JP5014400B2 - 接続間隔調整方法、システム及びサーバ - Google Patents

接続間隔調整方法、システム及びサーバ Download PDF

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本発明は、接続間隔調整方法、システム及びサーバに関する。詳細には、クライアント端末が定期的にサーバに接続する間隔を調整する方法、システム及びサーバに関する。
クライアント端末で稼働するアプリケーションの中には、ネットワークを通じて定期的にサーバにアクセスし、アプリケーション用のデータをダウンロードするものがある。例えば、パターンファイルを定期的にダウンロードするウィルスソフトや、Webブラウザを介してスポーツニュースなどの速報を表示するソフトなどが挙げられる。
このようなアプリケーションでは、ネットワークに接続する間隔を始めとする各種設定については、クライアント端末側でユーザが自ら設定したり、アプリケーションのインストール時にデフォルトで設定されたりするのが一般的である。
このような場合、サーバに何らかの障害が生じた場合であっても、クライアント端末は設定通りにサーバに接続しようとしてしまう。すると、クライアント端末側では、サーバへの接続を一度失敗したとしても、複数回接続を繰り返し試みるなどするために、クライアント端末自体の処理速度が遅くなったり、フリーズしたりする場合があった。
そこで、通信相手の状態についてヘルスチェックを定期的に行い、そのヘルスチェックの間隔を、通信相手側又はサーバ側のCPUの負荷や通信の優先度に応じて変更する発明が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2009−117915号公報
しかし、特許文献1に記載された発明では、端末又はサーバは、端末側又はサーバで障害が生じているか否かを判断するために、最低限の通信を行う必要がある。このため、その通信時において障害が発生している場合には、障害に係る情報収集のため及びヘルスチェック間隔の調整のためサーバと端末とが相互に通信する必要がある。すると端末は、サーバに接続できない場合には、サーバに複数回接続を試みることになるので、端末自身の処理速度が遅くなる。このように、サーバに障害が生じた場合、端末は、端末を使用するユーザにストレスを感じさせることなく処理を行うことは困難である。
本発明は、サーバに何らかの障害が生じた場合に、当該サーバに接続するクライアント端末を使用するユーザにストレスを感じさせることなく、簡潔な処理で当該サーバへの接続を調整することができる通信間隔調整方法、システム及びサーバを提供することを目的とする。
(1)クライアント端末からの要求に応じてクライアント端末にデータを送信するサーバに対するクライアント端末が通信ネットワークを介して接続する間隔を調整する接続間隔調整方法であって、サーバが、サーバの異常を検知したことに応じて、クライアント端末の通信間隔に関する通信設定を変更させる端末設定データを生成する端末設定データ生成ステップと、生成された端末設定データを登録されている所定のクライアント端末に送信する送信ステップと、を実行し、クライアント端末が、サーバから端末設定データを受信したことに応じて、端末設定データにより設定される通信設定を、ユーザによる設定操作により設定されるクライアント端末の通信設定に優先適用する通信設定適用ステップを実行する接続間隔調整方法。
(1)に記載の方法は、サーバで何らかの異常が検知された場合に、サーバは、クライアント端末の通信間隔に関する通信設定を変更させる端末設定データを生成してクライアント端末に送信する。この端末設定データを受信したクライアント端末は、クライアント端末で設定されている通信設定よりも、受信した端末設定データにより設定される通信設定を優先適用する処理を実行する。
これにより、例えば、端末設定データがサーバへ接続する通信間隔を長くするような設定を含む場合に、クライアント端末がサーバに接続する回数を減らすことができる。このため、クライアント端末は、サーバで異常が発生している間に接続しようとしたために、クライアント側での処理動作が遅くなることでユーザにストレスを感じさせることを防止することができる。
(2)前記端末設定データは、前記クライアント端末が前記サーバに接続することを停止させる情報を含み、前記サーバが、前記サーバが前記異常から回復したことを検知した場合に、前記端末設定データによる通信設定を解除させる解除データを生成する解除データ生成ステップと、生成された前記解除データを、前記所定のクライアント端末に送信するステップを実行し、前記クライアント端末が、前記解除データを受信したことに応じて、前記端末設定データによる通信設定を解除し、前記クライアント端末の通信設定を適用する端末設定データ再適用ステップを実行する(1)に記載の接続間隔調整方法。
(2)に記載の方法は、(1)に記載の方法に加えて、端末設定データには、クライアント端末がサーバに接続することを停止させる情報を含む。そして、サーバは、サーバの異常が回復したときにクライアント端末がサーバに接続することを停止させる通信設定を解除する解除データを作成し、クライアント端末に送信する。
これにより、サーバに異常が発生している間は、クライアント端末はサーバに接続しない。サーバが異常な状態から回復した場合に、クライアント端末の通信設定を解除する解除データを作成し、当該クライアント端末に送信する。このため、接続失敗によるストレスをユーザに感じさせることを防止することができる。
(3)前記端末設定データは、前記クライアント端末が前記サーバに接続することを停止させる情報及び所定の有効期間の情報を含み、前記クライアント端末が、前記端末設定データにより設定される通信設定を優先適用した後、前記所定の有効期間が経過した場合に、前記クライアント端末の通信設定を適用する端末設定データ再適用ステップを実行する(1)に記載の接続間隔調整方法。
(3)に記載の方法は、(1)に記載の方法に加えて、端末設定データには、クライアント端末がサーバに接続することを停止させる情報及び所定の有効期間の情報を含む。そしてクライアント端末は、端末設定データの通信設定を優先適用した後、所定の有効期間経過後には、再度クライアント端末側の通信設定を適用する。
これにより、クライアント端末は、有効期間が経過するまでサーバに接続することを停止するので、その間は接続失敗によるストレスをユーザに感じさせることを防止することができる。また、端末設定データには予め有効期間を定められるので、サーバは再度解除データを作成する必要がなく、サーバ側の処理負担も軽減することができる。
(4)クライアント端末が通信ネットワークを介してサーバに接続する間隔を調整する接続間隔調整システムであって、前記サーバは、前記サーバの異常を検知した場合に、前記クライアント端末の通信間隔に関する通信設定を変更させる端末設定データを生成する指示信号を出力する状態監視手段と、前記指示信号が入力されたことに応じて、前記端末設定データを生成する端末設定データ生成手段と、生成された前記端末設定データを所定のクライアント端末に送信する送信手段と、を備え、前記クライアント端末は、前記サーバに接続する通信設定をユーザから受け付ける端末設定受付手段と、前記端末設定データを受信したことに応じて、前記端末設定データにより設定される通信設定を、前記クライアント端末の通信設定に優先適用する端末設定反映手段と、を備える接続間隔調整システム。
(4)に記載のシステムは、(1)に記載した方法と同様の効果を奏する。
(5)通信ネットワークを介して接続するクライアント端末の接続間隔を調整させるサーバであって、前記サーバの状態を監視する状態監視手段と、前記状態監視手段が異常を検知した場合に、前記クライアント端末の通信間隔に関する通信設定を変更させる設定データを生成する設定データ生成手段と、前記設定データを受信したことに応じて、前記設定データにより設定される通信設定を、前記クライアント端末においてユーザにより設定される通信設定に優先適用するステップを実行する実行プログラムを前記設定データと共に前記クライアント端末に送信する送信手段と、を備えるサーバ。
(5)に記載のサーバは、(1)に記載した方法におけるサーバと同様の効果を奏する。
本発明によれば、サーバ側に何らかの障害が生じた場合に、当該サーバに接続するクライアント端末を使用するユーザにストレスを感じさせることなく簡潔な処理で当該サーバへの接続を調整することができる通信間隔調整方法、システム及びサーバを提供することができる。
本発明の一実施形態であるサーバとクライアント端末との機能構成を示す図である。 本発明の一実施形態であるサーバとクライアント端末との処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態であるクライアント端末における通信設定を示す概念図である。 本発明の一実施形態であるクライアント端末における通信設定を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るサーバ10及びクライアント端末30の機能構成図である。
サーバ10とクライアント端末30とは、通信ネットワークNを介して相互に接続可能である。サーバ10は、クライアント端末30からの要求に応じて、アプリケーションプログラムやWebサービスなどを提供する。また、クライアント端末30は、ユーザの操作に応じてサーバ10が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードしたり、Webサービスなどを受けたりする。
通信ネットワークNは、本実施形態では、複数のコンピュータが相互に接続可能な、いわゆるインターネット通信網を指し、その他、企業や学校といった組織の内部で構築されたイントラネットであってもよい。
サーバ10は、制御部11と、通信手段12と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、を少なくとも備える。
制御部11は、サーバ10における各種処理を制御する。制御部11は、ステータス確認手段111と、設定データ生成手段112と、アクセス受付手段113と、を有する。
ステータス確認手段111は、サーバ10の状態を監視し、異常が生じたと判断した場合に、後述の設定データ生成手段112に端末設定データを生成させる指示信号を出力する。サーバ10の異常は、例えば、サーバ10で動作するアプリケーションプログラムが異常動作をした場合であったり、大量のアクセスによりリソースに対して過負荷の状態となったりした場合などである。
設定データ生成手段112は、ステータス確認手段111がサーバ10に異常が生じたと判断し、端末設定データを生成させる指示信号が入力されたことに応じて、端末設定データを生成する。端末設定データは、クライアント端末30がサーバ10に接続する接続間隔に関する情報と、クライアント端末30においてサーバ10に接続する接続間隔を変更させるプログラムと、を含む。例えば、接続間隔に関する情報及びプログラムは、XML(eXtensible Markup Language)言語やJavascript(登録商標)などで記述され、クライアント端末30において、例えば、Webブラウザにより実行される。
これらのプログラムは、サーバ10においては、記憶部13における所定領域に格納され、ステータス確認手段111が出力する指示信号に応じて設定データ生成手段112により読み出され、接続間隔に関する情報が追加されて端末設定データとしてクライアント端末30に送信される。そして、端末設定データを受信したクライアント端末30は、当該クライアント端末30における通信設定に対して端末設定データによる通信設定を優先して適用する。
この端末設定データによる通信間隔の設定は、例えば、クライアント端末30が端末設定データを受信し、端末設定データによる通信設定を適用したときから、サーバ10への接続を停止させる設定をすることができる。この場合は、ステータス確認手段111が、サーバ10が異常な状態から回復したと判断したことに応じて、サーバ10の設定データ生成手段112は、端末設定データによる通信設定を解除させる解除データを生成し、クライアント端末30に送信することが好ましい。若しくは、端末設定データによる通信間隔の設定は、例えばx分毎という具体的な時間を指定したものであってよく、さらには、クライアント端末30におけるサーバ10への通信間隔に対してx分追加した通信間隔とするものであってよい。この場合には、端末設定データの有効期間を定めた設定を設け、有効期間が経過した後は、クライアント端末30における元の通信設定を再度適用することが好ましい。
アクセス受付手段113は、クライアント端末30からの接続要求を通信手段12を介して受け付ける。そして、アクセス受付手段113は、クライアント端末30からの要求に応じて記憶部13からアプリケーション用のデータを読み出し、要求を受けたクライアント端末30に当該データを通信手段12により送信させる。
通信手段12は、クライアント端末30が通信ネットワークNを介して送信する接続要求を受信したり、設定データ生成手段112が生成した端末設定データをクライアント端末30に送信する。具体的には、通信手段12は、各種有線又は無線LAN装置を挙げることができる。通信手段12は、制御部11の処理に応じてデータの送受信を行い、受信したデータを制御部11に出力する。
記憶部13は、サーバ10が各種処理を行うための各種実行プログラムや各種データを記憶する。また、記憶部13は、サーバ10がクライアント端末30に送信するアプリケーションプログラムやデータを適宜記憶する。本実施形態では、記憶部13はサーバ10の内部に設けられているが、一部のデータについてはネットワークNを介して接続される外部の記憶装置(図示せず)に記憶するようにしてもよい。
本実施形態のサーバ10のハードウェアは、一般的なコンピュータによって構成してもよい。一般的なコンピュータは、例えば、制御部11として、中央処理装置(CPU)を備える他、記憶部13として、メモリ(RAMやROM)、ハードディスク(HDD)及び光ディスク(CDやDVD等)を、通信手段12として各種有線や無線LAN装置を適宜備え、バスラインにより接続されている。このような一般的なコンピュータにおいて、CPUは、サーバ10を統括的に制御し、各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。また、クライアント端末30も同様の構成を備える。
クライアント端末30は、制御部31と、通信手段32と、記憶部33と、ユーザからの操作を受け付ける操作デバイスとしての操作部34と、制御部31による処理の結果などを表示する表示部35と、を少なくとも備える。
制御部31は、クライアント端末30における各種処理を制御する。サーバアクセス手段311と、端末設定受付手段312と、端末設定反映手段313と、を有する。
サーバアクセス手段311は、通信手段32により、通信ネットワークNを介してサーバ10に接続する。例えば、サーバアクセス手段311は、Webブラウザなどのアプリケーションプログラムを挙げることができる。サーバアクセス手段311は、ユーザによる操作部34の操作に応じて、サーバ10への接続を開始する。若しくは、サーバアクセス手段311は、記憶部33の端末設定記憶手段331に記憶された通信設定に基づいて、サーバ10への接続を行う。本実施形態では、サーバアクセス手段311は、定期的にサーバ10に接続要求を行うものとする。
端末設定受付手段312は、ユーザからの通信設定に関する設定を受け付ける。詳細には、ユーザによる操作部34の操作に応じて、表示部35に表示される設定画面等における入力欄(図示せず)に入力される各種数値や文字を受け付ける。例えば、端末設定受付手段312は、表示部35にレジストリエディタやその他の管理プログラム、アプリケーションプログラムからの設定用画面等を表示させ、ユーザによる操作部34からの入力を受け付ける。そして、端末設定受付手段312により受け付けられた各種設定は、記憶部33の端末設定記憶手段331に記憶される。
端末設定反映手段313は、ユーザの操作による通信設定と、サーバ10から受信した端末設定データによる通信設定とのいずれかをクライアント端末30の通信設定として適用する。詳細には、端末設定反映手段313は、通信手段32を介してサーバ10から端末設定データを受信すると、端末設定データに含まれるプログラムを実行し、端末設定データの通信設定を優先適用する。
また、端末設定反映手段313は、サーバ10から、端末設定データにより優先適用された通信設定を解除する解除データを受信したことに応じて、当該クライアント端末30における元の通信設定、すなわちクライアント端末30において端末設定データの通信設定が適用される前に適用されていた通信設定を再度適用する。若しくは、端末設定反映手段313は、端末設定データにおいて、有効期間の設定が含まれていた場合には、有効期間が経過したことに応じてクライアント端末30における元の通信設定を再度適用する。
通信手段32は、クライアント端末30が通信ネットワークNを介してサーバ10に接続したり、サーバ10から各種データをダウンロードする手段を構成する。具体的には、各種有線又は無線LAN装置及びWebブラウザ等を挙げることができる。通信手段32は、制御部31の処理に応じてデータの送受信を行い、受信したデータを制御部31に出力する。
記憶部33は、クライアント端末30が各種処理を行うための各種実行プログラムや各種データを記憶する。また、記憶部33の端末設定記憶手段331は、当該クライアント端末30における通信設定を含む各種設定が記憶されている。サーバ10から端末設定データを受信した場合には、クライアント端末30で設定されていた通信設定をファイルとして端末設定記憶手段331に記憶させ、その後、端末設定データによる通信設定を適用し、記憶する。
図2を参照して、サーバ10とクライアント端末30の処理の流れについて説明する。図2は、サーバ10とクライアント端末30の処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、クライアント端末30には、周期的にサーバ10に接続し、サーバ10からアプリケーション用のデータをダウンロードして表示部35に表示させるアプリケーションプログラムがインストールされ、デフォルト設定又はユーザによる通信設定を受け付けているものとする。
ステップS11では、サーバ10のステータス確認手段111は、当該サーバ10のステータスを確認する。具体的には、サーバ10のステータス確認手段111は、異常があるか否かを判別する(ステップS12)。ステータス確認手段111が現在異常が発生していると判別した場合(ステップS12でYESと判別された場合)には、ステータス確認手段111は、ステップS13に処理を移す。また、ステータス確認手段111が異常が発生していないと判別した場合(ステップS12でNOと判別された場合)には、ステータス確認手段111は、ステップS11に処理を戻す。
ステップS13では、サーバ10の設定データ生成手段112は端末設定データを生成する。具体的には、ステップS12においてステータス確認手段111がサーバ10に異常が発生していると判別したことに応じて、ステータス確認手段111は、設定データ生成手段112に端末設定データを生成させる指示信号を出力する。設定データ生成手段112は、指示信号が入力されたことに応じて端末設定データを生成する。
設定データ生成手段112は、記憶部13から、クライアント端末30において端末設定データの通信設定を適用させるためのプログラムを読み出す。さらに設定データ生成手段112は、接続間隔に関する情報を追加して端末設定データとして生成させる。
ステップS14では、サーバ10の設定データ生成手段112は、ステップS13で生成した端末設定データを、通信手段12により所定のクライアント端末30に送信する。所定のクライアント端末30とは、サーバ10に予め登録されているクライアント端末30をいう。例えば、登録されているクライアント端末30は、サーバ10が提供するサービスを利用するために、所定の情報を入力して登録してあるクライアント端末30をいう。
ステップS15では、クライアント端末30の端末設定反映手段313は、通信手段32を介して端末設定データを受信する。そして、端末設定反映手段313は、端末設定データに含まれるプログラムを実行して、端末設定データに含まれる通信設定を適用する(ステップS16)。
このとき、当該クライアント端末30においてユーザの操作により設定された元の通信設定は、端末設定反映手段313により、別ファイルとして端末設定記憶手段331に記憶される。
ステップS17では、サーバ10のステータス確認手段111は、サーバ10のステータスを確認し、異常状態から回復したか否かを判別する(ステップS18)。ステータス確認手段111が異常な状態から回復した判別した場合(ステップS18でYESと判別された場合)には、ステータス確認手段111は、ステップS19に処理を移す。また、ステータス確認手段111が、異常な状態から回復していないと判別した場合(ステップS18でNOと判別された場合)には、ステータス確認手段111は、ステップS17に処理を戻す。
ステップS19では、サーバ10のステータス確認手段111は、ステップS18において、サーバ10が異常な状態から回復していると判別したことに応じて、設定データ生成手段112に解除データを生成させる指示信号を出力する。
ステップS20では、サーバ10の設定データ生成手段112は、解除データを生成する。具体的には、設定データ生成手段112は、ステータス確認手段111から指示信号が入力されたことに応じて解除データを生成する。ここで、解除データは、クライアント端末30において優先適用された端末設定データによる通信設定を解除するためのものである。例えば、解除データは、端末設定データによる通信設定を解除するプログラムを含む。
ステップS21では、サーバ10の設定データ生成手段112は、生成した解除データを所定のクライアント端末30に通信手段12を介して送信する。この所定のクライアント端末30は、ステップS14で端末設定データを送信したクライアント端末30となる。
ステップS22では、クライアント端末30の端末設定反映手段313は、通信手段32を介して解除データを受信する。そして、端末設定反映手段313は、端末設定記憶手段331から元の通信設定を記載したファイルを読み出し、ステップS15で受信した端末設定データによる通信設定から、元の通信設定に変更する(ステップS23)。
このように、本実施形態では、クライアント端末30は、サーバ10に異常が生じた場合、一時的にサーバ10への定期的な接続を停止させる。例えば、通常は1分間隔でサーバ10に接続する設定である場合(図3(a))であるとする。この場合、サーバ10に異常が生じた場合(図3(b))には、クライアント端末30は、サーバ10から端末設定データを受信すると、これ以降のサーバ10への定期的な接続を停止させる(図3(b)のポイントA)。そして、後述の解除データを受信したことに応じて(図3(b)のポイントB)、クライアント端末30は、定期的にサーバ10に接続する通信設定に戻すことができる。
本実施形態では、サーバ10から端末設定データが送信され、これを受信したクライアント端末30は、端末設定データによる通信設定を優先適用する。このため、サーバ10に異常が生じた場合であっても、クライアント端末30がサーバ10へ接続することが制限される。クライアント端末30が端末設定データによる通信設定を優先適用する処理は、バックグラウンドで行われる。このため、クライアント端末30を使用するユーザが、例えば、WebブラウザでWebページを閲覧している間でも、クライアント端末30は、通信間隔が設定変更されたことを意識させずに処理することができる。また、本実施形態では、クライアント端末30からサーバ10への接続が失敗したことによるクライアント端末30の処理動作の遅れが生じるのを低減させる。さらに本実施形態は、サーバ10にとっても、クライアント端末30による接続要求を処理する処理量を少なくすることができる。そして、サーバ10が提供するサービスを利用するユーザに、ストレスを感じさせるような場面を低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
上述の実施形態では、端末設定データは、クライアント端末30による定期的なサーバ10への接続を一時的に中断させるプログラム及び通信設定に関する情報を含むとしたが、これに限らない。例えば、端末設定データは、図4に示すように、サーバ10に定期的に接続する間隔を、クライアント端末30の端末設定受付手段312が受け付けた通信設定における間隔よりも、大きくするものであってよい。例えば、クライアント端末30の通信設定は、通常時は1分間隔で定期的にサーバ10に接続する設定である(図4(a))が、サーバ10の異常時には、3分間隔で接続する設定とする(図4(b))ようにしてもよい。又は、端末設定データによる通信設定は、通常時の通信間隔(上述の例では1分間)に3分を加えて、計4分間隔とするようにしてもよい。これにより、サーバ10がクライアント端末30による接続要求の処理量を少なくすることができる。加えて、クライアント端末30においても、サーバ10への接続失敗などによる処理の遅れなどの影響を低減させることができる。
また、上述の実施形態では、サーバ10の設定データ生成手段112は、サーバ10が異常な状態から回復した場合に、解除データを生成してクライアント端末30に送信する。そして、解除データを受信したクライアント端末30の端末設定反映手段313は、元の通信設定ファイルを読み出して再度適用するとしたがこれに限らない。例えば、設定データ生成手段112が端末設定データに有効期間を設定し、これが経過したことに応じて、クライアント端末30の端末設定反映手段313は、クライアント端末30における元の通信設定を再適用するとしてもよい。この場合には、図2のステップS19からステップS22は不要である。その代わりに、ステップS23の前に、クライアント端末30の端末設定反映手段313が有効期間が経過したか否かを判別するステップを設けることが好ましい。
さらには、端末設定データに有効期間を設ける場合でも、サーバ10の設定データ生成手段112は、サーバ10の異常な状態が回復した際に解除データを送信するとしてもよい。詳細には、端末設定データに有効期間の設定を含ませておき、クライアント端末30の端末設定反映手段313は、端末設定データによる通信設定を優先適用する。そして、クライアント端末30の端末設定反映手段313は、サーバ10から解除データを受信した場合、有効期間内であってもクライアント端末30での元の通信設定を有効化する。これにより、端末設定データの有効期間内にサーバ10の異常が回復した場合に、クライアント端末30は、より早くクライアント端末30での元の通信設定に戻すことができる。
また、上述の実施形態では、サーバ10の設定データ生成手段112が端末設定データを送信するクライアント端末30は、予めサーバ10に登録されているクライアント端末30であるとしたが、これに限らない。例えば、端末設定データが送信されるクライアント端末30は、サーバ10に異常が生じた時の所定時間前にサーバ10のアクセス受付手段113が接続要求を受け付けたクライアント端末30であってもよい。この場合、サーバ10は、クライアント端末30が事前に登録されていなくても、端末設定データを所定のクライアント端末30に送信することができる。
10 サーバ
11 制御部
12 通信手段
13 記憶部
30 クライアント端末
31 制御部
32 通信手段
33 記憶部
111 ステータス確認手段
112 設定データ生成手段
113 アクセス受付手段
311 サーバアクセス手段
312 端末設定受付手段
313 端末設定反映手段
331 端末設定記憶手段

Claims (5)

  1. クライアント端末からの要求に応じて前記クライアント端末にデータを送信するサーバに対する前記クライアント端末が通信ネットワークを介して接続する間隔を調整する接続間隔調整方法であって、
    前記サーバが、
    前記サーバの異常を検知したことに応じて、前記クライアント端末の通信間隔に関する通信設定を変更させる端末設定データを生成する端末設定データ生成ステップと、
    生成された前記端末設定データを登録されている所定のクライアント端末に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記クライアント端末が、前記サーバから前記端末設定データを受信したことに応じて、前記端末設定データにより設定される通信設定を、ユーザによる設定操作により設定される前記クライアント端末の通信設定に優先適用する通信設定適用ステップを実行する接続間隔調整方法。
  2. 前記端末設定データは、前記クライアント端末が前記サーバに接続することを停止させる情報を含み、
    前記サーバが、前記サーバが前記異常から回復したことを検知した場合に、前記端末設定データによる通信設定を解除させる解除データを生成する解除データ生成ステップと、
    生成された前記解除データを、前記所定のクライアント端末に送信するステップを実行し、
    前記クライアント端末が、前記解除データを受信したことに応じて、前記端末設定データによる通信設定を解除し、前記クライアント端末の通信設定を適用する端末設定データ再適用ステップを実行する請求項1に記載の接続間隔調整方法。
  3. 前記端末設定データは、前記クライアント端末が前記サーバに接続することを停止させる情報及び所定の有効期間の情報を含み、
    前記クライアント端末が、前記端末設定データにより設定される通信設定を優先適用した後、前記所定の有効期間が経過した場合に、前記クライアント端末の通信設定を適用する端末設定データ再適用ステップを実行する請求項1に記載の接続間隔調整方法。
  4. クライアント端末が通信ネットワークを介してサーバに接続する間隔を調整する接続間隔調整システムであって、
    前記サーバは、
    前記サーバの異常を検知した場合に、前記クライアント端末の通信間隔に関する通信設定を変更させる端末設定データを生成する指示信号を出力する状態監視手段と、
    前記指示信号が入力されたことに応じて、前記端末設定データを生成する端末設定データ生成手段と、
    生成された前記端末設定データを所定のクライアント端末に送信する送信手段と、を備え、
    前記クライアント端末は、
    前記サーバに接続する通信設定をユーザから受け付ける端末設定受付手段と、
    前記端末設定データを受信したことに応じて、前記端末設定データにより設定される通信設定を、前記クライアント端末の通信設定に優先適用する端末設定反映手段と、を備える接続間隔調整システム。
  5. 通信ネットワークを介して接続するクライアント端末の接続間隔を調整させるサーバであって、
    前記サーバの状態を監視する状態監視手段と、
    前記状態監視手段が異常を検知した場合に、前記クライアント端末の通信間隔に関する通信設定を変更させる設定データを生成する設定データ生成手段と、
    前記設定データを受信したことに応じて、前記設定データにより設定される通信設定を、前記クライアント端末においてユーザにより設定される通信設定に優先適用するステップを実行する実行プログラムを前記設定データと共に前記クライアント端末に送信する送信手段と、
    を備えるサーバ。
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