JP5054288B2 - 乳児用ベッド - Google Patents

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本発明は、乳児を寝かせるベッドを、モーターで上下動させる乳児用ベッドに関する。
乳児を寝かせるベッドを手動で上下動させるものが存在する。これは、揺り籠状のベッドをベッドフレーム内に収容すると共に、ベッドをスプリングでベッドフレームから吊り下げたものである。そして、ベッドを上から押さえて手を離すと、スプリングの弾力と、ベッド及び乳児の重みによってベッドが上下動を繰り返し、その上下動によって乳児に眠気をもたらす。
特願2003−075341
ところが、これはスプリングでベッドを吊り下げたものなので、例えば乳児の上の子供等が非常に強い力でベッドを上から押さえて手を離すと、深く沈んだ分だけストロークの長い上下動が予想外の激しい勢いで繰り返されることになり、安全上好ましくない。また、上下動は徐々に弱まっていくので、乳児が寝付くまで、ベッドを押さえて手を離す作業を続けなければならず、煩雑である。
本発明は上記実情を考慮してなされたもので、その目的は、乳児を寝かすベッドを自動的に上下動でき、しかも、想定外の力を加えても上下動の速度を殆ど一定に保持することである。
本発明の乳児用ベッドは、土台の上にベッド載置台を水平に載せ、昇降用のガイドとガイドに通す鉛直なポストのうち一方を土台に、他方をベッド載置台に設け、土台に止めたモーターの水平な出力軸にアームを介してローラーを偏心位置に固定し、ローラーが押し上げる支持バーをベッド載置台に設け、出力軸を中心にして公転するローラーの上下動によってベッド載置台をその水平を保持しながら昇降させることを特徴とする。
下降から上昇に転ずる際にベッド載置台及びその上のベッドに寝かせた乳児に衝撃が加わるが、公転するローラーの下降時にはベッド載置台等の重みによってモーターが早く回転してその衝撃力が強まる。これを防ぎつつベッド載置台を昇降させるには、請求項2の発明のように、ベッド載置台を押し上げる衝撃吸収手段を、土台とベッド載置台の間に連結すると共に、衝撃吸収手段の押し上げ力に反してベッド載置台を下方に引き寄せるために、公転時のローラーを平面視した軌跡を囲む案内枠を支持バーに設け、案内枠内にローラーを収容することが望ましい。このようにすれば、衝撃吸収手段によってベッド載置台に押し上げ力が加わっていても、案内枠によってベッド載置台を下方に引き寄せることができる。
請求項1の発明は、公転するローラーの上下動によってベッド載置台を昇降するものなので、ベッド載置台の昇降速度は一定に保たれ安全である。また、モーターで昇降させるものなので、乳児が寝付くまで人手を介さずとも昇降を繰り返すことができ、都合がよい。
請求項2の発明は、案内枠にローラーを収容してあるので、衝撃吸収手段の押し上げ力に反してベッド載置台等を下降させることができる。そして、ローラー下降時にベッド載置台等の重みによってモーターが勢いよく回転して下降速度が早まるのを、衝撃吸収手段で遅くするので、下降から上昇に転ずる際に乳児にかかる衝撃を弱めることができる。
本発明の乳児用ベッドは図1から図3に示すように、床上に設置する土台1に対してベッド載置台2を自動的に昇降可能に設けると共に、土台1とベッド載置台2の間に昇降時の衝撃吸収手段3を介在したものである。
土台1は、縦横の桟4を矩形状に枠組し、枠の四隅の底側にキャスター5を付け、枠の上側にはスライドポスト6を前後左右に間隔をあけて起立してある。枠内のほぼ中央部には受け桟7を架設し、受け桟7の上にモーター8を止めてある。モーター8の水平な出力軸9に鉛直なアーム10を介してローラー11を水平に止め、出力軸9に対してローラー11を偏心位置とし、モーター8の駆動によって出力軸9を中心にしてローラー11が公転する。受け桟7の側方であって枠の内側ほぼ中央部には下桟12を架設し、下桟12の前後幅中央部にブラケット13を介して衝撃吸収手段3の下端部を止めてある。衝撃吸収手段3を設けたのは、公転に伴うローラー11の下降時にはベッド載置台2等の重みによってモーター8が早く回転するので、これを防ぐためである。
衝撃吸収手段3は、シリンダに対してピストンロッドが往復動可能なダンパ(高圧ガス封入ダンパ)であって、図面上はシリンダ側を土台1に止め、ピストンロッド側をベッド載置台2に止め、その弾性力によってベッド載置台2を押し上げる力が加わっている。
ベッド載置台2は、縦横の桟14を矩形の箱形に骨組してフレーム15を形成し、フレーム15内の上側には上桟16を、下桟12の真上に架設し、上桟16にブラケット17を介して衝撃吸収手段3のピストンロッド側を止めてある。また、スライドポスト6を通して上下に案内する筒状のガイド(ベアリング)18をフレーム15の下側に前後左右に間隔をあけて固定してある。前述したローラー11の公転時の軌跡を平面視すると直線往復運動となり、その直線往復軌跡に沿って、ローラー11が支える支持バー19をフレーム15の下側中央部に架設してある。
ローラー11が公転して下方に向かう際に前述した衝撃吸収手段3の上向きの力によってローラー11から支持バー19が離れてベッド載置台2が常時上に位置するのを防ぐには、衝撃吸収手段3の押し上げ力に反してベッド載置台2を下方に引き寄せる必要がある。そのために、公転時のローラー11の直線往復軌跡を上下前後から囲む案内枠20を、支持バー19の下に形成する。支持バー19自体が案内枠20の一部となっており、案内枠20内にローラー11を上下に回転用の遊びのある状態で収容してある。従って、公転に伴うローラー11の下降時に案内枠20が押し込まれて、ベッド載置台2が追従して下降する。案内枠20を組んだ後ではローラー11を収容できないので、支持バー19の底面にローラー11を当てた状態で残りのコ字部分を組んで案内枠20を形成することによって、案内枠20内にローラー11を収容する。
図2,図3に示すようにフレーム15の上側には持ち手21を側方に突出しており、持ち運びを容易にしてある。土台1及びベッド載置台2は、組む材料の桟4,14に中空形材を用いることによって軽量化を図ってある。なお、図示しないが、ベッド載置台2の周囲(前後左右)に防音板を張り巡らせれば、モーター8の駆動音が外部に漏れ難くなり、静かな製品になる。
モーター8は、on/off用のスイッチと、タイマー機能を備えた制御部を有している(図示省略)。スイッチをonすると、制御部がタイマー機能によって数分間モーター8を連続運転し、その後、強制的にモーター8の運転を停止する。従って、スイッチをoffし忘れても、数分後には上下動が停止するので、乳児に悪影響はない。
上述した乳児用ベッドは、ベッド載置台2の上に容器状のベッド22を載せる。その後、ベッド22の上に乳児を載せて、モーター駆動用のスイッチをonすると、モーター8の出力軸9が回転し、それによってローラー11が公転する。ガイド18内にスライドポスト6を通してあるので、ローラー11の公転に伴ってベッド載置台2が安定して昇降する。また、衝撃吸収手段3によってベッド載置台2を押し上げているので、ベッド載置台2がゆっくり下降する。一方、衝撃吸収手段3の押し上げ力とベッド載置台2等の重みによる下降力がほぼ釣り合って、ベッド載置台2がゆっくり上昇する。従って、公転時のローラー11の上下動に伴って、乳児を寝かせたベッド22がベッド載置台2と一緒にゆっくり上下動し、そのうちに乳児が寝付き、その後、タイマーによってベッド載置台2の上下動が自動的に停止する。符号23は敷き布団である。
本発明の乳児用ベッドを示す分解斜視図である。 乳児用ベッドの側面方向の断面図である。 乳児用ベッドの正面方向の断面図である。
符号の説明
1 土台
2 ベッド載置台
3 衝撃吸収手段
6 スライドポスト
8 モーター
9 出力軸
10 アーム
11 ローラー
18 ガイド
19 支持バー
20 案内枠

Claims (2)

  1. 土台(1)の上にベッド載置台(2)を水平に載せ、昇降用のガイド(18)とガイドに通す鉛直なスライドポスト(6)のうち一方を土台(1)に、他方をベッド載置台(2)に設け、土台(2)に止めたモーター(8)の水平な出力軸(9)にアーム(10)を介してローラー(11)を偏心位置に固定し、ローラー(11)が押し上げる支持バー(19)をベッド載置台(2)に設け、出力軸(9)を中心にして公転するローラ(11)の上下動によってベッド載置台(2)をその水平を保持しながら昇降させることを特徴とする乳児用ベッド。
  2. ベッド載置台(2)を押し上げる衝撃吸収手段(3)を、土台(1)とベッド載置台(2)の間に連結すると共に、衝撃吸収手段(3)の押し上げ力に反してベッド載置台(2)を下方に引き寄せるために、公転時のローラー(11)を平面視した軌跡を囲む案内枠(20)を支持バー(19)に設け、案内枠(20)内にローラー(11)を収容してあることを特徴とする請求項1記載の乳児用ベッド。
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