作成部126は、当該検索命令に対応する識別情報及び検索結果概要情報の推定に成功した場合には(ステップS46でYes)、当該検索命令の推定結果を取得して、検索要求の検索計画を作成する(ステップS48)。
一方、作成部126は、当該検索命令の検索結果の推定に失敗した場合には(ステップS46でNo)、例えば、予め定められたルールに基づいて検索計画を作成する。
図13は、本実施の形態の構造化文書管理装置20で行われる構造化文書の検索の処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、受信部212は、構造化文書検索装置10から検索命令を受信する(ステップS60)。
続いて、第1検索部220は、受信部212により受信された検索命令に従って、第1構造化文書記憶部230から検索する(ステップS62)。
続いて、送信部214は、第1検索部220の検索結果を構造化文書検索装置10に送信する(ステップS64)。
このように本実施の形態では、既に検索済みの検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行さた文書管理装置の識別情報と、当該検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶している。従って本実施の形態によれば、この検索結果情報を用いることにより、構造化文書の検索以外の処理への影響を抑えつつ、転送データ量を少なくする検索計画を作成することができ、検索処理時間を短縮することができる。
なお上記実施の形態の構造化文書検索装置10、構造化文書管理装置20、クライアント装置2は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置、液晶ディスプレイなどの表示装置、キーボードやマウスなどの入力装置、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F等を備えたハードウェア構成となっている。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
上記実施の形態では、構造化文書管理装置のみが構造化文書を管理する例について説明したが、構造化文書検索装置も構造化文書を管理するようにしてもよい。
図14は、変形例の構造化文書検索システムの概略構成の一例を示すブロック図である。なお、以下では、上記実施の形態との相違点の説明を主に行い、上記実施の形態と同様の機能を有する構成要素については、上記実施の形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
変形例の構造化文書検索装置1010は、検索指示部1020が第2検索部1128を含み、第2構造化文書記憶部1160を備える点で、上記実施の形態の構造化文書検索装置10と相違する。また、検索結果送信部1118、及び格納指示部1150が行う処理内容も上記実施の形態と相違する。
第2構造化文書記憶部1160は、図2や図3に示すような構造化文書を記憶するものであり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの既存の記憶媒体により実現できる。
第2検索部1128は、作成部126により作成された検索計画に従い、解析部122により分解された検索命令を実行して、第2構造化文書記憶部1160から構造化文書を検索する。
検索結果送信部1118は、検索結果受信部116により受信された検索命令の検索結果及び第2検索部1128の検索結果に基づく検索要求の検索結果を、クライアント装置2に送信する。
格納指示部1150は、要求受信部112により受信された格納命令に従って、第2構造化文書記憶部1160に構造化文書を格納する。
1 構造化文書検索システム
2 クライアント装置
10、1010 構造化文書検索装置
20(20−1〜20−4) 構造化文書管理装置
30 ネットワーク
110 通信制御部
112 要求受信部
114 命令送信部
116 検索結果受信部
118、1118 検索結果送信部
120、1120 検索指示部
122 解析部
124 判定部
126 作成部
130 検索結果記憶部
140 履歴部
150、1150 格納指示部
210 通信制御部
212 受信部
214 送信部
220 第1検索部
230 第1構造化文書記憶部
240 格納部
1128 第2検索部
1160 第2構造化文書記憶部

Claims (5)

  1. 階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置と、複数の前記文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置と、を備える構造化文書検索システムであって、
    前記検索装置は、
    ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信部と、
    前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析部と、
    既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部と、
    前記検索命令が前記検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定部と、
    一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成部と、
    前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信部と、
    前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信部と、
    前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴部と、
    受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信部と、を備え、
    前記文書管理装置は、
    前記構造化文書を記憶する第1構造化文書記憶部と、
    前記検索装置から前記検索命令を受信する受信部と、
    前記検索命令に従って前記第1構造化文書記憶部から前記構造化文書を検索する第1検索部と、
    前記構造化文書の検索結果を前記検索装置に送信する送信部とを備えることを特徴とする構造化文書検索システム。
  2. 前記検索装置は、
    前記構造化文書を記憶する第2構造化文書記憶部と、
    前記検索計画に従い、前記検索命令を実行して、前記第2構造化文書記憶部から前記構造化文書を検索する第2検索部と、を更に備え、
    前記検索結果送信部は、受信した前記検索命令の検索結果及び前記第2検索部の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の構造化文書検索システム。
  3. 階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置であって、
    ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信部と、
    前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析部と、
    既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部と、
    前記検索命令が前記検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定部と、
    一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成部と、
    前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信部と、
    前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信部と、
    前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴部と、
    受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信部と、を備えることを特徴とする構造化文書検索装置。
  4. 階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置と、複数の前記文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置と、を備える構造化文書検索システムで実行される構造化文書検索方法であって、
    前記検索装置は、
    要求受信部が、ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信ステップと、
    解析部が、前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析ステップと、
    判定部が、前記検索命令が、既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    作成部が、一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成ステップと、
    命令送信部が、前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信ステップと、
    検索結果受信部が、前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信ステップと、
    履歴部が、前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴ステップと、
    検索結果送信部が、受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信ステップと、を含み、
    前記文書管理装置は、
    受信部が、前記検索装置から前記検索命令を受信する受信ステップと、
    第1検索部が、前記検索命令に従って前記構造化文書を記憶する第1構造化文書記憶部から前記構造化文書を検索する第1検索ステップと、
    送信部が、前記構造化文書の検索結果を前記検索装置に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする構造化文書検索方法。
  5. 階層化された論理構造を有する複数の構造化文書を分散して格納する複数の文書管理装置とネットワークを介して接続され、複数の前記文書管理装置から前記構造化文書を検索する検索装置で実行される構造化文書検索方法であって、
    前記検索装置は、
    要求受信部が、ネットワークを介して接続されるクライアント装置から前記構造化文書の検索要求を受信する要求受信ステップと、
    解析部が、前記検索要求を構文解析し、当該検索要求を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに実行させる検索命令に分解する解析ステップと、
    判定部が、前記検索命令が、既に実行済みの前記検索命令である実行済検索命令と、当該実行済検索命令による検索が実行された前記文書管理装置の識別情報と、当該実行済検索命令の検索結果の件数又はデータ量を示す検索結果概要情報とを対応付けた検索結果情報を記憶する検索結果記憶部に記憶されている前記実行済検索命令と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    作成部が、一致すると判定された場合、一致した前記実行済検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を参照して前記検索要求の検索計画を作成し、一致すると判定されなかった場合、前記検索結果情報を用いて前記検索命令に対応する前記識別情報及び前記検索結果概要情報を推定し、前記検索要求の検索計画を作成する作成ステップと、
    命令送信部が、前記検索計画に従って、前記検索命令を複数の前記文書管理装置の少なくともいずれかに送信する命令送信ステップと、
    検索結果受信部が、前記検索命令が送信された前記文書管理装置から、前記検索命令の検索結果を受信する検索結果受信ステップと、
    履歴部が、前記検索命令、前記検索命令が送信された前記文書管理装置の識別情報、及び受信した前記検索命令の前記検索結果の件数又はデータ量を、それぞれ前記検索結果記憶部の前記実行済検索命令、前記識別情報、及び前記検索結果概要情報として履歴する履歴ステップと、
    検索結果送信部が、受信した前記検索命令の検索結果に基づく前記検索要求の検索結果を、前記クライアント装置に送信する検索結果送信ステップと、を含むことを特徴とする構造化文書検索方法。
JP2009017115A 2009-01-28 2009-01-28 構造化文書検索システム、装置、及び方法 Active JP5072871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009017115A JP5072871B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 構造化文書検索システム、装置、及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009017115A JP5072871B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 構造化文書検索システム、装置、及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010176319A JP2010176319A (ja) 2010-08-12
JP5072871B2 true JP5072871B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=42707253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009017115A Active JP5072871B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 構造化文書検索システム、装置、及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5072871B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5172931B2 (ja) 2010-10-25 2013-03-27 株式会社東芝 検索装置、検索方法および検索プログラム
JP5318155B2 (ja) * 2011-06-14 2013-10-16 株式会社東芝 分散データベース検索装置、分散データベース検索方法、及びプログラム
US8868546B2 (en) * 2011-09-15 2014-10-21 Oracle International Corporation Query explain plan in a distributed data management system
JP5867161B2 (ja) * 2012-02-29 2016-02-24 富士通株式会社 データアクセス制御装置、データアクセス制御方法およびプログラム
JP6160958B2 (ja) * 2013-10-02 2017-07-12 Necソリューションイノベータ株式会社 負荷分散システム、負荷分散方法および負荷分散プログラム
KR102418298B1 (ko) 2022-01-06 2022-07-07 (주) 바우디움 구조화 문서에 기반하여 사용자의 계획을 관리하는 방법 및 이를 이용한 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6258332A (ja) * 1985-09-09 1987-03-14 Fujitsu Ltd 分散デ−タベ−ス管理システムの部分問合せ最適化方式
JPH1196055A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Hitachi Ltd データベースの結合処理最適化方法及び装置
JP2001331485A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Mitsubishi Electric Corp 分散データベース演算処理装置
JP2004127125A (ja) * 2002-10-04 2004-04-22 Ntt Docomo Inc 検索サーバ装置、検索方法、プログラム及び記録媒体
JP2005018217A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Ntt Docomo Inc 検索サーバ装置及び検索方法
JP4854542B2 (ja) * 2007-02-27 2012-01-18 株式会社東芝 文書検索システム及び文書検索方法
JP4352079B2 (ja) * 2007-03-28 2009-10-28 株式会社東芝 分散データベースから情報を検索するシステム、装置、および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010176319A (ja) 2010-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7305414B2 (en) Techniques for efficient integration of text searching with queries over XML data
JP4453983B2 (ja) データベースへのクエリ送信方法およびクエリ送信システム
US7499915B2 (en) Index for accessing XML data
JP5072871B2 (ja) 構造化文書検索システム、装置、及び方法
US20040221226A1 (en) Method and mechanism for processing queries for XML documents using an index
KR101927450B1 (ko) 대용량 비정형 데이터를 처리하는 rest api 서비스 제공 방법
US9753977B2 (en) Method and system for managing database
US7822788B2 (en) Method, apparatus, and computer program product for searching structured document
US7606827B2 (en) Query optimization using materialized views in database management systems
US10242123B2 (en) Method and system for handling non-presence of elements or attributes in semi-structured data
US20090240675A1 (en) Query translation method and search device
US7457812B2 (en) System and method for managing structured document
US20070185845A1 (en) System and method for searching in structured documents
US20160012097A1 (en) Checking freshness of data for a data integration system, dis
US8756246B2 (en) Method and system for caching lexical mappings for RDF data
US7991768B2 (en) Global query normalization to improve XML index based rewrites for path subsetted index
US8086561B2 (en) Document searching system and document searching method
JP4724177B2 (ja) Xmlデータにアクセスするためのインデックス
CN111680036B (zh) 一种基于图存储的配置管理数据库
JP4212615B2 (ja) 構造化文書検索システム、構造化文書検索方法、検索装置、および文書管理装置
US20090198705A1 (en) Server, data transfer method, and recording medium
JP2008243075A (ja) 構造化文書管理装置及び方法
JP4550876B2 (ja) 構造化文書検索システム及びプログラム
EP1244031A1 (en) Management and distribution of electronic media
Nørvåg Query Operators in Temporal XML Databases

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120821

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5072871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350