JP5010508B2 - 楕円曲線暗号演算装置、方法及びプログラム並びに楕円曲線暗号演算システム及び方法 - Google Patents
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(k−r)×P+r×P
(k mod r)×P+[k/r]r×P
Christopher Clavier and Marc Joye, 「Universal Exponentiation Algorithm」, CHES 2001, volume 2162 of LNCS, Springer-Verlag, 2001, P.300-308 Christopher Clavier and Marc Joye, 「(Virtually) Free Randomization Techniques for Elliptic Curve Cryptography」, ICIS 2003, volume 2836 of LNCS, Springer-Verlag, 2003, P.348-359,
楕円曲線暗号演算装置の記憶部11には、楕円曲線パラメータE、ベースポイントである点Pのx,y座標xP,yP、点Pの位数n、1<r<nの予め定められた整数r、点Pの楕円スカラr倍点S=r×Pのx,y座標xS,ySが事前パラメータとして格納される。これらの事前パラメータは、正当権限を有しない外部インターフェースから読み出すことができないように記憶部11に記憶される。
暗号演算処理の過程で、楕円スカラk倍算を行う必要が生じたとき、乱数生成部12が、1<α<nの整数の乱数αを生成する。生成された乱数αは、除数生成部13と、メイン計算部15とに送られる。
除数生成部13は、乱数αと、記憶部から読み込んだ整数rとを用いて、
r’=αr mod n
により定義される除数r’を生成する。生成された除数r’は、メイン計算部15に送られる。
メイン計算部15は、下記の式(1)を計算することにより、点Pの楕円スカラk倍点k×Pを求める。具体的には、第一スカラ倍演算部151,第二スカラ倍演算部152及び加算部153が、ステップS31からステップS33の処理を行うことにより、点k×Pの計算を行う。下記の式(1)を計算することにより求まる点が、点k×Pと等しくなる理由、すなわちk×P=(k mod r’)×P+[k/r’]α×Sとなる理由については後述する。
(k mod r’)×P+[k/r’]α×S …(1)
第一スカラ倍演算部151は、点Pを楕円スカラ(k mod r’)倍した点
(k mod r’)×P
を求める。点(k mod r’)×Pは、加算部153に送られる。
第二スカラ倍演算部152は、[・]を・の整数部分を出力する床関数として、記憶部11から読み込んだ点Sを楕円スカラ[k/r’]α倍した点
[k/r’]α×S
を求める。点[k/r’]α×Sは、加算部153に送られる。
加算部153は、点(k mod r’)×Pと、点[k/r’]α×Sとを加算する。
以上が、実施例1の楕円曲線暗号演算装置、方法の処理である。
α×S=αr×P=(αr mod n)×P=r’×P
となる。したがって、
(k mod r’)×P+[k/r’]α×S
=(k mod r’)×P+[k/r’]r’×P
=k×P
となるのである。
乱数生成部141(図3)は、1<βの整数である乱数βを生成して、拡張スカラ倍指数生成部14に送る。
拡張スカラ倍指数生成部14は、乱数βを用いて、入力されたスカラ倍指数kを拡張した拡張スカラ倍指数k’=k+βnを求める。
メイン計算部15’は、下記の式を計算することにより、点Pの楕円スカラk倍点k×Pを求める。具体的には、第一スカラ倍演算部151’,第二スカラ倍演算部152’及び加算部153’が、ステップS31’からステップS33’の処理を行うことにより、点k×Pの計算を行う。下記の式(2)を計算することにより求まる点が、点k×Pと等しくなる理由、すなわちk×P=(k’ mod r’)×P+[k’/r’]α×Sとなる理由については後述する。
(k’ mod r’)×P+[k’/r’]α×S …(2)
第一スカラ倍演算部151’は、点Pを楕円スカラ(k’ mod r’)倍した点
(k’ mod r’)×P
を求める。点(k’ mod r’)×Pは、加算部153’に送られる。
第二スカラ倍演算部152’は、[・]を・の整数部分を出力する床関数として、記憶部11から読み込んだ点Sを楕円スカラ[k’/r’]α倍した点
[k’/r’]α×S
を求める。点[k’/r’]α×Sは、加算部153’に送られる。
加算部153’は、点(k’ mod r’)×Pと、点[k’/r’]α×Sとを加算する。
以上が、実施例2の楕円曲線暗号演算装置、方法の処理である。
α×S=αr×P=(αr mod n)×P=r’×P
となり、また、
k’=k+βn=k
となる。したがって、
(k’ mod r’)×P+[k’/r’]α×S
=(k’ mod r’)×P+[k’/r’]r’×P
=k’×P
=k×P
となるのである。
Lを2以上の整数として、整数rは、n/2L<r<n−n/2Lの範囲からランダムに選択されて、記憶部11に記憶されている。
除数生成部13が生成した除数r’は、判断部16に送られる。
判断部16は、除数r’が、r’≧n/2Lを満たすかどうかを判断する。判断結果は、変換部17に送られる。
変換部17は、ステップS6においてr’≧n/2Lを満たさないと判断された場合には、r’←r’+r、α←α+1と変換する。すなわち、r’の値をr’の値にrを加算した値に変換すると共に、αの値をαの値に1を加算した値に変換する。変換された、除数r’及び乱数αは、メイン計算部15に送られる。
変換部17は、ステップS6においてr’≧n/2Lを満たす判断された場合には、除数r’及び乱数αを変更しない。
以上が、実施例3の楕円曲線暗号演算装置、方法の処理である。
k’=k+n<2nであるから、k’/r’<2n/(n/2L)=2L+1
(2)0<r’<n/2Lの場合
この場合、変換部17により、r’←r’+r、α←α+1と変換される。今、r’’=r’+rと置くと、0<r’、n/2L<rより、n/2L<r’’、また、r’<n/2L、r<n−n/2Lより、r’’<r/2L+(n−n/2L)=nとなる。したがって、n/2L<r’’<nとなる。
k’=k+n<2nであるから、k’/r’’<2n/(n/2L)=2L+1となる。
このように、何れの場合も、k’/r’<2L+1となり、パラメータL(≧2)により、k’/r’の上限値を制限することができる。すなわち、k’/r’の計算コストを小さくすることができる。
実施例3の楕円曲線暗号演算装置、方法も、実施例1及び2と同じ理由により、単純電力解析攻撃からスカラ倍指数kを防御することができる。また、実施例1及び2と同じ理由により、メイン計算部15の計算結果が、k×Pと等しくなる。
以下では、図6、図7及び図8を参照して、楕円曲線暗号演算装置が実施例2の楕円曲線暗号演算装置である場合を例に挙げて説明する。実施例2と異なる部分についてのみ説明をして、同様な部分については重複説明を略する。
正当権限を有する外部機器である発行装置30の整数生成部32(図7参照)は、1<r<nの整数rを更新された整数rとして選択する。更新された整数rは、第三スカラ倍演算部33と、送信部34とに送られる。なお、楕円曲線暗号演算装置が実施例3の楕円曲線暗号演算装置である場合には、n/2L<r<n−n/2Lの整数rが更新された整数rとして選択される。
第三スカラ倍演算部33は、更新された整数rを用いて、点Pの楕円スカラr倍点S=r×Pを更新された点Sとして求める。更新された点Sは、送信部34に送られる。
送信部34は、更新された整数r及び更新された点Sを、公衆網等を介しないセキュアな通信手段を用いて、この発明による楕円曲線暗号演算装置に送る。
楕円曲線暗号演算装置の受信部18(図6参照)は、正当権限を有する発行装置30から受信した、更新された整数r及び更新された点Sを更新部19に送る。
更新部19は、更新された整数r及び更新された点Sで、記憶部11に記憶された整数r及び点Sを更新する。
その後、更新された整数r及び更新された点Sとに基づいて、実施例2と同様の計算が行われる。
以上が、実施例4の楕円曲線暗号演算装置及び方法、並びに、楕円曲線暗号演算システム及び方法の処理である。
正当権限を有する外部機器である発行装置30’の更新コマンド生成部35(図10参照)は、楕円曲線暗号演算装置に整数r及び点Sの更新を指示する更新コマンドを生成して、楕円曲線暗号演算装置に送る。
楕円曲線暗号演算装置の整数生成部20は、受信部18を介して更新コマンドを受け取ると、整数rを生成する。生成された整数rは、更新部19及び第四スカラ倍演算部21に送られる。なお、楕円曲線暗号演算装置が実施例3の楕円曲線暗号演算装置である場合には、n/2L<r<n−n/2Lの整数rが更新された整数rとして選択される。
第四スカラ倍演算部21は、更新された整数rを用いて、点Pの楕円スカラr倍点S=r×Pを更新された点Sとして求める。更新された点Sは、更新部19に送られる。
更新部19は、更新された整数r及び更新された点Sで、記憶部11に記憶された整数r及び点Sを更新する。
その後、更新された整数r及び更新された点Sに基づいて、実施例2と同様の計算が行われる。
乱数生成部12を設けないで、予め生成された乱数αに基づいて上記の計算が行われるようにしてもよい。同様に、乱数生成部141を設けないで、予め生成された乱数βに基づいて上記の計算が行われるようにしてもよい。
なお、単純電力解析攻撃に対する防御機能を備えている楕円曲線暗号演算装置が、更なる安全性を確保するために、この発明による楕円曲線暗号の演算を行ってもよい。すなわち、この発明の楕円曲線暗号演算装置は、単純電力解析攻撃に対する防御機能を備えていてもよい。
−R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto-Optical disc)等を、半導体メモリとしてEEP−ROM(Electronically Erasable and Programmable-Read Only Memory)等を用いることができる。
また、上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。例えば、図2において、ステップS31の処理及びステップS32の処理を並列に行ってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
12 乱数生成部
13 除数生成部
14 拡張スカラ倍指数生成部
15,15’ メイン計算部
151,151’ 第一スカラ倍演算部
152,152’ 第二スカラ倍演算部
16 判断部
17 変換部
18 受信部
19 更新部
20 整数生成部
21 第四スカラ倍演算部
30 発行装置
31 ユーザ認証部
32 整数生成部
33 第三スカラ倍演算部
34 送信部
35 更新コマンド生成部
141 乱数生成部
Claims (15)
- 楕円曲線上の点Pを楕円スカラk倍した点k×Pを求める楕円曲線暗号演算装置であって、
上記点Pの位数をnとして、1<r<nの予め定められた整数rと、上記点Pを楕円スカラr倍した点S=r×Pとを、正当権限を有しない外部機器が読み出すことができないように記憶する記憶部と、
1<α<nの整数の乱数であるαと、上記記憶部から読み込んだ上記整数rとを用いて、r’=αr mod nにより定義される除数r’を生成する除数生成部と、
上記点Pを楕円スカラ(k mod r’)倍した点(k mod r’)×Pを求める第一スカラ倍演算部と、
[・]を・の整数部分を出力する床関数として、上記記憶部から読み込んだ上記点Sを楕円スカラ[k/r’]α倍した点[k/r’]α×Sを求める第二スカラ倍演算部と、
上記点(k mod r’)×Pと、上記点[k/r’]α×Sを加算する加算部と、
を有する楕円曲線暗号演算装置。 - 請求項1に記載の楕円曲線暗号演算装置であって、
1<βの整数である乱数βを用いて、kを拡張した拡張スカラ倍指数k’=k+βnを求める拡張スカラ倍指数生成部を更に有し、
上記第一スカラ倍演算部は、上記点Pを楕円スカラ(k’ mod r’)倍した点(k’ mod r’)×Pを求める部であり、
上記第二スカラ倍演算部は、上記点Sを楕円スカラ[k’/r’]α倍した点[k’/r’]α×Sを求める部であり、
上記加算部は、上記点(k’ mod r’)×Pと、上記点[k’/r’]α×Sを加算する部である、
ことを特徴とする楕円曲線暗号演算装置。 - 請求項1又は2に記載の楕円曲線暗号演算装置であって、
上記αは、1<α<n−1の整数の乱数であり、
Lを2以上の整数として、上記rはn/2L<r<n−n/2Lの整数であり、
上記除数r’の値が、n/2L以上又はより大であるかどうかを判断する判断部と、
上記r’の値がn/2L以上又はより大でないと判断された場合には、上記r’の値を上記r’の値に上記rを加算した値に変換すると共に、上記αの値を上記αの値に1を加算した値に変換する変換部と、
を更に有することを特徴とする楕円曲線暗号演算装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の楕円曲線暗号演算装置であって、
正当権限を有する外部機器から、更新された整数r及び更新された点Sを受信する受信部と、
上記更新された整数r及び上記更新された点Sで、上記記憶部に記憶された上記整数r及び上記点Sを更新する更新部と、
を更に有することを特徴とする楕円曲線暗号演算装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の楕円曲線暗号演算装置であって、
正当権限を有する外部機器から更新コマンドを受信すると、1<r<nの整数又はn/2L<r<n−n/2Lの整数rを更新された整数rとして選択する整数生成部と、
上記更新された整数rを用いて、上記点Pの楕円スカラr倍点S=r×Pを更新された点Sとして求める第四スカラ倍演算部と、
上記更新された整数r及び上記更新された点Sで、上記記憶部に記憶された上記整数r及び上記点Sを更新する更新部と、
を更に有することを特徴とする楕円曲線暗号演算装置。 - 請求項4に記載の楕円曲線暗号演算装置と、
上記正当権限を有する外部機器と、
を有し、
上記正当権限を有する外部機器は、
1<r<nの整数又はn/2L<r<n−n/2Lの整数rを更新された整数rとして選択する整数生成部と、更新された整数rを用いて上記点Pの楕円スカラr倍点S=r×Pを更新された点Sとして求める第三スカラ倍演算部と、上記更新された整数r及び上記更新された点Sを上記楕円曲線暗号演算装置に送る送信部とを有する、
ことを特徴とする楕円曲線暗号演算システム。 - 請求項5に記載の楕円曲線暗号演算装置と、
上記正当権限を有する外部機器と、
を有し、
上記正当権限を有する外部機器は、更新コマンドを上記楕円曲線暗号演算装置に送る送信部を有する、
ことを特徴とする楕円曲線暗号演算システム。 - 楕円曲線上の点Pを楕円スカラk倍した点k×Pを求める楕円曲線暗号演算方法であって、
記憶部には、上記点Pの位数をnとして、1<r<nの予め定められた整数rと、上記点Pを楕円スカラr倍した点S=r×Pとを、正当権限を有しない外部機器が読み出すことができないように記憶されており、
除数生成部が、1<α<nの整数の乱数であるαと、上記記憶部から読み込んだ上記整数rとを用いて、r’=αr mod nにより定義される除数r’を生成する除数生成ステップと、
第一スカラ倍演算部が、上記点Pを楕円スカラ(k mod r’)倍した点(k mod r’)×Pを求める第一スカラ倍演算ステップと、
第二スカラ倍演算部が、[・]を・の整数部分を出力する床関数として、上記記憶部から読み込んだ上記点Sを楕円スカラ[k/r’]α倍した点[k/r’]α×Sを求める第二スカラ倍演算ステップと、
加算部が、上記点(k mod r’)×Pと、上記点[k/r’]α×Sを加算する加算ステップと、
を有する楕円曲線暗号演算方法。 - 請求項8に記載の楕円曲線暗号演算方法であって、
拡張スカラ倍指数生成部が、1<βの整数である乱数βを用いて、kを拡張した拡張スカラ倍指数k’=k+βnを求める拡張スカラ倍指数生成ステップを更に有し、
上記第一スカラ倍演算ステップは、上記点Pを楕円スカラ(k’ mod r’)倍した点(k’ mod r’)×Pを求めるステップであり、
上記第二スカラ倍演算ステップは、上記点Sを楕円スカラ[k’/r’]α倍した点[k’/r’]α×Sを求めるステップであり、
上記加算ステップは、上記点(k’ mod r’)×Pと、上記点[k’/r’]α×Sを加算するステップである、
ことを特徴とする楕円曲線暗号演算方法。 - 請求項8又は9に記載の楕円曲線暗号演算方法であって、
上記αは、1<α<n−1の整数の乱数であり、
Lを2以上の整数として、上記rはn/2L<r<n−n/2Lの整数であり、
判断部が、上記除数r’の値が、n/2L以上又はより大であるかどうかを判断する判断ステップと、
変換部が、上記r’の値がn/2L以上又はより大でないと判断された場合には、上記r’の値を上記r’の値に上記rを加算した値に変換すると共に、上記αの値を上記αの値に1を加算した値に変換する変換ステップと、
を更に有することを特徴とする楕円曲線暗号演算方法。 - 請求項8から10の何れかに記載の楕円曲線暗号演算方法であって、
受信部が、正当権限を有する外部機器から、更新された整数r及び更新された点Sを受信する受信ステップと、
更新部が、上記更新された整数r及び上記更新された点Sで、上記記憶部に記憶された上記整数r及び上記点Sを更新する更新ステップと、
を更に有することを特徴とする楕円曲線暗号演算方法。 - 請求項8から10の何れかに記載の楕円曲線暗号演算方法であって、
整数生成部が、正当権限を有する外部機器から更新コマンドを受信すると、1<r<nの整数又はn/2L<r<n−n/2Lの整数rを更新された整数rとして選択する整数生成ステップと、
第四スカラ倍演算部が、上記更新された整数rを用いて、上記点Pの楕円スカラr倍点S=r×Pを更新された点Sとして求める第四スカラ倍演算ステップと、
更新部が、上記更新された整数r及び上記更新された点Sで、上記記憶部に記憶された上記整数r及び上記点Sを更新する更新ステップと、
を更に有することを特徴とする楕円曲線暗号演算方法。 - 請求項11に記載の楕円曲線暗号演算方法と、
上記正当権限を有する外部機器が、1<r<nの整数又はn/2L<r<n−n/2Lの整数rを更新された整数rとして選択する整数生成ステップと、
上記正当権限を有する外部機器が、更新された整数rを用いて上記点Pの楕円スカラr倍点S=r×Pを更新された点Sとして求める第三スカラ倍演算ステップと、
上記正当権限を有する外部機器が、上記更新された整数r及び上記更新された点Sを上記受信部に送る送信ステップと、
を有することを特徴とする楕円曲線暗号演算システムの方法。 - 請求項12に記載の楕円曲線暗号演算方法と、
上記正当権限を有する外部機器が、更新コマンドを上記楕円曲線暗号演算方法に送る送信ステップ、
を有することを特徴とする楕円曲線暗号演算システムの方法。 - 請求項1から5のいずれかに記載の楕円曲線暗号演算装置の各部としてコンピュータを機能させるための楕円曲線暗号演算プログラム。
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