JP5024897B2 - ノイズ除去方法、塗装検査方法及び装置 - Google Patents

ノイズ除去方法、塗装検査方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像信号からノイズを除去する技術に関し、更に、ノイズ除去技術を利用する塗装検査技術に関する。
撮像素子から得られた画像信号には、ノイズが不可避的に含まれる。従来、画像信号からノイズを除去するための様々な方法が知られている。
特許文献1には、画像信号を輝度信号と色差信号に分離し、輝度信号のノイズ除去と色差信号のノイズ除去を別個に行なうことが記載されている。特許文献2には、固定パターン雑音とランダム雑音のうち、固定パターン雑音に注目した雑音除去方法が記載されている。特許文献3には、デジタル覆い焼き処理を行なう画像処理装置が記載されている。デジタル覆い焼き処理とは、アナログ写真技術における覆い焼き処理、即ち、焼付け時に画像の一部を覆って適切な明るさのプリントを得る処理をデジタル画像処理に適用したものである。
特開2006−309524号公報 特開2004−015712号公報 特開2006−330938号公報
一般に、ノイズ除去処理では、画像信号の平滑化処理を行なう。従って、ノイズ除去処理を行なうと、ノイズが除去されるが、ノイズ以外の通常の画像信号も平滑化される。例えば、デジタル画像には、その用途によって、ユーザが残しておきたい画像部分とそうでない画像部分からなるものがある。このよう画像に対してノイズ除去処理を行なうと、ユーザが残しておきたい画像部分も影響を受ける。
本発明の目的は、ユーザにとって必要な画像部分に対して影響が少ないノイズ除去処理方法を提供することにある。
本発明によるとノイズ除去方法は、撮像装置によって得られた画素毎の濃度を含む画像データを取得するステップと、演算処理装置によって、前記画素毎の濃度より非類似濃度の移動平均を算出する非類似濃度平均算出ステップと、演算処理装置によって、前記画素毎の濃度より前記非類似濃度の移動平均を減算し、両者の差分を求める差分データ算出ステップと、を有する。
非類似濃度平均算出ステップは、次のステップを含む。
先ず、前記画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出し、これを基準画素bi(i=1〜k)とする。
次に、前記基準画素bi(i=1〜k)の各々について、該基準画素を含む所定の領域を設定し、それを計算領域Biする。
次に、前記計算領域Biの各々について、該計算領域に含まれる画素のうち、前記基準画素biの濃度qiとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出す。
次に、前記計算領域Biの各々について、前記取り出した画素の濃度の平均値cmiを演算する。
最後に、前記基準画素の濃度qiの各々を、前記非類似濃度の平均値cmiの各々によって置き換える。
本発明によると、ユーザにとって必要な画像部分に影響を与えることなく、必要でない画像部分のノイズを除去することができる。
図1を参照して、自動車の車体の塗装の検査方法の概略を説明する。塗装検査装置は、自動車の車体10に照明光を照射する照明装置11、車体の像を拡大又は縮小する光学系(レンズユニット)12、車体のデジタル像を撮像するカメラ13、及び、車体の像から塗装の欠陥を検出する画像処理装置14を有する。カメラ13はCCDカメラであってよい。画像処理装置14は、記憶装置、演算処理装置、及び、メモリを備えた通常のコンピュータであってよい。このようなコンピュータには、入力装置、表示装置及びプリンタが備えられている。本例の塗装検査装置は、自動車の車体の表面を小さな領域に分割し、各領域について、塗装の検査を自動的に行なうように構成されている。塗装検査装置は、図示しないロボットによって自動車の車体の周囲を移動する。
図2を参照して、画像処理装置における塗装の欠陥の検出処理の手順を説明する。先ず、ステップS101にて、画像処理装置14に設けられた演算処理装置は、カメラから画像データを取り込み、それをメモリ又は記憶装置に格納する。ステップS102にて、演算処理装置は、画像データに対して微分処理を行なう。それによって、画像データの濃度変化が得られる。この濃度変化が大きい領域は、欠陥である可能性があるが、欠陥以外の可能性もある。ドア、ドアノブ、窓ガラス、ヘッドランプ等の縁では、濃度変化が大きい。ステップS103にて、演算処理装置は、画像データに対してノイズ除去処理を行なう。ノイズ除去処理は、画像データの平滑化である。ノイズ除去処理は、以下に図3を参照して、詳細に説明する。ステップS104にて、演算処理装置は、画像データを2値化する。それによって、画像は、濃度が濃い領域と濃度が薄い領域の2つの領域に分けられる。例えば、画像は、黒色と白色に分けられる。この2値画像により、欠陥候補を検出することができる。例えば、白色の領域は、欠陥候補であると判定する。ステップS105にて、演算処理装置は、マスク処理を行なう。即ち、2値画像より、マスクエリアを除去する。ドアノブ、窓ガラス、ヘッドランプ等は、塗装を行なわないので、マスクエリアとなる。最後に、ステップS106にて、演算処理装置は、欠陥を検出する。ステップS104にて検出された欠陥候補のうち、マスクエリア以外のものを塗装の欠陥であると判定する。
図6はカメラから取り込んだ原画像601と、ノイズ除去を行い、2値化処理を行なった画像602の例を示す。原画像601には、ノイズ6012と、ユーザが残したい画像領域、即ち、塗装の欠陥6013が含まれる。ノイズ6012は、小さな灰色の丸によって表され、塗装の欠陥6013は白い丸によって表される。本発明によると、ノイズ除去処理後の画像602では、原画像601のうち、ノイズ6012が除去され、塗装の欠陥6023のみが残る。即ち、ノイズは除去されているが、ユーザが残したい画像は劣化することなく明確に残されている。
図3を参照して本発明によるノイズ除去方法を説明する。ステップS201にて、画像処理装置14に設けられた演算処理装置は、画像データを取り込み、それをメモリ又は記憶装置に格納する。この画像データは、撮像装置から取り込んだ画像データであってもよい。この画像データによって、例えば、図6に示す原画像601が得られる。ステップS202にて、演算処理装置は、画素データの濃度の移動平均を算出する。濃度の移動平均の算出方法は、後に、図4を参照して詳細に説明する。濃度の移動平均を求めることによって、原画像601の濃度分布が平滑化される。ステップS203にて、演算処理装置は、非類似濃度の移動平均を算出する。非類似濃度平均の算出方法は、後に図5を参照して詳細に説明する。非類似濃度平均を求めることによって、原画像601の濃度は反転する。即ち、濃度の濃い領域では濃度が薄くなり、濃度が薄い領域では濃度が濃くなる。特に、濃度変化が大きい領域では、濃度の反転は顕著になる。最後に、ステップS204にて、演算処理装置は、原画像の画像データより、非類似濃度の移動平均を減算し、両者の差分を求める。こうして得られた差分データでは、原画像601におけるノイズは平滑化又は除去され、塗装の欠陥のみが平滑化されることなく残る。尚、本発明によるノイズ除去方法では、ステップS202の画素データの濃度の移動平均の算出処理を省略してもよい。この場合には、ステップS201とステップS203、ステップS204のみによって、ノイズを除去する。
図7のグラフ701〜704は、画像の濃度分布を示す。これらのグラフにおいて、横軸は、1つの走査線に沿った画素の位置、縦軸は、濃度の値である。図7のグラフ701の曲線7011は、ステップS201にて取り込んだ原画像601の濃度分布を示す。ピーク7012はノイズを表し、ピーク7013は塗装の欠陥を表す。図7のグラフ702の曲線7021は、ステップS202にて算出した濃度の移動平均の分布を示す。濃度の移動平均を求めることによって、原画像の濃度分布が平滑化される。図7のグラフ703の曲線7031は、ステップS203にて算出した非類似濃度の移動平均の分布を示す。非類似濃度平均を求めることによって、原画像601の濃度分布を表す曲線7011におけるピークの凹凸は反転する。図7のグラフ704の曲線7041は、ステップS204にて算出した差分の分布を示す。差分データでは、原画像601の濃度分布を表す曲線7011におけるノイズを示すピーク7012は平滑化又は除去され、塗装の欠陥7013は、平滑化されることなく残る。従って、図7のグラフ704の曲線7041のデータを用いて、2値化し、それを画像化すると、図6の画像602のように、ノイズ6012は除去され、ユーザによって必要である塗装の欠陥6023が残る。
図4を参照して、図3のステップS202の濃度の移動平均の算出方法を説明する。ステップS301にて、画像処理装置14に設けられた演算処理装置は、濃度の移動平均の算出の対象となる画像データを取り込み、それをメモリ又は記憶装置に格納する。本例では、カメラから取り込んだ原画像601の画像データ、即ち、原画像データである。この画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出す。これを基準画素ai(i=1〜k)とする。これらの基準画素の濃度を、pi(i=1〜k)とする。ピッチが1画素なら、全ての画素を順に取り出すことになる。画素を取り出す順番は、画素データを構成する画素の走査順であってよい。
ステップS302にて、演算処理装置は、こうして取り出した各基準画素について、その基準画素を含む所定の領域を設定する。これを計算領域Ai(i=1〜k)とする。計算領域Aiに含まれる画素数は、全ての計算領域において同一であることが好ましい。しかしながら、基準画素が、画像の縁に存在する場合には、計算領域に含まれる画素数は、それより少なくてもよい。ステップS303にて、演算処理装置は、各計算領域について、それに含まれる画素の濃度の平均値を算出する。これを濃度の平均値pmi(i=1〜k)とする。ステップS304にて、演算処理装置は、基準画素の濃度piを、濃度の平均値pmiによって置き換える。このような濃度の平均値の計算と、その置き換えを、全ての基準画素に対して、順に実施する。それによって、濃度の移動平均が得られる。
図5を参照して、図3のステップS203の非類似濃度平均の算出方法を説明する。ステップS401にて、画像処理装置14に設けられた演算処理装置は、非類似濃度の移動平均の算出の対象となる画像データを取り込み、それをメモリ又は記憶装置に格納する。本例では、この画像データは、ステップS202にて算出して濃度の移動平均である。演算処理装置は、この画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出す。これを基準画素bi(i=1〜k)とする。これらの基準画素の濃度を、qi(i=1〜k)とする。ピッチが1画素なら、全ての画素を順に取り出すことになる。画素を取り出す順番は、画素データを構成する画素の走査順であってよい。ステップS402にて、演算処理装置は、各基準画素bi(i=1〜k)について、その基準画素を含む所定の領域を設定する。これを計算領域Bi(i=1〜k)とする。但し、ここで設定する計算領域Biは、ステップS302にて設定した計算領域Aiより大きいことが好ましい。計算領域Biに含まれる画素数は、全ての計算領域において同一であることが好ましい。しかしながら、基準画素が、画像の縁に存在する場合には、計算領域に含まれる画素数は、それよい少なくてもよい。
ステップS403にて、演算処理装置は、各計算領域Biについて、それに含まれる画素のうち、基準画素biの濃度qiとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出す。即ち、基準画素biの濃度qiに対して非類似の濃度の画素を取りさす。例えば、n個の画素cij(j=1〜n、但し、nは領域Biに含まれる画素数より小さい)を取り出したものとする。ステップS404にて、演算処理装置は、n個の画素cij(j=1〜n)の濃度の平均値を算出する。この濃度の平均値を、cmi(i=1〜k)とする。これが、非類似濃度の平均値である。ステップS405にて、演算処理装置は、基準画素biの濃度qiを、非類似濃度の平均値cmiによって置き換える。このような非類似濃度の平均値の計算と、その置き換えを、全ての基準画素に対して、順に実施する。それによって、非類似濃度の移動平均が得られる。
非類似濃度の平均値は、各計算領域Biにおいて、基準画素biの濃度qiと濃度が非類似の画素を取り出し、その平均値を求めることにより得られる。従って、非類似濃度の平均値は、基準画素biの濃度qiに対して反転した値をとる。非類似濃度平均値を計算するときに設定する計算領域Biは、濃度の移動平均値を計算するときに設定する計算領域Aiより大きいことが好ましい。計算領域Biが小さい場合には、その計算領域Biに、基準画素biに対して濃度が非類似の画素が存在する可能性が少なくなる。基準画素biに対して濃度が非類似の画素を得るには、計算領域Biを比較的大きくする必要がある。逆に計算領域Biが大きすぎると、非類似濃度平均を求める対象となる画像データの濃度勾配又は傾向が希釈される。
本例の非類似濃度の移動平均を求める方法では、ステップS401にて、非類似濃度の移動平均を求める対象となる画像データを取得する。この画像データは、図3のステップS202にて平滑化された画像データである。即ち、図7のグラフ702の曲線7021によって示される画像データである。しかしながら、この非類似濃度の移動平均を求める対象となる画像データは、図3のステップS201にて取得した原画像データであってよい。即ち、図7のグラフ701の曲線7011によって示される原画像データであってよい。
更に、ステップS404にて、各計算領域Biについて、それに含まれる画素のうち、基準画素biの濃度qiとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出した。この基準画素biは、図7のグラフ702の曲線7021によって示される平滑化された画像データから取り出したものである。しかしながら、各計算領域Biについて、それに含まれる画素のうち、原画像データの基準画素aiの濃度piとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出してもよい。即ち、図7のグラフ701の曲線7011によって示される原画像データより取り出した基準画素aiと比較して、濃度差が大きい画素を取り出してもよい。
ステップS401にて、移動平均値を求める前の原画像データを取得し、且つ、ステップS404にて、移動平均値を求める前の原画像データより取得した基準画素を用いる場合には、ステップS202の濃度の移動平均を算出する処理は不要である。従って、本発明によると、図3のノイズの除去の処理において、ステップS202の処理を省略してもよい。
以上本発明の例を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明について様々な変更が可能であることは当業者によって容易に理解されよう。
本発明のノイズ除去装置及び方法は、自動車の車体の塗装検査装置における塗装の欠陥の検出処理に適用可能であるが、他の技術分野におけるノイズ除去技術に適用可能である。
本発明による自動車の車体の塗装検査装置の概略を示す図である。 本発明による自動車の車体の塗装検査装置における塗装の欠陥の検出処理の概略を示す図である。 本発明によるノイズ除去処理の概略を示す図である。 本発明によるノイズ除去処理における濃度の移動平均の算出処理の概略を示す図である。 本発明によるノイズ除去処理における非類似濃度の移動平均の算出処理の概略を示す図である。 本発明によるノイズ除去処理の対象となる原画像とノイズ除去処理後の画像の例を示す図である。 本発明によるノイズ除去処理における画像データの濃度分布の例を示す図である。
符号の説明
10…車体、11…照明装置、12…レンズユニット、13…カメラ、14…画像処理装置、601、602…画像、6012…ノイズ、6013、6023…塗装の欠陥

Claims (7)

  1. 演算処理装置と記憶装置とを有する画像処理装置を用いて、画像データよりノイズを除去する方法において、
    前記演算処理装置によって、撮像装置によって得られた画素毎の濃度を含む画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記演算処理装置によって、前記画素毎の濃度より非類似濃度の移動平均を算出する非類似濃度平均算出ステップと、
    前記演算処理装置によって、前記画素毎の濃度より前記非類似濃度の移動平均を減算し、両者の差分を求める差分データ算出ステップと、を有し、
    前記非類似濃度平均算出ステップは、
    前記画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出し、これを基準画素bi(i=1〜k)とする基準画素取得ステップと、
    前記基準画素bi(i=1〜k)の各々について、該基準画素を含む所定の領域を設定し、それを計算領域Biとする計算領域設定ステップと、
    前記計算領域Biの各々について、該計算領域に含まれる画素のうち、前記基準画素biの濃度qiとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出す非類似濃度画素取得ステップと、
    前記計算領域Biの各々について、前記取り出した画素の濃度の平均値cmiを演算するステップと、
    前記基準画素の濃度qiの各々を、前記非類似濃度の平均値cmiの各々によって置き換えるステップ、
    を含むことを特徴とするノイズ除去方法。
  2. 請求項1記載のノイズ除去方法において、
    前記画像データ取得ステップと前記非類似濃度平均算出ステップの間に更に濃度平均算出ステップを有し、
    前記濃度平均算出ステップは、
    前記画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出し、これを基準画素ai(i=1〜k)とする基準画素取得ステップと、
    前記基準画素ai(i=1〜k)の各々について、該基準画素を含む所定の領域を設定し、それを計算領域Aiとする計算領域設定ステップと、
    前記計算領域Aiの各々について、該計算領域に含まれる画素の濃度の平均値pmiを算出する平均値算出ステップと、
    前記基準画素の濃度piの各々を、前記濃度の平均値pmiの各々によって置き換えるステップと、
    を含み、前記非類似濃度平均算出ステップの前記計算領域設定ステップによって設定された計算領域Biは、前濃度平均算出ステップの前記計算領域設定ステップによって設定された計算領域Aiより大きいことを特徴とするノイズ除去方法。
  3. 請求項2記載のノイズ除去方法において、
    前記非類似濃度平均算出ステップにて用いられる前記画像データは、前記濃度平均算出ステップによって処理された後の画像データであることを特徴とするノイズ除去方法。
  4. 請求項2記載のノイズ除去方法において、
    前記非類似濃度画素取得ステップにて、前記計算領域Biの各々について、該計算領域に含まれる画素のうち、前記濃度平均算出ステップの基準画素取得ステップにて取得した前記基準画素aiの濃度piとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出すことを特徴とするノイズ除去方法。
  5. 照明装置によって車両の車体に照明光を照射するステップと、
    撮像装置によって車体のデジタル像を撮像するステップと、
    メモリと演算処理装置と記憶装置とを有する画像処理装置によって、車体の像から塗装の欠陥を検出するステップと、を有する塗装検査方法において、
    前記塗装の欠陥を検出するステップは、
    前記演算処理装置によって、撮像装置から画素毎の濃度を含む画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記演算処理装置によって、前記画素毎の濃度より非類似濃度の移動平均を算出する非類似濃度平均算出ステップと、
    前記演算処理装置によって、前記画素毎の濃度より前記非類似濃度の移動平均を減算し、両者の差分を求める差分データ算出ステップと、を有し、
    前記非類似濃度平均算出ステップは、
    前記画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出し、これを基準画素bi(i=1〜k)とする基準画素取得ステップと、
    前記基準画素bi(i=1〜k)の各々について、該基準画素を含む所定の領域を設定し、それを計算領域Biとする計算領域設定ステップと、
    前記計算領域Biの各々について、該計算領域に含まれる画素のうち、前記基準画素biの濃度qiとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出すステップと、
    前記計算領域Biの各々について、前記取り出した画素の濃度の平均値cmiを演算するステップと、
    前記基準画素の濃度qiの各々を、前記非類似濃度の平均値cmiの各々によって置き換えるステップと、
    を含むことを特徴とする塗装検査方法。
  6. 請求項5記載の塗装検査方法において、
    前記画像データ取得ステップと前記非類似濃度平均算出ステップの間に更に濃度平均算出ステップを有し、
    濃度平均算出ステップは、
    前記画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出し、これを基準画素ai(i=1〜k)とする基準画素取得ステップと、
    前記基準画素ai(i=1〜k)の各々について、該基準画素を含む所定の領域を設定し、それを計算領域する計算領域設定ステップと、
    前記計算領域Aiの各々について、該計算領域に含まれる画素の濃度の平均値pmiを算出する平均値算出ステップと、
    前記基準画素の濃度piの各々を、前記濃度の平均値pmiの各々によって置き換えるステップと、
    を含み、前記非類似濃度平均算出ステップの前記計算領域設定ステップによって設定された計算領域Biは、前記濃度平均算出ステップの前記計算領域設定ステップによって設定された計算領域Aiより大きいことを特徴とする塗装検査方法。
  7. 車両の車体に照明光を照射する照明装置と、車両の車体の像を拡大又は縮小する光学系と、車体のデジタル像を撮像する撮像装置と、車体の像から塗装の欠陥を検出する画像処理装置と、を有し、該画像処理装置は、記憶装置、演算処理装置、及び、メモリを備えた塗装検査装置において、
    前記演算処理装置は、撮像装置から画素毎の濃度を含む画像データを取得し、前記画素毎の濃度より非類似濃度の移動平均を算出し、前記画素毎の濃度より前記非類似濃度の移動平均を減算し、両者の差分を求めるように構成され、
    前記非類似濃度の移動平均は、
    前記画像データを構成する画素より、所定のピッチにて、順番に、1画素づつ取り出し、これを基準画素bi(i=1〜k)とし、
    前記基準画素bi(i=1〜k)の各々について、該基準画素を含む所定の領域を設定し、それを計算領域Biとし、
    前記計算領域Biの各々について、該計算領域に含まれる画素のうち、前記基準画素biの濃度qiとの差が大きい濃度の画素を、濃度差が大きい順に所定の数だけ取り出し、前記計算領域Biの各々について、前記取り出した画素の濃度の平均値cmiを演算し、 前記基準画素の濃度qiの各々を、前記非類似濃度の平均値cmiの各々によって置き換えることを特徴とする塗装検査装置。
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