JP5056661B2 - 無線制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はチャネル識別子を捕捉する無線制御装置に関する。
無線通信システムでは、RNC(Radio Network Control)間においてHO(Hand Over)(ソフトハンドオーバ含む)を行う際、個別チャネル用トランスポートチャネルをSHO元およびSHO先の両方のRNCで捕捉するために、SHO元RNC(アンカ)からSHO先RNC(ドリフト)へ、CID(Channel Identifier)を通知する。例えば、アンカは、AAL type 2:Establish Requestメッセージ(以下ERQ)にて、使用するCIDをドリフトに通知する。ドリフトは、アンカから通知を受けたCIDを捕捉すると、アンカへAAL type 2:Establishment Confirmメッセージ(以下ECF)を返送する。一方、ドリフトは、アンカから通知を受けたCIDを捕捉できなければ、AAL type 2:Release Confirmメッセージ(以下RLC)をアンカへ返送する。なお、RNC間でのSHO状態における個別チャネル追加時も同様である。
図23は、CID通知の例を説明する図である。図23の白丸は、アンカとしてのCID割り当てトリガの発生を示している。また、図23のERQ/ECFは、アンカがERQを出力し、ドリフトがそれに応じてECFを出力していることを示している。
例えば、図23に示すように、RNC:Aは、CID割り当てトリガの発生によってCID124を捕捉したとする。RNC:Aは、ERQにてCID124をRNC:Bに通知し、ドリフト側のRNC:BからECFを受信する。
RNC:Bは、CID割り当てトリガの発生によってCID130を捕捉したとする。RNC:Bは、ERQにてCID130をRNC:Aに通知し、ドリフト側のRNC:AからECFを受信する。
以下同様に、RNC:Aは、アンカとしてのCID割り当てトリガがあると、未使用のCIDを昇順ラウンドロビンで捕捉し、ドリフト側のRNC:Bに通知する。RNC:Bは、アンカとしてのCID割り当てトリガがあると、未使用のCIDを降順ラウンドロビンで捕捉し、ドリフト側のRNC:Aに通知する。ドリフトは、アンカから通知されたCIDを捕捉できた場合、ECFをアンカへ通知し、捕捉できなかった場合、RLCをアンカへ通知する。RNC:AとRNC:Bは、ドリフト側で捕捉(使用)されているCIDを頻繁に捕捉することがないように、一方を昇順ラウンドロビン、他方を降順ラウンドロビンに設定している。
なお、従来、両方向トランクの優先/非優先設定方法に関し、両方向の優先/非優先の指定が任意に設定でき、かつ、相手交換機との衝突の機会を減少する方向に優先/非優先の設定値を自動的に修正する両方向トランクの優先/非優先設定方法が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、タスクを用いて呼制御を行う交換システムに関し、異なるプライオリティの発呼側/着呼側からの呼制御タスクハント要求に対して、排他処理を行いながら呼制御タスクの空塞管理を行う呼制御タスクハント方式が提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−141086号公報 特開平6−315035号公報
しかし、ERQがクロスした場合、互いのチャネル識別子が一致し、チャネル識別子を捕捉することができない場合が生じるという問題点があった。
例えば、図23の例において、RNC:Aは、CID割り当てトリガによってCID127を捕捉したとする。RNC:BもCID割り当てトリガによってCID127を捕捉したとする。RNC:AとRNC:Bは、図23に示すようにクロスしてERQを送信すると、RNC:AとRNC:Bはそれぞれ、CID割り当てトリガによってCID127を捕捉しているため、相手から要求のあったCID127を捕捉することができない。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、チャネル識別子の衝突を回避する無線制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、無線基地局を制御する無線制御装置が提供される。この無線制御装置は、第1の順でチャネル識別子を捕捉する該無線制御装置が捕捉した最新のチャネル識別子と、当該無線制御装置と対向し、該第1の順とは逆の順で対向無線制御装置が捕捉した最新のチャネル識別子との間の未使用チャネルの数を算出する未使用チャネル数算出手段と、前記未使用チャネル数算出手段によって算出された前記未使用チャネル数に基づいて前記対向無線制御装置が捕捉した前記最新のチャネル識別子から前記第1の順で検索して見出される未使用のチャネル識別子を捕捉する捕捉手段と、を有する。
開示の装置では、チャネル識別子の衝突を回避することができる。
図1は、無線制御装置を説明する図である。図1には、無線制御装置1と、無線制御装置1に対向して接続(アンカとドリフトとしての関係として接続)されている対無線制御装置2とが示してある。また、図1の無線制御装置1には、無線制御装置1と対無線制御装置2のチャネル識別子の使用状態が示してある。チャネル識別子の使用状態は、例えば、メモリなどの記憶装置に記憶されており、無線制御装置1と対無線制御装置2のチャネル識別子の捕捉または解放に応じて更新される。未使用は、チャネル識別子が捕捉されていないことを示し、使用中は、チャネル識別子が捕捉され、まだ解放されていないことを示す。対無線制御装置2は、降順ラウンドロビンでチャネル識別子を捕捉するとする。
無線制御装置1は、未使用チャネル数算出手段1aおよびチャネル識別子捕捉手段1bを有している。
未使用チャネル数算出手段1aは、無線制御装置1の捕捉したチャネル識別子と、対無線制御装置2の捕捉したチャネル識別子との間の未使用チャネル数を算出する。
例えば、無線制御装置1の最終捕捉(現在に最も近く捕捉)したチャネル識別子を、図1の矢印A1に示すようにチャネル識別子125とする。また、対無線制御装置2の最終捕捉したチャネル識別子を、矢印A2に示すようにチャネル識別子136とする。この場合、無線制御装置1の捕捉したチャネル識別子と、対無線制御装置2の捕捉したチャネル識別子との間の未使用チャネル数は、‘6’となる。
チャネル識別子捕捉手段1bは、未使用チャネル数算出手段1aによって算出された未使用チャネル数に基づいて次の未使用のチャネル識別子を捕捉する。
例えば、チャネル識別子捕捉手段1bは、未使用チャネル数算出手段1aによって算出された未使用チャネル数が‘6’以下の場合、対無線制御装置2の捕捉したチャネル識別子より大きい、未使用の最若番のチャネル識別子を捕捉する。また、未使用チャネル数が‘6’より大きい場合、昇順ラウンドロビンにより、最終捕捉したチャネル識別子より大きい、最若番の未使用のチャネル識別子を捕捉する。
図1の例の場合では、チャネル識別子125とチャネル識別子136の間の未使用チャネル数は‘6’であり、チャネル識別子捕捉手段1bは、矢印A3に示すようにチャネル識別子138を捕捉することになる。従って、無線制御装置1は、以後、矢印A3が図中下向きに移動(昇順ラウンドロビン)するようにチャネル識別子を捕捉していき、対無線制御装置2は、矢印A2が上向きに移動(降順ラウンドロビン)するようにチャネル識別子を捕捉していくので、チャネル識別子の衝突を回避できる。なお、未使用チャネル数が‘6’より大きかった場合は、チャネル識別子捕捉手段1bは、昇順ラウンドロビンにより、最終捕捉したチャネル識別子125より大きい、最若番の未使用のチャネル識別子126を捕捉することになる。
このように、無線制御装置1は、無線制御装置1の捕捉したチャネル識別子と、対無線制御装置2の捕捉したチャネル識別子との間の未使用チャネル数を算出し、算出した未使用チャネル数に基づいて、チャネル識別子を捕捉する。これにより、無線制御装置1と対無線制御装置が互いにチャネル識別子の捕捉要求を出しても、捕捉するチャネル識別子が衝突することはない。
次に、第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示した図である。図2に示すようにRNC12,13は、コアネットワーク11に接続されている。RNC12とRNC13は、NodeB14〜17を制御し、Iurインターフェースによって接続されている。NodeB14,15は、RNC12に接続され、NodeB16,17は、RNC13に接続されている。無線端末18は、例えば、携帯電話であり、NodeB14〜17と無線通信を行う。
図2の無線通信システムは、例えば、3Gの無線通信システムが適用され、RNC12,13およびNodeB14〜17は、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)を構成している。RNC12およびNodeB14,15のネットワークシステムは、例えば、A社によって提供され、RNC13およびNodeB16,17のネットワークシステムは、例えば、B社によって提供される。
無線端末18がRNC12,13間でSHOを行う際、RNC12,13は、双方でSHO状態における個別チャネル用トランスポートリソースを捕捉するためにCIDを通知する。例えば、RNC12をアンカとすると、RNC12は、未使用のCIDを捕捉し、捕捉したCIDをERQにてドリフトのRNC13に通知する。RNC13は、RNC12から受信したCIDを捕捉すると、ECFをRNC12に通知する。RNC13は、RNC12から受信したCIDを捕捉できないと、RLCをRNC12に通知する。
CIDは、例えば、ITU−T Q.2630に準拠し、8から255の値を使用する。アンカ側のRNC12,13は、例えば、昇順ラウンドロビン、降順ラウンドロビン、未使用の最若番、または未使用の最老番のCID捕捉方式によってCIDを捕捉し、ドリフト側へ通知する。
具体的には、昇順ラウンドロビンでは、未使用のCIDを8から255へと順に捕捉していく。255を捕捉すると次は再び8から順に未使用のCIDを捕捉していく。降順ラウンドロビンでは、未使用のCIDを255から8へと順に捕捉していく。8を捕捉すると次は再び255から順に未使用のCIDを捕捉していく。未使用の最若番では、8を基準にCIDの大きくなる方へ未使用のCIDを捕捉していく。ただし、捕捉したCIDが未使用(空き)になると、その未使用のCIDを捕捉するようにする。未使用の最老番では、255を基準にCIDの小さくなる方へ未使用のCIDを捕捉していく。ただし、捕捉したCIDが未使用になると、その未使用のCIDを捕捉するようにする。
図3は、図2のRNCのブロック構成図である。図3に示すように、RNC12は、メッセージ送受信部21、CID管理部22、構成情報記憶部23、およびCID情報記憶部24を有している。図3には、RNC12のブロック構成を示しているが、RNC13も図3と同様のブロック構成を有しており、その説明を省略する。
メッセージ送受信部21は、対向しているRNC13とメッセージの送受信を行う。例えば、ERQ、ECF、およびRLCなどのメッセージの送受信を行う。また、メッセージ送受信部21は、当該RNC12がアンカとなった場合、ドリフトのRNC13に通知するCIDをCID管理部22から受信する。また、メッセージ送受信部21は、当該RNC12がドリフトとなった場合、RNC13から通知されるCIDをCID管理部22に出力する。
CID管理部22は、構成情報記憶部23およびCID情報記憶部24を管理している。また、CID管理部22は、構成情報記憶部23およびCID情報記憶部24を参照し、CIDを捕捉する。CID管理部22は、当該RNC12がアンカとなった場合、ドリフトのRNC13に通知する未使用のCIDを捕捉し、メッセージ送受信部21に出力する。また、CID管理部22は、当該RNC12がドリフトとなった場合、アンカのRNC13から通知されるCIDを捕捉する。
構成情報記憶部23は、当該RNC12に関する構成情報を記憶している。
図4は、構成情報記憶部のデータ構成例を示した図である。図4に示すように、構成情報記憶部23は、昇順降順フラグおよび未使用CID隣接限界値の記憶領域を有している。
昇順降順フラグの記憶領域には、予めユーザによって当該RNC12のCIDの捕捉方式が記憶(設定)される。例えば、対向しているRNC13が降順ラウンドロビンである場合、昇順降順フラグの記憶領域には、昇順ラウンドロビンが設定される。
未使用CID隣接限界値の記憶領域には、予めユーザによって未使用CID隣接限界値が記憶(設定)される。未使用CID隣接限界値の記憶領域には、例えば、0〜255の値が設定される。
CID情報記憶部24は、CIDに関する情報を記憶している。
図5は、CID情報記憶部のデータ構成例を示した図である。図5に示すように、CID情報記憶部24は、自装置最終使用CID、対向装置最終使用CID、対向装置最終全CID使用状態、および最新全CID使用状態の記憶領域を有している。
自装置最終使用CIDの記憶領域には、当該RNC12がアンカの場合に、CID管理部22の最終捕捉(現在に最も近く捕捉)したCIDが記憶される。具体的には、8〜255の値のCIDが記憶される。
対向装置最終使用CIDの記憶領域には、当該RNC12がドリフトの場合に、アンカのRNC13からERQにて最終受信(現在に最も近く受信)したCIDが記憶される。具体的には、8〜255の値のCIDが記憶される。
対向装置最終全CID使用状態の記憶領域には、最新全CID使用状態がコピーされる。対向装置最終全CID使用状態は、アンカのRNC13からERQを受信したときに、最新全CID使用状態がコピーされる。
最新全CID使用状態の記憶領域には、当該RNC12のCIDの最新使用状態と、対向しているRNC13のCIDの最新使用状態とが記憶される。例えば、CID管理部22は、アンカとしてのCID割り当てトリガによってCIDを捕捉すると、対応するCIDの最新全CID使用状態を使用中にする。また、CID管理部22は、アンカのRNC13からERQにて受信したCIDを捕捉すると、対応するCIDの最新全CID使用状態を使用中にする。また、CID管理部22は、CIDを解放すると、対応するCIDの最新全CID使用状態を未使用にする。また、CID管理部22は、対向するRNC13からCIDの解放要求を受けると、対応するCIDの最新全CID使用状態を未使用にする。
CIDは、8〜255まで存在するので、対向装置最終全CID使用状態と最新全CID使用状態の記憶領域は、図5に示すように、CID8〜CID255まで存在する。CID8〜255の使用状態は、例えば、‘1’で使用中を示し、‘0’で未使用を示す。
シーケンス図を用いて、RNC12,13の動作を説明する。
図6は、RNCの動作を示したシーケンス図のその1である。図6では、RNC13は、降順ラウンドロビンでCIDを捕捉し、RNC12の構成情報記憶部23の昇順降順フラグには、昇順ラウンドロビンが記憶されているとする。RNC12の未使用CID隣接限界値には、‘6’が記憶されているとする。
ステップS1において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC12は、CID125を捕捉し、捕捉したCID125をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、以下で説明するステップS6と同様の処理によってCIDを捕捉するが、ステップS1ではその説明を省略している。RNC12は、ERQに対し、RNC13からECFを受信する。
ステップS2において、RNC12は、捕捉したCID125を自装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、捕捉したCID125に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。
ステップS3において、RNC13に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC13は、CID136を捕捉し、捕捉したCID136をERQにてRNC12に通知する。なお、RNC13は、このERQに対し、RNC12からECFを受信する。
ステップS4において、RNC12は、RNC13からERQにて受信したCID136を、対向装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、ERQにて受信したCID136に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。また、RNC12は、この時点(RNC13からERQを受信した時点)での最新全CID使用状態を、対向装置最終全CID使用状態にコピーする。
ステップS5において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS6において、RNC12は、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとの間の未使用CID数が、未使用CID隣接限界値‘6’以下であるか否か判断する。RNC12は、未使用CID数が未使用CID隣接限界値‘6’以下の場合、対向装置最終全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きい、最若番の未使用CIDを捕捉する。RNC12は、未使用CID数が未使用CID隣接限界値以下でなければ、昇順ラウンドロビンにて未使用のCIDを捕捉する。
図7は、最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。図7には、CID125からCID138の最新全CID使用状態を示している。図7の例の場合、自装置最終使用CID125と、対向装置最終使用CID136の間の未使用CID数は、‘6’である。従って、RNC12は、対向装置最終全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CID136よりも大きい、最若番の未使用CIDを捕捉することになる。
対向装置最終全CID使用状態には、ステップS4における最新全CID使用状態が記憶されている。図6のシーケンスの場合、ステップS4以降、RNC12,13ともにCIDを捕捉および解放していないので、対向装置最終全CID使用状態は、図7に示す最新全CID使用状態と同じである。従って、図7を対向装置最終全CID使用状態として参照すると、対向装置最終使用CID136以降の最若番の未使用CIDは、CID138であるので、RNC12は、CID138を捕捉することになる。
図6の説明に戻る。RNC12は、捕捉したCID138をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、このERQに対し、RNC13からECFを受信する。以下、RNC12は、上記ステップと同様の処理を行う。
このように、RNC12は、自己の捕捉したCID(自装置最終使用CID)と、対向しているRNC13の捕捉したCID(対向装置最終使用CID)との間の未使用CID数が、未使用CID隣接限界値以下となると、RNC13と同一のCIDを取得しないよう、RNC13の対向装置最終使用CIDより大きい値のCIDを捕捉するようにする。すなわち、RNC12は、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとが近づくと、RNC13のCIDを飛び越えてCIDを捕捉するようにする。これにより、RNC12とRNC13は、CIDの衝突を回避できる。
なお、RNC12が降順ラウンドロビンで、RNC13が昇順ラウンドロビンの場合も、大小関係が逆転するだけで上記と同様にCIDの衝突を回避できる。RNC12は、降順ラウンドロビンによって捕捉したCIDと、RNC13の昇順ラウンドロビンによって捕捉したCIDとが近づき、そのCID間の未使用CID数が未使用CID隣接限界値以下となれば、RNC13の対向装置最終使用CIDより小さい値のCIDを捕捉する。
上記では、RNC12,13の一方は、昇順ラウンドロビン、他方は降順ラウンドロビンであった。次は、RNC12,13の一方は昇順ラウンドロビン、他方は最老番の場合の動作について説明する。
図8は、RNCの動作を示したシーケンス図のその2である。RNC12は、昇順ラウンドロビン、RNC13は、最老番によってCIDを捕捉するとする。RNC12の未使用CID隣接限界値には、‘6’が記憶されているとする。
ステップS11において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC12は、CID244を捕捉し、捕捉したCID244をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、以下で説明するステップS17と同様の処理によってCIDを捕捉するが、ステップS11ではその説明を省略している。RNC12は、ERQに対し、RNC13からECFを受信する。
ステップS12において、RNC12は、捕捉したCID244を自装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、捕捉したCID244に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。
ステップS13において、RNC13に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC13は、CID253を捕捉し、捕捉したCID253をERQにてRNC12に通知する。なお、RNC13は、このERQに対し、RNC12からECFを受信する。
ステップS14において、RNC12は、RNC13からERQにて受信したCID253を、対向装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、ERQにて受信したCID253に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。また、RNC12は、この時点(RNC13からERQを受信した時点)での最新全CID使用状態を、対向装置最終全CID使用状態にコピーする。
ステップS15において、RNC13は、CID254を解放したとする。RNC13は、AAL type 2:Release Requestメッセージ(以下REL)にて、解放したCID254をRNC12に通知する。RNC12は、RNC13からのRELに応じて、CID254に対応する最新全CID使用状態を未使用にする。RNC12は、CID254を解放すると、RLCをRNC13に通知する。
なお、RNC12は、ステップS15ではERQを受信していないので、最新全CID使用状態を対向装置最終全CID使用状態にコピーしない。
ステップS16において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS17において、RNC12は、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとの間の未使用CID数が、未使用CID隣接限界値‘6’以下であるか否か判断する。RNC12は、未使用CID数が未使用CID隣接限界値‘6’以下の場合、対向装置最終全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きい、最若番の未使用CIDを捕捉する。RNC12は、未使用CID数が未使用CID隣接限界値以下でなければ、昇順ラウンドロビンにて未使用のCIDを捕捉する。
図9は、最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。図9には、CID244からCID9の最新全CID使用状態を示している。図9の例の場合、自装置最終使用CID244と、対向装置最終使用CID253の間の未使用CID数は、‘6’である。従って、RNC12は、対向装置最終全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CID253よりも大きい、最若番の未使用CIDを捕捉することになる。
対向装置最終全CID使用状態には、ステップS14における最新全CID使用状態がコピーされて記憶されている。図7のシーケンスでは、ステップS14以降、ステップS15でCID254を解放しているので、対向装置最終全CID使用状態は、図9に示すCID254を使用中とした場合と同じである。従って、図9のCID254を使用中とし、対向装置最終全CID使用状態として参照すると、対向装置最終使用CID253よりも大きい最若番の未使用CIDは、CID9となる。
ここで、RNC12は、最新全CID使用状態を参照し、未使用CIDを捕捉するとする。この場合、RNC12は、CID9ではなく、CID254を捕捉してしまう。よって、ERQがクロスすると、RNC12,13はともにCID254を捕捉し、CIDの衝突する可能性が高くなる。
しかし、RNC12は、ステップS14でコピーした対向装置最終全CID使用状態を参照して未使用CIDを捕捉するので、ステップS15でRNC13のCIDが解放されてCID254の最新全CID使用状態が未使用に更新されても、CIDの衝突を回避することができる。すなわち、RNC12は、CIDが解放されて未使用になっても、そのCIDを捕捉しないように、CIDを飛び越して捕捉し、CIDの衝突を回避する。
図8の説明に戻る。RNC12は、捕捉したCID9をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、このERQに対し、RNC13からECFを受信する。以下、RNC12は、上記ステップと同様の処理を行う。
このように、RNC12は、最新全CID使用状態を対向装置最終全CID使用状態にコピーする。そして、RNC12は、自己の捕捉したCIDと、対向しているRNC13の捕捉したCIDとの間のCID未使用数が、未使用CID隣接限界値以下となると、対向装置最終全CID使用状態を参照してCIDを捕捉する。これにより、CIDの衝突を回避できる。
なお、RNC12が降順ラウンドロビンでRNC13が最若番の場合も、大小関係が逆転するだけで上記と同様にCIDの衝突を回避できる。RNC12は、降順ラウンドロビンによって捕捉したCIDと、RNC13の最若番によって捕捉したCIDとが近づき、そのCID間の未使用CID数が未使用CID隣接限界値以下となれば、RNC13の対向装置最終使用CIDより小さいCIDを捕捉する。
フローチャートを用いて、RNC12,13の動作を説明する。
図10は、ドリフト側のRNCの動作を示したフローチャートである。
ステップS21において、ドリフトのRNC12のメッセージ送受信部21は、アンカのRNC13からERQを受信する。RNC12のメッセージ送受信部21は、ERQにて受信したCIDをCID管理部22へ出力する。
ステップS22において、CID管理部22は、最新全CID使用状態を参照し、ERQにて受信したCIDが使用中であるか否か判断する。CID管理部22は、使用中であれば、ステップS23へ進み、未使用であれば、ステップS24へ進む。
ステップS23において、CID管理部22は、メッセージ送受信部21へ使用中を通知する。
ステップS24において、CID管理部22は、ERQにて受信したCIDに対応する、最新全CID使用状態を使用中にする。
ステップS25において、CID管理部22は、ERQにて受信したCIDを対向装置最終使用CIDに記憶する。また、CID管理部22は、最新全CID使用状態を対向装置最終全CID使用状態にコピーする。
ステップS26において、CID管理部22は、メッセージ送受信部21へOKを通知する。
ステップS27において、メッセージ送受信部21は、CID管理部22からOK通知を受けると、アンカのRNC13へECFを送信する。メッセージ送受信部21は、CID管理部22から使用中通知を受けると、アンカのRNC13へRLCを送信する。
図11は、アンカ側のRNCの動作を示したフローチャートである。
ステップS31において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS32において、メッセージ送受信部21は、CID管理部22にCIDの割り当て依頼を行う。
ステップS33において、CID管理部22は、当該RNC12が昇順ラウンドロビンに設定されている場合、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CIDより小さければ、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きく、対向装置最終使用CIDよりも小さい未使用CID数(=x)をカウントする。CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CID以上であれば、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDからCID255の間と、CID8から対向装置最終使用CIDの間の未使用CID数をカウントする。
一方、当該RNC12が降順ラウンドロビンに設定されている場合、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CIDより大きければ、CID管理部22は、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも小さく対向装置最終使用CIDよりも大きい未使用CID数をカウントする。また、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CID以下であれば、自装置最終使用CIDからCID8の間と、CID255から対向装置最終使用CIDの間の未使用CID数をカウントする。
ステップS34において、CID管理部22は、ステップS33で取得した未使用CID数(=x)と、未使用CID隣接限界値の値とを比較する。xが未使用CIDより大きければ、ステップS35へ進む。xが未使用CID以下であれば、ステップS36へ進む。
ステップS35において、CID管理部22は、当該RNC12が昇順ラウンドロビンに設定されている場合、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きい未使用の最若番のCIDを捕捉する。
一方、CID管理部22は、当該RNC12が降順ラウンドロビンに設定されている場合、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも小さい未使用の最老番のCIDを捕捉する。
ステップS36において、CID管理部22は、当該RNC12が昇順ラウンドロビンに設定されている場合、対向装置最終全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きい未使用の最若番のCIDを捕捉する。なお、CID管理部22は、対向装置最終使用CIDからCID255までの間に、対向装置最終全CID使用状態が未使用のCIDが存在しない場合、CID8から最若番の未使用のCIDを捕捉する。
一方、CID管理部22は、当該RNC12が降順ラウンドロビンに設定されている場合、対向装置最終全CID使用情報を参照し、対向装置最終使用CIDよりも小さい未使用の最若番のCIDを捕捉する。なお、CID管理部22は、対向装置最終使用CIDからCID8までの間に、対向装置最終全CID使用状態が未使用のCIDが存在しない場合、CID255から最老番の未使用のCIDを捕捉する。
ステップS37において、CID管理部22は、捕捉したCIDを自装置最終使用CIDに記憶する。また、CID管理部22は、捕捉したCIDの最新全CID使用状態を使用中にする。CID管理部22は、捕捉したCIDをメッセージ送受信部21へ通知する。
ステップS38において、メッセージ送受信部21は、CID管理部22から受信したCIDをERQにてRNC13へ送信する。
このように、RNC12,13は、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとの間の未使用CID数が未使用CID隣接限界値より小さくなると、自分のCIDと対向しているRNCのCIDとが近づいていると判断し、相手のCIDを飛び越えてCIDを捕捉するようにする。これにより、CIDの衝突を回避できる。
また、RNC12,13は、最新全CID使用状態ではなく、対向装置最終全CID使用情報を参照し、未使用のCIDを捕捉するので、途中CIDが解放されても、CIDが衝突することはない。
また、CID衝突を回避するので、例えば、無線端末18がRNC12からRNC13のエリアへ移動する場合でも、無線リンクの確立失敗を低減し、呼損を低減することができる。
さらに、CID衝突を回避するので、無線端末18がRNC12,13の双方の重複エリアにて制御チャネル通信またはパケット通信を行っている状態(RNC間のSHO状態)から、音声呼を発呼する場合でも、その失敗を低減することができる。
なお、未使用CID隣接限界値にマージンを持たせるのは、複数のERQがクロスする場合を考慮しているためである。
また、未使用CID隣接限界値は、例えば、1度のSHOで追加される可能性がある個別チャネル数を設定することができる。具体的には、(DCCH+DTCH×2)×NodeBを設定する(DCCH:Dedicated Control Channel,DTCH:Dedicated Traffic Channel)。
次に、第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態では、一方のRNCが昇順ラウンドロビンであれば、対向している他方のRNCは、降順ラウンドロビンまたは最老番の関係にあった。また、一方のRNCが降順ラウンドロビンであれば、対向している他方のRNCは、昇順ラウンドロビンまたは最若番の関係にあった。すなわち、一方のRNCと他方のRNCのCID捕捉方向は、逆向きの関係にあった。
第2の実施の形態では、一方のRNCが昇順ラウンドロビンであり、他方のRNCが昇順ラウンドロビンまたは最若番であってもCIDの衝突を回避する。また、一方のRNCが降順ラウンドロビンであり、他方のRNCが降順ラウンドロビンまたは最老番であってもCIDの衝突を回避する。すなわち、一方のRNCと他方のRNCのCID捕捉方向が同じ向きにあってもCIDの衝突を回避する。
第2の実施の形態における無線通信システムの構成例は、図2と同様である。また、RNC12,13のブロック構成は、図3のブロック構成と同様である。ただし、CID管理部22の機能が一部異なる。
図12は、第2の実施の形態に係るRNCの動作を示したシーケンス図のその1である。RNC12,13は、ともに昇順ラウンドロビンとする。図12では、RNC13のCIDがRNC12のCIDに対し先行し、RNC12のCIDがRNC13のCIDに近づいている。
ステップS41において、RNC13に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC13は、CID126を捕捉し、捕捉したCID126をERQにてRNC12に通知する。なお、RNC13は、このERQに対し、RNC12からECFを受信する。
ステップS42において、RNC12は、RNC13からERQにて受信したCID126を、対向装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、ERQにて受信したCID126に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。また、RNC12は、この時点での最新全CID使用状態を、対向装置最終全CID使用状態にコピーする。
ステップS43において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC12は、未使用のCID125を捕捉し、ERQをRNC13に送信する。なお、RNC12は、以下で説明するステップS46と同様の処理によってCIDを捕捉するが、ステップS43ではその説明を省略している。RNC12は、ERQに対し、RNC13からECFを受信する。
ステップS44において、RNC12は、ステップS43で捕捉したCID125を自装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、CID125に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。
ステップS45において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS46において、RNC12は、対向装置最終全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CID125と対向装置最終使用CID126との間の未使用CID数をカウントする。RNC12は、カウントした未使用CID数が‘0’の場合、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用CIDを未使用CID隣接限界値6×2個スキップした、最若番の未使用CIDを捕捉する。RNC12は、カウントした未使用CID数が‘0’でなければ、昇順ラウンドロビンにて未使用のCIDを捕捉する。
図13は、対向装置最終全CID使用状態の一部データ例を示した図である。図13には、CID125からCID146の最新全CID使用状態を示している。
図13の例では、自装置最終使用CID125と対向装置最終使用CID126との間の未使用CID数は、‘0’である。従って、RNC12は、最新全CID使用状態を参照して、対向装置最終使用CID126より大きく、かつ、未使用CIDを12個スキップした最若番のCIDを捕捉することになる。
最新全CID使用状態は、RNC12がステップS43でCID125を捕捉しているので、図13のCID125を使用中にしたのと同じである。従って、図13のCID125を使用中とし、最新全CID使用状態として参照すると、対向装置最終使用CID126より大きく、かつ、未使用CIDを12個スキップした最若番のCIDは、CID144となり、RNC12は、CID144を捕捉することになる。
RNC12は、捕捉したCID144をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、このERQに対し、RNC13からECFを受信する。以下、RNC12は、上記ステップと同様の処理を行う。
このように、RNC12は、対向しているRNC13のCIDに近づく場合において、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとの間の未使用CID数がなくなる(0になる)と、対向装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用のCIDを未使用CID隣接限界値n×2個スキップした最若番の未使用CIDを捕捉する。すなわち、RNC12のCIDは、対向しているRNC13のCIDを追い越して逃げる形となる。これにより、RNC12とRNC13のCIDの衝突を回避できる。
なお、上記では、RNC12,13がともに昇順ラウンドロビンについて説明したが、RNC12,13がともに降順ラウンドロビンであってもよい。この場合、大小関係が逆転するだけで上記と同様にCIDの衝突を回避できる。
次に、RNC12のCIDに、対向しているRNC13のCIDが近づく場合について説明する。
図14は、RNCの動作を示したシーケンス図のその2である。RNC12,13は、ともに昇順ラウンドロビンとする。図14では、RNC13のCIDがRNC12のCIDに近づいている。
ステップS51において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC12は、未使用のCID136を捕捉し、ERQをRNC13に送信する。なお、RNC12は、以下で説明するステップS56と同様の処理によってCIDを捕捉するが、ステップS51ではその説明を省略している。RNC12は、ERQに対し、RNC13からECFを受信する。
ステップS52において、RNC12は、ステップS51で捕捉したCID136を自装置最終使用CIDに記憶する。また、CID136に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。
ステップS53において、RNC13に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC13は、未使用のCID126を捕捉し、ERQにてCID126をRNC12に通知する。なお、RNC13は、このERQに対し、RNC13からECFを受信する。
ステップS54において、RNC12は、RNC13からERQにて受信したCID126を、対向装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、ERQにて受信したCID126に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。また、RNC12は、この時点での最新全CID使用状態を、対向装置最終全CID使用状態にコピーする。
ステップS55において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS56において、RNC12は、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CID126と自装置最終使用CID136との間の未使用CID数をカウントする。そして、カウントした未使用CID数が未使用CID隣接限界値(n=6)以内であるか判断する。RNC12は、カウントした未使用CID数が未使用CID隣接限界値以内の場合、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用CIDをn(=6)個スキップした最若番の未使用CIDを捕捉する。RNC12は、カウントした未使用CID数が未使用CID隣接限界値より大きい場合、昇順ラウンドロビンにて未使用のCIDを捕捉する。
図15は、最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。図15には、CID125からCID146の最新全CID使用状態を示している。
図15の例では、対向装置最終使用CID126と自装置最終使用CID136との間の未使用CID数は、‘5’である。従って、RNC12は、図15の最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CID136よりも大きく、かつ、未使用CIDを6個スキップした最若番のCID144を捕捉することになる。
RNC12は、捕捉したCID144をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、このERQに対し、RNC13からECFを受信する。以下、RNC12は、上記ステップと同様の処理を行う。
このように、RNC12は、対向しているRNC13のCIDが近づいてくる場合において、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとの間の未使用CID数が未使用CID隣接限界値以内になると、自装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用CIDを未使用CID隣接限界値nスキップした最若番のCIDを捕捉する。すなわち、RNC12のCIDは、対向しているRNC13のCIDに対し逃げる形となる。これにより、RNC12とRNC13のCIDの衝突を回避できる。
なお、RNC12は、対向しているRNC13のCIDに自分の捕捉するCIDが近づく場合、n×2スキップするのに対し、対向しているRNC13のCIDが近づいてくる場合は、n個スキップする。これは、RNC12,13の双方が同じ個数CIDをスキップすると、同じCIDを割り当て、衝突する可能性があるからである。
例えば、自装置最終使用CID100、他装置最終使用CID99、未使用CID隣接限界値6,CID100以降を全て未使用とする。この場合において、RNC12,13がともに6個スキップすると、RNC12,13は双方ともCID107を割り当ててしまう。
また、上記では、RNC12,13がともに昇順ラウンドロビンについて説明したが、RNC12,13がともに降順ラウンドロビンであってもよい。この場合、大小関係が逆転するだけで上記と同様にCIDの衝突を回避できる。
次に、RNC12のCIDが、最若番でCIDを捕捉するRNC13のCIDに近づく場合について説明する。
図16は、RNCの動作を示したシーケンス図のその3である。RNC12は、昇順ラウンドロビンとする。RNC13は、最若番とする。図16では、RNC12のCIDがRNC13のCIDに近づいている。
ステップS61において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC12は、未使用のCID254を捕捉し、ERQをRNC13に送信する。なお、RNC12は、以下で説明するステップS67と同様の処理によってCIDを捕捉するが、ステップS61ではその説明を省略している。RNC12は、ERQに対し、RNC13からECFを受信する。
ステップS62において、RNC12は、ステップS61で捕捉したCID254を自装置最終使用CIDに記憶する。また、CID254に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。
ステップS63において、RNC13に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC13は、未使用のCID12を捕捉し、ERQをRNC12に送信する。なお、RNC13は、このERQに対し、RNC12からECFを受信する。
ステップS64において、RNC12は、RNC13からERQにて受信したCID12を、対向装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、ERQにて受信したCID12に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。また、RNC12は、この時点での最新全CID使用状態を、対向装置最終全CID使用状態にコピーする。
ステップS65において、RNC13は、CID9を解放したとする。RNC13は、RELにてCID9をRNC12に通知する。RNC12は、RNC13からのRELに応じて、CID9に対応する最新全CID使用状態を未使用にする。なお、RNC12は、RELの受信では、最新全CID使用状態を対向装置最終全CID使用状態にコピーしない。RNC12は、RLCをRNC13に通知する。
ステップS66において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS67において、RNC12は、対向装置最終全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CID254と対向装置最終使用CID12との間の未使用CID数をカウントする。RNC12は、カウントした未使用CID数が‘0’場合、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用のCIDを未使用CID隣接限界値n×2個スキップした最若番のCIDを捕捉する。RNC12は、カウントした未使用CID数が‘0’でなければ、昇順ラウンドロビンにて未使用のCIDを捕捉する。
図17は、対向装置最終全CID使用状態の一部データ例を示した図である。図17には、CID253からCID26の対向装置最終全CID使用状態を示している。
図17の例では、自装置最終使用CID254と対向装置最終使用CID12との間の未使用CID数は、‘0’である。従って、RNC12は、最新全CID使用状態を参照して、対向装置最終使用CID12より大きく、かつ、未使用CIDを12個スキップした最若番のCIDを捕捉することになる。
最新全CID使用状態は、RNC12がステップS65でCID9を解放しているので、図17のCID9を未使用にしたのと同じである。従って、図17のCID9を未使用とし、最新全CID使用状態として参照すると、対向装置最終使用CID12より大きく、かつ、未使用CIDを12個スキップした最若番のCIDは、CID26となり、RNC12は、CID26を捕捉することになる。
RNC12は、捕捉したCID26をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、このERQに対し、RNC13からECFを受信する。以下、RNC12は、上記ステップと同様の処理を行う。
このように、RNC12は、対向しているRNC13のCIDに近づく場合において、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとの間の未使用CID数がなくなると、対向装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用のCIDを未使用CID隣接限界値n×2個スキップした最若番のCIDを捕捉する。すなわち、RNC12のCIDは、対向しているRNC13のCIDを追い越して逃げる形となる。これにより、RNC12とRNC13のCIDの衝突を回避できる。
また、RNC12,13は、対向装置最終全CID使用情報を参照し、未使用CID数をカウントするので、CIDが解放されても、CIDが衝突することはない。
なお、上記では、RNC12が昇順ラウンドロビン、RNC13が最若番の場合について説明したが、RNC12が降順ラウンドロビン、RNC13が最老番であってもよい。この場合、大小関係が逆転するだけで上記と同様にCIDの衝突を回避できる。
次に、RNC12のCIDに、最若番でCIDを捕捉するRNC13のCIDが近づく場合について説明する。
図18は、RNCの動作を示したシーケンス図のその4である。RNC12は、昇順ラウンドロビンとする。RNC13は、最若番とする。図16では、RNC12のCIDにRNC13のCIDが近づいている。
ステップS71において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC12は、未使用のCID20を捕捉し、ERQをRNC13に送信する。なお、RNC12は、以下で説明するステップS76と同様の処理によってCIDを捕捉するが、ステップS71ではその説明を省略している。RNC12は、ERQに対し、RNC13からECFを受信する。
ステップS72において、RNC12は、ステップS71で捕捉したCID20を自装置最終使用CIDに記憶する。また、CID20に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。
ステップS73において、RNC13に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。RNC13は、未使用のCID12を捕捉し、ERQをRNC12に送信する。なお、RNC13は、このERQに対し、RNC12からECFを受信する。
ステップS74において、RNC12は、RNC13からERQにて受信したCID12を、対向装置最終使用CIDに記憶する。また、RNC12は、ERQにて受信したCID12に対応する最新全CID使用状態を使用中にする。また、RNC12は、この時点での最新全CID使用状態を、対向装置最終全CID使用状態にコピーする。
ステップS75において、RNC13に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS76において、RNC12は、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CID12と自装置最終使用CID20との間の未使用CID数をカウントする。そして、カウントした未使用CID数が未使用CID隣接限界値(n=6)以内であるか判断する。RNC12は、カウントした未使用CID数が未使用CID隣接限界値以内の場合、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用のCIDをn(=6)個スキップした最若番の未使用CIDを捕捉する。RNC12は、カウントした未使用CID数が未使用CID隣接限界値より大きい場合、昇順ラウンドロビンにて未使用のCIDを捕捉する。
図19は、最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。図19には、CID8からCID29の最新全CID使用状態を示している。
図19の例では、対向装置最終使用CID12と自装置最終使用CID20との間の未使用CID数は、‘5’である。従って、RNC12は、図19の最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CID20よりも大きく、かつ、未使用CIDを6個スキップした最若番のCID27を捕捉することになる。
RNC12は、捕捉したCID27をERQにてRNC13に通知する。なお、RNC12は、このERQに対し、RNC13からECFを受信する。以下、RNC12は、上記ステップと同様の処理を行う。
このように、RNC12は、対向しているRNC13のCIDが近づいてくる場合において、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDとの間の未使用CID数が未使用CID隣接限界値以内になると、自装置最終使用CIDよりも大きく、かつ、未使用のCIDを未使用CID隣接限界値スキップした最若番のCIDを捕捉する。すなわち、RNC12のCIDは、対向しているRNC13のCIDに対し逃げる形となる。これにより、RNC12とRNC13のCIDの衝突を回避できる。
なお、上記では、RNC12が昇順ラウンドロビン、RNC13が最若番の場合について説明したが、RNC12が降順ラウンドロビン、RNC13が最老番であってもよい。この場合、大小関係が逆転するだけで上記と同様にCIDの衝突を回避できる。
フローチャートを用いて、RNC12,13の動作について説明する。なお、ドリフト側のRNC12,13の動作は、図10と同様であるのでその説明は省略する。
図20は、アンカ側のRNCの動作を示したフローチャートである。以下のフローチャートは、RNC12,13がともに昇順方向でCIDを捕捉する場合の動作を示している。
ステップS81において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS82において、メッセージ送受信部21は、CID管理部22にCIDの割り当て依頼を行う。
ステップS83において、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CIDより小さければ、対向装置最終全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きく、対向装置最終使用CIDよりも小さい未使用CID数(=x)をカウントする。
また、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CID以上であれば、対向装置最終全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDからCID255の間と、CID8から対向装置最終使用CIDの間の未使用CID数(=x)をカウントする。
ステップS84において、CID管理部22は、未使用CID数が0であるか否か判断する。すなわち、CID管理部22は、当該RNC12のCIDが対向しているRNC13のCIDに近づいて一致したか否か判断する。CID管理部22は、未使用CID数が0である場合、ステップS85へ進む。未使用CID数が0でない場合、ステップS86へ進む。
ステップS85において、CID管理部22は、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きい、未使用CID隣接限界値×2個、未使用CIDをスキップした最若番のCIDを捕捉する。
なお、対向装置最終使用CIDからCID255までの間にCIDを捕捉できない場合は、CID8から捕捉を行う。
ステップS86において、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CIDより大きければ、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きく、自装置最終使用CIDよりも小さい未使用CID数(=y)をカウントする。
また、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CID以下であれば、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDからCID255の間と、CID8から自装置最終使用CIDの間の未使用CID数(=y)をカウントする。
ステップS87において、CID管理部22は、ステップS86で取得した未使用CID数(=y)と未使用CID隣接限界値の値とを比較する。yが未使用CID隣接限界値より小さければ、ステップS88へ進む。yが未使用CID隣接限界値以上であれば、ステップS89へ進む。
ステップS88において、CID管理部22は、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きい、未使用CID隣接限界値個、未使用CIDをスキップした最若番のCIDを捕捉する。
なお、対向装置最終使用CIDからCID255までの間にCIDを捕捉できない場合は、CID8から捕捉を行う。
ステップS89において、CID管理部22は、昇順ラウンドロビンにより、自装置最終使用CIDよりも大きい、最新全CID使用状態が未使用の最若番のCIDを捕捉する。
ステップS90において、CID管理部22は、捕捉したCIDを自装置最終使用CIDに記憶する。また、CID管理部22は、捕捉したCIDに対応する最新全CID使用状態を使用中にする。CID管理部22は、捕捉したCIDをメッセージ送受信部21に通知する。
ステップS91において、メッセージ送受信部21は、CID管理部22から受信したCIDをERQにてRNC13へ送信する。
上記では、RNC12,13がともに昇順方向でCIDを捕捉する場合の動作を示したが、降順の場合も大小関係が逆となるだけで同様の動作を行う。
このように、RNC12,13は、ともに同じ方向でCIDを取得する場合、相手のCIDに近づきまたは近づかれると、それに離れるようにスキップしてCIDを捕捉する。これにより、CIDの衝突を回避できる。
次に、第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態および第2の実施の形態では、対向しているRNCが昇順ラウンドロビンであるか、降順ラウンドロビンであるか、最老番であるか、または最若番であるかを事前に確認し、設定する必要がある。第3の実施の形態では、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせることにより、対向しているRNCがどのようなCID捕捉方式を採っているか認識することなく、CIDの衝突を回避することができる。
第3の実施の形態における無線通信システムの構成例は、図2と同様である。また、RNC12,13のブロック構成は、図3のブロック構成と同様である。ただし、CID管理部22の機能が一部異なる。また、RNC12,13は、対向するRNC12,13のCID捕捉方式にかかわらず、CIDの衝突を回避するので、常に昇順ラウンドロビンまたは降順ラウンドロビンにすることができ、構成情報記憶部23の昇順降順フラグの記憶領域は不要である。
以下では、RNC12は、昇順ラウンドロビンでCIDを捕捉するとする。RNC12は、以下の条件1〜3を全てチェックし、いずれかの条件に合致した場合、各条件1〜3に対応する動作1〜3を行う。これにより、RNC12は、RNC13がどのようなCID捕捉方式を採っているか認識することなく、CIDの衝突を回避する。
条件1:RNC12は、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDの間の未使用CID数が未使用CID隣接限界値以内であるか判断する。
動作1:RNC12は、上記条件1を満たす場合、対向装置最終全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CID以降の最若番のCIDを捕捉する。
すなわち、条件1と動作1は、対向するRNC13が降順ラウンドロビンまたは最老番を適用している場合に、CIDの衝突を回避する(第1の実施の形態の動作)。
条件2:RNC12は、対向装置最終全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDと対向装置最終使用CIDの間の未使用CID数が0であるか判断する。
動作2:RNC12は、上記条件2を満たす場合、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CID以降から、未使用CID隣接限界値×2個、未使用CIDをスキップした最若番のCIDを捕捉する。
条件3:RNC12は、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDと自装置最終使用CIDの間の未使用CID数が未使用CID隣接限界値以下であるか判断する。
動作3:RNC12は、上記条件3を満たす場合、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CID以降から、未使用CID隣接限界値個、未使用CIDをスキップした最若番のCIDを捕捉する。
すなわち、条件2,3および動作2,3は、対向するRNC13が昇順ラウンドロビンまたは最若番を適用している場合に、CIDの衝突を回避する(第2の実施の形態の動作)。
なお、RNC12は、条件1,2の両方に適合する場合、動作1,2のそれぞれでCIDを算出する。そして、RNC13の対向装置最終使用CIDとより差分のあるCIDを選択する。
フローチャートを用いてRNC12,13の動作を説明する。なお、ドリフト側のRNC12,13の動作は、図10と同様であるのでその説明は省略する。
図21および図22は、アンカ側のRNCの動作を示したフローチャートである。
ステップS101において、RNC12に、アンカとしてのCID割り当てトリガが発生したとする。
ステップS102において、メッセージ送受信部21は、CID管理部22にCIDの割り当て依頼を行う。
ステップS103において、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CIDより小さければ、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きく、対向装置最終使用CIDよりも小さい未使用CID数(=x)をカウントする。
また、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CID以上であれば、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDからCID255の間と、CID8から対向装置最終使用CIDの間の未使用CID数(=x)をカウントする。
ステップS104において、CID管理部22は、未使用CID数(=x)が未使用CID隣接限界値以下か判断する。CID管理部22は、未使用CID数(=x)が未使用CID隣接限界値以下であればステップS105へ進む。CID管理部22は、未使用CID数(=x)が未使用CID隣接限界値より大きければステップS106へ進む。
ステップS105において、CID管理部22は、対向装置最終全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きい、未使用の最若番のCIDを仮捕捉する。
また、CID管理部22は、対向装置最終使用CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDからCID255までの間に未使用CIDがない場合、CID8から最若番の未使用CIDを仮捕捉する。
ステップS106において、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CIDより小さければ、対向装置最終全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きく、対向装置最終使用CIDよりも小さい未使用CID数(=y)をカウントする。
また、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CID以上であれば、対向装置最終全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDからCID255の間と、CID8から対向装置最終使用CIDの間の未使用CID数(=y)をカウントする。
ステップS107において、CID管理部22は、未使用CID数(=y)が0であるか否か判断する。CID管理部22は、未使用CID数が0であればステップS108へ進む。CID管理部22は、未使用CID数が0でなければステップS109へ進む。
ステップS108において、CID管理部22は、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きい、未使用CID隣接限界値×2個、未使用CIDをスキップした最若番のCIDを捕捉する。
なお、対向装置最終使用CIDからCID255までの間にCIDを捕捉できない場合は、CID8から捕捉を行う。
ステップS109において、CID管理部22は、ステップS104の条件(x≦未使用CID隣接限界値)と、ステップS107の条件(y=0)を少なくとも一方満たしていたか否か判断する。CID管理部22は、ステップS104とステップS107の一方の条件または両方の条件を満たしていた場合、ステップS110へ進む。CID管理部22は、ステップS104とステップS107の両方の条件を満たしていない場合、ステップS111へ進む。
ステップS110において、CID管理部22は、ステップS104とステップS107の両方の条件を満たしていた場合、ステップS105で仮捕捉したCIDと、ステップS108で仮捕捉したCIDとについて、対向装置最終使用CIDとの差分について算出する。CID管理部22は、差分の大きい方を、捕捉すべきCIDとして決定する。
CID管理部22は、ステップS104の条件のみを満たしていた場合、ステップS105で仮捕捉したCIDを、捕捉すべきCIDとして決定する。
CID管理部22は、ステップS107の条件のみを満たしていた場合、ステップS108で仮捕捉したCIDを、捕捉すべきCIDとして決定する。
なお、CID管理部22は、ステップS110の処理を行った後は、ステップS115へ進む。
ステップS111において、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CIDより大きければ、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDよりも大きく、自装置最終使用CIDよりも小さい未使用CID数(=z)をカウントする。
また、CID管理部22は、自装置最終使用CIDが対向装置最終使用CID以下であれば、最新全CID使用状態を参照し、対向装置最終使用CIDからCID255の間と、CID8から自装置最終使用CIDの間の未使用CID数(=z)をカウントする。
ステップS112において、CID管理部22は、未使用CID数(=z)が未使用CID隣接限界値より小さいか否か判断する。CID管理部22は、未使用CID数(=z)が未使用CID隣接限界値より小さければステップS113へ進む。CID管理部22は、未使用CID数(=z)が未使用CID隣接限界値以上であればステップS114へ進む。
ステップS113において、CID管理部22は、最新全CID使用状態を参照し、自装置最終使用CIDよりも大きい、未使用CID隣接限界値個、未使用CIDをスキップした最若番のCIDを捕捉する。
なお、対向装置最終使用CIDからCID255までの間にCIDを捕捉できない場合は、CID8から捕捉を行う。
ステップS114において、CID管理部22は、昇順ラウンドロビンにより、自装置最終使用CIDよりも大きい、最新全CID使用状態が未使用の最若番のCIDを捕捉する。
ステップS115において、CID管理部22は、ステップS110で決定したCID、ステップS113で捕捉したCID、またはステップS114で捕捉したCIDを自装置最終使用CIDに記憶する。また、CID管理部22は、決定または捕捉したCIDに対応する最新全CID使用状態を使用中にする。CID管理部22は、決定または捕捉したCIDをメッセージ送受信部21に通知する。
ステップS91において、メッセージ送受信部21は、CID管理部22から受信したCIDをERQにてRNC13へ送信する。
このように、RNC12,13は、上記した条件1〜3を判断し、それぞれに対応する動作を行うことにより、対向するRNC12,13のCID捕捉方式を考慮することなく、CIDの衝突を回避することができる。
また、複数ベンダーによるRNCで無線ネットワークが構成されている場合でも、対向するRNCのCID捕捉方式を考慮する必要がない。
(付記1)無線基地局を制御する無線制御装置において、
第1の順でチャネル識別子を捕捉する該無線制御装置が捕捉した最新のチャネル識別子と、当該無線制御装置と対向し、該第1の順とは逆の順で対向無線制御装置が捕捉した最新のチャネル識別子との間の未使用チャネルの数を算出する未使用チャネル数算出手段と、
前記未使用チャネル数算出手段によって算出された前記未使用チャネル数に基づいて前記対向無線制御装置が捕捉した前記最新のチャネル識別子から前記第1の順で検索して見出される未使用のチャネル識別子を捕捉する捕捉手段と、
を有することを特徴とする無線制御装置。
(付記2) 無線基地局を制御する無線制御装置において、
当該無線制御装置の捕捉したチャネル識別子と、当該無線制御装置と対向している対無線制御装置の捕捉した前記チャネル識別子との間の未使用チャネル数を算出する未使用チャネル数算出手段と、
前記未使用チャネル数算出手段によって算出された前記未使用チャネル数に基づいて未使用の前記チャネル識別子を捕捉するチャネル識別子捕捉手段と、
を有することを特徴とする無線制御装置。
(付記3) 前記チャネル識別子捕捉手段は、予め記憶された隣接限界値と前記未使用チャネル数との比較結果に基づいて、前記チャネル識別子を捕捉することを特徴とする付記2記載の無線制御装置。
(付記4) 当該無線制御装置の捕捉するチャネル識別子と、前記対無線制御装置の捕捉する前記チャネル識別子との使用状態を記憶する使用状態記憶手段と、
前記対無線制御装置から前記チャネル識別子の捕捉要求があった場合、前記使用状態記憶手段の前記使用状態が複写される複写使用状態記憶手段と、
を有することを特徴とする付記2記載の無線制御装置。
(付記5) 当該無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向と、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向とが逆向きである場合、
前記未使用チャネル数算出手段は、前記使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル数を算出し、
前記チャネル識別子捕捉手段は、前記複写使用状態記憶手段を参照して未使用の前記チャネル識別子を捕捉する、
ことを特徴とする付記4記載の無線制御装置。
(付記6) 前記チャネル識別子捕捉手段は、前記対無線制御装置の最終捕捉した前記チャネル識別子より大きい最若番の未使用の前記チャネル識別子または前記対無線制御装置の最終捕捉した前記チャネル識別子より小さい最老番の未使用の前記チャネル識別子を捕捉することを特徴とする付記5記載の無線制御装置。
(付記7) 当該無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向と、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向とが同じ向きであり、当該無線制御装置の前記チャネル識別子が前記対無線制御装置の前記チャネル識別子に近づく場合、
前記未使用チャネル数算出手段は、前記複写使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル数を算出し、
前記チャネル識別子捕捉手段は、前記使用状態記憶手段を参照して未使用の前記チャネル識別子を捕捉する、
ことを特徴とする付記4記載の無線制御装置。
(付記8) 前記チャネル識別子捕捉手段は、前記対無線制御装置の最終捕捉した前記チャネル識別子から、未使用の前記チャネル識別子を所定数スキップした前記チャネル識別子を捕捉することを特徴とする付記7記載の無線制御装置。
(付記9) 当該無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向と、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向とが同じ向きであり、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子が当該無線制御装置の前記チャネル識別子に近づく場合、
前記未使用チャネル数算出手段は、前記使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル数を算出し、
前記チャネル識別子捕捉手段は、前記使用状態記憶手段を参照して未使用の前記チャネル識別子を捕捉する、
ことを特徴とする付記4記載の無線制御装置。
(付記10) 前記チャネル識別子捕捉手段は、当該無線制御装置の最終捕捉した前記チャネル識別子から、未使用の前記チャネル識別子を所定数スキップした前記チャネル識別子を捕捉することを特徴とする付記9記載の無線制御装置。
(付記11) 前記チャネル識別子捕捉手段のスキップ量は、当該無線制御装置の前記チャネル識別子が前記対無線制御装置の前記チャネル識別子に近づく場合に行われるスキップ量より小さいことを特徴とする付記10記載の無線制御装置。
(付記12) 前記未使用チャネル数算出手段は、
前記使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル識別子数を算出し、予め記憶された隣接限界値と比較する第1の比較手段と、
前記第1の比較手段の比較後、前記複写使用状態記憶手段を参照して未使用の前記チャネル識別子が存在するか否か判断するチャネル識別子判断手段と、
前記チャネル識別子判断手段の判断後、前記使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル識別子数を算出し、前記隣接限界値と比較する第2の比較手段と、
を有することを特徴とする付記4記載の無線制御装置。
(付記13) 前記チャネル識別子捕捉手段は、前記第1の比較手段の比較結果に基づいて仮捕捉した前記チャネル識別子と、前記チャネル識別子判断手段の判断結果に基づいて仮捕捉した前記チャネル識別子とを、前記対無線制御装置の捕捉した前記チャネル識別子と比較し、一方を前記チャネル識別子として捕捉することを特徴とする付記12記載の無線制御装置。
(付記14) 無線基地局を制御する無線制御装置のチャネル識別子捕捉方法において、
前記無線制御装置の捕捉したチャネル識別子と、前記無線制御装置と対向している対無線制御装置の捕捉した前記チャネル識別子との間の未使用チャネル数を算出し、
前記未使用チャネル数に基づいて前記チャネル識別子を捕捉する、
ことを特徴とするチャネル識別子捕捉方法。
無線制御装置を説明する図である。 第1の実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示した図である。 図2のRNCのブロック構成図である。 構成情報記憶部のデータ構成例を示した図である。 CID情報記憶部のデータ構成例を示した図である。 RNCの動作を示したシーケンス図のその1である。 最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。 RNCの動作を示したシーケンス図のその2である。 最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。 ドリフト側のRNCの動作を示したフローチャートである。 アンカ側のRNCの動作を示したフローチャートである。 第2の実施の形態に係るRNCの動作を示したシーケンス図のその1である。 対向装置最終全CID使用状態の一部データ例を示した図である。 RNCの動作を示したシーケンス図のその2である。 最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。 RNCの動作を示したシーケンス図のその3である。 対向装置最終全CID使用状態の一部データ例を示した図である。 RNCの動作を示したシーケンス図のその4である。 最新全CID使用状態の一部データ例を示した図である。 アンカ側のRNCの動作を示したフローチャートである。 アンカ側のRNCの動作を示したフローチャートである。 アンカ側のRNCの動作を示したフローチャートである。 CID通知の例を説明する図である。
符号の説明
1 無線制御装置
1a 未使用チャネル数算出手段
1b チャネル識別子捕捉手段
2 対無線制御装置

Claims (6)

  1. 無線基地局を制御する無線制御装置において、
    第1の順でチャネル識別子を捕捉する該無線制御装置が捕捉した最新のチャネル識別子と、当該無線制御装置と対向し、該第1の順とは逆の順で対向無線制御装置が捕捉した最新のチャネル識別子との間の未使用チャネルの数を算出する未使用チャネル数算出手段と、
    前記未使用チャネル数算出手段によって算出された前記未使用チャネル数に基づいて前記対向無線制御装置が捕捉した前記最新のチャネル識別子から前記第1の順で検索して見出される未使用のチャネル識別子を捕捉する捕捉手段と、
    を有することを特徴とする無線制御装置。
  2. 無線基地局を制御する無線制御装置において、
    当該無線制御装置の捕捉したチャネル識別子と、当該無線制御装置と対向している対無線制御装置の捕捉した前記チャネル識別子との間の未使用チャネル数を算出する未使用チャネル数算出手段と、
    前記未使用チャネル数算出手段によって算出された前記未使用チャネル数に基づいて未使用の前記チャネル識別子を捕捉するチャネル識別子捕捉手段と、
    を有することを特徴とする無線制御装置。
  3. 当該無線制御装置の捕捉するチャネル識別子と、前記対無線制御装置の捕捉する前記チャネル識別子との使用状態を記憶する使用状態記憶手段と、
    前記対無線制御装置から前記チャネル識別子の捕捉要求があった場合、前記使用状態記憶手段の前記使用状態が複写される複写使用状態記憶手段と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  4. 当該無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向と、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向とが逆向きである場合、
    前記未使用チャネル数算出手段は、前記使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル数を算出し、
    前記チャネル識別子捕捉手段は、前記複写使用状態記憶手段を参照して未使用の前記チャネル識別子を捕捉する、
    ことを特徴とする請求項3記載の無線制御装置。
  5. 当該無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向と、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向とが同じ向きであり、当該無線制御装置の前記チャネル識別子が前記対無線制御装置の前記チャネル識別子に近づく場合、
    前記未使用チャネル数算出手段は、前記複写使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル数を算出し、
    前記チャネル識別子捕捉手段は、前記使用状態記憶手段を参照して未使用の前記チャネル識別子を捕捉する、
    ことを特徴とする請求項3記載の無線制御装置。
  6. 当該無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向と、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子の捕捉方向とが同じ向きであり、前記対無線制御装置の前記チャネル識別子が当該無線制御装置の前記チャネル識別子に近づく場合、
    前記未使用チャネル数算出手段は、前記使用状態記憶手段を参照して前記未使用チャネル数を算出し、
    前記チャネル識別子捕捉手段は、前記使用状態記憶手段を参照して未使用の前記チャネル識別子を捕捉する、
    ことを特徴とする請求項3記載の無線制御装置。
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