JP5064694B2 - 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法 - Google Patents

往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5064694B2
JP5064694B2 JP2006038078A JP2006038078A JP5064694B2 JP 5064694 B2 JP5064694 B2 JP 5064694B2 JP 2006038078 A JP2006038078 A JP 2006038078A JP 2006038078 A JP2006038078 A JP 2006038078A JP 5064694 B2 JP5064694 B2 JP 5064694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stroke
reciprocating compressor
value
reference value
inflection point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006038078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006312929A (ja
Inventor
ジェ−ユー ユー
ミン−ギュ ファン
チェル−ウーン リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
LG Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=37295537&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5064694(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from KR1020050038137A external-priority patent/KR100690666B1/ko
Priority claimed from KR1020050038133A external-priority patent/KR100690662B1/ko
Priority claimed from KR1020050038136A external-priority patent/KR100690665B1/ko
Application filed by LG Electronics Inc filed Critical LG Electronics Inc
Publication of JP2006312929A publication Critical patent/JP2006312929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5064694B2 publication Critical patent/JP5064694B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
    • F04B35/045Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric using solenoids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/06Control using electricity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B2201/00Pump parameters
    • F04B2201/02Piston parameters
    • F04B2201/0206Length of piston stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B2203/00Motor parameters
    • F04B2203/04Motor parameters of linear electric motors
    • F04B2203/0401Current
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B2203/00Motor parameters
    • F04B2203/04Motor parameters of linear electric motors
    • F04B2203/0402Voltage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

本発明は、圧縮機に関し、特に、往復動式圧縮機(reciprocating compressor)の運転制御装置及びその方法に関する。
一般に、往復動式圧縮機は、回転運動を直線運動に変換するクランクシャフトがなくて摩擦損失が少ないことから、一般の圧縮機より圧縮効率が高い。
このような往復動式圧縮機が冷蔵庫やエアコンに使用される場合、往復動式圧縮機に入力されるストローク電圧(stroke voltage)を変化させることにより、往復動式圧縮機の圧縮比を変化させることができ、冷却能力を制御することができる。
以下、従来の往復動式圧縮機の運転制御装置について図10を参照して説明する。
図10は、従来の往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、従来の往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機6のモータ(図示せず)に供給される電流を検出する電流検出器4と、モータに印加される電圧を検出する電圧検出器3と、この検出された電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいて、往復動式圧縮機6のストローク推定値(stroke estimation value)を演算するストローク演算器5と、この演算されたストローク推定値と予め設定されたストローク基準値(preset stroke reference value)とを比較し、その比較による差を出力する比較器1と、前記の差によってモータに印加される電圧を変化させることにより、往復動式圧縮機6の運転(ストローク)を制御するストローク制御器2とから構成される。
以下、このように構成された従来の往復動式圧縮機の運転制御装置の動作を説明する。
まず、電流検出器4は、往復動式圧縮機6のモータ(図示せず)に供給される電流を検出し、その検出された電流の値をストローク演算器5に出力する。このとき、電圧検出器3は、モータに印加される電圧を検出し、その検出された電圧の値をストローク演算器5に出力する。
次に、ストローク演算器5は、上記の検出された電流と電圧の値、及びモータの媒介変数を下記の式(1)に代入して、往復動式圧縮機6のストローク推定値Xを演算した後、その演算されたストローク推定値Xを比較器1に出力する。
Figure 0005064694
式中、Rは往復動式圧縮機のモータ抵抗値、Lはモータインダクタンス値、αはモータ定数、Vはモータに印加される電圧の値、iはモータに供給される電流の値、di/dtはモータに供給される電流の時間変化率である。
その後、比較器1は、上記のストローク推定値と予め設定されたストローク基準値とを比較し、その比較による差をストローク制御器2に出力する。
次に、ストローク制御器2は、上記の差に基づいて、往復動式圧縮機6のモータに印加される電圧を変化させることにより、往復動式圧縮機6のストロークを制御する。
以下、これを図11を参照してより詳しく説明する。
図11は、従来の往復動式圧縮機の運転制御方法を示すフローチャートである。
まず、ストローク演算器5は、前記の検出された電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいて、往復動式圧縮機6のストローク推定値を演算し、その演算されたストローク推定値を比較器1に出力する(S1)。
次に、比較器1は、上記のストローク推定値と前記の予め設定されたストローク基準値とを比較し(S2)、その比較による差をストローク制御器2に出力する。
その後、ストローク制御器2は、前記のストローク推定値が予め設定されたストローク基準値より小さいと、往復動式圧縮機6のモータに印加される電圧を増加させ(S3)、ストローク推定値が予め設定されたストローク基準値より大きいと、モータに印加される電圧を減少させる(S4)。
しかしながら、このような従来の往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機のモータの媒介変数及び往復動式圧縮機の機構的誤差により、ストローク推定値を正確に演算することができなかった。従って、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御することができなかった。
以上説明したように、従来の往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法においては、往復動式圧縮機のモータの媒介変数及び往復動式圧縮機の機構的誤差により、ストローク推定値を正確に演算することができないため、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御できないという問題があった。
なお、従来の往復動式圧縮機の運転制御装置については、2004年8月24日付けで特許登録された米国特許第6,779,982号、及び2004年6月8日付けで特許登録された米国特許第6,746,211号にも記載されている。
米国特許第6,779,982号明細書 米国特許第6,746,211号明細書
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたもので、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数、及び往復動式圧縮機の機構的誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御できる往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、特定の負荷に必要とされる圧縮容量で往復動式圧縮機を正確に制御できる往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値によって前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算するストローク演算器と、1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出する位相差検出器と、前記位相差の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器と、前記変曲点検出信号に基づいて、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定するストローク基準値補正器と、前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御するストローク制御器とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算するストローク演算器と、1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出し、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、減衰係数を演算する減衰係数演算器と、前記減衰係数の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器と、前記変曲点検出信号に基づいて、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定するストローク基準値補正器と、前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御するストローク制御器とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算するストローク演算器と、1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出し、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、前記往復動式圧縮機のガスばね定数(gas spring constant)を演算するガスばね定数演算器と、前記ガスばね定数の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器と、前記変曲点検出信号に基づいて、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定するストローク基準値補正器と、前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御するストローク制御器とを含むことを特徴とする。
そして、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御方法は、往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、前記決定されたストローク基準値によって、前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する段階とを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御方法は、往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算する段階と、1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出する段階と、前記位相差の変曲点を検出する段階と、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御する段階とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御方法は、往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算する段階と、1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出する段階と、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて減衰係数を演算する段階と、前記減衰係数の変曲点を検出する段階と、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御する段階とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御方法は、往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算する段階と、1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出する段階と、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、前記往復動式圧縮機のガスばね定数を演算する段階と、前記ガスばね定数の変曲点を検出する段階と、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御する段階とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御方法は、往復動式圧縮機のストロークと前記往復動式圧縮機に供給される電流の位相差を検出する段階と、前記位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、前記決定されたストローク基準値によって、前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する段階とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御方法は、往復動式圧縮機のストロークと前記往復動式圧縮機に供給される電流の位相差を検出する段階と、前記位相差、前記往復動式圧縮機に供給される電流の値、及び前記往復動式圧縮機のストローク推定値に基づいて減衰係数を演算する段階と、前記減衰係数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、前記決定されたストローク基準値によって、前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する段階とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明による往復動式圧縮機の運転制御方法は、往復動式圧縮機のストロークと前記往復動式圧縮機に供給される電流の位相差を検出する段階と、前記位相差、前記往復動式圧縮機に供給される電流の値、及び前記往復動式圧縮機のストローク推定値に基づいて、前記往復動式圧縮機のガスばね定数を演算する段階と、前記ガスばね定数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、前記決定されたストローク基準値によって、前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する段階とを含むことを特徴とする。
本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値によって前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の部品誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御できるという効果がある。
また、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、往復動式圧縮機の各ストローク推定値及び前記往復動式圧縮機に供給される各電流値に基づいてストロークと電流の位相差を検出し、その検出された位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値に基づいて往復動式圧縮機のストロークを制御することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の部品誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御できるという効果がある。
さらに、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、前記位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値に基づいて、特定の負荷に必要とされる圧縮容量で往復動式圧縮機を正確に制御できるという効果がある。
さらに、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、減衰係数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値に基づいて往復動式圧縮機のストロークを制御することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の部品誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御できるという効果がある。
さらに、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、前記減衰係数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値に基づいて、特定の負荷に必要とされる圧縮容量で往復動式圧縮機を正確に制御できるという効果がある。
さらに、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、ガスばね定数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値に基づいて往復動式圧縮機のストロークを制御することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の部品誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御できるという効果がある。
さらに、本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、前記ガスばね定数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値に基づいて、特定の負荷に必要とされる圧縮容量で往復動式圧縮機を正確に制御できるという効果がある。
以下、往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値によって往復動式圧縮機に印加される電圧を制御することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の機構的誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御できる、往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法の好ましい実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機16のモータ(図示せず)に供給される電流を検出する電流検出器17と、モータに印加される電圧を検出する電圧検出器15と、上記の検出された電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいて、往復動式圧縮機16のストローク推定値を演算するストローク演算器14と、上記のストローク推定値とストローク基準値とを比較し、その比較による差を出力する比較器12と、この差によってモータに印加される電圧を変化させることにより往復動式圧縮機16の運転(ストローク)を制御するストローク制御器13と、1周期間の各ストローク推定値及び前記1周期間の各電流値に基づいて、往復動式圧縮機16のストロークと電流の位相差を検出する位相差検出器19と、この位相差の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器18と、変曲点検出器18から出力される変曲点検出信号に基づいて、前記の変曲点が検出された時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値を比較器12に出力するストローク基準値補正器11とから構成される。ここで、上記の変曲点とは、上記のストロークと電流の位相差が減少から増加に変化する時点、即ち、傾きが変わる時点を意味する。また、上記のストロークとは、往復動式圧縮機のピストン(図示せず)の往復運動時におけるピストンの位置を意味する。
以下、このように構成された本発明の第1実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の動作について説明する。
まず、電流検出器17は、往復動式圧縮機16のモータに供給される電流を検出し、その検出された電流の値をストローク演算器14及び位相差検出器19に出力する。このとき、電圧検出器15は、往復動式圧縮機16のモータに印加される電圧を検出し、その検出された電圧の値をストローク演算器14に出力する。
ストローク演算器14は、上記の電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいて、往復動式圧縮機16のストローク推定値を演算した後、その演算されたストローク推定値を比較器12に出力する。
比較器12は、上記のストローク推定値とストローク基準値とを比較し、その比較による差をストローク制御器13に出力する。このとき、ストローク制御器13は、モータに印加される電圧を変化させることにより、往復動式圧縮機16のストロークを制御する。ここで、上記のストローク基準値とは、ストロークと電流の位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をいう。即ち、このストローク基準値は、往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点を意味する。従って、1周期間の各ストローク推定値に基づいてストロークの位相を検出し、上記の1周期間の各電流値に基づいて電流の位相を検出し、その検出されたストロークと電流の位相差の変曲点を検出し、その変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値(ストローク基準値)を吐出弁が開放される時点で認識して、予め設定されたストローク基準値をこのストローク推定値(ストローク基準値)に変更することにより、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御することができる。
以下、上記のストロークと電流の位相差の変曲点を検出する方法を詳細に説明する。ここで、上記のストロークと電流の位相差の変曲点を検出する実施形態は、この分野における通常の知識を有する者により多様に実現することができるが、以下、その多様な実施形態のうち一実施形態を図2〜図4を参照して詳細に説明する。
まず、位相差検出器19は、1周期間に該当する各ストローク推定値に基づいてストロークの位相を検出し、前記1周期間に該当する各電流値に基づいて電流の位相を検出して、上記のストロークと電流の位相差を検出し、その検出された位相差を変曲点検出器18に出力する。例えば、位相差検出器19は、0より小さい各ストローク推定値の平均値と0より小さい各電流値の平均値との角度を計算して、上記の位相差を検出する。
図2は、本発明によるストロークの位相を検出する方法を示す図である。
図2に示すように、θは1周期間の開始点から終了点までに0〜360の数を有する。しかしながら、0より小さい各ストローク推定値に該当するθは、p〜qの数を有し、その個数kはn個である。ここで、ノイズに強い特性を有するようにするために、中間値を計算することなく平均値を計算することが好ましい。
従って、上記ストロークの位相θxは下記の式(2)により計算される。
Figure 0005064694
図3は、本発明による電流の位相を検出する方法を示す図である。
図3に示すように、0より小さい各電流値に該当するθは、p〜qの数を有し、その個数kはn個である。
従って、電流の位相θi は下記の式(3)により計算される。
Figure 0005064694
図4は、ストロークと電流の位相差を計算する方法を示す図である。
図4に示すように、位相差検出器19は、0より小さい各ストローク推定値の平均値と0より小さい各電流値の平均値との角度を計算することにより、ストロークと電流の位相差θi,x を検出する。
その後、変曲点検出器18は、上記のストロークと電流の位相差の変曲点(ストロークと電流の位相差が減少から増加に変化する時点)を検出し、変曲点検出信号をストローク基準値補正器11に出力する。
ストローク基準値補正器11は、変曲点検出器18から出力される変曲点検出信号に基づいて、予め設定されたストローク基準値を補正する。即ち、ストローク基準値補正器11は、上記の検出された電流とストロークの位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値を比較器12に出力する。例えば、ストローク基準値補正器11は、上記の予め設定されたストローク基準値を上記の決定されたストローク基準値に変更するための補正値を保存部(図示せず)から読み出し、その読み出した補正値を上記の予め設定されたストローク基準値に加算し、その加算された値(ストローク基準値)を比較器12に出力する。
しかしながら、ストローク基準値補正器11は、上記の検出された電流とストロークの位相差の変曲点が発生しないと、前に決定されたストローク基準値を比較器12に出力するか、又は上記の予め設定されたストローク基準値を比較器12に出力することが好ましい。
以下、本発明の第1実施形態による往復動式圧縮機の運転制御方法を図1及び図5を参照して説明する。
図5は、本発明の第1実施形態による往復動式圧縮機の運転制御方法を示すフローチャートである。
まず、電流検出器17は、往復動式圧縮機16のモータに供給される電流を検出し、その検出された電流の値をストローク演算器14及び位相差検出器19に出力する。このとき、電圧検出器15は、往復動式圧縮機16のモータに印加される電圧を検出し、その検出された電圧の値をストローク演算器14に出力する(S11)。
ストローク演算器14は、上記の電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいてストローク推定値を演算した後、その演算されたストローク推定値を位相差検出器19に出力する(S12)。
位相差検出器19は、1周期間に該当する各ストローク推定値に基づいてストロークの位相を検出し、上記の1周期間に該当する各電流値に基づいて電流の位相を検出し、上記のストロークと電流の位相差を検出し、その検出された位相差を変曲点検出器18に出力する(S13)。
変曲点検出器18は、上記のストローク推定値と電流の位相差の変曲点を検出して変曲点検出信号を発生し、その発生した変曲点検出信号をストローク基準値補正器11に出力する(S14)。
ストローク基準値補正器11は、変曲点検出器18から上記の変曲点検出信号を受信し、その受信した変曲点検出信号に基づいて予め設定されたストローク基準値を補正する。即ち、ストローク基準値補正器11は、上記の検出された電流とストロークの位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値を比較器12に出力する(S15)。
しかしながら、ストローク基準値補正器11は、上記の検出された電流とストロークの位相差の変曲点が発生しないと、予め設定されたストローク基準値を比較器12に出力するか、又は前に決定されたストローク基準値が存在すると、この前に決定されたストローク基準値を比較器12に出力する。
比較器12は、上記のストローク推定値と決定されたストローク基準値とを比較し、その比較による差をストローク制御器13に出力する(S16)。
ストローク制御器13は、上記の差に基づいて、上記のストローク推定値が上記の決定されたストローク基準値より小さいと、往復動式圧縮機16のモータに印加される電圧を増加させ(S17)、上記のストローク推定値が上記のストローク基準値より大きいと、モータに印加される電圧を減少させる(S18)。
従って、この本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、往復動式圧縮機の各ストローク推定値及び往復動式圧縮機に供給される各電流値に基づいてストロークと電流の位相差を検出し、その検出された位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値を往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点で認識し、そのストローク推定値をストローク基準値として決定することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の機構的誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御することができる。
また、この本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、上記の位相差の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値によって、往復動式圧縮機のストロークを制御することにより、往復動式圧縮機の負荷が増加すると、その負荷によって往復動式圧縮機の圧縮容量を増加させることができ、前記負荷が減少すると、往復動式圧縮機の圧縮容量を減少させることができる。従って、特定の負荷に必要とされる圧縮容量で往復動式圧縮機を正確に制御することができる。
図6は、本発明の第2実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、本発明の第2実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機16のモータ(図示せず)に供給される電流を検出する電流検出器17と、モータに印加される電圧を検出する電圧検出器15と、この検出された電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいて、往復動式圧縮機16のストローク推定値を演算するストローク演算器14と、このストローク推定値とストローク基準値とを比較し、その比較による差を出力する比較器12と、この差によってモータに印加される電圧を変化させることにより、往復動式圧縮機16の運転(ストローク)を制御するストローク制御器13と、上記のストロークと電流の位相差、電流値、及びストローク推定値に基づいて減衰係数を演算する減衰係数演算器22と、減衰係数演算器22から出力される減衰係数の変曲点を検出して変曲点検出信号を発生する変曲点検出器21と、変曲点検出器21から出力される変曲点検出信号に基づいて、上記の変曲点が検出された時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値を比較器12に出力するストローク基準値補正器11とから構成される。ここで、上記の決定されたストローク基準値は、往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点を意味する。また、上記の変曲点とは、上記の減衰係数が減少から増加に変化する時点、即ち、傾きが変わる時点を意味する。
以下、このように構成された本発明の第2実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の動作を図6及び図7を参照して説明する。
図7は、本発明の第2実施形態による往復動式圧縮機の運転制御方法を示すフローチャートである。
まず、電流検出器17は、往復動式圧縮機16のモータに供給される電流を検出し、その検出された電流の値をストローク演算器14及び減衰係数演算器22に出力する。このとき、電圧検出器15は、往復動式圧縮機16のモータに印加される電圧を検出し、その検出された電圧の値をストローク演算器14に出力する(S21)。
ストローク演算器14は、上記の電流値、電圧値、及びモータの媒介変数に基づいてストローク推定値を演算した後、その演算されたストローク推定値を減衰係数演算器22に出力する(S22)。
減衰係数演算器22は、1周期間に該当する各ストローク推定値に基づいてストロークの位相を検出し、上記の1周期間に該当する各電流値に基づいて電流の位相を検出し、上記のストロークと電流の位相差を検出し(S23)、この検出された位相差、電流値、及びストローク推定値に基づいて減衰係数を演算し、その演算された減衰係数を変曲点検出器21に出力する。ここで、上記の位相差を検出する具体的な方法は、本発明の第1の実施形態で説明したので、これに関する説明は省略する。
減衰係数演算器22は、下記の式(4)により減衰係数Cを演算する。
Figure 0005064694
ここで、αは往復動式圧縮機のモータ定数、ωは2πf(fは運転周波数)、I(jω)は1周期間の電流ピーク値、X(jω)は1周期間のストロークピーク値(stroke peak value)、θi,x は電流とストロークの位相差である。
変曲点検出器21は、上記の減衰係数Cの変曲点(減衰係数が減少から増加に変化する時点)を検出して変曲点検出信号を発生し、その発生した変曲点検出信号をストローク基準値補正器11に出力する(S24)。
ストローク基準値補正器11は、変曲点検出器21から出力される変曲点検出信号に基づいて、予め設定されたストローク基準値を補正する。即ち、ストローク基準値補正器11は、上記の減衰係数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値を比較器12に出力する。例えば、ストローク基準値補正器11は、上記の予め設定されたストローク基準値を上記の決定されたストローク基準値に変更するための補正値を保存部(図示せず)から読み出し、その読み出した補正値を上記の予め設定されたストローク基準値に加算し、その加算された値(決定されたストローク基準値)を比較器12に出力する(S25)。
比較器12は、上記のストローク推定値と上記の決定されたストローク基準値とを比較し、その比較による差をストローク制御器13に出力する(S26)。
ストローク制御器13は、上記の差に基づいて、上記のストローク推定値が決定されたストローク基準値より小さいと、往復動式圧縮機16のモータに印加される電圧を増加させ(S27)、前記のストローク推定値がストローク基準値より大きいと、モータに印加される電圧を減少させる(S28)。
しかしながら、ストローク基準値補正器11は、上記の減衰係数の変曲点が発生しないと、予め設定されたストローク基準値を比較器12に出力するか、又は前に決定されたストローク基準値が存在すると、この前に決定されたストローク基準値を比較器12に出力する。
従って、この本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、往復動式圧縮機の各ストローク推定値及び往復動式圧縮機に供給される各電流値に基づいてストロークと電流の位相差を検出し、この位相差、電流値、及びストローク推定値に基づいて減衰係数を演算し、その減衰係数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値を往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点で認識し、そのストローク推定値をストローク基準値として決定することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の機構的誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御することができる。
また、この本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、上記の減衰係数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値によって、往復動式圧縮機のストロークを制御することにより、往復動式圧縮機の負荷が増加すると、その負荷によって往復動式圧縮機の圧縮容量を増加させることができ、負荷が減少すると、往復動式圧縮機の圧縮容量を減少させることができる。従って、特定の負荷に必要とされる圧縮容量で往復動式圧縮機を正確に制御することができる。
図8は、本発明の第3実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、本発明の第3実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置は、往復動式圧縮機16のモータ(図示せず)に供給される電流を検出する電流検出器17と、モータに印加される電圧を検出する電圧検出器15と、この検出された電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいて、往復動式圧縮機16のストローク推定値を演算するストローク演算器14と、このストローク推定値とストローク基準値とを比較し、その比較による差を出力する比較器12と、この差によってモータに印加される電圧を変化させることにより、往復動式圧縮機16の運転(ストローク)を制御するストローク制御器13と、上記のストロークと電流の位相差、電流値、及びストローク推定値に基づいて、往復動式圧縮機のガスばね定数Kを演算するガスばね定数演算器32と、ガスばね定数演算器32から出力されるガスばね定数の変曲点を検出して変曲点検出信号を発生する変曲点検出器31と、変曲点検出器31から出力される変曲点検出信号に基づいて、上記の変曲点が検出された時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値を比較器12に出力するストローク基準値補正器11とから構成される。ここで、上記の決定されたストローク基準値は、往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点を意味する。また、上記の変曲点とは、上記のガスばね定数が減少から増加に変化する時点、即ち、傾きが変わる時点を意味する。
以下、このように構成された本発明の第3実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の動作を図8及び図9を参照して説明する。
図9は、本発明の第3実施形態による往復動式圧縮機の運転制御方法を示すフローチャートである。
まず、電流検出器17は、往復動式圧縮機16のモータに供給される電流を検出し、その検出された電流の値をストローク演算器14及びガスばね定数演算器32に出力する。このとき、電圧検出器15は、往復動式圧縮機16のモータに印加される電圧を検出し、その検出された電圧の値をストローク演算器14に出力する(S31)。
ストローク演算器14は、上記の電流と電圧の値、及びモータの媒介変数に基づいてストローク推定値を演算した後、その演算されたストローク推定値をガスばね定数演算器32に出力する(S32)。
ガスばね定数演算器32は、1周期間に該当する各ストローク推定値に基づいてストロークの位相を検出し、上記の1周期間に該当する各電流値に基づいて電流の位相を検出し、上記のストロークと電流の位相差を検出し(S33)、その検出された位相差、電流値、及びストローク推定値に基づいてガスばね定数を演算し、その演算されたガスばね定数を変曲点検出器31に出力する。ここで、上記の位相差を検出する具体的な方法は、本発明の第1の実施形態で説明したので、これに関する説明は省略する。
ガスばね定数演算器32は、下記の式(5)により上記のガスばね定数Kを演算する。
Figure 0005064694
ここで、αは往復動式圧縮機のモータ定数、I(jω)は1周期間の電流ピーク値、X(jω)は1周期間のストロークピーク値、θi,x は電流とストロークの位相差、Mは往復動式圧縮機のピストン移動質量(piston moving mass)、ωは2πf(fは運転周波数)、Kは往復動式圧縮機の機械的ばね定数(machine spring constant)である。
変曲点検出器31は、上記のガスばね定数Kの変曲点(ガスばね定数が減少から増加に変化する時点)を検出して変曲点検出信号をストローク基準値補正器11に出力する(S34)。
ストローク基準値補正器11は、変曲点検出器31から出力される変曲点検出信号に基づいて、予め設定されたストローク基準値を補正する。即ち、ストローク基準値補正器11は、上記のガスばね定数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、その決定されたストローク基準値を比較器12に出力する。例えば、ストローク基準値補正器11は、上記の予め設定されたストローク基準値を上記の決定されたストローク基準値に変更するための補正値を保存部(図示せず)から読み出し、その読み出した補正値を上記の予め設定されたストローク基準値に加算し、その加算された値(決定されたストローク基準値)を比較器12に出力する(S35)。
比較器12は、上記のストローク推定値と上記の決定されたストローク基準値とを比較し、その比較による差をストローク制御器13に出力する(S36)。
ストローク制御器13は、上記の差に基づいて、上記のストローク推定値が上記の決定されたストローク基準値より小さいと、往復動式圧縮機16のモータに印加される電圧を増加させ(S37)、上記のストローク推定値が上記のストローク基準値より大きいと、モータに印加される電圧を減少させる(S38)。
しかしながら、ストローク基準値補正器11は、上記のガスばね定数の変曲点が発生しないと、予め設定されたストローク基準値を比較器12に出力するか、又は前に決定されたストローク基準値が存在すると、この前に決定されたストローク基準値を比較器12に出力する。
従って、この本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、往復動式圧縮機の各ストローク推定値及び往復動式圧縮機に供給される各電流値に基づいてストロークと電流の位相差を検出し、この位相差、電流値、及びストローク推定値に基づいて往復動式圧縮機のガスばね定数を演算し、そのガスばね定数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値を往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点で認識し、そのストローク推定値をストローク基準値として決定することにより、往復動式圧縮機の内部モータの媒介変数及び往復動式圧縮機の機構的誤差に関係なく、往復動式圧縮機の運転(ストローク)を正確に制御することができる。
また、この本発明による往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法は、上記のガスばね定数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値によって、往復動式圧縮機のストロークを制御することにより、往復動式圧縮機の負荷が増加すると、その負荷によって往復動式圧縮機の圧縮容量を増加させることができ、負荷が減少すると、往復動式圧縮機の圧縮容量を減少させることができる。従って、特定の負荷に必要とされる圧縮容量で往復動式圧縮機を正確に制御することができる。
本発明の第1実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明によるストロークの位相を検出する方法を示す図である。 本発明による電流の位相を検出する方法を示す図である。 ストロークと電流の位相差を計算する方法を示す図である。 本発明の第1実施形態による往復動式圧縮機の運転制御方法のフローチャートを示す図である。 本発明の第2実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による往復動式圧縮機の運転制御方法のフローチャートを示す図である。 本発明の第3実施形態による往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による往復動式圧縮機の運転制御方法のフローチャートを示す図である。 従来の往復動式圧縮機の運転制御装置の構成を示すブロック図である。 従来の往復動式圧縮機の運転制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
11 ストローク基準値補正器
12 比較器
13 ストローク制御器
14 ストローク演算器
15 電圧検出器
16 往復動式圧縮機
17 電流検出器
18 変曲点検出器
19 位相差検出器
22 減衰係数演算器
32 ガスばね定数演算器

Claims (11)

  1. 往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、前記決定されたストローク基準値によって前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する往復動式圧縮機の運転制御装置であって、
    前記運転制御装置は、
    前記往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算するストローク演算器と、
    1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出し、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、減衰係数を演算する減衰係数演算器と、
    前記減衰係数の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器と、
    前記変曲点検出信号に基づいて、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定するストローク基準値補正器と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御するストローク制御器とを含み、
    ここで、前記往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値が、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値であることを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御装置。
  2. 往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定し、前記決定されたストローク基準値によって前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する往復動式圧縮機の運転制御装置であって、
    前記運転制御装置は、
    前記往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算するストローク演算器と、
    1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出し、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、前記往復動式圧縮機のガスばね定数を演算するガスばね定数演算器と、
    前記ガスばね定数の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器と、
    前記変曲点検出信号に基づいて、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定するストローク基準値補正器と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御するストローク制御器とを含み、
    ここで、前記往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値が、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値であることを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御装置。
  3. 往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する段階と、
    を含み、
    前記往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク基準値を決定する段階は、
    前記往復動式圧縮機のストロークと前記往復動式圧縮機に供給される電流の位相差を検出する段階と、
    前記位相差、前記往復動式圧縮機に供給される電流の値、及び前記往復動式圧縮機のストローク推定値に基づいて減衰係数を演算する段階と、
    前記減衰係数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値を前記ストローク基準値として決定する段階と、
    を含むことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御方法。
  4. 往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記往復動式圧縮機に印加される電圧を制御する段階と、
    を含み、
    前記往復動式圧縮機の吐出弁が開放される時点に対応するストローク基準値を決定する段階は、
    前記往復動式圧縮機のストロークと前記往復動式圧縮機に供給される電流の位相差を検出する段階と、
    前記位相差、前記往復動式圧縮機に供給される電流の値、及び前記往復動式圧縮機のストローク推定値に基づいて、前記往復動式圧縮機のガスばね定数を演算する段階と、
    前記ガスばね定数の変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値を前記ストローク基準値として決定する段階と、
    を含むことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御方法。
  5. 前記ストローク基準値補正器は、前記変曲点検出信号が受信されると、予め設定されたストローク基準値を前記決定されたストローク推定値に変更するための補正値を、前記予め設定されたストローク基準値に加算することを特徴とする請求項1または2に記載の往復動式圧縮機の運転制御装置。
  6. 往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算するストローク演算器と、
    1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出し、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、減衰係数を演算する減衰係数演算器と、
    前記減衰係数の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器と、
    前記変曲点検出信号に基づいて、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定するストローク基準値補正器と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御するストローク制御器と、
    を含むことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御装置。
  7. 往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算するストローク演算器と、
    1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出し、前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、前記往復動式圧縮機のガスばね定数を演算するガスばね定数演算器と、
    前記ガスばね定数の変曲点を検出して変曲点検出信号を出力する変曲点検出器と、
    前記変曲点検出信号に基づいて、前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定するストローク基準値補正器と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御するストローク制御器と、
    を含むことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御装置。
  8. 前記変曲点の発生する時点が検出されないと、前に決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項3または4に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。
  9. 前記ストローク基準値として決定する段階は、
    予め設定されたストローク基準値を前記決定されたストローク推定値に変更するための補正値を、前記予め設定されたストローク基準値に加算する段階であることを特徴とする請求3または4に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。
  10. 往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算する段階と、
    1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出する段階と、
    前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて減衰係数を演算する段階と、
    前記減衰係数の変曲点を検出する段階と、
    前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御する段階と、
    を含むことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御方法。
  11. 往復動式圧縮機のモータに供給される電圧と電流の値に基づいて、ストローク推定値を演算する段階と、
    1周期間の各ストローク推定値及び各電流値に基づいて、前記往復動式圧縮機のストロークと前記モータに供給される電流の位相差を検出する段階と、
    前記位相差、前記電流値、及び前記ストローク推定値に基づいて、前記往復動式圧縮機のガスばね定数を演算する段階と、
    前記ガスばね定数の変曲点を検出する段階と、
    前記変曲点が発生する時点に対応するストローク推定値をストローク基準値として決定する段階と、
    前記決定されたストローク基準値によって、前記モータに印加される電圧を制御する段階と、
    を含むことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御方法。
JP2006038078A 2005-05-06 2006-02-15 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法 Expired - Fee Related JP5064694B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020050038137A KR100690666B1 (ko) 2005-05-06 2005-05-06 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR10-2005-0038137 2005-05-06
KR10-2005-0038136 2005-05-06
KR10-2005-0038133 2005-05-06
KR1020050038133A KR100690662B1 (ko) 2005-05-06 2005-05-06 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR1020050038136A KR100690665B1 (ko) 2005-05-06 2005-05-06 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006312929A JP2006312929A (ja) 2006-11-16
JP5064694B2 true JP5064694B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=37295537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006038078A Expired - Fee Related JP5064694B2 (ja) 2005-05-06 2006-02-15 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7459868B2 (ja)
JP (1) JP5064694B2 (ja)
BR (1) BRPI0504989A (ja)
DE (1) DE102005057102B4 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100556776B1 (ko) * 2003-11-26 2006-03-10 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100724392B1 (ko) * 2006-01-03 2007-06-04 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100739165B1 (ko) * 2006-04-13 2007-07-13 엘지전자 주식회사 리니어 압축기의 운전제어장치 및 방법
BRPI1001388A2 (pt) * 2010-05-05 2011-12-27 Whirlpool Sa sistema de controle para pistço de compressor linear ressonante, mÉtodo de controle para pistço de compressor linear ressonante e compressor linear ressonante
ITCO20120027A1 (it) 2012-05-16 2013-11-17 Nuovo Pignone Srl Attuatore elettromagnetico e dispositivo di conservazione d¿inerzia per un compressore alternativo
ITCO20120028A1 (it) 2012-05-16 2013-11-17 Nuovo Pignone Srl Attuatore elettromagnetico per un compressore alternativo
US10502201B2 (en) * 2015-01-28 2019-12-10 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Method for operating a linear compressor
US20160215770A1 (en) * 2015-01-28 2016-07-28 General Electric Company Method for operating a linear compressor
US10208741B2 (en) * 2015-01-28 2019-02-19 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Method for operating a linear compressor
US9890778B2 (en) * 2015-11-04 2018-02-13 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Method for operating a linear compressor
US10174753B2 (en) 2015-11-04 2019-01-08 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Method for operating a linear compressor
US10830230B2 (en) 2017-01-04 2020-11-10 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Method for operating a linear compressor
US10641263B2 (en) 2017-08-31 2020-05-05 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Method for operating a linear compressor
US10670008B2 (en) 2017-08-31 2020-06-02 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Method for detecting head crashing in a linear compressor

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5342176A (en) * 1993-04-05 1994-08-30 Sunpower, Inc. Method and apparatus for measuring piston position in a free piston compressor
JP3118413B2 (ja) * 1996-04-30 2000-12-18 三洋電機株式会社 リニアコンプレッサの駆動装置
US6084320A (en) * 1998-04-20 2000-07-04 Matsushita Refrigeration Company Structure of linear compressor
US6520746B2 (en) * 2000-09-27 2003-02-18 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for controlling operation of reciprocating compressor
US6537034B2 (en) * 2000-11-29 2003-03-25 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for controlling operation of linear compressor
KR100367606B1 (ko) * 2000-11-29 2003-01-14 엘지전자 주식회사 벡터를 이용한 리니어 컴프레샤의 운전제어장치
BRPI0105524B1 (pt) * 2000-11-29 2015-08-18 Lg Electronics Inc Aparelho e método de controle de compressor linear
GB0109643D0 (en) * 2001-04-19 2001-06-13 Isis Innovation System and method for monitoring and control
CN1265091C (zh) 2001-06-21 2006-07-19 Lg电子株式会社 用于控制往复式压缩机的装置和方法
KR100408068B1 (ko) * 2001-07-31 2003-12-03 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 스트로크 제어장치 및 방법
US6682310B2 (en) * 2001-08-01 2004-01-27 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for controlling operation of reciprocating motor compressor
KR100451224B1 (ko) * 2002-01-14 2004-10-02 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 운전제어방법
KR100471719B1 (ko) * 2002-02-28 2005-03-08 삼성전자주식회사 리니어 압축기의 제어방법
KR100451233B1 (ko) * 2002-03-16 2004-10-02 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 운전제어방법
KR100480117B1 (ko) * 2002-10-04 2005-04-07 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 스트로크 보상장치 및 방법
KR100533042B1 (ko) 2004-02-20 2005-12-05 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100533011B1 (ko) 2003-12-17 2005-12-05 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
US7456592B2 (en) 2003-12-17 2008-11-25 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for controlling operation of reciprocating compressor
KR100533041B1 (ko) * 2004-02-20 2005-12-05 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20060251524A1 (en) 2006-11-09
DE102005057102A1 (de) 2006-11-16
BRPI0504989A (pt) 2006-12-19
JP2006312929A (ja) 2006-11-16
US7459868B2 (en) 2008-12-02
DE102005057102B4 (de) 2012-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5064694B2 (ja) 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法
JP5048220B2 (ja) 圧縮機の運転制御装置及びその方法
JP4837935B2 (ja) 圧縮機の運転制御装置及びその制御方法
KR100677290B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100806099B1 (ko) 리니어 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100724392B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
US6524075B2 (en) Apparatus and method for controlling operation of compressor
JP4842532B2 (ja) 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法
JP4933039B2 (ja) 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法
JP3718151B2 (ja) 圧縮機の制御装置及びその制御方法
KR100533041B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100451224B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어방법
KR100652607B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전 제어 장치 및 그 방법
KR100575691B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100690666B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100690662B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100575692B1 (ko) 왕복동식 압축기의 저부하 운전제어장치 및 방법
KR100641114B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100608658B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100619764B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100608657B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어장치 및 방법
KR100446774B1 (ko) 왕복동식 압축기의 운전제어방법
JP2004353659A (ja) 往復動式圧縮機の運転制御装置及び運転制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5064694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees