JP5040369B2 - 画像処理装置、および画像処理方法 - Google Patents
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Description
特許文献1の画像処理装置200は、画像ブロック231のうちの注目画素とその周囲に位置する画素(−2,−1,+1,+2)の各値のうちの中央値を演算する中央値演算部212と、注目画素の値fiから中央値fmdを減算して差分値fdを演算する減算部213とを備えている。また、画像処理装置200は、差分値fdに対して、ゲイン設定部214により設定されたゲインGを乗じて、補正値(G*fd)を演算する乗算部215と、注目画素の値fiから補正値(G*fd)を減算して、その演算値foutを出力する減算部216とを備えている。
差分値fdに応じてゲインGを設定することにより、画像データに含まれるノイズを適切に除去することができる。
しかしながら、ベイヤー配列画像データからRGB画像データやYUV画像データに変換する過程においてノイズ成分が拡散されるため、ノイズが含まれない画素に影響が及び、ノイズ除去などの画像処理の精度が悪くなるため問題である。また、ベイヤー配列画像データからRGB画像データやYUV画像データに変換するための画像変換回路が必要となり、画像変換回路を備える分だけ画像装置の回路規模が大きくなり問題である。
また、画像処理の対象とする注目画素と前記注目画素の周囲の画素の集合である周囲画素群とを水平方向および垂直方向にわたり格納するステップと、前記周囲画素群の平均値である明度平均値を求めるステップと、前記周囲画素群の一部であって、前記周囲画素群のうちから基本三原色を網羅する画素の組み合わせを取り、組み合わされた画素の平均値である周辺明度平均値を、各々の組み合わせごとに求めるステップと、各々の前記周辺明度平均値ごとに、前記周辺明度平均値から前記明度平均値を減じた絶対値の合計値を求めるステップと、を有することを特徴とする画像処理方法である。
図1は、第1実施形態にかかる画像処理装置1の構成を示す回路ブロック図である。
画像処理装置1は、R画素、Gr画素、Gb画素およびB画素が2×2の画素領域に配置されるベイヤー配列画像データを入力とし、5×5の画素領域が平坦な平坦領域であるか平坦ではないエッジ領域であるかを検知し、その検知結果に応じて、5×5の画素領域の中心に配置される注目画素ooに対するフィルタ処理を適切に行なう装置である。
なお、以下の説明において、5×5の画素領域の各画素について先頭画素を画素nnとし、水平方向の格納順に、画素mn,on,pn,qn,nm,mm,om,pm,qm,no,mo,oo,po,qo,np,mp,op,pp,qp,nq,mq,oq,pq,qqとする。
最大値検知部31では、周囲画素群のうち注目画素ooと同色である画素nn,on,qn,no,qo,nq,oq,qqが取得され、その周囲画素群のうちから最大値Bmaxが検知される。
最小値検知部32では、周囲画素群のうち注目画素ooと同色である画素nn,on,qn,no,qo,nq,oq,qqが取得され、その周囲画素群のうちから最小値Bminが検知される。
減算部33では、最大値Bmaxから最小値Bminを減算した結果が最大最小差分値B1として出力される。
明度平均値演算部41では、周囲画素群のうち同色の画素ごとに平均値が得られ、さらに、それぞれの平均値が加え合わせられて、色数の4で除せられることで、周囲画素群の平均値である明度平均値Lavが得られる。以下に具体的な演算を説明する。
まず、5×5画素の画像データが平坦領域を構成する場合について考える。第1エッジ検知部3では、注目画素ooと同色の周囲画素群のうち最大値Bmaxと最小値Bminとの差分が小さくなるため、最大最小差分値B1は小さな値となる。また、第2エッジ検知部4においても、周囲画素群の明度平均値Lavと周辺明度平均値Larとの差分が小さくなるため、明度差分累積値B2は小さな値となる。
ノイズフィルタ部8では、補正値Bの値が小さい場合には、ノイズの除去特性が強くされているため、ノイズフィルタ部8の出力はノイズが強く除去された値となる。
すなわち、画像データが平坦領域を構成する場合には、ノイズが強く除去された値が注目画素ooとして出力されることとなる。すなわち、画像データが平坦領域の場合には、注目画素ooにノイズが含まれたとしても、そのノイズが際立つことを抑制することができる。
ノイズフィルタ部8では、補正値Bの値が大きい場合には、ノイズ除去特性が弱くされているため、ノイズフィルタ部8の出力はノイズが弱く除去された値となる。
すなわち、画像データがエッジ領域を構成する場合には、ノイズが弱く除去された値が注目画素ooとして出力されることとなる。すなわち、画像データがエッジ領域の場合には、注目画素ooにノイズが含まれたとしても、周囲画素群の変化が大きいため、ノイズ除去をしなくともそのノイズが際立つことがなく、むしろ、ノイズ除去をするとエッジがぼやけてしまうという障害が生じるが、その障害を抑止することができる。
次いで、第2実施形態にかかる画像処理装置1Aについて説明する。図4は、第2実施形態にかかる画像処理装置1Aの構成を示す回路ブロック図である。なお、第2実施形態の画像処理装置1Aは、第1実施形態にかかる画像処理装置1の第1エッジ検知部3に代えて、第3エッジ検知部9を備える画像処理装置である。従って、異なる部分である第3エッジ検知部9についてのみ詳細に説明し、第1実施形態と同様の部分についてはその説明を省略あるいは簡略化する。
平均値演算部91では、周囲画素群のうち注目画素ooと同色である画素nn,on,qn,no,qo,nq,oq,qqが取得され、それらの総和が8で除されて平均値Bavが算出される。
分散値演算部92では、周囲画素群のうち注目画素ooと同色である画素ごとに平均値演算部91で求められた平均値Bavの差分をとり、それらの差分値ごとに2乗した値の総和を8で除した値が分散値B3として出力される。
次いで、第3実施形態にかかる画像処理装置1Bについて説明する。図6は第3実施形態にかかる画像処理装置1Bの構成を示す回路ブロック図である。なお、第3実施形態の画像処理装置1Bは、第1実施形態にかかる画像処理装置1のノイズフィルタ部8に代えてエッジ強調部80を備え、画像処理装置1から明度差分累積値演算部43および選択部7を削減した画像処理装置である。従って、異なる部分であるエッジ強調部80についてのみ詳細に説明し、第1実施形態と同様の部分についてはその説明を省略あるいは簡略化する。
このうちYUV画像データ変換部81は、バッファ部2に格納されている5×5画素のベイヤー配列画像データを入力とし、5×5画素のYUV画像データに変換する処理を行う。ここで、YUV画像データは、輝度信号Yと、輝度信号Yと青色成分との差信号Uと、輝度信号Yと赤色成分との差信号Vからなる画像データである。まず、バッファ部2に格納されているベイヤー配列画像データを公知のバイリニア法によりRGB画像データ(R:赤色信号、G:緑色信号、B:青色信号からなる画像データ)に変換し、さらに、公知の方法によりYUV画像データに変換する。
加算部84では、輝度補正値Y2および輝度信号Yのうち注目画素ooの位置の画素が加算され、輝度信号Y+Y2が出力される。
次いで、第4実施形態にかかる画像処理装置1Cについて説明する。
ところで、一般的にDSCに用いられるCCD/CMOSセンサ等のイメージセンサから得られる出力画素値は、その値が大きくなるほど含まれるノイズも大きくなる。このため、第1実施形態乃至第3実施形態に示すような適応的なノイズリダクションの処理をイメージセンサから得られる画素データに対して施すと、出力画素値が大きい領域では、標準偏差が大きなものとなる。これにより、出力画素値が大きい領域では、エッジ領域とみなされ易くなり、強いノイズリダクションがかけられにくくなり問題である。
E=d・P1/2・・・・(式1)
なお、ここで、Eはエッジ検出結果の画素値、Pは周囲画素群から最大値および最小値の画素を除いた画素平均値、dは定数である。
C=a・P-1/2−b・・・・(式2)
なお、ここでCは補正値、Pは周囲画素群から最大値および最小値の画素を除いた画素平均値、a,bは予め設定される定数である。
次いで、第5実施形態にかかる画像処理装置1Dについて説明する。図8は第5実施形態にかかる画像処理装置1Dの構成を示す回路ブロック図である。画像処理装置1Dは、バッファ部2と、エッジ検出回路3(4、9)と、補正演算部10Aと、ノイズフィルタ部8とを備えている。このうちバッファ部2と、エッジ検出回路3(4,9)と、ノイズフィルタ部8とは、前述の第1実施形態乃至第2実施形態に用いられているものと同様のものであるため、その説明を省略あるいは簡略化する。
C=−α・P+β・・・・(式3)
なお、ここでCは補正値、Pは周囲画素群から最大値および最小値の画素を除いた画素平均値、α,βは予め設定される定数である。
一例として、定数α,βは、第4実施形態における(式2)から導き出される画素平均値Pおよび補正値Cの関係(例えば、第4実施形態においてルックアップテーブル104に格納されるようなデジタル値)から、公知の最小2乗法により得られる直線近似式により、算出することができる。
例えば、第1および第2実施形態においては、ノイズフィルタにメディアンフィルタを用いた例について説明したが、公知の空間周波数の高域を減少させる空間フィルタを用いた場合にも同様に適用することができることは言うまでもない。
また、前記実施例では、バッファ部2を5×5画素を格納する構成とした例で説明したが、バッファ部が、例えば9×9画素など他の大きさの画素を格納する構成にも、本発明は同様に適用することができる。
なお、第4実施形態および第5実施形態では、ベイヤー配列データを入力画素値とするエッジ検出回路3(4,9)を用いているが、RGB単板のセンサからの独立したRGB画像データやYUV画像データを入力とするエッジ検出回路を用いた場合にも、本発明は同様に適用することができる。
また、第4実施形態および第5実施形態では、最大値最小値除外部102により、周辺画素群から最大値および最小値を除外して画素平均値Pを算出していたが、図7および図8において、最大値最小値除外部102を省略した上で、周辺画素群を平均値演算部103に直接入力し、周辺画素群から最大値および最小値を除外しないで画素平均値Pを算出してもよいし、最大値最小値除外部102、平均値演算部103を省略した上で注目画素を画素平均値Pの代わりに使用してもよい。
さらに、第4実施形態では、ルックアップテーブルを用いて補正値Cを求めていたが、ルックアップテーブルに代わり演算回路を用いる場合にも、本発明は同様に適用することができる。
(付記1) 画像処理の対象とする注目画素と前記注目画素の周囲の画素の集合である周囲画素群とを水平方向および垂直方向にわたり格納するバッファ部と、前記周囲画素群に含まれ、前記注目画素と同色である画素の最大値と最小値を求め、前記最大値と前記最小値の差分を求めるエッジ検出部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記2) 画像処理の対象とする注目画素と前記注目画素の周囲の画素の集合である周囲画素群とを水平方向および垂直方向にわたり格納するバッファ部と、前記周囲画素群に含まれ、前記注目画素と同色である画素の分散値を求めるエッジ検出部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記3) 画像処理の対象とする注目画素と前記注目画素の周囲の画素の集合である周囲画素群とを水平方向および垂直方向にわたり格納するバッファ部と、前記周囲画素群の平均値である明度平均値を求める明度平均値演算部と、前記周囲画素群の一部であって、前記周囲画素群のうちから基本三原色を網羅する画素の組み合わせを取り、組み合わされた画素の平均値である周辺明度平均値を、各々の組み合わせごとに求める周辺明度平均値演算部と、各々の前記周辺明度平均値ごとに、前記周辺明度平均値から前記明度平均値を減じた絶対値の合計値を求めるエッジ検出部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記4) 付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記バッファ部では、前記注目画素が中心に配置され、前記周囲画素群は前記水平方向および前記垂直方向に、画素が同数配置されてなることを特徴とする画像処理装置。
(付記5) 付記4に記載の画像処理装置であって、前記周囲画素群は、前記注目画素と同色の画素が、最外周に配置されてなることを特徴とする画像処理装置。
(付記6) 付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の画像処理であって、画像データはベイヤー配列の画像データで構成され、前記バッファ部は、前記注目画素を中心にして、前記画像データの画素群を5行5列で格納することを特徴とする画像処理装置。
(付記7) 付記1に記載の画像処理装置であって、前記減算部の結果が制御値として入力され、入力される前記制御値が小さくなるにつれ、ノイズの除去特性が強くされるノイズフィルタ部をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記8) 付記1に記載の画像処理装置であって、前記周囲画素群および前記注目画素の輝度情報から空間周波数における高周波成分を抽出し、前記注目画素の位置にある高周波成分抽出後の輝度情報を出力するハイパスフィルタ部と、前記ハイパスフィルタ部の結果に、前記減算部の結果を乗じる乗算部と、をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記9) 付記2に記載の画像処理装置であって、前記分散値演算部の結果が制御値として入力され、入力される前記制御値が小さくなるにつれ、ノイズの除去特性が強くされるノイズフィルタ部をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記10) 付記1に記載の画像処理装置であって、前記周囲画素群および前記注目画素の輝度情報から空間周波数における高周波成分を抽出し、前記注目画素の位置にある高周波成分抽出後の輝度情報を出力するハイパスフィルタ部と、前記ハイパスフィルタ部の結果に、前記分散値演算部の結果を乗じる乗算部と、をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記11) 付記3に記載の画像処理装置であって、前記明度差分累積演算部の結果が制御値として入力され、入力される前記制御値が小さくなるにつれ、ノイズの除去特性が強くされるノイズフィルタ部をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記12) 付記1に記載の画像処理装置であって、前記周囲画素群および前記注目画素の輝度情報から空間周波数における高周波成分を抽出し、前記注目画素の位置にある高周波成分抽出後の輝度情報を出力するハイパスフィルタ部と、前記ハイパスフィルタ部の結果に、前記明度差分累積演算部の結果を乗じる乗算部と、をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記13) 付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記エッジ検出部の出力に対し、画素値に依存するノイズを打ち消して補正する補正演算部を備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記14) 付記13に記載の画像処理装置であって、前記補正演算部は、前記周辺画素群から最大値および最小値を除外する最大値最小値除外部と、前記最大値最小値除外部の出力の平均値を演算する平均値演算部と、前記平均値の平方根の逆数に第1定数を乗じた補正値を生成する補正値生成部と、前記エッジ検出部の出力に対し、前記補正値を乗じる乗算部と、を含むことを特徴とする画像処理装置。
(付記15) 付記13に記載の画像処理装置であって、前記補正演算部は、前記周辺画素群から最大値および最小値を除外する最大値最小値除外部と、前記最大値最小値除外部からの結果の平均値を演算する平均値演算部と、前記平均値に負の第2定数を乗じ、第3定数を加算した補正値を生成する補正値生成部と、前記エッジ検出部の出力に対し、前記補正値を乗じる乗算部と、を含むことを特徴とする画像処理装置。
(付記16) 付記13に記載の画像処理装置であって、前記補正演算部は、前記周辺画素群からの平均値を演算する平均値演算部と、前記平均値の平方根の逆数に第1定数を乗じた補正値を生成する補正値生成部と、前記エッジ検出部の出力に対し、前記補正値を乗じる乗算部と、を含むことを特徴とする画像処理装置。
(付記17) 付記13に記載の画像処理装置であって、前記補正演算部は、前記周辺画素群からの平均値を演算する平均値演算部と、前記平均値に負の第2定数を乗じ、第3定数を加算した補正値を生成する補正値生成部と、前記エッジ検出部の出力に対し、前記補正値を乗じる乗算部と、を含むことを特徴とする画像処理装置。
(付記18) 付記14乃至付記17のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記補正値生成部は、予め演算された前記補正値が格納され、前記平均値に応じて、対応する前記補正値を取り出すルックアップテーブルを含むことを特徴とする画像処理装置。
(付記19) 付記14乃至付記17のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記補正値生成部は、前記平均値に応じて、前記補正値を演算する補正値演算部を含むことを特徴とする画像処理装置。
2 バッファ部
3 第1エッジ検知部
4 第2エッジ検知部
8 ノイズフィルタ部
9 第3エッジ検知部
10、10A 補正演算部
31 最大値検知部
32 最小値検知部
33 減算部
41 明度平均値演算部
42 周辺明度平均値演算部
43 明度差分累積値演算部
80 エッジ強調部
81 YUV画像データ変換部
82 ハイパスフィルタ部
83 乗算部
84 加算部
91 平均値演算部
92 分散値演算部
Claims (9)
- 画像処理の対象とする注目画素と前記注目画素の周囲の画素の集合である周囲画素群とを水平方向および垂直方向にわたり格納するバッファ部と、
前記周囲画素群の平均値である明度平均値を求める明度平均値演算部と、
前記周囲画素群の一部であって、前記周囲画素群のうちから基本三原色を網羅する画素の組み合わせを取り、組み合わされた画素の平均値である周辺明度平均値を、各々の組み合わせごとに求める周辺明度平均値演算部と、
各々の前記周辺明度平均値ごとに、前記周辺明度平均値から前記明度平均値を減じた絶対値の合計値を求めるエッジ検出部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記バッファ部では、前記注目画素が中心に配置され、前記周囲画素群は前記水平方向および前記垂直方向に、画素が同数配置されてなることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理であって、
画像データはベイヤー配列の画像データで構成され、
前記バッファ部は、前記注目画素を中心にして、前記画像データの画素群を5行5列で格納することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記エッジ検出部の出力に対し、画素値に依存するノイズを打ち消して補正する補正演算部を備える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載の画像処理装置であって、
前記補正演算部は、
前記周辺画素群から最大値および最小値を除外する最大値最小値除外部と、
前記最大値最小値除外部の出力の平均値を演算する平均値演算部と、
前記平均値の平方根の逆数に第1定数を乗じた補正値を生成する補正値生成部と、
前記エッジ検出部の出力に対し、前記補正値を乗じる乗算部と、
を含む
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載の画像処理装置であって、
前記補正演算部は、
前記周辺画素群から最大値および最小値を除外する最大値最小値除外部と、
前記最大値最小値除外部からの結果の平均値を演算する平均値演算部と、
前記平均値に負の第2定数を乗じ、第3定数を加算した補正値を生成する補正値生成部と、
前記エッジ検出部の出力に対し、前記補正値を乗じる乗算部と、
を含む
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項5乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
前記補正値生成部は、予め演算された前記補正値が格納され、前記平均値に応じて、対応する前記補正値を取り出すルックアップテーブルを含む
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項5乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
前記補正値生成部は、前記平均値に応じて、前記補正値を演算する補正値演算部を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 画像処理の対象とする注目画素と前記注目画素の周囲の画素の集合である周囲画素群とを水平方向および垂直方向にわたり格納するステップと、
前記周囲画素群の平均値である明度平均値を求めるステップと、
前記周囲画素群の一部であって、前記周囲画素群のうちから基本三原色を網羅する画素の組み合わせを取り、組み合わされた画素の平均値である周辺明度平均値を、各々の組み合わせごとに求めるステップと、
各々の前記周辺明度平均値ごとに、前記周辺明度平均値から前記明度平均値を減じた絶対値の合計値を求めるステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。
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