JP5052447B2 - 携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラム - Google Patents

携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5052447B2
JP5052447B2 JP2008194353A JP2008194353A JP5052447B2 JP 5052447 B2 JP5052447 B2 JP 5052447B2 JP 2008194353 A JP2008194353 A JP 2008194353A JP 2008194353 A JP2008194353 A JP 2008194353A JP 5052447 B2 JP5052447 B2 JP 5052447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
communication terminal
mobile communication
activation
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008194353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010034814A (ja
Inventor
正行 土井
光広 井坂
暁穂 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
SoftBank Mobile Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SoftBank Mobile Corp filed Critical SoftBank Mobile Corp
Priority to JP2008194353A priority Critical patent/JP5052447B2/ja
Publication of JP2010034814A publication Critical patent/JP2010034814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5052447B2 publication Critical patent/JP5052447B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラムに関する。
携帯電話を代表とするモバイル機器である携帯通信端末において、その電源は電池であるために、消費電力は重要な課題である。
したがって、ウィジェットの様に常駐して動作し、定期的にネットワークからデータを取得する必要があるアプリケーションであるプログラムを携帯通信端末へ組み込む場合、常駐動作は消費電力の点から困難である。
これらに関する技術として、例えば、特許文献1には、液晶表示部を有する携帯電話機において、省電力化を図ることを目的とし、液晶表示部を有する携帯電話機において、少なくとも無操作待ち受け状態において、液晶表示部全体を簡易表示モードで表示する。この簡易表示モードにおいて、階調数を減らして液晶表示部全体を駆動するか、又は、液晶駆動電圧を下げて液晶表示部全体を駆動する。かかる制御により、無操作待ち受け状態において、液晶表示部の消費電力を削減することができる一方、時間表示やバッテリ残量などの必要な表示は、判読可能に表示されることが開示されている。
また、特許文献2には、オンラインモードを切り離し、通信以外のオフラインモードによるオフライン省電力モード付き携帯電話機を提供することを課題とし、電話とメールをオンラインモードで送受信する無線通信部とアドレス帳を参照してメールを作成するメール作成部を有する携帯電話機において、携帯電話機の電池電圧の動作電圧を常時監視する電源部と、常時監視によって、通信不可能になる所定の電池電圧を検知すると、オフラインモードとして無線通信部への電力供給を停止し、メール作成部のみに電力を供給して電池の消費電力の低減を制御するマイクロプロセッサとを有することが開示されている。
特開2007−336592号公報 特開2003−347996号公報
しかしながら、このような従来の技術では、消費電力を削減しながら、外部との通信を行って、その携帯通信端末を最新の状態に保つということは困難であるという問題点があった。
また、どのタイミングで通信を必要としているかについては、プログラム内の記述解析が必要となるため、その解析処理の負荷が多大となってしまう。
さらに、そのプログラムにおける通信のタイミングを解析できた場合でも、情報更新の頻度はプログラムの種類に依存するため通信の発生にバラつきが生じ、その結果電力を大量に消費してしまい効率よく更新することが困難となる。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、消費電力を抑制しながら、そのプログラムが必要とする適切なタイミングで通信を行い、データを取得することができるようにした携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する携帯通信端末であって、省電力の状態になっている期間を用いて記述された前記プログラムの起動に関する条件を記憶する起動条件記憶手段と、計時を行い、該計時の結果が前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件を満たす場合に、前記プログラムを起動し、予め定められた期間の後、該プログラムを停止させるように制御する制御手段を具備することを特徴とする携帯通信端末。
[2] 前記起動条件記憶手段に記憶されている前記起動に関する条件は、順序付けされたクラスに分類されており、前記制御手段は、前記起動に関する条件を満たすクラスに属するプログラムに対して、該プログラムを起動することを特徴とする[1]に記載の携帯通信端末。
[3] 前記制御手段は、プログラムを停止させる場合に、該プログラムが通信中である場合は、現在行っている通信が完了するまでは、該通信にかかるタスクのみを継続させることを特徴とする[1]又は[2]に記載の携帯通信端末。
[4] 前記プログラム内には、起動に関する条件を指定する記述があり、前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件は、前記プログラム内の前記記述を抽出して生成したものであることを特徴とする[1]から[3]のいずれか一項に記載の携帯通信端末。
[5] 携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する携帯通信端末制御方法であって、前記携帯通信端末は、省電力の状態になっている期間を用いて記述された前記プログラムの起動に関する条件を記憶する起動条件記憶手段を具備し、計時を行い、該計時の結果が前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件を満たす場合に、前記プログラムを起動し、予め定められた期間の後、該プログラムを停止させるように制御することを特徴とする携帯通信端末制御方法。
[6] 携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する携帯通信端末制御プログラムであって、該携帯通信端末を、省電力の状態になっている期間を用いて記述された前記プログラムの起動に関する条件を記憶する起動条件記憶手段と、計時を行い、該計時の結果が前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件を満たす場合に、前記プログラムを起動し、予め定められた期間の後、該プログラムを停止させるように制御する制御手段として機能させることを特徴とする携帯通信端末制御プログラム。
前記本発明は次のように作用する。
本発明における携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラムは、携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する。計時を行い、その計時の結果が起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件を満たす場合に、そのプログラムを起動し、予め定められた期間の後、そのプログラムを停止させるように制御する。これによって、消費電力を抑制しながら、そのプログラムが必要とする適切なタイミングで通信を行い、データを取得することができる。
また、前記起動条件記憶手段に記憶されている前記起動に関する条件は、順序付けされたクラスに分類されており、その起動に関する条件を満たすクラスに属するプログラムに対して、そのプログラムを起動する。これによって、プログラムの種類に依存していた通信の発生のバラつきを減少させ、その結果消費電力を抑制しながら、効率よく更新することができる。
また、プログラムを停止させる場合に、そのプログラムが通信中である場合は、現在行っている通信が完了するまでは、該通信にかかるタスクのみを継続させるように制御する。これによって、次回起動する際には、その通信を再度行う必要がないため、効率よくデータを取得することができる。
また、プログラム内には、起動に関する条件を指定する記述があり、前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件は、そのプログラム内のその記述を抽出して生成する。これによって、その解析処理の負荷を抑制することができる。
本発明にかかる携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラムによれば、消費電力を抑制しながら、そのプログラムが必要とする適切なタイミングで通信を行い、データを取得することができる。
また、プログラムの起動に関する条件をクラス分けしたことにより、プログラムの種類に依存していた通信の発生のバラつきを減少させ、その結果消費電力を抑制しながら、効率よく更新することができる。
また、プログラムを停止させる場合にあっても、現在行っている通信が完了するまでは、その通信にかかるタスクのみを継続させるように制御することにより、次回起動する際には、その通信を再度行う必要がないため、効率よくデータを取得することができる。
また、プログラムの必要としている通信タイミングを、起動に関する条件を指定する記述の解析だけで取得するため、その解析処理の負荷を抑制することができる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がプログラムの場合は、記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「所定」という用語は、予め定められたの意の他に、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じての意を含めて用いる。
以下、携帯通信端末として、携帯電話を主に例示して説明する。
本実施の形態である携帯通信端末は、図1に示すように、プログラム110、プログラム実行環境モジュール120、プログラム制御モジュール130、プログラム管理モジュール140、管理データ記憶モジュール150、デバイス管理モジュール160を備えている。
プログラム110は、プログラム実行環境モジュール120と接続されており、携帯通信端末で動作し、外部にあるサーバー等との通信を行って必要なデータを送受信する。例えば、ウィジェット(widget、アプリケーション・プログラムを構成するプログラム部品又はその組み合わせ)と呼ばれるものが該当する。また、プログラム実行環境モジュール120によって、例えば起動を表すwakeup等のイベント通知を受け取り、そのイベント通知にしたがって、動作する。より具体的には、天気予報のデータを受信するプログラム、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)を用いた地図システム等が該当する。これらは、常に最新の状態を無線による通信を介して外部から取得して、携帯通信端末を所有するユーザーに提示できるようにしておくことが望ましいものである。なお、プログラム110は複数あってもよい。
プログラム実行環境モジュール120は、プログラム110、プログラム制御モジュール130と接続されており、プログラム制御モジュール130の指示に応じて、プログラム110を制御するものである。より具体的には、プログラム制御モジュール130からwakeup等のイベント通知を受け取り、そのイベント通知にしたがって、プログラム実行環境モジュール120自身も動作するが、それとともに、該当するプログラム110に対してもそのイベント通知にしたがった制御を行う。そして、複数のプログラム110を制御し、又は複数のプログラム110に対して共通の機能を提供する。また、プログラム110とともに携帯通信端末のディスプレイに表示等の処理を行い、他の部分(例えば、プログラム制御モジュール130)と比較すると、電力の消費が大となる箇所である。
プログラム制御モジュール130は、プログラム実行環境モジュール120、プログラム管理モジュール140、デバイス管理モジュール160と接続されている。プログラム管理モジュール140から、プログラム110固有のデータである起動に関する条件を受け取る。また、デバイス管理モジュール160から、携帯通信端末のデバイスとしての状態の通知(省電力通知、例えば、開閉機構を有する携帯通信端末の場合、閉状態となったことを示す通知)を受け取り、プログラム110、プログラム実行環境モジュール120を停止させる。そして、省電力になった後に、タイマー(時計)を用いて計時を行い、その計時の結果(例えば、省電力状態になっている時間の積算の結果)がプログラム管理モジュール140から受け取った起動に関する条件を満たす場合に、該当するプログラム110を起動させるために、プログラム実行環境モジュール120に対して、wakeupのイベント通知を行う。そして、予め定められた期間(例えば、3分)の後、プログラム110(プログラム実行環境モジュール120を含めてもよい)を停止させるように制御する。
また、起動に関する条件を満たす起動クラスに属するプログラム110に対して、そのプログラム110を起動するようにしてもよい。つまり、起動クラスにどのプログラム110が属しているかを示すテーブル(例えば、起動クラスとプログラム110の識別子を対応させたテーブル)をプログラム管理モジュール140から受け取り、そのテーブルを用いて、起動に関する条件を満たす起動クラスに属するプログラム110を起動させるようにプログラム実行環境モジュール120に対してイベント通知を行う。
また、プログラム制御モジュール130は、起動クラスとサスペンド期間とを対応させたテーブル、例えば、図4に示すような起動クラス・サスペンド期間対応テーブル400を記憶していてもよい。起動クラス・サスペンド期間対応テーブル400は、起動クラス欄410とサスペンド期間欄420とを対応させて有している。起動クラス1のプログラム110は、更新する必要がないプログラムであることを示しており、起動クラス2のプログラム110は、省電力状態になっている期間の積算時間(サスペンド期間)が480分になる毎にプログラム110を起動して情報を更新すべきことを示しており、同様に、起動クラス3は240分毎に、起動クラス4は120分毎に、起動クラス5は60分毎に、プログラム110を起動して情報を更新すべきことを示している。なお、ここでの具体的なサスペンド期間は例示であり、他の時間であってもよい。ただし、起動クラス5の60分は、本携帯通信端末の電池を1日間持続させるには好適な値である。
また、起動したプログラム110を停止させる場合に、そのプログラム110が通信中である場合は、現在行っている通信が完了するまでは、その通信にかかるタスクのみを継続させるよう制御するようにしてもよい。例えば、プログラム110を停止させようとしたときに、プログラム110は通信中であると判断した場合は、そのプログラム110自体を停止させ、プログラム実行環境モジュール120による通信タスクだけの動作を継続させるものである。
管理データ記憶モジュール150は、プログラム管理モジュール140と接続されている。起動管理データ、つまり省電力の状態になっている期間を用いてプログラム110の起動に関する条件を記憶する。より具体的には、その起動に関する条件は、順序付けされた起動クラスに分類されている。例えば、管理データ記憶モジュール150は、起動クラスとプログラム110の識別子を対応させたテーブルを有している。
プログラム管理モジュール140は、プログラム制御モジュール130、管理データ記憶モジュール150と接続されている。管理データ記憶モジュール150に記憶されているプログラム110の起動に関する条件を取り出して、プログラム制御モジュール130に渡す。また、プログラム110を本携帯通信端末にインストールする際に、そのプログラム110内には、起動に関する条件を指定する記述があり、プログラム管理モジュール140は、その記述を抽出して、起動に関する条件を生成する。例えば、プログラム110のインストール時に、そのプログラム内又はそのプログラムに付加されているファイル内に「wakeupclass<起動クラスの指定>」の記述があれば、これを抽出して、プログラム110の起動に関する条件、つまり起動クラスに対応するプログラムとして、その識別子を対応させて管理データ記憶モジュール150に記憶させる。また、そのプログラム内又はそのプログラムに付加されている更新頻度ファイル内に「wakeupclass<起動クラスの指定>」の記述がない場合は、デフォルト値、つまりそのプログラムは起動クラスが4であるとして、管理データ記憶モジュール150内に記憶させるようにしてもよい。
デバイス管理モジュール160は、プログラム制御モジュール130と接続されている。携帯通信端末のデバイスとしての状態を検知して、その通知をプログラム制御モジュール130に渡す。例えば、開閉機構を有する携帯通信端末の場合、閉状態の場合は、プログラム110を起動させておく必要がないので、プログラム制御モジュール130によって省電力状態(以下、省電力モードともいう)に移行させること、つまりプログラム110をサスペンド期間に入れるべきことを通知する。
なお、本実施の形態が実装される携帯通信端末は、図2に示すような携帯電話200であってもよい。携帯電話200は、例えば、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク205と、音声出力できるスピーカ204と、電話番号又は電子メール等に文字を入力するための文字入力装置であるキー202と、電波を送受信してプログラム110によるデータ通信を行うためのアンテナ203と、キー202による文字入力の結果等の表示を行うディスプレイ201とを有している。また、この他にカメラ等を有していてもよい。携帯電話200内には、CPU、メモリ、通信用回路等のハードウェアが内蔵されており、携帯通信端末を実現するためのソフトウェアであるコンピュータ・プログラムをメモリに記憶させ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、携帯通信端末が実現される。
図3は、本実施の形態のプログラム制御モジュール130等による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、プログラム制御モジュール130が、プログラム管理モジュール140を介して管理データ記憶モジュール150から起動管理データを取得する。
ステップS304では、プログラム制御モジュール130が、デバイス管理モジュール160からの通知に基づいて、現在は省電力モードであるか否かを判断する。かかる判断において省電力モードであると判断した場合はステップS306へ進み、それ以外の場合はステップS330へ進む。
ステップS306では、プログラム制御モジュール130が、タイマーを用いて、現在の時刻を計時する。
ステップS308では、プログラム制御モジュール130が、ステップS306で計時した時刻を用いて、省電力モードになってからの経過時間を積算する。
ステップS310では、プログラム制御モジュール130が、ステップS308で積算した時間が、ステップS302で取得した起動管理データである起動条件を満たしているか否かを判断する。かかる判断において起動条件を満たしていると判断した場合はステップS312へ進み、それ以外の場合はステップS304へ戻る。
ステップS312では、プログラム制御モジュール130が、プログラム実行環境モジュール120に対してwakeupのイベント通知を行う。
ステップS314では、プログラム実行環境モジュール120が、プログラム110に対してwakeupのイベント通知を行う。
ステップS316では、プログラム110が、プログラム実行環境モジュール120の通信タスクを用いて外部との通信を開始する。本携帯通信端末を最新の状態に保つようにする。
ステップS318では、プログラム制御モジュール130が、タイマーを用いて、現在の時刻を計時する。
ステップS320では、プログラム制御モジュール130が、ステップS312の処理からの経過時間が、所定時間(例えば、3分)経過しているか否かを判断する。かかる判断において経過していると判断した場合はステップS322へ進み、それ以外の場合はステップS318へ戻る。
ステップS322では、プログラム制御モジュール130が、プログラム110は通信中であるか否かを判断する。かかる判断において通信中であると判断した場合はステップS324へ進み、それ以外の場合はステップS326へ進む。
ステップS324では、プログラム制御モジュール130が、ステップS322で通信中であると判断されたプログラム110について、そのプログラム110における通信タスクのみ動作を継続させ、そのプログラム110自体は強制終了させる。つまり、プログラム110は停止しているが、そのプログラム110が起動させたプログラム実行環境モジュール120の通信タスクだけが動いている状態となる。この通信の内容は記憶しておき、次回プログラム110を起動させた際は、その記憶した内容をプログラム110に渡す。
ステップS326では、プログラム制御モジュール130が、プログラム110を強制終了させ、省電力モードに遷移させる。もちろんのことながら、プログラム110が既に終了している場合は、省電力モードに遷移させることのみを行う。
ステップS328では、プログラム制御モジュール130が、省電力モードとなっている積算時間をクリアする。
ステップS330では、省電力モードではないので、通常状態における制御の一般処理を行う。例えば、キー202に対するユーザーの操作等に応じた制御等である。
図5は、本実施の形態による省電力状態から起動される場合の例を示す説明図である。
例えば、起動クラス4のプログラム110が携帯通信端末で動作する場合について説明する。つまり、省電力モードが120分間続いたならば、そのプログラム110を起動するものである。携帯通信端末を、通常状態511から省電力状態512へ移行させて120分経過したときに、プログラム制御モジュール130によって、その該当するプログラム110が起動513される。そして、プログラム110の処理が終了すると(又は所定時間が経過すると)、省電力状態514へ移行する。その後、ユーザーによる処理が行われて通常状態515へ移行し、その処理が終了した後に省電力状態516へ移行する。同様に、通常状態517、省電力状態518、通常状態519、省電力状態520となり、省電力状態514が20分間、省電力状態516が40分間、省電力状態518が40分間、省電力状態520が20分間あった場合は、省電力モードの積算時間が120分となるので、プログラム制御モジュール130によって、その該当するプログラム110が起動521される。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、携帯通信端末に内蔵された図6に示すようなコンピュータである。プログラム110、プログラム実行環境モジュール120、プログラム制御モジュール130、プログラム管理モジュール140等のプログラムを実行するCPU610と、そのプログラムやデータを記憶するRAM630と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM620と、補助記憶装置であるHD640と、キーボード、マウス等から操作者の操作によってデータを入力又はCRTや液晶ディスプレイ等にデータを出力して操作者とのインタフェースとなるUI/F650と、CD−R等のリムーバブルメディアに対して読み書きするリムーバブルメディアリーダーライター660と、通信ネットワークと接続するための通信回線I/F670、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス680により構成されている。これらの構成が複数接続されていてもよい。
前述の実施の形態の説明において、携帯通信端末の例として携帯電話を主に説明したが、回線利用における種々の異なるサービスを提供するシステムについて、本発明を適用することができるのは明らかである。したがって、携帯可能な、つまり省電力が必要な通信端末であれば、WLAN(Wireless LAN、無線LAN)サービスに用いる情報端末、いわゆるPHS、通信機能を有しているナビゲーションシステム等にも適用が可能である。
なお、前述の実施の形態では、省電力モード時における消費電力を抑える動作としては、プログラム110、プログラム実行環境モジュール120の停止を挙げたが、これらの他にディスプレイ201における表示の停止や圏外検索動作の実行回数の低減を行う等のように、消費電力を抑えることができるものであれば如何なる動作を伴ってもよい。
また、プログラム制御モジュール130は、図3に示したステップS304で省電力モードであるか否かを繰り返して判断しているが、割り込みを用いて制御するようにしてもよい。
また、前述の実施の形態では、プログラム110についてデータの受信に関する処理を主に説明しているが、例えば、起動時に携帯通信端末内部の情報(例えば、メールの未読件数)に関する処理や、メールの送信等を行うようにするようにしてもよい。つまり、起動のイベントに関する制御であり、その後どのように振舞うかはウィジェット等のプログラムによる。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、例えば以下の発明としても把握することができる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blue−ray Disk)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本発明の一実施の形態のモジュール構成例を示す図である。 携帯通信端末の一例である携帯電話を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 起動クラス・サスペンド期間対応テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による省電力状態から起動される場合の例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
110…プログラム
120…プログラム実行環境モジュール
130…プログラム制御モジュール
140…プログラム管理モジュール
150…管理データ記憶モジュール
160…デバイス管理モジュール

Claims (6)

  1. 携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する携帯通信端末であって、
    省電力の状態になっている期間を用いて記述された前記プログラムの起動に関する条件を記憶する起動条件記憶手段と、
    計時を行い、該計時の結果が前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件を満たす場合に、前記プログラムを起動し、予め定められた期間の後、該プログラムを停止させるように制御する制御手段
    を具備することを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記起動条件記憶手段に記憶されている前記起動に関する条件は、順序付けされたクラスに分類されており、
    前記制御手段は、前記起動に関する条件を満たすクラスに属するプログラムに対して、該プログラムを起動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記制御手段は、プログラムを停止させる場合に、該プログラムが通信中である場合は、現在行っている通信が完了するまでは、該通信にかかるタスクのみを継続させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記プログラム内には、起動に関する条件を指定する記述があり、
    前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件は、前記プログラム内の前記記述を抽出して生成したものである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯通信端末。
  5. 携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する携帯通信端末制御方法であって、
    前記携帯通信端末は、
    省電力の状態になっている期間を用いて記述された前記プログラムの起動に関する条件を記憶する起動条件記憶手段
    を具備し、
    計時を行い、該計時の結果が前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件を満たす場合に、前記プログラムを起動し、予め定められた期間の後、該プログラムを停止させるように制御する
    ことを特徴とする携帯通信端末制御方法。
  6. 携帯通信端末で動作し、外部との通信を行ってデータを受信するプログラムの起動及び停止を管理する携帯通信端末制御プログラムであって、
    該携帯通信端末を、
    省電力の状態になっている期間を用いて記述された前記プログラムの起動に関する条件を記憶する起動条件記憶手段と、
    計時を行い、該計時の結果が前記起動条件記憶手段に記憶されている起動に関する条件を満たす場合に、前記プログラムを起動し、予め定められた期間の後、該プログラムを停止させるように制御する制御手段
    として機能させることを特徴とする携帯通信端末制御プログラム。
JP2008194353A 2008-07-29 2008-07-29 携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラム Active JP5052447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194353A JP5052447B2 (ja) 2008-07-29 2008-07-29 携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194353A JP5052447B2 (ja) 2008-07-29 2008-07-29 携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010034814A JP2010034814A (ja) 2010-02-12
JP5052447B2 true JP5052447B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=41738809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008194353A Active JP5052447B2 (ja) 2008-07-29 2008-07-29 携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5052447B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033646A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Nitta Corporation 多軸センサユニットおよびこれを利用した多軸センサ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6161439B2 (ja) * 2013-07-11 2017-07-12 国立大学法人 東京大学 情報処理装置及びプログラム
KR101640754B1 (ko) * 2014-10-20 2016-07-19 경북대학교 산학협력단 스마트기기에서의 데이터통신 관리방법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4039851B2 (ja) * 2001-12-07 2008-01-30 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信端末、アプリケーションプログラムの実行状態制御方法、アプリケーションプログラム、及びアプリケーションプログラムを記録した記録
KR100790078B1 (ko) * 2006-03-14 2008-01-02 삼성전자주식회사 이동 통신 단말기에서 어플리케이션으로의 빠른 접근 방법및 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033646A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Nitta Corporation 多軸センサユニットおよびこれを利用した多軸センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010034814A (ja) 2010-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10440652B2 (en) Power management of a mobile communications device
US6457132B1 (en) Calendar-based power management
US8473949B2 (en) Methods for supporting users with task continuity and completion across devices and time
US20120233480A1 (en) Power saving notification system, terminal device, power saving notification method, and power saving notification program
CN108491065B (zh) 便携式电子设备和在其中操作的方法
US9880920B2 (en) Providing a user with feedback regarding power consumption in battery-operated electronic devices
CA2742534C (en) Method and device for activation of components
EP2527954B1 (en) Postponing of a suspend power mode
US8434153B2 (en) Application display on a locked device
US8751839B2 (en) Method and device for activation of components
US8904220B2 (en) Intelligent user determinable power conservation in a portable electronic device
JP2006350481A (ja) 端末装置
US20160216752A1 (en) System on chip, method of managing power thereof, and electronic device
US8904197B2 (en) Power management based on combined user interface and sensor inputs
JP2004152276A (ja) 情報端末装置、操作支援方法及び操作支援プログラム
CN109391282B (zh) 一种可穿戴设备及可穿戴设备的信息显示方法及装置
US20090235253A1 (en) Smart task list/life event annotator
CN102508594A (zh) 终端和待机界面显示方法
CN101600264A (zh) 一种动态显示移动终端待机时间的方法及其装置
CN101561705B (zh) 一种显示方法和一种显示系统
JP5052447B2 (ja) 携帯通信端末、携帯通信端末制御方法及び携帯通信端末制御プログラム
EP2595102A1 (en) Electronic device and method for updating a time identifier associated therewith
JP4727370B2 (ja) 無線通信端末およびその制御方法
CN101527751A (zh) 一种记录手机信息方法和手机
CN115016868A (zh) 屏幕控制方法和终端设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5052447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250