JP5006000B2 - 多周波共用アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、多周波共用アンテナに関し、特に複数の周波数帯域に対応して動作可能な多周波共用アンテナに関する。
近年、自動車など搭載される情報端末としては、TELL(電話)、ETC(Electronic Toll Collections「電子式料金徴収システム」:約5.8GHz)や、GPS(Global Positioning System「全地球測位システム」:約1.6GHz)、VICS(Vehicle Information and Communication System「道路交通情報通信システム」:約2.5GHz)、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service「衛星デジタルラジオサービス」:約2.3GHz)などの利用が普及している。電波を用いたこれらのアプリケーションの発達により、マルチバンド対応の多周波共用アンテナが市場で要求されている。
マルチバンド対応の多周波共用アンテナとしては、逆F型アンテナが提案されている。この逆F型アンテナは、小型化と低背化が可能であり、構造が簡単であることから幅広く用いられている。逆F型アンテナは無給電素子を近接して配置することにより、マルチバンド対応のアンテナとして複数の共振周波数を得ることができる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−129062号公報
ところが、従来の逆F型アンテナでは、複数の共振周波数を得るために無給電素子を用いた場合に、基本的に1周波数当たり1アンテナエレメントが必要であり、複数の共振周波数を得るためには無給電素子が最低要求される共振周波数の数だけ必要となる。1つの共振周波数帯域を確保するためには複数の無給電素子を用いることもある。
したがって、従来の無給電素子を用いた逆F型アンテナは部品点数が多くなり、部品点数が多いと、逆F型アンテナを製造する際のコスト(加工費)が上昇してしまう。また、逆F型アンテナの製造時には個別に無給電素子と逆F型アンテナが配置されるが、無給電素子と逆F型アンテナとの位置関係は組み立て精度に依存し、組み立て精度が悪いとアンテナ特性に影響を与えるので、この位置関係がばらつくとアンテナ特性がばらついてしまう可能性がある。
そこで、本発明は上記課題を解消するために、部品点数の削減を図り組み立て精度を得ることができ、確実に複数の共振周波数を得てマルチバンド対応ができる多周波共用アンテナを提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明の多周波共用アンテナの第1の態様は、少なくとも第1共振周波数と該第1共振周波数より低周波側の第2共振周波数で使用される多周波共用アンテナであって、地板と、前記地板に配置された基板と、前記地板に対し略平行に配置されかつ所定の間隔をあけてそれぞれが略平行に配置された所定長さの第1導体及び該第1導体より長い第2導体を含む複数の導体と、一方の端部が前記複数の導体のそれぞれの一方の端部に接続され他方の端部が前記地板に略垂直に接続された接地導体と、前記第1導体の前記接地導体が接続された一方の端部より開放端側の途中部分に接続された給電導体と、を有する逆F型アンテナエレメントと、を備え、前記第1共振周波数では前記給電導体を介して前記第1導体で共振し、前記第2共振周波数では前記給電導体を介して前記第1導体側から前記第2導体に給電することで前記第1導体及び前記第2導体で共振することを特徴とする。
本発明の多周波共用アンテナの他の態様は、前記複数の導体とは長さの異なる1つ以上の共振用の導体を有する別の逆F型アンテナエレメントをさらに備えることを特徴とする。
本発明の多周波共用アンテナの他の態様は、前記基板は、第1給電接続部と該第1給電接続部の中間点から垂直に接続された第2給電接続部からなるT字型分岐部を有しており、前記第1給電接続部の両端部にそれぞれ前記逆F型アンテナエレメントと前記別の逆F型アンテナエレメント接続されていることを特徴とする。
本発明の多周波共用アンテナの他の態様は、前記給電部の給電点が、前記地板の中央方向に向いていることを特徴とする。
本発明の多周波共用アンテナの他の態様は、TEL、GPS、ETC、無線LAN、Bluetooth、VICS、SDARSの少なくとも1つに用いられることを特徴とする。
本発明の多周波共用アンテナの他の態様は、車載用途に用いられていることを特徴とする。

本発明の多周波共用アンテナによれば、部品点数の削減を図り組み立て精度を得ることができ、確実に複数の共振周波数を得てマルチバンド対応ができる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の多周波共用アンテナの好ましい第1の実施形態を示す斜視図であり、図2は、図1の多周波共用アンテナを別の方向から見た斜視図である。図3は、図1と図2の多周波共用アンテナの給電部付近を示す平面図である。
図1と図2に示すように、多周波共用アンテナ10は、地板11と、基板の一例である高周波回路基板12と、逆F型アンテナエレメント20と、別の通常の形状を有する逆F型アンテナエレメント90と、給電部100を有している。別の通常の形状を有する逆F型アンテナエレメント90の形態は、逆F型アンテナエレメント20の形態とは異なる。多周波共用アンテナ10は、単にアンテナあるいはアンテナ装置と呼ぶことができる。
本発明の実施形態で示す逆F型アンテナエレメントあるいは逆F型アンテナは、約λ/4長の放射素子であり、広いグランド面に対して放射素子(導体)が突き出た形状で、形状が文字Fを倒した形に見えることから逆F型と呼ばれる。
図1と図2に示す地板11は、導電性を有する例えば金属板あるいは電気機器や電子機器の導電性を有する筐体の一部である。高周波回路基板12は絶縁部材であるが、図2に示すように高周波回路基板12の裏面には導電性膜14が形成されており、高周波回路基板12はこの導電性膜14を介して地板11の上面側に固定されている。この導電性膜14は、高周波回路基板12のグランド面の役割を果たす。図1と図2の例では、地板11と高周波回路基板12は、正方形あるいは長方形の板状部材であり、地板11が高周波回路基板12に比べて大きい。
高周波基板12の裏面の導電性膜14と高周波基板表面の接地導体23、92や同軸ケーブル外導体部201が接続される導電性膜は、電気的に導通する構造となっている。
図1と図2に示す逆F型アンテナエレメント20は、特徴的な構造を有しており、第1導体21と第2導体22と、接地導体23を有している。この逆F型アンテナエレメント20は、導電性を有する材料例えば銅板を打ち抜いて曲げることで形成されている。
アンテナエレメント20は、要求される2つの共振周波数に対応しており、第1導体21は要求される高い共振周波数に対応し、第2導体22は第1導体21に比べて要求される低い共振周波数に対応しており、第1導体21は例えば1575MHz帯に対応し、第2導体22は例えば800MHz帯に対応している。
第1導体21と第2導体22は、帯状あるいは長方形状の部材であり、第1導体21のX方向の長さL1は第2導体22のX方向の長さL2に比べて短くなっている。例えば第1導体21のY方向の幅W1は、第2導体22のY方向の幅W2と同じである。第1導体21と第2導体22の長さと幅を変えることにより、要求される複数の共振周波数に対応できる。
第1導体21の第1端部31と第2導体22の第1端部32は、共通の接地導体23の一端部33に接続されている。この第1導体21と第2導体22と接地導体23の成す角度は、ほぼ直角である。接地導体23の他端部34は接地導体23からは直角に折り曲げられていて、他端部34の裏面は高周波回路基板12の上面に固定されている。第1導体21の第2端部41と第2導体22の第2端部42は、ほぼ直角に地板11側に向けて折り曲げられている。第1導体21は、給電導体60を有している。この給電導体60は、第1導体21の途中部分から高周波回路基板12に向けて帯状に形成されている。第1導体21と第2導体22の間にはスリット49が形成されており、第1導体21と第2導体22は分離されている。
図1と図2に示すように、第1導体21と第2導体22は、地板11と高周波回路基板12に対して所定の間隔Dをおいて、地板11と高周波回路基板12に対してほぼ平行になるように配置されている。第1導体21と第2導体22と地板11と高周波回路基板12との間の間隔Dを一定に保つために、電気絶縁性を有する保持部材50が配置されている。この保持部材50は、高周波回路基板12の表面と第1導体21と第2導体22の各裏面の間に固定されている。これにより、第1導体21と第2導体22と地板11と高周波回路基板12との間の間隔を一定に保つとともに、第1導体21と第2導体22が地板11と高周波回路基板12に対して揺れるのを防止でき、アンテナ特性が変化するのを防ぐことができる。
図1と図2に示す別の通常の形状を有する逆F型アンテナエレメント90は、例えば2000MHz帯の良好なアンテナ性能(例えば周波数帯域)を得るために、上述した2周波用の逆F型アンテナエレメント20とは別個に配置されている。
この逆F型アンテナエレメント90は、例えば銅板を打ち抜くことで作られており、導体91と、接地導体92を有している。帯状の導体91と接地導体92はほぼ直交しており、接地導体92の端部93は接地導体92からは直角に折り曲げられていて、端部93の裏面は高周波回路基板12の上面に固定されている。導体91は、給電導体61を有している。この給電導体61は、導体91の途中部分から高周波回路基板12に向けて帯状に形成されている。給電導体60,61は、対面している。
次に、図1と図2に示す給電部100の構造例を、図3を参照しながら説明する。
給電部100は、高周波回路基板12上に形成されており、図3で見てT字型の分岐構造(T分岐構造ともいう、T字型分岐部ともいう)101を有している。
T字型の分岐構造101は、給電導体60,61の間を電気的に接続している第1給電接続部102と、この第1給電接続部102の中間から垂直に伸びた第2給電接続部10有している。第1給電接続部102と第2給電接続部103の形成幅は、給電端子60,61の形成幅に比べて小さく形成されている。第1給電接続部102の第1端部121は、給電端子60に電気的に接続され、第1給電接続部102の第2端部122は、給電端子61に電気的に接続されている。
図3に示す給電部100は、2周波用の逆F型アンテナエレメント20と単体の逆F型アンテナエレメント90に対して給電するために用いられ、2周波用の逆F型アンテナエレメント20と単体の逆F型アンテナエレメント90の給電点は、T字型の分岐構造101によって合成されており、地板11の中央側に向けて配置されている。これにより、給電点が地板11の中央側に配置されていることから、2周波用の逆F型アンテナエレメント20の給電点と単体の逆F型アンテナエレメント90両の給電点との間の距離が、短くできる。
図3に示すように、同軸ケーブル200は、網線の外導体部201と、芯線202と、被覆部203を有している。芯線202は、T字型の分岐構造101に対してハンダ300を用いて電気的に機械的に接続して固定されている。外導体部201は、電気接続部250に対してハンダ301を用いて電気的に機械的に接続されている。電気接続部250は例えば銅板であり、図1と図2に示すように、第1導体21の接地導体23の他端部34と第2導体22の端部93と、地板11を電気的に接続している。
高周波基板12の裏面の導電性膜14と高周波基板表面の接地導体23、92や同軸ケーブル外導体部201が接続される導電性膜の導通構造は、ここでは電気接続部250にて構成されている。他にも高周波基板にスルーホールメッキを配置し表、裏の導電性膜を導通させる構造なども考えられる。この場合、地板、高周波基板裏面導電性膜は面接触、高周波基板表面導電性膜と接地導体23、92は、ハンダ付けによって導通状態を実現する。
給電部100が、2周波用の逆F型アンテナエレメント20に給電する際には、逆F型アンテナエレメント20の内の第1導体21側の給電端子60を通じて逆F型アンテナエレメント20の第1導体21側から先に給電してその後に第2導体22に給電するようになっている。このように、最も周波数の高い第1導体21から逆F型アンテナエレメント20に対して給電することにより、第1導体21と第2導体22の良好な共振を得ることができる。もし、第2導体22から逆F型アンテナエレメント20に対して給電すると、第1導体21と第2導体22の良好な共振を得ることができない。
図4は、図1の多周波共用アンテナ10の電気特性(リターンロス特性)例を示す図である。
図4に示すように、2周波用の逆F型アンテナエレメント20の第1導体21が1575MHz帯に対応し、第2導体22は800MHz帯に対応し、単体の逆F型アンテナエレメント90は2000MHz帯に対応している。これらの3つの共振周波数帯域では、入射電波があった場合の反射ロス(リターンロス)が小さくなっている。
(第2の実施形態)
次に、本発明の多周波共用アンテナの好ましい第2の実施形態を、図5を参照して説明する。
図5に示す多周波共用アンテナ10Aの構成要素が、図1と図2に示す多周波共用アンテナ10の構成要素と同様である場合には、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
図5の多周波共用アンテナ10Aは、図1と図2に示す多周波共用アンテナ10に比べて、単体の逆F型アンテナエレメント90が省略されていることが異なる。しかし、多周波共用アンテナ10Aのその他の構成要素は同じであり、単体の逆F型アンテナエレメント90が省略されていることにより、給電部100の形状が少し異なる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の多周波共用アンテナの好ましい第3の実施形態を、図6を参照して説明する。
図6の多周波共用アンテナ10Bでは、図1と図2に示す多周波共用アンテナ10に比べて、単体の逆F型アンテナエレメント90が省略され、代わりに別の2周波の逆F型アンテナエレメント20Bが、2周波の逆F型アンテナエレメント20に平行に並べて配置されている。
別の2周波の逆F型アンテナエレメント20Bは、2周波の逆F型アンテナエレメント20と同様の構造を有しており、第1導体421と第2導体422と接地導体423を有している。第1導体421は高い共振周波数に対応し、第2導体422は第1導体421に比べて低い共振周波数に対応する。第1導体421の共振周波数は第1導体21の共振周波数とは異なり、第2導体422の共振周波数は第2導体22の共振周波数とは異なる設定になっている。このようにして、2種類の異なる2周波の逆F型アンテナエレメント20,20Bを地板11と高周波回路基板12の上に配置することができる。第1導体21と第1導体421は、給電部100のT字型の分岐構造101により給電される。
本発明の実施形態の多周波共用アンテナは、地板11と、地板11に配置された基板12と、地板11に対して間隔をあけて略平行に配置され長さの異なる第1導体21と第2導体22と、第1導体21と第2導体22の各一端部を地板11に対して接続して地板11に垂直な接地導体23を有する逆F型アンテナエレメントを備える。これにより、要求される共振周波数帯に対応した第1導体21と第2導体22を、共通の接地導体23により短絡した構造にすることができ、部品点数の削減を図り組み立て精度を得ることができる。しかも、本発明の実施形態の多周波共用アンテナは、第1導体21と第2導体22の内の最も高い共振周波数に寄与している導体21側から給電を行うための給電部100を備えていることから、最も周波数の高い第1導体21から逆F型アンテナエレメント20に対して給電することにより、第1導体21と第2導体22の良好な共振周波数を得ることができ、確実に複数の共振周波数を得てマルチバンド対応ができる
図6に例示するように、本発明の実施形態の多周波共用アンテナ10Bは、周波数特性の異なる複数の逆F型アンテナエレメント20Bと逆F型アンテナ20Bを備えることにより、要求されているより多くの異なる共振周波数帯域を得ることができる。
図1に例示するように、本発明の実施形態の多周波共用アンテナ10は、逆F型アンテナエレメント20とは形態の異なる別の逆F型アンテナエレメント90を備えることにより、要求されているより多くの異なる共振周波数帯域を得ることができる。
本発明の実施形態の多周波共用アンテナでは、基板12は高周波基板で、給電部100は、基板12上に形成されたT字型分岐部101であり、T字型分岐部101の第1端部121と第2端部122は、それぞれ逆F型アンテナエレメント20,91に接続されている。これにより、逆F型アンテナエレメント20,91に対してそれぞれ同軸ケーブルのような電気接続ケーブルを接続する必要がなくなり、複数本の電気接続ケーブルを周波共用アンテナに接続しなくても1本の電気接続ケーブルを用意して接続すれば良いことから、重量の低減とコストの低減が図れる。このT字型分岐部101としては、例えば高周波回路基板12の上に形成されたMSL(マイクロスリップライン)を用いることができる。
給電部100の給電点が、地板11の中央方向に向いている。複数の逆F型アンテナエレメントの信号をT字型の分岐構造101で合成する場合には、高周波回路基板12の上に配置されるT字型の分岐構造101の線路長が長くなると、線路ロスや線路からの不要放射などにより、アンテナ特性が劣化する。そこで、線路長を短くするために、アンテナへの給電位置を地板11の中央方向に向けて地板11の中央位置に配置することが好ましい。
例えば、本発明の多周波共用アンテナは、TELL、GPS、ETC、無線LAN、Bluetooth、VICS、SDARSの少なくとも1つに用いられている。本発明の多周波共用アンテナは、特に自動車などの車載用途に用いられている。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形をして実施することが可能である。
逆F型アンテナエレメント20は、2周波の共振周波数帯域に対応するために第1導体21と第2導体22を有しているが、これに限らず3周波以上の共振周波数帯域に対応するために3つ以上の異なる大きさの導体を有するようにしても良い。
逆F型アンテナエレメントの材質は、銅板に限らず、例えば真鍮、真鍮にニッケルメッキ、スズメッキしたものや、メッキ鋼板などを採用できる。
本発明の多周波共用アンテナの好ましい第1の実施形態を示す斜視図である。 図1の多周波共用アンテナを別の方向から見た斜視図である。 図1と図2の多周波共用アンテナの給電部付近を示す平面図である。 図1の多周波共用アンテナの電気特性(リターンロス特性)例を示す図である。 本発明の多周波共用アンテナの好ましい第2の実施形態を示す斜視図である。 本発明の多周波共用アンテナの好ましい第3の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
10 多周波共用アンテナ
11 地板
12 高周波回路基(基板の一例)
20 逆F型アンテナエレメント
21 第1導体
22 第2導体
23 接地導体
60,61給電端子
90 別の逆F型アンテナエレメント
100 給電部
101 T字型の分岐構造

Claims (6)

  1. 少なくとも第1共振周波数と該第1共振周波数より低周波側の第2共振周波数で使用される多周波共用アンテナであって、
    地板と、
    前記地板に配置された基板と、
    前記地板に対し略平行に配置されかつ所定の間隔をあけてそれぞれが略平行に配置された所定長さの第1導体及び該第1導体より長い第2導体を含む複数の導体と、一方の端部が前記複数の導体のそれぞれの一方の端部に接続され他方の端部が前記地板に略垂直に接続された接地導体と、前記第1導体の前記接地導体が接続された一方の端部より開放端側の途中部分に接続された給電導体と、を有する逆F型アンテナエレメントと、を備え、
    前記第1共振周波数では前記給電導体を介して前記第1導体で共振し、前記第2共振周波数では前記給電導体を介して前記第1導体側から前記第2導体に給電することで前記第1導体及び前記第2導体で共振する
    ことを特徴とする多周波共用アンテナ。
  2. 前記複数の導体とは長さの異なる1つ以上の共振用の導体を有する別の逆F型アンテナエレメントをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の多周波共用アンテナ。
  3. 前記基板は、第1給電接続部と該第1給電接続部の中間点から垂直に接続された第2給電接続部からなるT字型分岐部を有しており、前記第1給電接続部の両端部にそれぞれ前記逆F型アンテナエレメントと前記別の逆F型アンテナエレメントが接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の多周波共用アンテナ。
  4. 前記給電部の給電点が、前記地板の中央方向に向いている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つの項に記載の多周波共用アンテナ。
  5. TEL、GPS、ETC、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、VICS(登録商標)、SDARSの少なくとも1つに用いられる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の多周波共用アンテナ。
  6. 車載用途に用いられている
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の多周波共用アンテナ。
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