JP5014098B2 - Ponシステム局側装置 - Google Patents

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Description

この発明は、1台の局側装置と複数の加入者側装置が1対多で接続されるPONシステムで使用されるPONシステム局側装置に関するものである。
複数の物理ポートを用いてフレーム送受信を行う方式としてリンクアグリゲーションが知られている(たとえば、非特許文献1参照)。従来のリンクアグリゲーションは、同一ストリーム(対話)でのフレーム順序を保証すること、および同一フレームの重複送信を禁止することを条件として、フレーム振り分け方法については、明確な規定はしないこととなっている。しかし、(a)Source MAC address(発信元MAC(Media Access Control)アドレス)、(b)Destination MAC address(宛先MACアドレス)、(c)The reception port(受信ポート)、(d)The type of destination address (individual or group MAC address)(宛先MACアドレス種別)、(e)Ethernet(登録商標) Length/Type value(i.e., protocol identification)(Ether Typeフィールド)、(f)Higher layer protocol information(e.g., addressing and protocol identification information from the LLC sublayer or above)(上位レイヤのアドレス情報やプロトコル識別情報)、(g)Combinations of the above(上記組み合わせ)をフレーム振り分けに用いる識別子例として記載している。
また、各家庭や企業などの加入者端末側に複数設けられる加入者側装置(以下、ONU(Optical Network Unit)という)と、上位ネットワーク側に設けられる1台の局側装置(以下、OLT(Optical Line Terminal)という)とが光ファイバおよびスプリッタで接続されたPON(Passive Optical Network)システムのOLTに、複数の加入者データを集線してネットワークと送受信する集線型送受信手段と、複数の加入者データを個別にネットワークと送受信する非集線型送受信手段と、VLAN(Virtual Local Area Network)単位/LLID(Logical Link Identification)単位/ONU単位/プロトコル種別単位などにより、上記いずれかを選択する経路選択手段を備えることで、光アクセスネットワーク構築のためのインフラ設備投資コストを低減させることが開示されている。また、上記経路選択手段で選択された経路の障害発生を検知する障害検知手段と、障害発生時に迂回路を形成する迂回路形成手段とを備えることで、信頼性を向上させることが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
"IEEE Standards 802.3-2005", 2005, IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) Computer Society 特開2007−60438号公報
しかしながら、上記非特許文献1に記載の技術によれば、特定の加入者が大量のトラヒックを発信する状況下で、たとえば発信元MACアドレスを識別子としてフレーム振り分けを行った場合には、当該加入者からのトラヒックが特定のネットワークインタフェースポートに集中してしまう。また、多数の加入者が特定のサービスに集中する状況下で、たとえばEther Typeフィールドを識別子としてフレーム振り分けを行った場合には、同様に上記加入者からのトラヒックが特定のネットワークインタフェースポートに集中してしまう。その結果、どちらの場合にも、同一ネットワークインタフェースポートに振り分けられる他の加入者からのトラヒック疎通を阻害してしまい、複数ユーザに対して公平なサービスを提供することができないという問題点があった。
また、上記特許文献1に記載の従来技術では、局側装置は、1つのPONインタフェースを収容するPONインタフェース盤を複数実装し、これら複数のPONインタフェース盤からのデータを1つのネットワークインタフェースポートに集線するための集線型送受信手段と、PONインタフェース盤ごとに1つのネットワークインタフェースポートを具備し、加入者からのデータを、当該PONインタフェース盤のネットワークインタフェースポートへ転送するための非集線型送受信手段を具備している。このため、集線型送受信を行うための多重制御盤とともに、各PONインタフェース盤には、集線型送受信と非集線型通信を行うための2つの通信部が必要となり、装置コストの増大の要因となってしまうという問題点があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、複数ユーザに対して公平なサービスを提供できるPONシステム局側装置を得ることを目的とする。また、この発明は、装置コストの増大を抑制しながら、信頼性を向上することができるPONシステム局側装置を得ることも目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるPONシステム局側装置は、PON(Passive Optical Network)システムで1〜複数の加入者側装置と接続され、上位ネットワークと前記加入者側装置との間の通信を行うPONシステム局側装置において、前記加入者側装置との間でフレームを送受信する複数のPON側インタフェース手段と、前記上位ネットワークとの間でフレームを送受信する複数のネットワーク側インタフェース手段と、前記PON側インタフェース手段からのフレームを前記複数のネットワーク側インタフェース手段に振り分けるフレーム振分手段と、前記PON側インタフェース手段の所定の振り分け単位ごとに、割り当てられた最低保証帯域と転送先とを含むPON側管理情報を格納するPON側管理情報格納手段と、前記ネットワーク側インタフェース手段ごとの最低保証帯域総和を含むネットワーク側管理情報を格納するネットワーク側管理情報格納手段と、を備え、前記フレーム振分手段は、前記PON側インタフェース手段から受信した前記フレームの転送先が設定されていない場合に、前記ネットワーク側管理情報格納手段から前記最低保証帯域の総和が最小となる前記ネットワーク側インタフェース手段を検索し、前記検索した前記ネットワーク側インタフェース手段を前記PON側管理情報格納手段の前記転送先が設定されていないフレームが属する前記振り分け単位に対応する転送先に格納して、前記各ネットワーク側インタフェース手段に振り分けられるトラヒックの最低保証帯域の総和が均等になるように前記フレームの振り分けを行なうことを特徴とする。
この発明によれば、フレームの各種フィールドに代えて、最低保証帯域をフレーム振り分けの識別子として用い、かつ個々のネットワークインタフェースポートへ振り分けられるトラヒックの最低保証帯域の総和が均等になるようにフレーム振り分けを行うようにしたので、また、ネットワークインタフェースポートの伝送帯域から最低保証帯域総和を除いた余剰帯域を使って通信を行うベストエフォート型のサービスについても、各ネットワークインタフェースポート間での余剰帯域が均等化されるので、複数ユーザに対して公平なサービスを提供することができるという効果を有する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるPONシステム局側装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明にかかる局側装置の構成を模式的に示すブロック図である。なお、この図1では、局側装置(以下、OLTという)10に接続されるPONシステムの構成についても示されている。まず、PONシステムの構成について説明する。PONシステムは、上位ネットワーク側にレイヤ2スイッチ(以下、L2スイッチという)50を介して接続されるOLT10と、家庭や企業などの加入者端末が接続される複数の加入者側装置(以下、ONUという)20と、が光ファイバ30とスプリッタ40を介して接続された構成を有する。また、OLT10には、オペレータからOLT10に対して指示を行うためのOpS(Operation System)またはCLI(Command Line Interface)(以下、OpS/CLI装置という)60が接続され、OLT10に対する監視や設定を行うことができる。
OLT10は、光ファイバ30とスプリッタ40を介して接続されるONU20と上位ネットワーク(L2スイッチ50)との間のインタフェースとなる1〜複数のPONインタフェース盤(以下、PON I/F盤という)11と、OLT10の監視制御管理を行うOpS/CLI装置60からの情報に基づいてOLT10全体の監視制御を行う監視制御盤12と、を備える。
1つのPON I/F盤11には、1〜複数のPONインタフェースポート(以下、PONポートという)14と、複数のネットワークインタフェースポート(以下、NNIポートという。NNI:Network Node Interface)15と、を具備する。また、監視制御盤12には、OpS/CLI装置60が専用の通信ケーブルやネットワークなどを介して接続される。ここでは、後述するようにOpS/CLI装置60によって、OLT10〜ONU20間に設定されるLLIDごとの帯域制御情報がOLT10の各PON I/F盤11に対して設定される。このOpS/CLI装置60によってオペレータから入力された情報は、監視制御盤12から指示対象のPON I/F盤11へOLT10内部に設けられる通信バス13を介して転送される。
図2は、PON I/F盤の構成を詳細に示すブロック図である。PON I/F盤11は、光送受信器111と、PON制御部112と、MACブリッジ部113と、フレーム振分部114と、NNI通信部115と、監視制御通信部116と、PON側管理テーブル格納部117と、NNI側管理テーブル格納部118と、を備える。
光送受信器111は、PONポート14を収容するものであり、ここでは複数設けられる場合が示されている。PONポート14には、光ファイバ30とスプリッタ40を介して複数のONU20が接続される。この光送受信器111またはPONポート14は、特許請求の範囲におけるPON側インタフェース手段に対応する。PON制御部112は、各PONポート14のフレーム送受信制御や論理リンク(以下、LLIDという)制御を行う。
MACブリッジ部113は、上りフレーム(ONU20からOLT10へ送信されるフレーム)のMAC学習や、MAC学習に基づいた下りフレーム(OLT10からONU20へ送信されるフレーム)の振り分けを行う。
フレーム振分部114は、PONポート14からNNIポート15へ振り分けられるトラヒックの最低保証帯域の総和が各NNIポート15で均等になるように、MACブリッジ部113から渡される上りフレームをPON側管理テーブル格納部117に基づいて、複数あるNNI通信部115のうちの1つのNNI通信部115に振り分ける。また、監視制御盤12からの帯域制御情報が監視制御通信部116を介してPON側管理テーブル格納部117に格納されると、各NNIポート15に振り分けられるLLIDに割り当てられた最低保証帯域の総和が均等になるように、LLIDごとに転送先を設定する。
NNI通信部115は、NNIポート15を収容し、図1のL2スイッチ50との間でフレームの送受信を行う。ここでは、NNI通信部115(NNIポート15)が複数設けられる場合が示されている。このNNI通信部115またはNNIポート15は、特許請求の範囲におけるネットワーク側インタフェース手段に対応している。監視制御通信部116は、監視制御盤12との通信を行い、監視制御盤12から送信される情報をPON側管理テーブル格納部117に格納する。
PON側管理テーブル格納部117は、LLIDごとに、割り当てられた帯域情報と転送先を含むPON側管理テーブルを格納する。このPON側管理テーブルは、PONポート14からNNIポート15へ振り分けられるトラヒックの最低保証帯域の総和が、各NNIポート15で均等になるように、各LLIDからのフレームの転送先が設定されたテーブルである。図3は、PON側管理テーブルの一例を示す図である。この図に示されるように、PON側管理テーブルは、PON I/F盤11が有するPONポート14ごとに、LLIDごとの最大帯域、最低保証帯域および転送先を管理している。
NNI側管理テーブル格納部118は、フレーム振分部114によるフレーム振り分けの結果に基づいて、NNIポート15ごとの帯域情報であるNNI側管理テーブルを格納する。図4は、NNI側管理テーブルの一例を示す図である。この図に示されるように、NNI側管理テーブルは、PON I/F盤11が有するNNIポート15ごとに、そのNNIポート15に振り分けられたLLIDに設定された最低保証帯域の総和を管理している。
つぎに、このような構成を有するOLTの転送先決定処理について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。まず、OLT10〜ONU20間に設定されるLLIDには、個別の帯域制御情報(最大帯域、最低保証帯域)がオペレータよってOpS/CLI装置60を介して設定される(ステップS11)。この設定には、どのOLT10のどのPON I/F盤11に設定するのかについての情報も含まれている。このOpS/CLI装置60で設定された帯域制御情報はOLT10の監視制御盤12へと送られ、監視制御盤12は設定されたPON I/F盤11に帯域制御情報を送信する。PON I/F盤11の監視制御通信部116は、帯域制御情報を受信すると、PON側管理テーブル格納部117内のPON側管理テーブルの該当するLLIDに対して、帯域制御情報に含まれる情報(最大帯域、最低保証帯域)を格納する(ステップS12)。なお、ここでは、図6に示されるように、PON側管理テーブルの転送先NNIポート15は未設定であり、図7に示されるように、NNI側管理テーブルの最低保証帯域総和は0に初期化されているものとする。図6は、帯域制御情報が格納された直後のPON側管理テーブルの一例を示す図であり、図7は、帯域制御情報がPON側管理テーブルに格納された直後のNNI側管理テーブルの一例を示す図である。
その後、フレーム振分部114は、すべてのLLIDから1つのLLIDを選択し(ステップS13)、このLLIDの最低保証帯域をPON側管理テーブルより読み出す(ステップS14)。ついで、NNI側管理テーブルから、最低保証帯域総和が最小のNNIポートを検索し(ステップS15)、検索したNNIポートを、ステップS13で選択したLLIDの転送先とする(ステップS16)。なお、検索した最低保証帯域総和が最小のNNIポートが複数ある場合には、たとえばNNIポートに付された識別子が最も小さいものから順に選択するなど、所定の基準に基づいて1つのNNIポートが選択される。その後、PON側管理テーブルを更新する(ステップS17)。具体的には、本LLIDに対応する転送先に、ステップS16で決定したNNIポートを格納する。
ついで、フレーム振分部114は、NNI側管理テーブルも更新する(ステップS18)。具体的には、ステップS16で決定したNNIポートについて、NNI側管理テーブルに格納されている最低保証帯域総和の値に、ステップS13で選択したLLIDの最低保証帯域の値を加算したものを、新たな最低保証帯域総和として格納する。その後、すべてのLLIDについて転送先を決定したかを判定し(ステップS19)、すべてのLLIDについて転送先を決定していない場合(ステップS19でNoの場合)には、ステップS13へと戻り、上述した処理が繰り返し実行される。また、すべてのLLIDについて転送先を決定した場合(ステップS19でYesの場合)には、フレームの振分処理が終了する。
このように決定されたPON側管理テーブル中の各LLIDに対して決定された転送先NNIポートに基づいて、フレーム振分部114では、1つのLLIDからの受信上りフレームを、複数のNNIポートのうちのいずれか1つに転送する。
この実施の形態1によれば、フレーム振分部114では、従来のフレームの各種フィールドに代えて、LLIDの最低保証帯域を用いて、転送先NNIポートにおける最低保証帯域の総和が均等になるように転送先NNIポートを決定するようにしたので、帯域保証を必要とするサービスを各LLIDに対して公平に提供することができるという効果を有する。また、NNIポートの伝送帯域から最低保証帯域総和を除いた余剰帯域を使って通信を行うベストエフォート型のサービスについても、各NNIポート15間での余剰帯域が均等化されるので、各LLIDに対してベストエフォート型のサービスを公平に提供することができるという効果も有する。さらに、従来のように集線型/非集線型送受信手段や多重制御盤を必要とせず、各PON I/F盤11の複数のNNIポート15とフレーム振分部114は、安価な回路で実現可能であるので、装置の製造コストの増加を抑制することができるという効果も有する。
実施の形態2.
実施の形態1では、LLIDの最低保証帯域を用いて、LLIDごとに転送先NNIポートを決定したが、この実施の形態2では、ONUごとに転送先NNIポートを決定する場合について説明する。
なお、この実施の形態2のOLT10のPON I/F盤11の構成は実施の形態1の図2と同一である。ただし、この実施の形態2において、PON側管理テーブル格納部117で管理するPON側管理テーブルがONU20単位で構成される点と、フレーム振分部114はONU20単位でPON側管理テーブル格納部117のPON側管理テーブル中の転送先を決定する点が実施の形態1と異なる。その他の構成は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
図8は、PON側管理テーブルの実施の形態2の一例を示す図である。この図に示されるように、PON側管理テーブルは、PON I/F盤11が有するPONポート14ごとに、そのPONポート14に接続されるONU20ごとの最大帯域、最低保証帯域および転送先の情報を管理する。なお、最大帯域および最低保証帯域については、実際には当該ONU20に設定される1〜複数のLLIDの当該情報の総和となっている。つまり、ONU20に接地される1〜複数のLLIDの最低保証帯域の和を用いて転送先が管理される。
つぎに、このような構成を有するOLTの転送先決定処理について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。まず、各ONU20について設定した帯域制御情報(最大帯域、最低保証帯域)がオペレータよってOpS/CLI装置60を介して設定される(ステップS31)。この帯域制御情報(最大帯域、最低保証帯域)は、ONU20に設定される1〜複数のLLIDの最大帯域と最低保証帯域の総和である。また、この設定には、どのOLT10のどのPON I/F盤11に設定するのかについての情報も含まれている。このOpS/CLI装置60で設定された帯域制御情報はOLT10の監視制御盤12を介して、PON I/F盤11の監視制御通信部116で受信される。その後、監視制御通信部116は、PON側管理テーブル格納部117内のPON側管理テーブルの該当するONU20に対して、帯域制御情報に含まれる情報(最大帯域、最低保証帯域)を格納する(ステップS32)。なお、ここでは、PON側管理テーブルの転送先NNIポートは未設定であり、NNI側管理テーブルの最低保証帯域総和は0に初期化されているものとする。
その後、フレーム振分部114は、すべてのONU20から1つのONU20を選択し(ステップS33)、このONU20の最低保証帯域をPON側管理テーブルより読み出す(ステップS34)。ついで、NNI側管理テーブルから、最低保証帯域総和が最小のNNIポートを検索し(ステップS35)、検索したNNIポートを、ステップS33で選択したONU20の転送先とする(ステップS36)。なお、検索した最低保証帯域総和が最小のNNIポートが複数ある場合には、所定の基準に基づいて1つのNNIポートが選択される。
その後、PON側管理テーブルを更新する(ステップS37)。具体的には、当該ONU20に対応する転送先に、ステップS36で決定したNNIポートを格納する。ついで、フレーム振分部114は、NNI側管理テーブルも更新する(ステップS38)。具体的には、ステップS36で決定したNNIポートについて、NNI側管理テーブルに格納されている最低保証帯域総和の値に、当該ONU20の最低保証帯域の値を加算したものを、新たな最低保証帯域総和として格納する。
その後、すべてのONU20について転送先を決定したかを判定し(ステップS39)、すべてのONU20について転送先を決定していない場合(ステップS39でNoの場合)には、ステップS33へと戻り、上述した処理が繰り返し実行される。また、すべてのONU20について転送先を決定した場合(ステップS39でYesの場合)には、フレームの振分処理が終了する。
このように決定されたPON側管理テーブル中の各ONU20に対して決定された転送先NNIポートに基づいて、フレーム振分部114では、1つのONU20からの受信上りフレームを、複数のNNIポートのうちのいずれか1つに転送する。
この実施の形態2によれば、フレーム振分部114では、ONU20の最低保証帯域を用いて、転送先NNIポートにおける最低保証帯域の総和が均等になるように転送先NNIポートを決定するようにしたので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、フレーム振分部114による制御対象をLLID単位ではなくONU20単位としたので、制御対象数を減らすことができ、フレーム振分部114による転送先NNIポートの決定処理の簡略化を図ることができるという効果も有する。
実施の形態3.
図10は、PON I/F盤の構成を詳細に示すブロック図である。このPON I/F盤11は、実施の形態1の図2の構成において、NNIポート15(NNI通信部115)の障害状態を検知する障害検知部119をさらに備える構成となっている。この障害検知部119は、NNIポート15のリンク断やリンク回復状態などのNNIポート障害状態変化を検知すると、フレーム振分部114に対して状態が変化したNNIポートとその変化内容を含むNNIポート障害状態変化情報を通知する。なお、この障害検知部119は、特許請求の範囲における障害検知手段に対応しており、また、このNNIポート障害状態変化情報は、特許請求の範囲における障害状態変化情報に対応している。
また、フレーム振分部114は、NNIポート障害状態変化情報を受けると、変化内容に応じてPON側管理テーブル格納部117中のPON側管理テーブルの転送先を再決定する処理を行う。なお、その他の構成要素は実施の形態1と同一であるので、その説明を省略する。
つぎに、このような構成を有するOLTの転送先再決定処理について、図11のフローチャートを参照しながら説明する。まず、障害検知部119によって、NNI通信部115に障害が発生し、NNIポート障害状態の変化が検知されると、その障害が発生したNNI通信部115とその変化の内容を含むNNIポート障害状態変化情報がフレーム振分部114に入力される(ステップS51)。フレーム振分部114は、NNIポート障害状態変化情報に含まれる障害発生ポートであるNNIポートを転送先とするすべてのLLIDをPON側管理テーブルから検索し(ステップS52)、検索したすべてのLLIDの最低保証帯域の総和Aを算出する(ステップS53)。なお、ここでは、PON側管理テーブルを用いているが、NNI側管理テーブル中の障害発生ポートに対応するすべてのNNIポートの最低保証帯域総和を用いて総和Aを算出してもよい。
ついで、障害発生ポートを除くNNIポート数NとステップS53で算出した最低保証帯域総和Aを用いて、残存NNIポート1つ当りの最低保証帯域総和B=A/Nを算出する(ステップS54)。その後、転送先が障害発生ポートであるLLIDの1つをPON側管理テーブルから選択し、その最低保証帯域Cを取得する(ステップS55)。また、残存NNIポートから1つのNNIポートを選択し、NNI側管理テーブルからその最低保証帯域総和Dを取得する(ステップS56)。そして、当該LLIDの最低保証帯域Cと当該NNIポートの最低保証帯域総和Dとの和C+Dを算出する(ステップS57)。
ついで、当該LLIDの最低保証帯域Cと当該NNIポートの最低保証帯域総和Dとの和が、ステップS54で算出した残存NNIポート1つ当りの最低保証帯域総和Bを超えないかを判定する(ステップS58)。LLIDの最低保証帯域CとNNIポートの最低保証帯域総和Dとの和が残存NNIポート1つ当りの最低保証帯域総和Bを超えない場合(ステップS58でYesの場合)には、当該NNIポートを、当該LLIDの新しい転送先に決定する(ステップS59)。
一方、LLIDの最低保証帯域CとNNIポートの最低保証帯域総和Dとの和が残存NNIポート1つ当りの最低保証帯域総和Bを超える場合(ステップS58でNoの場合)には、当該NNIポートを当該LLIDの新しい転送先とせずに、すべての残存NNIポートを選択したかを判定する(ステップS60)。すべての残存NNIポートを選択していない場合(ステップS60でNoの場合)には、ステップS56へと戻る。また、すべての残存NNIポートを選択した場合(ステップS60でYesの場合)には、選択したNNIポートのうち最低保証帯域総和が最小のNNIポートを当該LLIDの新転送先に決定する(ステップS61)。
その後またはステップS59の後に、PON側管理テーブルを更新する(ステップS62)。具体的には、PON側管理テーブルの当該LLIDの転送先に、ステップS59で決定したNNIポートを格納する。また、NNI側管理テーブルを更新する(ステップS63)。具体的には、NNI側管理テーブルのステップS59で決定したNNIポートの最低保証帯域総和の値に、当該LLIDの最低保証帯域の値を加算したものを、新たな最低保証帯域総和として格納する。その後、転送先が障害発生ポートであるすべてのLLIDについて転送先を決定したかを判定し(ステップS64)、転送先が障害発生ポートであるすべてのLLIDについて転送先を決定していない場合(ステップS64でNoの場合)には、ステップS55へと戻り、上述した処理が繰り返し実行される。また、転送先が障害発生ポートであるすべてのLLIDについて転送先を決定した場合(ステップS64でYesの場合)には、NNI側管理テーブルのすべての障害発生ポートについて最低保証帯域総和の値を0に初期化する(ステップS65)。以上によって、転送先再決定処理が終了する。
このように決定されたPON側管理テーブル中の各LLIDに対して決定された転送先NNIポートに基づいて、フレーム振分部114では、NNIポート障害発生後も、1つのLLIDからの受信上りフレームを、複数のNNIポートのうちのいずれか1つに転送する。
なお、上述した説明は、制御対象をLLIDとした場合であるが、制御対象をONU20とした場合も同様の処理で転送先NNIポートを再決定することができる。
この実施の形態3によれば、NNIポート障害発生時に、障害が発生したNNIポートを転送先とするすべてのLLIDまたはONU20について、転送先を再決定するようにしたので、実施の形態1の効果に加えて、障害発生時に迅速にフレーム振り分けを行うことができるとともに、信頼性を向上させることもできるという効果を有する。
実施の形態4.
実施の形態3では、NNIポート障害発生時に転送先NNIポートを再決定する場合を示したが、この実施の形態4では、NNIポートの障害が回復したときに転送先NNIポートを再決定する場合について説明する。なお、OLT10のPON I/F盤11の構成は、実施の形態3の図10と同一であるので、その説明を省略し、実施の形態3と異なる転送先NNIポートの再決定処理について説明する。
図12は、NNIポートの障害回復時における転送先NNIポートの再決定処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、障害検知部119によって、障害が発生したNNI通信部115の障害が回復して、NNIポート障害状態の変化が検知されると、その障害が回復したNNI通信部115とその変化の内容を含むNNIポート障害状態変化情報がフレーム振分部114に入力される(ステップS81)。なお、このNNIポート障害状態変化情報は、特許請求の範囲における障害状態変化情報に対応している。フレーム振分部114は、PON側管理テーブルを用いて、すべてのLLIDの最低保証帯域の総和Eを算出する(ステップS82)。その後、障害回復ポートを含む障害が発生していないNNIポート数Nと、ステップS82で算出した最低保証帯域総和Eとを用いて、NNIポート1つ当りの最低保証帯域総和F=E/Nを算出する(ステップS83)。
ついで、障害回復ポート以外のNNIポートの1つを選択し、そのNNIポートの最低保証帯域総和Gを取得する(ステップS84)。その後、ステップS83で算出したNNIポート1つ当りの最低保証帯域総和Fを用いて、障害回復ポートへ振り分ける最低保証帯域総和H=G−Fを算出する(ステップS85)。
ついで、本NNIポートを転送先NNIポートとするLLIDの中から、1つまたは複数のLLIDを選択する(ステップS86)。ここで、選択する1つまたは複数のLLIDに関して、選択したLLIDの最低保証帯域の総和が、ステップS85で算出した障害回復ポートへ振り分ける最低保証帯域総和Hを超えない範囲で、できるだけ近い値となるようにする。
その後、PON側管理テーブルを更新する(ステップS87)。具体的には、PON側管理テーブルの選択したLLIDの転送先として障害回復ポートを格納する。ついで、NNI側管理テーブルを更新する(ステップS88)。具体的には、NNI側管理テーブルの障害回復ポートの最低保証帯域総和の値に、選択したLLIDの最低保証帯域の値を加算し格納する。
その後、障害回復ポート以外のすべてのNNIポートについて振分処理を行ったかを判定し(ステップS89)、すべてのNNIポートについて振分処理を行っていない場合(ステップS89でNoの場合)には、ステップS84へと戻り、振分処理を行っていないNNIポートについて上述した処理が繰り返し実行される。また、すべてのNNIポートについて振分処理を行った場合(ステップS89でYesの場合)には、NNIポートの障害回復時における転送先NNIポートの再決定処理が終了する。
このように決定されたPON側管理テーブル中の各LLIDに対して決定された転送先NNIポートに基づいて、フレーム振分部114では、NNIポート障害回復後も、1つのLLIDからの受信上りフレームを、複数のNNIポートのうちのいずれか1つに転送する。
なお、上述した説明は、制御対象をLLIDとした場合であるが、制御対象をONU20とした場合も同様の処理で転送先NNIポートを再決定することができる。
この実施の形態4によれば、NNIポート障害回復時に、稼働可能な各NNIポートで最低保証帯域の総和が均等になるように、その回復したNNIポートにLLIDまたはONU20について振り分けるように転送先を再決定するようにしたので、実施の形態1の効果に加えて、障害回復時に迅速にフレーム振り分けを行うことができるとともに、信頼性を向上させることもできるという効果を有する。
実施の形態5.
実施の形態3,4では、NNIポートの障害発生時または障害回復時に転送先NNIポートを再決定するようにしたが、この実施の形態5では、NNIポートの1つを、通常はフレーム送受信に使用しないスタンバイポートとして用いる場合の障害発生時および障害回復時の転送先NNIポートを再決定する場合について説明する。
この実施の形態5のOLTのPON I/F盤11の構成は実施の形態3の図10の構成と同じであるので、その図示を省略する。ただし、複数設けられるNNI通信部115のうちの1つはスタンバイポートとして、通常ではフレームの送受信に使用されないように設定されている。また、障害検知部119において、このスタンバイポートの情報を保持しておくものとする。どのNNIポート(NNI通信部115)をスタンバイポートとするかは、オペレータがOpS/CLI装置60から指示することができる。なお、このスタンバイポートは、特許請求の範囲における予備のネットワーク側インタフェース手段に対応する。
つぎに、このような構成を有するOLTにおける障害発生時の転送先NNIポートの再決定処理の手順の一例について説明する。スタンバイポート以外のNNIポートで障害が発生した場合、障害検知部119は、その障害を検知し、その障害が発生したNNI通信部115とその変化の内容を含むNNIポート障害状態変化情報がフレーム振分部114に通知される。これによって、フレーム振分部114は、障害が検知された当該NNIポートを転送先NNIポートとしている全LLID(またはONU20)について、新しい転送先NNIポートとしてスタンバイポートを選択する。つまり、フレーム振分部114は、PON側管理テーブル格納部117のPON側管理テーブルにおいて、障害発生ポートを転送先としていた全LLID(またはONU20)について、転送先をスタンバイポートに更新する。また、NNI側管理テーブルにおいて、障害発生ポートの最低保証帯域総和を、スタンバイポートの最低保証帯域総和として格納し、障害発生ポートの最低保証帯域総和を0に初期化する。以上のようにして、NNIポートに障害が発生した場合の転送先NNIポートの再決定処理が終了する。
なお、以上では、障害発生時について説明したが、障害回復時にも同様にして、スタンバイポートから障害回復ポートへの転送先の再決定処理を行うことができる。また、上述した説明では、スタンバイポートは1つのみの場合を示したが、複数のスタンバイポートを用意してもよい。
この実施の形態5によれば、通常時に使用されないスタンバイポートを設けるように構成したので、障害発生時に、実施の形態3,4で示した転送先NNIポートの再決定処理に比べて迅速にフレーム振り分けを行うことができるという効果を有する。
以上のように、この発明にかかるPONシステム局側装置は、複数の加入者側装置と局側装置とが1対多接続されるPONシステムに有用である。
この発明にかかる局側装置の構成を模式的に示すブロック図である。 PON I/F盤の構成を詳細に示すブロック図である。 PON側管理テーブルの一例を示す図である。 NNI側管理テーブルの一例を示す図である。 OLTの転送先決定処理の実施の形態1の手順の一例を示すフローチャートである。 帯域制御情報が格納された直後のPON側管理テーブルの一例を示す図である。 帯域制御情報がPON側管理テーブルに格納された直後のNNI側管理テーブルの一例を示す図である。 PON側管理テーブルの実施の形態2の一例を示す図である。 OLTの転送先決定処理の実施の形態2の手順の一例を示すフローチャートである。 PON I/F盤の構成を詳細に示すブロック図である。 OLTの転送先再決定処理の実施の形態3の手順の一例を示すフローチャートである。 OLTの転送先再決定処理の実施の形態4の手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 局側装置(OLT)
11 PON I/F盤(PONインタフェース盤)
12 監視制御盤
13 通信バス
14 PONポート
15 NNIポート
20 加入者側装置(ONU)
30 光ファイバ
40 スプリッタ
50 スイッチ
60 OpS/CLI装置
111 光送受信器
112 制御部
113 ブリッジ部
114 フレーム振分部
115 NNI通信部
116 監視制御通信部
117 PON側管理テーブル格納部
118 NNI側管理テーブル格納部
119 障害検知部

Claims (7)

  1. PON(Passive Optical Network)システムで1〜複数の加入者側装置と接続され、上位ネットワークと前記加入者側装置との間の通信を行うPONシステム局側装置において、
    前記加入者側装置との間でフレームを送受信する複数のPON側インタフェース手段と、
    前記上位ネットワークとの間でフレームを送受信する複数のネットワーク側インタフェース手段と、
    前記PON側インタフェース手段からのフレームを前記複数のネットワーク側インタフェース手段に振り分けるフレーム振分手段と、
    前記PON側インタフェース手段の所定の振り分け単位ごとに、割り当てられた最低保証帯域と転送先とを含むPON側管理情報を格納するPON側管理情報格納手段と、
    前記ネットワーク側インタフェース手段ごとの最低保証帯域総和を含むネットワーク側管理情報を格納するネットワーク側管理情報格納手段と、
    を備え、
    前記フレーム振分手段は、前記PON側インタフェース手段から受信した前記フレームの転送先が設定されていない場合に、前記ネットワーク側管理情報格納手段から前記最低保証帯域の総和が最小となる前記ネットワーク側インタフェース手段を検索し、前記検索した前記ネットワーク側インタフェース手段を前記PON側管理情報格納手段の前記転送先が設定されていないフレームが属する前記振り分け単位に対応する転送先に格納して、前記各ネットワーク側インタフェース手段に振り分けられるトラヒックの最低保証帯域の総和が均等になるように前記フレームの振り分けを行なうことを特徴とするPONシステム局側装置。
  2. 前記ネットワーク側インタフェース手段の障害発生を検知する障害検知手段をさらに備え、
    前記フレーム振分手段は、前記障害検知手段から障害が発生したネットワーク側インタフェース手段を含む障害状態変化情報を受け取ると、障害が発生していない1つの残存ネットワーク側インタフェース手段を選択し、この最低保証帯域総和に、前記転送先が前記障害発生ネットワーク側インタフェース手段である1つの制御振り分け単位の最低保証帯域を付加した値が、前記障害発生ネットワーク側インタフェース手段の最低保証帯域総和の総和を前記残存ネットワーク側インタフェース手段の数で割った値を超えない場合に、前記振り分け単位の新たな転送先に前記選択した残存ネットワーク側インタフェース手段を振り分けるように前記フレームの振り分けを行い、前記PON側管理情報と前記ネットワーク側管理情報の更新を行う機能をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のPONシステム局側装置。
  3. 前記障害検知手段は、前記ネットワーク側インタフェース手段の障害からの回復を検知する機能をさらに備え、
    前記フレーム振分手段は、前記障害検知手段より障害から回復したネットワーク側インタフェース手段を含む障害状態変化情報を受け取ると、前記障害回復ネットワーク側インタフェース手段以外の1つの前記残存ネットワーク側インタフェース手段を選択し、この最低保証帯域が、すべての前記振り分け単位の前記最低保証帯域の総和から前記障害回復ネットワーク側インタフェース手段を含む前記残存ネットワーク側インタフェース手段1つあたりの最低保証帯域を超える場合に、超えた範囲内の最低保証帯域を有する1つ以上の振り分け単位を、前記選択された残存ネットワーク側インタフェース手段から前記障害回復ネットワーク側インタフェース手段に振り分ける処理を、前記障害回復ネットワーク側インタフェース手段以外のすべての前記残存ネットワーク側インタフェース手段について行ない、前記PON側管理情報と前記ネットワーク側管理情報の更新を行なう機能をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のPONシステム局側装置。
  4. 前記ネットワーク側インタフェース手段のうち所定の数のネットワーク側インタフェース手段は、通常の通信時にはフレームの送受信に使用しない予備のネットワーク側インタフェース手段として設定され、
    前記ネットワーク側インタフェース手段の障害発生を検知する障害検知手段をさらに備え、
    前記フレーム振分手段は、前記障害検知手段から障害が発生したネットワーク側インタフェース手段を含む障害状態変化情報を受け取ると、前記障害が発生したネットワーク側インタフェース手段に振り分けていたトラヒックを、前記予備のネットワーク側インタフェース手段に振り分ける機能をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のPONシステム局側装置。
  5. 前記障害検知手段は、前記ネットワーク側インタフェース手段の障害からの回復を検知する機能をさらに備え、
    前記フレーム振分手段は、前記障害検知手段より障害から回復したネットワーク側インタフェース手段を含む障害状態変化情報を受け取ると、前記予備のネットワーク側インタフェース手段に振り分けていたトラヒックを、前記障害から回復したネットワーク側インタフェース手段に振り分ける機能をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のPONシステム局側装置。
  6. 前記振り分け単位は、論理リンクであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のPONシステム局側装置。
  7. 前記振り分け単位は、前記加入者側装置に設置される1〜複数の論理リンクごとに設定された最低保証帯域の和であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のPONシステム局側装置。
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