JP5033919B2 - プロセストランスミッタの高性能アーキテクチャ - Google Patents

プロセストランスミッタの高性能アーキテクチャ Download PDF

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Description

プロセストランスミッタは、一般に、プロセス関連パラメータ(温度、圧力、流速、体積など)を測定するためのプロセス変数センサおよび測定回路構成を含む。プロセストランスミッタは、プロセスパラメータ出力を器具類及び制御設備へ送信するための出力回路構成をさらに含む。多くの場合、この送信は、アナログ出力回路構成を必要とする、4〜20mA電流ループのようなアナログ回路で行われる。さらに、プロセストランスミッタが、電流ループでパルスを送信するパルス出力回路構成を使用して、または、4〜20mA電流ループでデジタル信号を送信するデジタル通信回路構成を使用して、プロセス関連情報を送信することは一般的である。
殆どの「スマート」プロセストランスミッタは、マイクロコントローラの周りに集中する共通のアーキテクチャを共有する。マイクロコントローラは、一般に微小電力(典型的に1mA未満)の下で動作しなくてはならないので、マイクロコントローラに関する要求は非常に高く、マイクロコントローラは、一定の速度でセンサ更新情報を読み出し、処理し、公表する必要があり、要件として、一般に様々な誤差発生源の一次検知された変数を補正するため信号修正機能を提供する必要があり、デジタル通信機能をサポートする必要があり、プロセストランスミッタの正確な動作を確実にするため診断アクティビティを実行および管理する必要がある。これらの領域のすべてにおいて要件を充足するシステムの実施は現在のマイクロコントローラの資源に重い負担を強いる。資源は3つのカテゴリ、すなわち、消費電力、メモリ空間、および、実行時間に分類される。
マイクロコントローラ技術は長年の間に改良され、既存のものよりはるかに多い能力を提供する。しかし、製品要件および市場要求はマイクロコントローラ技術より先を進んでいるように思われる。次世代のプロセストランスミッタ製品は、たとえば、さらなる高速性、さらなる高度な修正アルゴリズム、多変数サポート、および、高性能診断を要求することもあり得る。多くの場合、旧来のプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャは、これらの要求をサポートするために漸進的改良がなされることが可能なだけであり、将来のプロセストランスミッタ要求を満たしていない可能性がある。
以上の説明は一般的な背景情報のため記載されただけであり、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を決定する助けとして使用されることが意図されていない。
プロセストランスミッタは、プロセス変数を監視する少なくとも1つのセンサと、少なくとも1つのセンサに連結され、プロセス変数値を表すプロセス変数データを供給するように構成されたアナログ・デジタル(A/D)変換器回路構成とを含む。デジタル信号プロセッサ(DSP)は、プロセス変数データを受信するためにA/D変換器回路構成に連結されている。DSPは、出力データを生成するために、A/D変換器回路構成からのプロセス変数データを受信し、計算を実行するように構成されたコプロセッサを含む。プロセストランスミッタの通信回路構成は、ループ配線上の通信を制御するか、または、プロセストランスミッタとのワイヤレス通信を制御するように構成されている。DSPのコプロセッサから分離したマイクロプロセッサは、DSPからワイヤレス通信またはループ配線上の通信のための通信回路構成への出力データの移動を制御するためにコプロセッサと通信回路構成との間に連結されている。
従来技術のプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第1の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第1の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャのワイヤレス型実施形態を示すブロック図である。 第2の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第3の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第4の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第5の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第6の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第7の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。 第8の開示されたプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャを示すブロック図である。
殆どの「スマート」プロセストランスミッタは、図1に示されているように、マイクロコントローラの周りに集中する共通のアーキテクチャを共有する。図1に記載されたプロセストランスミッタ100の回路構成の概略図に示されているように、従来型のプロセストランスミッタのアーキテクチャは、1つ以上のプロセス変数センサ105と、アナログセンサ信号を、それらを表すデジタル信号に変換する、対応するアナログ・デジタル(A/D)変換器110とを含む。プロセストランスミッタは、さらに典型的に、動作時のプロセス変数または他の情報の記憶のための不揮発性(NV)メモリコンポーネント115を含む。マイクロコントローラ120は、シリアル周辺インターフェース(SPI)バス125のようなバスを介して、A/D変換器110およびメモリコンポーネント115と通信する。SPIバス125、および、マスタ装置(たとえば、マイクロコントローラ120)とスレイブ装置(たとえば、A/D変換器110、メモリコンポーネント115など)との間で通信するため使用可能である対応するSPIプロトコルは、技術的に周知である。開示された実施形態は、SPIバス使用に関して実証されているが、SPIバスおよびSPIプロトコルとの併用に限定されない。他の方法を使用する通信が、たとえば、マルチマスタ方式シリアル・コンピュータ・バスICまたはユニバーサル非同期レシーバトランスミッタ(UART)を使用して、代わりに実施されることがある。A/D変換器110およびメモリコンポーネント115のような装置との通信を管理および制御するのに加えて、マイクロコントローラ120は、プロセス変数信号の読み取りおよび処理、信号修正および診断機能などのようなセンサおよび被検知プロセス変数に関連した機能を典型的に実行する。
図1に示されているように、従来型のプロセストランスミッタ100は、さらに典型的に、マイクロコントローラ120の制御下にあり、次に(たとえば、出力回路構成140の制御を介して)プロセス制御ループ上の4〜20mA信号を制御する回路構成135に制御信号を供給するために、デジタル・アナログ(DAC)回路構成130を含む。プロセストランスミッタが連結されているプロセス制御ループは破線145を使用して表されている。プロセストランスミッタ100は、さらに典型的に、ループ145から電力を受信し、トランスミッタのコンポーネントに給電するレギュレータ回路構成147を含む。さらに典型的にマイクロコントローラ120の制御下で、プロセストランスミッタ100は、デジタル通信プロトコルを使用して4〜20mAループを介してデジタル信号を送信するために出力制御回路構成135と通信するデジタル通信プロトコル(たとえば、HART(登録商標))モデム150を含む。さらに、4〜20mAループによる送信の代わりに、デジタル信号のワイヤレス通信もまた使用されることがある。
理解され得るように、マイクロコントローラは典型的に要件に忠実に従う必要があるので、マイクロコントローラへの要求は非常に高く、これらの要望は、絶対的な要件として表されているのではなく、以下のリストに含まれている要望のように、一例として記載されている。
・微小電力動作(1mA未満)
・リアルタイム・オペレーティング・システム:マイクロコントローラは一定のレート(たとえば、典型的に、45mS毎に)センサ更新情報を読み出し、処理し、公表することが必要である。
・信号修正:マイクロコントローラはセンサ情報を読み出し、様々な誤差発生源に対し一次変数を補正するため修正アルゴリズムを実行する。
・デジタル通信:すべてのスマート装置はデジタル通信プロトコル(たとえば、HART(登録商標)通信プロトコル)をサポートする。このことは、メッセージを受理および確認し、応答を作成し、公表するためにマイクロコントローラに負荷をかける。
・診断アクティビティ:コントローラは、装置の正確な動作を確実にする診断アクティビティを管理することが必要である。
上述されているように、これらの領域のすべてにおける要件を充足するプロセストランスミッタにおけるシステムの実施は、現在のマイクロコントローラの資源(たとえば、消費電力、メモリ空間、および、実行時間)に重い負担を強いる。プロセストランスミッタ製品要件が多くの場合にマイクロコントローラ技術の改良を凌ぐと仮定すると、マイクロコントローラ技術改良が可能な性能改良を超える性能改良を可能にする異なるプロセス・トランスミッタ・アーキテクチャが開示される。これらのプロセストランスミッタ・アーキテクチャは、電力制限を超えることなく、たとえば、より高速度(たとえば、20ms更新レート)、より高度な修正アルゴリズム、多変数サポート、高性能診断を提供するために役立つことができる。
「DSP」(デジタル信号プロセッサ)という用語は、デジタル(バイナリ)信号を操作する広範囲の技術を指す。実施は典型的にハードウェア指向であるが、マイクロコントローラによって実行されるソフトウェアを使用して行われ得る。ハードウェアアプローチを使用する優位性は、計算演算がソフトウェアアプローチよりはるかに効率的に行われ得ることである。このため、多数の既製のハードウェアDSP製品を利用可能である。しかし、これらの製品の大部分は、消費電流が簡単に100mAを超えることがある高速、高電力環境に適合している。これらの装置は、高速(たとえば、100MHz)で動作するように設計されているので、典型的に、それらの電力/性能が、ループ給電方式のプロセス機器が要求する電力レベルにスケーリングされることができない。
典型的な実施形態では、ハードウェア作動アルゴリズムとコプロセッサのソフトウェア作動との混合であるDSPが使用される。これは、(柔軟性を犠牲にした)ハードウェア実施の低電力と、柔軟性を提供し、簡単な更新プロセスを実現し易くするためのソフトウェアとを巧く利用する。このような混合型DSPアーキテクチャの実施例は、ハードウェアフィルタと、ソフトウェアで構成されたコプロセッサとを利用する流量計DSPチップを含む。本実施形態では、ハードウェアは、A/D変換器値および使用された様々なセンサの温度値とから圧力を決定する多項式を実施するため使用され得る。これらの式において、係数だけが変更可能であり、レジスタを使用して取り扱うことが可能である。
図2−1は、トランスミッタ性能を改良するために第1のアーキテクチャを使用するプロセストランスミッタ200−1を示すブロック図である。図2−1に示されているのは、プロセスを監視する3つのセンサ202であるが、本実施形態および他の実施形態は特有のセンサの数に限定されない。センサ202は、たとえば、差動圧力(DP)センサ、圧力(P)センサ、温度(T)センサなどが可能である。各センサ202は、センサ出力をデジタル値に変換するA/D変換器204に連結されている。各A/D変換器204はチップ選択(CS)線、割り込み(INT)線、および、シリアル周辺インターフェース(SPI)バスを介してデジタル信号プロセッサ210に連結されている。A/D変換器204がセンサ情報を更新したとき、A/D変換器はINT線に割り込みを発生し、対応するCS線を使用してDSP210によって選択された後、選択されたA/D変換器は、更新されたセンサデータを、SPIバスを介してDSPへ送信する。A/D変換器204のスレイブ装置のそれぞれは、別個のCS線(たとえば、CS1、CS2およびCS3)と、別個のINT線(たとえば、INT1、INT2およびINT3)とを有するが、SPIバスを共有できる。他のコンポーネントは同様に別個のCS線およびINT線を有するが、SPIバスを共有できる。以下、簡単にするため、これらの線は総称的にCS線およびINT線と呼ばれるが、一般的に別個のCS線およびINT線が典型的に使用されることが理解されるべきである。
マイクロプロセッサ230のようなマイクロコントローラがセンサデータ処理(たとえば、計算、補正など)機能と、2配線式プロセスループを介してセンサ関連データを送信する通信機能との両方を取り扱う従来型のプロセストランスミッタ・アーキテクチャとは違って、図2−1で使用されるアーキテクチャでは、別個のDSP210がマイクロプロセッサ230とA/D変換器204との間に位置付けられる。DSP210は、センサインターフェース機能を実行し(たとえば、割り込みを取り扱い、センサデータを受信する)、センサデータ計算機能を実行し、一方、マイクロプロセッサ230はループ通信機能を実行する。
DSP210は、SPIバスを介してA/D変換器204によって供給された値を読み出し、供給された値を入力データレジスタ212に記憶する。DSP210の中のコプロセッサ215は、その後に、出力値を計算し、出力値を出力データレジスタ217に記憶し、たとえばEまたはFRAMメモリのような関連したメモリを有するマイクロプロセッサ230への割り込みを作成する。一般に、A/D変換器へのマイクロプロセッサアクセスは、タイミング問題およびバス競合問題を回避するためにDSP210を介して提供されるものである。
マイクロプロセッサ230がDSP210によって計算されたセンサ情報を受信すると、マイクロプロセッサは、デジタル通信モデムおよび/またはデジタル・アナログ変換器(DAC)を使用してプロセスループ145によるデータの送信を制御する。図示された実施形態では、デジタル通信モデムおよびDACは、単一の通信回路構成チップ240に一体化される。しかし、他の実施形態では、別個のデジタル通信モデムおよびDACチップが使用される。単一チップの中のこれらの回路の表現は開示された実施形態をこの構成に限定しない。デジタル通信モデムの実施例は、HART通信プロトコルを使用して2配線式プロセスループ145を介して通信するHARTモデムである。ループ通信は他の工業規格通信プロトコルによることも可能である。適当な工業規格通信プロトコルの実施例は、限定されることなく、HART(登録商標)、FOUNDATION(登録商標)フィールドバス、PROFIBUS−PA、および、コントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)を含む。本図面におけるHART(登録商標)モデムの形式のデジタル通信モデムの図解は単なる一例であり、開示された実施形態をHART(登録商標)通信プロトコルに限定しない。
HART(登録商標)フィルタ245は、プロセスループの4〜20mA線に連結され、HART(登録商標)通信で使用される周波数シフトキーイング(FSK)信号が分析され得るように、DC成分をフィルタ除去する。DACは出力回路250を制御するため使用され、出力回路が今度はループ145上に4〜20mA電流を設定する。デジタル通信モデムは、出力回路250によって電流ループを介してデジタル信号を送信するため使用される。デジタル通信モデムまたはDACとの通信は、たとえば、CSおよびSPIバス線を使用して実施される。さらに、通信回路構成240のデジタル通信モデム部のため、マイクロプロセッサ230と通信回路構成240との間で送信データ(TXD)/受信データ(RXD)線がデジタルデータの送信または受信を制御するためさらに使用される。送信データ線および信号(TXA)は、出力回路を制御し、それによって、ループによるデジタル通信を実現し易くするため回路構成240と出力回路250との間に設けられている。パルス密度変調信号である1ビット信号MSB(たとえば、最上位ビット信号)は、ループ電流レベルを制御するために通信回路構成のDAC部から出力回路250へ供給され得る。
プロセスループを介して通信機能を取り扱う上に、マイクロプロセッサ230は、コントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)通信のような他の通信機能をさらに制御する。SPI対CAN通信チップは、図示された実施形態においてINT、CSおよびSPIバス線を使用して、マイクロプロセッサ230とCAN装置との間で通信する。さらに、マイクロプロセッサ230は、システムの診断および安全動作の監視の目的のため使用される診断A/D変換器270と通信する。例示的な実施形態では、A/D270は、監視用ループ電流レベルと、供給電圧レベルと、基準電力および他の電圧と、ボード温度と併せて使用される10ビット装置である。
プロセストランスミッタ200−1で利用されるアーキテクチャでは、マイクロプロセッサ230は、測定チャネルA/D割り込みの取り扱い、および、結果として生じるセンサデータに関する計算という従来型のタスクによる負荷から解放される。その代わりに、マイクロプロセッサ230は通信またはシステム制御のため主として用意されている。このことは、プロセスループ145から給電されたプロセストランスミッタのため利用可能である低電力レベルを用いると、主マイクロプロセッサは(結果としてより高速な割り込みレートなどをもたらす)より高速のサンプルレートに遅れないことが困難であったため、特に役に立つ。
図2−1は、プロセス制御ループを介して通信するように構成されたプロセストランスミッタを示している。しかし、他の実施形態は、制御室、他のプロセス装置、または、一般的に他の装置とワイヤレス方式で通信するように構成され得る。このようなワイヤレス方式で通信するプロセストランスミッタ200−2のような実施例が図2−2に示されている。プロセストランスミッタ200−2は、プロセス制御ループによるデータの送信に役立つコンポーネントを除いて、図1に示されたプロセストランスミッタ200−1のアーキテクチャと同じであるアーキテクチャを有する。たとえば、プロセストランスミッタ200−2はプロセス制御ループを介して通信しないので(または少なくともプロセス制御ループだけを介して通信することはないので)、出力回路構成250はすべての実施形態に含まれる必要がない。同様に、通信回路構成チップ240およびHARTフィルタ245は省略されることができ、または、実施されるそれらの必要な機能のいずれかを、ループ通信に関係していたプロセストランスミッタ200−1からのコンポーネントを置き換えることが可能である、どこか他のところ、たとえば、ワイヤレス通信モジュール280の中に有することができる。ワイヤレス通信、および、プロセス制御ループによる通信の両方が望ましい場合、通信モジュール280は、たとえば、コンポーネント240、245および250と共に組み込まれてもよく、かつ、マイクロプロセッサ230に別々に接続されてもよい。
用途に依存して、ワイヤレス通信モジュール280は、限定されることはないが、(カリフォルニア州アーバインのLinksys社によって確立されたIEEE 802.11(b)ワイヤレスアクセスポイント、および、ワイヤレスネットワーキング装置のような)ワイヤレスネットワーキング技術、(カリフォルニア州サンノゼのAeris Communications社によるMicroburst(登録商標)のような)セルラ(cellular)もしくはデジタルネットワーキング技術、超広帯域、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、符号分割多元接続(CDMA)、スペクトル拡散技術、ショートメッセージングサービス/テキストメッセージング(SMS)、または、何らかの他の適当な無線周波数ワイヤレス技術を含む、何らかの適当なワイヤレス通信プロトコルに従って通信するように適合することができる。さらに、無線周波数通信モジュール280を利用する複数のプロセストランスミッタ、および/または、ハンドヘルド型現場保守ツールが共存し、互いのワイヤレス動作範囲内で動作できるように、既知のデータ衝突技術が利用され得る。このような衝突回避は、ある程度の数の異なる無線周波数チャンネルおよび/またはスペクトル拡散技術を含むことができる。さらに、通信モジュール280は市販されているBluetooth通信モジュールでもよい。図2−1に示された実施形態では、通信モジュール280は、内部アンテナまたは外部アンテナであるアンテナ(図示せず)に連結されたトランスミッタ200−2の内部のコンポーネントである。他の実施形態では、モジュール280はトランスミッタ200−2の外部にあり得る。
残りのプロセストランスミッタの実施形態は、例示の目的のため、プロセス制御ループ(たとえば、有線方式の実施形態)を介して連結または通信するタイプであるとして示されている。しかし、これらの実施形態のそれぞれは、対応する無線方式で通信するプロセストランスミッタの実施形態もまた包含するものとして解釈されるべきであることが理解される必要がある。これらの対応する無線通信では、プロセス制御ループによる通信に関係する(対応する有線方式の実施形態において示されている)回路構成はワイヤレス通信モジュール280で置き換えられることができる。さらに、利用される共通のアーキテクチャに起因して、説明の目的のため、プロセストランスミッタ200−1および200−2は、以下では、プロセストランスミッタ200として総称され、図2−1および2−2は図2として総称される。
図3は、図2に示されたプロセストランスミッタ200で使用されるアーキテクチャと非常に類似している第2のアーキテクチャを使用するプロセストランスミッタ300を示すブロック図である。本アーキテクチャにおいて、マイクロプロセッサ230は、プロセスループ145上の4〜20mA電流を制御するため使用されたデータパスから取り除かれている。これを実現するため、通信回路構成240の出力DAC部はDSP210から直接的に駆動される。図3においてわかるように、CSおよびSPIバスはこのデータパスを実現し易くするためにDSP210と通信回路構成240との間に連結されている。これによって、トランスミッタの内部で必要とされる通信が少なくなるので、A/D変換器204が圧力データを発する時点からアナログ出力が更新される時点までの待ち時間が短くなる。回路構成240のデジタル通信モデム部へのデジタル通信は、CANインターフェース260へのデジタル通信が行っているように、依然としてマイクロコントローラ230を通ってモデムに達する(たとえば、TXD/RXD線を参照のこと)。
図4は、図2および3に示されたプロセストランスミッタ200および300において使用されるアーキテクチャに類似している第3のアーキテクチャを使用するプロセストランスミッタ400を示すブロック図である。プロセストランスミッタ400は、たとえば、いくつかの点でプロセストランスミッタ300とは異なる。第一に、プロセストランスミッタ400は、通信モジュール420の形で付加的な特定用途向け集積回路(ASIC)を含む。通信モジュール420は、通信回路構成240からのデジタル通信(たとえば、HART)モデム、フィルタ245、SPI対CANインターフェース260、および、CAN電力回路構成の機能を実行する単一のASICである。さらに、破線を使用して表されているように、システム診断A/D変換器270もまたいくつかの実施形態では通信モジュール420の一部として実施されて得る。
様々な回路コンポーネントからのこれらの機能が単一の通信モジュール420に一体化されることを可能にするため、通信回路構成240からのDAC機能はデジタルモデム機能から分離され、デジタルモデム機能が通信モジュールで実施されることを可能にする。DAC回路構成は、このとき、代わりに、必要に応じて独立型の集積チップ(IC)のようなどこか他のところで実施されてもよい。図4に示されているような典型的な実施形態では、DAC回路構成415はDSP410に追加され、DSP410は、このとき、ループ配線145上の4〜20mA電流を制御するために4〜20mA出力回路250と直接的に通信する。DAC415の組み込みによってDSP210とは相違するのに加えて、DACが制御する値がマイクロプロセッサ230による割り込みを介して取り扱われる代わりに出力回路250へ直接的に供給されるとき、DSP410は、場合によっては、出力レジスタ217を省くことができる。
図5は第4のアーキテクチャを使用するプロセストランスミッタ500を示すブロック図である。プロセストランスミッタ500の中で、センサ202に連結されているA/D変換器は、アナログ回路構成部だけを含み、多くの場合にA/D変換器の内部(たとえば、A/D変換器204の内部)で実施されるデジタル回路構成デシメーションフィルタを含まない。図示されているように、複数のA/D変換器が単一のチップ504にまとめられている。しかし、破線によって表されているように、A/D変換器504は代わりに別個のチップとして実施されてもよい。A/D変換器のそれぞれは、DSP510に連結されている高速データ(HSD)1ビットデータ線のペアを介して、そのセンサ関連信号を供給する。
図4に示されたDSP410に関して上述されているように類似した機能を実施するDSP510は、A/D機能のためのデシメーションフィルタ515を実施する。(複数の)デシメーションフィルタ515は、センサ値を表すマルチビットワード(たとえば、24ビットワード)を作成する。そうするため、デシメーションフィルタは、HSD線に供給された高速1ビット信号を、より低い周波数のロングワードにダウンサンプリングすることによって、マルチビットワードへ変換する。デシメーションフィルタのダウンサンプリングによって生成されたマルチビットワードは、その後、上述の実施形態の場合と同様に、入力レジスタ212の中に記憶され得る。入力および/または出力レジスタとしての機能を果たすSPI通信レジスタ520が、1つ以上のSPIバス上で通信されるべきデータを記憶するため組み込まれ得る。図示されているように、本実施形態は、DAC415がDSP510のコプロセッサ215から必要なデータを直接的に取得できるので、必ずしもDACのための出力レジスタも必要としない。しかし、DAC出力レジスタが、この目的、または、マイクロプロセッサ230がテスト、診断などのため値を読み出すことを可能にするような他の目的のため組み込まれ得る。これは、たとえば、図8に示され、さらに後述されている実施形態の実施例において明らかにされている。
いくつかの選択的な実施形態では、図示されているように、マイクロプロセッサ230およびA/D変換器504は、診断、構成、または、他の目的のため互いの間で直接的に通信してもよい。これは、プロセストランスミッタ500において、A/D変換器504とマイクロプロセッサ230とを接続するINT、CSおよびSPIバス線を追加することによって、実現し易くされる。さらに、HSD線を使用するA/D変換器504とDSP510との間の通信の代わりに(または加えて)、エンコーダ506およびデコーダ508が、場合によっては、A/D変換器504とプロセストランスミッタの残りの部分との間のセキュア通信を実現し易くするためプロセストランスミッタに追加され得る。
プロセストランスミッタ500の中で、アナログコンポーネントは、3つ以上のASIC構成を使用して、デジタルコンポーネントから完全に分離されてもよい。他のデジタル機能と共にDSP510にデシメーションフィルタ機能を追加すると、より小型の幾何学的構成がデジタルコンポーネントのため使用でき、より少ない消費電力を生じることが可能である。これは、プロセストランスミッタの製造業者が、同じ電力制限によって依然として制約されているのに、より多くの機能を自分の装置に加えようとするとき、重要な要因になり得る。
図6は、プロセストランスミッタ500のアーキテクチャに類似した第5のアーキテクチャを使用するが、さらなるIC一体化を伴うプロセストランスミッタ600を示すブロック図である。図6においてわかるように、(A/D変換器270を組み込むことができる)出力ASICまたは通信モジュール420とA/D ASIC504とは、両方共に混合モード装置であるので、混合モードASIC600を形成するために一体化される。同様に、DSP ASIC510はシステムマイクロコントローラ230と共に、これらは両方共に純粋にデジタル装置であるため、単一のデジタルDSP ASIC610に一体化される。このアーキテクチャは、利用可能な技術を最大限に利用する可能性がある。最適「デジタル」プロセスがDSP ASIC610のため使用され、最適「混合モード」プロセスがA/D ASIC604のため使用され得る。
図7は、上記のアーキテクチャと類似しているが、さらなるIC一体化を伴う第6のアーキテクチャを使用するプロセストランスミッタ650を示すブロック図である。プロセストランスミッタ650の中で、単一のASIC660がA/D変換器、DSP、マイクロプロセッサ、および、通信モジュールを実施するため使用される。典型的な実施形態では、単一のASIC660の内部で実施されないコンポーネントは、センサ202と、出力回路250と、場合によっては、外部メモリ装置232とだけである。図7に示されたアーキテクチャは、アナログコンポーネントとデジタルコンポーネントとの一体化のために、いくつかの電力効率を犠牲にする可能性があるが、集積チップ製造においてコスト節約をもたらす可能性もある。
図8は、孤立した測定チャネルを使用するプロセストランスミッタ700のブロック図である。本アーキテクチャの図示された実施形態では、センサA/D変換器は、図5〜7に示されている高速データ信号のような高速データ信号を供給するシグマ−デルタ変調器706の形をしている。シグマ−デルタ変調器706として図示されているが、センサA/D変換器はすべての実施形態においてシグマ−デルタ変調器であることは必要とされない。さらに、上述の図面に示されたA/D変換器回路構成はシグマ−デルタ変調器の形であり得る。
シグマ−デルタ変調器706からのHSD線は、シグマ−デルタ変調器からのデータストリームを単一のデータストリームに結合するデータエンコーダ707に供給される。単一のデータストリームは、絶縁変換器708の中を通され、DSP ASIC710の中に組み込まれたデータデコーダ709へ供給される。デコーダ709は、単一のデータストリームを元の別個のデータストリームに分離する。DSP 710の内部のデシメーションフィルタ515は、次に、各個別のデータストリームをマルチビットワードに変換する。各マルチビットワードは次にデータレジスタ212に記憶される。いくつかの図面では、デシメーションフィルタ515およびレジスタ212が単一のボックスとして示されているが、これらの回路構成コンポーネントは、図8に示されているように、複数のデシメーションフィルタおよび複数のデータレジスタを使用して実施され得る。
データデコーダ709の組み込みの他に、DSP710は、上述のアーキテクチャと非常に似通って機能する。コプロセッサ215が同様にデータレジスタ212に連結され、レジスタ212の中のデータに関する計算を実行するように構成されている。DACレジスタ712は、場合によっては、ループ配線145上の4〜20mA電流を設定するために、出力回路250を制御するDAC415への入力として供給される前に、コプロセッサ215からのデータを記憶するため組み込まれる。さらに、上記のアーキテクチャにおいて、SPIデータレジスタ520は、マイクロプロセッサ230とのSPI通信を実現し易くするためコプロセッサ215および他のコンポーネントに連結される。マイクロプロセッサ230はこの場合もデジタル通信モデム742を介してデジタル通信を制御する。
さらにDSP710の中に示されているのは、ループ配線による通信を担当しているマイクロプロセッサ230がそれに応じて通知され得るように、センサ/シグマ−デルタ変調器との通信に割り込みがあったかどうかを検出する選択的な通信検出回路構成720である。同様に、プロセストランスミッタ700の流量計による実施形態において、場合によっては、DSP710に組み込まれているのは、コプロセッサ215と出力回路250との間に連結されたパルス出力回路構成725である。パルス出力回路構成725は、周波数が流量を表すパルス出力を発生させるため出力回路250を制御する。パルス出力に連結されたトータライザ回路730はパルス出力に基づいて総流量カウントを保つように構成されている。
プロセストランスミッタ700にさらに組み込まれているのは、コンポーネントの動作用のクロック信号を供給するクロック回路735である。場合によっては、第2の絶縁変換器740が、測定チャネル回路構成からのDSPの絶縁を維持したままの状態でDSP710にもクロック信号を供給するため使用され得る。プロセストランスミッタ700の中の2つの他の選択的なコンポーネントは、通信復号化回路構成745と故障データ記憶回構成750とを含む。通信復号化回路構成745は、データエンコーダ707に連結され、診断機能などのような様々な目的のため符号化されたデータを復号化するため使用される。故障データ記憶回路構成750は、センサまたは他のコンポーネント機能の故障を表すデータを記憶する。
図9は、上述されたアーキテクチャ、たとえば、当初はHSD線または絶縁機能を利用しなかったプロセストランスミッタ200、300または400からの性能向上を表すアーキテクチャを使用するプロセストランスミッタ800を示すブロック図である。本実施形態では、可変A/D変換器の間の通信は、INTおよびCS方式を使用するSPIバスと、HSD線のいずれか一方または両方を用いることができる。A/D変換器204から提供されるHSD線による通信を実現し易くするため、図8に示されたエンコーダ707と類似した機能を行うエンコーダ805が設けられている。絶縁変換器810もまた、プロセストランスミッタ800のDSPと測定チャネルとの間で絶縁を行うために組み込まれている。符号化されたデータは変換器810を介して送信される。データを復号化するため、復号化およびデシメーションフィルタ回路構成815がDSP810の内部に組み込まれている。絶縁はHSD線とDSP810との間で行われるので、(たとえば、符号化回路構成、絶縁変換器、および、復号化回路構成を組み込むことができる)絶縁回路構成811がSPIバスとDSP810との間に同様に組み込まれることができる。プロセストランスミッタ800の他の特徴は、他の図面に関して説明されたアーキテクチャの同じ番号が付けられた特徴と同じであるか、または、類似している。このHSDおよび絶縁性能向上を共に使用することができる多種多様の異なるアーキテクチャの説明の目的のため、図9において、図3および4からの通信回路構成240のデジタルモデム部は、DAC415または通信モジュール420の中の他のコンポーネントのいずれかと組み合わされるのではなく、別個のコンポーネント840として示されている。
本発明は典型的な実施形態に関して説明されているが、当業者は、発明の精神および範囲から逸脱することなく、変更が形式上および詳細になされることがあることを理解されたい。たとえば、異なる実施形態の様々な特徴は特有の実施のため組み合わされ得る。主題は構造的な特徴および/または方法論的な動作に固有の用語で記載されているが、特許請求の範囲の中で規定された主題は必ずしも上記の特定の特徴または動作に限定されないことを理解されたい。それどころか、上記の特定の特徴および動作は請求項を実施する例示的な形として開示されている。

Claims (18)

  1. プロセス変数を監視する少なくとも1つのセンサと、
    少なくとも1つのセンサに連結され、プロセス変数値を示すプロセス変数データを供給するように構成されたアナログ・デジタル(A/D)変換器回路構成と、
    プロセス変数データを受信するためにA/D変換器回路構成に連結されたデジタル信号プロセッサ(DSP)であって、DSPが出力データを生成するためにA/D変換器回路構成からのプロセス変数データを受信しプロセス変数データに関する計算を実行するように構成されたコプロセッサを含む、デジタル信号プロセッサ(DSP)と、
    プロセストランスミッタとの通信を制御するように構成された通信回路構成と、
    DSPのコプロセッサから分離したマイクロプロセッサであって、プロセストランスミッタからの通信のためのDSPから通信回路構成への出力データの移動を制御するためコプロセッサと通信回路構成との間に連結されているマイクロプロセッサと、
    を含むプロセストランスミッタ。
  2. DSPのコプロセッサがA/D変換器回路構成からの割り込み要求を受信し、応答してA/D変換器回路構成との通信を制御するように構成されている、請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  3. プロセストランスミッタがループ配線に連結されるように構成され、通信回路構成がループ配線による通信を制御するように構成され、ループ配線上の4〜20mA電流を制御するためにループ配線に連結されるように構成された出力回路をさらに含む、請求項2に記載のプロセストランスミッタ。
  4. 通信回路構成が、
    ループ配線上の4〜20mA電流を制御するように構成されたループ電力回路構成と、
    出力回路に連結され、デジタル通信プロトコルを使用してループ配線を介して通信するために出力回路を制御するように構成されたデジタルモデムと、
    出力回路に連結され、アナログ信号を出力回路へ供給するように構成され、それによってループ配線上の4〜20mA電流を制御するデジタル・アナログ変換器(DAC)と、
    を含む、請求項3に記載のプロセストランスミッタ。
  5. デジタル通信プロトコルがHART通信プロトコルである、請求項4に記載のプロセストランスミッタ。
  6. DSPが、アナログ信号を制御し、それによって、ループ配線上の4〜20mA電流を制御するためのDACへデジタル値を供給するためにDACに連結され、
    マイクロプロセッサが、デジタル通信プロトコルを使用するループ配線によるデジタル通信を制御するためのデジタルモデムに連結されている、
    請求項4に記載のプロセストランスミッタ。
  7. DSPが通信回路構成のDACをさらに含む、請求項6に記載のプロセストランスミッタ。
  8. マイクロプロセッサに連結され、マイクロプロセッサからSPI通信を受信するシリアル周辺インターフェース(SPI)対コントローラ・エリア・ネットワーク(SPI対CAN)通信回路をさらに含む、請求項7に記載のプロセストランスミッタ。
  9. デジタルモデムおよびSPI対CAN通信回路を含む通信モジュールをさらに含む、請求項8に記載のプロセストランスミッタ。
  10. マイクロプロセッサに連結され、マイクロプロセッサからSPI通信を受信する診断A/D変換器をさらに含む、請求項9に記載のプロセストランスミッタ。
  11. 通信モジュールが診断A/D変換器をさらに含む、請求項10に記載のプロセストランスミッタ。
  12. 少なくとも1つのセンサに連結されたA/D変換器回路構成が、DSPに連結された高速データ(HSD)データ線のペアを介してプロセス変数データを表す出力を供給するように構成されたアナログコンポーネントだけを含み、DSPが、高速データ線のペアに連結されたデシメーションフィルタ回路構成であって、A/D変換器の出力をプロセス変数データを表すマルチビットデジタルワードに変換するように構成されたデシメーションフィルタ回路構成をさらに含む、請求項9に記載のプロセストランスミッタ。
  13. 通信モジュールとA/D変換器回路構成のアナログコンポーネントとを含む混合モード特定用途向け集積チップ(ASIC)をさらに含む、請求項12に記載のプロセストランスミッタ。
  14. DSPとマイクロプロセッサとを含むデジタルDSP ASICをさらに含む、請求項13に記載のプロセストランスミッタ。
  15. DSPと、マイクロプロセッサと、通信モジュールと、A/D変換器回路構成とを含む一体化されたアナログおよびデジタルASICをさらに含む、請求項12に記載のプロセストランスミッタ。
  16. A/D変換器回路構成がシグマ−デルタ変換器回路構成を含み、
    プロセストランスミッタが、
    シグマ−デルタ変換器回路構成に連結され、シグマ−デルタ変換器回路構成の出力を単一のデータ信号に符号化するデータ符号化回路構成と、
    DSPの中にあり、デシメーションフィルタ回路構成に連結されるデータ復号化回路構成であって、データ復号化回路構成が、単一のデータ信号を複数のデータ信号に復号化し、複数のデータ信号を、プロセス変数データを表すマルチビットデジタルワードへの変換のためデシメーションフィルタ回路構成に供給する、データ復号化回路構成と、
    データ符号化回路構成とデータ復号化回路構成との間に連結された絶縁変換器と、
    をさらに含む、請求項12に記載のプロセストランスミッタ。
  17. クロック信号をシグマ−デルタ変換器およびデータ符号化回路構成へ供給するクロック回路と、
    クロック回路とDSPとの間に連結され、DSPをクロック回路から絶縁している間にクロック信号をDSPへ供給するクロック信号絶縁変換器と、
    をさらに含む、請求項16に記載のプロセストランスミッタ。
  18. 通信回路構成がワイヤレス通信モジュールを含む、請求項2に記載のプロセストランスミッタ。
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