JP5015542B2 - 水浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地下水、工業用水、排水、循環水や家庭用飲料水等の水を浄化する水浄化装置に関する。
特許文献1には、水処理槽の内面に二酸化チタンを担持したシートを配置し、且つ液体処理槽内に紫外線ランプを挿入して、紫外線照射によるアンモニアや有機物の分解作用及び殺菌作用と、光触媒によるアンモニアや有機物の分解作用及び殺菌作用を併用して、水処理槽に導入した水の浄化を図る水浄化装置が開示されている。
特許文献1の技術では、水処理槽の内面に配置した二酸化チタン担持シートに水処理槽内に配置した紫外線ランプの光を当てて二酸化チタンを光活性化して、光触媒による殺菌作用を促進している。
特開平7−39273号公報
しかし、紫外線ランプと二酸化チタン担持シートとが所定の距離を有するものであるから紫外線ランプによる光活性化作用に限界があり、二酸化チタン担持シートでは、十分な光触媒機能を奏することができなかった。
また、二酸化チタン担持シートは水処理槽の内周面に配置するだけなので、処理槽内にある原水との接触面積が限られる為、光触媒機能を十分に利用できないという問題点がある。
そこで、本発明は、簡易な構成で高い浄化機能を有する水浄化装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、導入口から導入された原水を滞留して導出口から導出する水処理槽と、水処理槽内に配置される紫外線ランプと、円柱状を成して中央部を中空にして中空内に紫外線ランプを挿通してあり紫外線ランプの長手方向に複数個重ねて配置したフィルタとを備え、紫外線ランプは透明筒内に収納してあり、フィルタは基材に酸化チタンを担持してあると共に多数の通水孔が形成してあり且つ内径を紫外線ランプを収納した透明筒の外径よりも大きくしてあり、紫外線ランプの透明筒と各フィルタとの間にはスペーサが圧着してあり、水処理槽内は空気又はオゾンを供給して曝気していることを特徴とする。
酸化チタンは、アナターゼ型二酸化チタンが好ましい。
フィルタの基材は、アルミナ、カーボン繊維製であることが好ましい。
スペーサは、テフロン(登録商標)などの紫外線による耐劣化性能に優れた材料で構成されることが好ましい。
請求項に記載された発明は、請求項に記載の発明において、導入口は上水道の蛇口が接続される接続口であり、水処理槽には紫外線ランプをフィルタと共に引き抜き自在に垂下してあることを特徴とする。
請求項に記載された発明は、請求項に記載の発明において、水処理槽内に、酸化剤を供給していることを特徴とする。酸化剤としては、過酸化水素、次亜塩素酸ソーダ、二酸化塩素等が用いられるが、これらは単独で用いてもよいし、オゾン等と組み合わせて用いても良い。
請求項1に記載の発明によれば、導入口から水処理槽内に導入された原水は、紫外線ランプの照射により殺菌される。更に、原水は酸化チタンを担持したフィルタを通過することにより酸化チタンの光触媒機能によっても殺菌及び浄化されるので、高い浄化機能を得ることができる。特に、酸化チタンの光触媒機能により原水中にあるアンモニアや有機物の分解を図ることができる。
酸化チタンにより、アンモニアや有機物の分解を図ることができるので、これらを除去する為の薬剤注入量を削減することができる。
酸化チタンを担持したフィルタに紫外線ランプを挿通する構成として、紫外線ランプと酸化チタンとが近接配置するので、紫外線照射による酸化チタンの光活性を高めることができる。紫外線ランプの波長帯のうち、一般的には、185nmの波長がオゾン発生線、254nmの波長が殺菌線であるが、波長が短いほど紫外線としてのエネルギが高く、通常の光触媒用に使用されている375nmの紫外線に比べて酸化チタンの光活性をより効果的に得ることができる。
酸化チタンを担持したフィルタには多数の通水孔が形成してあるので、酸化チタンと原水との接触面積を大きくとることができ、光触媒作用を高めることができる。
フィルタを円柱状としてその中央に紫外線ランプを配置しているので、酸化チタンに均等に紫外線を照射できる。また、紫外線ランプの周囲に亘って紫外線の近接照射が可能となる。
フィルタが通水抵抗となるので、水処理槽内を流れる原水が短絡して導入口から導出口に流れるのを防止でき、紫外線照射と酸化チタンの光触媒機能とによる水浄化効率を高めることができる。
フィルタを発泡体製にすれば、フィルタが軽量で取り扱い易くできる。また、基材内に多数の通水孔を容易に形成できる。
フィルタは紫外線ランプの長手方向に複数配置しているので、フィルタの部分的な修理や交換が容易にでき、メンテナンスがし易い。
水処理槽内に空気又はオゾンを供給して曝気しているので、空気又はオゾン曝気により酸化による原水の浄化を促進すると共に、フィルタへの付着物を剥離し、フィルタの目詰まりを防止できる。
紫外線ランプと各フィルタとの間の間隔を均一に保持できると共に紫外線ランプに対するフィルタの位置決めが容易である。また、紫外線ランプの透明筒とフィルタとの間にスペーサを配置することにより、フィルタとの衝撃や接触による透明筒壁面の破損や傷などによる損傷を防止することができ、傷によるフィルタへの紫外線照射の低下を抑えることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の作用効果を奏することができると共に、フィルタとランプとが同時に水処理槽から引き抜きできるので、紫外線ランプ、フィルタ及び水処理槽の各メンテナンスが容易である。特に、上水道の蛇口に取付ける家庭用の水浄化装置の場合には、フィルタや紫外線ランプの交換や清掃が容易にできる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の作用効果を奏することができると共に、酸化剤を併用することにより、汚濁物質の酸化分解を促進して、処理水の浄化促進を図ることができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1実施の形態にかかる水浄化装置の縦断面図であり、図2はフィルタの斜視図であり、図3は図1に示す水浄化装置の横断面図であり、図4は本実施の形態にかかるフィルタにおけるアンモニア分解実験のグラフであり、図5は本実施の形態にかかるフィルタにおける醤油水分解実験のグラフであり、図6はフィルタと紫外線ランプとの間隔が異なる場合の光触媒機能の変化を示すグラフであり、図7は通水孔の細かさと水浄化機能との関係を示すグラフであり、図8は本実施の形態に用いた紫外線ランプのスペクトル分布を示す図であり、図9は第2実施の形態にかかる水浄化装置を示す図である。
本発明の実施の形態にかかる水浄化装置1は工業用であり、例えば魚類養殖槽の循環路に設けて循環水の水質を維持するものである。この水浄化装置1は、水処理槽3と、紫外線ランプ5と、フィルタ7とを備えている。
水処理槽3は円筒形状であり、下部に原水の導入口9が設けてあり、上部に処理後の水を導出する導出口11が設けてあり、導入口9から導入された原水は水処理槽3内で滞留した後、導出口11から導出される。
水処理槽3の中央(円筒の中心軸線位置)には、直管の紫外線ランプ5が垂下されており、紫外線ランプ5は透明筒13内に収納されている。紫外線ランプ5と透明筒13とは蓋15に設けた挿通孔17から挿通して水処理槽3内に垂下されている。尚、紫外線ランプ5と透明筒13とを総称して以下紫外線ランプ体19という。
紫外線ランプ5は、図8に示すようなスペクトル分布を有し、オゾンを発生させる波長(185nm、以下オゾン線)、殺菌線といわれる波長(254nm)のほかに282nm以上の波長帯(282、302、313、365nm)と紫色(404,436nm)の可視光線をも有している。本実施の形態では、主に、オゾン線と殺菌線を光触媒用紫外線として使用することにある。オゾン線(185nm)は殺菌線に対して、相対強度で10%程度有している。282nm以上の波長帯は、殺菌線(254nm)に対して相対強度は約10%である。
図2に示すように、フィルタ7は円柱形状を成し、中央に紫外線ランプ体19の挿通孔21を有している。このフィルタ7は本実施の形態では、高さ約150mmで、内周面と外周面との間の厚みが約15mmである。本実施の形態では、複数個のフィルタ7を紫外線ランプ15に沿って重ねて配置しており、複数のフィルタ7で紫外線ランプ体19を覆っている。
フィルタ7の外周面は水処理槽3の円筒内面に近接配置しており、フィルタ7で水処理槽3の容積のほとんどを埋めている。
フィルタ7の基材23には、酸化チタンが担持してある。基材23は、本実施の形態では、アルミナを発泡して形成してあり、図2に抜き出して示すように、いわゆるスポンジ状に多数の通水孔25を形成してあり、通水孔25をアルミナ薄膜材27で囲む形状としている。通水孔25は孔の数が5個/25mm〜20個/25mm(直線25mmの中に含まれる孔の数、以下、5個/25mmは#5、20個/25mmは#20という)が好ましい。
紫外線ランプ体19と各フィルタ7との間には、円環状のスペーサ29が介在されて、紫外線ランプ体19とフィルタ7の内周面との間の隙間を一定に保持すると共に、フィルタ7と紫外線ランプ体19とにスペーサ29が圧着して、紫外線ランプ体19にフィルタ7を保持している。
水処理槽3の下部には、曝気部31が設けてあり、曝気部31に空気(又はオゾン)を通気して、水処理槽内3を曝気している。また、紫外線ランプ体19のオゾン線により水処理槽内にオゾンが発生している。
必要に応じてオゾンの曝気に加えて処理槽内に酸化剤を供給することが望ましい。酸化剤としては、過酸化水素、二酸化塩素、次亜塩素酸ソーダ、等が好ましく用いられるが、これら酸化剤は単独で用いてもよいし、オゾンと組み合わせて用いても良い。このような酸化剤を併用することにより、汚濁物質の酸化分解を促進して、処理水の浄化促進を図ることができるものである。尚、本実施の形態によれば、酸化チタンやオゾンの酸化、殺菌及び浄化作用を併用しているので酸化剤の使用量は従来よりも少なくてすむ。
次に、本実施の形態にかかる水浄化装置1の作用、効果について説明する。導入口9から水処理槽3内に導入された原水は、紫外線ランプ5の照射により殺菌される。更に、酸化チタンを担持したフィルタ7を通過して酸化チタンの光触媒機能によっても殺菌及び浄化される。また、水処理槽3内では、曝気部31から導入された空気により曝気されて、酸化処理を促すと共に滞留している原水を撹拌する。
本実施の形態によれば、酸化チタンを担持したフィルタ7に紫外線ランプ5を挿通する構成としているので、紫外線ランプ5と酸化チタンとが近接して位置し、紫外線の照射による酸化チタンの光活性を高めることができる。特に、図8に示すように、一般に使われている365nmの紫外線よりも光エネルギの大きい波長帯であるオゾン線(185nm)と殺菌線(254nm)を使用しているので、酸化チタンの光活性を高めて、酸化チタンの光触媒機能によって水を浄化する。即ち、原水は紫外線のほかに酸化チタンの光触媒機能によっても殺菌及び浄化されるので、高い浄化機能を得ることができる。特に、酸化チタンの光触媒機能により原水中にあるアンモニアや有機物の分解を図ることができる。
酸化チタンを担持したフィルタ7には多数の通水孔25が形成してあるので、酸化チタンと原水との接触面積を大きくとることができる。
フィルタ7を円柱状としてその中央に紫外線ランプ15を配置しているので、紫外線ランプ15の周囲ではフィルタ7が担持する酸化チタンに均等に紫外線を照射できる。また、紫外線ランプ15の周囲に亘って紫外線の近接照射が可能となる。しかも、紫外線ランプ15と水処理槽の内面との間には厚みのあるフィルタ7が介在するので、水処理槽3の内面に到達する紫外線を低減し、紫外線による水処理槽の劣化や損傷を防止できる。
フィルタ7が通水抵抗となっている為、水処理槽3内の原水が導入口9から導出口11へ短絡して流れるのを防止でき、浄化処理効率が良い。
空気(又はオゾン)曝気により、水処理槽3内では酸化による原水の浄化を促進すると共に、フィルタ7の付着物を剥離して、フィルタ7の目詰まりを防止できる。
フィルタ7は、発泡により製造してあるので、フィルタ7が全体として軽量で取り扱い易い。
フィルタ7は中央に挿通孔21を有する円柱状として、紫外線ランプ5の長手方向に複数個重ねており、換言すれば、フィルタを分割しているので、取り扱いが容易であり、且つフィルタ7の劣化や損傷が生じた場合には、一部のフィルタ7の修理や交換が容易にできる。
紫外線ランプ体19とフィルタ7との間にスペーサ29を設けているのでこれらの間の間隔を均一に保持できると共に紫外線ランプ体19に対するフィルタ7の位置決めが容易である。また、スペーサ29を紫外線ランプ体19とフィルタ7とに圧接して両者を容易に固定することができる。
紫外線ランプ体19とフィルタ7とを一体にして水処理槽3内に抜き差し自在に垂下しているので、フィルタ7、水処理槽3及び紫外線ランプ15のメンテナンスが容易である。
次に、本実施の形態の効果確認について、種々の実験を行ったのでその結果について説明する。
(実験例1)
上述した実施の形態にかかるフィルタを平板状に形成したもの(縦150mm×横150mm×厚み10mm)をアンモニア水溶液に浸漬し、経過時間毎にアンモニア水溶液のPH値を測定すると共に、比較の為フィルタを浸漬しないもの(ブランク)についても同様にPH値を測定した。尚、アンモニア水溶液は、吐水量が0.2リットル/minの循環ポンプで循環した。その結果を図4に示す。
図4から明らかなように、本実施の形態にかかるフィルタでは、ブランクに比較してPH値が経過時間毎に著しく低下することから、フィルタに担持した酸化チタンの光触媒機能によるアンモニアの分解に優れることがわかる。
(実験例2)
実験例1と同様に酸化チタンを担持したフィルタを平板状にして醤油(有機物)を混入した水に浸漬し、実験例1と同様に醤油水を循環して、経過時間毎に導電率を測定した。また、フィルタを浸漬しないもの(ブランク)についても同様にPH値を測定した。その結果を図5に示す。図5から明らかなように、フィルタを浸漬したものについては、経過時間と共に導電率が低下し、酸化チタンによる光触媒機能による醤油(有機物)の分解機能に優れることがわかる。
(実験例3)
ステンレス板の表面に酸化チタンをコーティングしたものに、紫外線ランプを近接配置(15mm〜20mmの間隔)したもの、従来の間隔をあけて配置(150mm〜200mmの間隔)したもの、紫外線ランプのみ(ブランク)を、メチレンブルー水溶液(試験液)を入れた槽に配置して水溶液を循環させ、経過時間毎の光触媒作用によるメチレンブルー水溶液の脱色による透過度を測定した。その結果を図6に示す。尚、循環ポンプの吐水量は0.2リットル/minであった。また、紫外線ランプは上述した実施の形態と同じものを用いた。
図6に示すグラフから明らかなように、本実施の形態のように酸化チタンの担持体に紫外線ランプを近接配置した場合には、メチレンブルー水溶液の透過度が他のものに比較して著しく上昇した。すなわち、酸化チタンの担持体に紫外線ランプを近接配置した場合には、酸化チタンの光触媒機能が活性化して有機物の分解処理機能が高められることが明らかである。
(実験例4)
実験例1で用いたフィルタの通水孔の孔数を変えたもの、#6と#15について実験例1と同じ平板状に形成して、メチレンブルー水溶液を入れた槽に配置して水溶液を循環させ、経過時間毎のメチレンブルー水溶液の透過度を測定したので、その結果を図7に示す。その他の条件は実験例3と同じとした。
図7に示すグラフから明らかなように、通水孔25の径が小さい(メッシュの値が大きい)ほうが透過度が高く、酸化チタンによる有機物の分解処理機能が高い。
以下に、本発明の他の実施の形態について説明するが、以下の説明において上述した実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では、上述した実施の形態と主に異なる点を説明する。
図9に第2実施の形態にかかる水浄化装置1を示す。この水浄化装置1において、水処理槽3は直方体形状を成しており、槽3内に紫外線ランプ5とファイルタ7とを一体に取付けたものを多数配置して、大量の原水を処理するものである。
この第2実施の形態においても、上述した第1実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、第1実施の形態にかかる水処理槽3を小型にした家庭用水浄化装置としてもよい。この場合、導入口9には上水道の蛇口を接続し、水処理槽3には紫外線ランプ5をフィルタ7と共に引き抜き自在に垂下した構成とし、フィルタ7と紫外線ランプ5とが同時に水処理槽3から引き抜きできる構成とすることが好ましい。フィルタ7や紫外線ランプ5の交換や清掃が容易にできるからである。
水処理槽3で処理する原水は、地下水、工業用水、下水や、医療用等の純粋であってもよい。
フィルタ7は、発泡体に限らず、通水孔をハニカム状に形成するものであってもよし、その形状や製造方法は限定されない。また、フィルタ7は、酸化チタンを担持したカーボン繊維等を編んだものであって良い。
フィルタ7には、酸化チタンに加えて、銀、金、銅を添加したり、ゼイオライトやアパタイト等の吸着剤を混入したものであっても良い。
本発明の第1実施の形態にかかる水浄化装置の縦断面図である。 フィルタの斜視図である。 図1に示す水浄化装置の横断面図である。 フィルタの光触媒機能実験のグラフであり、アンモニア水を試験水としたときの、経過時間毎におけるPH値を示すグラフである。 フィルタの光触媒機能実験のグラフであり、醤油水を試験水としたときの、経過時間毎における導電率を示すグラフである。 フィルタと紫外線ランプとの間隔が異なる場合の光触媒機能の変化を示すグラフである。 通水孔の細かさと水浄化機能との関係を示すグラフである。 本実施の形態に用いた紫外線ランプのスペクトル分布を示す図である。 第2実施の形態にかかる水浄化装置の概略構成を示す斜視図である。
1 水浄化装置
3 水処理槽
5 紫外線ランプ
7 フィルタ
9 導入口
11 導出口
19 紫外線ランプ体
21 挿通孔
23 基材
25 通水孔
29 曝気部

Claims (3)

  1. 導入口から導入された原水を滞留して導出口から導出する水処理槽と、水処理槽内に配置される紫外線ランプと、円柱状を成して中央部を中空にして中空内に紫外線ランプを挿通してあり紫外線ランプの長手方向に複数個重ねて配置したフィルタとを備え、紫外線ランプは透明筒内に収納してあり、フィルタは基材に酸化チタンを担持してあると共に多数の通水孔が形成してあり且つ内径を紫外線ランプを収納した透明筒の外径よりも大きくしてあり、紫外線ランプの透明筒と各フィルタとの間にはスペーサが圧着してあり、水処理槽内は空気又はオゾンを供給して曝気していることを特徴とする水浄化装置。
  2. 導入口は上水道の蛇口が接続される接続口であり、水処理槽には紫外線ランプをフィルタと共に引き抜き自在に垂下してあることを特徴とする請求項に記載の水浄化装置。
  3. 水処理槽内に、酸化剤を供給していることを特徴とする請求項に記載の水浄化装置。
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