JP5000712B2 - フェーシャルマスク用の前額部サポート - Google Patents

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Description

本発明は、概して、着用者の気道に呼吸に適したガスを供給するのに使用される顔面マスク用の前額部サポートの分野に関する。
本出願は、2006年6月16日付け提出の米国仮特許出願第60/814,056号、2006年8月10日付け提出の米国仮特許出願第60/836,604号、そして2006年11月14日付け提出の米国仮特許出願第60/858,694号の利益を主張する(このそれぞれは、この引用によって、その全体が本明細書に組み込まれる)。
さらに、2006年1月12日付け提出のPCT出願番号PCT/AU2006/000037号も、この引用によって、その全体が本明細書に組み込まれる。
フェーシャルマスクは、さまざまな呼吸器疾患およびたとえば閉鎖性睡眠中無呼吸(OSA)のような睡眠障害呼吸(SDB)の連続陽圧エアウェイ(CPAP)処置、および/または非侵襲陽圧換気(NPPV)のようなその他の換気支援処置における使用に関して、よく知られている。これについては、たとえば特許文献1を参照されたい(その全内容は、この引用によって本明細書に組み込まれる)。
SDBの治療のための機器は、一般に、管路を経て患者インターフェースに陽圧で空気を供給するブロアーを備える。患者インターフェースは、鼻マスクアセンブリおよび鼻口マスクアセンブリ(すなわちフルフェースマスク)のような、さまざまな形態を取り得る。患者は、通常、NPPV治療を受けるために睡眠中にマスクアセンブリを身につける。
マスクアセンブリは、通常、剛体シェルすなわちフレームと、やわらかな顔面接触クッションとを具備してなる。このクッションは、患者の顔面を剛体フレームから保護し、そして患者の顔面とシールを形成する。フレームおよびクッションは、鼻あるいは鼻および口を収容する空隙を形成する。フレームおよびクッションは、ヘッドギアアセンブリによって、患者の顔面上において適所で保持される。ヘッドギアアセンブリは、通常、ストラップ具を備えるが、これは、患者の顔面の両側に沿って患者の頭部の後部あるいは頭頂部まで延びている。
CPAP治療に使用される既存のマスクに付随する一つの問題は、マスクストラップを締め込むことによって患者の顔面に対してマスクが押し付けられるが、これは装着者の顔面特徴部、たとえば装着者の鼻に対して過度の力を加えることになる、というものである。不完全に取り付けられたマスクは加圧された際に漏れを生じるが、そうすると患者は過度にヘッドギアストラップを締め込み、これによって今度は不快感になり、顔面、ある場合には顔面の腫れ物に傷がつく。
それゆえ、従来型のマスクは前額部サポートを備えているが、これは、マスクと前額部との間にサポートおよび安定機構を提供する。前額部サポートは、マスクが装着者の顔面領域に対して過度に強く押し付けられるのを防止すると共に、マスクと装着者の頭部との間の接触ポイントの増加によってマスクの移動を最小限に抑え、これによって不快な圧力ポイントを低減する。さらに、2005年1月12日付け提出の同時係属米国仮特許出願第60/643,113号(その全内容はこの引用によって本明細書に明らかに組み込まれる)に開示されるようなガセットフェーシャルクッションを有するフェーシャルマスクに関して、ガセットの開放および/または閉鎖量を制御し、これによって装着者の顔面、たとえば患者の鼻領域に対して加えられる力を補助するために、前額部サポートを採用可能である。
通常、マスク前額部サポートは調整可能であり、これによって標準的なマスクは、さまざまな人体計測的特徴を有する数多くの患者に適するように調整可能となっている。調整可能な前額部サポートを有する従来型マスクは特許文献2〜5から明らかであり、そうした各特許文献の全内容は、この引用によって本明細書に明らかに組み込まれる。調整機能を高めるために、従来型の前額部サポートはまた、それによって特定の装着者の顔面の特徴に対応するためにマスクと前額部サポートとの間の相対角度を変更することができる手段を提供するために、たとえば特許文献6(その全内容は、この引用によって本明細書に明らかに組み込まれる)に示されるように、マスクに対して変位可能となっている。
米国特許第4,944,310号明細書 米国特許第6,119,693号明細書 米国特許第6,463,931号明細書 米国特許第6,557,556号明細書 米国特許第6,691,708号明細書 米国特許第6,532,961号明細書
だが、マスク用の従来型前額部サポートに関する問題は、調整範囲が比較的制限されており、したがって、それは実際のとこと、かなり多数の着用者にとって普遍的な装着状態を実現しないということである。すなわち、特定のユーザーの頭部の人体計測的特徴のために、従来型前額部サポートの調整機能は、快適な装着状態を実現するために十分なものではない。それゆえ、上記前額部サポートは申し分なく機能するが、マスク用の前額部サポートに対する改善が求められていた。
ある実施形態では、マスク前額部サポートは、従来型の前額部サポート構造に比べて、より優れた装着普遍性を実現する。さらに詳しく言うと、本発明の実施形態によれば、従来型の前額部サポート構造に比べて、より有用かつ有益な調整範囲を備えた前額部サポートが提供され、これによって本発明の前額部サポートは、非常に多数の患者に、より普遍的に適合することが可能となる。
本発明のある態様は、マスクフレームに対して設けられたフレームコネクターと、フレームコネクターに対する後退および突出ポジション間での略直線動作のためにフレームコネクターに対して動作可能に配設された前額部クッションサポートと、フレームコネクターに移動可能に配設され、かつ、前額部クッションサポートと螺合させられた調整ノブであって、この調整ノブの回転動作によって前額部クッションサポートが後退ポジションと突出ポジションとの間で移動させられるようになっている調整ノブとを備える。調整ノブは、ラチェットバンプを有する弾性プロングを具備してなるマスクアセンブリ用の前額部サポートに関する。ラチェットバンプは、指標付き増分(indexed incremental)調整のために、フレームコネクターに対して設けられた一連のリッジと選択的に係合するよう構成される。
本発明の他の態様は、マスクに対して設けられたフレームコネクターと、フレームコネクターに対する後退および突出ポジション間での略直線動作のためにフレームコネクターに対して動作可能に配設された前額部クッションサポートと、動作可能にフレームコネクターに対して配設された調整ノブとを具備してなるマスクアセンブリ用の前額部サポートに関する。ノブは、前額部クッションサポートに対して設けられた雌ネジ付きチューブと螺合させられたネジ付きシャフトを備え、調整ノブの回転動作によって、後退および突出ポジション間で前額部クッションサポートが動作させられるようになっている。フレームコネクターは、チューブの上側部分を認識可能とする切欠きを有する。
本発明の他の態様は、マスクアセンブリ用の前額部サポートに関する。前額部サポートは、マスクフレームに対して設けられたフレームコネクターと、フレームコネクターに対する後退および突出ポジション間での略直線動作のためにフレームコネクターに対して動作可能に配設された前額部クッションサポートと、動作可能にフレームコネクターに対して配設された調整ノブとを具備してなる。調整ノブは、前額部クッションサポートに対して設けられた雌ネジ付きチューブと螺合させられたネジ付きシャフトを備え、調整ノブの回転動作によって、後退および突出ポジション間で前額部クッションサポートが動作させられるようになっている。前額部クッションサポートのポジションを指し示すために、ポジションマーキングがフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して付与される。
本発明をフルフェーシャルマスクに関連付けて説明するが、当業者であれば、そうした説明は一つの好ましい実施形態を示すものであり、したがって非限定的なものであることは明らかである、ということを理解されたい。それゆえ、本発明の構造的かつ/または機能的特徴はまた、たとえば、鼻マスクあるいは鼻プロング、ノズル、鼻孔シール、および/またはカニューレにおいて有効に採用可能である。
本発明のその他の態様、特徴および利点は、本開示の一部でありかつ本発明の原理を例として示す添付図面と共に、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
添付図面は、本発明の、さまざまな実施形態の理解を容易なものとする。
本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部サポートを含むフルフェーシャル・マスクアセンブリの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示すマスクアセンブリのフレームの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示すマスクアセンブリのフレームの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示すマスクアセンブリのフレームの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示すマスクアセンブリのフレームの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示すマスクアセンブリのフレームの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示すマスクアセンブリのフレームの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示すマスクアセンブリのフレームの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートのフレームコネクターの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートのフレームコネクターの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートのフレームコネクターの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートのフレームコネクターの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートのフレームコネクターの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートのフレームコネクターの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの調整ノブの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの調整ノブの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの調整ノブの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの調整ノブの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの調整ノブの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの調整ノブの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの調整ノブの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの前額部クッションサポートの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの前額部クッションサポートの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの前額部クッションサポートの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの前額部クッションサポートの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの前額部クッションサポートの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの前額部クッションサポートの外観図である。 図1-1ないし図1-10に示す前額部サポートの前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームコネクターの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームコネクターの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームコネクターの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームコネクターの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームコネクターの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームコネクターの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームコネクターの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 図6-1ないし図6-7、図7-1ないし図7-8および図8-1ないし図8-7に示すフレームコネクター、調整ノブおよび前額部クッションサポートのアセンブリの外観図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部クッションサポート上のポジションマーキングを示す図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部クッションサポート上のポジションマーキングを示す図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部クッションサポート上のポジションマーキングを示す図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部クッションサポート上のポジションマーキングを示す図である。 本発明の一実施形態に基づく前額部クッションサポート上のポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の実施形態に基づくフレームコネクターおよび/または調整ノブに対して設けられたポジションマーキングを示す図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブ用の弾性プロングの概略図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく調整ノブの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づくフレームの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。 本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポートの外観図である。
以下は、本発明のいくつかの図示説明する実施形態の説明であるが、これは共通の特質および特徴を共有する。ある実施形態の一つ以上の特徴は他の実施形態の一つ以上の特徴と組み合わせ可能であってもよいことを理解されたい。さらに、実施形態のいずれかにおける単一の各特徴あるいはその組み合わせは、さらなる実施形態を構成し得る。
図示説明する各実施形態は、当業者には明らかであるように、PCT出願番号PCT/AU2006/000037に開示された実施形態および/または構成要素と共に使用可能な特徴部を含む。PCT/AU2006/000037は、この引用によって、その全体が本明細書に組み込まれる。
1. 前額部サポートの第1実施形態
図1-1ないし図1-10は、本発明の一実施形態に基づく前額部サポート12を含むフルフェーシャル・マスクアセンブリ(「FMA」)10を示している。図示するように、マスクアセンブリ10は、フレーム14(図2-1ないし図2-7参照)と、フレーム14に対して設けられかつ患者の顔面と共にシールを形成するよう構成されたクッション16と、フレーム14に対して設けられかつ患者に呼吸に適したガスを供給する空気供給チューブに対して連結されるよう構成されたエルボーアセンブリ18と、マスクアセンブリ10と患者の前額部との間にサポート・安定機構を提供するための前額部サポート12(図2-1ないし図5-7参照)とを備える。ヘッドギアアセンブリ(図示せず)は、患者の顔面上の所望の調整されたポジションで、マスクアセンブリ10を維持するために、フレーム14および前額部サポート12に対して、分離可能に取り付けることができる。
マスクアセンブリおよび前額部サポートのさらなる詳細および実施形態は、PCT出願番号PCT/AU2006/000037号に開示されている(この引用によって、その全体が本明細書に組み込まれる)。前額部サポート12は、上述したタイプのマスクアセンブリとして具現化されるものとして説明するが、それは他のマスクシステム、たとえばフルフェースマスク、口マスク、あるいは鼻マスクとして具現化できる。
この実施形態では、前額部サポート12は、略直線経路に沿って前額部サポート12を移動させるためにスクリュー型アクチュエータを使用する。前額部サポート12の主要構成要素は、マスクフレーム14(図2-1ないし図3-6参照)に対して設けられたフレームコネクター20(サポートあるいはレシーバーとも呼ばれる)、ネジ付きシャフト42(図4-1ないし図4-7参照)を含む調整ノブ40(ダイヤルとも呼ばれる)、および雌ネジ付きチューブ62(図5-1ないし図5-7参照)を備える前額部クッションサポート60(Tバーとも呼ばれる)である。前額部クッションサポート60は、使用時に患者の前額部と係合するよう構成された前額部クッション90を支持する(図1-1ないし図1-10参照)。前額部クッションのさらなる詳細および実施形態は、PCT出願番号PCT/AU2006/000037号に開示されている(この引用によって、その全体が本明細書に組み込まれる)。
ある実施形態では、構成要素は、フレームコネクター20内に前額部クッションサポート60の雌ネジ付きチューブ62をまず挿入し、続いて調整ノブ40をフレームコネクター20および前額部クッションサポート60に組み付けることによって組み立てることができる。だが、それ以外の組み立て手順、たとえばまずノブを、続いてはたとえば図16-1ないし図19-7に示す構造体のような前額部クッションサポートを組み付けることも実施可能である。以下、組み立てのさらなる詳細について説明する。
調整ノブ40を回転させたとき、前額部クッションサポート60の雌ネジ付きチューブ62は、調整ノブ40のネジ付きシャフト42から突出あるいは後退するが、これによって前額部クッション90の調整移動が生じる。
ある実施形態では、構成要素は、調整ノブ40が前額部クッションサポート60の雌ネジ付きチューブ62から外れるまでこの調整ノブ40を回転させ、続いて、フレームコネクター20から調整ノブ40を引っ張って外す(たとえばスナップ方式で分離させる)ことによって分解することができる。すなわち、ノブ40は、それをチューブ62およびフレームコネクター20から外すために、チューブ62に沿った移動の終点において、過回転させられ、すなわち過大なトルクが加えられる。続いて、前額部クッションサポート60はフレームコネクター20から引き抜かれる。
1.1 前額部クッションサポート
図5-1ないし図5-7に示すように、前額部クッションサポート60は、前額部クッション90を支持する前額部クッションサポートプレート64に対して結合された雌ネジ付きチューブ62を備える。図5-2および図5-7に最もよく示されているように、サポートプレート64は、良好な曲げ強度を付与するために垂直補強リブ66を備える。また、図5-6に最もよく示されるように、サポートプレート64はチューブ62に対して、ある角度を、たとえば垂直線から約15〜25°、好ましくは21°の角度をなしている。
チューブ62は、フレームコネクター20内へのチューブ62の挿入を可能とするように撓むことができる二つの弾性アーム70へと、チューブ62を分割する二つの割れ目68を有する。図示する実施形態では、割れ目68はクッションサポートプレート64まで延在している。だが、代替実施形態では、割れ目68は、それらがフレームコネクター20内へのチューブ62の十分な撓みを可能とするよう、チューブ62に沿って、いかなるポイントで終わっていてもよい。
雌ネジ付きチューブ62は、フレームコネクター20に設けられた、それぞれの突出部22(たとえば三つの突出部)(図3-2、図3-3および図3-5参照)を受けるキー溝すなわち長尺なスロット72(たとえば三つのキー溝)を備える。この構造によって、チューブ62が、したがって前額部クッションサポート60が、フレームコネクター20に対して捩れるのが、すなわち回転するのが阻止される。キー溝722を奇数個使用することでまた、フレームコネクター20に対する前額部クッションサポート60の誤った組み付けが阻止される。
図示するように、リッジすなわち保持バンプ74が、各キー溝72の端部に設けられる。リッジ74は、フレームコネクター20への組み付け時にアーム70を撓ませ、かつ、フレームコネクター20から前額部クッションサポート60の意図しない分離を阻止する。図示する実施形態では、組み立て時に整列を助けるために、各リッジ74の前に導入部(lead-in)75が設けられる(たとえば、リッジ74は、チューブ62の端部から、たとえば5mmだけ、内側に離間させられる)。
図示する実施形態では、前額部クッションサポートプレート64は、ヘッドギアストラップを取り付けるためのスロット76を備える。ヘッドギアストラップは、長さ調節のためのVelcro(登録商標)を含んでいてもよい。間隙78が、Velcro(登録商標)を外すことなくかつ正確なヘッドギア長さを損なうことなく、ヘッドギアストラップを取り付けることを可能とするために各サポートプレート64に設けられる。この構造によって、前額部クッションサポートプレート64へのヘッドギアストラップの組み付けおよび分離が容易なものとなる。
ある実施形態では、ヘッドギアストラップ用のスロット76の幅は、好ましくは6mmであり、そして8mm以下である。この幅が、スロット76に対するストラップの過大な移動を抑えるためにヘッドギアストラップを拘束する。
前額部クッションサポートプレート64は、ヘッドギアストラップと係合するための、その他の好適な構造体、たとえばヘッドギアクリップと係合するためのクリップ受け構造体を備えていてもよいことに留意されたい。
前額部クッションサポート60は、前額部クッションサポートプレート64の曲げおよび捩れに関する強度を付与するために、ある領域、たとえば図5-3に示すような幅広上部壁80において、相対的に大きな厚みおよび幅を有していてもよい。
1.2 調整ノブ
図4-1ないし図4-7に示すように、調整ノブ40はネジ付きシャフト42を備える。図示する実施形態においては、ネジ付きシャフト42および調整ノブ42は、ワンピース構成要素として一体的に形成されている(たとえば一体成形されている)。だが、調整ノブ40およびネジ付きシャフト42は、二部品として構成され、そしてたとえば接着剤によって永久的にあるいは半永久的に組み合わされてもよい。図示する実施形態においては、ネジ付きシャフト42はツースタート構造(two-start design)を備える。
ノブ40は、当該ノブ40の操作をより簡単なものとする、二つの半楕円フィンガーグリップ44を有する。ノブ40はまた、互いに直径方向に対向する二つの外部リッジ46を有する。これらリッジ46は、正確な前額部サポートポジションが実現されるように、ノブ40を整列させるための視覚的かつ筋肉感覚的手段として使用できる。たとえば、リッジ46はスタート/フィニッシュポジションを指し示すために使用でき、これによって触感的フィードバックがもたらされる。図示する実施形態では、ネジ付きシャフト42のツースタートネジは二つのリッジ46と整列しており、これによってノブ40が完全に締め込まれたとき、二つのリッジ46は概ね垂直に延在する。
代替実施形態においては、単一のリッジがノブ40のポジションを指し示すために使用できる。ノブ40は、すなわちツースタートネジ付きシャフト42によって、180度位相を異にする二つの向きで組み付け可能であるので、リッジは上端あるいは下端を始点としてもよい。
調整ノブ40は、スナップ嵌合によって、フレームコネクター20に対して留まる。特に、ノブ40は、フレームコネクター20内に挿入されるセグメント48を備える。環状リム50がセグメント48に設けられているが、これは、フレームコネクター20に設けられた保持機能部24と係合することができる(図3-1および図3-3参照)。セグメント48は、このセグメント48を二つの弾性アーム52へと分割する二つの割れ目49を備えるが、この弾性アーム52はリム50、したがってノブ40が、保持機能部24とスナップ方式で係合・非係合状態となることを可能とするよう撓むことができる。環状リム50は割れ目49の近くほど厚みが大きなものであるが、これによって、ノブの向きに関係なく、ノブ40をスナップ方式で着脱するための均一な力がもたらされることに留意されたい。また、グリップ44および/またはリッジ46は、フレームコネクター20に対するノブ40の組み付けおよび分離を容易なものとする。
ネジ付きシャフト42は、ネジ付きシャフト42が雌ネジ付きチューブ62と噛み合うよう、前額部クッションサポート60の雌ネジ付きチューブ62内に係合するよう構成されている。ノブ40を回転させたとき、雌ネジ付きチューブ62はネジ付きシャフト42から突出あるいは後退し、これによって前額部クッション90の調整動作が生じる。
ラチェットバンプ56を有する弾性プロング54は、調整ノブ40の二つの割れ目49のそれぞれの中に位置させられる。ノブ40がフレームコネクター20に対して組み付けられたとき、ラチェットバンプ56は、フレームコネクター20の内面を取り囲む一連のリッジ26(図3-1および図3-3参照)と係合する。バンプ/リッジ係合は、以下で説明するように、使用時に、触感的フィードバックをもたらす。
図4-7に最もよく示されているように、ラチェットバンプ56は、垂直軸線に対してαの、たとえば5〜6度の角度をなしている。バンプ56は、フレームコネクター20に対する組み付け時にプロング54およびそのバンプ56が撓んだときに等しい荷重がバンプ56の面上に作用するよう斜めになっている。これによって、バンプ56の表面のより均一な磨耗が実現される。
図4-3および図4-4に最もよく示されているように、各プロング54はまた、プロング54へのストレスを低減し、かつ、ノブ40からのプロング54の破損を阻止するのを助けるために、砂時計すなわち「くびれ」形状を有している。このくびれ部(ウエスト)によって、曲げ力を、プロング54の近位端部に集中させるのではなく、プロング54の長さに沿って、より均等に分散させることが可能となる。
さらにノブ40は、セグメント48の上側外面の周囲に、複数のホーン58、たとえば四つのホーンを備える。四つのホーン58は、フレームコネクター20内でのノブ40の心出しを容易にする。さらに詳しく言うと、ホーン58は、滑らかな支持面として機能するフレームコネクター20内の環状面28(図3-1および図3-3参照)上に載る。
ある実施形態では、調整ノブ40は、透明なポリアミド12、たとえば透明なナイロン12から構成されるが、これは前額部サポートの他の部分とは異なる素材(たとえばポリカーボネート)である。この構造によって、二つのポリカーボネート製部品が使用された場合に生じるであろうノイズ、たとえばきしみ音が低減される。さらに、透明な微晶質ポリアミド12は、透明であるという利点を有する。
1.3 フレームコネクター
上述すると共に図3-1ないし図3-6に最も示されるように、フレームコネクター20は、ノブ40を取り付けるための保持機構部24と、ノブ40のプロング54に設けられたバンプ56と係合する一連のリッジ26と、ノブ40のホーン58と係合する環状面28と、前額部クッションサポート60のチューブ62をガイドするための三つの突出部22とを備える。
図示する実施形態では、リッジ26は、ノブ40のプロング54に設けられたバンプ56と係合する12個の山(crest)および谷(trough)を備える。ノブ40を回転させたとき、バンプ56はリッジ26に対して間欠的にすなわちクリック動作し、前額部サポートの指標付き(割り出された)増分調整を実現し、かつ、前額部サポートの位置に関する触覚フィードバックをもたらす。さらに、バンプ56は前額部サポートの位置を保つのを、たとえば自己回動(self-winding)を阻止するのを助ける。すなわち、バンプ56は、所望のポジションで前額部クッションを拘束するのを助けるために、それぞれのリッジ26内に収まることになる。ある実施形態では、各クリックは1mmの移動量に相当し、合計で24mmの移動量が得られる(すなわち2回転)。
図1-3、図1-4、図1-9、図2-6および図3-6に最もよく示されているように、フレームコネクター20はその後部に切欠き30を有するが、これによってチューブ62の上部が認識可能となる。この構造によって、前額部クッションサポート60のポジションを指し示すために、マーキングすなわちポジションラベルをチューブ62に対して付加することが可能となる。以下、ポジションマーキングについて詳しく説明する。
2. 前額部サポートの第2実施形態
図6-1ないし図9-8は、本発明の他の実施形態に基づく前額部サポート212を示している。前額部サポート212は、マスクフレーム14に対して設けられたフレームコネクター220(図6-1ないし図6-7参照)と、ネジ付きシャフト242を備える調整ノブ240(図7-1ないし図7-8参照)と、雌ネジ付きチューブ262を備える前額部クッションサポート260(図8-1ないし図8-7参照)とを具備してなる。前額部サポート212のアセンブリ(図9-1ないし図9-8参照)および機能は、上述した前額部サポート12と実質的に同じである。
2.1 前額部クッションサポート
図8-1ないし図8-7に示すように、前額部クッションサポート260は、前額部クッションを支持する前額部クッションサポートプレート264に結合された雌ネジ付きチューブ263(たとえば図8-1のネジ263参照)を具備してなる。図8-2および図8-4に最もよく示されるように、サポートプレート264は、良好な曲げ強度を実現するために、水平補強リブ266を備える。さらに、図8-5に最もよく示すように、サポートプレート264は、チューブ262に対して、ある角度を、たとえば垂直線から約15〜25°、あるいは好ましくは21°の角度をなしている。
チューブ262は、フレームコネクター220内へのチューブ262の挿入を可能とするために撓むことができる二つの弾性アーム270へと、チューブ262を分割する二つの割れ目268を備える。図示する実施形態では、割れ目268はクッションサポートプレート264まで延在している。
雌ネジ付きチューブ262は、フレームコネクター220(図6-2ないし図6-7参照)に設けられた、それぞれの突出部222(たとえば三つの突出部)を受けるキー溝すなわち長尺なスロット272(たとえば三つのキー溝)を備える。三つの孔265が、キー溝272の端部において、サポートプレート264に設けられている。三つの孔265は、前額部クッションサポート260が後退させられたとき、フレームコネクター220の三つの突出部222がサポートプレート264を経て突出することを可能とする(たとえば図9-2、図9-3および図9-5参照)。この構造によって、より長く、より安定した取り付けが実現する。
図示するように、リッジすなわち保持バンプ274が、各キー溝272の端部に設けられている。リッジ274は、アーム270をフレームコネクター220に対する組み付け時に撓ませ、かつ、フレームコネクター220から前額部クッションサポート260の偶発的な分離を阻止する。図示する実施形態では、リッジ74がチューブ262の端部に設けられている(すなわち前額部クッションサポート60におけるような導入部は存在しない)。
図示する実施形態では、前額部クッションサポートプレート264は、ヘッドギアストラップを取り付けるためのスロット276を備える。ヘッドギアストラップは、長さ調節のためのVelcro(登録商標)を有していてもよい。Velcro(登録商標)を外して正確なヘッドギア長を損なうことなくヘッドギアストラップを取り付けることを可能とするために、各サポートプレート264には間隙278が設けられる。こうした構造は、前額部クッションサポートプレート264へのヘッドギアストラップの組み付けおよび分離を容易なものとする。
図示する実施形態では、スロット276の幅は、前額部クッションサポート60の幅よりも大きなものである。だが、その他の適当な幅とすることも可能である。さらに、前額部クッションサポート260は、前額部クッションサポート60と比較したとき、ある領域において薄くなっていてもよく、たとえば、前額部クッションサポート260の上壁280は前額部クッションサポート60のそれよりも厚みが小さい(図8-6参照)。
2.2 調整ノブ
図7-1ないし図7-8を参照すると、調整ノブ240は、上述した調整ノブ40と実質的に同じものである。対照的に、各プロング254は、プロング54のそれのような砂時計あるいは「くびれ」形状を持たない(図7-5および図7-6参照)。
上述したように、各プロング254のラチェットバンプ256は、垂直軸線に対してαの、たとえば5〜6度の角度をなしている。こうした構造は、図7-4に、より明瞭に示されている。
2.3 フレームコネクター
図6-1ないし図6-7に示すように、上述したフレームコネクター20と同様、フレームコネクター220は、ノブ240を取り付けるための保持機構部224と、ノブ240のプロング254に設けられたバンプ256と係合する一連のリッジ226と、ノブ240のホーン258と係合する環状面228と、前額部クッションサポート260のチューブ262をガイドするための三つの突出部222とを備える。
図示するように、三つの突出部222はフレームコネクター220から突出しているが、これは、前額部クッションサポート260との安定した接続を実現する。この構成は、フレームコネクター20の内部に突出部が設けられたフレームコネクター20のそれとは対照をなしている。
3. 前額部サポート上のポジションマーキング
ある実施形態では、前額部サポートのポジションを指し示すために、ポジションマーキングを、前額部クッションサポートのチューブ、フレームコネクター、および/または調整ノブ上に設けることができる。
3.1 チューブ上のポジションマーキング
インジケータ(たとえばアートワークあるいは図柄)を、調整ノブの24ポジションを指し示すためにチューブに付加してもよい(たとえばノブの各クリックは1mmの移動量に相当し、合計では24mmの移動量が得られる。それゆえクリックすなわちポジション数は24である)。アートワークは(成形後)パッド印刷によって実現可能である。チューブ上にアートワークを付与するためのその他の選択肢としては、エッチング、レーザー・エッチング、およびインモールド(in-mold)デコレーション(この場合、アートワークはポリカーボネート上に予め印刷され、打ち抜かれ、そして成形に先立って型枠内に配置される)が挙げられる。
図10-1は、局所的インモールドデコレーション395を備えたチューブ362を有する前額部クッションサポート360を示している。図示するように、インモールドデコレーション395は、使用時にチューブ362が突出および後退させられたとき前額部サポートのポジションを指し示すための離間マーキングを有する。このマーキングは、チューブ362の全長に沿って広がり、そして高分解能を実現するようになっていてもよい。
図10-2ないし図10-4は、パッド印刷アートワーク495,595,695の異なる実施形態を備えたチューブ462,562,662を含む前額部クッションサポート460,560,660を示している。図示するように、アートワーク495,595,695は、使用時にチューブが突出および後退させられたとき前額部サポートのポジションを指し示すための離間したマーキング(これには番号が付されている)を備える。図示する実施形態では、24個のマーキングすなわちステップが設けられているが、これらには三つのポジションごとに数字が付されている。このアートワークは、使用者が容易に理解し得る一連のステップを提供する。前額部クッションサポート460,560,660は全て、「24」すなわち完全突出ポジションで示されている。現在のポジションは、フレームコネクターのそれぞれの切欠き430,530,630の底辺と整列する。
だが、その他の好適なマーキング(たとえば単純な線あるいはアルファベットラベル)をチューブ上に付与してもよい。
図10-5は、アートワーク495を備えた前額部クッションサポート460の代表的寸法を示している。ある例では、Aは5.75〜6.25mm、たとえば6.0mmであってもよく、Bは6.6〜7.6mm、たとえば7.1mmであってもよく、Cは26.2〜28.2mm、たとえば27.2mmであってもよく、そしてDは23.95〜23.45mm、たとえば24.2mmであってもよい。具体的な寸法および範囲を示したが、これらの寸法および範囲は単なる例であり、用途に応じて、それ以外の寸法および範囲とすることも可能であることを理解されたい。たとえば、提示されたものから+/-10%異なる範囲が、特定の用途に関しては好適であろう。
3.2 フレームコネクターおよび/または調整ノブ上のポジションマーキング
前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクターおよび/または調整ノブに対してポジションマーキングを付与することができる。
3.2.1 第1実施形態
図11-1は前額部サポート712の一実施形態を示しているが、このものでは、フレームコネクター720はその上端に単純なライン784を備えており、かつ、調整ノブ740は、その外面周りに上昇(ascending)バンプ786を備えている。使用時、上昇バンプ786のうちの選択された一つが、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター720上のライン784と整列できる。
ある実施形態では、ノブ740上のバンプ786は、成形ツール内でのノブ740の成形時に形成することができ、そして単純なライン784は、適当な色(たとえば青)で、たとえばパッド印刷によって、フレームコネクター720上に印刷することができる。こうした構造によって、具現化が比較的容易なポジションマーキングが実現される。
ノブ740上の上昇(ascending)すなわち高さ変動バンプ786は、ノブのポジションの触覚フィードバックと共に、回転用のグリップを提供する。さらに(図11-1に示すような)フレームコネクター720の上端のパッド印刷ライン784と、ノブ740上の大型バンプとの整列によって、ノブ740を正確に組み付け、そして較正することが可能となる。
ある実施形態では、前額部クッションサポート760は、一方がノブ740の第1の回転あるいは第2の回転状態であるかどうかを指し示す二つのゾーンマーキングを備えていてもよい。たとえば、図11-2に示すように、前額部クッションサポート760のチューブ762は、第1の色(たとえば白)を有する第1のゾーンZ1、および第1の色とは異なる第2の色(たとえば青)を有する第2のゾーンを規定するラベルを、その上端縁部に備えていてもよい。各色は、使用時にノブ740の完全な回転(たとえば360°)を示す。すなわちチューブの色は、ノブがその第1の回転範囲内にあるか、あるいはその第2の回転範囲内にあるかを指し示す。
3.2.2 第2実施形態
図11-3は前額部サポート812の一実施形態を示しているが、このものでは、フレームコネクター820は、その外面周りにテクスチャー加工された増分マーキング885と共に印刷ライン884を備えている。調整ノブ840は単一の印刷ライン886を備える。使用時、ノブ840上のライン886は、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター820上のライン884あるいはマーキング885のうちの選択された一つと整列することができる。
ある実施形態では、フレームコネクター820およびノブ840上のライン884,886は、たとえばパッド印刷によって、適切な色、たとえば青色で、その上に印刷可能である。テクスチャー加工された増分マーキング885を、たとえばフレームコネクター820の成形中に形成可能である。こうした方法によって、比較的簡単に具現化できるポジションマーキングが提供される。
(図11-3に示すような)ノブ840上の相対的に長尺なパッド印刷ライン886と、フレームコネクター820の上端上の相対的に長尺なパッド印刷ライン884とを整列させることによって、ノブ840を正確に組み付け調整することが可能となる。さらに、二つのパッド印刷ライン884,886(たとえば青色のライン)が正確な組み付けおよび較正のために整列することは明らかである。
ある実施形態では、前額部クッションサポート860は二つの(図11-2に示されるもののような)ゾーンマーキングを備えていてもよいが、これは、ノブ840が第1の回転あるいは第2の回転状態にあることを指し示す。
前額部サポート812は、比較的容易に設定値を規定できる構造を実現する。たとえば、患者が完全な開ポジションからノブ840を回転させるとき、ポジションPに対応するであろう「白-2」によって患者に指示を与えてもよい。
3.2.3 第3実施形態
図11-4および図11-5は前額部サポート912の一実施形態を示すが、このものではフレームコネクター920および調整ノブ940は非対称な形状を備える。図示するように、フレームコネクター920およびノブ940は、長尺な上端部を有する。この構造においては、たとえば、その外面がフレームコネクター920の外面と同一面をなすようになるまでノブ940を調整することによって、比較的容易に、整列、組み付けおよび調整開始ポイントの較正を行なうことができる。さらに、この非対称形状は、ノブのポジションの良好な触感的フィードバックをもたらす。
3.2.4 第4実施形態
図11-6ないし図11-10は前額部サポート1012の一実施形態を示すが、このものではフレームコネクター1020は、その上端に透明な窓1084(たとえばフィッシュアイ窓あるいはグロス窓)を有し、かつ、調整ノブ1040は、窓1084を経て認識可能な数値的かつ/または図形的目盛り1086(図11-7ないし図11-10参照)を、その外面周りに有する。使用時、ノブ1040の目盛り1086における選択された数字および/または図形的ポジションは、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター1020上の窓1084と整列させることができる。
ある実施形態では、窓1084を取り囲むフレームコネクター1020の外面には、ざらざらした質感を付与することも可能である。さらにノブ1040は、ノブのポジションの触感的フィードバックだけでなく、回転のためのグリップを提供するために、隆起部すなわちリブ1041を備えていてもよい。
ある実施形態では、ノブ1040上の数値的かつ/または図形的目盛り1086は、適当な色で、たとえばパッド印刷によって、その上に印刷できる。
さらに、前額部クッションサポート1060は、(図11-2に示すもののような)二ゾーンマーキングを備えていてもよいが、これは、ノブ1040が第1の回転あるいは第2の回転状態にあることを指し示す。この構造は極めて規範的であり、しかも精密な調整を可能とするが、これは、前額部クッションサポート1060および窓1084内の数字および/または図形的ポジションによって指し示されたゾーンが存在するからである。
図11-7ないし図11-10は、フレームコネクター1020上の窓1084および/またはノブ1040上の目盛り1086の代替実施形態を示す。各実施形態において、目盛り1086は、患者が窓1084を経て目盛り1086を読み取ることを可能とするために、フレームコネクター1020によって取り囲まれたノブ10040の一部の上に設けられている。
図11-7において、目盛り1086は、前額部サポートのポジションを指し示すために、数値および上昇高さ(ascending height)バンドを含んでいる。図11-8において、窓1084は、フレームコネクター1020上で、(図11-7に対して)より内側に、たとえばノブの保持リム近傍に配置されており、かつ、目盛り1086は数字のみを含んでいる。図11-9において、目盛り1086は、前額部サポートのポジションを指し示すために数値のみを含んでいる。図11-10において、目盛り1086は前額部サポートのポジションを指し示すために上昇高さバンドのみを含んでいる。だが、それ以外の適当な目盛りおよび窓形態も採用可能である。
3.2.5 第5実施形態
図11-11は前額部サポート1112の一実施形態を示しており、このものでは、フレームコネクター1120は、その外面周りに増分(increment)リセス1184を備え、かつ、調整ノブ1140は、フレームコネクター1120上に設けられたリセスと選択的に係合するよう構成されたクリッカー(clicker)1186を備える。使用時、ノブ1140上のクリッカー1186は、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター1120上のリセス1184の一つと選択的に係合できる。
図示するように、ノブ1140は、ノブのポジションの触感的フィードバックだけでなく、回転のためのグリップを提供するために、隆起部すなわちリブ1141を備える。
クリッカー1186および隆起部1141は、視覚的かつ触覚的である良好な位置的情報を提供する。さらに、クリッカー1186および隆起部1141は、比較的容易に整列、組み付けおよび調整開始ポイントの較正を実施できる構造を実現する。
さらに、前額部クッションサポート1160は、(図11-2に示すもののような)二ゾーンマーキングを含んでいてもよいが、これは、第1の回転状態にあるか、あるいは第2の回転状態にあるかを指し示す。これによって設定値、たとえば前額部クッションサポート上のゾーンと共にクリッカー設定値を比較的容易に規定することが可能となる。
3.2.6 第6実施形態
図11-12ないし図11-13は前額部サポート1212の一実施形態を示しているが、このものでは、フレームコネクター1220は、その外面周りにエッチングされたテクスチャーマーキング1285と共に印刷ライン1284を備えている。調整ノブ1240は隆起部すなわちリブ1241を備える。使用時、ノブ1240上の隆起部1241は、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター1220上のライン1284またはマーキング1285のうちの選択された一つと整列させることができる。
ある実施形態では、フレームコネクター1220上のライン1284は、適当な色、たとえば青色で、たとえばパッド印刷によって、その上に印刷できる。
ノブ1240上の隆起部1241は、ノブのポジションの触感的フィードバックだけでなく、回転のためのグリップを提供する。さらに、隆起部1214と、フレームコネクター1220の上端の相対的に長尺なパッド印刷ライン1284とが、比較的容易に整列、組み付けおよび調整開始ポイントの較正を実施できる構造を実現する。
ある実施形態では、前額部クッションサポート1260は、第1の回転あるいは第2の回転状態にあることを指し示す、(図11-2に示すもののような)二ゾーンマーキングを含んでいてもよい。
前額部サポート1212は、設定値、たとえば前額部クッションサポート上のゾーンと共にノブ設定値を比較的容易に規定できる構造を実現する。
3.2.7 第7実施形態
図11-14は前額部サポート1312の一実施形態を示しているが、このものにおいては、フレームコネクター1320はその上端にマーキング1384を備え、かつ、前額部クッションサポート1360は、フレームコネクター1320上のマーキング1384に対して動くことができる単一のマーキング1387を備えた、その上端の深さゲージすなわちポジションインジケーター1386を備える。図示するように、ポジションインジケーター1386はフレームコネクター1320の上端部にわたって延在しており、かつ、マーキング1387はポジションインジケーター1386の自由端部に設けられている。使用時、ノブ1340が回転させられると、ポジションインジケーター1386はフレームコネクター1320に対して移動し、かつ、ポジションインジケーター1386上のマーキング1387は、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター1320上のマーキング1384のうちの選択された一つと整列することができる。
さらに、ノブ1340は隆起部すなわちリブ1341を備えるが、これは、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター1320の外面周りに設けられたマーキング1385のうちの選択された一つと整列することができる。隆起部1341は、ノブのポジションの触感的フィードバックだけでなく、回転のためのグリップを提供する。さらに、マーキング12385は、ノブ1340が正確なラチェットポジションにあり、かつ、その中間には存在しないことを確実なものとするのを助ける。
隆起部1341およびポジションインジケーター1386は、比較的容易に整列、組み付けおよび調整開始ポイントの較正を実施できる構造を実現する。さらに、ポジションインジケーター1386によって、前額部クッションサポート1360は、(図11-2に示されるもののような)二ゾーンマーキングを必要としない。
3.2.8 第8実施形態
図11-15は前額部サポート1412の一実施形態を示しているが、このものにおいては、フレームコネクター1320はその上端にマーキング1484を備え、かつ、前額部クッションサポート1460は、フレームコネクター1420上のマーキング1484に対して動くことができる単一のマーキング1487を備えた、その上端の深さゲージすなわちポジションインジケーター1486を含む。図示するように、ポジションインジケーター1486はフレームコネクター1420の上端部を取り囲む、つまりそれを被覆するシュラウド状の形態を有し、そしてマーキング1487はポジションインジケーター1486の自由端部に設けられている。使用時、ノブ1440が回転させられると、ポジションインジケーター1486はフレームコネクター1420に対して移動し、かつ、ポジションインジケーター1486上のマーキング1487は、前額部サポートのポジションを指し示すために、フレームコネクター1420上のマーキング1484のうちの選択された一つと整列することができる。
さらに、ノブ1440は、ノブのポジションの触感的フィードバックだけでなく、回転のためのグリップを提供する隆起部すなわちリブ1441を備える。
ポジションインジケーター1486は丈夫なものであり、かつ、前額部クッションサポート1460とフレームコネクター1420との間の「ガタ」を低減し、かつ/または排除するのを助ける。さらにポジションインジケーター1486は、前額部クッションサポート1460を、か細いものとならないようにし、そしてたとえば特に完全に突出したポジションでは、それをマスクフレームとより一体化されたものとする。
ある実施形態では、フレームコネクター1420上のマーキング1484,1487とポジションインジケーター1486とは、適当な色で、たとえばパッド印刷によって、その上に印刷できる。
隆起部1441およびポジションインジケーター1486は、比較的容易に整列、組み付けおよび調整開始ポイントの較正を実施できる構造を実現する。さらに、ポジションインジケーター1486によって、前額部クッションサポート1460は、(図11-2に示されるもののような)二ゾーンマーキングを必要としない。
4. 調整ノブの代替実施形態
図12-1ないし図12-8は、本発明の他の実施形態に基づく調整ノブ1540を示している。調整ノブ1540は、上述した調整ノブ40,240に類似している。だが、各プロングすなわちラチェット1554は、上述したプロング54,254のそれのようなヒンジ式のあるいは片持ち式の形態を有していない。
特に、各ラチェット1554は非カンチレバー形態を有するが、このものでは、ラチェット1554の各端部はセグメント1548によって支持されている。ラチェットはノブ1540の回転方向に延在しており、たとえばラチェット1554はプロング254に対して90°移動している。それゆえ、ラチェットバンプ1556のプロファイルは、たとえばバンプがフレームコネクターのリッジの尖端上で撓むとき、最大撓みにおいてマスクフレームと実質的に平行に延在する。この構造は、カンチレバー構造体の支持端部に対して荷重を集中させるのではなく、ラチェットバンプ1556にわたって荷重が分散されることを確実なものとする。
ある実施形態では、各ラチェット1554のラチェットバンプ1556は、垂直軸線に対してαの角度を、たとえば約1度の角度をなしている。こうした構成は、図12-7に、より明瞭に示されている。
代替実施形態では、図13に示すように、ノブはヒンジ式のあるいは片持ち式のプロング1654を備えていてもよく、このものでは、各プロング1654は(プロング54のそれのような砂時計形状ではなく)台形状の形状を有する。こうした構造によって、プロング1654には、応力を低減するために、その近位端部に比較的幅広なベースが設けられる。ラチェットバンプ1656はプロング1654の遠位すなわち自由端部に設けられる。ノブの残りの要素は、上述したノブ40に実質的に類似していてもよい。
5. 調整ノブおよびフレームコネクターの代替実施形態
図14-1ないし図15-4は、本発明の他の実施形態に基づく調整ノブ1740および前額部サポート用のフレームコネクター1720を含むフレーム1714を示している。調整ノブ1740およびフレームコネクター1720は、たとえば図5-1ないし図5-7に示すもののような前額部クッションサポートと共に使用可能である。
図14-1ないし図14-8に示すように、調整ノブ1740は上述した調整ノブ40と類似している。だが、フレームコネクター1720内に挿入される弾性アーム1752を形成しているセグメント1748の壁厚は、たとえば約1.85mmまで増大させられている。アーム1752は、それが過度に容易に撓むのを実質的に阻止するために、したがってノブ1740を調整するのに必要な力と、ノブ1740をフレームコネクター1720から外すのに必要な力とを区別するために、より大きな厚みを有する。
セグメント1748に設けられた環状リム1750は、やはり、スナップ嵌合によって、フレームコネクター1720に設けられた保持機構部1724と係合する。セグメント1748はより大きな厚みを有するので、その中に保持機構部1724が存在する環状リセスが付与される。
さらに、図14-5および図14-6に最もよく示されるように、アーム1752(これには、それぞれの弾性プロング1754が配置される)間の各開口1755は、略三角形状を有する。上述した調整ノブ40において、この開口は略T字形状を有する。ノブ1740はノブ40と同様に機能する。だが、開口1755の三角形は、使用時にフレーム1714に対するラチェット力にとって有利であろう。
図15-1ないし図15-4に示すように、フレーム1714とそのフレームコネクター1720とは、上述したフレーム14およびフレームコネクター20に類似している。だが、フレームコネクター1720の保持機構部1724は、(フレームコネクター20の二つの保持機構部24ではなく)四つの保持機構部1724へと数が増加させられている。保持機構部1724は、組み立ておよび分解時に調整ノブ1740の捩れを阻止するために、フレームコネクター1720の周りに、好ましくは等間隔で配置されている。
6. 前額部クッションサポートの代替実施形態
図16-1ないし図19-7は、上述した図8-1ないし図8-7に示す前額部クッションサポートの四つの代替実施形態を示している。各実施形態は、フレームコネクター内へのチューブの挿入を可能とするために異なる撓み構造を有する。
6.1 第1の代替実施形態
図16-1ないし図16-7は、本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポート1860を示している。前額部クッションサポート1860は、図8-1ないし図8-7に関して先に説明した前額部クッションサポート260に類似している。だが、チューブ1862は、フレームコネクター内へのチューブ1862の挿入を可能とするためにバイオネット型形態を備えたキー溝すなわち長尺なスロット1872(たとえば三つのキー溝)を備える。
特に、L字形状すなわちバイオネット型スロット1877が、各キー溝1872への導入部(lead-in)として設けられている。組み立て時、前額部クッションサポート1860は、それぞれのL字形状スロット1877を通り、そしてそれぞれのキー溝1872内へ至るフレームコネクター上の突出部をガイドするために捩れる必要がある。
さらに、キー溝1872の少なくとも一つは、フレームコネクターからの前額部クッションサポート1860の意図しない分離を阻止するために、L字形状スロット1877に隣接して屈曲可能な保持部材1874を備える。図示するように、スロット1879は保持部材1874の両側に設けられるが、それは、保持部材1874がフレームコネクターへのチューブ1862の組み付け時に撓むことを可能とする。
6.2 第2の代替実施形態
図17-1ないし図17-7は、本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポート1960を示している。前額部クッションサポート1860は、図8-1ないし図8-7に関して先に説明した前額部クッションサポート260に類似している。だが、チューブ1962は、フレームコネクター内へのチューブ1962の挿入を可能とするために、バイオネット型形態を備えたキー溝すなわち長尺なスロット1972(たとえば三つのキー溝)を備える。
特に、L字形状すなわちバイオネット型スロット1977が、各キー溝1972への導入部として設けられている。組み立て時、前額部クッションサポート1960は、それぞれのL字形状スロット1977を通り、そしてそれぞれのキー溝1972内へ至るフレームコネクター上の突出部をガイドするために捩れる必要がある。
さらに、キー溝1972の少なくとも一つは、フレームコネクターからの前額部クッションサポート1960の意図しない分離を阻止するために、L字形状スロット1977内に、屈曲可能な保持アーム1974(たとえば片持ち式アーム)を備える。図示するように、保持アーム1974は、フレームコネクターへのチューブ1962の組み付け時に、チューブ1962の中心に向かって撓むことができる。
6.3 第3の代替実施形態
図18-1ないし図18-7は、本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポート2060を示している。前額部クッションサポート2060は、図8-1ないし図8-7に関して先に説明した前額部クッションサポート260に類似している。だが、チューブ2062は、(チューブ262の水平割れ目268ではなく)二つの垂直割れ目2068を備えており、これは、フレームコネクター内へのチューブ2062の挿入を可能とするよう撓むことが可能な二つの弾性アーム2070へとチューブ2062を分割している。割れ目2068は、チューブ2062に沿って適当な長さを有することができる。
さらに、チューブ2062は、フレームコネクター内へのチューブ2062の挿入を可能とするために、バイオネット型形態を備えたキー溝すなわち長尺なスロット2072(たとえば三つのキー溝)を備える。特に、L形すなわちバイオネット形スロット2077は、各キー溝2072への導入部として設けられている。組み立て時、前額部クッションサポート2060は、それぞれのL字形状スロット2077を通り、そしてそれぞれのキー溝2072内へ至るフレームコネクター上の突出部をガイドするために捩れる必要がある。
リッジすなわち保持バンプ2074が各L字形状スロット2077の端部に設けられる。リッジ2074は、フレームコネクターからの前額部クッションサポート2060の意図しない分離を阻止するために、フレームコネクターに対する組み付け時にアーム2070を撓ませる。
6.4 第4の代替実施形態
図19-1ないし図19-7は、本発明の他の実施形態に基づく前額部クッションサポート2160を示している。前額部クッションサポート2160は、図8-1ないし図8-7に関して先に説明した前額部クッションサポート260に類似している。だが、チューブ2162は、フレームコネクター内へのチューブ2162の挿入を可能とするために、バイオネット型形態を備えたキー溝すなわち長尺なスロット2172(たとえば三つのキー溝)を備える。
特に、L字形状すなわちバイオネット型スロット2177が、各キー溝2172への導入部として設けられている。組み立て時、前額部クッションサポート2160は、それぞれのL字形状スロット2177を通り、そしてそれぞれのキー溝2172内へ至るフレームコネクター上の突出部をガイドするために捩れる必要がある。
さらに、キー溝2172の少なくとも一つは、フレームコネクターからの前額部クッションサポート2160の意図しない分離を阻止するために、L字形状スロット2177内に屈曲可能な保持アーム2174を備える。図示するように、スロット2179は保持アーム2174の各側に設けられるが、これは、フレームコネクターへのチューブ2162の組み付け時に、保持部材2174が撓むことを可能とする。
7. 湾曲前額部クッションサポート
代替実施形態において、前額部クッションサポートのチューブは、前額部クッションサポートが湾曲したすなわちアーチ形の経路に沿って移動するように、わずかに湾曲させられていてもよい。
目下のところ最も実用的でかつ好ましい実施形態であると考えられるものに関連付けて本発明を説明してきたが、本発明は開示した実施形態に限定されるものではなく、それどころか、本発明の趣旨および範囲内に包含される、さまざまな変形例および等価構造をカバーすることを意図したものであることを理解されたい。さらに、上述したさまざまな実施形態は、他の実施形態と組み合わせて具現化でき、たとえば、ある実施形態の態様は、さらに他の実施形態を実現するために、他の実施形態の態様と組み合わせることができる。さらに、所与のアセンブリの各独立した特徴あるいは構成要素は、さらなる実施形態を構成し得る。さらに、本発明はOSAを患う患者に対する特定の用途を有するが、他の病気(たとえば鬱血性心不全、糖尿病、病的肥満、発作、バリアトリック(barriatric)手術など)を患う患者が上記開示から利益を得ることができることを理解されたい。さらに、本明細書の開示内容は患者および非患者に同様に適用可能である。
10 フルフェーシャル・マスクアセンブリ
12 前額部サポート
14 フレーム
16 クッション
18 エルボーアセンブリ
20 フレームコネクター
22 突出部
24 保持機能部
26 リッジ
28 環状面
30 切欠き
40 調整ノブ
42 ネジ付きシャフト
44 半楕円フィンガーグリップ
46 リッジ
48 セグメント
49 割れ目
50 環状リム
52 弾性アーム
54 弾性プロング
56 ラチェットバンプ
58 ホーン
60 前額部クッションサポート
62 雌ネジ付きチューブ
64 前額部クッションサポートプレート
66 垂直補強リブ
68 割れ目
70 弾性アーム
72 キー溝
74 リッジ
75 導入部
76 スロット
78 間隙
80 上部壁
90 前額部クッション

Claims (15)

  1. マスクアセンブリ(10)用の前額部サポート(12)であって、
    マスクフレーム(14)に対して設けられたフレームコネクター(20)と、
    前記フレームコネクター(20)に対する後退ポジションと突出ポジションとの間での略直線移動のために、動作可能に前記フレームコネクター(20)に配設された前額部クッションサポート(60)と、
    前記フレームコネクター(20)に移動可能に配設され、かつ、前記前額部クッションサポート(60)と螺合させられた調整ノブ(40)であって、この調整ノブ(40)の回転動作によって前記前額部クッションサポート(60)が後退ポジションと突出ポジションとの間で移動させられるようになっている調整ノブ(40)と、
    を具備してなり、
    前記調整ノブ(40)、前額部クッションサポート(60)およびフレームコネクター(20)は、前記前額部クッションサポート(60)の前記突出ポジションを越える前記調整ノブ(40)の過回転によって、前記前額部クッションサポート(60)および前記フレームコネクター(20)から前記調整ノブ(40)が分離するよう配置構成されていることを特徴とする前額部サポート(12)。
  2. 前記調整ノブ(40)は、前記前額部クッションサポート(60)から前記調整ノブ(40)を分離させるために、調整のためのトルクを超える過大なトルクが加えられることを特徴とする請求項1に記載の前額部サポート。
  3. 前記調整ノブ(40)は、スナップ式嵌合によって、前記フレームコネクター(20)に取り付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の前額部サポート。
  4. 前記調整ノブ(40)は、前記フレームコネクター(20)に設けられた保持機構部(24)と係合する環状リム(50)を有するセグメント(48)を備えることを特徴とする請求項3に記載の前額部サポート。
  5. 前記セグメント(48)は、このセグメントを二つの弾性アーム(52)に分割する二つの割れ目(49)を備え、前記弾性アームは、スナップ式嵌合によって、リム(50)が前記保持機構部(24)と係合することを可能とするために撓むことが可能となっていることを特徴とする請求項4に記載の前額部サポート。
  6. 前記フレームコネクター(20)は、少なくとも二つの保持機構部(24)を備えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の前額部サポート。
  7. 前記セグメント(48)は、前記保持機構部を受けるよう構成されたリムに隣接する環状リセス(1751)を備えることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の前額部サポート。
  8. 前記調整ノブ(40)は、前記前額部クッションサポート(60)に対して設けられた雌ネジ付きチューブ(62)と螺合するネジ付きシャフト(42)を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の前額部サポート。
  9. 前記チューブ(62)は、前額部クッション(90)を支持するよう構成された前額部クッションサポートプレート(64)に対して連結されていることを特徴とする請求項8に記載の前額部サポート。
  10. 前記チューブ(62)は、前記前額部クッションサポート(60)の回転を阻止するために、前記フレームコネクター(20)に設けられた、それぞれの突出部(22)を受け入れるキー溝(72)を備えることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の前額部サポート。
  11. 前記チューブ(62)は、前記フレームコネクター(20)内への前記チューブ(62)の挿入を可能とするために撓むことが可能な二つの弾性アーム(70)へと前記チューブ(62)を分割する、二つの割れ目(68)を備えることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載の前額部サポート。
  12. 前記チューブ(62)にはポジションマーキングが設けられていることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれか1項に記載の前額部サポート。
  13. 前記チューブ(62)は、前記調整ノブ(40)、前額部クッションサポート(60)およびフレームコネクター(20)の意図しない分離を阻止するためのストッパーを備えることを特徴とする請求項8ないし請求項12のいずれか1項に記載の前額部サポート。
  14. 前記調整ノブ(40)は、ラチェットバンプ(56)を有する弾性プロング(54)を具備し、前記ラチェットバンプ(56)は、指標付き増分調整を実現するために、前記フレームコネクター(20)に設けられた一連のリッジ(26)と選択的に係合するよう構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の前額部サポート。
  15. 着用者に呼吸に適したガスを供給するためのマスクアセンブリ(10)であって、
    マスクフレーム(14)と、
    前記マスクフレーム(14)に対して配設されたクッション(16)と、
    請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の前額部サポート(12)と、
    を具備してなることを特徴とするマスクアセンブリ(10)。
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