JP5012428B2 - 目的地推定提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗員の会話の中から目的地候補を提示することが可能な目的推定表示装置に関する。
従来、会話や独り言から乗員の気持ちを察して行き先(目的地)を提案する装置がある(例えば特許文献1)。このものでは、乗員の発する音声に、行き先の語句があると、自動的に行き先を音声で乗員に提案し、この提案に乗員が同意すれば提案した行き先を目的地としてナビゲーション制御部に入力するようにしている。
特開2001−289661号公報
しかしながら、上記従来のものでは、乗員が発する音声に行き先の語句がある都度、行き先を提案してしまうため、乗員が望まないときでも、その提案に対応しなくてならないといった問題がある。また、各行き先のキーワードに対して逐次行き先提案が行われるため、会話の流れから行きたくないと思っている場所でも提案されてしまう問題があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乗員会話あるいは独り言から、乗員が望む目的地ジャンルを自動検知して提示できる目的地推定提示装置を提供するにある。
請求項1の発明においては、音声認識手段が、車両内での乗員の声を識別すると共に各乗員の発言ごとに発声内容を単語単位に分解する。そして、属性判断手段により、この音声認識手段により取得した単語が「ジャンル」、「同意」といった属性に該当するか否かを判断する。そして、目的地ジャンル認定手段が、前記判断された属性の内容を元に目的地ジャンル候補を判断し、当該目的地ジャンル候補について最終決定条件が満足されたときに、当該最終決定条件満足に至った当該目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定する。そして、目的地候補提示手段は、前記目的地ジャンル認定手段により認定された目的地ジャンルに該当するジャンルの目的地候補を提示する。
従って、この請求項1の発明によれば、前記目的地ジャンル認定手段が、判断された属性の内容を元に目的地ジャンル候補を判断し、当該目的地ジャンル候補について最終決定条件が満足されたときに、当該最終決定条件満足に至った当該目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとし、当該目的地ジャンルでの目的地の提示を行うから、乗員が望む目的地ジャンルを自動検知して提示でき、乗員が望まない目的地ジャンルを提示することがあった従来に比して、煩わしい目的地候補提案がなく、利便性が向上する。
この場合、前記最終決定条件は、乗員の全員の「同意」の属性が得られたこととしても良い(請求項2の発明)。このようにすると、乗員が望む目的地ジャンルを確実に認定できる。
また、目的地ジャンル決定のための決定用入力手段を備え、前記最終決定条件としては、乗員の全員の「同意」の属性が得られたことであることと、該決定用入力手段を乗員が入力操作したことを備え、前記目的地ジャンル認定手段は、これら二つの最終決定条件のいずれかが満足されたときに、当該最終決定条件満足に至った当該目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定するようにしても良い(請求項3の発明)。このようにすると、乗員の会話に全員の同意がなくても、目的地ジャンル候補について決定用入力手段により最終決定を行うことができ、目的地ジャンルとして確実に認定できる。
また、前記目的地候補提示手段により提示された目的地候補について承認するか否かを入力する承認/非承認用入力手段を備え、前記目的地候補提示手段は、当該承認/非承認用入力手段により承認の入力が有ったときに、当該目的地候補を目的地に設定するようにしても良い(請求項4の発明)。このようにすると、提示された目的地候補を、乗員の承認を得て目的地として設定できる。
また、人為操作に基づいて目的地を検索する目的地検索手段を備え、前記承認/非承認用入力手段により非承認の入力が有ったときに、当該目的地検索手段による人為操作での目的地検索に移行するようにしても良い(請求項5の発明)。このようにすると、提示された目的地候補をキャンセルして乗員の操作による通常の目的地検索を行うことができる。
また、前記属性判断手段が、目的地検索のための属性として「ジャンル」、「同意」の他に「否定」の属性を有し、前記音声認識手段により取得した単語が、この「否定」の属性に該当するときには、当該属性を含む発言をデータとして用いないようにしても良い(請求項6の発明)。このようにすると、例えば「行きたくない」とか「やめようか」などの否定的な発言があった場合、その発言には、提案する目的地候補としては否定的な単語が含まれているとして削除でき、無駄な属性判断や、目的地ジャンル認定を行わずに済む。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。図1には目的地推定提示装置1の機能ブロック構成を示している。この目的地推定提示装置1は、車両に設けられており、音声入力部2と、音声認識手段に相当する音声認識部3と、乗員人数検知部4と、属性判断手段に相当する属性判断部5と、目的地ジャンル認定手段としての目的地ジャンル認定部6と、目的地候補提示手段としての目的地候補提示部7と、音声出力部8と、表示部9と、承認/非承認用入力手段としての承認/非承認スイッチ10と、目的地検索手段としての検索システム11と、データベース12、決定入力部としての検索スイッチ13と、ナビ用入力部14、ナビゲーション装置15とを備えて構成されている。
前記音声入力部2は、車両内の乗員の音声を取り込むマイクなどから構成されている。前記音声認識部3は、車両内で前記マイクにより取り込んだ乗務員の声を分析して個人識別を行うと共に、各乗員の発言内容を、分析して単語単位に分解する。例えば、乗員Aが、「焼肉を食べたい」と発声した場合には、A:「焼肉」「を」「食べたい」というように単語単位で分解して認識する。
前記乗員人数検知部4は、例えば車両の乗員着座を検出することで、乗員の人数を検知するものであり、例えば着座部分の乗員の着座圧力を感知する圧力センサや、乗員を光検知する光センサなどから構成されている。
前記属性判断部5は、目的地検索のための属性として「施設名」、「ジャンル」、「地域」、「日時」、「同意」、「否定」などの属性を有し、前記音声認識部3により取得した単語が、これら複数の属性に該当するか否かを判断する。
目的地ジャンル認定部6は、前記属性判断部5で判断された属性の内容を元に目的地ジャンル候補を判断し、当該目的地ジャンル候補について最終決定条件(後述より明らかとなるが、全員一致又は検索スイッチ13の操作)が満足されたときに、当該最終決定条件満足に至った当該目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定する。
前記目的地候補提示部7は、前記目的地ジャンル認定部6により認定された目的地ジャンルに該当するジャンルの目的地候補を音声出力部8や表示部9を制御して報知(提示)する。
前記音声出力部8は例えばナビゲーション装置15のスピーカなどを利用して構成され、また、表示部9は例えばナビゲーション装置15の液晶ディスプレイを利用して構成されている。
前記承認/非承認スイッチ10は、目的地候補提示部7により提示された目的地候補を、承認/非承認するためのものである。
検索システム11はナビゲーション装置15が備えた検索システムを利用しており、目的地候補をリストアップできるようになっている。
データベース12もナビゲーション装置15の地図データ記録メディア及び読取装置などから構成されている。このデータベース12には、地図データや、施設データなど、各種データが記憶されている。
前記検索スイッチ13は、前記目的地ジャンル認定部6に対して、認定が確定する前に目的地ジャンルを決定するためのものである。
前記ナビ用入力部14は、前記ナビゲーション装置15が備えた各種スイッチから構成されている。
前記音声認識部3、属性判断部5、目的地ジャンル認定部6、目的地候補提示部7といった構成要素は、CPU、ROM、RAMなどを適宜備えた制御装置から構成されており、この場合、制御装置としては、構成要素ごとに設けても良いし、複数又はひとつの制御装置から各構成要素を構成するようにしても良い。
さて、前記構成の目的地推定提示装置1の動作について、図2ないし図5を参照して説明する。理解を助けるために、乗員の人数が4人で、そのときの発言が例えば次の内容であったとする。この場合、車で移動中の会話である。
(1)発言者A:発言「何食べようか?」
(2)発言者B:発言「ラーメン」
(3)発言者C:発言「近くの和食が良いかな」
(4)発言者D:発言「焼肉行こうよ」
(5)発言者B:発言「焼肉良いね」
(6)発言者A:発言「んじゃ、焼肉行こうか」
(7)発言者C:発言「おっけー」
図2のステップS1では、前記音声認識部3で、発言者の声を識別すると共に、発言ごとに発言内容を単語単位に分解する。
ステップS2では、前記属性判断部5で、前記分解した単語が、「施設名」、「ジャンル」、「地域」、「日時」、「同意」、「否定」のどの属性に当てはまるかを判断する。
ステップS3では、属性に当てはまった単語があったか否かを判断する。
ステップS4では、属性「否定」があるか否かを判断する。
属性「否定」でなければ、ステップS5で、発言者データとしてこの属性と属性該当データとを記憶する。
ステップS6では、発言者の全単語についての属性判断が終了したか否かを判断し、終了していなければ、ステップS2に戻る。
ここで、ステップS4で分解単語が属性「否定」であることが判断されると、ステップS7で、当該発言者データを削除する。すなわち、当該属性を含む発言をデータとして用いないようにする。
ステップS6で、発言者の全単語についての属性判断が終了したことが判断されると、ステップS8の目的地ジャンル認定・提示処理を行う。
この目的地ジャンル認定・提示処理の処理内容は図3のサブルーチンに示している。
この図3において、ステップT1では、属性該当データが「同意」のみであるか否かを判断し、「NO」であれば、ステップT2で、他に、属性該当データが有るか否かを判断し、「YES」であれば、ステップT3で、この属性と同じ属性を、以前に他の発言者が発言したか否かを判断する。
ステップT3で、「YES」であれば、ステップT4でこの属性該当データの同意者として追加し、そしてプラスする。ステップT5では全員が同意したか否かを判断する。全員同意でなければ、前記ステップT2に戻る。
ステップT3で「NO」であれば、ステップT6で、属性該当データをデータリスト(これは目的地ジャンル認定部6が備えた記憶部におけるデータ領域をいう)に追加し、前記ステップT2に戻る。
前記ステップT1で、属性が同意のみであると判断されると、ステップT7で、データリストに、1つ前の当該属性該当データに発言者Cを追加し、全ての当該同意者(最初の発言者を含む)をプラスする。
前記ステップT5で、全員同意が「YES」と判断されると、ステップT8に移行して、全員同意となった目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定し、次に、ステップT9で、データベース12の当該目的地ジャンルの中から、例えば自車両から近い順に、あるいは所定距離範囲内で、複数の目的地候補をリストアップし、ステップT10で、音声出力部8及び表示部9に、当該目的地候補を音声及び表示により提示する。この場合、音声出力部8での音声出力のみでも、あるいは標示部9での表示のみでも良い。
この目的地候補提示により、目的地候補を選択して、乗員は承認/非承認スイッチ10により、承認あるいは非承認の旨を入力することになる。
次のステップT11では、承認/非承認スイッチ10から承認(OK)の旨の入力があったか否かを判断し、「YES」であれば、ステップT12で当該目的地候補を目的地に設定する。「NO」の場合には目的地設定はしない。このステップT12の後、メインルーチンである2図のフローチャートのステップS9に戻る。
このステップS9では、検索スイッチ13が操作されたか否かを判断し、「YES」であれば、ステップS10に移行して、この検索スイッチ13が操作されたときの直前の目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定し、次に、ステップS11で、データベース12の当該目的地ジャンルの中から、例えば自車両から近い順に、あるいは所定距離範囲内で、複数の目的地候補をリストアップし、ステップS12で、音声出力部8及び表示部9に、当該目的地候補を音声及び表示により提示する。
ここで乗員は提示された目的地候補を選択して承認/非承認スイッチ10により承認/非承認のいずれかの入力操作を行うことになる。
ステップS13では承認/非承認スイッチ10からの入力が承認か否か(非承認か)を判断し、「YES」(承認)であれば、ステップS14で、選択された目的地候補を目的地に設定する。ステップS13で「NO」であれば、ステップS15で通常の目的地検索を行う。この通常の目的地検索は、ナビゲーション装置15が備えた目的地検索手段を利用して行う。すなわち、ナビゲーション装置15においてナビ用入力部14を操作(人為操作)することに基づいて目的地を検索する。
さらに、具体例その1をあげて説明する。
この場合乗員の発言は前述したように、
(1)発言者A:発言「何食べようか?」
(2)発言者B:発言「ラーメン」
(3)発言者C:発言「近くの和食が良いかな」
(4)発言者D:発言「焼肉行こうよ」
(5)発言者B:発言「焼肉良いね」
(6)発言者A:発言「んじゃ、焼肉行こうか」
(7)発言者C:発言「おっけー」
である。
まず、ステップS1〜ステップS6によって、まず、発言者A、B、C、Dの発言が個別に認識されると共に、単語に分解され、各分解された単語の属性が判断される。
[1]発言者A「何食べようか?」について
個別認識 :A
発言内容の分解単語 :「何」「食べようか?」
属性 :いずれも無し
この発言者Aについては、属性無しであるので、ステップS6→ステップT1の「NO」→ステップT2の「NO」のルーチンを通り、何もせずに処理を終了する。
[2]発言者B「ラーメン」について
個別認識 :B
発言内容の分解単語 :「ラーメン」
属性 :属性は「ジャンル」で内容(属性該当データ)は「ラーメン」
この場合、属性該当データは「ラーメン」の1つでだけであるので、ルーチンとしては、ステップS2→ステップS3の「YES」→ステップS4の「NO」→ステップS5→ステップS6の「YES」→ステップS8→ステップT1の「NO」→ステップT2の「YES」→ステップT6→ステップT2→リターンのルーチンを通ることになる。
そして、前記ステップS5では、発言者データとしてこの属性と属性該当データとを記憶する。またステップT6では、データリストの属性「ジャンル」に、発言者と、属性該当データ(「ラーメン」)を追加する。つまり、図4(a)に示すように、データリストの属性「ジャンル」に「ラーメン」と発言者Bを追加する。この後、まだ全員の同意が得られておらず、目的地候補の提示もなくて承認/非承認も得られていないので、この処理を終了する。
[3]発言者C「近くの和食が良いかな」について
個別認識 :C
発言内容の分解単語 :「近く」「和食」「良いかな」
属性 :「近く」の属性は「距離」、「和食」の属性は「ジャンル」と判断され、「良いかな」はどの属性にも当てはまらない。
前記属性「距離」の属性該当データ「近く」の場合は、ステップS2→ステップS3の「YES」→ステップS4の「NO」→ステップS5→ステップS6の「NO」のルーチンを通り、次の属性「ジャンル」の属性該当データ「和食」の場合も同様のルーチン(ただしステップS6では、全単語判断終了となるから「YES」)を通る。
この結果、ステップS5で、発言者データとしてこの属性と属性該当データとを記憶する。
前記ステップS6で、全単語の属性判断が終了すると、ステップS8つまりステップT1以降に移行する。この場合、ステップT1では「NO」であり、ステップT2では「YES」、ステップT3では「NO」であるから、ステップT6で、データリストに追加する。つまり、新しい属性については、その属性と属性該当データと発言者とを追加する。
この時点では、図4(b)に示すように、データリストの属性「ジャンル」に「和食」(発言者C)が追加されると共に、属性「地域」に「近く」(発言者C)が追加される。
[4]発言者D:発言「焼肉行こうよ」に対して、
個別認識 :D
発言内容の分解単語 :「焼肉」「行こうよ」
属性 :「焼肉」の属性は「ジャンル」、「行こうよ」は属性該当無し。
この場合、「焼肉」は以前他の発言者が言っていないので(ステップT3の「NO」)、新しい「ジャンル」と判断され、ステップT6で従って、この場合は、ステップT6で、属性「ジャンル」に「焼肉」(発言者D)が追加される(図4(c)参照)。
[5]発言者B:発言「焼肉良いね」に対しては、
個別認識 :B
発言内容の分解単語 :「焼肉」「良いね」
属性 :「焼肉」の属性は「ジャンル」と判断され、「良いね」はジャンル「同意」と判断される。
前記「焼肉」は、ステップT3で以前他の発言者Dが言った(「YES」)と判断されるから、ステップT4で当該ジャンルの同意者として追加され(図4(d)参照)、プラスされる。
この場合、まだ全員の同意が得られているわけではないので、図3のステップT8での目的地ジャンル認定は行わずに処理を終了する。また、図2のステップS9での検索スイッチ13からの入力もないので、メインルーチンにおいても何の提示もせずに処理を終了する。
[6]発言者A:発言「んじゃ、焼肉行こうか」に対して、
個別認識 :A
発言内容の分解単語 :「んじゃ」「焼肉」「行こうか」
属性 :「んじゃ」の属性は無く、「焼肉」の属性は「ジャンル」、「行こうか」の属性は無し。
ここでこの発言者Aの「焼肉」は以前他の発言者が発言した内容であるので、ステップT3の「YES」→ステップT4と移行し、このステップT4でデータリストの「ジャンル」に「焼肉」(同意者A)が追加され(図4(e)参照)、プラスされる。
[7]発言者C:発言「おっけー」に対して
個別認識 :C
発言内容の分解単語 :「おっけー」
属性 :「おっけー」の属性は「同意」
この場合属性は「同意」のみであるので、ステップT1の「YES」→ステップ移行し、このステップT7で、1つ前の当該属性該当データ(この場合「焼肉」)に発言者Cを追加し(図4(f)参照)、全てのと当該同意者(最初の発言者を含む)をプラスする。
この図(f)において「焼肉」の同意者の数をプラスすると、全員同意となる。従って、次のステップT5で、全員同意が判断され、ステップT8〜ステップT10に示すように、目的地ジャンルを「焼肉」と認定し、ジャンル「焼肉」の中から目的地(店舗)候補を絞り込り、その候補リストを提示する。この場合、リストアップはせずに、推奨する目的地(店舗)を単一提示するようにしてもよい。
ここで、乗員は目的地候補リストから望む目的地を選択し、承認/非承認スイッチ10により承認のための入力を行うか、当該スイッチ10により非承認の入力を行うかすることになる。
そしてステップT11では、承認/非承認スイッチ10から承認の旨の入力操作があったか否かを判断し、「YES」であれば、ステップT12で当該目的地候補を目的地に設定する。「NO」の場合には目的地設定はしない。このステップT12の後、メインルーチンである2図のフローチャートのステップS9に戻る。
なお、前記ステップT4において、同意者をプラスしたときに、全員同意であれば、この場合も、ステップT5で全員同意と判断される。
次に具体例その2について説明する。
乗員の発言及び挙動は次の通りとする。
乗員は、父、母、子供1、子供2とする。
(1)発言者 子供1:発言「疲れたー」
(2)発言者 母:発言「お父さんコンビニに寄って」
(3)発言者 父:発言「はいよ」
(4)検索スイッチ13を操作
この場合、まず、ステップS1〜ステップS6が実行される。
[1]発言者 子供1:発言「疲れたー」に対して、
個別認識 :子供1
発言内容の分解単語 :「疲れたー」
属性 :「疲れたー」の属性は無し。
[2]発言者 母:発言「お父さんコンビニに寄って」に対して、
個別認識 :母
発言内容の分解単語 :「お父さん」「コンビニ」「寄って」
属性 :「コンビニ」の属性はジャンル、他は無し。
従って、データリストのジャンルに「コンビニ」(発言者母)が追加される(図5(a)参照)
[3]発言者 父:発言「はいよ」に対して、
個別認識 :父
発言内容の分解単語 :「はいよ」
属性 :「はいよ」の属性は「同意」。
従って、データリストの「ジャンル」の「コンビニ」(同意者父)が追加される(図5(b)参照)。
この時点では、全員同意は得られていない。
[4]検索スイッチ13操作
これにより、全員同意は得られていないが、前記検索スイッチ13が操作されたことで、この操作直前のジャンルの「コンビニ」が目的地ジャンルとして決定されたこととなる。この結果、ステップS9で「YES」となる。この後、ステップS10に移行して、この検索スイッチ13が操作されたときの直前の目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定し、次に、ステップS11で、データベース12の当該目的地ジャンルの中から、例えば自車両から近い順に、あるいは所定距離範囲内で、複数の目的地候補をリストアップし、ステップS12で、音声出力部8及び表示部9に、当該目的地候補を音声及び表示により提示する。
ここで乗員は提示された目的地候補を選択して承認/非承認スイッチ10により承認/非承認のいずれかの入力を行うことになる。
ステップS13では承認/非承認スイッチ10からの入力が承認か否か(非承認か)を判断し、「YES」(承認)であれば、ステップS14で、選択された目的地候補を目的地に設定する。ステップS13で「NO」であれば、ステップS15で通常の目的地検索を行う。この通常の目的地検索は、ナビゲーション装置15が備えた目的地検索手段を利用して行う。すなわち、ナビゲーション装置15においてナビ用入力部14を操作(人為操作)することに基づいて目的地を検索する。
このような本実施例によれば、前記目的地ジャンル認定部6が、判断された属性の内容を元に目的地ジャンル候補を判断し、当該目的地ジャンル候補について最終決定条件である「全員同意」又は検索スイッチ13操作が満足されたときに、当該最終決定条件満足に至った当該目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定し、目的地候補提示部7が当該目的地ジャンルでの目的地の提示を行うから、乗員が望む目的地ジャンルを自動検知して提示でき、乗員が望まない目的地ジャンルを提示することがあった従来に比して、煩わしい目的地候補提案がなく、利便性が向上する。
この場合、本実施例によれば、前記最終決定条件として、「全員同意」、すなわち乗員の全員の「同意」の属性が得られたこととしたから、乗員が望む目的地ジャンルを確実に認定できる。
また、上記実施例によれば、前記最終決定条件を、乗員が決定用入力部である検索スイッチ13を入力操作したこととしたから、乗員の会話に全員の同意がなくても、目的地ジャンル候補について検索スイッチ13により最終決定を行うことができ、目的地ジャンルを確実に認定できる。
また、本実施例によれば、前記目的地候補提示部7により提示された目的地ジャンルについて承認するか否かを入力する承認/非承認用入力手段である承認/非承認スイッチ10を備え、前記目的地候補提示部6を、当該承認/非承認スイッチ10により承認の入力が有ったときに、当該目的地候補を目的地に設定するようにしたから、提示された目的地候補を、乗員の承認を得て目的地として設定できる。
また、人為操作(ナビ用入力部14での操作)に基づいて目的地を検索する目的地検索手段である検索システム11を備え、前記承認/非承認スイッチ10により非承認の入力が有ったときに、当該検索システム11による人為操作での目的地検索に移行するようにしたから、提示された目的地候補をキャンセルして乗員の操作による通常の目的地検索を行うことができる。
また、前記属性判断部5が、目的地検索のための属性として「ジャンル」、「同意」の他に「否定」の属性を有し、前記音声認識部3により取得した単語が、この「否定」の属性に該当するときには、当該属性を含む発言をデータとして用いないようにしたから、例えば「行きたくない」とか「やめようか」などの否定的な発言があった場合、その発言には、提案する目的地候補としては否定的な単語が含まれているとして削除でき、無駄な属性判断や、目的地ジャンル認定を行わずに済む。
本発明は上記実施例に限定されず、次のように変更して実施しても良い。属性判断部5が有する属性は、少なくとも「ジャンル」、「同意」の属性であれば良い。また、前記音声出力部8は例えばナビゲーション装置のスピーカなどを利用して構成され、また、表示部9は例えばナビゲーション装置の液晶ディスプレイを利用して構成されたが、専用に設けても良い。
また、前記実施例では、ステップT5で全員同意が得られた後すぐに目的地ジャンルを認定し提示するのではなく、「やっぱりやめた」などの否定がある可能性を考慮し、少し待ってから全員の同意が継続されていれば目的地ジャンルを認定し提示するようにしても良い。
また、前記実施例では、乗員が明確に意識していない目的地(漠然と遊びに行きたいなあ等)を、
A:「昨日の野球楽しかったよね」
B:「そうだね」
といった会話から引き出して野球に関連する目的地を提示することが可能であるが、属性に「行く意思有り/無し」などを追加して、行く意思が無い場合には「否定」と判定することで目的地として考えている場所のみを提示候補として残すことも可能である。
本発明の一実施例を示す機能的ブロック図 制御内容を示すフローチャート(その1) 制御内容を示すフローチャート(その2) データリストを示す図(その1) データリストを示す図(その2)
符号の説明
図面中、1は目的地推定提示装置、3は音声認識部(音声認識手段)、5は属性判断部(属性判断手段)、6は目的ジャンル認定部(目的ジャンル認定手段)、7は目的地候補提示部(目的地候補提示手段)、10は承認/非承認スイッチ(承認/非承認用入力手段)、11は検索システム(目的地検索手段)、13は検索スイッチ(決定用入力手段)、15はナビゲーション装置を示す。

Claims (6)

  1. 車両内での乗員の声を識別すると共に各乗員の発言ごとに発言内容を単語単位に分解する音声認識手段と、
    目的地検索のための属性として少なくとも「ジャンル」、「同意」の属性を有し、前記音声認識手段により取得した単語が、これら複数の属性に該当するか否かを判断する属性判断手段と、
    前記属性判断手段で判断された属性の内容を元に目的地ジャンル候補を判断し、当該目的地ジャンル候補について最終決定条件が満足されたときに、当該最終決定条件満足に至った当該目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定する目的地ジャンル認定手段と、
    前記目的地ジャンル認定手段により認定された目的地ジャンルに該当するジャンルの目的地候補を提示する目的地候補提示手段と
    を備えてなる目的地推定提示装置。
  2. 前記最終決定条件は、乗員の全員の「同意」の属性が得られたことであることを特徴とする請求項1に記載の目的地推定提示装置。
  3. 目的地ジャンル決定のための決定用入力手段を備え、
    前記最終決定条件としては、乗員の全員の「同意」の属性が得られたことであることと、該決定用入力手段を乗員が入力操作したことを備え、
    前記目的地ジャンル認定手段は、これら二つの最終決定条件のいずれかが満足されたときに、当該最終決定条件満足に至った当該目的地ジャンル候補を、目的地ジャンルとして認定することを特徴とする請求項1に記載の目的地推定提示装置。
  4. 前記目的地候補提示手段により提示された目的地候補について承認するか否かを入力する承認/非承認用入力手段を備え、
    前記目的地候補提示手段は、当該承認/非承認用入力手段により承認の入力が有ったときに、当該目的地候補を目的地に設定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の目的地推定提示装置。
  5. 人為操作に基づいて目的地を検索する目的地検索手段を備え、
    前記承認/非承認用入力手段により非承認の入力が有ったときに、当該目的地検索手段による人為操作での目的地検索に移行することを特徴とする請求項4に記載の目的地推定提示装置。
  6. 前記属性判断手段は、目的地検索のための属性として「ジャンル」、「同意」の他に「否定」の属性を有し、前記音声認識手段により取得した単語が、この「否定」の属性に該当するときには、当該属性を含む発言をデータとして用いないことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の目的地推定提示装置。
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