JP5023144B2 - ビデオストリーミング診断 - Google Patents

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Description

この特許出願は、2006年5月1日に出願の名称「DSLシステム」の米国特許仮出願第60/796,371号に対する優先権を主張する。米国特許仮出願第60/796,371号は、本願明細書に全体として引用したものとする。
この開示は、一般に通信ネットワーク、システムまたはその任意の組合せに、および、より詳しくはビデオストリーミング診断のための方法と装置に関する。
IPTV(インターネットプロトコルテレビ)は、デジタル加入者線(DSL)回線のような消費者ブロードバンド接続を介したインターネットプロトコルを使用してテレビジョン信号をブロードキャストするための技術である。IPTVは、ライブのTV(マルチキャスト)、同じく格納されたビデオ(ビデオオンデマンドVOD)の両方を指す。基本的に、IPTV用のDSL物理層は、高速インターネットを供給するためのものと同一である。実際問題として、要求される性能目標はIPTVと高速インターネットとの間でかなり異なる。したがって、高速インターネットサービスのために設計されるDSL診断ツールは、IPTVサービスに適切でないかもしれない。例えば、物理層内の少数のエラーは、ウェブサーファによって気がつかれないかもしれないが、IPTV視聴者にとって不満足な経験をもたらすかもしれない。対照的に、ウェブサーフィン中にエラーが生じる場合、損失パケットはほとんどの場合顧客がエラーに気づくことなく再送信を通して受信されることができる。しかしながら、IPTVにとって、一旦訂正不能エラーが生じるならば、顧客は直ちにそれに気がつく。
IPTVプロバイダのような、ビデオストリーミングを使用するコンテンツプロバイダは、それらのアプリケーションをDSLサービスプロバイダから独立して維持する。結果として、DSLサービスプロバイダは一般的に物理層より上の問題を診断しない。対照的に、コンテンツプロバイダはそれ自身のアプリケーションを維持して、一般的に物理層の問題を診断しない。物理層は、オープンシステム相互結合基本参照モデル(OSI)内に規定される7つの抽象層の1つである。7つの層は、物理、リンク、ネットワーク、トランスポート、セッション、プレゼンテーションおよびアプリケーション層として一般に公知である。しかしながら、ビデオストリーミングエラーは7つの層のうち複数のものから生じるかもしれない。この問題に対する以前の解決策は、複数の層からのデータの利用可能性を無視し、それは、しばしば信頼できないIPTVサービスをもたらす可能性がある。
ビデオストリームDSLアナライザが、少なくとも非物理層管理データおよび物理層管理データを受信して、これに応答してメトリック情報を生成する。生成されたメトリック情報は、ビデオストリーム情報の性能を特徴づけるかまたは必要に応じて任意の問題を診断するのに用いられる。メトリック情報に応答して、ビデオストリームDSLアナライザは性能を向上させるために一又はそれ以上のDSL構成(複数構成)を変更する。例えば、ビデオストリーミングプロトコルはオープンシステム相互結合基本参照モデル(OSI)に従うことができる。ビデオストリームDSLアナライザは、複数層上のDSL診断を実行する。診断は、物理および非物理層管理データ(すなわちリンク、ネットワーク、トランスポート、セッション、プレゼンテーションおよびアプリケーション層)の両方に応答して実行される。管理データは、DSLネットワークの一又はそれ以上の要素の性能を監視するか、診断するかまたは制御するのに適切な任意のデータを指す。一実施態様によれば、物理およびアプリケーション層が診断されるが、しかし、物理および非物理層の任意の組合せが診断されることができる。別の実施態様によれば、ビデオストリームDSLアナライザは7つの可能な層のうち任意の2つに関するDSL診断を実行する。したがって、7つの層からの2つの層の任意の組合せによるデータが、メトリック情報を生成するのに用いられることができる。
ビデオストリームDSLアナライザは、性能の問題および複数層に関する問題を診断して、対応する複数層のパラメータを最適化するように使用可能である。ビデオストリームDSLアナライザは、ビデオストリーミングを高速インターネットサービス上でサポートするいくつかのDSL診断ツールの1つである。これらの診断ツールは、このビデオストリーミングサービスが任意の適切な性能要件に従うビデオ品質を提供することを確実にする。例えば、この診断ツールは、ビデオストリーミングサービスが既存のブロードキャスト、衛星またはケーブルテレビサービスと同じくらい安定した、またはこれらより安定したビデオ品質を提供することを確実にする。このビデオストリームDSLアナライザによって、さらに、サービスプロバイダが、ビデオストリーミングサービスを配信するために、DSL回線上で特定のデータレートを保証することができる。
ここで使用する用語「DSL」は、例えば非対称DSL(ADSL)、高速DSL(HDSL)、対称DSL(SDSL)または超高速DSL(VDSL1およびVDSL2)のようなさまざまなDSL技術またはその変形のいずれかを指す。この種のDSL技術は、例えばADSLモデム用の国際電気通信連合(ITU)規格G.992.1(別名G.dmt)、ADSL2モデム用の国際電気通信連合(ITU)規格G.992.3(別名G.dmt.bis)、ADSL2+モデム用の国際電気通信連合(ITU)規格G.992.5(別名G.adsl2plus)、VDSLモデム用の国際電気通信連合(ITU)規格G.993.1(別名G.vdsl)、VDSL2モデム用の国際電気通信連合(ITU)規格G.993.2、ハンドシェークを実施するモデム用の国際電気通信連合(ITU)規格G.994.1(G.hs)、DSLモデムの管理用のITU G.997.1(別名G.ploam)規格または任意の適切な組合せのような適用可能な規格に従って、一般に実現される。
ここで使用する用語「動作する」は動作の可能な、もしくは実際のところ動作中の装置、またはその任意の組合せを言う。例えば、停止されているかパワーオフされている装置は動作を実行するように「動作する」、すなわち装置がスイッチを入れられると、動作を実行することが可能である。したがって、たとえ装置がパワーオフされているかまたは他に停止されていても、装置は予めプログラムされたハードウェアまたはソフトウェアプログラムされたハードウェア、または、その任意の組合せによってある機能を実行するように「動作する」。他の意味がこれらの用語の使用の文脈から推測されることができるとはいえ、用語「信号」は一般的にアナログ信号を指し、用語「データ」は一般的にデジタルデータを指し、および、用語「情報」はアナログ信号またはデジタル信号のどちらかを指すことができる。
図1は、一実施態様によるビデオストリームDSLアナライザ100のブロック図である。ビデオストリームDSLアナライザ100は、DSLコンフィグレータ120に接続されるメトリック情報発生器110を含む。一実施態様によれば、ビデオストリームDSLアナライザ100はネットワーク管理システムサーバのようなコンピュータサーバ、または他の適切なコンピュータの一部であることができる。ビデオストリームDSLアナライザ100は、また、マイクロプロセッサのような、一又はそれ以上の適切にプログラムされたプロセッサであることができ、したがって、実行される時、ビデオストリームDSLアナライザ100に本願明細書に記載されている動作を実施させる実行可能命令を含有する関連メモリを含む。
図2は、一実施態様によるDSLネットワーク上のビデオストリームを診断する方法の流れ図である。この方法は、図1内に示されるビデオストリームDSLアナライザ100によって実施されることができる。しかしながら、その他の適切な構成がまた、使われることができる。ステップ210で始まるこの方法は一連の動作として記載されているが、動作は任意の適切な順序で実行されることができて、任意の適切な組合せで繰り返されることができることは認識されよう。
図2のブロック210に、および、図1のブロック図内に示すように、メトリック情報発生器110は少なくとも非物理層管理データ130および物理層管理データ140を受信する。物理層管理データ140は、OSIモデルの物理層に関連した情報に対応することができる。非物理層管理データ130は、リンク、ネットワーク、トランスポート、セッション、プレゼンテーションおよびアプリケーション層のような、任意の対応する非物理OSI層に関連したデータに対応することができる。一実施態様によれば、非物理層管理データ130は以下の任意の組合せを含む:加入者帯域幅使用、MPEGエラーデータ、受信パケット、受信バイト、損失パケット、損失率、破損パケット、オーバラン、アンダーラン、受信到着間隔ジッター、平均受信到着間隔、受信パケット、パケット不連続カウンタまたはその他の適切なデータ。例えば、「TR−069使用可能なSTBのためのデータモデル、WT−135改訂3版、2006年2月」と名付けられたDSLフォーラムが、セットトップボックス(STB)を監視して、制御するためのデータモデルを規定する。一実施態様によれば、上記した非物理層管理データ130はこのデータモデル内のIPTVサービスに関連したパラメータとしてリストされるが、しかし、任意の適切なビデオストリーミングサービスからのデータが使われることができる。例えば、これらのパラメータがIPTV配信問題のようなビデオストリーミング問題を診断するために使われることができる。
一実施態様によれば、物理層管理データ140は以下の任意の組合せである:報告されたINP、報告された遅延、報告されたデータレート、フルイニット(full inits)カウンタ、失敗したフルイニットカウンタ、ショートイニット(short inits)カウンタ、失敗したショートイニットカウンタ、FECS−Lカウンタ、ES−Lカウンタ、SES−Lカウンタ、LOSS−Lカウンタ、UAS−Lカウンタ、FECS−LFEカウンタ、ES−LFEカウンタ、SES−LFEカウンタ、LOSS−LFEカウンタ、UAS−LFEカウンタ、CV−Cカウンタ、FEC−Cカウンタ、CV−CFEカウンタ、FEC−CFEカウンタ、CRC−Pカウンタ、CRCP−Pカウンタ、CV−Pカウンタ、CVP−Pカウンタ、CRC−PFEカウンタ、CRCP−PFEカウンタ、CV−PFEカウンタ、CVP−PFEカウンタまたはその他の適切なデータ。
非物理層は、以下の少なくとも1つと対応する:イーサネット(登録商標)、IP、UDP、RTP、MPEG−TS、MPEGペイロード、データ、リンク、ネットワーク、トランスポート、セッション、プレゼンテーションおよびアプリケーション層。代替実施態様によれば、ビデオストリームおよび対応する非物理層管理データ130および物理層管理データ140は開放型システム間相互接続基本参照モデル(OSI)の全部または一部に従うことができる。一実施態様によれば、メトリック情報発生器110は7つの可能なOSI抽象層のうち任意の2つから情報を受信する。したがって、受信された管理データ130、140は物理層管理データに限られず、任意の適切なビデオストリーミングプロトコルに対して7つの層のうち任意の2つの層の任意の有効な層の組合せを含むことができる。
下のテーブルは、一実施態様によって、VDSL2に利用できるDSL初期化メトリックスとして、物理層管理データ140を例示する。このテーブルは物理層管理データ140として例示のDSL初期化メトリックスをリストするが、しかし、その他のメトリックスまたは類似したDSLエラーメトリックスが同様に使われることができる。一実施態様によれば、物理層管理データ140によってビデオストリームDSLアナライザ100がビデオストリーミングを配信するための物理層の信頼性を推定することができる。例えば、要素管理システム(EMS)、自動構成サーバ(ACS)またはその任意の組合せは、後で詳しく述べるようにネットワークエラーメトリックスを導き出すためにビデオストリームDSLアナライザ100にDSLエラーメトリックスを供給することができる。これらのDSL初期化メトリックスは、例えば、5、10、15分ごとの間隔でまたは任意の間隔で、更に、現在のおよび過去の1日間隔に対してまたは任意の適切な間隔に対して、報告されることができる。大きいカウントの初期化試行を示す初期化履歴は、時間変化する定常ノイズの徴候である可能性がある。
Figure 0005023144
図2のブロック220に、および、図1のブロック図内に示すように、メトリック情報発生器110は非物理層管理データ130および物理層管理データ140に応答してメトリック情報150を生成する。例えば、複数ソースから得られる非物理層管理データ130および物理層管理データ140が、任意のビデオストリーム劣化の根本的原因を診断して、判定するために相関させられるかまたは組み合わせられることができる。
メトリック情報150を算出するための一例が、提供される。しかしながら、メトリック情報150を算出するための任意の代替技法が、使われることができる。一実施態様によれば、ビデオストリームDSLアナライザ100は、メトリック情報150を受信された管理データ130、140のうちの少なくとも1つに直接設定することができる。例えば、ビデオストリームDSLアナライザ100は、メトリック情報150をパケット損失、遅延、エラー率または受信された任意の適切な性能メトリックに直接設定することができる。一代替実施態様によれば、ビデオストリームDSLアナライザ100は対応する時間枠に対して受信された管理データ130、140をグループ化するかまたはさもなければ受信された管理データ130、140を同期させるかもしくは変換する。さらに別の実施態様によれば、ビデオストリームDSLアナライザ100は受信された管理データ130、140のうちの少なくとも2つの関数としてメトリック情報150を計算するかまたは生成する。この関数は、本譲受人によって所有されかつ、参照によって本願明細書に組み込まれる本願と同じ出願日を有する、代理人整理番号20103/0727;P39を有する名称「通信システムを特徴づけるために複数ソースからのデータを組み合わせる方法と装置」の同時係属出願にて説明したように、平均計算、ベイジアン計算、または任意の適切な関数であることができる。更に、ビデオストリームDSLアナライザ100は本願明細書に記載されている実施態様の任意の組合せまたはその他の適切な関数または組合せを使用してメトリック情報150を計算するかまたは生成する。
さらに別の実施態様によれば、メトリック情報150はパケット損失率であることができる。この場合もやはり、メトリック情報150は任意の適切なメトリック組合せまたは遅延、帯域幅使用、パケット不連続性、パケットサイズのようなパラメータ、または、任意の適切な性能メトリックであることができる。例えば、パケット損失率はコード違反カウント(CV−CおよびCV−CFE)から導き出されることができる。コード違反カウント導出はVDSL1およびVDSL2に対して異なるが、これはコード違反の定義がこれらの規格の間で異なるからである。パケット損失率を算出する例示のが下記に与えられるとはいえ、計算のためのベースとして使われる技法並びにデータは、例えば、所望の性能特性、利用可能なデータおよび関連する特定のプロトコルまたはOSIレイヤーによって異なるものとすることができる。
VDSL1では、CV−CおよびCV−CFEカウンタは少なくとも一つのDSLエラーを含むVDSL1スーパーフレームの数を収集することができる。その他の適切なメトリック、データ、カウンタまたは情報が、物理層管理データ140として使われることができる。例えば、15分の期間(任意の適切な期間が使われることができる)内のイーサネットフレームの総数を以下と等しくする:
Figure 0005023144
例示的な低エラー率シナリオにおいて、1つのCRCエラーは、1つのイーサネットフレームだけがDMTスーパーフレームにつき破損していることを意味する。例示的な高エラー率シナリオにおいて、各CRCエラーは、DMTスーパーフレームにまたがる全てのイーサネットフレームが破損していることを意味する。ここで、正味データレートがVDSLアプリケーションの範囲内にあるとすると、DMTスーパーフレームあたりイーサネットフレームの数は、1より大きい。(これは、4.3648Mbpsより大きい正味データレートに対応する。)これがあてはまらないならば、2つのCRCエラーは1つだけのイーサネットフレームエラーをもたらすであろう。
例示的な低エラー率シナリオを想定すると、15分の間隔内の総イーサネットフレームに対する破損したイーサネットフレームの比率は、以下にほぼ等しい:
Figure 0005023144
例示的な高エラー率シナリオを想定すると、15分の間隔内の総イーサネットフレームに対する破損したイーサネットフレームの比率は、以下にほぼ等しい:
Figure 0005023144
イーサネットフレーム損失率の上記の推定値は、続いて上位層のパケット形式に対する損失率に変換されることができる。例えば、7つのMPEG−TSパケットがイーサネットフレーム内に一般的に含まれることを知ることによって、MPEG−TS損失率を計算することができる。このように、DSLエラーメトリックスを上位層フレームエラー率に、および、最終的にはビデオフレームエラー率に変換することができる。
VDSL2では、フレーミング方法はVDSL1とは完全に異なり、それはCVカウントの解釈に関する多くの含意を有する。2つのレーテンシ経路およびしたがって、2つのフレーミング動作がある。基本のフレーミングユニットは、オーバヘッドバッファ、ベアラチャネル0のバッファおよびベアラチャネル1のバッファからのバイトから成るMuxデータフレーム(MDF)である。Mp MDFを組み合わせることによって、RS符号語のペイロードが形成され、および、パリティバイトが加えられる。Tp/Mp RS符号語を組み合わせることによって、「符号語のグループ」が形成される。Up「符号語のグループ」を組み合わせ上げることによって、「符号語のスーパーグループ」が形成される。この種の「スーパーグループ」内の合計バイト数は、(UpxTp/Mp)とRS符号語当たりのバイト数の積であり、PERBpとして規定される。
各MDFは、複数のオーバヘッドバイトを有する。Tp/Mp RS符号語のMDF内に含まれるオーバヘッドバイトは、OHサブフレームを形成する。Up OHサブフレームの組合せ(各「符号語のグループ」に対して1つ)が、OHフレームを与える。OHフレームのフォーマットは、CRCバイトを含むと見られることができる。このCRCバイトは、RS符号語の「スーパーグループ」のPERBpバイトに基づいて計算される。
CRCバイトがその上に計算される「メッセージ」は可変長を有し、それは以下に示すように表される。
Figure 0005023144
したがって、CVカウントはエラーがPERBpバイトと等しい「データブロック」内にあることを意味する。このデータブロックは、オーバヘッドバイトおよびRSパリティバイトを含む。実際的な総データレートに対して、PERBpが17,000バイトによって下限付けされることが分かる。この「データブロック」の正確な持続時間を算出することは、パラメータ(Tp、MpおよびUp)の知識を必要とする。このデータが利用できない場合、この種の持続期間についての知識を仮定して、次いで、イーサネットフレーム損失率計算はVDSL1に関しての類似した導出を使用するであろう。
一実施態様によれば、任意選択のボック230に示すように、DSLコンフィグレータ120は生成されたメトリック情報150を受信して、これに応答して、少なくとも一つのDSL構成を変更するように動作する。DSLコンフィグレータ120はDSL構成データ160を生成してビデオストリームの性能を特徴づけ、問題(複数の問題)またはその任意の組合せを修正する。一実施態様によれば、DSL構成データ160に応答して、ビデオストリームDSLアナライザ100は性能を向上させるために一又はそれ以上のDSL構成(複数構成)を変更する。ビデオストリームDSLアナライザ100は、7つの層のうち任意の2つに関するDSL診断を実行する。例えば、診断は物理層管理データ140および非物理層管理データ130(すなわちリンク、ネットワーク、トランスポート、セッション、プレゼンテーションおよびアプリケーション層)の両方に応答して実行される。一実施態様によれば、物理およびアプリケーション層が診断されるが、しかし、物理および非物理層の任意の組合せが診断されることができる。
図3は、一実施態様によるDSLシステム300のブロック図である。DSLシステム300は、PSTN 320経由で顧客構内310に接続されるサービスプロバイダ位置305の装置を含む。図示の例では、DSLサービスは従来の撚り線対銅電話線315経由で例示の顧客構内310に与えられるかまたは与えられることができる。図3の例示の電話線315は、一般加入電話網(PSTN)320の一部である。サービスプロバイダ位置305は、ビデオストリームコンテンツ配信302、ビデオストリーミング配信サーバ306、イーサネットスイッチ308および非ビデオサービス配信サーバ392を含む。ビデオストリームコンテンツ配信302は、例えばテレビ局、ビデオストリームコンテンツのプロバイダ、またはビデオストリーム304を生成するその他の適切なビデオストリームコンテンツプロバイダであることができる。ビデオストリーミング配信サーバ(複数サーバ)306は、ビデオストリーム304を受信し、これに応答して、例えばインターネットプロトコル(IP)に従って、ビデオストリーム304をフォーマットし、かつ、サービス配信システム365に配信されるビデオストリーム307を供給する。同様に、非ビデオサービス配信サーバ392は、例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)または任意の適切なサーバから非ビデオコンテンツを受信し、インターネットプロトコルに従って非ビデオコンテンツをフォーマットし、かつ非ビデオストリーム394を生成する。サービス配信システム365は、少なくとも非ビデオストリーム394および配信されたビデオストリーム307を受信して、これに応答してインターネットデータ368を生成する。イーサネットスイッチ308は、インターネットデータ368を受信して、最終的に適切な加入者装置332への送信のためにルーティングされたか切替えられたインターネットデータ309を送信する。
顧客構内310は、例えば加入者装置332およびループ試験装置340に接続されたDSLモデム330を含む。用語「顧客構内」は、通信サービスがサービスプロバイダによって提供される位置を指す。DSLサービスを提供するのに用いられる例示の一般加入電話網(PSTN)に対して、顧客構内は電話線のネットワーク終端装置(NT)側に位置する。ここで使用される用語「ユーザ」、「加入者」または「顧客」は通信サービスまたは装置が種々のサービスプロバイダ(複数プロバイダ)のいずれかによってそれに対して提供されるかまたは潜在的に提供されることができる人、企業または組織を指す。例示の加入者装置332は、加入者がDSLサービスまたはインターネットサービスをそこで受信するかまたは利用する加入者の住居に設置されるパーソナルコンピュータ(PC)、セットトップボックス(STB)、住宅用ゲートウェイまたはテレビを含む。
サービスプロバイダ位置305は、DSLAM(複数DSLAM)325、金属の交差接続を実施する配線盤335、ループ試験装置345および回線テスタ350を含む。一実施態様によれば、例示のループ試験装置345はDSLAM 325によってもしくはその中に、または任意の適切な構成要素によって実現されることができる。用語「サービスプロバイダ位置」は、DSLサービスがそこから提供される位置、またはDSLサービスの提供に関するシステムまたは装置がそこに設置される位置を指す。例示のサービスプロバイダは、通信サービスまたは通信機器を提供するか、販売するか、配給するか、処理するかまたは保守する、電話事業会社、ケーブル事業会社、無線事業会社またはインターネットサービスプロバイダを含む。例示のDSLAM(複数DSLAM)325は、とりわけ、さまざまなまたはいくつかのDSLモデム(複数モデム)のいずれかを実現し、その一つは電話線315経由で例示の顧客構内310にDSLサービスを提供するのに用いられるか、または用いられることができる。サービスプロバイダ位置305はさらに、自動構成サーバ(ACS)360、要素管理システム(EMS)355、サービス保証システム(SAS)370、サービス配信システム365、データ収集・結合器(図示せず)およびネットワーク管理システム(NMS)390を含む。図3は一実施態様によるこれらの要素を示すが、しかし、これらの要素は任意の所望の方法で再割当されることができる。
ループ試験装置340または回線テスタ350の任意の組合せが、電話線315の状態を特徴づけるか、記述するかまたは示すさまざまな、信号、管理データ130、140、情報またはパラメータ(複数パラメータ)の任意の数またはいずれかを測定するか、計算するかまたは他に判定する。図3の図示の例において、例示のループ試験装置345は配線盤335経由で電話線315に接続され、および、例示のループ試験装置340は顧客構内310(すなわち家庭内の配信網)内に設置される電話配線に接続される。さらにまたは代わりに、例示のループ試験装置345はDSLAM 325によってもしくはその中、または任意の適切な構成要素によって実現されることができる。
EMS 355は、例示のDSLAM 325とDSLモデム330との間に生じるDSL通信に対する現在のまたは過去のDSL性能特性のような物理層管理データ140を監視するか、測定するかまたは記録する。進行中の(ongoing)DSLサービスに対するDSL性能データ、統計または情報のような物理層管理データ140が、種々の周知の技法のいずれかを使用して例示のDSLモデム330またはDSLAM 325によって測定されることができるかまたはEMS 355に報告されることができる。例えば、それらはDSLモデムの管理のためのITU G.992.1(別名G.dmt)規格に基づいて、またはITU G.997.1(別名G.ploam)規格に基づいて測定されることができる。例示の性能データ、統計および情報は、以下の任意の組合せを含むが、これに限定されるものではない:EMSデータ、EMS状態、HLOG、HLIN、QLN(クワイエットラインノイズ)、SNR、LATN(回線減衰)、SATN(信号減衰)、ノイズ、チャネル減衰、データレート、ATTNDR(達成可能データレート)、マージン、CV(コード違反)、FEC(前方誤り訂正)カウント、ES(エラー秒数)、SES(重大エラー秒数)、UAS(使用不可秒数)、BITS(ビット配分)、GAINS(ファインゲイン)、TSSI(送信スペクトル成形)、MREFPSD(参照PSD)、送信パワー、送信PSD、故障、初期化カウント、実遅延、実インパルスノイズ保護、前方誤り訂正(FEC)およびインタリービングデータ、インパルスノイズセンサデータ、複数のFECエラー、マージン情報、データレート情報、チャネル伝達関数、ループ減衰情報、ビット割当て情報、またはその他の適切な性能情報。物理層管理データ140は、DSL物理層特性に関連した性能情報、または、SNR、ビット配分、データレート、マージン、達成可能データレートもしくは任意の適切な情報を含むDSL−PHY特性データを含む。図3の例において、DSL性能データ、統計または情報のような物理層管理データ140は、例えば、ITU G.994.1(別名G.hs)規格内に規定される交換プロトコルを使用してDSLサービス経由で例示のDSLモデム330によって送信される。さらにまたは代わりに、DSL性能データ、統計または情報はDSLフォーラム文書TR−069において規定したように、伝送制御プロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)接続を介してDSLモデム330によってACS 360まで送信されることができる。
サービス配信システム(複数システム)365は、例えばビデオストリーミング、IPテレビ(IPTV)、ビデオオンデマンド(VoD)、IP電話(VoIP)のような種々のサービスのいずれか、またはその任意のサービスの組合せを、例示の顧客構内310に提供するためにインターネットデータ368を生成する。SAS 370は、例示のサービス配信システム365によって提供されるサービスの品質、性能または特性を監視する。例えば、サービス配信システム365は適切な加入者装置に対するインターネットプロトコルによる配信のためにインターネットデータ394および配信されるビデオストリーム307を組み合わせて、フォーマットする。例えば、SAS 370は、例えば、ビデオストリーム304の動画像専門家グループ(MPEG)統計値(例えばフレーム損失など)、パケット損失率など、を監視する。
上記の通りに、例示のACS 360、例示の回線テスタ350、例示のEMS 355、例示のSAS 370またはその任意の組合せは、電話線315経由でサービス配信システム365、DSLAM 325またはDSLモデム330によって提供されるかまたは提供可能な過去か、進行中か、または可能な将来のDSLサービスを示すデータのソースを表す。上記の通りに、例示のデータソース350、355、360、370は、例示の電話線315の端部のいずれか一方または両方において、測定され、収集され、推定され、判定されるデータ、または、その任意の組合せを含むことができる。図3の例示のデータソース350、355、360、370は、周期的または非周期的ベースでデータを収集して報告することができる。さらにまたは代わりに、データは、データまたは情報に対するリクエストに応答して収集されて報告されることができる。データソース350、355、360、370によって収集されるデータまたは情報は、図3の例示のDSLシステムの現在のまたは過去のスナップショット(複数スナップショット)を表すことができる。
異なるデータ収集ソースによって使われるデータフォーマットは実質的に異なることができることに留意されたい。例えば、EMS 355は15分のDSLエラーカウンタのような物理層管理データ140を報告することができ、ACS 360は開始時刻以降のDSLエラーを報告することができ、および、サービス保証サーバ370はMPEGフレーム統計値を報告することができる。したがって、1つのタイプから別のタイプまで「変換する」方法は多くの要因に従い広範囲にわたって変化して、かつ適用されることができる。更に、複数ソースから収集されるデータは同期されることができず、および、データ比較が適切な時間間隔で行われるようにするために段階が踏まれなければならない。
例示のデータソース350、355、360、370によって収集されるか、取得されるか、測定されるか、計算されるか、推定されるか、受信される管理データ130、140または情報、またはその任意の組合せが、関連性、完全性、信頼性、精度および適時性(例えば、最近対古い)のような種々の要因のいずれかに影響を受ける可能性がある。例示のデータソース350、355、360、370のいくつかは、本質的により高い精度または信頼性を有し、したがって、図3の例示のDSLシステムに関連した特定のパラメータの決定により役立つことができる。例えば、例示の回線テスタ350内に含まれるTDRデータは、EMS 355で利用できるチャネル減衰データまたはチャネル伝達関数と比べて、ブリッジタップの検出またはパラメータ化に対して、より正確であるかまたはより役立つことができる。
示した例において、データソース350、355、360、370のうちの2つは関連するか、類似するかまたは不完全である可能性のある管理データ130、140を含むかもしれない。例えば、(a)例示のACS 360は、周波数の第1部分(例えばダウンストリームのチャネル)に対するチャネル減衰を表すACSタイプ管理データ130、140を含む一方、EMS 355は周波数の第2の部分(例えばアップストリームチャネル)に対するチャネル減衰を表すEMSタイプ管理データ130、140を含むことができ、または(b)ブリッジタップは、ACS 360内に含まれるチャネル伝達関数もしくは回線テスタ350内に含まれるTDR応答からの関連情報を使用して検出されることができる。更に、ACS 360およびEMS 355が両方ともチャネル減衰タイプ管理データ130、140を含むことができるとはいえ、それらは異なる精度もしくは表現で管理データ130、140を得るかまたは格納することができる。ACSタイプ管理データ130、140の例はさらに、以下の任意の組合せを含む:ACS状態、HLOG、HLIN、QLN(クワイエットラインノイズ)、SNR、LATN(回線減衰)、SATN(信号減衰)、ノイズ、チャネル減衰、データレート、ATTNDR(達成可能データレート)、マージン、CV(コード違反)、FEC(前方誤り訂正)カウント、ES(エラー秒数)、SES(ひどくエラー秒数)、UAS(使用不可秒数)、BITS(ビット配分)、GAINS(ファインゲイン)、TSSI(送信スペクトル成形)、MREFPSD(参照PSD)、送信パワー、送信PSD、故障、初期化カウント、実遅延、実インパルスノイズ保護、FECおよびインタリービングデータ、インパルスノイズセンサデータ、またはその他の適切なデータ。HLOGは、それがどこに設置されるであろうとも、例えば特定の装置および関連したDSL規格に従いEMS 355 ACS 360または任意の適切なネットワーク要素から報告されることができる。HLOGは、物理層管理データ140の別の例である。DSLAM 325からの管理データ130、140はEMS 355経由で収集されることができ、および、DSLモデム330からの管理データ130、140はACS 360経由で収集されることができる。他の例は、当業者に豊富であろう。
さまざまな、方法(複数の方法)、プロトコル(複数プロトコル)、通信経路(複数経路)または通信技術(複数技術)のいずれかを使用して、図3の例示の回線テスタ350は、例示のループ試験装置340または345が、電話線315に種々の回線プローブ信号のいずれかを送信するか、または、回線プローブ信号の投入の有無にかかわらず、電話線315上に存在する信号を受信するかもしくは測定するように構成、命令、または要求することができる。信号プローブ、信号受信または測定の任意の組合せが、種々のシングルエンドまたはダブルエンドの回線試験方法(複数方法)、アルゴリズム(複数アルゴリズム)または技法(複数技法)のいずれかを実行するために例示の回線テスタ350またはループ試験装置340、345によって利用されることができる。例示のプローブ信号は、以下の任意の組合せを含む:ステップ時間分域反射率測定(TDR)信号、パルスTDR信号、広帯域スペクトラム信号、公称モデム伝送信号(例えばADSLモデム用のマルチキャリアトレーニング信号)、チャープ信号、インパルス列、単一インパルスまたは任意の適切な信号。回線プローブ信号を送信するか、または電話線315上に存在する信号(複数信号)を受信するかもしくは測定する例示の方法と装置が、2006年5月1日出願の米国特許出願第60/796,371号、および米国特許出願(代理人整理番号20103/0728)内に記載されており、それらは、それらの全体を本願明細書に引用したものとする。
以下の開示が例示のデジタル加入者線(DSL)システム300または図3の例示のデバイスを参照するとはいえ、本願明細書に記載されている方法と装置は、任意の種類、任意のサイズまたは任意のトポロジのDSLシステム300またはネットワークに対する電話線315またはDSL装置の特性またはパラメータを含むメトリック情報150を推定するか、判定するかまたは推測するのに用いられることができる。例えば、DSLシステム300は任意の数の顧客構内、複数の位置に設置される複数のDSLアクセスマルチプレクサDSLAM(複数DSLAM)325を含むことができるか、または、電話線、DSLモデム、サーバ、システム、データソース、データ収集器、データストア、データ結合器もしくはデータ収集・結合器の任意の数および組合せを含むことができる。
以下の開示が、例示のデジタル加入者線(DSL)装置、DSLサービス、DSLシステム、またはDSLサービス配信用の通常の撚り線対銅電話線の使用に関してなされるとはいえ、理解されるべきことは、本願明細書に開示される複数のデータソースから収集されるデータを使用して通信システムまたはネットワークの特性を推測する開示された方法と装置が、多くの他のタイプまたは種類の通信機器、サービス、技術またはシステムに適用可能である、ことである。例えば、開示された方法と装置はまた、無線配信システム、有線またはケーブル配信システム、同軸ケーブル配信システム、極超短波(UHF)/高周波(VHF)無線周波数システム、衛星または他の地球外システム、携帯配信システム、電力線ブロードキャストシステム、WiMAX、WiFi、光ファイバネットワークまたは任意の適切なネットワークまたはシステムにも適用可能であることができる。その上、これらのデバイス、システムまたはネットワークの組合せもまた、使われることができる。例えば、バランによって接続される撚り線対および同軸ケーブルの組合せ、または、光ネットワークユニット(ONU)の線形の光から電気への接続によるアナログファイバから銅への接続のような、その他の物理チャネル継続組合せが使われることができる。
代わりにまたはさらに、ループ試験装置340、345に通信可能に接続される、または、接続可能なコンピュータがメトリック情報150を生成することができる。例えば、例示の回線テスタ350は、ループ試験装置340、345から受信されるか測定される信号を得ることができ、かつメトリック情報150を推定するかまたは求めることができる。代わりにまたはさらに、加入者装置(例えば加入者のパーソナルコンピュータ(PC)またはセットトップボックス(STB))がメトリック情報150を推定するかまたは求めるのに用いられることができる。
図3の図示の例で示す一実施態様によれば、ビデオストリームDSLアナライザ100は例示のループテスタ340、345、例示の回線テスタ350、DSLAM(複数DSLAM)325、ACS 360、EMS 355、SAS 370または任意の適切なデバイスから、種々の方法(複数の方法)、ネットワーク(複数ネットワーク)、プロトコル(複数プロトコル)のいずれかもしくはその任意の組合せを介して非物理層管理データ130および物理層管理データ140を受信する。ビデオストリーミング配信サーバ306、イーサネットスイッチ308および加入者装置332のような、メトリック情報150を受信するか、測定するか、計算するかまたは推定するのに用いられるその他のデバイスまたはシステムは、さらにまたは代わりに、例示の回線テスタ350にそれを供給することができる。
例示のデータソース350、355、360および370が図3内に例示されるとはいえ、当業者は、DSLシステムが図3内に例示されるものよりも追加的なもしくは代わりのデータソースを含むことができるか、または例示されたデータソースのいずれかもしくは全てのうちの複数を含むことができると容易に理解するであろう。更に、この開示が、図3の例示のデータソース350、355、360、370の特定の1つを通して含まれるか利用できる特定のデータまたは情報を説明するとはいえ、当業者は、DSLサービスプロバイダがデータまたは情報およびデータソースの種々の組合せのいずれかを利用することができると容易に認識するであろう。
複数の電話線、DSLAM 325またはDSLモデム330を含むDSLシステムまたはネットワークに対して、図3の例示のデータソース350、355、360または370は各電話線315、DSLAM 325またはDSLモデム330と関連するデータを含む。しかしながら、データソース350、355、360または370内に含まれるデータの組は、例えば、電話線から電話線、DSLAMからDSLAM、DSLモデムからDSLモデムまたは加入者から加入者で、例えば、DSLサービスがどれくらいの間有効であったか、DSLモデムのタイプまたはメーカ、利用されるかまたは加入されるサービスのタイプ、顧客構内の位置、などのような種々の理由のいずれかのために異なる場合がある。
ビデオストリームDSLアナライザ100は、一又はそれ以上の例示のデータソース350、355、360または370から含まれるデータに基づく、種々のパラメータ(複数パラメータ)、管理データ130、140または情報のいずれかを受信して、メトリック情報150を生成し、更に、管理データ130、140の完全性をチェックして、管理データ130、140の一貫性をチェックする。管理データ130、140がデータソース350、355、360または370の複数から収集される場合、例示のデータビデオストリームDSLアナライザ100は発見的に、論理的に統計学的にまたは確率論的に、チェックされたデータ130、140を組み合わせる。
一実施態様によれば、ビデオストリームDSLアナライザ100は種々のデータ構造(複数構造)、データテーブル(複数テーブル)、データ配列(複数配列)、などのいずれかを使用して、例示のデータベース372内に非物理層管理データ130、物理層管理データ140、メトリック情報150またはDSL構成データ160を格納する。例示のデータベース372は、機械アクセス可能なファイル内にまたは種々のメモリ375のいずれか内に格納される。
ネットワーク管理システム(NMS)390は、例示のDSLシステム300を制御するか、監視するか、維持するかまたはプロビジョニングして、ビデオストリームDSLアナライザ100および顧客サービス担当者、販売人または技師のような人が例示のDSLシステム300を制御するか、監視するか、維持するかまたはプロビジョニングすることができるようにする。例示のNMS 390は、例示のデータベース372内に格納されるパラメータ(複数パラメータ)、データまたは情報を使用するか、ビデオストリームDSLアナライザ100または人に供給するかまたは利用できるようにする。代わりとしてまたはさらに、図3の例示のNMS 390は、例示のビデオストリームDSLアナライザ100によって推測されるか、推定されるか、計算されるかまたは求められるパラメータ(複数パラメータ)、データまたは情報を、直接供給するかまたは利用できるようにすることができる。例えば、NMS 390は技師が非物理層管理データ130、物理層管理データ140、メトリック情報150またはDSL構成データ160の任意の組合せを取り出すことができるGUIを提供することができる。
図4は、別の実施態様によるビデオストリームDSLアナライザ100を実現するブロック図である。DSLコンフィグレータ120は、性能欠陥識別器410、物理層問題識別器420、DSL設定セレクタ430、DSL設定実現チェッカ440およびDSL設定コンフィグレータ450を更に含む。性能欠陥識別器410は、メトリック情報発生器110および物理層問題識別器420に動作するように接続される。DSL設定セレクタ430は、物理層問題識別器420およびDSL設定実現チェッカ440に動作するように接続される。DSL設定コンフィグレータ450は、DSL設定実現チェッカ440に動作するように接続される。代替実施態様によれば、DSL設定セレクタ430は性能欠陥識別器410に動作するように接続される。
図5は、一実施態様によってDSLシステム300上のビデオストリーミングの性能を診断する方法の流れ図である。この方法は、図1、3または図4内に示されるビデオストリームDSLアナライザ100によって実施されることができる。しかしながら、その他の適切な構成もまた、使われることができる。ステップ210で始まる方法は一連の動作として記載されているが、動作は任意の適切な順序で実行されることができて、任意の適切な組合せで繰り返されることができることは認識されよう。
図5のブロック510に、および図4に示すように、性能欠陥識別器410は性能閾値情報412と生成されたメトリック情報150を比較するように動作する。これに応答して、性能欠陥識別器410は性能欠陥があるかどうか判定して、対応する性能欠陥情報414を任意選択で生成する。性能欠陥の判定は、経験の品質(QoE)またはサービス品質(QOS)上に直接的な影響を有する。例えば、IPTVのような、ビデオストリーミングは遅延、ジッターおよび損失のようなネットワーク効果に影響を受ける。セットトップボックス(STB)のような加入者装置332が、(ジッターを補償する)バッファリングの機構および(損失を補償する)エラーコンシールメントアルゴリズムを通してこれらの作用を部分的に補償することができる。しかしながら、増大されたバッファサイズがチャネル変更時間に否定的に影響を及ぼすのでバッファリングのソリューションは遅延問題を悪化させる。したがって、性能閾値は性能欠陥が生じるかどうか判定するために定められることができる。
図6の一番下のテーブルは、性能閾値情報412として直接または間接的に使われることができるいくつかの例示的な性能目標をリストする。例えば、最大推奨遅延は性能閾値情報412に対応することができ、および、測定された遅延は生成されたメトリック情報150に対応することができる。図6内にリストされた最大推奨遅延は例示のためだけのものであり、すなわち、特定の最大推奨遅延または性能閾値情報412は、特定の要件、装置、規格または用途に従い任意の適切な量であることができる。脱落し、繰り返され、順序が狂ったビデオフレームの度合いにユーザ経験を関連づける他の情報が、同様に使われることができる。ビデオおよびオーディオの最小アプリケーション層ビットレート要件の例もまた、図6内に示される。テーブル内の最大遅延の例および図6内の最小ビットレート要件の例は性能欠陥があるかどうか判定するのに用いられる性能閾値情報412の例であるが、しかし、任意の適切な性能要件および特定の要件レベルが使われることができる。
さらに別の実施態様によれば、性能閾値情報412は予め収集されたデータに基づいて調整される。例えば、性能閾値があまりに厳しいと判明する場合、性能閾値情報412は、人間の介入なしで自動的に、または人間の対話処理によってのどちらかで、例えば、システム資源を解放するか、処理負担を減少させるか、また他に性能速度を向上するために、緩和されることができる。別の実施態様によれば、性能閾値情報は帯域幅使用情報に基づいて調整される。例えば、帯域幅使用が比較的高い場合、性能閾値判定基準はサービス品質を向上するために調整されることができる。1日24時間IPTVのようなストリーミングビデオを見るユーザは、より高いサービス品質を必要とするであろう。代わりとして、ビデオストリームDSLアナライザ100は帯域幅使用に従いメトリック情報150を調整することができる。ユーザが積極的に帯域幅を使用する場合、およびその場合だけ、いくつかのメトリックスが装置から累算されることができる。例えば、ユーザが積極的にビデオチャネルを使用している場合だけ、ビデオ信号内のエラーがカウントされる場合、エラーカウントの影響は帯域幅に従い変化する。一実施態様によれば、性能閾値情報412が所望のQOEもしくはQOS要件を満たすのに適切でない場合、または、QOEもしくはQOS要件が変化する場合、性能閾値情報412はそれに応じて調整されることができる。例えば、性能閾値情報412は、例えば、QOEもしくはQOS要件が変化する場合、または関数もしくは関係表が変化する場合、性能閾値情報412が人間の介入なしで自動的に変化するように、数学的関数によってもしくは単に関係表によってQOEもしくはQOSと関連づけられることができる。何の性能欠陥もない場合、処理はブロック230へ戻り、さもなければ、処理はブロック520へ進む。
ブロック520に、および、図4内に示すように、物理層問題識別器420は性能欠陥情報414を受信し、これに応答して物理層内に問題があるかどうか判定するように動作する。物理層問題識別器420は、物理層問題情報422を生成することができる。
図7は一実施態様によるVDSL2に利用できる例示的なDSLエラーメトリックスを示すが、しかし、その他のメトリックスが同様に使われることができる。例えば、図7内のDSL性能監視パラメータまたは管理データ130、140の一又はそれ以上のようなDSLエラーメトリックスは、物理層に問題があるかどうか判定するために、物理層閾値と、またはブロック510に関するメトリック情報150と比較されることができる。これらのDSLエラーメトリックスは例えば、15分の間隔で、更に、現在のおよび過去の1日間隔で、または任意の適切な間隔で報告されることができる。時間変化するノイズの実例は、他のDSL回線からのクロストーク、ホームネットワークシステムからのクロストークおよび他の顧客構内デバイスからの干渉を含む。上記のパラメータDSLエラーメトリックスのいずれかが、物理層またはDSL層でビデオストリーミング問題を検出するのを助けることができる。一実施態様によれば、CV−CおよびCV−CFEのパラメータがDSL層の品質メトリックを推定する目的のために使われることができる。これに加えて、ES−LおよびES−LFEパラメータ(カウント秒数)は同様に役立つことができる。
一実施態様によれば、図7内にリストされるパラメータまたはその他の適切なパラメータの一つ以上が、組み合わせられることができて、図6内に与えられるパフォーマンス基準と比較されることができる。更に、物理層閾値はブロック510に関して上で説明されているものと同様の方法で調整されることができる。物理層に何の性能欠陥もない場合、報告がブロック530で他のモジュールになされ、さもなければ、処理はブロック540へ進む。
ブロック540に、および、図4内に示すように、DSL設定セレクタ430は物理層性能欠陥情報422を受信し、これに応答して少なくとも一つのDSL設定を選択してDSL設定情報432を生成するように動作する。物理層性能欠陥情報422および前述した推定手続きを使用して得られるその他の適切なメトリックスは、IPTV劣化がDSL物理層による場合を明らかにするのを助けることができる。IPTV問題を診断した後、例えばDSL設定情報432を変更することによって、問題を修正するように動作が推奨されることができる。代替実施態様によれば、DSL設定セレクタ430は性能欠陥識別器410から性能欠陥情報414を受信するように動作する。
一実施態様によれば、別々に処理されるべきIPTV劣化の2つの場合がある。1つの場合では、DSL問題が時間変化する定常ノイズによる可能性がある。応答として、供給されたデータレートは定常ノイズによるリトレインを防ぐ設定に調整されなければならない。
第2の場合は、DSL問題が回線上のインパルスノイズから生ずるものである。この問題は、構成パラメータを回線上のインパルスノイズ保護を強化するように調整することによって処理されなければならない。構成パラメータは、最小/最大データレート、最大遅延および最小インパルスノイズ保護を含むことができる。
ADSL高速インターネットサービスとIPTVサービスをサポートするVDSLとの間の重大な差は、IPTVサービスが高速インターネットサービスと違って、データレート保証を含むことができるということである。したがって、インパルスノイズ保護を強化する構成パラメータに対するいかなる変更も、データレートが保証されたレベルより下に低下しないようなものでなければならない。あるいは、インパルスノイズ保護強化が不可避的にかなり低下するデータレートに至る場合、提供されたサービスは異なるカテゴリに割り当てられなければならない。DSL設定セレクタ430は、DSL設定が有効であるかどうか判定するために、DSL設定実現チェッカ440に提案されたDSL設定情報432を与える。
ブロック550に、および、図4内に示すように、DSL設定実現チェッカ440は提案されたDSL設定に対してチェックを行う。DSL設定実現チェッカ440はDSL設定情報432を受信し、これに応答して、選択された少なくとも一つのDSL設定が実現可能かどうかチェックし、かつ、DSL設定実現情報442を生成するように動作する。DSL設定実現チェッカ440は、インパルスノイズ保護に関連した異なる構成設定から生じるデータレート性能を予測することができる。しかしながら、これらのパラメータの任意の選択は可能でなく、構成エラー、無効な構成または初期化失敗をもたらすかもしれない。この種のエラー/失敗に対して以下の2つの理由がある:
1.装置限界−特定の構成設定は、インターリーバ(デインターリーバ)メモリのようなリソース限界および単位時間あたりデコードされることができる最大数のRS符号語のために実現するのが不可能である。この種の限界は、例えば、ADSL2およびADSL2+勧告に記載されている。同じ種類の限界が、VDSL1およびVDSL2システム内に存在する。対応する勧告は、これらの限界を明示的に与えないが、しかしながら、インターリーバ−デインターリーバ遅延、インターリーバ深さおよび(1/S)パラメータの集合体(aggregate)に関する公知の制約(図8−9を参照)。
2.性能目標:データレートの損失−装置が特定の設定を可能とする場合、性能目標が実現可能でないかもしれず、および、結果として、新しいDSL設定情報432が必要である点に注意されたい。例えば、インパルスノイズ保護能力を強化するには、しばしば、RS符号語当たりのパリティバイト数を増加させる必要がある。この種の増加は追加的な冗長性をもたらし、正味利用可能なデータレートはこれに対応して減少することを意味する。換言すれば、追加で与えられる保護はより小さい正味符号化利得の代価で生じることができる。
DSL設定実現チェッカ440は、この実施態様による1)装置および2)性能目標の任意の組合せをチェックすることができる。上記の観察および対応するDSL設定実現情報442を使用して、DSL設定セレクタ430は、この例に従って、ブロック560の強化されたインパルスノイズ保護を伴う新しい構成を推奨する:
所定の所望のデータレートに対して、以下の条件を満たすINP_minおよびdelay_maxの組合せを選択する:
a)新しいINP_minは、以前のINP_minより大きくなければならない。
b)INP_minおよびdelay_maxの組合せは、それらが所望のデータレートに対して、および、所定の装置に対して実現可能であるようなものでなければならない。これは、図8および9内のもののようなテーブルを使用して実現されることができる。
所定の所望のデータレートおよび選択されたINP_minとdelay_maxの組合せに対して、現在の正味符号化利得と以前の正味符号化利得との間の差を推定する。この差が、強化された保護による「損失」度を与える。現在のSNRマージンがこの「損失」と比較して不十分な場合、INP_minおよびdelay_maxのこの選択は回線の初期化失敗をもたらすであろう。正味符号化利得の差を知っていると、この状況を回避することができる。正味符号化利得を計算する方法が、次に説明される。
正味符号化利得の推定
図10は、一実施態様に従って正味符号化利得を算出するためのDSL連結された符号器および復号器1000のブロック図である。DSL設定情報432をチェックする正味符号化利得の例示の計算が、与えられる。正味符号化利得が、ビデオストリームDSLアナライザ100または任意の適切なDSLオプティマイザ、または、DSL管理センタによって使われて、DSL設定情報432をチェックすることができる。
図10に示すように、ADSL1、ADSL2、ADSL2+およびVDSL2において、連結された符号器および復号器は外部のRS符号器1010、RS復号器1020および内部のトレリス符号器1030、1040の連結から成る(例えば、Weiによって開発された16−状態、4次元コード)。インターリーバ1030はRS符号器1010とトレリス符号器1050との間に配置され、および、デインターリーバ1040はトレリス復号器1060とRS復号器1020との間に配置される。
RSコードの、符号語サイズNおよびペイロードバイト数Kは既知であるとする。(これらは、特定の実装に対して、報告された値からまたはまとめられたテーブルから、またはアルゴリズム記述から、得られることができる。)またRS復号器1020で生じるエラーがランダムであるとする。また所望のデータレートがRであるとする。符号化利得は、以下のように3つの項の加算としてデシベルで表されることができる:
Figure 0005023144
符号化利得損失は、以下のように表されることができる:
Figure 0005023144
DSL設定情報432が、例えば1)装置構成、2)性能目標または3)必要符号化利得の任意の組合せに基づいて実現可能でない場合、処理はブロック560へ進み、選択された少なくとも一つのDSL設定を利用できないとして分類し、および、新しいDSL設定情報432を備えた別のDSL設定が、ブロック540で選択される。DSL設定情報442が実現可能な場合、処理はブロック570へ進む。
ブロック570および図4に示すように、この実施態様によるDSL設定コンフィグレータ450は、DSL設定実現情報442を受信して、これに応答してDSL構成データ160を生成する。NMS 390は、DSL構成データ160を受信して、要求された構成変更を実行する。
図11は、例示のビデオストリームDSLアナライザ100を実現するように使われるかまたはプログラムされることができる例示のプロセッサプラットホーム1100のブロック図である。例えば、プロセッサプラットホーム1100は一又はそれ以上のメインプロセッサ、コア、マイクロコントローラ、1105などによって実現されることができる。プロセッサ1105は、例示のビデオストリームDSLアナライザ100を実現するためにメインメモリ1115内に(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)内に)含まれるビデオDSLアナライザ命令1110を実行する。プロセッサ1105は、INTEL(登録商標)、AMD(登録商標)、SUN(登録商標)、IBM(登録商標)ファミリのコア、プロセッサまたはマイクロコントローラからのDSP、RISCプロセッサまたは汎用もしくはカスタマイズされたプロセッサのような、任意のタイプの処理ユニットであることができる。
プロセッサ1105は、バス1125経由で(読取り専用メモリ(ROM)1120またはハードディスク装置のような)メインメモリ1115と通信する。RAM 1115はダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)またはその他のタイプのRAMデバイスによって実現されることができ、および、ROM 1120はフラッシュメモリまたはその他の所望のタイプのメモリデバイスによって実現されることができる。例えばGUIを表示するかまたは出力するために、出力デバイス1140が使われることができる。
また、本願明細書に記載されている例示のソフトウェアまたはファームウェア実装は、以下のような任意選択の有形の記憶媒体上に格納されることができる点に注意するべきである:磁気媒体(例えばディスクもしくはテープ)、ディスクのような光磁気もしくは光学媒体、またはメモリーカードのような固体媒体または一又はそれ以上のリードオンリー(不揮発性)メモリ、ランダムアクセスメモリもしくは他の書き換え可能な(揮発性の)メモリを収容する他のパッケージ、またはコンピュータ命令を含有する信号。電子メールまたは他の自己内蔵型情報アーカイブまたはアーカイブの組に対するデジタル添付ファイルは、有形の記憶媒体に等しい配布媒体とみなされる。したがって、本願明細書に記載されている例示のソフトウェアまたはファームウェアはそれらの上記したまたは等価物および承継媒体のような有形の記憶媒体または配布媒体上に格納されることができる。代替実施態様によれば、ビデオDSLアナライザ命令1110は例えば、無線通信またはWiMaxネットワークのような広領域無線アクセス網(WWAN)、またはWiFiネットワークのようなローカル無線アクセス網(LWAN)経由で、メモリ1115に無線で送信されることができる。
もちろん、当業者は、例示のシステム内に例示されるメモリ1115の順序、サイズおよび割合が変化することができると認識するであろう。これらのハードウェア部品およびソフトウェア部品のいずれかまたは全てが、ハードウェアだけで、ソフトウェアだけで、ファームウェアだけで、またはハードウェア、ファームウェアもしくはソフトウェアのいくつかの組合せで具体化されることができることが考えられる。したがって、当業者は容易に、上記した実例がこの種のシステムを実現する唯一の方法でないと認識するであろう。
一実施態様によれば、ASIC、プログラマブルロジックアレイおよび他のハードウェアデバイスを含むがこれに限らず専用ハードウェア実装が、本願明細書に記載されている例示の方法もしくは装置のいくつかまたは全てを実現するために、全体的にあるいは部分的に、同様に構成されることができる。さらに、分散処理または構成要素/オブジェクト分散処理、並列処理または仮想マシン処理を含むがこれに限らず代替ソフトウェア実装もまた、本願明細書に記載されている例示の方法もしくは装置を実現するように構成されることができる。
図12は、IPTVに対する3つの例示的な代替ネットワーク階層化方式:MPEG−TS/UP 1210、MPEG−TS/RTP/UDP 1220およびネイティブRTP 1230を示す。図12は、非物理層管理データ130および物理層管理データ140の実例が与えられることを示す。IPTVストリーミングのようなビデオストリーミングの配信に対して何の唯一の固有の仕様もなく、したがって、他の適切な層方式が使われることができる。したがって、ビデオストリームDSLアナライザ100はその他の適切なビデオストリーミング方式およびその他の将来のビデオストリーミング方式をサポートすることができる。
物理層1232プロトコルは、基底の物理媒体に依存する。異なる技術による、少なくとも3つのセグメントが使われることができる:
i.バックボーン
バックボーン光リンクは、10-10より低いビットエラー確率によって特徴づけられる。
ii.最後の(最初の)マイル
イーサネット層による銅対を介したVDSL送信のいくつかの例が、以下に与えられる:
・VDSL1
・VDSL2
・EFM(最初の1マイルのためのイーサネット規格)のためのVDSL
VDSLトランシーバとイーサネット層1234との間のインタフェースは、γ−インタフェースと一般的に呼ばれている。これは、TPS−TC(伝送プロトコル特有の伝送コンバージェンス)機能と「ユーザアプリケーションI/F」との間のインタフェースである。VDSL1は、HDLCカプセル化に基づいて(PTM−TCと呼ばれる)パケット転送モードに対するTPS−TCを規定する。このモードは、イーサネットトラフィックを搬送するのに用いられることができる。VDSL2は、イーサネットおよび一般パケットトランスポート(PTM−TC)に対するTPS−TCを規定する。このモードは、64/65カプセル化を使用する。(10PASS−TSと呼ばれる)VDSLのためのEFM規格は、VDSL1規格に基づくイーサネットシステムのためのIEEE仕様である。
図13は、電話線315上のEFM(最初の1マイルのためのイーサネット規格)の例示的なアーキテクチャを示す。EFMは、さまざまな機能に対してわずかに異なる命名を使用する。γ−インタフェースは、伝送コンバージェンス(TC)と物理符号化副層(PCS)機能との間に位置する。
イーサネット層1234は、媒体アクセス制御(MAC)層を含み、かつIEEE規格802.3−2002、地方および大都市圏ネットワーク、パート3:衝突検出型キャリア検知多重アクセス(CSMA/CD)アクセス方式および物理層の仕様、2002年3月8日、に記載のフレームフォーマットを有する。ペイロード(MACクライアント)データは、46バイトと1500バイトとの間で変化することができる。イーサネットフレームは、フレームチェックシーケンスを有し、それがエラーを検出するために使われることができる。IPTVのような、ビデオストリーミングアプリケーションに対して、ペイロードデータはIPパケットを含む。
IP層1240は、2つの基本機能:アドレス指定およびフラグメンテーション/リアセンブリを提供する。データのフロー制御、エラー制御および接続または仮想回路が、提供されることができる。一実施態様によれば、インターネットグループ管理プロトコル(IGMP)がIPマルチキャスティングのために使われ、そこでIPパケットが単一のIP宛先アドレスを用いて複数の宛先ホストに送信される。一群の宛先ホストがマルチキャストホストグループとして規定され、および、ホストグループのメンバーは動的である。このIGMPプロトコルが、それらのマルチキャストグループメンバーをすぐに隣接したマルチキャストルータに報告するためにIPホストによって使われる。
ユーザデータグラムプロトコル(UDP)1250は、アプリケーションプログラムが最小のプロトコル機構で他のプログラムにメッセージを送信する手段を提供する。配信および複製保護は、保証されても保証されなくてもよい。
実時間プロトコル(RTP)1260は、オーディオおよびビデオのような実時間データを送信するアプリケーションに対してエンドツーエンドのネットワークトランスポート機能を提供する。一実施態様によれば、リソース予約が利用可能であることができる。各RTPストリームは、必要に応じて複数のストリームを同期させるためにクライアント側で使用されるタイミング情報を具備しなければならない。RTPヘッダは、パケット損失を検出して、パケットシーケンスを回復させるためにレシーバによって使われることができるシーケンス番号を具備する。代替実施態様によれば、RTP 1260はさらに、データ配信を監視するための制御プロトコル(実時間制御プロトコル、RTCP)を含む。その主要機能は、データ配信の品質に関するフィードバックを提供することであって、プロトコルの不可欠な部分であるとみなされる。ネイティブRTP法1230は、RTPを介してAVCビデオおよびAACオーディオを運ぶ。MPEG−TS 1210、1220とは対照的に、異なるRTPストリームがビデオおよびオーディオトランスポートのために使われる。一般的に、単一のNALユニットがRTPパケットにマップされる。これによってビデオパケットの高機能なマッピングがパケットを搬送することができ、その結果、ビデオパケットは2つのUDPパケットに分割されない。
MPEG−2トランスポートストリーム(MPEG−TS)1270は、ISO/IEC 13818−1:2000(ITU勧告H.222.0)、動画および関連したオーディオ情報の一般的な符号化:システム、2000年10月、に記載されている。この実施態様によれば、MPEG−TS 1270は、4バイトのヘッダを含む188バイトを備えたパケットで構成されるが、しかし、任意の適切なパケットフォーマットが使われることができる。パケットペイロードはプログラム情報およびパケット化基本ストリーム(PES)を含み、それはビデオおよびオーディオ情報を搬送する。したがって、トランスポートストリームは多重化データ:オーディオ、ビデオおよびプログラム情報を含む。IPTVストリーミングのためのMPEG−TS/UDP手法1210に関して、MPEGトランスポートストリームはUDPデータグラムのペイロードとして直接運ばれる。図12に示すように、MPEG−TS/RTP/UDP法1220は複数のMPEG−TSパケットを運ぶためにRTPペイロードを使用する。
MPEGペイロード層1280に関して、高度動画像圧縮符号化標準(Advanced VideoCoding)(AVC)は、MPEGグループによって開発されて、ITU−T勧告H.264、一般視聴覚サービスのための高度動画像圧縮符号化標準、2005年5月におけるITU勧告H.264として公開された。それは、また、MPEG−4パート10として公知であり、DVDフォーラム、ブルーレイディスク協会、DVB、3GPPおよびISMAによって採用されている。一実施態様によれば、AVCは各画像をスライスにセグメント化する。画像スライスは、複数のマクロブロックを含む。マクロブロックは、16x16ピクセルの画像に対応する。マクロブロックは、イントラまたはインターモードで符号化される。符号器の出力は、ネットワーク抽象化層(NAL)ユニット内にカプセル化される。高度動画像圧縮符号化標準は、MPEGグループによってISO/IEC 14496−3:1999、「視聴覚オブジェクトの符号化−パート3:オーディオ、1999」において規格化されており、現在iTunesおよびXM衛星無線によって使われ、および3GPP、ISMAおよびDVBによって採用されている。
図14は、1つの例示的な実施態様による複数通信層を診断するための流れ図である。この実施態様によれば、非物理層管理データ130はネットワーク層およびアプリケーション層データに対応する。しかしながら、このデータは開放型システム間相互接続基本参照モデル(OSI)の全部または一部に従うことができる。更に、物理層の診断および管理はブロック1410で実行され、ネットワーク層の診断はブロック1420で実行され、および、アプリケーション層の診断はブロック1430で実行される。しかしながら、物理および非物理層の任意の組合せに対する診断が実行されることができる。例えば、ブロック420での物理層およびブロック1430でのアプリケーション層の診断が、物理層管理データ140および非物理層管理データ130に応答して実行される。
上記の仕様が特定のデバイス、規格またはプロトコルに関して例示の構成要素および機能を説明する範囲で、本発明の教示がこの種のデバイス、規格またはプロトコルに限られていないことが、理解される。たとえば、DSL、ADSL、VDSL、HDSL、G.dmt、G.hs、G.ploam、TR−069、イーサネット、DSP、IEEE 802.11xおよびIEEE 802.3xは現在の最高水準の技術の例を表す。この種のシステムは、同じ汎用を有する高速なまたはより効率的なシステムによって定期的に取って代わられる。したがって、同じ汎用機能を有する代替物または将来のデバイス、規格またはプロトコルは、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれることを目的とされる等価物である。
そのさまざまな態様における本発明の他の変形例および変更態様の実施が当業者にとって明らかであること、および、本発明が記載されている特定の実施態様によって限定されないことが理解される。したがって、本願明細書に開示されかつ請求される、根本的基礎をなす原理の趣旨および範囲内に含まれるありとあらゆる変更態様、変形例または等価物が本発明によって包含されることが意図される。
一実施態様によるビデオストリームアナライザのブロック図である。 一実施態様によるDSLネットワーク上のビデオストリームを診断する方法の流れ図である。 一実施態様によるDSLシステムのブロック図である。 別の実施態様によるビデオストリームDSLアナライザを実現するブロック図および方法である。 一実施態様によるDSLシステム上のストリームを診断する方法の流れ図である。 一実施態様による最小および最大遅延に対するテーブルを例示する。 一実施態様によるVDSL2に利用できるDSLエラーメトリックスのテーブルである。 一実施態様による最小および最大遅延に対するテーブルである。 一実施態様による最小および最大遅延に対するテーブルである。 一実施態様によるDSL連結された符号化のブロック図である。 一実施態様による例示のプロセッサプラットホームのブロック図である。 一実施態様による3つの例示的な代替ネットワーク階層化方式を例示する。 一実施態様による電話線上のEFM(最初の1マイルのためのイーサネット規格)の例示的なアーキテクチャを例示する。 一実施態様による複数通信層を診断するための流れ図である。

Claims (14)

  1. デジタル加入者線(DSL)ネットワーク上を配送されたビデオストリームを診断するための方法であって、
    ビデオストリームに対応する少なくとも非物理層管理データおよび物理層管理データを受信するステップと、
    対応する時間枠に対して前記受信された管理データをグループ化するステップと、
    少なくとも前記非物理層管理データおよび前記物理層管理データの関数としてメトリック情報を計算するステップと、
    性能閾値と前記計算されたメトリック情報を比較し、比較に基づいて性能欠陥があるかどうか判定するステップと、
    性能欠陥があると判定したことに応答して前記物理層における問題があるかどうか判定するステップと、
    前記物理層における問題があると判定したことに応答して前記DSLネットワークの少なくとも1つのDSL構成を変更するステップと、を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、非物理層データが、イーサネット(登録商標)、インターネットプロトコル(IP),ユーザデータグラムプロトコル(UDP),リアルタイムプロトコル(RTP)、動画像専門家グループトランスポートストリームMPEG−TS、動画像専門家グループ(MPEG)ペイロード、データ、リンク、ネットワーク、トランスポート、セッション、プレゼンテーションおよびアプリケーション層、のうちの少なくとも一つと関連するデータに対応する、ことを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記非物理層管理データが、加入者帯域幅使用データ、MPEGエラーデータ、受信パケット、受信バイト、損失パケット、損失率、破損パケット、オーバラン、アンダーラン、受信到着間隔ジッター、平均受信到着間隔、およびパケット不連続性カウンタ、のうちの少なくとも一つを含む、ことを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記物理層管理データが、DSL物理層からのパラメータであり、該パラメータが、報告されたINP、報告された遅延、報告されたデータレート、フルイニットカウンタ、失敗したフルイニットカウンタ、ショートイニットカウンタ、失敗したショートイニットカウンタ、FECS−Lカウンタ、ES−Lカウンタ、SES−Lカウンタ、LOSS−Lカウンタ、UAS−Lカウンタ、FECS−LFEカウンタ、ES−LFEカウンタ、SES−LFEカウンタ、LOSS−LFEカウンタ、UAS−LFEカウンタ、CV−Cカウンタ、FEC−Cカウンタ、CV−CFEカウンタ、FEC−CFEカウンタ、CRC−Pカウンタ、CRCP−Pカウンタ、CV−Pカウンタ、CVP−Pカウンタ、CRC−PFEカウンタ、CRCP−PFEカウンタ、CV−PFEカウンタ、およびCVP−PFEカウンタ、のうちの少なくとも一つである、ことを特徴とする方法。
  5. 請求項に記載の方法であって、前記性能閾値が、予め収集されたデータに基づいて調整される、ことを特徴とする方法。
  6. 請求項に記載の方法であって、さらに、帯域幅使用情報を受信し、前記帯域幅使用情報の受信に応答して前記性能閾値を調整するステップ、を含む方法。
  7. 請求項に記載の方法であって、さらに、
    ビデオストリ−ミングクライアントにおけるエラー回復、エラーコンシールメント、またはエラー回復およびエラーコンシールメントの両方が、前記判定された性能欠陥を適切に軽減することができるかどうか判定するステップと、
    前記ビデオストリーミングクライアントにおけるエラー回復、エラーコンシールメント、またはエラー回復およびエラーコンシールメントの両方を実行するために前記少なくとも一つのDSL構成を変更するステップと、を含む方法。
  8. 請求項に記載の方法であって、さらに、ストリーミングビデオクライアントにおけるエラー回復、エラーコンシールメント、またはエラー回復およびエラーコンシールメントが前記性能欠陥を適切に軽減することができる場合、前記物理層内にある問題を診断するステップ、を含む方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、さらに、
    少なくとも一つのDSL設定を選択するステップと、
    前記選択された少なくとも一つのDSL設定が実現可能かどうかを判定するステップと、を含む方法。
  10. 請求項に記載の方法であって、さらに、
    正味符号化利得を推定するステップと、
    前記正味符号化利得の推定に応答して前記少なくとも一つのDSL設定が実現可能かどうか判定するステップと、を含む方法。
  11. 請求項に記載の方法であって、さらに、前記少なくとも一つのDSL設定が実現可能な時、前記少なくとも一つのDSL構成を変更するステップ、を含む方法。
  12. 請求項に記載の方法であって、さらに、最小INP、最大遅延、目標データレート、最大データレート、最小データレート、目標ノイズマージン、最大ノイズマージンおよび最小ノイズマージン、のうちの少なくとも一つを、アップストリーム、ダウンストリーム、またはアップストリームおよびダウンストリームの両方に設定するステップ、を含む方法。
  13. 請求項1に記載の方法であって、ビデオストリーが、ビデオおよびオーディオストリー、テレビストリーおよびインターネットプロトコルテレビ(IPTV)ストリー、のうちの少なくとも一つを含む、ことを特徴とする方法。
  14. ビデオストリームDSLアナライザであって、
    ビデオストリームに対応する少なくとも非物理層管理データおよぶ物理層管理データを受信する受信手段と、
    対応する時間枠に対して前記受信された管理データをグループ化し、少なくとも前記非物理層管理データおよび前記物理層管理データの関数としてメトリック情報を計算する、前記受信手段に接続される生成手段と、
    性能閾値と前記計算されたメトリック情報を比較し、比較に基づいて性能欠陥があるかどうか判定する手段と、
    性能欠陥があると判定したことに応答して前記物理層における問題があるかどうか判定する手段と、
    前記物理層における問題があると判定したことに応答してDSL構成を変更する手段と、を備えることを特徴とするアナライザ。
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