以下、測定システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における測定システムのブロック図である。
測定システムは、測定装置10、情報端末20、および情報処理装置30を具備する。測定装置10と情報端末20との間、情報端末20と情報処理装置30との間においては、無線や有線の通信による情報の送信や受信が可能である。各装置は、例えば、ブルートゥース(登録商標)等の無線通信や、LAN等で相互に接続されている。各装置は、USBやIEEE1394等のバスで接続されてもよいし、光ファイバ等で接続されてもよい。情報の送受信の手段は、通信手段でも、放送手段等でも良い。なお、測定装置10と情報端末20との間、情報端末20と情報処理装置30との間において、通信による情報の送受信の代わりに、着脱可能なメモリ等の記録媒体を介した情報の受け渡しが可能であってもよい。なお、ここでは、説明を簡略化するために、測定装置10が1つである場合について説明するが、測定装置10は複数であっても良い。
測定装置10は、センサー部101、検知信号出力部102、電源供給部103、受信部104、制御部105および蓄積部106を具備する。センサー部101は、さらに受付手段1011、信号取得手段1012を具備する。
センサー部101は、測定の対象となる物理量を受け付け、受け付けた物理量に対応した信号である検知信号を取得する。「測定の対象となる物理量」とは、重量、湿度、圧力、加速度、音、光、温度、pH、物質の濃度、流量、電流、電圧等であり、ここでは、特に生体内または外におけるこれらの物理量を指す。「物理量」とは、物理的な性質や状態を表現する量、例えば数値、である。ここでは、「物理量」は、例えば、圧力、加速度、音、光、温度、pH、物質の濃度、流量、電流、電圧等を表現する量である。センサー部101は、具体的には、受け付けた物理量を、電気信号に変換する。このセンサー部の測定の対象となる物理量がどのような物理量であるかは問わない。「取得」とは、受け付けた物理量を変換して信号を生成する処理も含む概念である。なお、上述したような圧力、加速度、流量等の物理量を検知信号に変換するセンサーは、それぞれ、圧力センサー、加速度センサー、流量センサー等として、通常、知られており、これらの基本的な構造は公知であるので、詳細な説明は省略する。
なお、ここでは、特に、センサー部101が受付手段1011および信号取得手段1012を具備する場合について、例に挙げて説明する。
受付手段1011は、測定の対象となる物理量を受け付ける。受付手段1011は、例えば、測定対象の物理量に応じて、形状や電気的な性質等の性質等が変化するものである。「物理量を受け付ける」とは、物理量の変化に応じて、受付手段1011が変形したりすることである。受付手段1011は、測定の際に必要であれば、生体や生体内に存在する物質等に、接する部分となる。受付手段1011は、例えば、圧力センサーや加速度センサーにおいては、ピエゾ抵抗を有する感圧ダイアフラムや、シリコン振動子等に相当する。
信号取得手段1012は、受付手段1011が受け付けた物理量に対応した信号である検知信号を取得する。具体的には、信号取得手段1012は、受付手段1011が受け付けた物理量を、電気信号である検知信号に変換する。例えば、信号取得手段1012は、受付手段1011の形状や性質の変化に対応した電気信号を取得する。例えば、受付手段1011がピエゾ抵抗を有する感圧ダイアフラムである場合、ダイアフラムへの圧力によってピエゾ抵抗に応力が働くことにより変化するピエゾ抵抗の抵抗値変化を、信号取得手段1012は、電気信号として取り出す。また、信号取得手段1012は、検知信号を増幅するアンプ等の増幅手段等を有していても良い。
検知信号出力部102は、検知信号、具体的にはセンサー部101が取得した検知信号を出力する。検知信号出力部102は、具体的には、検知信号を、ネットワークや、バス等を介して、情報端末20に送信する。検知信号出力部102と、情報端末20との接続は、有線接続であっても無線接続であってもよいが、有線接続の場合、測定装置10を生体内または外に配置すると、結果として生体と情報端末20とが配線や光ファイバ等で接続されることとなり、生体にストレス等がかかり、正確な測定結果が得られなくなる恐れがあることから、無線接続の方が好適である。また、測定装置10内に図示しない時計等の計時部を設けるようにし、検知信号出力部102が、検知信号とともに、検知信号を取得した時間の情報を、計時部等から取得して送信するようにしてもよい。信号出力部102は、検知信号をどのように外部に出力してもよい。例えば、信号取得手段1012が取得した検知信号をアナログ信号で送信しても良いし、検知信号をデジタル信号に変換して送信しても良い。また、検知信号を、パルス音等の音の信号や光の信号等に変換して出力しても良い。なお、信号出力部102は、検知信号をデジタル信号として送信するために、センサー部101が取得したアナログの検知信号を、デジタル信号に変換するAD変換手段(図示せず)を備えていても良い。なお、AD変換手段は、上述したセンサー部101が有していても良い。信号出力部102は、検知信号を、例えば、所定の間隔、具体的には、一定の間隔あるいは不定期の間隔等で出力する。出力間隔等は、物理量の受け付けの精度や、物理量の受け付けに要する全時間、バッテリーの持続時間等から適宜決定し、設定しておく。信号出力部102は、例えば、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。例えば、信号出力部102は、無線や有線の通信手段、具体的には、LAN等の通信手段、ブルートゥース等の近距離無線通信手段、或いは音や光の出力手段等により実現される。また、信号出力部102は、無線や有線の放送手段により実現されてもよい。なお、信号出力部102は、検知信号を、測定装置10内に設けられた着脱可能な不揮発性のメモリ等の記憶媒体(図示せず)に対して出力して、検知信号を記憶媒体に蓄積するようにしても良い。出力とは、音出力、光出力、外部の装置への送信、記憶媒体等への蓄積等を含む概念である。また、信号出力部102は、検知信号を無線により送信する際に利用するアンテナ等(図示せず)を有していても良い。信号出力部102は、例えばLSI(large scale integration)等の集積回路として実現可能である。
電源供給部103は、センサー部101内の信号取得手段1012と信号出力部102とに電源を供給する。さらに、測定装置10内の他の制御部105や受信部104等の処理部等に電源を供給する。また、電源供給部103は、後述する制御部105からの指示等に基づいて、センサー部101や信号出力部102に供給する電源のオン、オフ等を切り替えられるようにしても良い。また、電源供給部103は、他の処理部に対する電源の供給の状況も切り替えられるようにしてもよい。また、電源供給部103は、制御部105からの指示以外の指示を受け付けることにより電源のオン、オフ等を行なうようにしても良い。例えば、電源供給部103に物理的に動作するスイッチを設け、このスイッチがオンされた場合に、電源供給部103は電源を供給するようにしても良い。なお、電源供給部103が電源のオンオフの制御を行なう構成を備えていない場合、センサー部101や信号出力部102が、制御部105からの指示により電源供給部103からの電源の供給の制御等が可能なスイッチを備えているようにしてもよい。測定装置10が無線接続される場合、電源供給部103は、例えば電池や、電池及びスイッチング素子等により実現可能である。また、この電池は一次電池または二次電池のどちらでもよい。電池は、リチウム電池等、種類は問わない。ただし、電池は小型で、かつ電源の容量が大きいものであることが好ましい。また、測定装置10が、電源を供給可能な外部の装置と有線接続されている場合、電源供給部103は、外部から有線により供給される電源を受け付けるための端子を備えた回路、例えば、電源を一時的に蓄積したり、変圧したりする回路等として実現可能である。なお、測定装置10内の回路等の消費電力が十分に少ない場合、いわゆるパッシブ型のRFIDタグにおける電源供給を行なう構成を電源供給部103の構成として、外部から送信される電波から電源を取り出して、測定装置10内の回路へ供給するようにしてもよい。なお、電波から電源を取り出すパッシブ型RFIDタグの構成については、公知技術であるのでここでは説明を省略する。
受信部104は、外部から無線あるいは有線により送信される測定装置10を制御する信号である制御信号を受信する。ここでは特に、情報端末20から送信される制御信号を受信する。受信部104は、無線や有線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段でも実現可能である。受信部104は、例えば、LAN等の通信手段、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段等により実現される。また、受信部104は、制御信号を受信する際に利用するアンテナ等を有していても良い。受信部104は、例えば、LSI等の集積回路として実現可能である。また、受信部104と信号出力部102とを一つの集積回路等に集積してもよい。また、これらのアンテナ等を共用してもよい。なお、測定装置10の動作を、測定装置10の外部から制御する必要がない場合、この受信部104は省略してもよい。
制御部105は、受信部104が受信した制御信号に基づいて、測定装置10の制御を行なう。具体的には、制御部105は、測定装置10内のセンサー部101や、信号出力部102や、電源供給部103や、受信部104、蓄積部106を制御するための指示を、制御信号に基づいて出力する。例えば、受信部104が測定装置10を起動するための制御信号を受信した場合、制御部105は、電源供給部103に対して、センサー部101や、信号出力部102に電源を供給する指示を出力する。あるいは、受信部104が蓄積部106に蓄積された検知信号の出力を指示する制御信号を受信した場合、制御部105は、検知信号出力部102に対して、蓄積部106に蓄積された検知信号を出力させる指示を出力する。また、例えば、受信部104が測定装置10の出力する検知信号に対してキャリブレーションを行なう制御信号を受信した場合、制御部105は、信号取得手段1012の出力する検知信号のキャリブレーション、例えば、0点合わせや、制御信号に含まれる温度情報等に基づく信号取得手段1012が出力する検知信号の補正等、を行なってもよい。また、例えば、受信部104が、測定装置10が出力する検知信号のリセットを行なう制御信号を受信した場合、制御部105は、信号取得手段1012の出力する検知信号を、工場出荷時等の初期状態に戻したり、信号出力部102の出力開始時間をリセットしたりしても良い。また、受信部104の受信した制御信号に基づき、電源供給部103の電源の残量を出力させるようにしても良い。なお、センサー等が出力する検知信号のキャリブレーションやリセット等を行なう構成や方法等は、公知技術であるので、詳細な説明は省略する。制御部105は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。制御部105の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、測定装置10の動作を制御する必要がない場合、この受信部104は省略してもよい。
蓄積部106は、検知信号を一時的に蓄積して、蓄積された検知信号は、制御部105の指示により、検知信号出力部102より出力される。これにより検知信号が、常時出力されるより、省電力化が可能となり、測定装置10に組み込まれている電源供給部103の保持電力を小さくすることができ、電源供給部103の小型化を図ることができ、この結果、測定装置10の小型化を図ることができる。蓄積部106は、検知信号等を、図示しないメモリやハードディスク等の、記憶媒体等に記憶する。蓄積部106自身が、これらの記憶媒体を有していてもいなくてもよい。また、記憶媒体は、不揮発性の記憶媒体であっても良いし、揮発性の記憶媒体であっても良い。また、記憶媒体は、着脱可能なフラッシュメモリ等の記憶媒体であってもよい。
情報端末20は、事象情報受付部201、検知信号受付部202、蓄積部203、計時部204、出力部205、制御指示受付部206、送信部207および電源供給部208を具備する。
情報端末20は、例えば、携帯が可能な重量や、サイズであることが好ましく、具体的には、手のひらに乗せられることが可能な重量やサイズを有するものであることが好ましい。例えば、PDA(personal digital assistant)や、携帯電話のような片手で持って、操作が可能な重量やサイズを有することが好ましい。あるいは、PDAや携帯電話内に、情報端末20の構造を組み込むようにしてもよい。そして、PDAや携帯電話等と、情報端末20との機能を適宜切り替えて利用できるようにしてもよい。また、この場合、PDAや携帯電話等と情報端末20とで共用可能な構造、例えば、プロセッサーや、通信手段等を共用するようにしてもよい。
事象情報受付部201は、生体の事象に関する情報である事象情報の入力を受け付ける。「生体の事象に関する情報」とは、具体的には、生体の行動や、生体の症状や、生体の状態に影響を与える環境等を示す情報である。たとえば、生体が人間である場合、「生体の事象に関する情報」は、「起床」、「就寝」、「歩く」、「座る」、「走る」、「食べる」、「排尿」、等の人間の行動の情報や、「空腹感がある」、「痛い」、「尿意がある」、「失禁」、等の自覚症状や、「体温」等の人間の状態や、「気温」、「湿度」、「天気」、「居場所」等の環境の情報である。事象情報受付部201の受け付ける情報の入力手段は、ボタンやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。ただし、予め入力する事象情報の項目に応じたボタン、例えば、「尿意がしました」というボタン等、を用意し、このボタンが押されることで、事象情報受付部201がボタンの指示の受け付けに応じた事象情報を受け付けるようにすることが、ユーザが操作を覚える負担を軽減できることから好ましい。ボタンの指示の受付とは、例えば、ボタンが押下されることや、ボタンを一定時間に触れることや、ボタンが選択されること等である。このボタンの指示の受け付けにより、例えば、「尿意がしました」という事象情報、例えば事象に対応したイベント、を受け付ける。このボタンは、機械的なスイッチを用いたボタンや、タッチパネルを用いたボタン等、どのようなボタンであってもよい。例えば、情報端末20を、携帯電話やPDA等に組み込み、携帯電話やPDA等と情報端末20とを切り替えて使用できるようにする場合、事象情報受付部201は、PDAのタッチパネルや、携帯電話のダイヤルキー等のボタンを利用可能である。事象情報受付部201は、ボタンやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
検知信号受付部202は、検知信号を受け付ける。具体的には、測定装置10から無線あるいは有線の通信により送信される検知信号を受信する。また、測定装置10が検知信号を、着脱可能なメモリ等の記憶媒体に蓄積している場合、測定装置10から取りはずされたメモリ等の記憶媒体に記憶されている検知信号を、検知信号受付部202は、メモリ専用のリーダー等を用いて読み出してもよい。検知信号受付部202は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段でも実現可能である。なお、検知信号受付部202は、検知信号を受信する際に利用するアンテナ等を有していても良い。また、検知信号受付部202は、メモリ専用のリーダ等の検知信号を受け付けるデバイス、またはこれらのデバイスとそのドライバーとの組み合わせ等により実現可能である。
蓄積部203は、事象情報と検知信号とを蓄積する。具体的には、蓄積部203は、事象情報受付部201が受け付けた事象情報、および検知信号受付部202が受け付けた検知信号を蓄積する。また、ここでは、例として、検知信号受付部202が検知信号を受け付けた時間の情報、例えば時刻、および事象情報受付部201が事象情報を受け付けた時間の情報、例えば時刻、を、蓄積部203が後述する計時部204等から取得し、蓄積部203が検知信号および事象情報とともに蓄積するものとする。なお、検知信号が一定のパターンで、測定装置10から送信されてくる場合、各検知信号が取得された時間は、検知信号間の時間間隔と、検知信号数のカウント結果とを用いて、各検知信号が取得された時間を算出することが可能である。この場合、蓄積部203は、例えば、事象情報を受け付けたタイミングとほぼ同じタイミングで受信した検知信号を、当該事象情報と関連付けて蓄積すればよい。このようにすることで、検知信号が取得された時間から、事象情報を受け付けた時間を取得することが可能である。また、例えば、測定装置10が、計時部204と同様の計時部(図示せず)等を有し、この計時部等から取得した各検知信号を取得した時間を示す情報を、各検知信号に付加して送信してくる場合、この時間を示す情報も、蓄積部203が蓄積してもよい。この場合においても、事象情報を受け付けたタイミングとほぼ同じタイミングで受信した検知信号を、当該事象情報と関連付けて蓄積することで、各検知信号が取得された時間の情報から、事象情報を受け付けた時間を取得することが可能である。蓄積部203は、事象情報と検知信号とを、図示しないメモリやハードディスク等の、記憶媒体等に記憶する。蓄積部203自身が、これらの記憶媒体を有していてもいなくてもよい。また、記憶媒体は、不揮発性の記憶媒体であっても良いし、揮発性の記憶媒体であっても良い。また、記憶媒体は、着脱可能なフラッシュメモリ等の記憶媒体であってもよい。なお、ここで述べる「蓄積」とは、信号や情報の送信や受信等を行なう際の、メモリ等の記憶媒体に対する、データの一時的な記憶も含む概念である。
計時部204は、時間を計時する。例えば、計時部204は、時刻を示す時計等であってもよいし、タイマーであっても良い。また、所定の周期のパルス等をカウントして、カウント結果を時間の情報とするカウンター等であってもよい。なお、事象情報を受け付けた時間や、検知信号が検知された時間等が、検知信号等に基づいて取得可能であれば、計時部204は省略可能である。
出力部205は、蓄積部203が蓄積した検知信号、および事象情報を出力する。出力部205は、例えば、事象情報および検知信号を、ネットワークや、バス等を介して、有線や無線の通信により情報処理装置30に送信してもよい。出力部205が事象情報および検知信号を出力するタイミングやトリガー等は問わない。例えば、出力部205は、制御指示受付部206や、図示しない受付部等から事象情報および検知信号を出力する指示を受け付けた場合に、事象情報および検知信号を出力してもよい。また、情報端末20と情報処理装置30とがUSB(universal serial bus)等のバスにより接続されことをトリガーとして、出力部205が事象情報および検知信号を出力してもよい。出力部205は、ディスプレイや、プリンター、無線や有線の通信手段等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部205は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、外部の装置への送信等を含む概念である。出力部205は、事象情報や検知信号を無線により送信する際に利用するアンテナ等(図示せず)を有していても良い。
制御指示受付部206は、測定装置10を制御する指示である制御指示を受け付ける。測定装置10を制御する指示は、例えば、測定装置10の蓄積部106に一時的に蓄積された検知信号の出力指示や、電源をオン、オフする指示や、リセットを行なう指示、キャリブレーションを行なう指示、電池残量を表示させる指示等である。制御指示の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。また、制御指示受付部206は、出力部205の出力を制御する指示を受け付けても良い。制御指示受付部206は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
送信部207は、制御指示受付部206が受け付けた制御指示に基づいて測定装置10を制御する信号である制御信号を送信する。送信部207は、例えば、制御指示に対応した制御信号をメモリ等に予め格納しており、制御指示受付部206が受け付けた制御指示に対応した制御信号をこのメモリ等から取得し、測定装置10に送信する。制御信号は、例えば、測定装置10に対するコマンドである。送信部207は、無線や有線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段でも実現可能である。送信部207は、例えば、LAN等の通信手段、ブルートゥース等の近距離無線通信手段等により実現される。また、制御信号送信部207は、制御信号を送信する際に利用するアンテナ等を有していても良い。
電源供給部208は、情報端末20内の処理部、例えば、事象情報受付部201、検知信号受付部202、蓄積部203、計時部204、出力部205、制御指示受付部206、送信部207等に電源を供給する。電源供給部208は、例えば電池や、電池及び電源をオンオフするためのスイッチング素子等により実現可能である。また、この電池は充電可能なものであっても充電できないものであってもよい。電池は、リチウム電池等、種類は問わない。ただし、電池は小型で、かつ電源を供給する持続時間の長いものが好ましい。また、電源供給部208は、測定装置10への有線または無線による電源供給が可能である。さらに、情報端末20の外部の電源を供給可能な装置から電源を受け付け、この受け付けた電源を、情報端末20内に供給してもよい。情報端末20が外部の電源を供給可能な装置と有線接続されている場合、電源供給部208は、外部から有線により供給される電源を受け付けるための端子を備えた回路、例えば、電源を一時的に蓄積したり、変圧したりする回路等として実現可能である。
情報処理装置30は、受付部301、処理部302、処理結果出力部303を具備する。
受付部301は、検知信号および事象情報を受け付ける。具体的には、情報端末20が蓄積した検知信号および事象情報を受け付ける。例えば、受付部301は、情報端末20から無線あるいは有線の通信手段を介して送信される検知信号および事象情報を受信する。また、測定装置10が検知信号および事象情報を、着脱可能なメモリ等の記憶媒体に記憶している場合、測定装置10から取りはずされたメモリ等の記憶媒体に記憶されている検知信号を、メモリ専用のリーダー等を用いて読み出してもよい。なお、受付部301は、検知信号および事象情報を同時に受け付ける必要はない。受付部301は、無線や有線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段でも実現可能である。なお、受付部301は、検知信号を受信する際に利用するアンテナ等を有していても良い。また、受付部301は、着脱可能なメモリのリーダー等のハードウェア、もしくは、このようなハードウェアとドライバーソフトとの組み合わせにより実現可能である。なお、メモリ専用のリーダー等の構成については、いわゆるメモリカードリーダ等の構成と同様であり、公知技術であるので、ここでは説明を省略する。
処理部302は、受付部301が受け付けた検知信号および事象情報に対して、所定の処理を行ない、処理結果を得る。所定の処理は、どのような処理であっても良い。例えば、所定の処理とは、検知信号および事象情報に対して、予め設定されている分析用のプログラムを実行させる処理でもよいし、検知信号および事象情報に基づいて、生体が異常であるか否かを判定する処理でも良い。また、所定の処理は、事象情報に基づいて、検知信号を補正する処理、例えば、被験者の動作や、環境の温度等に応じて検知信号を補正する処理等、でも良い。また、所定の処理は、検知信号に対して、例えば事象情報等に基づいて、補正やキャリブレーションを行なう処理でも良い。処理部302が行なう処理は、具体的には、受付部301が受け付けた検知信号および事象情報をグラフとして出力するための情報を構成する処理でもよい。あるいは、処理部302が行なう処理は、例えば、受付部301が受け付けた検知信号と事象情報とを比較して、所定の事象情報を受け付けた時点において、所定の閾値以上の値のパルスが出力されたか否かを判定し、出力された場合に、生体に異常があることを示す分析結果を出力する処理でもよい。また、処理部302が行なう処理は、例えば、受付部301が受け付けた検知信号と事象情報とを比較して、所定の閾値以上の値のパルスが出力された時点において、所定の事象情報を受け付けているか否かを判定し、受け付けていない場合、生体に異常があることを示す分析結果を出力する処理でも良い。処理部302は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部302の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
処理結果出力部303は、処理部302の処理結果を出力する。処理結果出力部303は、ディスプレイやプリンタ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。処理結果出力部303は、出力デバイスのドライバーソフト、または出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの出力、外部の装置への送信等を含む概念である。
次に、測定装置10の動作の一例について説明する。
測定装置10の受信部104が、外部、ここでは情報端末20からの、電源のオンを指示する制御信号を受信すると、この制御信号に基づいて制御部105が、測定装置10の電源をオンとする制御を行なう。これにより、電源供給部103から、センサー部101や信号出力部102に電源が供給される。センサー部101に電源が供給されると、受付手段1011が受け付けた生体に関連する物理量を、信号取得手段1012が、所定のタイミングで電気信号に変換して検知信号を取得する。信号出力部102は、信号取得手段1012が取得した検知信号を順次情報端末20に対して送信する。信号出力部102は、検知信号を、変調して情報端末20に対して送信してもよいし、検知信号をデジタル信号に変換して情報端末20に対して送信してもよい。なお、これらの検知信号を取得し、送信する処理は、電源オフや処理終了の割り込みが行なわれるまで、繰り返し行なわれる。
次に、情報端末20の動作の一例について図2のフローチャートに基づいて説明する。
(ステップS201)検知信号受付部202は、検知信号を受信したか否かを判定する。受信した場合、ステップS202へ進み、受信していない場合、ステップS204へ進む。
(ステップS202)蓄積部203は、計時部204から、時間情報を取得する。
(ステップS203)蓄積部203は、ステップS201において取得した検知信号をステップS202において取得した時間情報と対応付けて、メモリ等に蓄積する。例えば、蓄積部203は、検知信号と時間情報とを同じレコードのデータとして蓄積し、管理する。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS204)事象情報受付部201は、事象情報を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS205に進み、受け付けていない場合、ステップS207に進む。
(ステップS205)蓄積部203は、計時部204から、時間の情報である時間情報、例えば時刻、を取得する。
(ステップS206)蓄積部203は、ステップS204において取得した事象情報を、ステップS202において取得した時間情報と対応付けて、メモリ等に蓄積する。例えば、蓄積部203は、事象情報と時間情報とを、一のレコードを構成する属性値として、蓄積部203内に存在するデータベース等に蓄積し管理してもよい。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS207)制御指示受付部206は、測定装置10を制御するための制御指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS208に進み、受け付けていない場合、ステップS209に進む。
(ステップS208)送信部207は、ステップS207において受け付けた制御指示に対応した制御信号を、図示しないメモリ等から取得し、測定装置10に送信する。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS209)出力部205は、蓄積部203に蓄積された情報を出力するか否かを判定する。出力部205が、蓄積部203に蓄積された情報をどのようなタイミングやトリガーに基づいて出力することを決定するかは問わない。例えば、出力部205は、制御指示受付部206や、図示しない受付部や、他の情報端末10内の他の処理部等から、蓄積された情報を出力する指示を受け付けた場合に、出力することを決定してもよい。また、出力部205は、定期的に、蓄積された情報を出力することを決定してもよい。蓄積部203に蓄積された情報を出力すると判定した場合、ステップS210に進み、出力しないと判定した場合、ステップS201へ戻る。
(ステップS210)出力部205は、蓄積部203に蓄積された情報を出力する。そして、ステップS201に戻る。
なお、ステップS201からステップS203の処理と、ステップS204からステップS206の処理との、処理順序を入れ替えてもよい。
また、検知信号や事象情報を時間情報とともに蓄積しなくても、検知信号や事象情報を取得した時間の情報を取得できる場合、例えば、検知信号の数をカウントすることで時間を推定できる場合等、ステップS202や、ステップS205の処理は省略してもよい。
さらに、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、情報処理装置30の動作について説明する。
受付部301が事象情報および検知情報を受け付けたか否かを判定する。そして、受け付けた場合には、処理部302は、受け付けた事象情報および検知信号に対して所定の処理を行ない、処理結果を得る。そして、この処理結果を、処理結果出力部303は、出力する。そして、再度検知信号を受信したか否かの判定処理に戻る。一方、受付部301が検知信号を受け付けていない場合、上述した検知信号を受信したか否かの判定の処理に戻る。なお、これらの処理は、電源オフや処理終了の割り込みが行なわれるまで、繰り返し行なわれる。
次に、本実施の形態にかかる測定システムの動作の具体例について説明する。測定システムの概念図は図3である。ここでは、例として、測定システムが、人間の排尿機能について測定するシステムである場合について説明する。測定装置10は、人間の膀胱内の膀胱内圧を測定する装置であり、人間の膀胱内に配置されるものとする。情報端末20は、被験者の、行動や、尿意等を記録するための用いられるものとする。情報端末20は、事象情報を入力するための、複数のボタンを有している。それぞれのボタン上には、被験者が入力する内容を示す文字が表記されている。被験者が、ボタンを押すと、押した内容が、確認のため、ディスプレイ60上に表示されるものとする。測定装置10と情報端末20とは無線による情報の送受信が可能であるとする。また、情報端末20と、情報処理装置30とは、無線による情報の送受信が可能であるとする。なお、ここでは、測定装置10や、情報端末20、情報処理装置30の大きさの比等は、説明のため、実際の大きさの比とは異なるものとする。
図4は、本具体例における測定装置10のハードウェア構成を示す図であり、図3に示した測定装置10のIV−IV線による断面図である。測定装置10の、センサー部101の信号取得手段1012と、信号出力部102と、電源供給部103と、受信部104と、制御部105とが、角の丸い円筒形の容器106内に、密封されている。センサー部101の受付手段1011は、容器106の下部において外部に露出しており、膀胱内の圧力を検知できるような圧力センサーが用いられている。容器106の直径は4〜8mmで、高さは8〜17mmである。電源供給部103は例えば電池である。容器106の材質は、医療用に利用可能なポリマー等である。
容器106は、下部に、外部に露出している受付手段1011を保護するための、折れ曲がった帯状形状のプロテクター107を有する。また、プロテクター107には、測定装置10を体内から体外へ引き出すための、ナイロン糸等の線状の部材である線状部材108が設けられている。
図5は、膀胱内に配置された測定装置を説明するための図である。図5は、人体50の膀胱51近傍の断面を示している。図に示すように、測定装置10は、膀胱51内に配置されている。ここでは、測定装置10の比重が尿よりも軽く、測定装置10が膀胱51の尿52内に浮遊しているものとする。また、重心が、センサー部101の設けられた下部に位置しており、測定装置10は、膀胱51内においては、常に、センサー部101を下にした状態で、尿52内に浮遊しているものとする。測定装置10は、測定装置10の下部において露出したセンサー部101の受付手段1011において、尿51を介して伝達される膀胱の内圧を受け付ける。なお、図においては、説明の便宜上、測定装置10および人体等の、縮尺や、縦横比等は、実際とは異なる場合がある。かかることは、他の図においても同様である。
まず、試験者が、図5に示すように、膀胱51内に、測定装置10を配置した後、情報端末20のメニュー等を操作して、測定装置10の電源をオンさせるための制御指示を制御指示受付部206与える。情報端末20の送信部207は、この制御指示に基づいて、測定装置10に、電源のオンを指示する制御信号を送信する。
測定装置10の受信部104と制御部105とは、通常は、信号の受信処理等が可能な程度の微弱な待機電源で動作している。情報端末20の送信部207から送信される電源オンの制御信号を受信すると、制御部105は、電源供給部103から、センサー部101および信号出力部102に主となる電源が供給されるように、電源供給部103を制御する。
センサー部101の信号取得手段1012は、電源が供給されると、受付手段1011の受け付けた物理量を、電気信号に変換した信号である検知信号を所定のタイミングで、ここでは例として定期的に、取得する。受付手段1011は、尿と接しているため、膀胱内圧が高くなると、尿を介して圧力が受付手段1011に伝わり、受付手段1011が、圧力が高くなったことを受け付ける。また、同様に、膀胱内圧が低くなると、受付手段1011が、圧力が低くなったことを受け付ける。信号取得手段1012は、この受付手段1011が受け付けた圧力に対応した検知信号を順次取得する。なお、検知信号を信号取得手段1012内に設けられたアンプ回路によって増幅するようにしても良い。
信号出力部102は、信号取得手段1012が取得した検知信号を、所定のタイミングでサンプリングして、信号出力部102内のAD変換回路(図示せず)によりデジタル信号に変換して、変換した検知信号を情報端末20に無線により送信する。信号出力部102は、ここでは、検知信号ごとに、デジタル信号に変換し、変換した検知信号を、情報端末20へ順次送信するようにしているが、複数個のデジタル化した検知信号をパケット化して送信しても良い。信号出力部102のサンプリングの回数は、測定結果の正確さや、電源供給部103が供給可能な電源を考慮すると、毎秒10回前後であることが好ましい。膀胱内圧の測定においては、排尿障害等を診断するためには、72時間程度の膀胱内圧の測定データが通常要求される。測定装置10が毎秒10回の検知信号を72時間出力する場合、電源供給部103は、例えば、直径が約2mmで、高さが約5mmである円筒形のリチウム電池を利用すれば、実現可能である。
情報端末20は、測定装置10からの検知信号を受信すると、蓄積部203は、現在の時間情報を計時部204から取得し、受信した検知信号と取得した時間情報とを対応付けて、情報端末20内のメモリ等に蓄積する。情報端末20は、この処理を、検知信号を受信するごとに繰り返す。
ここで、例えば被験者が強い尿意を感じ、情報端末20の1つのボタン、例えば「尿意(強)」というボタンを押すと、「尿意(強)」というボタンが押されたことを示すイベントが出力され、事象情報受付部201は、「尿意(強)」というボタンに対応した事象情報を受け付ける。そして、蓄積部203は、現在の時間情報を計時部204から取得し、受け付けた事象情報と取得した時間情報とを対応付けて、情報端末20内のメモリ等に蓄積する。このとき、図6に示すように、情報端末20のディスプレイ60には、確認のため、受け付けた事象情報に対応した文字のメッセージ「強い尿意があります。」と、現在までの経過時間とが表示される。情報端末20は、この処理を、被験者がボタンを押すごとに繰り返す。
図7は、蓄積部203がメモリ等に蓄積した検知信号と事象情報とを管理するための管理表を示す図である。この管理表は、「時間」、「検知信号」、「事象情報」という属性を有している。「時間」は、蓄積部203が取得した時間情報であり、左2桁は、「時」を表し、次の2桁は「分」を表し、右3桁は、「秒」を10分の1秒単位で表している。ここでは、測定開始、すなわち測定装置10の電源がオンされてからの経過時間であるとする。「検知信号」は、検知信号受付部202が受け付けた検知信号の値であり、ここでは、測定装置10が検知した圧力に対応した値である。「事象情報」は、事象情報受付部201が受け付けた事象情報名である。なお、ここで示している各値は、説明のためのものであり、実測値とは異なる。なお、図7においては、「事象情報」の属性値として事象情報名を蓄積するようにしたが、予め事象情報について事象情報名等とそのIDとを管理する事象情報管理表等を用意しておき、このIDを、図7の管理表の「事象情報」の属性値として利用してもよい。
次に、所定の時間の検査が終了したとして、試験者が、情報端末20を回収し、情報処理装置30の近くにおいて、情報端末20のボタンを操作して蓄積部203が蓄積した検知信号と事象情報とを送信する指示を入力すると、ここでは、制御指示受付部206が、蓄積部203が蓄積した検知信号と事象情報とを送信する指示を受け付ける。出力部205は、制御指示受付部206が、検知信号と事象情報とを送信する指示を受け付けたことをトリガーとして、蓄積部203に蓄積されている図7に示すような情報を、情報処理装置30に送信する。
情報処理装置30の受付部301は、情報端末20から送信される図7に示すような情報を受け付ける。情報処理装置30の処理部302は、この受付部301が受け付けた検知信号と、事象情報等を読み出し、所定の処理、ここでは、例としてこれらの情報からグラフを表示するためのデータを構成する処理を行なう。なお、このとき、情報処理装置30の受付部301が受け付けた検知信号の値を、実際の圧力を示す値に変換する。そして、出力部205は、この処理部302が処理した結果として得られるデータ、ここでは、グラフを表示するためのデータをディスプレイ等に表示する。このようなデータの表示例は、例えば、図8に示すようになる。図8において、縦軸は、膀胱内圧を示しており、単位は、1cmH2O=98.0665Paである。また、横軸の上部は、測定開始からの経過時間を示しており、点線で示す位置より左側の単位は分であり、右側の単位は秒である。膀胱内圧は、折れ線グラフで表される。また、事象情報は、折れ線グラフの下方において、事象情報が入力された時間に対応した位置に表示される。なお、ここでは、説明の便宜上、図8に表示したデータとして、図7に示したデータとは異なるデータを用いている。
体内に配置された測定装置10については、体外に出ている線状部材108を引っ張ることで、体外に容易に排出させることができる。
なお、ここでは、情報端末20に計時部204を設けるようにし、各検知信号を受信した際の時間情報や、各事象情報を受け付けた際の時間情報を、蓄積部203が当該計時部204から順次取得して、これらを、検知信号が受信された時間や、事象情報を受け付けた時間として用いるようにしたが、検知信号が測定装置10から予め設定されているタイミングで繰り返し出力される場合、情報端末20において、受信した検知信号の数を順次カウントし、そのカウント数と、予め設定されている測定装置10が検知信号を送信する送信間隔の情報とに基づいて、各検知信号を受信した受信時間を算出してもよい。また、この場合、蓄積部203が、事象情報受付部201が受け付けた事象情報を、事象情報とほぼ同時に受信した検出信号と対応付けて蓄積することで、事象情報を受け付けた時間も算出することができる。
また、上記の具体例においては、情報端末20については、誤操作を防ぐことができるように、複数のボタンを所定の順番で押した場合にのみ、事象情報等の入力が行なわれるようにすることが好ましい。例えば、データの入力の開始を指示するための「記入ボタン」、入力したい事象の具体的な項目を示す「項目ボタン」、入力内容を確認する「確認ボタン」をこの順番通りに押した場合に、「項目ボタン」に対応した事象情報の入力が行なわれるようにする。
以上、本実施の形態によれば、情報端末20の事象情報受付部201において、事象情報の入力を受け付け、蓄積部203が、この事象情報を蓄積するようにしたので、例えば被験者等が、行動や症状等の事象情報の入力を手軽にかつ容易に行なえるようにして、入力忘れや入力ミス等をなくすことができ、生体についてのより正確な情報を取得することが可能となる。
また、情報端末20においては、特に、ボタンにより事象情報を入力できるようにしたことにより、入力が必要なときに、場所や体勢を問わずに手軽に入力が可能となり、事象情報の記録を保留すること等によって起こりうる事象情報の記録忘れを防ぐことができる。また、入力したい項目に対応したボタンを押すことにより事象情報を入力できるようにしたことにより、入力のための熟練等が不要となり、容易に事象情報の入力が可能となる。
また、事象情報が、データとして入力されるため、情報処理装置30において、処理を行なう際に、再度事象情報をデータ入力したりする手間をなくすことができる。
また、情報端末20の検知信号受付部202が、測定装置10の検知信号を受け付けて、受け付けた検知信号を蓄積部203が蓄積するようにしたことにより、情報端末20を測定装置10とともに移動させることにより、測定装置10の位置を自由に変更可能となる。このため、例えば、情報端末20を所持していれば、被験者は、体内に測定装置10を配置した状態で、被験者は自由に場所を移動することが可能となる。この結果、日常生活とほぼ同じ生活を送っている無拘束な状態での被験者の生体内の検知信号や事象情報を取得することができ、ストレス等の影響の少ない、より正確な情報を得ることができる。例えば、ストレスがある場合には、排尿筋等が緊張によりストレスの少ない日常生活を送っている状態とは異なる動きをしてしまい、正確な情報を取得することができなくなってしまうが、この実施の形態においてはこのような課題を解消できる。
また、1つの情報端末20で、事象情報と検知信号との両方を蓄積することができるため、被験者は1つの情報端末20だけを所持すればよく、機器の取り扱いが容易となる。また、事象情報と検知信号との対応付けが容易となり、データの処理にかかる時間や労力を削減できる。
なお、上記実施の形態においては、測定装置10が膀胱内圧を測定するための測定装置である場合について説明したが、本発明においては、測定装置10はどのような用途の測定装置であっても良い。また、測定装置10のセンサー部101は、圧力に限らず、どのような物理量を受け付けても良い。また、ハードウェアの構造や、大きさ、形状等も適宜変更可能である。また、測定装置10を生体内以外に配置するようにしてもよい。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態においては、測定装置10が1つである場合について説明したが、本発明においては、測定装置10が複数であっても良い。この場合、各測定装置10の用途や構造等は問わない。例えば、上述したような膀胱内圧測定用の測定装置10に加えて、尿流量を測定するための測定装置10や直腸内圧を測定するための測定装置10等をさらに備えるようにしても良い。この場合、各測定装置10から送信される検知信号を情報端末20において分離して蓄積できるようにする必要がある。このためには、例えば、各測定装置10と検知信号受付部202との通信をそれぞれ異なるチャンネルで行なうようにしてもよい。また、各測定装置10が出力する検知信号に各測定装置を識別する識別情報を付加するようにし、情報端末20の蓄積部203等において、検知信号に付加された識別情報に基づいて、検知信号がどの測定装置10から送信された検知信号であるか判定し、判定結果に基づいて、検知信号を各測定装置10別に分別して蓄積するようにしても良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態においては、例えば、図9に示すように、情報端末20の蓄積部203が事象情報や検知信号を着脱可能なフラッシュROM等の記録媒体901、例えば、いわゆるメモリカード等に記録するようにしてもよい。そして、蓄積された事象情報や検知信号等を情報処理装置30等において処理する際には、この記録媒体901を情報端末20から取り外して、この記録媒体901に格納されている情報を情報処理装置30に設けたメモリカードリーダ等の記録媒体の情報を読み出すデバイスを用いて読み出すことで、情報端末20が蓄積した事象情報や検知信号を受付部301が受け付けるようにしてもよい。このような構成とすることにより、出力部205や、情報端末20と情報処理装置30との間で通信を行なうための構成等を省略することができる。なお、図9において、図1と同一符号は同一または相当する部分を示している。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
なお、本実施の形態においては、測定装置10の電源のオン等の制御を行うようにしたが、制御が不要であれば、このような制御に必要な構成、例えば、受信部104、制御部105、制御指示受付部206、送信部207等の構成は省略してもよい。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
なお、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記実施の形態における測定システムの情報端末を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、生体の事象に関する情報である事象情報の入力を受け付ける事象情報受付ステップと、生体内または外における測定の対象となる物理量に対応した信号である検知信号を受け付ける検知信号受付ステップと、前記検知信号と事象情報とを蓄積する蓄積ステップとを実行させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。かかることは他の実施の形態においても同様である。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。かかることは他の実施の形態においても同様である。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。かかることは他の実施の形態においても同様である。
(実施の形態2)
本実施の形態2にかかる発明は、上記実施の形態1にかかる発明において、測定装置が検知信号を、また、情報端末が事象情報を、それぞれ情報処理装置に対して出力するようにしたものである。
図10は、本実施の形態における測定システムのブロック図である。
測定システムは、測定装置10、情報端末21、および情報処理装置31を具備する。測定装置10と情報処理装置31との間、情報端末21と情報処理装置31との間においては、無線や有線の通信による情報の送信や受信が可能である。各装置は、例えば、ブルートゥース(登録商標)等の無線通信や、LAN等で相互に接続されている。各装置は、USBやIEEE1394等のバスで接続されてもよいし、光ファイバ等で接続されてもよい。ただし、情報の送受信の手段は、通信手段でも、放送手段等でも良い。なお、測定装置10と情報処理装置31との間、情報端末21と情報処理装置31との間において、通信による情報の送受信の代わりに、着脱可能なメモリ等を介した情報の受け渡しが可能であってもよい。なお、ここでは、説明を簡略化するために、測定装置10が1つである場合について説明するが、測定装置10は複数であっても良い。
測定装置10の構成については、上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
情報端末21は、事象情報受付部201、事象情報出力部210、および電源供給部208を具備する。
事象情報受付部201および電源供給部208の構成については、上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
事象情報出力部210は、事象情報受付部201が受け付けた事象情報を出力する。事象情報出力部210は、例えば、事象情報を、ネットワークや、バス等を介して、有線や無線の通信により情報処理装置31に送信する。事象情報出力部210が事象情報を出力するタイミングやトリガー等は問わない。例えば、事象情報出力部210は、図示しない受付部等から事象情報を出力する指示を受け付けた場合に、事象情報を出力してもよい。また、情報端末21と情報処理装置31とがUSB等のバスにより接続されことをトリガーとして、出力部205が事象情報を出力してもよい。出力部205は、ディスプレイや、プリンター、無線や有線の通信手段等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部205は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。なお、事象情報出力部210は、検知信号を、情報端末21内に設けられた着脱可能な不揮発性のメモリ等の記憶媒体(図示せず)に対して出力して、事象情報を記憶媒体に蓄積するようにしても良い。出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、外部の装置への送信、記憶媒体等への蓄積等を含む概念である。事象情報出力部210は、事象情報や検知信号を無線により送信する際に利用するアンテナ等(図示せず)を有していても良い。
情報処理装置31は、受付部311、処理部312、処理結果出力部313、蓄積部314、計時部315、送信部317、制御指示受付部316、および送信部317を具備する。
受付部311、処理部312、および処理結果出力部313の構成については、上記実施の形態1の受付部301、処理部302、および処理結果出力部303と同様であるので説明は省略する。ただし、受付部311は、検知信号と事象情報とを別々に受け付けるものとする。例えば、受付部311は、測定装置10からは、無線あるいは有線の通信手段を介して送信される検知信号を受信する。また、情報端末21からは、無線あるいは有線の通信手段を介して送信される事象情報を受信する。また、測定装置10が検知信号を、情報端末21が事象情報を、それぞれ、着脱可能なメモリ等の記憶媒体に記憶している場合、測定装置10および情報端末21からそれぞれ取りはずされたメモリ等の記憶媒体に記憶されている検知信号を、受付部311がメモリ専用のリーダー等を用いて読み出してもよい。また、処理部312は、蓄積部314が蓄積した検知信号および事象情報を処理するものとする。
蓄積部314は、事象情報と検知信号とを蓄積する。具体的には、蓄積部314は、受付部311が受け付けた事象情報、および検知信号受付部202が受け付けた検知信号を蓄積する。また、ここでは、例として、受付部311が検知信号を受け付けた時間および受付部311が事象情報を受け付けた時間の情報を、蓄積部314が後述する計時部315等から取得し、蓄積部314が検知信号および事象情報とともに蓄積するものとする。なお、検知信号が一定のパターンで、測定装置10から送信されてくる場合、各検知信号が取得された時間は、検知信号間の時間間隔と、検知信号数のカウント結果とを用いて、各検知信号が取得された時間を算出することが可能である。この場合、蓄積部314は、例えば、事象情報を受け付けたタイミングとほぼ同じタイミングで受信した検知信号を、当該事象情報と関連付けて蓄積すればよい。このようにすることで、検知信号が取得された時間から、事象情報を受け付けた時間を取得することが可能である。また、例えば、測定装置10が、計時部315と同様の計時部(図示せず)等を有し、この計時部等から取得した各検知信号を取得した時間を示す情報を、各検知信号に付加して送信してくる場合、この時間を示す情報も、蓄積部314が蓄積してもよい。また、例えば、情報端末21が、計時部315と同様の計時部(図示せず)等を有し、この計時部等から取得した各事象情報を取得した時間を示す情報を、各事象情報に付加して送信してくる場合、この時間を示す情報も、蓄積部314が蓄積してもよい。蓄積部314は、事象情報と検知信号とを、図示しないメモリやハードディスク等の、記憶媒体等に記憶する。蓄積部314自身が、これらの記憶媒体を有していてもいなくてもよい。また、記憶媒体は、不揮発性の記憶媒体であっても良いし、揮発性の記憶媒体であっても良い。なお、ここで述べる「蓄積」とは、信号や情報の受信、処理等を行なう際の、メモリ等の記憶媒体に対する、データの一時的な記憶も含む概念である。
計時部315、制御指示受付部316、送信部317の構成については、上記実施の形態1において説明した計時部204、制御指示受付部206、および送信部207と同様であるので、説明は省略する。
次に、本実施の形態にかかる測定システムの動作について説明する。
測定装置10の動作については、上記実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
次に、情報端末21の動作について説明する。事象情報受付部201は、事象情報を受け付けたか否かを判定する。そして、受け付けていない場合、この判定処理を繰り返す。受け付けた場合、事象情報出力部210が、受け付けた事象情報を出力する。そして、再び、上述した事象情報を受け付けたか否かの判断を行なう。なお、これらの処理は、電源オフや処理終了の割り込みにより終了する。
次に、情報処理装置31の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1101)受付部311は、検知信号を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS1102へ進み、受け付けていない場合、ステップS1104へ進む。
(ステップS1102)蓄積部314は、計時部315から、時間情報を取得する。
(ステップS1103)蓄積部314は、ステップS1101において取得した検知信号をステップS1102において取得した時間情報と対応付けて、メモリ等に蓄積する。例えば、蓄積部314は、検知信号と時間情報とを同じレコードのデータとして蓄積し、管理する。そして、ステップS1101に戻る。
(ステップS1104)受付部311は、事象情報を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS1105に進み、受け付けていない場合、ステップS1107に進む。
(ステップS1105)蓄積部314は、計時部315から、時間の情報である時間情報を取得する。
(ステップS1106)蓄積部314は、ステップS1104において取得した事象情報を、ステップS1102において取得した時間情報と対応付けて、メモリ等に蓄積する。例えば、蓄積部314は、事象情報と時間情報とを同じレコードのデータとして蓄積し、管理する。そして、ステップS1101に戻る。
(ステップS1107)制御指示受付部316は、測定装置10を制御するための制御指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS1108に進み、受け付けていない場合、ステップS1109に進む。
(ステップS1108)送信部317は、ステップS1107において受け付けた制御指示に対応した制御信号を、図示しないメモリ等から取得し、測定装置10に送信する。そして、ステップS1101に戻る。
(ステップS1109)処理部312は、蓄積部314に蓄積された情報に対して所定の処理を行なうか否かを判定する。処理部312が、蓄積部314に蓄積された情報をどのようなタイミングやトリガーに基づいて処理することを決定するかは問わない。例えば、処理部312は、制御指示受付部316や、図示しない受付部や、他の情報処理装置31内の他の処理部等から、蓄積された情報を処理する指示を受け付けた場合に、処理を行なうことを決定してもよい。また、処理部312は、定期的に、蓄積された情報を処理することを決定してもよい。また、処理部312は、蓄積部314に蓄積された情報に対して実行される所定の処理を、どのように決定してもよい。例えば、処理部312は、制御指示受付部316や、図示しない受付部や、他の情報処理装置31内の他の処理部等から指定された処理を、蓄積された情報に対して行なうことを決定してもよい。また、どのような処理を行なうかを決定せずに、予め設定されている処理を実行してもよい。蓄積部314に蓄積された情報を処理すると判定した場合、ステップS1110に進み、処理しないと判定した場合、ステップS1101へ戻る。
(ステップS1110)処理部312は、蓄積部314に蓄積された情報に対して所定の処理を行なう。
(ステップS1111)処理結果出力部313は、ステップS1110の処理の結果を出力する。そして、ステップS1101に戻る。
なお、図11のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態にかかる測定システムの動作の具体例について説明する。本実施の形態の測定システムの概念図を図12に示す。
まず、試験者が、図5と同様に、膀胱51内に、測定装置10を配置した後、情報処理装置31のメニュー等を操作して、測定装置10の電源をオンさせるための制御指示を制御指示受付部316に与える。情報処理装置31の送信部317は、この制御指示に基づいて、測定装置10に、電源のオンを指示する制御信号を送信する。
測定装置10は、この制御信号に基づいて、上記実施の形態1と同様に、膀胱内圧の取得を開始し、取得した検知信号を、情報処理装置31に対して出力する。
情報処理装置31は、測定装置10からの検知信号を受け付けると、蓄積部314は、現在の時間情報を計時部315から取得し、受信した検知信号と取得した時間情報とを対応付けて、情報処理装置31内のメモリ等に蓄積する。情報処理装置31は、この処理を、検知信号を受信するごとに繰り返す。
ここで、被験者が、被験者の行動や自覚症状等の事象に対応した情報端末21のボタン押すと、事象情報受付部201は、このボタンに対応した事象情報を受け付ける。そして、事象情報出力部210は受け付けた事象情報を、情報処理装置31に対して出力する。
情報処理装置31は、情報端末21からの事象情報を受け付けると、蓄積部314は、現在の時間情報を計時部315から取得し、受信した検知信号と取得した時間情報とを対応付けて、情報処理装置31内のメモリ等に蓄積する。情報処理装置31は、この処理を、検知信号を受信するごとに繰り返す。蓄積部314がメモリ等に蓄積した検知信号および事象情報は、図7と同様である。
次に、所定の時間の検査が終了したとする。試験者は、情報処理装置31のメニュー等を操作して、蓄積部314が蓄積した検知信号と事象情報とに対して所望の処理を行なう指示を入力する。処理部312が、この指示に従って、所望の処理、例えば、上記実施の形態1と同様にグラフを表示するためのデータを構成する処理等を行なう。そして、処理結果出力部313が、例えば図8に示したように、処理部312による処理結果をディスプレイ等に出力する。
以上、本実施の形態によれば、情報端末21の事象情報受付部201において、事象情報の入力を受け付け、事象情報出力部210が、この事象情報を出力するようにしたので、被験者が、情報端末21を用いて行動や症状等の事象情報の入力を手軽にかつ容易に行なえるようにして、入力忘れ等をなくすことができ、生体についてのより正確な情報を取得することが可能となる。
また、情報端末21においては、特に、ボタンにより事象情報を入力できるようにしたことにより、入力が必要なときに、場所や体勢を問わずに手軽に入力が可能となり、事象情報の記録を保留すること等によって起こりうる事象情報の記録ミスや記録忘れを防ぐことができる。また、入力したい項目に対応したボタンを押すことにより事象情報を入力できるようにしたことにより、入力のための熟練等が不要となり、容易に事象情報の入力が可能となる。
また、事象情報が、データとして出力されるため、情報処理装置31において、処理を行なう際に、再度事象情報をデータ入力したりする手間をなくすことができる。
また、測定装置10が検知信号を無線により情報処理装置31に出力し、情報端末21が事象情報を無線により情報処理装置31に出力するようにすることにより、情報端末21と測定装置10との位置を、情報処理装置31と無線通信が可能な範囲で自由に移動させることが可能となる。これにより、例えば、情報端末21を所持していれば、体内に測定装置10を配置した状態で、被験者は自由に場所を移動することが可能となる。例えば、家庭内にインターネット接続された無線LANのアクセスポイントを設けることで、家庭内において自由に行動することが可能となる。この結果、日常生活とほぼ同じ生活を送っている状態での被験者の生体内または外の検知信号を取得することができ、ストレス等の影響の少ない、より正確な情報を得ることができる。
また、情報端末21は、事象情報等を蓄積する必要がないため、情報端末21の構成を簡略化して、情報端末21の小型化や、軽量化を図ることができる。
また、情報端末21は、事象情報を入力する時や、受け付けた事象情報を出力する時等にだけ、電源をオンすればよいため、消費電力を削減することができる。
また、情報処理装置31に、検知信号と事象情報とが集められるため、一旦測定装置10や情報端末21等に蓄積された検知信号や事象情報を、情報処理装置31において処理を行なう際に集める必要がなく、処理手順や処理にかかる手間を簡略化することができる。また、検知信号や事象情報を一元管理することができる。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(出力部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。