JP5034571B2 - 移動体通信システム及び移動体通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体通信システム、その移動体通信端末、基地局、移動体通信方法、及びプログラムに関する。
近年急速に普及してきている3GPP(3rd Generation Partnership Project)準拠のW−CDMA(Wide band Code Division Multiple Access)方式において、ダウンリンクにおける高速な伝送を実現するため、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式が提案され、研究及び開発が進められている。
HSDPA方式では、基地局から移動体通信端末にデータが送信されるダウンリンクにて用いられる物理チャネルとして、HS−SCCH(High Speed Shard Control Channel)と、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shard Channel)と、が規定されている。
従来、HS−SCCHとHS−PDSCHとは、対で使用される。
このうちHS−PDSCHによって、HSDPA用のパケットデータが伝送される。
また、HS−SCCHでは、対で送信されるHS−PDSCHのパケットデータをデコードするためのデコード情報が伝送されるが、移動体通信端末は基地局から通知されたUEID(UE identify)を用いて、自分宛のHS−SCCHをデコードする。
また、ダウンリンクのHSDPAの各チャネルの本数は、HS−SCCHは最大4本、HS−PDSCHは最大15本と規定されている。
一方、移動体通信端末から基地局にデータが送信されるアップリンクの物理チャネルとして、HS−DPCCH(High Speed Dedicated Control Channel)が規定されている。
図6は、HS−DPCCHのサブフレームの構成を示す図である。
図6に示すようにHS−DPCCHのサブフレームは、HS−PDSCHのデコード状況をACK/NACK/DTXの何れかにして通知するHARQ−ACK情報と、データの受信品質を示すCQI(Channel Quality Indicator)と、から構成される。
このうちHARQ−ACKには、移動体通信端末が自分向けのHS−SCCHを検出し、かつ、HS−PDSCHのCRC結果がOKであればACKが挿入され、移動体通信端末が自分向けのHS−SCCHを検出でき、かつ、HS−PDSCHのCRC結果がNGであればNACKが挿入され、移動体通信端末が自分向けのHS−SCCHを検出できなかった場合は、何も挿入しない、つまり、DTX(Discontinuous Transmission)となる。
また、CQIは、基地局から移動体通信端末へ送信されるデータのCPICH(Common Pilot Channel)の受信品質が0〜30の値に符号化された値であり、HS−DPCCHのサブフレーム上にマッピングされている。3GPPの規定では、受信品質が悪いとCQIは低い値となり、受信品質が良いとCQIは高い値となる、とされている。
また、HSDPA方式の動作としては、基地局は移動体通信端末から送信されるHS−DPCCHを受信し、HARQ−ACK情報に従い、ACKであれば新規のパケットを送信し、NACKであれば再送し、また、DTXであり、かつ該当する移動体通信端末に対しHSDPA通信を行っていた場合にも再送を行う。さらに、基地局にて、移動体通信端末から送信されてきたHS−DPCCHにマッピングされたCQIの値に基づいて、受信品質に適したHS−PDSCHを送信するべく、HS−PDSCHのコード数、TBS(Transport Block Size)、変調方式を決定し、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対にして送信する。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、オフセット値によりデコードすべきチャネルを特定する技術が開示されている。
特開2003−198425号公報
上述したようにHSDPA方式においては、1ユーザに対してHS−SCCHとHS−PDSCHとを対にして送信するため、同一セルにおいてHSDPA通信を同時に行うことのできるユーザは最大4ユーザという制限があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、多数のユーザが同一セルにおいてHSDPA通信を同時に行うことを可能とする移動体通信システム、その移動体通信端末、基地局、移動体通信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の移動体通信システムは、移動体通信端末に情報を配信する基地局と、前記基地局から情報を受信する移動体通信端末と、を備えるHSDPA方式の移動体通信システムにおいて、前記基地局は、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHと対にはせずにHS−PDSCHを送信し、前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、前記移動体通信端末は、配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、該選択された配信情報と対応するオフセット値及びコード数を決定し、該決定したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴としている。
また、本発明の移動体通信システムは、移動体通信端末に情報を配信する基地局と、前記基地局から情報を受信する移動体通信端末と、を備えるHSDPA方式の移動体通信システムにおいて、前記基地局は、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対で送信し、前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、前記HS−SCCHには、各配信情報毎に、対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を有するHS−PDSCHが含まれ、前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、前記移動体通信端末は、配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、複数の移動体通信端末に共用されるueidであって前記選択された配信情報と対応するueidを決定し、該決定したueidを用いて前記選択された配信情報と対応するHS−SCCHをデコードすることにより、前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を抽出し、これら抽出したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴としている。
また、本発明の移動体通信端末は、基地局から送信される複数の配信情報の各々と対応するHS−PDSCHのうち、ユーザにより選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることが可能なHSDPA方式の移動体通信端末において、基地局から送信されるHS−PDSCHのうち、複数の配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、該選択された配信情報と対応するオフセット値及びコード数を決定し、該決定したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴としている。
また、本発明の基地局は、HS−PDSCHにより移動体通信端末に複数の配信情報を配信するHSDPA方式の基地局において、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHと対にはせずにHS−PDSCHを送信し、前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、前記ガイド情報のHS−PDSCHは、前記移動体通信端末で予め記憶保持されるオフセット値及びコード数を用いてデコード可能にエンコードされることを特徴としている。
また、本発明の移動体通信端末は、基地局から送信される複数の配信情報の各々と対応するHS−PDSCHのうち、ユーザにより選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることが可能なHSDPA方式の移動体通信端末において、基地局から送信されるHS−PDSCHのうち、複数の配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、前記移動体通信端末は、配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、複数の移動体通信端末に共用されるueidであって前記選択された配信情報と対応するueidを決定し、該決定したueidを用いて前記選択された配信情報と対応するHS−SCCHをデコードすることにより、前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を抽出し、これら抽出したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴としている。
また、本発明の基地局は、HS−PDSCHにより移動体通信端末に複数の配信情報を配信するHSDPA方式の基地局において、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対で送信し、前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、前記HS−SCCHには、各配信情報毎に、対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を有するHS−PDSCHが含まれ、前記ガイド情報のHS−PDSCHは、前記移動体通信端末で予め記憶保持されるオフセット値及びコード数を用いてデコード可能にエンコードされることを特徴としている。

また、本発明の移動体通信方法は、基地局から情報を配信し、該情報を移動体通信端末が受信するHSDPA方式の移動体通信方法において、前記基地局が、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHと対にはせずにHS−PDSCHを送信する第1の過程を備え、前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、当該移動体通信方法は、更に、前記移動体通信端末が配信情報を受信する第2の過程を更に備え、前記第2の過程には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出する第3の過程と、前記ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示する第4の過程と、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、該選択された配信情報と対応するオフセット値及びコード数を決定する第5の過程と、前記決定したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードする第7の過程と、が含まれることを特徴としている。
また、本発明の移動体通信方法は、基地局から情報を配信し、該情報を移動体通信端末が受信するHSDPA方式の移動体通信方法において、前記基地局が、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対で送信する第1の過程を備え、前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、前記HS−SCCHには、各配信情報毎に、対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を有するHS−PDSCHが含まれ、前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、当該移動体通信方法は、更に、前記移動体通信端末が配信情報を受信する第2の過程を更に備え、前記第2の過程には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出する第3の過程と、前記ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示する第4の過程と、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、複数の移動体通信端末に共用されるueidであって前記選択された配信情報と対応するueidを決定する第5の過程と、前記決定したueidを用いて前記選択された配信情報と対応するHS−SCCHをデコードすることにより、前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を抽出する第6の過程と、前記抽出したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードする第7の過程と、が含まれることを特徴としている。
また、本発明のプログラムは、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、本発明の移動体通信端末の動作をコンピュータに実行させることを特徴としている。
また、本発明のプログラムは、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、本発明の基地局の動作をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明によれば、HSDPA方式において、従来においては最大同時接続が4ユーザに限られていたところを、より多くのユーザが同時に配信情報を得ることができるようになる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は実施形態に係る基地局101及び移動体通信端末102の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、基地局101は、移動体通信端末102との間でHSDPA方式の通信を行うものであり、送信部301、拡散変調部302、チャネル符号部303、ネットワーク部304、制御部305、チャネル復号部307、逆拡散復調部308、受信部309、送信アンテナ201及び受信アンテナ202を備えている。
また、移動体通信端末102は、基地局101との間でHSDPA方式の通信を行うものであり、送信部310、拡散変調部311、チャネル符号部312、データ復号部313、データ入力部314、制御部315、データ出力部316、データ出力処理部317、チャネル復号部319、逆拡散復調部320、受信部321、送信アンテナ203及び受信アンテナ204を備えている。
基地局101において、チャネル符号部303はネットワーク部304より移動体通信端末102に送るべきデータに誤り訂正などを施し、拡散変調部302でQPSK或いは16QAMに変調し拡散する。
拡散変調部302にて拡散された信号は、送信部301にて搬送波周波数にのせ、送信アンテナ201より移動体通信端末102に送信される。
また、移動体通信端末102より基地局101に送信されたデータは、基地局101の受信アンテナ202を経由して受信部309で受信する。
基地局101の受信部309で受信した信号は、逆拡散復調部308で逆拡散して復調し、チャネル復号部307で誤り訂正などを復号し、ネットワーク部304へデータを渡す。
基地局101の制御部305は、基地局101における変復調の制御、チャネル符号/復号の制御、及び、ネットワーク部304の制御を行う。
移動体通信端末102では、基地局101から送信された信号を、受信アンテナ204を経由して受信部321で受信する。
受信部321で受信した信号は、逆拡散復調部320で逆拡散して復調し、チャネル復号部319で誤り訂正符号などがデコードされ、データ出力処理部317でデータ処理を行い、データ出力部316に出力される。
また、移動体通信端末102からの送信については、データ入力部314で入力されたデータをデータ符号部313にて符号化し、チャネル符号部312にて誤り訂正などを施し、拡散変調部311にて変調して拡散され、送信部310で搬送波周波数にのせ、送信アンテナ203から基地局101に送信される。
制御部315は、移動体通信端末102の動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUと、このCPUの動作用プログラムを記憶したROMと、CPUの作業領域などとして機能するRAMと、を備えている。制御部315が行う制御には、信号の変復調の制御、チャネル符号/復号の制御、及び、データ制御などが含まれる。
データ入力部314は、例えば、ユーザに操作されるカーソルキー、選択決定(確定)キー、テンキー(例えば、文字入力機能を兼ねる)などの操作部の総称である。
データ出力部316は、表示出力を行う表示装置(例えば、液晶表示装置)や音声出力を行うスピーカの総称であり、データ出力処理部317の制御下で表示動作や発音動作を行う。
次に、動作を説明する。
ここでは、例えば、HS−PDSCHのチャネル本数を最大数の15本にして基地局101から情報配信し、移動体通信端末102側で番組を選択する方法について説明する。
図2は、本実施形態において、基地局101から移動体通信端末102へ送信されるHS−PDSCHの構成の一例を示す図である。
本実施形態においては、例えば図2に示すように、基地局101は、HS−PDSCHの15チャネルのうち、何れか1チャネルには番組ガイドを、残り14チャネルには番組を、それぞれ割り当てて、番組を配信する。
より具体的には、本実施形態の場合、図2に示すように、例えば、HS−PDSCHの第1チャネルに番組ガイドが割り当てられ、HS−PDSCHにおける残りの第2〜第15チャネルに番組が割り当てられている。本実施形態では、一例として、図2に示すように、第2〜第15チャネルの各チャネルに対して、それぞれ1つずつの番組が割り当てられている。すなわち、例えば、第2チャネルには番組1が、第3チャネルには番組2が、第4チャネルには番組3が、第5チャネルには番組4が、第6チャネルには番組5が、第7チャネルには番組6が、第8チャネルには番組7が、第9チャネルには番組8が、第10チャネルには番組9が、第11チャネルには番組10が、第12チャネルには番組11が、第13チャネルには番組12が、第14チャネルには番組13が、第15チャネルには番組14が、それぞれ割り当てられている。
基地局101は、常時、所定周期(例えば2mm秒)毎に新しいHS−PDSCH(図2に示すような構成のHS−PDSCH)を配信する。
なお、従来であれば、基地局101は、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対にして送信するが、本実施形態では、基地局101は、HS−SCCHを配信せずに、HS−PDSCHを配信する。
また、移動体通信端末102においては、従来であれば自分宛のHS−SCCHをデコードし、HS−PDSCHをデコードするための情報を抽出する必要があるが、本実施形態では、HS−SCCHを用いないため、この動作は不要となる。
その代わり、本実施形態の移動体通信端末102は、図2のようなHS−PDSCHをデコードするために必要なデコード情報のうち、番組ガイドが入っているHS−PDSCH(例えば、図2の第1チャネル)に関してのデコード情報を不揮発値として例えば制御部315(のROM)に予め記憶保持している。すなわち、移動体通信端末102は、番組ガイドが入っているHS−PDSCH(例えば、図2の第1チャネル)のオフセット及びコード数と不揮発値として記憶保持している。
移動体通信端末102の動作としては、先ず、ユーザにより番組を視聴を開始する旨の操作がデータ入力部314に対して行われると、制御部315はその旨を認識する。
すると、制御部315は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を予め記憶しているため、これらオフセット及びコード数を用いることにより、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのデコードに用いられるチャネライゼーションコードセットを決定する。
なお、このように、オフセット及びコード数を用いてチャネライゼーションコードセットを決定するのは、従来周知のHSDPA方式における移動体通信端末においても同様である。
また、制御部315は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を逆拡散復調部320に通知する一方で、チャネライゼーションコードセットをチャネル復号部319に通知する。
また、受信部321は、基地局101から常時配信される図2のようなHS−PDSCHを受信し、受信した信号を逆拡散復調部320に出力する。
逆拡散復調部320は、制御部315から通知されたオフセット及びコード数(番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数)に従い、基地局101から受信するHS−PDSCHのうち、番組ガイドが入っているチャネル(例えば、図2の第1チャネル)のHS−PDSCHを識別し、当該HS−PDSCHを逆拡散して復調し、復調後の信号をチャネル復号部319に出力する。
更に、チャネル復号部319は、制御部315から通知されたチャネライゼーションコードセット(番組ガイドが入っているHS−PDSCHのチャネライゼーションコードセット)を用いて、逆拡散復調部320から入力される信号をデコード(復号)する。
こうして、基地局101から受信するHS−PDSCH(図2)のうち、番組ガイドが入っているチャネル(例えば、図2の第1チャネル)のHS−PDSCHがデコードされる。
ここで、図3は、移動体通信端末102のデータ出力部316の表示部に表示される番組の選択画面の一例を示す図である。
番組ガイドには、図3のような画面構成の表示データが含まれている。この表示データには、各番組を識別するための識別情報(番組名など)や、画面構成に関する情報が含まれている。
また、移動体通信端末102は、上記表示データを用いて図3のような画面をデータ出力部316の表示部に表示させる制御を制御部315が実行するための表示制御プログラムを例えばROMに予め記憶している。
更に、移動体通信端末102は、ユーザの操作によって、表示された画面内の選択項目(図3の番組1〜番組14)のうち所望の選択項目にカーソルが移動され該カーソル位置で選択確定操作がなされると、制御部315がその番組が入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を決定する動作を実行するためのオフセット・コード数決定プログラムを例えばROMに予め記憶している。
そして、番組ガイドには、オフセット・コード数決定プログラムに従った動作に際して制御部315が参照するテーブル(後述)も含まれている。
すなわち、チャネル復号部319は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHをデコードすることにより、上記のテーブル及び表示データを抽出する。
更に、チャネル復号部319は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのデコードにより抽出した表示データ及びテーブルのうち、番組選択画面の表示データはデータ出力処理部317へ、テーブルは制御部315へ、それぞれ出力する。
なお、チャネル復号部319からは、上記表示データ及びテーブルを、制御部315及びデータ出力処理部317の双方に出力し、制御部315ではこれらのうちテーブルを選別して使用する一方で、データ出力処理部317ではこれらのうち表示データを選別して使用するようにしても良い。
次に、制御部315は、表示制御プログラムに従ってデータ出力処理部317を制御し、データ出力処理部317は、制御部315による制御に従い、チャネル復号部319から入力された番組選択画面の表示データを用いて図3のような番組選択画面をデータ出力部316の表示画面に表示させる。
要するに、移動体通信端末102では、基地局101から図2のようなHS−PDSCHを受信すると、その中の番組ガイドの内容に基づき、例えば、図3のような画面を当該移動体通信端末102のデータ出力部316に表示する。
なお、番組1〜14は、便宜的な名称であり、具体的には、図3の番組1・・・には、番組のタイトルなどの識別情報が表示される。
そして、ユーザは自分の見たい番組をデータ出力部316の表示画面上において選択するための操作をデータ入力部314に対して行う。すなわち、カーソルを見たい番組に移動させる操作を必要に応じて行った後で、選択決定(確定)操作を行う。
すると、操作に応じてデータ入力部314が検出した検出信号がデータ符号部313を通って制御部315に入力される。
すると、制御部315は、検出信号に応じて、すなわち、選択された番組に応じて、オフセット及びコード数を決定する。
ここで、番組ガイドが入っているチャネルのHS−PDSCHをデコードすることにより抽出される上記のテーブルは、データ入力部314に対する操作による選択確定結果と、オフセット及びコード数と、の対応付け情報を格納したものである。すなわち、この対応付け情報は、例えば、図3の番組1はオフセットが1でコード数も1、番組2はオフセットが2でコード数も1、番組3はオフセットが3でコード数も1、番組4はオフセットが4でコード数も1、番組5はオフセットが5でコード数も1、番組6はオフセットが6でコード数も1、番組7はオフセットが7でコード数も1、番組8はオフセットが8でコード数も1、番組9はオフセットが9でコード数も1、番組10はオフセットが10でコード数も1、番組11はオフセットが11でコード数も1、番組12はオフセットが12でコード数も1、番組13はオフセットが13でコード数も1、番組14はオフセットが14でコード数も1、というように、各番組とオフセット及びコード数との対応付けを示す情報である。
そして、制御部315は、このテーブル内の対応付け情報を参照することにより、選択された番組に応じてオフセット及びコード数を決定する。
更に、制御部315は、決定したオフセット及びコード数を用いて、選択された番組が入っているHS−PDSCHをデコードするためのチャネライゼーションコードセットを決定する。
更に、制御部315は、決定したオフセット及びコード数を逆拡散復調部320に通知し、決定したチャネライゼーションコードセットをチャネル復号部319に通知する。
逆拡散復調部320は、制御部315から通知されたオフセット及びコード数(ユーザにより選択された番組が入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数)に従い、基地局101から受信する15本分のチャネル数のHS−PDSCHのうち、ユーザにより選択された番組が入っているチャネル(例えば、オフセットが2でコード数が1であれば、図2の第3チャネル)のHS−PDSCHを識別し、当該HS−PDSCHを逆拡散して復調し、復調後の信号をチャネル復号部319に出力する。
更に、チャネル復号部319は、制御部315から通知されたチャネライゼーションコードセット(ユーザにより選択された番組が入っているHS−PDSCHのチャネライゼーションコードセット)を用いて、逆拡散復調部320から入力される信号をデコード(復号)する。
こうして、基地局101から受信するHS−PDSCH(図2)のうち、ユーザにより選択された番組が入っているチャネル(例えば、図2の第3チャネル)のHS−PDSCHがデコードされ、番組の表示データ及び音声データが抽出される。
更に、チャネル復号部319は、ユーザにより選択された番組が入っているHS−PDSCHのデコードにより抽出した表示データ及び音声データをデータ出力処理部317へ出力する。
データ出力処理部317は、制御部315による制御に従い、チャネル復号部319から入力された番組の表示データ及び音声データを用いて、番組の表示及び音声をデータ出力部316から出力させる。
こうして、ユーザにより選択された番組がデータ出力部316に表示されたり音声出力されるので、ユーザは番組を視聴することができる。
以上のような第1の実施形態によれば、ユーザによる番組の選択動作に連動させて、HS−PDSCHのオフセットを決定するので、HSDPA通信における同一セルにおいて、多数のユーザの移動体通信端末102において、それぞれ選択した番組をいつでも視聴することができる。
更に、本実施形態では、HS−SCCH及びHS−PDSCHを使用しないため、電力リソースを減らすこともできる。
〔第2の実施形態〕
上記の第1の実施形態では、1つの番組に対して1つのチャネルが割り当てられている例を説明したが、1つの番組の情報量が多い場合、各番組に対して1チャネルのみの割り当てでは、基地局101から遠くに位置する移動体通信端末102や電波環境の悪い移動体通信端末102では適切に番組を視聴できない可能性がある。
そこで、第2の実施形態では、1つの番組に対して複数のチャネルを割り当てる例を説明する。
本実施形態の場合、基地局101及び移動体通信端末102の構成及び動作は基本的に上記の第1の実施形態と同様であるが、以下に説明するように、基地局101から配信されるHS−PDSCHの構成が上記の第1の実施形態と相違し、この相違に伴い、他にも幾つかの点で上記の第1の実施形態と相違する。
図4は、本実施形態において、基地局101から移動体通信端末102へ送信されるHS−PDSCHの構成の一例を示す図である。
本実施形態においては、例えば図4に示すように、基地局101は、HS−PDSCHの15チャネルのうち、第2及び第3チャネルには番組1を、第4乃至第7チャネルには番組2を、第8乃至第12チャネルには番組3を、第13乃至第15チャネルには番組4を、それぞれ割り当てて、番組を配信する。
本実施形態の場合、移動体通信端末102の動作としては、先ず、ユーザにより、番組を視聴を開始する旨の操作がデータ入力部314に対して行われると、制御部315は、その旨を認識する。
すると、制御部315は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を予め記憶しているため、これらオフセット及びコード数を用いることにより、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのデコードに用いられるチャネライゼーションコードセットを決定する。
また、制御部315は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を逆拡散復調部320に通知する一方で、チャネライゼーションコードセットをチャネル復号部319に通知する。
また、受信部321は、基地局101から常時配信される図4のようなHS−PDSCHを受信し、受信した信号を逆拡散復調部320に出力する。
逆拡散復調部320は、制御部315から通知されたオフセット及びコード数(番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数)に従い、基地局101から受信するHS−PDSCHのうち、番組ガイドが入っているチャネル(例えば、図4の第1チャネル)のHS−PDSCHを識別し、当該HS−PDSCHを逆拡散して復調し、復調後の信号をチャネル復号部319に出力する。
更に、チャネル復号部319は、制御部315から通知されたチャネライゼーションコードセット(番組ガイドが入っているHS−PDSCHのチャネライゼーションコードセット)を用いて、逆拡散復調部320から入力される信号をデコード(復号)する。
こうして、基地局101から受信するHS−PDSCH(図4)のうち、番組ガイドが入っているチャネル(例えば、図4の第1チャネル)のHS−PDSCHがデコードされる。
ここで、図5は、本実施形態の場合に、移動体通信端末102のデータ出力部316の表示部に表示される番組の選択画面の一例を示す図である。
番組ガイドには、図5のような画面構成の表示データが含まれている。この表示データには、各番組を識別するための識別情報(番組名など)や、画面構成に関する情報が含まれている。
また、移動体通信端末102は、上記表示データを用いて図5のような画面をデータ出力部316の表示部に表示させる制御を制御部315が実行するための表示制御プログラムを例えばROMに予め記憶している。
更に、移動体通信端末102は、ユーザの操作によって、表示された画面内の選択項目(図5の番組1〜番組4)のうち所望の選択項目にカーソルが移動され該カーソル位置で選択確定操作がなされると、制御部315がその番組が入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を決定する動作を実行するためのオフセット・コード数決定プログラムを例えばROMに予め記憶している。
そして、番組ガイドには、オフセット・コード数決定プログラムに従った動作に際して制御部315が参照するテーブル(後述)も含まれている。
すなわち、チャネル復号部319は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHをデコードすることにより、上記のテーブル及び表示データを抽出する。
更に、チャネル復号部319は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのデコードにより抽出した表示データ及びテーブルのうち、番組選択画面の表示データはデータ出力処理部317へ、テーブルは制御部315へ、それぞれ出力する。
次に、制御部315は、表示制御プログラムに従ってデータ出力処理部317を制御し、データ出力処理部317は、制御部315による制御に従い、チャネル復号部319から入力された番組選択画面の表示データを用いて図5のような番組選択画面をデータ出力部316の表示画面に表示させる。
要するに、移動体通信端末102では、基地局101から図4のようなHS−PDSCHを受信すると、その中の番組ガイドの内容に基づき、例えば、図5のような画面を当該移動体通信端末102のデータ出力部316に表示する。
そして、ユーザは自分の見たい番組をデータ出力部316の表示画面上において選択するための操作をデータ入力部314に対して行う。
すると、操作に応じてデータ入力部314が検出した検出信号がデータ符号部313を通って制御部315に入力される。
すると、制御部315は、検出信号に応じて、すなわち、選択された番組に応じて、オフセットを決定する。
ここで、本実施形態の場合、上記のテーブルは、例えば、図5の番組1はオフセットが1でコード数が2、番組2はオフセットが3でコード数が4、番組3はオフセットが7でコード数が5、番組4はオフセットが12でコード数が3というように、各番組とオフセット及びコード数との対応付けを示す情報である。
そして、制御部315は、このテーブル内の対応付け情報を参照することにより、選択された番組に応じてオフセット及びコード数を決定する。
更に、制御部315は、決定したオフセット及びコード数を用いて、選択された番組が入っているHS−PDSCHを全てデコードするためのチャネライゼーションコードセットそれぞれを決定する。
更に、制御部315は、決定したオフセット及びコード数を逆拡散復調部320に通知し、決定したチャネライゼーションコードセットをチャネル復号部319に通知する。
逆拡散復調部320は、制御部315から通知されたオフセット及びコード数(ユーザにより選択された番組が入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数)に従い、基地局101から受信する15本分のチャネル数のHS−PDSCHのうち、ユーザにより選択された番組が入っている複数のチャネル(例えば、番組2が選択された場合、オフセットが3でコード数が4であるため、該当するチャネルは図4の第4乃至第7チャネル)のHS−PDSCHを全て識別し、これらHS−PDSCHをそれぞれ逆拡散して復調し、復調後の信号をチャネル復号部319に出力する。
更に、チャネル復号部319は、制御部315から通知されたチャネライゼーションコードセット(ユーザにより選択された番組と対応する全てのチャネライゼーションコードセットであり、例えば、番組2が選択された場合は図4の第4乃至第7チャネルの各々のチャネライゼーションコードセット)を用いて、逆拡散復調部320から入力される信号をデコード(復号)する。
こうして、基地局101から受信するHS−PDSCH(図4)のうち、ユーザにより選択された番組が入っているチャネル(例えば、図4の第4乃至第7チャネル)のHS−PDSCHが全てデコードされ、番組の表示データ及び音声データが全て抽出される。
更に、チャネル復号部319は、ユーザにより選択された番組が入っているHS−PDSCHを全てデコードすることにより抽出した表示データ及び音声データをデータ出力処理部317へ出力する。
データ出力処理部317は、制御部315による制御に従い、チャネル復号部319から入力された番組の表示データ及び音声データを用いて、番組の表示及び音声をデータ出力部316から出力させる。
こうして、ユーザにより選択された番組がデータ出力部316に表示されたり音声出力されるので、ユーザは番組を視聴することができる。
以上のような第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態の場合も、基地局101及び移動体通信端末102の構成は基本的に上記の第1の実施形態と同様である。
ただし、本実施形態では、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対にして番組を配信する点で、上記の第1の実施形態と相違する。
HS−SCCHには、各番組毎に、対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を有するHS−PDSCHが含まれる。
更に、本実施形態では、移動体通信端末102は、選択画面において選択された番組と、各番組と対応するSH−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットと、の対応付けを示す対応付け情報(テーブル)を用いる。この対応付け情報(テーブル)は、移動体通信端末102が予め不揮発値として記憶保持しても良いし、或いは、番組ガイドが入っているHS−PDSCHに入れて、基地局102から移動体通信端末102に配信するようにしても良い。
更に、各番組と対応するSH−SCCHのueidについても、移動体通信端末102が予め不揮発値として記憶保持しても良いし、或いは、番組ガイドが入っているHS−PDSCHに入れて、基地局102から移動体通信端末102に配信するようにしても良い。
更に、各番組と対応するSH−SCCHのチャネライゼーションコードセットについても、移動体通信端末102が予め不揮発値として記憶保持しても良いし、或いは、番組ガイドが入っているHS−PDSCHに入れて、基地局102から移動体通信端末102に配信するようにしても良い。
番組ガイドが入っているHS−PDSCH(例えば、図2の第1チャネル)のオフセット及びコード数を移動体通信端末102が不揮発値として記憶保持している点については、上記の第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、ueidは、個々の移動体通信端末102に固有の情報ではなく、複数の移動体通信端末102で共有される情報である。
次に、本実施形態の動作を説明する。
基地局101では、配信する番組の情報量に応じて、その制御部305にて適宜にHS−PDSCHのコード数及び変調方式を決め、チャネル符号部303にて符号化し、拡散変調部302、送信部301、基地局送信アンテナ201を介して移動体通信端末102に送信する。ここで、情報量が多い番組に対しては複数のチャネル(コード数)を割り当てる。また、変調方式には、例えば、QPSK方式や16QAMがあり、高レートの通信が必要であれば、16QAMを選択する。
図4は、本実施形態において、基地局101から移動体通信端末102へ送信されるHS−PDSCHの構成の一例を示す図である。
本実施形態の場合、図4に示すように、例えば、HS−PDSCHの第1チャネルに番組ガイドが割り当てられ、第2チャネル及び第3チャネルには番組1が、第4乃至第7チャネルには番組2が、第8乃至第12チャネルには番組3が、第13乃至第15チャネルには番組4が、それぞれ割り当てられている。
本実施形態における移動体通信端末102の動作としては、先ず、ユーザにより番組を視聴を開始する旨の操作がデータ入力部314に対して行われると、制御部315はその旨を認識する。
すると、制御部315は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を予め記憶しているため、これらオフセット及びコード数を用いることにより、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのデコードに用いられるチャネライゼーションコードセットを決定する。
また、制御部315は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数を逆拡散復調部320に通知する一方で、チャネライゼーションコードセットをチャネル復号部319に通知する。
また、受信部321は、基地局101から常時配信される図4のようなHS−PDSCHを受信し、受信した信号を逆拡散復調部320に出力する。
逆拡散復調部320は、制御部315から通知されたオフセット及びコード数(番組ガイドが入っているHS−PDSCHのオフセット及びコード数)に従い、基地局101から受信するHS−PDSCHのうち、番組ガイドが入っているチャネル(例えば、図4の第1チャネル)のHS−PDSCHを識別し、当該HS−PDSCHを逆拡散して復調し、復調後の信号をチャネル復号部319に出力する。
更に、チャネル復号部319は、制御部315から通知されたチャネライゼーションコードセット(番組ガイドが入っているHS−PDSCHのチャネライゼーションコードセット)を用いて、逆拡散復調部320から入力される信号をデコード(復号)する。
こうして、基地局101から受信するHS−PDSCH(図4)のうち、番組ガイドが入っているチャネル(例えば、図4の第1チャネル)のHS−PDSCHがデコードされる。
ここで、図5は、移動体通信端末102のデータ出力部316の表示部に表示される番組の選択画面の一例を示す図である。
番組ガイドには、図5のような画面構成の表示データが含まれている。この表示データには、各番組を識別するための識別情報(番組名など)や、画面構成に関する情報が含まれている。
また、移動体通信端末102は、上記表示データを用いて図5のような画面をデータ出力部316の表示部に表示させる制御を制御部315が実行するための表示制御プログラムを例えばROMに予め記憶している。
更に、移動体通信端末102は、ユーザの操作によって、表示された画面内の選択項目(図4の番組1〜番組4)のうち所望の選択項目にカーソルが移動され該カーソル位置で選択確定操作がなされると、制御部315がその番組と対応するueid及びチャネライゼーションコードセットを決定する動作を実行するためのueid・チャネライゼーションコードセット決定プログラムを例えばROMに予め記憶している。
ueid・チャネライゼーションコードセット決定プログラムに従った動作に際して制御部315が参照するテーブルは、上記のように、予め移動体通信端末102が記憶保持しているか、又は、番組ガイドと同じHS−PDSCHに入れて、基地局101から配信される。従って、後者の場合は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのデコードにより、上記テーブルが抽出される。
従って、チャネル復号部319は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHをデコードすることにより、上記の表示データを抽出するか、或いは、上記の表示データ及びテーブルを抽出する。
更に、チャネル復号部319は、番組ガイドが入っているHS−PDSCHのデコードにより抽出した表示データをデータ出力処理部317へ出力する。また、テーブルも抽出した場合は、該テーブルを制御部315へ出力する。
次に、制御部315は、表示制御プログラムに従ってデータ出力処理部317を制御し、データ出力処理部317は、制御部315による制御に従い、チャネル復号部319から入力された番組選択画面の表示データを用いて図5のような番組選択画面をデータ出力部316の表示画面に表示させる。
要するに、移動体通信端末102では、基地局101から図4のようなHS−PDSCHを受信すると、その中の番組ガイドの内容に基づき、例えば、図5のような画面を当該移動体通信端末102のデータ出力部316に表示する。
そして、ユーザは自分の見たい番組をデータ出力部316の表示画面上において選択するための操作をデータ入力部314に対して行う。
すると、操作に応じてデータ入力部314が検出した検出信号がデータ符号部313を通って制御部315に入力される。
すると、制御部315は、上記のテーブルを参照することにより、データ入力部314からデータ符号部313を介して入力される検出信号に応じてueid及びチャネライゼーションコードセットを決定する。すなわち、選択された番組に応じて、受信すべきHS−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットを決定する。
ここで、本実施形態の場合のテーブルには、例えば、番組1はueidが1、番組2はueidが2、番組3はueidが3、番組4はueidが4といったような対応付け情報が含まれている。
そして、制御部315は、このテーブル内の対応付け情報を参照することにより、選択された番組に応じてueid及びチャネライゼーションコードセットを決定する。
更に、制御部315は、決定したueid及びチャネライゼーションコードセットをチャネル復号部319に通知する。
チャネル復号部319は、制御部315から通知されたueid及びチャネライゼーションコードセット(選択された番組と対応するHS−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセット)を用いて、HS−SCCHのデコードを行うことにより、選択された番組と対応するHS−PDSCHのデコード情報(オフセット及びコード数)を抽出する。ここで、より詳細には、チャネル復号部319は、制御部315から通知されたueid及びチャネライゼーションコードセットを用いて、図4に示す全ての番組と対応するHS−SCCHの復号を試み、各復号結果について、正しく復号できたか否かのチェックを例えばCRCチェックなどにより行う。そして、正しく復号できた復号結果を、選択された番組と対応するHS−PDSCHのデコード情報とみなす。
チャネル復号部319は、このようにして、選択された番組と対応するHS−PDSCHのデコード情報を抽出すると、該デコード情報を用いて、上記の第1の実施形態と同様の動作により、選択された番組と対応するHS−PDSCHのデコードを行い、番組の表示データ及び音声データを抽出する。
更に、チャネル復号部319は、抽出した表示データ及び音声データをデータ出力処理部317へ出力する。
データ出力処理部317は、制御部315による制御に従い、チャネル復号部319から入力された番組の表示データ及び音声データを用いて、番組の表示及び音声をデータ出力部316から出力させる。
こうして、ユーザにより選択された番組がデータ出力部316に表示されたり音声出力されるので、ユーザは番組を視聴することができる。
なお、上記は一例であり、番組の情報量に応じて番組毎にHS−PDSCHのチャネル数を決めることができ、配信中も番組毎に随時においてHS−PDSCHのチャネル数を変更することが可能である。ただし、全ての番組(図4の例では例えば4つの番組)を合算したHS−PDSCHのチャネル数14(番組ガイドの1チャネル分を除くチャネル数)を超えることはできない。
以上のような第3の実施形態によれば、ユーザによる番組の選択動作に連動させて、HS−SCCHのueidを決定するので、HSDPA通信に対応した移動体通信端末102で多数のユーザが選択した番組をいつでも見ることができる。
しかも、本実施形態では、基地局101は番組情報量に応じて送信レートを変更することができる。
また、HS−PDSCHを使用しないため、従来よりも電力リソースを減らすことができる。
なお、上記の各実施形態では、番組ガイドを1つのチャネルに割り当てる例を説明したが、番組ガイドを複数のチャネルに割り当てても良いのは勿論である。
また、配信される情報(配信情報)が番組である例を説明したが、番組以外の情報を配信することもできる。
第1の実施形態に係る基地局及び移動体通信端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態において、基地局から移動体通信端末へ送信されるHS−PDSCHの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態において、移動体通信端末に表示される番組の選択画面の一例を示す図である。 第2及び第3の実施形態において基地局から移動体通信端末へ送信されるHS−PDSCHの構成の一例を示す図である。 第2及び第3の実施形態において、移動体通信端末に表示される番組の選択画面の一例を示す図である。 HS−DPCCHのサブフレームの構成を示す図である。
符号の説明
101 基地局
102 移動体通信端末

Claims (23)

  1. 移動体通信端末に情報を配信する基地局と、前記基地局から情報を受信する移動体通信端末と、を備えるHSDPA方式の移動体通信システムにおいて、
    前記基地局は、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHと対にはせずにHS−PDSCHを送信し、
    前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、
    前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、
    前記移動体通信端末は、配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、該選択された配信情報と対応するオフセット値及びコード数を決定し、該決定したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴とする移動体通信システム。
  2. 前記ガイド情報には、前記選択画面において選択された配信情報と、各配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数と、の対応付けを示す対応付け情報が含まれ、
    前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより前記対応付け情報を抽出し、該対応付け情報を参照することにより、ユーザにより前記選択画面において選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を決定することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
  3. 前記移動体通信端末は、前記選択画面において選択された配信情報と、各配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数と、の対応付けを示す対応付け情報を参照することにより、前記選択画面においてユーザによって選択された配信情報と対応するオフセット値及びコード数を決定する動作を実行するためのオフセット値・コード数決定プログラムを予め記憶保持しており、
    前記オフセット値・コード数決定プログラムに従い、前記対応付け情報を参照することにより、前記選択画面においてユーザにより選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体通信システム。
  4. 移動体通信端末に情報を配信する基地局と、前記基地局から情報を受信する移動体通信端末と、を備えるHSDPA方式の移動体通信システムにおいて、
    前記基地局は、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対で送信し、
    前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、
    前記HS−SCCHには、各配信情報毎に、対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を有するHS−PDSCHが含まれ、
    前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、
    前記移動体通信端末は、配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、複数の移動体通信端末に共用されるueidであって前記選択された配信情報と対応するueidを決定し、該決定したueidを用いて前記選択された配信情報と対応するHS−SCCHをデコードすることにより、前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を抽出し、これら抽出したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴とする移動体通信システム。
  5. 前記ガイド情報には、前記選択画面において選択された配信情報と、各配信情報と対応するSH−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットと、の対応付けを示す対応付け情報が含まれ、
    前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより前記対応付け情報を抽出し、該対応付け情報を参照することにより、ユーザにより前記選択画面において選択された配信情報と対応するSH−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットを決定することを特徴とする請求項4に記載の移動体通信システム。
  6. 前記移動体通信端末は、前記選択画面において選択された配信情報と、各配信情報と対応するSH−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットと、の対応付けを示す対応付け情報を予め記憶保持しており、
    前記移動体通信端末は、前記対応付け情報を参照することにより、ユーザにより前記選択画面において選択された配信情報と対応するSH−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットを決定することを特徴とする請求項4に記載の移動体通信システム。
  7. 前記移動体通信端末は、前記対応付け情報を参照することにより、前記選択画面においてユーザによって選択された配信情報と対応するSH−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットを決定する動作を実行するためのueid・チャネライゼーションコードセット決定プログラムを予め記憶保持しており、
    前記ueid・チャネライゼーションコードセット決定プログラムに従い、前記対応付け情報を参照することにより、前記選択画面においてユーザにより選択された配信情報と対応するSH−SCCHのueid及びチャネライゼーションコードセットを決定することを特徴とする請求項5又は6に記載の移動体通信システム。
  8. 前記ガイド情報には、各配信情報と対応するSH−SCCHのueidが含まれることを特徴とする請求項4乃至7の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  9. 前記移動体通信端末は、各配信情報と対応するSH−SCCHのueidを予め記憶保持していることを特徴とする請求項4乃至7の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  10. 前記ガイド情報には、各配信情報と対応するSH−SCCHのチャネライゼーションコードセットが含まれることを特徴とする請求項4乃至9の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  11. 前記移動体通信端末は、各配信情報と対応するSH−SCCHのチャネライゼーションコードセットを予め記憶保持していることを特徴とする請求項4乃至9の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  12. 前記基地局は、各配信情報の情報量に応じて、各配信情報のHS−PDSCHのコード数を変更することを特徴とする請求項4乃至11の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  13. 前記基地局は、各配信情報の情報量に応じて、各配信情報のHS−PDSCHの変調方式を変更することを特徴とする請求項4乃至12の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  14. 前記移動体通信端末は、前記選択画面を前記表示画面に表示する動作を実行するための表示プログラムを予め記憶保持しており、前記表示プログラムに従い、前記選択画面を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  15. 前記配信情報は、番組であり、
    前記移動体通信端末は、ユーザにより選択された番組と対応するHS−PDSCHをデコードすることにより当該番組の表示データを抽出し、該表示データを用いて番組を表示することを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の移動体通信システム。
  16. 基地局から送信される複数の配信情報の各々と対応するHS−PDSCHのうち、ユーザにより選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることが可能なHSDPA方式の移動体通信端末において、
    基地局から送信されるHS−PDSCHのうち、複数の配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、
    配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、該選択された配信情報と対応するオフセット値及びコード数を決定し、該決定したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴とする移動体通信端末。
  17. HS−PDSCHにより移動体通信端末に複数の配信情報を配信するHSDPA方式の基地局において、
    前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHと対にはせずにHS−PDSCHを送信し、
    前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ
    前記ガイド情報のHS−PDSCHは、前記移動体通信端末で予め記憶保持されるオフセット値及びコード数を用いてデコード可能にエンコードされることを特徴とする基地局。
  18. 基地局から送信される複数の配信情報の各々と対応するHS−PDSCHのうち、ユーザにより選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることが可能なHSDPA方式の移動体通信端末において、
    基地局から送信されるHS−PDSCHのうち、複数の配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、
    前記移動体通信端末は、配信情報を受信する場合には、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出し、該ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示し、ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、複数の移動体通信端末に共用されるueidであって前記選択された配信情報と対応するueidを決定し、該決定したueidを用いて前記選択された配信情報と対応するHS−SCCHをデコードすることにより、前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を抽出し、これら抽出したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードすることを特徴とする移動体通信端末。
  19. HS−PDSCHにより移動体通信端末に複数の配信情報を配信するHSDPA方式の基地局において、
    前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対で送信し、
    前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、
    前記HS−SCCHには、各配信情報毎に、対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を有するHS−PDSCHが含まれ
    前記ガイド情報のHS−PDSCHは、前記移動体通信端末で予め記憶保持されるオフセット値及びコード数を用いてデコード可能にエンコードされることを特徴とする基地局。
  20. 基地局から情報を配信し、該情報を移動体通信端末が受信するHSDPA方式の移動体通信方法において、
    前記基地局が、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHと対にはせずにHS−PDSCHを送信する第1の過程を備え、
    前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、
    前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、
    当該移動体通信方法は、更に、前記移動体通信端末が配信情報を受信する第2の過程を更に備え、
    前記第2の過程には、
    前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出する第3の過程と、
    前記ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示する第4の過程と、
    ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、該選択された配信情報と対応するオフセット値及びコード数を決定する第5の過程と、
    前記決定したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードする第7の過程と、
    が含まれることを特徴とする移動体通信方法。
  21. 基地局から情報を配信し、該情報を移動体通信端末が受信するHSDPA方式の移動体通信方法において、
    前記基地局が、前記移動体通信端末に対し、HS−SCCHとHS−PDSCHとを対で送信する第1の過程を備え、
    前記HS−PDSCHには、複数の配信情報とそれぞれ対応するHS−PDSCHと、各配信情報の識別情報の識別情報を少なくとも含むガイド情報のHS−PDSCHと、が含まれ、
    前記HS−SCCHには、各配信情報毎に、対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を有するHS−PDSCHが含まれ、
    前記移動体通信端末は、前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を予め記憶保持しており、
    当該移動体通信方法は、更に、前記移動体通信端末が配信情報を受信する第2の過程を更に備え、
    前記第2の過程には、
    前記ガイド情報のHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を用いて前記ガイド情報のHS−PDSCHをデコードすることにより、前記ガイド情報を抽出する第3の過程と、
    前記ガイド情報に含まれる識別情報を用いることにより、前記複数の配信情報の何れかを選択操作可能となるように当該移動体通信端末の表示画面に配信情報の選択画面を表示する第4の過程と、
    ユーザにより何れかの配信情報が選択されると、複数の移動体通信端末に共用されるueidであって前記選択された配信情報と対応するueidを決定する第5の過程と、
    前記決定したueidを用いて前記選択された配信情報と対応するHS−SCCHをデコードすることにより、前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHのオフセット値及びコード数を抽出する第6の過程と、
    前記抽出したオフセット値及びコード数を用いて前記選択された配信情報と対応するHS−PDSCHをデコードする第7の過程と、
    が含まれることを特徴とする移動体通信方法。
  22. コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、請求項16又は18に記載の移動体通信端末の動作をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  23. コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、請求項17又は19に記載の基地局の動作をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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