JP5067891B2 - センサを身体の管腔に固定するための埋め込み可能な装置 - Google Patents

センサを身体の管腔に固定するための埋め込み可能な装置 Download PDF

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Description

本発明は、埋め込み可能な医療装置の分野に関し、特に、センサを身体の管腔内に、例えば血管の管腔内に配置するための埋め込み可能な装置に関する。
解剖学的管腔にてセンサ装置を用いることは良く知られている。例えば、米国特許第4,485,813は、患者の身体内の特定の位置に永久的に埋め込むことができる心臓ペースメーカーセンサについて記載している。米国特許第6,645,143、6,053,873、6,442,413、米国特許公開2002/0188207は、血管内に永久的に埋め込まれて検知を行うことができ、且つ検知結果をテレメトリリンクを介して外部モニタに伝送できるように設計された医療用の監視センサについて記載している。埋め込まれた検知装置は、患者の身体内の生理的パラメータを監視するために用いられる。
血流及び/又は心臓の運動により生成される力(埋め込まれた帆形状の検知装置に作用する)が、検知装置を血管に沿って長手方向に引こうとし、又は、検知装置が血管分枝の分岐部付近に埋め込まれた場合には検知装置を回転させようとするため、検知装置と血管壁により形成される固定力が可能な限り大きいことが重要である。しかし、局所的な、又は半径方向における強い力が、比較的脆弱な肺動脈網血管壁に加えられると、穿孔または動脈瘤を生じることがある。血管内埋め込み技術の多くは、検知装置を埋め込むことが意図されている血管のセグメントが真直である(すなわち、分枝を有さない)ことを前提としている。しかし、血管セグメントが分岐している場合もある。分枝付近の血管セグメントが、検知装置の全長を収容するために十分に長ければ、検知装置は、分枝に関係なく血管内に埋め込まれる。しかし、血管セグメントの長さが限られているならば、検知装置は、分岐部を渡るように配置されなければ血管セグメント内に適切に埋め込めない可能性がある。この場合、埋め込まれた検知装置が、血管分枝への将来的なアクセスを妨げることがあり、例えば、カテーテル挿入中に、分岐部をわたって流れる血流により不安定になり、また、さらに悪いことに、塞栓症を引き起こす可能性のある血塊を生じることがある。その結果、分岐した血管に適応させるために、検知装置の、血管壁に固定されるための十分な長さを、低減させなければならないことがある。また、多くの血管の直径は均一でなく、また円錐状でもあり、従って、検知装置の長さを長くするさらなる試みがなされている。
右肺動脈は、心臓の効率を示す血液動態パラメータを監視するために、又は血液の血糖値を測定するために、センサを埋め込むターゲットとなることが多いが、分岐しており、また、均一でない。例えば、図1を参照すると、埋め込み可能な検知装置10(固定要素12(例えばステント)、及び、固定要素12に連結された検知要素14を一般的に含む)が、患者の右肺動脈RPA内に埋め込まれている様子が示されている。矢印により示されているように、血液が心臓の右心室RVから主肺動脈MPAを通って流れ、主肺動脈MPAは右肺動脈RPAと左肺動脈LPAとに分岐している。従って、検知要素14は、埋め込まれたならば、例えば、右心室RVから流れる血液の血液動態パラメータを監視することができる。
図1に見られるように、右肺動脈RPAは、様々な側枝SBRに分岐しており、これらの側枝SBRはいずれも、上記の問題が生じることを防止するために、検知装置10により横切られていない。しかし、右肺動脈RPAの、検知装置を埋め込むことができるセグメント(すなわち、右肺動脈RPAの開始点と、第1側枝SBR(解剖学的には「動脈幹」(“Truncus anterior”)と称される)の開始点との間のセグメント)の長さが比較的短い(平均的には40mm)ため、固定要素12の長さは、側枝SBRに適応するために比較的短くなければならない。
固定要素12が比較的短くなければならないことにより、検知装置10の安定性が低下する可能性がある。さらに、図1に見られるように、右肺動脈RPAの直径は、遠位方向にて(すなわち、右から左へ)実質的に低減しており、これにより、固定要素12の近位端の血管への係合が、固定要素12の遠位端の血管への係合よりも弱くされ、これが検知装置10の安定性をさらに低下させている。
米国特許第4,485,813号明細書 米国特許第6,645,143号明細書 米国特許第6,053,873号明細書 米国特許第6,442,413号明細書 米国特許出願公開第2002/0188207号明細書 米国特許第6,764,446号明細書 米国特許第7,024,248号明細書
従って、検知装置を、非均一で且つ分岐している解剖学的管に埋め込むための改良された技術を提供することが必要である。
本発明の一実施態様に従えば、患者の解剖学的管網(例えば血管網)内のパラメータを検知するためのインプラントが提供される。このインプラントは、前記管網の壁部に第1の長手方向位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第1の固定要素と、前記管網の壁部に第2の長手方向位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第2の固定要素とを備える。固定要素は、任意の適切な要素の形態(例えば、ステントやコイル)を有する。第1の長手方向位置と第2の長手方向位置は、例えば、単一の解剖学的管内に、又は、主要な解剖学的管、及び、主要な解剖学的管の解剖学的管分枝のそれぞれの内部にある。1つの方法において、血管網は、第1長手方向位置と第2長手方向位置とでは実質的に異なる直径を有する。
本発明のインプラントは、さらに、前記第1固定要素と前記第2固定要素とを関節状に機械的に連結する連結要素を含む。このインプラントは、管網の壁部に第3の長手方向位置で堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第3の固定要素、及び、第2固定要素と第3固定要素とを機械的に関節状に連結する別の連結要素を随意に含むことができる。固定要素を関節状に連結することは、これらの固定要素が互いに対して伸張し、移動することを可能にし、従って、例えば、これらの固定要素を、位置がずれている血管セグメント(例えば、主要な解剖学的管と解剖学的管の分枝)の内部、又は、直径が均一でない血管セグメント内に埋め込むことができる。
本発明のインプラントは、さらに、連結要素に対して反対の側に位置する、第1固定要素に機械的に連結された検知要素を含む。検知要素は、例えば、圧力センサ、加速度計、位置センサ、壁運動センサ、流量センサ、温度センサ、酸素センサ、カルシウムセンサ、カリウムセンサ、グルコースセンサ、凝固物センサ、電気活動センサ、pHセンサのうちの1つ以上である。選択的に用いられる実施態様において、インプラントは、検知要素により検知された情報をリモートレシーバにワイヤレス伝送するように構成されたトランスミッタをさらに含む。
図面は本発明の実施形態の設計及び有用性を示し、これらの図面において、類似の要素は共通の参照番号で示される。
ここで、図2を参照して、本発明に従って構成された埋め込み可能な検知装置20について記載する。検知装置20が解剖学的管網内に、詳細には患者の肺動脈網内に埋め込まれている様子が示されている。先に述べたように、血液が心臓Hの右心室RVから流れ出て主肺動脈MPAを通る。主肺動脈MPAは右肺動脈RPAと左肺動脈LPAとに分岐している。右肺動脈RPAから流れる血液は、さらに、右肺動脈RPAの様々な肺動脈分枝PBRに流入する。
検知装置20は、一般的には、近位側の固定要素22、遠位側の固定要素24、近位側固定要素22を遠位側固定要素24に機械的に連結する連結要素26、検知要素28を備え、検知要素28は近位側固定要素22に、連結要素26に対して反対側に位置する別の連結要素30を介して機械的に連結されている(すなわち、近位側固定要素22は連結要素26と連結要素30との間にある)。図2に示されているように、近位側固定要素22は、側枝SBRよりも近位の長手方向位置にて、右肺動脈RPAの壁部に堅固に係合されており、一方、遠位側固定要素24は側枝SBRの壁部に堅固に係合されている。
2つの固定要素22、24を用いることが、検知装置20と肺動脈網の血管壁とを長手方向にて固定する力を効果的に増大し、それにより、検知装置20が、その埋め込み後に右肺動脈RPA内で移動する可能性を最小限にすることが理解されよう。さらに、遠位側固定要素24が側枝SBR内に、右肺動脈RPAの管腔内をわたるように配置されるため、検知装置20と肺動脈網の血管壁とを固定する力が、右肺動脈RPAの長手方向軸を中心とした回転方向においても増大される。
有利には、連結要素26は、固定要素22と固定要素24とが互いに対して関節状に連結されることを可能にし、それにより、近位側固定要素22は右肺動脈RPA内に配置され、尚且つ遠位側固定要素24を、肺動脈分枝BR内に、より容易に配置させることができる。また、検知装置20の、右肺動脈RPAと側枝SBRとの間の分岐部内に位置する部分のみが、比較的ロープロファイルな連結要素26である。その結果、右肺動脈RPAから側枝SBR内に流入する血液により検知装置20に加えられる力は非常に小さくなり、これにより、右肺動脈RPA内での検知装置20の安定性を高め、また、塞栓症の可能性を低減する(塞栓症は、検知装置が不安定な場合に、妨害された血流により形成される凝血が原因で生じる)。さらに、連結要素26がロープロファイルであるため、側枝SBRへの将来的なアクセスが著しく妨げられることがなく、これにより、必要又は要求に応じて側枝SBRにカテーテルを挿入できる状態が維持される。
他方の連結要素30は、検知要素28を定位置に維持するように剛性であってよく、又は、検知要素28が血管腔内で移動することを可能にするように柔軟であってもよい。例示された実施形態において、他方の連結要素30は、検知要素28を、血管壁と血管腔の中央との間の、例えば0.05mm〜0.8r(rは血管腔の半径)の距離に維持する。例えば、r=10mmの半径を有する血管腔であれば、検知要素28を、血管壁から0.05mm〜8mmの距離に配置させることができる。別の実施形態において、検知要素28を、血管壁に接して、若しくは、血管壁の付近に、又は、血管腔内の他の任意の好都合な位置に配置させることができる。これらの場合、検知要素28は近位側固定要素22に直接連結されてもよい。
図2に示されているように、固定要素22,24の各々が、伸張可能なステント状の構造を有し、この構造は、外側に付勢する半径方向の力を血管壁に対して加えるように互いに連結された1以上のストラット(支柱)を有する。例示されている実施形態において、弾性のストラットが、半径方向の開いたジグザグの構造を有する。或いは、弾性ストラットは、図3に示されているように、半径方向の閉じたジグザグの構造を有することも可能である。いずれの場合も、固定要素22,24の伸張された寸法(詳細には直径)が、配置されることが意図されているそれぞれの血管セグメント内(この場合には右肺動脈RPAと側枝SBR内)で必要な固定力を与えるように個々に選択され、従って、近位側固定要素22の伸張された直径は、遠位側固定要素24の伸張された直径よりも大きくなる。
例示されている実施形態において、固定要素22,24のストラットは、圧縮力が加えられなくても固定要素22,24が半径方向外側に自己伸張することを可能にする適切な材料から構成される。このために、固定要素22,24は、ワイヤ、レーザカット管、若しくは、化学エッチングされた管、又は金属シートから製造され得る。これらの管又はシートは、適切な生体適合性材料、例えば、ニッケル‐チタン合金、ステンレス鋼、チタン、又は、コバルトを基材とする合金から構成され、或いは、検知装置のX線不透過性を高めるために、タンタル、金、プラチナ、又はプラチナイリジウムから構成される。或いは、固定要素22,24を、形状記憶ポリマーを含むポリマーで構成することもでき、このポリマーには、X線不透過性材料(例えば硫酸バリウム)が付加されても、又は付加されなくてもよい。ストラットの断面は、円形、楕円形、矩形、又は他の好都合な形状であり得る。ストラットの厚さは0.05mm〜0.5mmの範囲である。ストラットは、検知装置20が血管腔内で移動することを防止するために、隆起部、棘状部、又はフックを任意に含む。
連結要素26,30の各々は、適切な生体適合材料(例えばニッケル‐チタン合金、ステンレス鋼、チタン、又は、コバルトを基材とする合金)から構成され、或いは、検知装置のX線不透過性を高めるために、タンタル、金、プラチナ、又はプラチナイリジウムから構成される。或いは、連結要素26,30は、形状記憶ポリマーを含むポリマーから構成されてもよく、このポリマーに、X線不透過性材料(例えば硫酸バリウム)が付加されても、又は付加されなくてもよい。
例示されている実施形態において、検知要素28は、血管内の血圧を監視するための圧力センサである。しかし、知られた任意のセンサを用いることができ、これらのセンサは、加速度計、壁運動センサ、流量センサ、温度センサ、酸素センサ、グルコースセンサ、凝固センサ、電気活動センサ、pHセンサを含むがこれらに限定されない。別の実施形態において、別の動作要素を、血管壁に接触させて、若しくは血管壁の付近に、又は、血管腔内の他の任意の好都合な位置に配置することができる。この動作要素は、検知要素28とは異なる別の検知要素であっても、又は、エネルギー源、例えばバッテリであってもよい。例えば、絶縁された電線を用いて、検知要素28をバッテリに、バッテリから検知要素28へのエネルギー移送を可能にするために電気接続することができる。埋め込み可能な検知要素の構造及び機能のさらなる詳細な説明が、米国特許第6,764,446号及び第7,024,248号に開示されている。
ここで図4を参照すると、検知装置20が血管網内に異なる構成で埋め込まれている様子が示されている。詳細には、近位側固定要素22が、右肺動脈RPAの壁部に、側枝SBRよりも近位の長手方向位置にて堅固に係合されており、一方、遠位側固定要素24は、右肺動脈RPAの壁部に、側枝SBRよりも遠位の長手方向位置にて堅固に係合されている。
図2に関して先に述べたように、2つの固定要素22、24を用いることが、検知装置20と肺動脈網の血管壁とを長手方向にて固定する力を効果的に増大し、それにより、検知装置20がその埋め込み後に右肺動脈RPA内で移動する可能性を最小限にすることが理解されよう。さらに、固定要素22と固定要素24とが互いに対して関節状に連結されているため、右肺動脈RPAに沿った直径が均一でないことが検知装置20の固定能力を著しく減じることはない。図4に示されている構造は、側枝SBRを固定機構として用いないが、この構造は、ロープロファイルな連結要素26を分岐部に配置することのみにより側枝SBRに適応している。連結要素26は、側枝SBRをわたるように配置されても、又は、側枝SBRの完全な開放を維持するように、側枝SBRをわたらずに側枝SBRからずらして配置されてもよい。
ここで図5を参照して、本発明に従って構成された別の埋め込み可能な検知装置40について記載する。検知装置40は、先に記載した検知装置40と類似であるが、検知要素28が固定要素22と固定要素24との間に連結されていることが異なる。図に見られるように、検知要素28は、右肺動脈RPAの管腔内に、分岐部にて吊り下げられている。好ましくは、検知要素28は側枝SBRの閉塞を最小限にするために分岐部から可能な限り離して配置される。そうでなければ、検知要素28の移動及び/又は塞栓症の可能性が高まることがある。任意に用いられる連結要素34を、固定要素22と固定要素24との間に機械的に連結して固定要素をさらに支持し、そしてそれにより検知装置40の固定力を高めることができる。
ここで図6を参照して、本発明に従って構成された別の埋め込み可能な検知装置50について記載する。検知装置50は、先に記載した検知装置20と類似であるが、検知要素28が連結要素26に、固定要素22と固定要素24との間にて取り付けられていることが異なる。図に見られるように、固定要素22が、右肺動脈RPAの壁部に、側枝SBRよりも遠位の長手方向位置にて堅固に係合されており、一方、遠位側固定要素24は側枝SBRの壁部に堅固に係合されている。図に見られるように、検知要素28は、右肺動脈RPAの管腔内に、分岐部にて吊り下げられている。好ましくは、検知要素28は、側枝SBRの閉塞を最小限にするために分岐部から可能な限り離して配置される。そうでなければ、検知要素28の移動及び/又は塞栓症の可能性が高まることがある。
埋め込み可能な検知装置20,40,50を、2つの固定要素のみ、及び1つの検知要素のみを有するものとして記載してきたが、本発明に従って構成される埋め込み可能な検知装置は、3つ以上の固定要素、2つ以上の検知要素を有することができる。例えば、図7を参照すると、埋め込み可能な検知装置60は、一般的に、近位側固定要素62、中間位置の固定要素64、遠位側固定要素66、近位側固定要素62を中間位置の固定要素64に機械的に連結する第1の連結要素68、遠位側固定要素66を中間位置の固定要素64に機械的に連結する第2の連結要素70、固定要素62,64,66の各々に、3つの連結要素78,80,82を介して機械的に連結された3つの検知要素72,74,76を含む。固定要素62,64,66、連結要素78,80,82、検知要素72,74,76は、先に記載した同一名称の部品と類似に構成され、且つ同様の機能を有することができる。
図7に示されているように、近位側固定要素62は、右肺動脈RPAの壁部に、側枝SBRより近位の長手方向位置にて堅固に係合されており、中間位置固定要素64は、側枝SBRの壁部に堅固に係合されており、遠位側固定要素66は、右肺動脈RPAの壁部に、側枝SBRより遠位の長手方向位置にて堅固に係合されている。従って、3つの固定要素(その1つが側枝SBRに配置される)を用いることが、さらに、検知装置60と肺動脈網内の血管壁との間を長手方向と回転方向にて固定する力を増大し、これにより、検知装置20が、その埋め込み後に右肺動脈RPA内で移動する可能性をさらに最小化することが理解されよう。さらに、3つの検知要素を用いることにより、右肺動脈RPA内で検知される情報の量及び/又はタイプが増大する。
ここまで、固定要素を、ステント状の構造を有するものとして説明してきたが、固定要素は、解剖学的管の壁部に堅固に係合するのに適した他の構造(同一装置の固定要素間で異なり得る)を有することもできる。例えば、図8を参照すると、埋め込み可能な検知装置90が、図2に示した検知装置20と類似であるが、検知装置90は、ステント状の構造の遠位側固定要素24を有する代わりに、コイル状の構造の2つの遠位側固定要素92,94を含み、固定要素92,94は、それぞれの連結要素96,98を介して近位側固定要素22に機械的に連結されている。コイル状固定要素92,94の各々が単一のワイヤを含み、このワイヤは、図2に関して先に記載した固定要素22,24のストラットと同一断面を有し且つ同一材料から構成されてもよい。図示されているように、固定要素92は、側枝SBRよりも遠位の位置にて右肺動脈RPAの壁部に堅固に係合され、固定要素94は、側枝SBRの壁部に堅固に係合されており、これにより、図6の埋め込み可能な検知装置20と同一の、固定に関する利点をもたらす。
本発明に従って構成される埋め込み可能な検知装置は、固定要素以外に安定化要素を有することができる。例えば、図9を参照すると、埋め込み可能な検知装置100は、図2に示した検知装置20と類似であるが、遠位側固定要素24の代わりに、フランジ102の形態の安定化要素が、近位側固定要素22に機械的に連結されている。図示されている実施形態において、フランジ102は、固定要素22のストラットをループ状に折り重ねることにより形成される。フランジ102は、固定要素22から所定の角度で(すなわち、固定要素22の長手方向軸に対して横方向又は斜めの方向に)延在して側枝SBRの壁部に接触するように予備形成され(例えば、ニッケル‐チタン合金の適切な熱処理により)、それにより、検知装置20と肺動脈網との間を固定する力が、長手方向と回転方向の両方において増大する。好ましくは、フランジ102は、必要な安定性を検知装置100にもたらすための十分に硬質な材料から構成される。
図10を参照して、別の埋め込み可能な検知装置110について記載する。検知装置110は、先に記載した図9の検知装置100と類似であるが、近位側固定要素22の代わりに、側枝SBRよりも遠位の位置にて右肺動脈RPAの壁部に堅固に係合されるように構成された遠位側固定要素24を含むことが異なる。検知装置100と同様に、検知装置110はフランジ112を含み、フランジ112は、遠位側固定要素24から所定の角度で延在して側枝SBRの壁部に接触するように遠位側固定要素24に機械的に連結され、且つ、そのような形状を有し、これにより、検知装置100と肺動脈網との間を固定する力を、長手方向と回転方向の両方において増大する。フランジ112は、固定要素24のストラットをループ状に折り重ねることにより形成され、また、好ましくは、必要な安定性を検知装置110にもたらすための十分に硬質な材料から構成される。
図11を参照して、さらに別の埋め込み可能な検知装置120について記載する。検知装置120は、図10の前述の検知装置110と類似であるが、側枝SBR内に延在するための、予備形成されていないフランジ122を含むことが異なる。むしろ、フランジ122は、右肺動脈RPA内の管腔内に留まるように比較的真直である。さらに、検知要素28が、遠位側固定要素24とフランジ122との間に機械的に連結されている。フランジ122は側枝SBR内に延在するように設計されておらず、従って、右肺動脈RPAの長手方向軸を中心とした回転方向における回転力を著しくは増大しないが、フランジ122は、右肺動脈RPAの壁部に接触し、これにより、検知要素28が、右肺動脈RPAから側枝SBR内に流れる血流に反応して側枝SBR内に折れ曲がって入るのを防止する。
図12を参照して、本発明に従って構成された、さらに別の埋め込み可能な検知装置の130について記載する。検知装置130は、単一の固定要素132を含み、固定要素132に、先に記載した検知要素28が機械的に連結されている。固定要素132は、先に記載した図2の固定要素22,24のいずれにも類似しているが、固定要素132の長さが、固定要素132が側枝SBRを渡ることができるように長くされている。例えば、固定要素132の長さは35mm以上である。固定要素132の長さを長くすることにより、検知装置130と肺動脈網の壁部との間を固定する力が増大する。固定要素132の固定性能をさらに増大するために、固定要素132の近位縁と遠位縁を、図13に示されているように半径方向外側に湾曲させることができ、これにより血管壁を把持する力をもたらし、これが、検知装置130の長手方向移動を低減する。或いは、図14に示されているように、固定要素132の近位縁と遠位縁を半径方向内側に湾曲させてもよい。こうすることで固定要素132の弾性ばね力を増大することができ、それにより、固定要素132の縁が右肺動脈RPAの壁部を損傷すること、及び、他の状況にて右肺動脈RPAの壁部を刺激するような心配もなく、固定要素132の固定力が増大される。
固定要素132が、その長さに沿って比較的均一の直径を有するならば、固定要素132を円錐状の血管に埋め込むことが、近位方向に検知装置130を押そうとするばね力を生じさせることは明白である。このために、固定要素132は、図15に示されているように、血管の円錐形状に類似した円錐状の形状寸法(例えば、円錐角が0度〜40度で長さが10mm〜35mm)を有するように予備形成される。この場合、固定要素132は、血管内に、固定要素132の、より大きい直径が、血管の、より大きい直径に適合し、固定要素132の、より小さい直径が、血管の小さい直径に適合するように配置される。こうして、負荷がかけられていない固定要素132が、固定要素132が配置されるべき位置から移動する傾向が弱くなる。或いは、固定要素132は、図16に示されているように、血管の鏡像のように配置される。すなわち、固定要素132の大きい直径が血管の小さい直径に適合し、固定要素132の小さい直径が血管の大きい直径に適合する。この場合、固定要素132の形状と構造が血管を真直にし、従って、血管はもはや円錐形状でなくなる。或いは、図17に示されているように、固定要素132の遠位縁を半径方向外側に湾曲させて、検知装置130の長手方向移動を低減させる、血管壁を把持する力を与えてもよい。これらの円錐状の固定要素の原理を、先に記載した実施形態のいずれにも適用できることは明白である。
先に記載した検知装置を、患者の肺動脈網内に、任意の適切な手段(例えば、配送カテーテル)を用いて配送し、埋め込むことができる。ここで、本発明がより良好に理解されるように、例えば図18A〜図18Dを参照し、検知装置20を患者の肺動脈網内に配送する方法を説明する。配送システム150が、患者の血管系を通して配送されるように構成された柔軟なカテーテル152、及び、カテーテル152の管腔内にスライド可能に配置されたプッシャ要素154を含む。検知装置20、詳細には検知要素28が、プッシャ要素154の遠位端に、適切な手段、例えば、機械的干渉又は電解装置を用いて着脱可能に連結されている。
例示されている実施形態において、プッシャ要素154はカテーテル152に対して回転させられることができ、これにより、検知装置20が肺動脈網内に、特定の周方向位置にて埋め込まれる。すなわち、検知要素28が血管壁の上部又は血管壁の底部に配置されることが望ましいであろう。また、固定要素22,24の回転方向を互いに対して維持することが望ましいであろう。こうして、連結要素26は、血管腔を横切るのではなく、血管壁の片側に沿って延在する(横切る場合には、固定要素22,24の一方が回転方向にて180度位置ずれされている)。
このために、X線不透過性マーカ156が、検知装置20上に、検知装置20の向きがX線透視画像化により決定できるように配置される。X線不透過性マーカ156は、図示されているように、検知要素28上にコーティングされる材料(プラチナ、金、タンタル、又は、一般に用いられているX線不透性材料)の形態であってよく、又は、これらの材料から構成されたワイヤの形態であってよく、例えば、固定要素22,24の一方又は両方に巻き付けられる。或いは、マーカ156は、連結要素26自体の形態であってもよい。
例示されている方法において、検知装置20は、肺動脈網内に、図2に示されている形状で(すなわち、遠位側固定要素24が側枝SBR内に配置され、近位側固定要素24が側枝SBRよりも近位の長手方向位置にて右肺動脈RPAに配置されるように)配送される。図18Aに示されているように、カテーテル152は、心臓の右心室RVから前進させられ、主肺動脈MPAを通って右肺動脈RPAの管腔内に入る。図に見られるように、検知装置20が配送カテーテル152内に、遠位側固定要素24が近位側固定要素22よりも前に展開されるように装填されている。
図18Bに示されているように、カテーテル152の遠位端は、側枝SBR内に前進させられ(或いは、右肺動脈RPA内の分岐部に前進させられ、且つ、側枝SBRの開口部に向って偏向させられ)、次いで、プッシャ要素154が遠位方向に、遠位側固定要素24をカテーテル152から押し出して側枝SBRの管腔内に入れるため前進させられる。先に論じたように、遠位側固定要素24は、圧縮力が加えられなくても自己伸張される弾性材料から構成されている。従って、遠位側固定要素24は、カテーテル152から展開されたならば、半径方向外側に自動的に伸張して、側枝SBRの壁部にしっかりと接触する。或いは、遠位側固定要素24が自己伸張できない場合には、遠位側固定要素24を半径方向に伸張させて血管壁にしっかりと接触させるためにバルーンを用いることができる。
次いで、カテーテル152は、図18Cに示されているように、カテーテル152の遠位端が右肺動脈RPA内に配置されるように近位方向に引かれ、また、プッシャ要素154が、近位側固定要素22をカテーテル152から押し出して右肺動脈RPAの管腔内に入れるために遠位方向に前進させられる。右肺動脈RPAの管腔内にて、近位側固定要素22は半径方向外側に自動的に伸張し(或いは、バルーンを補助として半径方向に伸張し)、右肺動脈RPAの壁部にしっかりと接触する。図18Dに示されているように、プッシャ要素154は、検知要素28をカテーテル152から右肺動脈RPAの管腔内に押し出すために遠位方向にさらに前進させられ、次いで、プッシャ要素154は、センサ要素28から取り外される。
類似の配送技術を用いて、図3〜図8に示した肺動脈網内での装置の形状を形成することができる。図9、図10に示した構成に関し、検知装置は、肺動脈網内に、検知装置のフランジを右肺動脈RPA内にて近位方向又は遠位方向に、フランジが側枝SBR内に配置されるまで引くことにより埋め込まれる。この様子は図19A〜図19Hに示されている。
例えば、図19Aに示されているように、検知装置100が配送カテーテル152内に、フランジ102が近位側固定要素22に先立って展開されるように装填される。図19Bに示されているように、カテーテル152の遠位端は、右肺動脈RPA内の、側枝SBRよりも遠位の位置に前進させられ、プッシャ要素154が、フランジ102をカテーテル152から押し出して右肺動脈RPAの壁部に接触させるために遠位方向に前進させられる。図19Cに示されているように、カテーテル152は、フランジ102が側枝SBR内に捕えられるまで近位方向に引かれる。
図19B、図19Cに示されているステップとは別のステップとして、図19Dに示されているように、カテーテル152の遠位端を、右肺動脈RPA内の、側枝SBRよりも近位の位置に前進させることができ、プッシャ要素154は、フランジ102をカテーテル152から押し出して右肺動脈RPAの壁部に接触させるために遠位方向に前進させられる。この後、カテーテル152を遠位方向に、フランジ102が側枝SBR内で捕えられるまで押す。
いずれの場合においても、フランジ102が側枝SBR内に配置されたならば、プッシャ要素154は、固定要素22をカテーテル152から右肺動脈RPAの管腔内に押し出すために遠位方向に前進させられ、右肺動脈RPAの管腔内にて、固定要素22は、図19Eに示されているように半径方向外側に自動的に伸張し、右肺動脈RPAの壁部にしっかりと接触する。プッシャ要素154は、図19Fに示されているように、検知要素28をカテーテル152から押し出して右肺動脈RPAの管腔内に入れるために遠位方向にさらに前進させられ、プッシャ要素154は、センサ要素28から取り外される。
図10に示した検知装置110を埋め込むためにも、上記と類似の方法を用いることができるが、遠位側固定要素24がカテーテル152からフランジ112よりも前に展開させられることが必要であることが異なる(本発明がより良好に理解されるために、図19Gに示す)。この場合、検知要素28がプッシャ要素154から取り外される前にカテーテル152が近位方向に引かれ、それにより、伸張された固定要素24を含む検知装置110の全体を右肺動脈RPA内で、図19Hに示されているようにフランジ112を、側枝SBR内に配置されるまで変位させる。検知装置110が適切に配置された後、プッシャ要素154は検知要素28から取り外される。
図11に示した検知装置120は、固定要素24を側枝SBRより遠位の位置にて右肺動脈RPA内に配備し、カテーテル152を、センサ28及びフランジ122を右肺動脈RPA内に配備するために近位方向に引き、そしてプッシャ要素154をセンサ要素28から取り外すことにより、簡単に肺動脈網内に埋め込まれることができる。図12に示されている検知装置130は、固定要素24を側枝SBRの位置にて右肺動脈RPA内に展開し、カテーテル152を、センサ28を右肺動脈RPA内に配備するために近位方向に引き、そしてプッシャ要素154をセンサ要素28から取り外すことにより、簡単に肺動脈網内に埋め込まれることができる。
先に論じたように、遠位側固定要素24は、圧縮力が加えられなくても自己伸張される弾性材料から構成される。その結果、遠位側固定要素24は、カテーテル152から展開されたならば半径方向外側に自動的に伸張して側枝SBRの壁にしっかりと接触する。或いは、遠位側固定要素24が自己伸張できない場合には、遠位側固定要素24を半径方向に伸張させて血管壁にしっかりと接触させるためのバルーンを用いることができる。
検知装置を、右肺動脈RPA内に埋め込むものとして例示及び記載してきたが、検知装置を、患者の身体の他の血管、例えば、大静脈、肺静脈、冠状静脈洞、大動脈、鎖骨下動脈、回腸動脈及び頸動脈にも埋め込むことができることを理解されたい。
先行技術の検知装置を患者の肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第1の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第2の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第3の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第4の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第5の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第6の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第7の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第8の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第9の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第10の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 本発明に従う第11の検知装置を肺動脈網内に配置した状態の側面図である。 図12に示した第11の検知装置に用いられている固定要素の別の実施形態の側面図である。 図12に示した第11の検知装置に用いられている固定要素のさらに別の実施形態の側面図である。 図12に示した第11の検知装置に用いられている固定要素のさらにまた別の実施形態の側面図である。 図12に示した第11の検知装置に用いられている固定要素のさらにまた別の実施形態の側面図である。 図12に示した第11の検知装置に用いられている固定要素のさらにまた別の実施形態の側面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む1つの方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む1つの方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む1つの方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む1つの方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。 本発明の実施形態を用いた検知装置を埋め込む別の方法を、本発明がより良好に理解されるために示した断面図である。

Claims (11)

  1. 患者の解剖学的管網内のパラメータを検知するためのインプラントであって、
    前記管網の壁部に第1の長手方向位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第1の固定要素と、
    前記管網の壁部に第2の長手方向位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第2の固定要素と、
    前記第1固定要素と前記第2固定要素とを、関節状に機械的に連結する第1の連結要素と、
    検知要素と、
    前記第1の連結要素に対して反対側の位置にて前記第1固定要素に機械的に前記検知要素を連結する第2の剛性連結要素であって、前記検知要素の少なくとも一部が壁から離れるように内側に吊り下げられる第2の剛性連結要素とを含むインプラント。
  2. 患者の解剖学的管網内のパラメータを検知するためのインプラントであって、
    前記管網の壁部に第1の長手方向位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第1の固定要素と、
    前記管網の壁部に第2の長手方向位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第2の固定要素と、
    前記第1の固定要素と前記第2の固定要素とを、関節状に機械的に連結する第1の連結要素と、
    前記第1の連結要素に対して反対側の位置にて前記第1の固定要素に機械的に連結された検知要素であって、前記検知要素の少なくとも一部が壁から離れるように内側に吊り下げられる検知要素と、
    前記管網の壁部に第3の長手方向に位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第3の固定要素と、
    前記第2の固定要素と前記第3の固定要素とを関節状に機械的に連結する第2の連結要素とを含む
    を含むインプラント。
  3. 前記管網が血管網である請求項1または2に記載のインプラント。
  4. 前記第1長手方向位置及び前記第2長手方向位置の少なくとも一方が右肺動脈内にある請求項1〜3のいずれか一項に記載のインプラント。
  5. 前記管網が、前記第1長手方向位置と前記第2長手方向位置とにおいてそれぞれ実質的に異なる直径を有する請求項1〜のいずれか一項に記載のインプラント。
  6. 前記第1長手方向位置及び前記第2長手方向位置が、単一の解剖学的管の内部にある請求項1〜のいずれか一項インプラント。
  7. 前記第1長手方向位置が主要な解剖学的管内にあり、前記第2長手方向位置が、前記主要な解剖学的管の解剖学的管分枝内にある請求項1〜のいずれか一項に記載のインプラント。
  8. 前記第1固定要素及び前記第2固定要素の各々が、ステント及びコイルから成る群から選択される請求項1〜のいずれか一項に記載のインプラント。
  9. 前記検知要素が、圧力センサ、加速度計、壁運動センサ、流量センサ、温度センサ、酸素センサ、グルコースセンサ、凝固物センサ、電気活動センサ、及びpHセンサのうちの1つ以上を含む請求項1〜のいずれか一項に記載のインプラント。
  10. さらに、前記管網の壁部に第3の長手方向に位置にて堅固に係合するように伸張される形状寸法を有する第3の固定要素と、
    前記第2の固定要素と前記第3の固定要素とを関節状に機械的に連結する別の連結要素とを含む請求項1および3のいずれか一項に記載のインプラント。
  11. さらに、前記検知要素により検知された情報をリモートレシーバにワイヤレス伝送するように構成されたトランスミッタを含む請求項1〜10のいずれか一項に記載のインプラント。
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