JP5070017B2 - 計量及び包装システム - Google Patents

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Description

本発明は、組合せ秤と該組合せ秤と協動する包装機とを備えた計量及び包装システムに関する。
従来、組合せ秤と包装機とは、これらを組み合わせることにより、計量及び包装システムとして構築されている。計量及び包装システムに備えられる組合せ秤は、複数の計量容器内の物品(被計量物)の計量値を種々に組合せ、これらの組合せの中から、合計重量が目標重量に最も近い値の組合せを選択し、選択された組合せの計量容器から物品を排出するものである。同じく包装機は、組合せ秤から排出された物品を逐次包装するものである。
計量及び包装システムにおいて、組合せ秤と包装機との製造業者が異なる場合、両者はそれぞれに独立して設計製作され、個別に制御部と操作表示器が設けられている。この操作表示器は、組合せ秤又は包装機の制御部に対して、運転条件(目標重量、許容偏差、目標包装袋長さなど)を入力するとともに、運転状況(組合せ重量、運転速度など)を表示するものである。
通常、計量及び包装システムでは、組合せ秤から自重落下する被計量物を包装機で受け取ることができるように、組合せ秤の下方に包装機が配置されている。よって、組合せ秤の操作表示器と包装機の操作表示器とは上下に離れている。計量及び包装システムで袋詰めする物品が変われば、組合せ秤と包装機との双方の操作表示器で登録された運転条件のなかから該当する条件を選択して設定する必要があり、この設定作業のたびに、作業者は各操作表示器が設置されている場所に移動しなければならなかった。
そこで、特許文献1では、操作表示器を一つにまとめた計量及び包装システムが提案されている。特許文献1に記載された計量及び包装システムは、入力部と、表示部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記入力部で指定された運転データを組合せ秤及びこれに協動する包装機に供給するとともに、前記組合せ秤及び前記包装機から供給された運転状態データを前記表示部に表示させるように構成されている。つまり、入力部と表示部とを併せ備えた操作表示器は、組合せ秤及び包装機に対して運転条件を与えるとともに双方の運転状況を表示できるように構成されている。
ところで、プログラミング言語の一つとしてJava(Java及びジャバは登録商標である。以下、登録商標の表示を省略する)が知られている。Javaプログラミング言語で記述されたアプリケーションソフトウエア(以下、「Javaアプリケーション」とする)は、ジャバ・バーチャル・マシン(以下、「JVM」とする)上で実行できる。Javaアプリケーションは、配布時にはプラットフォームから独立した独自の形式(Javaバイトコード)になっており、そのままでは実行できない。そこで、Javaバイトコードをそのプラットフォームのネイティブコードに変換して実行するソフトウエアがJVMである。従って、Javaアプリケーションの実行環境は、JVMをサポートするプラットフォームであれば、プラットフォームの種類やバージョンを問わない。このため、Javaアプリケーションはプラットフォームの種類ごと作成する必要がなくなり、また、プラットフォームを変更した場合やバージョンアップした場合にも既存のソフトウエア資産をそのまま継続して使用することができる。
特開昭62−103524号公報
特許文献1に記載の計量及び包装システムのように、組合せ秤と包装機とに単一の設定表示器を設ける場合には、両者を関連づけて設計製作しなければならない。しかしながら、計量及び包装システムの多くは、組合せ秤と包装機とは異なるメーカーで各々独立して設計製作されているのが現状である。このような組合せ秤と包装機とをシステムとして協動させるためには、共通の通信プロトコルに基づいて作成されたソフトウエアを組合せ秤及び包装機の制御部に組み込んで、相互に通信可能な状態を構築して情報の送受信を行う。組合せ秤と包装機の組合せは無限にあり、計量及び包装システムごとに通信プロトコルを取り決めるための打ち合わせ時間、ソフトウエア作成時間等の時間ロスが生じていた。さらに、組合せ秤と包装機とで、各々に備えられたマイクロコンピュータに設定されているオペレーティング・システム(以下、「OS」とする)が異なることがあり、この場合各々についてソフトウエアを作成する必要があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、ソフトウエアの設計に係る労力と時間との低減を実現する計量及び包装システムを提供することを目的とする。
本発明に係る計量及び包装システムは、組合せ秤量により目標重量の物品を排出する組合せ秤本体、及び前記組合せ秤本体の制御と組合せ演算を行う計量制御部を具備する組合せ秤と、前記組合せ秤と協動して該組合せ秤から排出された物品を包装する包装機本体、前記包装機本体の制御を行う包装制御部、及び前記包装制御部への操作信号の入力と前記包装制御部からの出力信号の表示とを行う包装操作表示器を具備する包装機と、前記計量制御部と前記包装制御部との間を通信可能に接続する伝送路とを備え、前記包装制御部には該包装制御部のオペレーティング・システムと、該オペレーティング・システム上で動作するJVM(ジャバ(登録商標)・バーチャル・マシン)と、前記JVM上で動作するJava(登録商標)プログラミング言語で記述された遠隔操作プログラムとが格納されており、前記遠隔操作プログラムは、前記包装操作表示器に表示させる一つの画面に対し複数の画面表示レイアウトを有し、前記包装制御部は、前記遠隔操作プログラムを実行することにより、前記計量制御部より前記伝送路を介して前記組合せ秤の動作状況を示す動作状況データを取得し、前記包装操作表示器のスクリーンサイズに基づいて適当な画面表示レイアウトを選択して、当該画面表示レイアウトで前記動作状況データを前記包装操作表示器で表示するように、構成されているものである。
また、本発明は、前記包装制御部には前記オペレーティング・システム上又は前記JVM上で動作するFTPクライアントプログラムが格納され、前記計量制御部には該計量制御部のオペレーティング・システムと該オペレーティング・システム上で動作するFTPサーバープログラムとが格納され、前記包装制御部は、前記計量制御部に格納された前記遠隔操作プログラムを、前記伝送路を介してFTPによりダウンロードし、インストールして、実行するように、構成されているものである。
また、本発明は、前記包装制御部は、前記包装操作表示器で前記計量制御部への操作信号の入力が行われると、前記操作信号に応じたコマンドを作成し、前記伝送路を介して前記計量制御部に送信するように、構成されているものである。
本発明に係る計量及び包装システムは、組合せ秤量により目標重量の物品を排出する組合せ秤本体、及び前記組合せ秤本体の制御と組合せ演算を行う計量制御部、及び前記計量制御部への操作信号の入力と前記計量制御部からの出力信号の表示とを行う計量操作表示器を具備する組合せ秤と、前記組合せ秤と協動して該組合せ秤から排出された物品を包装する包装機本体、及び前記包装機本体の制御を行う包装制御部を具備する包装機と、前記計量制御部と前記包装制御部との間を通信可能に接続する伝送路とを備え、前記計量制御部には該計量制御部のオペレーティング・システムと、該オペレーティング・システム上で動作するJVM(ジャバ(登録商標)・バーチャル・マシン)と、前記JVM上で動作するJava(登録商標)プログラミング言語で記述された遠隔操作プログラムとが格納されており、前記遠隔操作プログラムは、前記計量操作表示器に表示させる一つの画面に対し複数の画面表示レイアウトを有し、前記計量制御部は、前記遠隔操作プログラムを実行することにより、前記包装制御部より前記伝送路を介して前記包装機の動作状況を示す動作状況データを取得し、前記計量操作表示器のスクリーンサイズに基づいて適当な画面表示レイアウトを選択して、当該画面表示レイアウトで前記動作状況データを前記計量操作表示器で表示するように、構成されているものである。
また、本発明は、前記計量制御部には前記オペレーティング・システム上又は前記JVM上で動作するFTPクライアントプログラムが格納され、前記包装制御部には該包装制御部のオペレーティング・システムと該オペレーティング・システム上で動作するFTPサーバープログラムとが格納され、前記計量制御部は、前記包装制御部に格納された前記遠隔操作プログラムを、前記伝送路を介してFTPによりダウンロードし、インストールして、実行するように、構成されているものである。
また、本発明は、前記計量制御部は、前記計量操作表示器で前記包装制御部への操作信号の入力が行われると、前記操作信号に応じたコマンドを作成し、前記伝送路を介して前記包装制御部に送信するように、構成されているものである。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、遠隔操作プログラムはJava(登録商標)プログラミング言語で記述され、これが実行できる環境が計量及び包装システムに整えられることにより、包装制御部と計量制御部に実装されているオペレーティング・システムに関係なく同一の遠隔操作プログラムを実行することができるので、組合せ秤と包装機との間のプロトコルの調整やプログラムの調整の労力や時間を省くことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複説明を省略する。図1は計量及び包装システムの組合せ秤の概略構成を示す模式図、図2は計量及び包装システムの包装機の概略構成を示す斜視図、図3は計量及び包装システムの制御系統の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る計量及び包装システム100は、組合せ秤99と、組合せ秤99へ物品(被計量物)を供給するための供給装置1と、組合せ秤99で組合せ計量された物品を包装する包装機80とを、備えている。以下、これらの構成要素の構造について説明する。
[供給装置1及び組合せ秤99]
まず、供給装置1及び組合せ秤99のハードウエアの構成を、図1及び図3を用いて説明する。
供給装置1は、振動器2が取り付けられたトラフ(大型の細長い容器)であり、このトラフには図示されていない他の装置から物品が供給される。供給装置1は、振動器2によってトラフを適宜振動させることにより、組合せ秤99の分散フィーダ3上に物品を送り出す。
組合せ秤99は、組合せ秤量により目標重量の物品を排出する組合せ秤本体と、組合せ秤本体の制御及び組合せ演算を行う計量制御部16と、計量制御部16への操作信号の入力と計量制御部16からの出力信号の表示とを行う計量操作表示器17とを、備えている。前記組合せ秤本体には、分散フィーダ3、振動器4、直進フィーダ5、振動器6、供給ホッパ7、計量ホッパ8、重量センサ9、集合シュート10、及び集合ファンネル11が含まれている。
組合せ秤99の装置上部には、振動器4を備えた円錐形状の分散フィーダ3が設けられ、分散フィーダ3の上方には、該分散フィーダ3上の物品の量を検出するためのレベルセンサ18が設けられている。分散フィーダ3は、供給装置1から供給される物品を振動器4による振動によって放射状に分散させるものである。この分散フィーダ3の周囲には、振動器6を備えた直進フィーダ5が放射状に複数設けられている。直進フィーダ5は、分散フィーダ3から送られてきた物品を振動器6による振動によって各供給ホッパ7に送り出すものである。直進フィーダ5の物品の送出側には供給ホッパ7が設けられ、各供給ホッパ7の下方には計量容器としての計量ホッパ8が設けられている。複数の供給ホッパ7及び計量ホッパ8はそれぞれ対応して設けられ、円状に配置されている。供給ホッパ7は直進フィーダ5から送られてきた物品を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ8が空になるとゲート7aを開いて計量ホッパ8へ物品を投入するものである。計量ホッパ8にはロードセル等の重量センサ9が取り付けられており、この重量センサ9により計量ホッパ8内の物品の重量が計量される。
重量センサ9の計量値(検出信号)を受けた計量制御部16は、各計量ホッパ8の計量値の組合せ演算により複数の計量ホッパ8の中から排出すべきホッパの組合せを求める。包装機80からの排出許可信号が計量制御部16に入力されると、計量制御部16は組合せに選択されている計量ホッパ8へ排出指令を出力する。計量ホッパ8のゲート8aの開放により該計量ホッパ8から排出された物品は、計量ホッパ8の下方に設けられた集合シュート10に排出され、集合シュート10の下部に配設された集合ファンネル11を通過して包装機80へ投入される。
続いて、供給装置1及び組合せ秤99の制御系統の構成について説明する。
計量制御部16は、CPU等からなる演算部21と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部22等を備えている。演算部21は、供給装置1及び組合せ秤99の制御を行うとともに組合せ演算を行い、この組合せ演算では、複数の計量ホッパ8の中から排出すべき計量ホッパ8の組合せが1つ求められる。記憶部22は、プログラムメモリ31、カーソル位置レジスタ32、プログラム番号レジスタ33、運転条件テーブル34、運転条件登録テーブル35、運転中データレジスタ36、キー入力レジスタ38、表示テーブル39、及び表示用バッファメモリ40等を有している。
プログラムメモリ31には、運転用プログラムが記憶されている。運転条件登録テーブル35には、プログラム番号レジスタ33に記憶されているプログラム番号に関連づけられた多数の運転条件データ(例えば、運転条件データ番号、品名、目標重量値、供給機振幅、包装被覆長さ、包装機運転速度等)が記憶されている。運転条件テーブル34には、運転条件登録テーブル35から選択された運転条件データが供給され、この運転条件データに基づいて組合せ秤99が制御される。
運転中データレジスタ36には、組合せ秤99の運転状況データ(例えば、運転条件データ番号、品名、目標重量値、組合せ計量器等)が記憶されている。表示テーブル39には、計量操作表示器17に表示するデータパターンが記憶され、表示テーブル39を参照して運転状況データのうち必要なデータが表示用バッファメモリ40に書き込まれて、計量操作表示器17で表示される。
キー入力レジスタ38には、計量操作表示器17で操作されたカーソルキーのキーコードが判別されたうえで記憶される。キー入力レジスタ38に新たにキーコードが記憶されると、カーソルキーの位置を記憶しているカーソル位置レジスタ32の内容が更新される。
演算部21は、運転用プログラムを実行して、運転条件データの設定、表示、変更機能、組合せ秤の起動、停止及び監視機能、手動操作の起動、停止及び監視機能を果たすように構成されている。すなわち、演算部21は、振動制御部12を介して、分散フィーダ3の振動器4及び直進フィーダ5の振動器6の動作を制御するとともに、供給装置1の振動器2の動作を制御する。演算部21は、ゲート駆動部14を介して、供給ホッパ7および計量ホッパ8のそれぞれのゲート7a,8aの開閉を行うためのパルスモータ(図示略)を制御する。演算部21は、A/D変換部13を介して、計量ホッパ8に取り付けられた重量センサ9による計量値を取得する。
また、演算部21は、通信部15を介して、レベルセンサ18の信号が入力され、その信号に基づいて分散フィーダ3上の物品の量を検出し、その物品量が所定量(しきい値)より少なくなると、振動制御部12を介して供給装置1の振動器2を動作させることにより、分散フィーダ3上に常時、所定量以上の物品が供給されているように供給装置1を制御する。さらに、演算部21は、通信部15を介して包装機80との間で排出許可信号や排出完了信号、及び各種情報の送受信を行う。本実施例においては、排出許可信号の受信及び排出完了信号の送信はシリアルインターフェースにより行われ、他の各種情報については、LANインターフェースにより行われる。
さらに、演算部21には、表示手段及び操作入力手段としての機能を併せ備えた計量操作表示器17が接続されている。計量操作表示器17は、例えばタッチスクリーン式の表示部を備え、そのスクリーン上で、組合せ秤99の運転操作や運転条件の入力を行うことができる。計量操作表示器17でのタッチキー操作は演算部21に入力され、また、演算部21から出力された画像表示信号に応じた画面が計量操作表示器17で表示される。計量操作表示器17では、通常は、組合せ秤99の目標重量値や組合せ演算結果等を示す運転状況表示画面が表示され、運転パラメータ等の設定を行う設定画面等が表示されるように、操作により切り替えることができる。
[包装機80]
次に、包装機80の構成について、図2及び図3を用いて説明する。
まず、包装機80のハードウエアの構成から説明する。包装機80は、例えば、袋を製造しながら、この袋に組合せ秤99から投入される物品を充填して包装するものである。包装機80は、組合せ秤99と協動して組合せ秤99から排出された物品を包装する包装機本体と、包装機本体の制御を行う包装制御部81と、包装制御部81への操作信号の入力と包装制御部81からの出力信号の表示とを行う包装操作表示器88とを、備えている。
前記包装機本体には、包装フィルム42を筒状にヒートシールする縦シール用ヒータ43と、このヒータ43を進退駆動する縦シール用エアーシリンダ44と、筒状となった包装フィルム42を下方に送り出すプルベルト45と、組合せ秤99の集合シュート10から供給される被計量物を充填した後に横シールを行う横シール用ヒータ46と、このヒータ46を進退駆動する横シール用エアーシリンダ47,47と、横シールの後に包装フィルム42を切断するカッタ48と、カッタ48を駆動するカッタ用エアーシリンダ49とが含まれている。
続いて、包装機80の制御系統の構成について説明する。包装機80の包装制御部81は、CPU等からなる演算部82と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部83等を備えている。記憶部83は、プログラムメモリ71、カーソル位置レジスタ72、プログラム番号レジスタ73、運転条件テーブル74、運転条件登録テーブル75、運転中データレジスタ76、キー入力レジスタ78、表示テーブル79、及び表示用バッファメモリ70等を有している。
プログラムメモリ71には、運転用プログラムが記憶されている。演算部82は、この運転用プログラムを実行して、包装機80の制御を行う。運転条件登録テーブル75には、プログラム番号レジスタ73に記憶されているプログラム番号に関連づけられた多数の運転条件データ(例えば、各シール部の設定温度,包装速度,カッタの動作時間等)が記憶されている。運転条件テーブル74には、運転条件登録テーブル75から選択された運転条件データが供給され、この運転条件データに基づいて包装機80が制御される。
運転中データレジスタ76には、包装機80の運転状況データ(例えば、運転条件データ番号、品名、包装袋長さ、各シール部の温度,包装速度等)が記憶されている。演算部21は、表示テーブル79を参照して、この運転状況データのうち必要なデータを表示用バッファメモリ70に書き込み、包装操作表示器88で表示させる。
キー入力レジスタ78には、包装操作表示器88で操作されたカーソルキーのキーコードが判別されたうえで記憶される。キー入力レジスタ78に新たにキーコードが記憶されると、カーソルキーの位置を記憶しているカーソル位置レジスタ72の内容が更新される。
包装制御部81の演算部82は、記憶部83に記憶されている運転用プログラムを実行して、包装機80全体の制御を行う。すなわち、演算部82は、動作制御部(駆動回路)85を介して、縦シール用エアーシリンダ44、横シール用エアーシリンダ47、カッタ用エアーシリンダ49、及びプルベルト45の動作を制御する。また、演算部82は、A/D変換部86を介して、縦シール用ヒータ43、及び横シール用ヒータ46に備えられた温度コントローラによる計量値を取得する。また、演算部82は、通信部84を介して、組合せ秤99との間で排出許可信号や排出完了信号の送受信、並びに各種情報の送受信を行う。
また、包装制御部81には、表示手段及び操作入力手段としての機能を併せ備えた包装操作表示器88が接続されている。包装操作表示器88は、例えばタッチスクリーン式の表示部を備え、そのスクリーン上で、包装機80の運転操作及び運転条件の入力を行うことができる。包装操作表示器88での操作は包装制御部81に入力され、また、包装制御部81から出力されたデータ等の出力信号が包装操作表示器88で表示される。包装操作表示器88では、通常は、包装機80の運転状況を示す運転状況表示画面が表示され、各シール部の設定温度や動作時間,カッタの動作時間,各種動作の遅延時間等の設定を行う設定画面等を表示させるように、操作により切り替えることができる。
さらに、包装操作表示器88は、上記に加え、組合せ秤99の運転状況表示画面を表示させて組合せ秤99を遠隔モニタしたり、組合せ秤99の設定画面等を表示させて組合せ秤99を遠隔操作したりすることができる。包装操作表示器88で組合せ秤99を遠隔操作(遠隔モニタ)するための遠隔操作システムの構成については、後ほど詳述する。
[計量及び包装システム100の動作]
以上のように構成された計量及び包装システム100の動作について説明する。
まず、物品は、供給装置1によって組合せ秤の分散フィーダ3上に供給される。そして、分散フィーダ3の振動によって放射状に分散されて、分散フィーダ3に続く直進フィーダ5を介して円状に複数配置された供給ホッパ7に物品が送られる。各供給ホッパ7の下方に位置する計量ホッパ8が空の場合に、各供給ホッパ7の物品が計量ホッパ8に投入される。
計量制御部16は、それぞれの重量センサ9により計量された重量値に基づいて組合せ演算を行う。この組合せ演算では、複数の計量ホッパ8の中から、重量センサ9により計量された物品の重量値の合計が、予め定められた所定重量範囲(目標重量に対する許容重量範囲)内にある組合せを1つ求める。そして計量制御部16は、通信部15を介して包装機80から排出許可信号が入力されると、組合せ演算で求めた組合せに選択されている計量ホッパ8のゲートを開閉させ、物品を集合シュート10上へ排出させるとともに、通信部15を介して包装機80へ排出完了信号を出力する。物品は集合シュート10上を滑り集合ファンネル11で集められて、包装機80へ送出される。包装機80では、組合せ秤99からの排出完了信号の入力タイミングに基づいてシール動作等の動作を行う。
[遠隔操作システム]
ここで、包装操作表示器88で組合せ秤99を遠隔操作するための遠隔操作システムの制御プログラムの階層構造について説明する。図4は遠隔操作システムの制御プログラムの階層構造を示す模式図である。
図4に示すように、包装制御部81の演算部82に実装されたOS65は、JVM64と、該JVM64と互換性を有するAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)とが組み込まれて、コンピュータシステム上でJavaアプリケーションを動かせる環境が整えられている。そして、包装制御部81は、Javaプログラミング言語で記述されたソケットクライアントプログラム61、及びFTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)クライアントプログラム63が組み込まれ、これらをJVM64上で実行できるように構成されている。
一方、計量制御部16の演算部21に実装されたOS69は、JVM68と該JVM68と互換性を有するAPIとが組み込まれて、コンピュータシステム上でJavaアプリケーションを動かせる環境が整えられている。計量制御部16は、Javaプログラミング言語で記述されたソケットサーバープログラム66、及びFTPサーバープログラム67が組み込まれ、JVM68上で実行できるように構成されている。
包装制御部81でソケットクライアントプログラム61が実行され、計量制御部16でソケットサーバープログラム66が実行されることにより、計量制御部16と包装制御部81との間でソケット通信方式により情報の送受信を行う有線又は無線の伝送路90が成立する。また、計量制御部16にてFTPサーバープログラム67が実行されることにより、計量制御部16は、Javaプログラミング言語で記述された遠隔操作プログラム62を提供するFTPサーバーとして機能する。
[遠隔操作処理の流れ]
続いて、包装操作表示器88にて組合せ秤99を遠隔操作(遠隔モニタ)するための、包装制御部81の処理の流れについて説明する。図5は遠隔操作処理の流れ図、図6は初期化処理の流れ図、図7は組合せ秤の運転状況表示画面の一例を示す図、図8はキー入力処理の流れ図である。
包装機80の運転状況表示画面には、包装操作表示器88に表示される画面を組合せ秤99の運転状況表示画面に切り替えるタッチキー(図示略)が設けられている。このタッチキーが操作されると、包装制御部81の演算部82(以下、単に「演算部82」ということもある)に組合せ秤99との接続要求が入力される。
図5に示すように、包装操作表示器88より組合せ秤99との接続要求が包装制御部81に入力されると(ステップS1)、演算部82は計量制御部16との接続を確立させる一連の処理を行う(ステップS2)。
具体的には、包装制御部81の演算部82は、ソケットクライアントプログラム61を実行してソケット53を作成し、これを通信接続要求とともに通信部84及び通信部15を介して組合せ秤99の計量制御部16の演算部21(以下、単に「演算部21」ということもある)に送信する。接続要求待機状態にある計量制御部16は、包装制御部81からの通信接続要求を受けてこれに対応するソケット54を作成し、包装制御部81に接続されたソケット53を返す。これにより、計量制御部16(サーバー)のソケット54と包装制御部81(クライアント)のソケット53の間に通信接続が確立され、これらのソケット53,54間でデータの送受信が可能となる。以後、包装制御部81と計量制御部16の伝送路90を介した端末間通信はソケット通信方式で行われ、送受信されるデータはマークアップ言語であるXMLで記述される。
包装制御部81の演算部82と計量制御部16の演算部21との間での通信接続が確立されると、演算部82は演算部21に対して、組合せ秤99の型番号やCPUボード番号等の組合せ秤99を識別する記号(以下、「ID情報58」とする)の送信をリクエストする(ステップS3)。このリクエストを受けた計量制御部16の演算部21はソケットにID情報58を供給し、包装制御部81はこのID情報58をソケットから読み出して取得する(ステップS4)。
組合せ秤99のID情報58を取得した包装制御部81の演算部82は、記憶部83に格納された初期化処理済みデータ59を参照し、当該ID情報58と対応する遠隔操作プログラム62が既に包装制御部81に存在するか否かを判断する(ステップS5)。
包装制御部81の演算部82は、ID情報58と対応する遠隔操作プログラム62が存在しないと判断すれば(ステップS5のNO)、初期化処理を行う(ステップS6)。図6に示すように、初期化処理を開始した包装制御部81の演算部82は、まず、計量制御部16に構築されたFTPサーバーから遠隔操作プログラム62を伝送路90を介してFTPによりダウンロードし(ステップS31)、次いで、包装制御部81の演算部82は、ダウンロードした遠隔操作プログラム62を包装制御部81にインストールし(ステップS32)、ID情報58を処理済みデータ59に追記して(ステップS33)、初期化処理を終了する。
上述の初期化処理は、組合せ秤99と包装機80とが初めて接続されるとき、組合せ秤99の記憶部22に格納されている遠隔操作プログラム62がバージョンアップされたときなどに行われる。遠隔操作プログラム62は、Javaプログラミング言語で記述されたソフトウエアである。包装制御部81のJVM64上で遠隔操作プログラム62を実行することにより、包装制御部81の演算部82は、計量制御部16の演算部21より伝送路90を介して組合せ秤99の動作状況を示す動作状況データを取得し、この動作状況データを包装操作表示器88で表示したり、組合せ秤99の設定画面等を表示したり、組合せ秤99への操作信号を入力したりすることができる。
次に、包装制御部81の演算部82は、遠隔操作プログラム62を実行して、組合せ秤99の運転状況表示画面を包装操作表示器88に表示する。具体的には、組合せ秤99の運転状況表示画面のレイアウトが包装操作表示器88に表示され、ここに運転状況データがストリーミング表示される。これに際して、包装制御部81の演算部82は、計量制御部16の演算部21に対して運転状況データをリクエストし、リクエストを受けた計量制御部16の演算部21は、表示用バッファメモリ40に記録された運転状況データをソケット54に供給し、包装制御部81の演算部82は、ソケット53を通じてその運転状況データを取得して表示用バッファメモリ70に蓄積する。表示用バッファメモリ70に蓄積された運転状況データは、逐次、包装操作表示器88に表示出力される。これが繰り返されて、包装操作表示器88には組合せ秤99の運転状況がストリーミングで表示されることとなる。
図7では、包装機80の包装操作表示器88に表示出力される組合せ秤99の運転状況表示画面(自動運転画面)の一例が示されている。
包装操作表示器88に表示された組合せ秤99の運転状況表示画面は、自動運転画面111である。自動運転画面111には、組合せ重量表示部112、速度表示部113、不足表示部114、適量表示部115、及び過量表示部116が設けられている。組合せ重量表示部112と速度表示部113では組合せ重量と速度が数値で表示される。不足表示部114、適量表示部115、及び過量表示部116では、組合せ重量が不足、適量又は過量の場合に、該当する表示部が点灯する。
自動運転画面111の下部には、運転/停止キー117、及び復帰キー118の、各運転操作キーが設けられている。自動運転画面111の右側には、手動キー119、設定キー120、全排出キー121、及び校正キー122の、各画面切り替えキーが配置されている。
これらのタッチキーのいずれかが操作されると、キー操作を表す割り込み信号が発生し、包装制御部81の演算部82は、キー操作による入力を受け(ステップS8)、これに応じてキー入力処理を行う(ステップS9)。
図8に示すように、キー入力処理を開始した包装制御部81の演算部82は、カーソル位置レジスタ72によりカーソル位置を取得し、キー入力レジスタ78により実行キーが操作されたことを判断して、入力されたキーコードを判別する(ステップS41)。そのキーコードが、画面切り替え要求を含むものであれば(ステップS42のYES)、二次画面を読み出し(ステップS43)、当該二次画面を包装操作表示器88に表示する(ステップS44)。また、そのキーコードが遠隔操作要求を含むものであれば、つまり、包装操作表示器88から計量制御部16への操作信号が入力されれば(ステップS45のYES)、コマンド及びデータを作成し(ステップS46)、当該コマンド及びデータを計量制御部16の演算部21に送信する(ステップS47)。このコマンド及びデータを受けた計量制御部16の演算部21は、当該コマンドを受信確認したことを示すACK信号を包装制御部81に送信し、さらに、受信したコマンドを実行して運転条件を変更する等の制御を行う。
運転状況表示画面(自動運転画面111)のキー操作によって包装制御部81の演算部82に入力された要求に応じて、包装制御部81の演算部82が具体的にキー入力処理で行うアクションは異なるので、以下にその一例を示す。
運転/停止キー117は、組合せ秤99が運転しているときには「停止」の文字が表示され、組合せ秤99が停止しているときには「運転」の文字が表示される。運転/停止キー117が操作されると、包装制御部81の演算部82は、運転又は停止のコマンドを、組合せ秤99に送信する。
復帰キー118が操作されると、包装制御部81の演算部82は、包装操作表示器88の画面を包装機80の運転状況表示画面に切り替える。
手動キー119が操作されると、包装制御部81の演算部82は、手動操作設定画面を包装操作表示器88に表示する。手動操作設定画面では、組合せ秤99の駆動部、例えば、フィーダやホッパを個別に動かしてチェックする操作を入力することができる。
設定キー120が操作されると、包装制御部81の演算部82は、運転条件設定画面を包装操作表示器88に表示する。運転条件設定画面では、キー操作により、組合せ秤99の運転パラメータを入力して変更することができる。
全排出キー121が操作されると、包装制御部81の演算部82は、全排出用画面を包装操作表示器88に表示する。全排出画面では、キー操作により、組合せ秤99で取り扱う品種を入れ替える時に物品を計量ホッパ8から全部排出させる要求を入力することができる。
校正キー122が操作されると、包装制御部81の演算部82は、校正用画面を包装操作表示器88に表示する。校正用画面では、キー操作により組合せ秤99の零点校正やスパン校正の要求を入力することができる。
上述の自動運転画面、手動操作設定画面、設定画面、全排出画面、及び校正用画面等の包装操作表示器88に表示させる画面のレイアウトは遠隔操作プログラム62に含まれている。これらの画面のレイアウトは、包装操作表示器88に表示させることを目的として設定されている。つまり、包装操作表示器88で組合せ秤99を遠隔操作又は遠隔モニタする必要がある項目のみが選択されたうえで、画面表示レイアウトが設定されている。通常、包装機80の包装操作表示器88の画面は、組合せ秤99の計量操作表示器17の画面より小さいことが多い。従って、計量操作表示器17に表示される画面をそのまま包装操作表示器88で表示することもできるが、包装操作表示器88のスクリーンサイズに応じて表示内容やレイアウトを変更させるようにプログラムすることもできる。
具体的には、遠隔操作プログラム62には、一つの画面に付き複数パターンの画面表示レイアウトが設定されており、包装制御部81の演算部82は包装操作表示器88のスクリーンサイズを取得して、複数パターンの画面表示レイアウトの中からスクリーンサイズに適したものを決定して読み出し、表示する。これにより、包装操作表示器88に表示される画面が大きすぎたり、小さすぎたり、偏ったりするような不具合が解消される。
なお、本実施の形態においては、包装機80の包装操作表示器88にて、組合せ秤99を遠隔操作(遠隔モニタ)する構成としているが、組合せ秤99の計量操作表示器17にて、包装機80を遠隔操作(遠隔モニタ)する構成とすることもできる。
この場合、ソケットクライアントプログラム61とFTPクライアントプログラム63は計量制御部16にインストールされ、ソケットサーバープログラム66とFTPサーバープログラム67は包装制御部81にインストールされる。そして、包装機80の包装制御部81と組合せ秤99の計量制御部16との立場が逆転した状態で、上述の遠隔操作処理の流れに沿って処理が行われる。
上述の通り、本発明に係る計量及び包装システムでは、組合せ秤99から包装機80(又は、包装機80から組合せ秤99)の遠隔操作プログラムはJavaプログラミング言語で記述され、これが実行できる環境が計量及び包装システムに整えられている。よって、包装制御部81と計量制御部16に実装されているオペレーティング・システムに関係なく同一の遠隔操作プログラムを実行することができるので、組合せ秤99と包装機80との間のプロトコルの調整やプログラムの調整の労力や時間を省くことができる。
本発明は、組合せ計量した物品を排出する組合せ秤と、組合せ秤から排出された物品を包装する包装機とを備え、これらが独立して設計製作された計量及び包装システムに有用である。
計量及び包装システムの組合せ秤の概略構成を示す模式図である。 計量及び包装システムの包装機の概略構成を示す斜視図である。 計量及び包装システムの制御系統の構成を示すブロック図である。 遠隔操作システムの制御プログラムの階層構造を示す模式図である。 遠隔操作処理の流れ図である。 初期化処理の流れ図である。 組合せ秤の運転状況表示画面の一例を示す図である。 キー入力処理の流れ図である。
符号の説明
1 供給装置
2 振動器
3 分散フィーダ
4 振動器
5 直進フィーダ
6 振動器
7 供給ホッパ
8 計量ホッパ
9 重量センサ
10 集合シュート
11 集合ファンネル
12 振動制御部
13 A/D変換部
14 ゲート駆動部
15 通信部
16 計量制御部
17 計量操作表示器
18 レベルセンサ
21 演算部
22 記憶部
40 表示用バッファメモリ
61 ソケットクライアントプログラム
62 遠隔操作プログラム
63 FTPクライアントプログラム
64 JVM
65 OS
66 ソケットサーバープログラム
67 FTPサーバープログラム
68 JVM
89 OS
70 表示用バッファメモリ
80 包装機
81 包装制御部
82 演算部
83 記憶部
84 通信部
85 動作制御部
86 A/D変換部
88 包装操作表示器
90 伝送路
99 組合せ秤
100 計量及び包装システム

Claims (4)

  1. 組合せ秤量により目標重量の物品を排出する組合せ秤本体、及び前記組合せ秤本体の制御と組合せ演算を行う計量制御部を具備する組合せ秤と、
    前記組合せ秤と協動して該組合せ秤から排出された物品を包装する包装機本体、前記包装機本体の制御を行う包装制御部、及び前記包装制御部への操作信号の入力と前記包装制御部からの出力信号の表示とを行う包装操作表示器を具備する包装機と、
    前記計量制御部と前記包装制御部との間を通信可能に接続する伝送路とを備え、
    前記包装制御部には該包装制御部のオペレーティング・システムと、該オペレーティング・システム上で動作するJVM(ジャバ(登録商標)・バーチャル・マシン)と、前記JVM上で動作するJava(登録商標)プログラミング言語で記述された遠隔操作プログラムとが格納されており、
    前記遠隔操作プログラムは、前記包装操作表示器に表示させる一つの画面に対し複数の画面表示レイアウトを有し、
    前記包装制御部は、前記遠隔操作プログラムを実行することにより、前記計量制御部より前記伝送路を介して前記組合せ秤の動作状況を示す動作状況データを取得し、前記包装操作表示器のスクリーンサイズに基づいて適当な画面表示レイアウトを選択して、当該画面表示レイアウトで前記動作状況データを前記包装操作表示器で表示するように、構成されている、
    計量及び包装システム。
  2. 前記包装制御部には前記オペレーティング・システム上又は前記JVM上で動作するFTPクライアントプログラムが格納され、
    前記計量制御部には該計量制御部のオペレーティング・システムと該オペレーティング・システム上で動作するFTPサーバープログラムとが格納され、
    前記包装制御部は、前記計量制御部に格納された前記遠隔操作プログラムを、前記伝送路を介してFTPによりダウンロードし、インストールして、実行するように、構成されている、
    請求項1に記載の計量及び包装システム。
  3. 組合せ秤量により目標重量の物品を排出する組合せ秤本体、及び前記組合せ秤本体の制御と組合せ演算を行う計量制御部、及び前記計量制御部への操作信号の入力と前記計量制御部からの出力信号の表示とを行う計量操作表示器を具備する組合せ秤と、
    前記組合せ秤と協動して該組合せ秤から排出された物品を包装する包装機本体、及び前記包装機本体の制御を行う包装制御部を具備する包装機と、
    前記計量制御部と前記包装制御部との間を通信可能に接続する伝送路とを備え、
    前記計量制御部には該計量制御部のオペレーティング・システムと、該オペレーティング・システム上で動作するJVM(ジャバ(登録商標)・バーチャル・マシン)と、前記JVM上で動作するJava(登録商標)プログラミング言語で記述された遠隔操作プログラムとが格納されており、
    前記遠隔操作プログラムは、前記計量操作表示器に表示させる一つの画面に対し複数の画面表示レイアウトを有し、
    前記計量制御部は、前記遠隔操作プログラムを実行することにより、前記包装制御部より前記伝送路を介して前記包装機の動作状況を示す動作状況データを取得し、前記計量操作表示器のスクリーンサイズに基づいて適当な画面表示レイアウトを選択して、当該画面表示レイアウトで前記動作状況データを前記計量操作表示器で表示するように、構成されている、
    計量及び包装システム。
  4. 前記計量制御部には前記オペレーティング・システム上又は前記JVM上で動作するFTPクライアントプログラムが格納され、
    前記包装制御部には該包装制御部のオペレーティング・システムと該オペレーティング・システム上で動作するFTPサーバープログラムとが格納され、
    前記計量制御部は、前記包装制御部に格納された前記遠隔操作プログラムを、前記伝送路を介してFTPによりダウンロードし、インストールして、実行するように、構成されている、
    請求項3に記載の計量及び包装システム。
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