JP5047991B2 - スライド式のチャイルドセーフティー機能構造部分 - Google Patents

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Description

本発明は、大人は比較的簡単に開けられるが、子供にはなかなか開けられない、容器のチャイルドセーフ蓋に関する。
薬品、特に処方薬への誤アクセスから子供を守る必要性についての意識が高まっている。たった1錠又は2錠の処方薬ピルでも子供にとっては致死量ともなりかねない。大人、つまり、開けるに際しての、所定操作や手先の器用さを求める注意書きを理解できる大人であれば容易且つ簡単に開けられる、処方薬のピル用容器を提供することに関する意識が高まっている。そうした大人は、ピル容器を開けて処方薬にアクセスする行為が意図的なものであり且つ必要時にのみ行うことが理解できるものと見なされる。
従来のチャイルドセーフティー機能構造部は、代表的には相互に分離したキャップ及び容器からなる設計形状を採用するが、消費者及び薬品業界にとって、容器及びキャップを一体アセンブリ化(即ち、フリップトップ式の蓋付きの)した製品パッケージを提供することが望ましいことが分かった。キャップと容器とを一体化、つまり、キャップを何らかの方法で取り付けたままに(開けた時も)しておけば、容器を開けた時にキャップを無くす心配がなくなり、中身の追加又は取り出し時以外は容器を常に閉じておける可能性も高まる。
容器及びキャップを一体アセンブリ化した製品パッケージを提供することである。
本発明の1様相によれば、ベース部と、開閉可能な蓋と、第1及び第2の各ラッチ部と、ガード部と、を有する容器が提供される。
ベース部は開口を有し、蓋は、閉じた時にこの開口を覆うような形態を有する。一方のラッチ部はベース部と関連付けられ、他方のラッチ部は蓋と関連付けられる。第2ラッチ部は、蓋が開口を覆う時に第1ラッチ部と係合するように位置決めされ、また、第1ラッチ部と脱係合するように可動である。
ガード部は第2ラッチ部と関連付けられ、常態では第2ラッチ部を第1ラッチ部に係合させた状態に維持する閉鎖位置を取る。ガード部はこの閉鎖位置から第1ラッチ部に関して横方向に移動し、第2ラッチ部を第1ラッチ部から脱係合させる釈放位置を取ることができる。
ある実施例では、ガード部と第2ラッチ部とは、ラッチ部の通常動作時には相対的に不動であり、他の実施例では可動である。
容器及びキャップを一体アセンブリ化した製品パッケージが提供される。
本発明の1実施例は、ラッチ部又は蓋を動かないようにするスライド機構を組み込んだユニット型容器のためのチャイルドセーフティー機能構造部に関するものである。別個の少なくとも2つの動作(即ち、蓋のスライド動作及びリフト動作)を利用することで、容器開放に要する力が小さくなり(シニアフレンドリー性が助長される)且つチャイルドセーフティー機能構造部が提供される。
本明細書で一般に使用する、“子供抵抗性”キャップ又は蓋とは、以下の如く試験されたものとする。即ち、ある5歳の子供群で子供抵抗性パッケージの開放試験を実施し、パッケージの正しい開け方を教えなかった場合は少なくとも85%の子供が開けられず、正しい開け方を教えた後でも少なくとも80%の子供が尚、開けることができなかったものである。この子供抵抗性パッケージは、大人の被検群でその開放試験を実施した場合は、少なくとも90%の大人が開放できるようなものとすべきである。パッケージを再閉鎖可能に設計する場合は、正しい開け方を教えなかった大人の少なくとも90%は再閉鎖できるが、同様に開け方を教わらなかった子供は少なくとも85%が尚、開けられず、正しい開け方を教わった後でも80%が開けることができないものである。
本発明の1実施例において、チャイルドセーフティー機能構造部を提供することが望ましい製品を収納するために用いる、閉じた容器が提供される。容器は開閉可能であり、製品が充填され、容器の周界全体よりも小さい製品取り出し用開口を有し、角部には製品が取り出されないように開口を覆う蓋が取り付けられ、製品へのアクセス時には蓋を開放する。チャイルドセーフティー機能構造部を提供するスライド要素が設けられ、このスライド要素がその閉じた位置において、蓋が開放できないようにするための蓋の機能構造部と相互作用する。
1実施例ではこのスライド要素を使用することによって、容器の美観上のデザインの自由性が高まる。スライド要素は、所望に応じて、例えば容器の前面又は側面に位置付けることができる。蓋の動きを妨げる機能構造部がスライド要素上に位置付けられる。ユーザーは機能構造部を直接操作するのではなく、スライド要素のスライダの遠位端位置を操作する。
スライド要素は、“ホームポジション”と称するポジション1にあるときに蓋の機能構造部の動きを妨害する。スライド要素の、一方側から他方側にスライド移動するスライダが、押し下げられるとスライダをホームポジションに復帰させる手段(バネ要素)を含んでいる。1実施例ではバネ要素をスライダ部分に一体形成する。スライダを一方側又は他方側に移動させると蓋の機能構造部の動きが妨害されなくなり、蓋を開放させることができる。スライダは一方側又は他方側に移動自在なので左利き右利きを問わず操作できる。
スライド、プッシュラッチ、及びリフト実施例:
図1〜図7に示す実施例では、蓋は可撓性要素であるラッチを有している。ラッチは押し込まれると容器の別の部分の錠止機能構造部を越えて移動する。ラッチには、スライド要素がホームポジションにあるときはラッチが動かないようにするリブを設ける。スライド要素を一方側に移動させるとリブは妨害されなくなるので、蓋のラッチを押し込み、容器の別の部分の錠止機能構造部を越えて移動させる。スライド要素は釈放するとホームポジションに戻る。容器を閉じるには、単に蓋を閉めれば、錠止機能構造部がラッチにより外側に撓まされ、次いでパチンと戻り、かくして蓋は閉鎖位置に固定される。
図1〜図4を参照するに、容器20が示され、外側部分22と、内側部分24と、開口28を有する底部26と、閉じた時にこの開口28を覆う形態を有する可動の蓋30とを含んでいる。容器20は図1〜図4では、底部26の前部34及び36と、蓋30とに、又はその付近に位置付けたラッチ機構32によりラッチ閉鎖した状態で示される。
ラッチ機構32は、第1ラッチ部40と、第2ラッチ部42と、ガード部44とを含み、第1ラッチ部40は底部及び蓋30の一方と関連付けられる(例示した実施例では底部と関連付けられる)。第2ラッチ部42は底部及び蓋30の他方(例示した実施例では蓋30と)と関連付けられるが、所望であれば第1ラッチ部40及び第2ラッチ部42の関連付けを逆にしても良い。
第2ラッチ部42は、蓋30が開口を覆う状態で第1ラッチ部40と係合する、図1〜図4に示す位置に位置決め自在である。特に図4に示すように、例示した第1ラッチ部40は下向きアバットメント46(“下向き”とは、蓋30の開放方向から離れる側を意味し、必ずしも、容器周囲に関する方向に対して参照されるものではない)を有し、第2ラッチ部42は上向きアバットメント48(“上向き”とは、蓋30の開放方向に向いていることを意味し、必ずしも、容器20の周囲に関する方向に対して参照されるものではない)を有する。下向きアバットメント46及び上向きアバットメント48は重なり合い、かくして干渉し、蓋30の開放を防止する。
第2ラッチ部42は、以下に説明するような、ガード部44と係合又は脱係合する内側突出アバットメント又はリブ50を有する。第1ラッチ部40と第2ラッチ部42とは、第1ラッチ部40が少なくとも部分的に外側に(容器に関して)なる、又は第2ラッチ部42の図4で左側になるという意味においても重なり合う。
例示した実施例では、容器20は、ラッチ機構32に加え、容器の内側カバー54のリブ及び蓋30の突起56内の直面溝とにより画定される第2スナップフィットラッチ52をも有する。ある実施例ではこのスナップフィットラッチ52が、容器20を閉じた時の底部26と蓋30との間のシールを提供する。
ガード部44は図1〜図4の実施例における第1ラッチ部40及び第2ラッチ部42とは別の部品であり、第2ラッチ部42と関連付けられ、常態では図2に示すような妨害位置にあって、第2ラッチ部42と第1ラッチ部40との係合状態を維持する。
ガード部44は図2及び図3に示すように、図で左側から右側に細長く延在する全体に“E”字形のものであり、この実施例ではガード部44の各端部位置に近い位置に、横断方向に離間した第1突起部60及び第2突起部62と、中央部分又は突起64とを有する。
ガード部44が摺動自在であるチャンネルを底部26及び蓋30の何れかの内部に画定する。例示した実施例ではチャンネルは前壁34と、内側カバー54の外側フランジとの間で底部26内に画定される。
図5にはガード部44の別態様の実施例66が示され、第2ラッチ部42に隣り合って位置付けられ且つ図4に示すアバットメント46と同じ機能を有する外側突出アバットメント68を有している。図6及び図7にはガード部と、このガード部が摺動するチャンネル内に取り付けた協動構造部との別の実施例が示される。図6を参照するに、ガード部72は、ガード部を横断方向の何れかの方向に押送するためにチャンネルの各端部位置に露呈した、横断方向の第1突起部60及び第2突起部62を含み、更に、ガード部72の通常の各移動端部位置のストッパ78及び80と係合することによりこのガード部72の移動を制限するように位置決めした一対のラグ74及び76をも有している。
ガード部72は、チャンネルに固定状態に取り付けたアバットメントフィンガ88及び90に使用させた一体型の摺動フィンガ82及び84を有する。ガード部72は、部分整合部92の範囲内で第2ラッチ部42のリブ50と整合状態で重なり合う突起64を有する。摺動フィンガ82及びアバットメントフィンガ88と、摺動フィンガ84及びアバットメントフィンガ90とは夫々協動して、突起64及びリブ50を脱整合状態に偏倚させるに充分な力が第1突起部60及び第2突起部62の何れかに加えられるまで、これらの突起64とリブ50とが少なくとも部分整合する状態下に、常態でガード部72をセンターに位置付ける。
ガード部100は、その摺動移動範囲が、このガード部100の長孔102及び104に関して固定したペグ106及び108と係合することにより制限される点を除き、図6のガード部72と類似構造を有している。ガード部100は、図7ではガード部は左側に偏倚され、摺動フィンガ82はアバットメントフィンガ88とは接触していない。摺動フィンガ84はアバットメントフィンガ90と係合するとこのアバットメントフィンガ90を図で左側に偏倚させ、かくして、ユーザーがガード部100を無効化して容器を開放させるなどして第2突起部62がもはや図で左側に押送されなくなった時、ガード部100をそのセンター位置に戻すように作用する偏倚力を提供する。
図1〜図7に示す各実施例の作動状況は以下の通りである。
特に図1〜図4を参照するに、容器20は閉じ、ラッチ部が図2に示すようにガードされている。随意的には、ガード部44を図2及び図4に示すセンター位置に偏倚させる。第2ラッチ部42のアバットメント又はリブ50と、ガード部44の中央部分の突起64とは少なくとも部分的に整合する。図4に示すように、リブ50と突起64とが少なくとも部分整合状態にあるときは、突起64がリブ50を妨害して第1ラッチ部40及び第2ラッチ部42との脱係合を防止する。
図1には、第1突起部60及び第2突起部62が容器20の外部からアクセス可能であり、ガード部44を第1ラッチ部40に関して横断方向に移動させるべく操作し得ることが示される。かくしてガード部44は、その妨害位置から第2ラッチ部42を第1ラッチ部40から脱係合させる釈放位置へと横断方向に摺動可能である。例示した実施例ではガード部44はその妨害位置から、横断方向に対向する一方及び他方の各方向に摺動し、夫々第1釈放位置及び第2釈放位置を取ることができる。
ガード部44を、図3では左側であるが、何れかの方向に偏倚させると、リブ50と突起64とはもはや部分整合すらしなくなり、次いでガード部44に偏倚力が維持されると同時に、ラッチ機構32が釈放され得る。
ラッチ機構32を釈放するには、蓋30を持ち上げる時に第2ラッチ部42の上向きアバットメント48を内側、つまり図4で右側に偏向させる。容器開放時に上向きアバットメント48のそのように偏向させるには、第2ラッチ部42の露出端を押し込んで第1ラッチ部40をくぐらせ、第2ラッチ部のバーブ又はカム110を第1ラッチ部40の内面112に接触させて行う。ある実施例では、第1及び第2の各ラッチ部40及び42または両ラッチ部弾性材料から作製され、ラッチ機能のための別個のバネその他パーツは不要であるが、こうした構成は、例えば成形プラスチック部品では一般的なものである。
第2ラッチ部42は第1ラッチ部40を脱係合させるべく移動自在である(ガード部44が図3に示すように偏倚される時に)。この実施例では、第2ラッチ部42の、上向きアバットメント48を画定する部分が、図4に示すように図で右側に可動である。
スライド及びリフト実施例:
第2実施例は、蓋に、スライド要素と直接係合する機能構造部を設ける。スライド要素を一方側又は他方側に移動させると第2ラッチ部が横断方向に移動して蓋30とは係合しなくなり、かくして蓋を開けることができる。つまり、本実施例ではラッチ解除動作は内側方向への釈放ではなく、横断方向への釈放となる。釈放されたスライド要素はホームポジションに戻る。容器を閉じると、スライダ又は蓋の何れかの機能構造部がある角度に曲げられ、容器を閉じる力でスライド要素が再度一方側に押され、かくして蓋の機能構造部を通過させることができる。次いで、スライド要素がホームポジションに戻り、蓋の機能構造部と係合して蓋の開放動作を妨害する。
“スライド及びリフト”実施例は図8〜図10に概略例示される。図10に最も良く例示される本実施例では、ガード部120及び第2ラッチ部122は相対的に実質的に不動である。これらのパーツは相互に連結した別個の2つの部品であり得るが、本実施例ではガード部120及び第2ラッチ部122は1つの部材の一体部分を構成する。ガード部120もやはり横断方向に摺動自在であり、先の各実施例におけるようにそのホームポジション又はセンターポジションに偏倚される。
図8〜図10に示す実施例では、第2ラッチ部分122は下向きアバットメント124を有し、蓋126が、第1ラッチ部130により画定される上向きアバットメント128を有する。ガード部120が横断方向に摺動すると第2ラッチ部122が第1ラッチ部との整合状態から外れて直接的にラッチ解除される。次いで蓋126が下向きアバットメント124及び上向きアバットメント128との間で妨害を受けることなく開放される。
図8及び図9を参照するに、第2ラッチ部122の上部が面取り部132により除去されている。面取り部132は蓋126を閉じる時に第1ラッチ部130と係合し、第1ラッチ部130が第2ラッチ部122の下方に通過して蓋が閉じるまで、スライド要素を図9で左側に示すような位置辺りに偏倚させる。蓋が閉じると面取り部132はもはや第1ラッチ部とは係合せず、ガード部120は図8に示すホームポジション又はセンターポジションに戻る。
先に説明した各実施例におけるように、本発明から離脱することなく種々の変更を成し得、例えば、容器開放のために同時操作するべき追加のラッチ機能部を設け得る。
容器20の構成部品を、例えば、熱可塑性材料から作製し得る。製品の条件に応じた、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン又はシクロオレフィンコポリマーのようなバリヤ性マテリアルを用い得るが、非バリヤマテリアルを使用することもできる。非バリヤ性の熱可塑性材料には、ポリスチレン、ポリエステルテレフタレート、又はポリ塩化ビニルが含まれる。
スライド要素を異なる材料製のものとし得る。スライド要素をポリカーボネート又はポリスチレンのような熱可塑性材料から作製すれば、図示したようなバネ特性を設計上直接組み込めるので付加的な構成部品やその組み立て作業が不要化され得る。
スライド要素はユーザーが簡単に取り外せないように容器20に組み込むことが好ましい。
釈放性オプション:
別の実施例において、本発明は水密性及び再シール自在の容器20に関する。”再シール自在”とは、容器を何度も(例えば5回以上)開放/再開放及び閉鎖/再閉鎖しても尚、容器の水密性が保たれることを意味し、“水密性”とは、容器20における一日当たりのマイクログラム量での水分侵入量が、以下の試験法、即ち、(a):容器内に略1グラムのモレキュラシーブを配置して重量を計測し、(b):釈放性機構を閉じ、(c):シールした容器を相対湿度80%、温度22℃(72°F)の環境下のチャンバ内に配置し、(d):一日後、モレキュラシーブを収納する容器重量を計測し、(e):2週間後、容器重量を計測し、(f):(e)の計測値から(d)の計測値を差し引いた値を日数で除算してマイクログラム単位での容器内の水分侵入量を算出する試験法によって判定した場合に約1500マイクログラム未満である場合をいうものとする。
ある実施例では容器が以下の構造部を備えるチャイルドセーフティー機能構造部を有する再閉鎖自在の蓋30を含む。
即ち、
・各方向に移動自在であり、移動すると可撓性の蓋要素を押し下げて蓋が開放できるようにするスライド部品。
・蓋30の機能構造部と干渉し、移動すると蓋30が開放できるようにするスライド要素。
別の実施例ではスライド要素が、このスライド要素をホームポジションに戻してラッチ機構が押し下げられないように妨害するバネ要素を含み、更に他の実施例では、スライド要素が、容易には取り外せないように容器上に組み付けられる。スライド要素の移動は、例えば、側方への移動である必要はない。他の実施例では容器が、水密性シールを創出する再閉鎖自在の蓋30を有する。
本発明の、ラッチ機構を含む容器の概略斜視図である。 スライド、プッシュラッチ及びリフト実施例としても参照する、請求項1に従う本発明の1実施例の、下側の各部材を点線で示す概略正面断面図である。 ガード部を図で左側に移動した状態で示す、図2と類似の概略正面断面図である。ここではラッチは尚、係合状態にあるが、脱係合しないようにガードされている。 図2を線4−4に沿って切断した断面図である。 ラッチ機構の別態様を示す、図4と類似の断面図である。 図2と類似の概略正面断面図である。ここではラッチは係合し且つガードされている。 図3と類似の概略正面断面図である。ここではラッチは係合しているが、脱係合に対してガードされていない。 スライド及びリフト実施例としても参照する、図2と類似の概略正面断面図である。ここではラッチは係合し且つガードされている。 ガード部を、横断方向にずれた脱ラッチ位置にある状態で示す、図8と類似の概略正面断面図である。 図8を線10−10に沿って切断した断面図である。
符号の説明
20 容器
22 外側部分
24 内側部分
26 底部
28 開口
30 蓋
32 ラッチ機構
34、36 前部
40 第1ラッチ部
42 第2ラッチ部
44 ガード部
46 下向きアバットメント
48 上向きアバットメント
50 リブ
56 突起
60 第1突起部
62 第2突起部
72 ガード部
74、76 ラグ
78、80 ストッパ
82、84 摺動フィンガ
88、90 アバットメントフィンガ
100 ガード部
102、104 長孔
106、108 ペグ
110 カム
112 内面
120 ガード部
122 第2ラッチ部
124 下向きアバットメント
126 蓋
128 上向きアバットメント
130 第1ラッチ部
130 第1ラッチ部
132 面取り部

Claims (18)

  1. 外側及び内側を有する容器であって、
    開口を有する底部と、
    閉じると前記開口を覆う形態を有する可動の蓋と、
    底部及び蓋の一方と関連する第1ラッチ部と、
    底部及び蓋の他方と関連する第2ラッチ部にして、蓋が前記開口を覆う際に第1ラッチ部と係合するよう位置決めされ且つ第1ラッチ部から脱係合るために可動の第2ラッチ部と、
    横断方向に細長のガード部にして、第2ラッチ部を第1ラッチ部と合状態に維持する係合維持位置と、第2ラッチ部を第1ラッチ部から脱係合可能とする開放位置とを有し、係合維持位置と開放位置との間で第1ラッチ部に関して横断方向に可動ガード部と、
    を含む容器。
  2. 第1ラッチ部が第2ラッチ部と重なり合う請求項1の容器。
  3. 第2ラッチ部がガード部と重なり合う請求項1又は2の容器。
  4. ガード部が、係合維持位置から、対向する各横断方向に摺動自在であり、横断方向の一方に摺動すると第1開放位置を取り、他方に摺動すると第2開放位置を取る請求項1〜3の何れかの容器。
  5. 底部及び蓋の一方に、ガード部が摺動自在のチャンネルを更に含む請求項1〜4の何れかの容器。
  6. ガード部材が横断方向に離間した第1部分及び第2部分を有する請求項1〜5の何れかの容器。
  7. 横断方向に離間した第1部分が容器外部からアクセス可能であり、ガード部を横断方向に移動させるために操作可能である請求項6の容器。
  8. 横断方向に離間した第2部分が容器外部からアクセス可能であり、ガード部を横断方向に移動させるために操作可能である請求項6又は7の容器。
  9. ガード部及び第2ラッチ部が相対的に不動である請求項1〜8の何れかの容器。
  10. ガード部が、係合維持位置において、第2ラッチ部が第1ラッチ部を脱係合させるために十分、内側に押し込まれるのを防止する請求項9の容器。
  11. 第2ラッチ部が容器の外側から内側に移動可能である請求項9又は10の容器。
  12. 第1ラッチ部が、底部及び蓋の一方における開口を含み、第2ラッチ部が、開口内に突出してラッチ部を画定する突起を有する請求項9、10、11の何れかの容器。
  13. 第2ラッチ部及びガード部が分離した部材である請求項1〜8の何れかの容器。
  14. 第2ラッチ部が内側に移動して第1ラッチ部を脱係合させ得る請求項13の容器。
  15. ガード部が、第2ラッチ部に関して横断方向に摺動自在である請求項13又は14の容器。
  16. ガード部が、その係合維持位置において、第2ラッチ部に向けて突出し且つ少なくとも部分的に該第2ラッチ部と整合する支台を有し且つ、その開放位置では、第2ラッチ部分との整合状態から外れるように横断方向に可動である請求項13、14、15の何れかの容器。
  17. 第2ラッチ部が、内側に突出する支台を有し、ガード部係合維持位置にあるときはガード部と少なくとも部分的に整合する請求項13〜16の何れかの容器。
  18. ガード部が、第2ラッチ部方向に突出する支台にして、ガード部係合維持位置に有るときは該第2ラッチ部と少なくとも部分的に整合し、ガード部開放位置にあるときは第2ラッチ部との整合状態から外れる横断方向に可動の支台を有する請求項17の容器。
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