JP5027773B2 - 資源管理装置、資源予約方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク資源(Resource)、計算資源及び/又はストレージ資源を所定時間帯に確保する資源管理装置、資源予約方法及びプログラムに関する。
近年、地理的に分散した計算資源及びストレージ資源を、高速なネットワーク資源で相互に結ぶことによって、大規模高性能計算システムを構築することが可能となってきた。これを実現するためには、通信における遅延・帯域の不安定、及び/又は、計算機における過負荷等を引き起こさないように、必要なネットワーク資源、計算資源及び/又はストレージ資源を予め確保する必要がある。即ち、これら資源を、エンドツーエンドのサービスレベルの通信品質に応じて、管理する必要がある。
図1は、対象設備システムに資源管理装置を備えたシステム構成図である。
図1によれば、「グリッド」が表されている。グリッドとは、利用者の要求に応じて、地理的に分散した計算資源及びストレージ資源を、ネットワーク資源の操作によって柔軟に利用するシステムをいう。対象設備システム2のネットワーク資源は、例えば光ネットワークであってもよい。そのようなネットワーク資源を介して、地理的に分散した計算資源及びストレージ資源が相互に利用し合う。
図1によれば、資源管理装置1は、対象設備システムのネットワーク資源、計算資源及びストレージ資源に対して、指定時間帯における確保/開放を制御する。資源管理装置1は、例えば運用管理者によって操作されるオペレーションクライアント3からの要求に応じて、対象設備システム2における資源を確保/開放する。勿論、ユーザ端末間のセッションが確立された際に、通信品質に応じて資源を確保するSIPサーバからの要求に応じて、資源が予約されるものであってもよい。このような資源管理装置1を備えることによって、資源を予約することができ、一度確立されたセッションが継続する間、安定したQoS(Quality of Service)制御を実現することができる。
従来、例えば、コンピュータ内部のメモリ資源に対する使用が要求された際に、メモリ資源が予約可能か否かを判断し、メモリ資源を確保する資源予約管理装置がある(例えば特許文献1参照)。また、複数の利用者で共有している資源に対して、予約時間帯と各資源の使用資源量を管理して、予約の可否を判断している資源予約運用システムもある(例えば特許文献2参照)。更に、グリッド環境について、資源(CPU、メモリ及びネットワーク)に対する確保/開放の機能を有する資源管理装置もある(例えば特許文献3参照)
特開平10−63519号公報 特開2002−218361号公報 特開2007−515008号公報
特許文献1〜3に記載された技術はいずれも、各資源自体に対する予約時間帯と最大資源量とを管理するものであって、資源同士の関係を考慮して資源を管理するものではない。しかしながら、資源同士が大規模に関連すると共に、各物理資源が異なる能力を持つ複数の論理資源となりうるグリッドや次世代ネットワーク環境にあっては、資源同士の関係を考慮して資源管理を実現する必要が出てきた。資源単体で資源管理を実現する限り、資源確保実行時に資源の競合や、能力設定選択の柔軟性の欠如が生じ、対象設備システム全体における資源の利用性能が低下していた。これによって、非効率な設備の設置も招いていた。
そこで、本発明は、資源同士の関係を考慮した資源管理を実現することによって、対象設備システム全体における資源の利用性能を向上させることができる資源管理装置、資源予約方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、管理対象となる資源を、要求時間帯に確保するために予約できるか否かを判定する資源管理装置において、
資源毎に最大資源量を定義した資源テーブルと、共有関係を有する複数の資源からなる資源グループ毎に最大資源量を定義した共有テーブルと、資源グループ−資源グループ間による競合関係を定義した競合テーブルとを含む資源データベースと、
要求資源が属する要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが、要求時間帯に予約されているか否かを判定する競合資源判定手段と、
競合資源判定手段の判定が偽である場合、要求資源グループにおける要求時間帯に既に予約された予約資源量と、要求資源の要求資源量との総和が、要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する共有資源判定手段と、
共有資源判定手段の判定が偽である場合、要求資源を要求時間帯に予約する資源予約管理手段と
を有することを特徴とする。
本発明の資源管理装置における他の実施形態によれば、
資源データベースは、資源及び資源グループを、固有ID(識別子)によって定義し、
競合テーブルは、競合関係にある資源グループID−資源グループIDを定義し、
共有テーブルは、資源グループID毎に、1つ以上の資源ID及び/又は1つ以上の資源グループIDを定義し、資源グループを階層的に構成する
ことも好ましい。
本発明の資源管理装置における他の実施形態によれば、
共有資源判定手段は、更に、要求時間帯における上位層資源グループに属する他の下位層資源グループによって既に予約された予約資源量と、要求資源の要求資源量との総和が、上位層資源グループの最大資源量を超えるか否かの判定を、最上位層資源グループまで繰り返すことも好ましい。
本発明の資源管理装置における他の実施形態によれば、
要求資源ID及び要求資源量を含む資源要求を受信する要求受付手段と、
タイマを用いて、予約時間帯に応じた予約資源の確保/開放のスケジューリングを管理するスケジュール管理手段と、
スケジュール管理手段の指示に応じて、当該予約資源に対する確保/開放を制御する資源制御手段と
を更に有することも好ましい。
本発明の資源管理装置における他の実施形態によれば、
資源は、ネットワーク資源、計算資源及び/又はストレージ資源であり、
共有関係にある資源グループに属する資源は互いに、物理的資源が異なるか、又は、物理的資源が同一であっても論理的資源が異なるものであり、
競合関係にある資源グループに属する資源は互いに、物理的資源が同一であるか、又は、物理的資源が異なっても論理的資源が同一であるものである
ことも好ましい。
本発明によれば、管理対象となる資源を、要求時間帯に確保するために予約できるか否かを判定する資源管理装置における資源予約方法において、
資源毎に最大資源量を定義した資源テーブルと、共有関係を有する複数の資源からなる資源グループ毎に最大資源量を定義した共有テーブルと、資源グループ−資源グループ間による競合関係を定義した競合テーブルとを有し、
要求資源が属する要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが、要求時間帯に予約されているか否かを判定する第1のステップと、
第1のステップの判定が偽である場合、要求資源グループにおける要求時間帯に既に予約された予約資源量と、要求資源の要求資源量との総和が、要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する第2のステップと、
第2のステップの判定が偽である場合、要求資源を要求時間帯に予約する第3のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、管理対象となる資源を、要求時間帯に確保するために予約できるか否かを判定する資源管理装置に搭載されたコンピュータを実行させる資源予約プログラムにおいて、
資源毎に最大資源量を定義した資源テーブルと、共有関係を有する複数の資源からなる資源グループ毎に最大資源量を定義した共有テーブルと、資源グループ−資源グループ間による競合関係を定義した競合テーブルとを有し、
要求資源が属する要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが、要求時間帯に予約されているか否かを判定する第1のステップと、
第1のステップの判定が偽である場合、要求資源グループにおける要求時間帯に既に予約された予約資源量と、要求資源の要求資源量との総和が、要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する第2のステップと、
第2のステップの判定が偽である場合、要求資源を要求時間帯に予約する第3のステップと
してコンピュータを実行させる。
本発明の資源管理装置、資源予約方法及びプログラムによれば、共有関係を有する資源グループ単位で競合関係を考慮することによって、対象設備システム全体における資源の利用性能を向上させることができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図2は、複数の資源間の共有関係及び競合関係の説明図である。
資源は、ネットワーク資源、計算資源及び/又はストレージ資源を意味する。また、共有関係にある複数の資源は、1つの資源グループを構成することできる。「共有関係」にある資源は互いに、同種類の資源であって且つ同時に確保され得る。そのために、共有関係にある資源は互いに、物理的資源が異なるか、又は、物理的資源が同一であっても論理的資源が異なる。但し、「共有関係」には、「当該資源グループに属する複数の資源の予約資源量の総和が、当該資源グループの最大資源量を超えることはできない」という制限が課せられる。
共有関係にある複数の資源が例えばQoSレベル毎の帯域である場合、これら資源が属する資源グループは、例えばVLAN(Virtual Local Area Network)帯域であってもよい。また、共有関係にある複数の資源が例えばVLAN番号毎の帯域である場合、これら資源が属する資源グループは、例えばポートであってもよい。更に、共有関係にある複数の資源が例えばポートである場合、これら資源が属する資源グループは、例えばネットワークインタフェースカードであってもよい。
一方で、資源グループ同士は、「競合関係」を構成することもできる。第1の資源グループに属するいずれか1つの資源と、第2の資源グループに属するいずれか1つの資源とが競合状態にある場合、第1の資源グループと第2の資源グループとは、競合関係を構成する。「競合関係」にある資源グループに属する資源は互いに、物理的資源が同一であるか、又は、物理的資源が異なっても論理的資源が同一であるものである。即ち、一方の資源が確保されることによって、他方の資源を確保することができない関係をいう。
例えば、同一物理的資源であるハードディスク上に、第1の資源はRAID0を論理的に構成し、第2の資源がRAID1を論理的に構成している場合である。この場合、第1の資源が属する第1の資源グループと、第2の資源が属する第2の資源グループとは、競合関係にある。
図2によれば、資源1、資源2及び資源3は、資源グループG1に属することによって共有関係1を構成する。また、資源4及び5は、資源グループG2に属することによって共有関係2を構成する。更に、資源グループG1及び資源グループG2は、資源グループG4に属することよって共有関係4を構成する。このように、共有関係は、多層の階層状に構成することができる。例えば、資源1〜5がQoSレベル毎の帯域であり、資源グループG1及びG2がVLAN番号毎の帯域であり、資源グループG4がポートであってもよい。
図3は、図2の資源グループにおける資源間の競合関係を表す説明図である。
資源5は、資源6と競合関係にある。また、資源6及び資源7は、資源グループG3に属することによって共有関係3を構成する。このとき、資源グループG3は、資源5が属する資源グループG2と競合関係にある。また、資源グループG3は、資源グループG2が属する資源グループG4とも競合関係にある。具体的には、資源グループG3に属する資源6が確保された予約時間帯には、資源グループG4に属する資源1〜5全てが予約することはできない。
図4は、資源テーブル、共有テーブル及び競合テーブルの説明図である。
資源テーブルには、「資源」毎に、「最大資源量」「予約時間帯」及び「予約資源量」が対応付けられている。資源毎に、当該資源の固有ID(識別子)が割り当てられている。「最大資源量」の項目には、当該資源単独で確保可能な最大資源量が記述される。「予約時間帯」の項目には、当該資源における確保開始時間から確保終了時間までの時間帯が記述される。「予約資源量」の項目には、その予約時間帯に確保される資源量が記述される。
図4の資源テーブルによれば、資源1〜3は最大資源量1Gbpsであり、資源4〜6は最大資源量100Mbpsである。また、資源毎に、予約時間帯と予約資源量とが記録されている。
共有テーブルには、「資源グループ」毎に、「所属資源/資源グループ」及び「最大資源量」が対応付けられている。資源グループ毎に、当該グループの固有ID(識別子)が割り当てられている。「所属資源/資源グループ」の項目には、当該資源グループに属する1つ以上の資源及び/又は資源グループの各識別子が記述される。「最大資源量」の項目には、当該資源グループに属する資源全体で確保可能な最大資源量が記述される。
図4の共有テーブルによれば、資源グループG1は、資源1〜3を有すると共に最大資源量が1Gbpsであり、資源グループG2は、資源4及び5を有すると共に最大資源量が100Mbpsであり、資源グループG3は、資源6及び7を有すると共に最大資源量が100Mbpsである。また、資源グループG4は、資源グループG1及びG2を有すると共に最大資源量が1Gbpsである。これによって、資源グループを階層的に構成することができる。
競合テーブルには、競合関係となる2つの「資源グループ」が対応付けられている。図4の競合テーブルによれば、資源グループG3は、資源グループG2と競合関係にある。また、資源グループG3は、資源グループG2が属する資源グループG4とも競合関係にある。
図5は、本発明における資源管理装置の機能構成図である。
図5によれば、資源管理装置1は、対象設備システム2(ネットワーク資源、計算資源及び/又はストレージ資源)に対する資源予約管理を実行する。資源管理装置1は、資源データベース101、要求受付部111、競合資源判定部112、共有資源判定部113、資源予約管理部114、予約可否応答部115、スケジュール管理部116、資源制御部117、オペレーションクライアントに対する通信インタフェース121、及び、対象設備システムに対する通信インタフェース部122を有する。
資源データベース101は、対象設備システム2の資源情報における資源テーブル、共有テーブル及び競合テーブルを蓄積する。共有テーブル及び競合テーブルは、短時間では変化しない構造的な資源間の関係を記録する。一方、資源テーブルは、時々刻々と変化する各資源の予約状態を記録する。そのために、例えば、資源テーブルと、共有テーブル及び競合テーブルとは、別々のデータベースに記憶させてもよい。
要求受付部111は、オペレーションクライアント3からの資源要求を受信する。資源要求には、要求資源の固有ID(識別子)、要求資源量及び要求時間帯の情報が含まれる。これら情報は、競合資源判定部112へ出力される。
競合資源判定部112は、最初に、共有テーブルを参照し、要求資源が属する要求資源グループを検索する。次に、競合資源判定部112は、競合テーブルを参照し、その要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが存在するか否かを判定する。競合資源グループが存在する場合、共有テーブルを再び参照し、その競合資源グループに属する資源を検索する。更に、競合資源判定部112は、資源テーブルを参照し、競合資源グループに属するこれら資源が、要求時間帯に予約されているか否かを判定する。その要求時間帯に、その競合資源グループに属するいずれか1つの資源が既に予約されている場合、「予約不可」と判定し、そうでない場合、「予約可」と判定する。「予約不可」の判定情報は、予約可否応答部115へ出力される。
共有資源判定部113は、競合資源判定部112によって「予約可」と判定された場合にのみ実行される。共有資源判定部113は、共有テーブルを参照し、要求資源が属する要求資源グループを検索する。次に、共有資源判定部113は、その要求資源グループに属する資源を検索する。更に、共有資源判定部113は、資源テーブルを参照し、要求資源グループに属するこれら資源について要求時間帯に既に予約された予約資源量と、要求資源の要求資源量との総和が、要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する。この判定が真と判定された場合、「予約不可」と判定し、そうでない場合、「予約可」と判定する。「予約不可」の判定情報は、予約可否応答部115へ出力される。
尚、共有資源判定部113は、資源グループが階層状に構成されている場合、更に上位の資源グループに属する資源についても検索する。即ち、共有資源判定部113は、要求時間帯における上位層資源グループに属する他の下位層資源グループによって既に予約された予約資源量と、前記要求資源の要求資源量との総和が、上位層資源グループの最大資源量を超えるか否かの判定を、最上位層資源グループまで繰り返す。これによって、最上位層資源グループの最大資源量を超えないように資源予約を判定する。
資源予約管理部114は、共有資源判定部113によって「予約可」と判定された場合、資源データベース101の資源テーブルに対して、要求資源を要求時間帯に予約する。このように、本発明によれば、資源予約の可否について、対象設備システム2の資源間の共有関係及び競合関係を考慮する。
予約可否応答部115は、競合資源判定部112及び共有資源判定部113から通知された「予約可」及び「予約不可」の判定情報を、通信インタフェース部121を介して、オペレーションクライアント3へ送信する。
スケジュール管理部116は、タイマ機能を備え、資源データベース101の資源テーブルを常に監視する。スケジュール管理部116は、予約時刻に達した資源があると、資源制御部117へ、その資源に対するイベント実行要求(確保/開放)を出力する。
資源制御部117は、スケジュール管理部116からのイベント実行要求に基づいて、通信インタフェース122を介して、その資源に対する実際の資源の確保/開放を制御する。
図6は、本発明における資源予約方法のフローチャートである。
図6のフローチャートは、要求受付部111が資源要求を受信することによって実行が開始される。資源要求には、要求資源ID、要求資源量及び要求時間帯が含まれる。
(S601)資源テーブルを参照し、当該要求資源の最大資源量、予約時間帯及び資源予約量に対して、当該要求資源の要求資源量及び要求時間帯を予約できるか否かを判定する。既に予約されている場合、「予約不可」と判定し、そうでない場合、「予約可」と判定する。
(S602)S601で「予約可」と判定された場合、共有テーブルを参照して、要求資源が属する資源グループを検索する。
(S603)競合テーブルを参照し、その要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが存在するか否かを判定する。
(S604)競合資源グループが存在する場合、共有テーブルを再び参照し、その競合資源グループに属する資源を検索する。更に、資源テーブルを参照し、競合資源グループに属するこれら資源が、要求時間帯に予約されているか否かを判定する。その要求時間帯に、その競合資源グループに属するいずれか1つの資源が既に予約されている場合、「予約不可」と判定し、そうでない場合、「予約可」と判定する。
(S605)次に、共有テーブルを参照し、要求資源が属する共有資源グループを検索する。そして、要求資源グループにおける要求時間帯に既に予約された予約資源量を算出すする。ここでの予約資源量は、要求資源グループに属する全ての資源についてその要求時間帯に既に予約された予約資源量の総和である。
(S606)次に、要求資源グループにおける要求時間帯に既に予約された予約資源量と、要求資源の要求資源量との総和を算出する。その総和が、要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する。その判定が真であれば、「予約不可」と判定し、偽であれば、「予約可」と判定する。
(S607)S606について「予約可」と判定された場合、更に、この要求資源グループが属する上位階層資源グループの存在を検索する。上位階層資源グループが存在するならば、更にS605を実行する。最上位階層資源グループになるまで、S605〜S607を繰り返し実行する。
(S608)資源量総和が共有資源グループの最大資源量を超えない場合には、要求資源の予約を実行する。これによって、要求資源が、要求時間帯に確保される。また、「予約可」の判定情報が、オペレーションクライアント3へ出力される。
(S609)「予約不可」と判定された場合、その判定情報が、オペレーションクライアント3へ出力される。
図7は、資源管理装置を用いた次世代ネットワークのシステム構成図である。
図7によれば、資源管理装置が、次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)におけるリソース受付制御機能(RACF:Resource and Admission Control Functions)装置として適用されている。端末は、UNI(User Network Interface)を介して、先ずサービス・ストラタムにおけるセッション制御機能3に対する接続要求を送信する。このセッション制御機能3は、資源要求を、転送制御機能2を有するトランスポート・ストラタムへ送信する。その資源要求は、トランスポート・ストラタムにおけるリソース受付制御機能サーバ1(資源管理装置)によって受信される。リソース受付制御機能サーバ1は、本発明に基づいて資源の共有関係及び競合関係を考慮して、資源の予約管理を実行する。例えば品質クラス別のQoSを保障する。これによって、転送制御機能2のシステム全体における資源の利用性能を向上させることができる。
以上、詳細に説明したように、本発明の資源管理装置、資源予約方法及びプログラムによれば、共有関係を有する資源グループ単位で競合関係を考慮することによって、対象設備システム全体における資源の利用性能を向上させることができる。
前述した本発明の種々の実施形態において、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
対象設備システムに資源管理装置を備えたシステム構成図である。 複数の資源間の共有関係及び競合関係の説明図である。 図2の資源グループにおける資源間の競合関係を表す説明図である。 資源テーブル、共有テーブル及び競合テーブルの説明図である。 本発明における資源管理装置の機能構成図である。 本発明における資源予約方法のフローチャートである。 資源管理装置を用いた次世代ネットワークのシステム構成図である。
符号の説明
1 資源管理装置、リソース受付制御機能
2 対象設備システム、転送制御機能
3 オペレーションクライアント、セッション制御機能
101 資源データベース
111 要求受付部
112 競合資源判定部
113 共有資源判定部
114 資源予約管理部
115 予約可否応答部
116 スケジュール管理部
117 資源制御部
121、122 通信インタフェース

Claims (7)

  1. 管理対象となる資源を、要求時間帯に確保するために予約できるか否かを判定する資源管理装置において、
    前記資源毎に最大資源量を定義した資源テーブルと、共有関係を有する複数の資源からなる資源グループ毎に最大資源量を定義した共有テーブルと、資源グループ−資源グループ間による競合関係を定義した競合テーブルとを含む資源データベースと、
    要求資源が属する要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが、前記要求時間帯に予約されているか否かを判定する競合資源判定手段と、
    前記競合資源判定手段の判定が偽である場合、前記要求資源グループにおける前記要求時間帯に既に予約された予約資源量と、前記要求資源の要求資源量との総和が、前記要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する共有資源判定手段と、
    前記共有資源判定手段の判定が偽である場合、前記要求資源を前記要求時間帯に予約する資源予約管理手段と
    を有することを特徴とする資源管理装置。
  2. 前記資源データベースは、前記資源及び前記資源グループを、固有ID(識別子)によって定義し、
    前記競合テーブルは、競合関係にある資源グループID−資源グループIDを定義し、
    前記共有テーブルは、資源グループID毎に、1つ以上の資源ID及び/又は1つ以上の資源グループIDを定義し、前記資源グループを階層的に構成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の資源管理装置。
  3. 前記共有資源判定手段は、更に、前記要求時間帯における上位層資源グループに属する他の下位層資源グループによって既に予約された予約資源量と、前記要求資源の要求資源量との総和が、前記上位層資源グループの最大資源量を超えるか否かの判定を、最上位層資源グループまで繰り返すことを特徴とする請求項2に記載の資源管理装置。
  4. 要求資源ID及び要求資源量を含む資源要求を受信する要求受付手段と、
    タイマを用いて、前記予約時間帯に応じた予約資源の確保/開放のスケジューリングを管理するスケジュール管理手段と、
    前記スケジュール管理手段の指示に応じて、当該予約資源に対する確保/開放を制御する資源制御手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の資源管理装置。
  5. 前記資源は、ネットワーク資源、計算資源及び/又はストレージ資源であり、
    前記共有関係にある資源グループに属する資源は互いに、物理的資源が異なるか、又は、物理的資源が同一であっても論理的資源が異なるものであり、
    前記競合関係にある資源グループに属する資源は互いに、物理的資源が同一であるか、又は、物理的資源が異なっても論理的資源が同一であるものである
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の資源管理装置。
  6. 管理対象となる資源を、要求時間帯に確保するために予約できるか否かを判定する資源管理装置における資源予約方法において、
    前記資源毎に最大資源量を定義した資源テーブルと、共有関係を有する複数の資源からなる資源グループ毎に最大資源量を定義した共有テーブルと、資源グループ−資源グループ間による競合関係を定義した競合テーブルとを有し、
    要求資源が属する要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが、前記要求時間帯に予約されているか否かを判定する第1のステップと、
    第1のステップの判定が偽である場合、前記要求資源グループにおける前記要求時間帯に既に予約された予約資源量と、前記要求資源の要求資源量との総和が、前記要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する第2のステップと、
    第2のステップの判定が偽である場合、前記要求資源を前記要求時間帯に予約する第3のステップと
    を有することを特徴とする資源予約方法。
  7. 管理対象となる資源を、要求時間帯に確保するために予約できるか否かを判定する資源管理装置に搭載されたコンピュータを実行させる資源予約プログラムにおいて、
    前記資源毎に最大資源量を定義した資源テーブルと、共有関係を有する複数の資源からなる資源グループ毎に最大資源量を定義した共有テーブルと、資源グループ−資源グループ間による競合関係を定義した競合テーブルとを有し、
    要求資源が属する要求資源グループに競合する1つ以上の競合資源グループが、前記要求時間帯に予約されているか否かを判定する第1のステップと、
    第1のステップの判定が偽である場合、前記要求資源グループにおける前記要求時間帯に既に予約された予約資源量と、前記要求資源の要求資源量との総和が、前記要求資源グループの最大資源量を超えるか否かを判定する第2のステップと、
    第2のステップの判定が偽である場合、前記要求資源を前記要求時間帯に予約する第3のステップと
    してコンピュータを実行させることを特徴とする資源予約プログラム。
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