JP4997866B2 - Escalator steps - Google Patents
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Description
この発明は、ステップ側面に衣類や履物などが挟まれることを防止するブラシを備えたエスカレーターのステップに関するものである。 The present invention relates to a step of an escalator provided with a brush for preventing clothing or footwear from being caught between side surfaces of the step.
従来のエスカレーターのステップでは、ステップ側面にブラシを植毛し、ステップ側面とスカートガードの間をそのブラシで塞ぐことにより、ステップ側面とスカートガードの間に衣類や履物が挟まれないようにしている(特許文献1)。 In a conventional escalator step, a brush is implanted on the side surface of the step, and the space between the step side surface and the skirt guard is closed with the brush so that clothing and footwear are not sandwiched between the step side surface and the skirt guard ( Patent Document 1).
他の従来のエスカレーターのステップでは、ステップ側面に設けた係合溝にブラシを取り付け、ステップ側面とスカートガードの間をそのブラシで塞ぐことにより、ステップ側面とスカートガードの間に衣類や履物が挟まれないようにしている(特許文献2)。 In other conventional escalator steps, a brush is attached to the engagement groove provided on the side surface of the step and the space between the step side and the skirt guard is covered with the brush, so that clothing or footwear is sandwiched between the step side and the skirt guard. (Patent Document 2).
これらのエスカレーターのステップでは、ステップ側面に取り付けられたブラシにより、ステップ側面とスカートガードの間を塞ぐためにはブラシとスカートガードが接触する必要がある。また、ステップは、無端状に連結されたステップチェーンにより駆動され、スカートガードは、トラス構造体に固定されていることから、ステップとスカートガードには相対運動が発生する。この結果、ステップ側面に取り付けられたブラシとスカートガードが擦ることによる騒音が問題となる。また、通常スカートガード表面には、衣類や履物などが摩擦により引っ張られないように低摩擦塗料などが塗布されているが、ステップ側面に取り付けられたブラシとスカートガードが接触することにより、早期に剥がれた場合メンテナンスが別途必要となる問題もある。 In these escalator steps, the brush and the skirt guard need to come into contact with each other in order to close the space between the step side and the skirt guard by the brush attached to the step side. Further, since the step is driven by a step chain connected endlessly, and the skirt guard is fixed to the truss structure, relative movement occurs between the step and the skirt guard. As a result, noise caused by rubbing between the brush and the skirt guard attached to the step side surface becomes a problem. Also, the surface of the skirt guard is usually coated with a low-friction paint to prevent clothing or footwear from being pulled by friction, but the brush attached to the side of the step and the skirt guard come into contact with each other at an early stage. There is also a problem that separate maintenance is required when peeled off.
この発明は、上記のような問題点を解決するため、通常運転時はステップ側面とスカートガードの間の隙間は確保し、衣類や履物が挟まりそうになった時はステップ側面とスカートガードの間の隙間を塞ぐエスカレーターのステップを得ることを目的としている。 In order to solve the above problems, the present invention secures a gap between the step side and the skirt guard during normal operation, and between the step side and the skirt guard when clothing or footwear is about to be caught. The purpose is to get the escalator step to close the gap.
この発明に係るエスカレーターのステップは、ステップ側面に、ステップ移動方向に対してライザ部分あるいは踏板部分と鋭角となる傾斜角度を有したブラシを取り付け、通常運転時はステップ側面とスカートガードの間の隙間は確保し、衣類や履物が挟まりそうになった時は前記ブラシが変形することによりステップ側面とスカートガードの間の隙間を塞ぐようにしたものである。 In the step of the escalator according to the present invention, a brush having an inclination angle that is an acute angle with the riser portion or the tread portion with respect to the step movement direction is attached to the step side surface, and the gap between the step side surface and the skirt guard is set during normal operation. When the clothes and footwear are about to be caught, the brush is deformed to close the gap between the step side surface and the skirt guard.
この発明によれば、ステップ側面に、ステップ移動方向に対してライザ部分あるいは踏板部分と鋭角となる傾斜角度を有したブラシを取り付け、ブラシとスカートガードが接触しないように所定の隙間を確保することにより、エスカレーターの通常運転時は、ブラシとスカートガードの接触による擦り音が発生せず、騒音の問題が発生しない。衣類や履物がステップ側面とスカートガードの間に挟まりそうになった時は、ステップ側面に取り付けたブラシが衣類や履物により変形して、ステップ側面とスカートガードの間の隙間が塞がれることにより、ステップ側面とスカートガードの間に衣類や履物が挟まれないようにできる。 According to this invention, a brush having an inclination angle that is an acute angle with the riser portion or the tread plate portion with respect to the step movement direction is attached to the step side surface, and a predetermined gap is secured so that the brush and the skirt guard do not contact each other. Therefore, during normal operation of the escalator, no rubbing noise due to the contact between the brush and the skirt guard is generated, and noise problems do not occur. When clothing or footwear is about to get caught between the side of the step and the skirt guard, the brush attached to the side of the step is deformed by the clothing or footwear, closing the gap between the side of the step and the skirt guard. This prevents clothing and footwear from being caught between the step side and the skirt guard.
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1によるエスカレーターのステップを示す斜視図、図2はステップの側面の拡大図である。ステップ1は、通常、踏板2、ライザ3、アングル4から構成されている。ステップの側面5は、ライザ部分6と踏板部分7から構成される。ここで、図2に示すように、ステップの踏板2と平行かつステップの側面5と平行な方向をX軸、該X軸に垂直な方向でかつステップの側面5と垂直な方向をY軸、当該X軸およびY軸に垂直でステップの踏板2の面と垂直な方向をZ軸とする座標軸を定義する。このとき、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8が、図3に示すようにX軸とZ軸で定まる面に対するY軸回りの角度θY1(0°<θY1<90°)、図4に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ1(0°<θZ1<90°)を有する方向に植毛されている。さらに、ステップの側面5の踏板部分7に設けられたブラシ9が、図5に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ2(0°<θZ2<90°)、図6に示すようにY軸とZ軸で定まる面に対するX軸回りの角度θX2(0°<θX2<90°)を有する方向に植毛されている。また、これらのブラシは、スカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられている。
1 is a perspective view showing steps of an escalator according to
このような構成によれば、例えば、エスカレーターがダウン運転の場合で、図7に示すように、ステップの側面5のライザ部分6が矢印に示す方向(ステップ移動方向)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図7には衣類11を例として記載)などがステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8(図7(a))が、ブラシ8a(図7(b))のように変形することにより、ステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれることはない。さらに、ブラシ8aがスカートガード10に接触した場合には、擦り音が発生することより、乗客に対して注意喚起もできる。
According to such a configuration, for example, when the escalator is in the down operation, as shown in FIG. 7, when the
また、例えば、エスカレーターがアップ運転の場合で、図8に示すように、ステップの側面5の踏板部分7が矢印に示す方向(ステップ移動方向)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図8には履物12を例として記載)などがステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5の踏板部分7に取り付けられたブラシ9(図8(a))がブラシ9a(図8(b))のように変形することにより、ステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれることはない。さらに、ブラシ9aがスカートガード10に接触した場合には、擦り音が発生することにより、乗客に対して注意喚起もできる。
In addition, for example, when the escalator is in the up operation, as shown in FIG. 8, when the
また、乗客の衣類や履物などがステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれず、エスカレーターが通常通り運転されているときは、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8と踏板部分7に取り付けたブラシ9がスカートガード10と接触することはないため、擦り音による騒音の問題も発生しない。さらに、通常、スカートガード10の摩擦係数を低減するために塗布されている低摩擦剤が早期に剥がれた場合メンテナンスが別途必要となる問題も発生しない。
Further, when the escalator is operating normally without a passenger's clothing or footwear being sandwiched between the
このようにステップの側面5のライザ部分6に傾斜角度θY1、θZ1を有するブラシ8と、踏板部分7に傾斜角度θZ2、θX2を有するブラシ9が取り付けられることにより、ステップの側面5とスカートガード10の隙間に乗客の衣類や履物などが挟まれないようにすることが可能となる。さらに、衣類11や履物12がステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれないときは、ブラシ8とブラシ9がスカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられているため、接触することがなく、ブラシ8、9の擦り音による騒音の問題も発生しない。
Thus, the
また、ステップは、踏板2とライザ3とアングル4を組み合わせた組立形でも、一体となっている一体形のどちらの場合でも同様の効果を奏する。
The step has the same effect regardless of whether the step is an assembly type in which the
また、個々のブラシ8およびブラシ9の取り付け角度θY1、θZ1、θZ2、θX2は、1つのステップの側面5に対して各々すべてが一定でなく、例えば1度ずつ徐々に変化する場合も同様の効果を奏する。さらに、ブラシ8およびブラシ9の線径についても、1つのステップの側面5に対して一定でなく、例えば円錐形状に取付面側からスカートガード側にかけて変化する場合も同様の効果を奏する。
Further, the attachment angles θY1, θZ1, θZ2, and θX2 of the
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2によるエスカレーターのステップを示す斜視図である。乗客がスカートガードへ接近しないようにするため、図10に示すように踏板2に設けられたクリート13の端部のクリート14が他のクリートより高く構成されているとき、ステップの側面5の踏板部分7に取り付けられるブラシ9は、高く構成されたクリート14の側面に、図3に示すようにX軸とZ軸で定まる面に対するY軸回りの角度θY1(0°<θY1<90°)、図4に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ1(0°<θZ1<90°)を有する方向に植毛されている。同じく、ライザ3に設けられたクリート15の端部のクリート16が他のクリートより高く構成されているとき、ステップ側面5のライザ部分6に取り付けされるブラシ8は、高く構成されたクリート16の側面に、図5に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ2(0°<θZ2<90°)、図6に示すようにY軸とZ軸で定まる面に対するX軸回りの角度θX2(0°<θX2<90°)を有する方向に植毛されている。また、これらのブラシは、スカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられている。
FIG. 9 is a perspective view showing steps of the escalator according to the second embodiment of the present invention. In order to prevent the passenger from approaching the skirt guard, as shown in FIG. 10, when the
このような構成によれば、例えば、エスカレーターがダウン運転の場合で、図7に示すように、ステップの側面5のライザ部分6が矢印に示す方向(ステップ移動方法)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図7には衣類11を例として記載)などがステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8(図7(a))がブラシ8a(図7(b))のように変形することにより、ステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれることはない。さらに、ブラシ8aがスカートガード10に接触し、擦り音が発生することより、乗客に対して注意喚起もできる。
According to such a configuration, for example, when the escalator is in the down operation, as shown in FIG. 7, when the
また、例えば、エスカレーターがアップ運転の場合で、図8に示すように、ステップの側面5の踏板部分7が矢印に示す方向(ステップ移動方法)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図8には履物12を例として記載)などがステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5の踏板部分7に取り付けられたブラシ9(図8(a))がブラシ9a(図8(b))のように変形することにより、ステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれることはない。さらに、ブラシ9aがスカートガード10に接触し、すり音が発生することにより、乗客に対して注意喚起もできる。
Further, for example, when the escalator is in the up-operation, as shown in FIG. 8, when the
また、乗客の衣類や履物などがステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれず、エスカレーターが通常通り運転されているときは、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8と踏板部分8に取り付けたブラシ9がスカートガード10と接触することはないため、擦り音による騒音の問題も発生しない。さらに、通常、スカートガード10の摩擦係数を低減するために塗布されている低摩擦剤が早期に剥がれた場合メンテナンスが別途必要となる問題も発生しない。
Further, when the escalator is operating normally without a passenger's clothing or footwear being sandwiched between the
このようにステップの側面5のライザ部分6に傾斜角度θY1、θZ1を有するブラシ8と、踏板部分7に傾斜角度θZ2、θX2を有するブラシ9が取り付けられることにより、ステップの側面5とスカートガード10の隙間に乗客の衣類や履物などが挟まれないようにすることが可能となる。さらに、衣類11や履物12がステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれないときは、ブラシ8とブラシ9がスカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられているため、接触することがなく、ブラシ8、9の擦り音による騒音の問題も発生しない。
Thus, the
また、ステップは、踏板2とライザ3とアングル4を組み合わせた組立形でも、一体となっている一体形のどちらでも同様の効果を奏する。
In addition, the step has the same effect whether it is an assembled type in which the
また、個々のブラシ8およびブラシ9の取り付け角度θY1、θZ1、θZ2、θX2は、1つのステップの側面5に対して各々すべてが一定でなく、例えば1度ずつ徐々に変化する場合も同様の効果を奏する。さらに、ブラシ8およびブラシ9の線径についても、1つのステップの側面5に対して一定でなく、例えば円錐形状に取付面側からスカートガード側にかけて変化する場合も同様の効果を奏する。
Further, the attachment angles θY1, θZ1, θZ2, and θX2 of the individual brushes 8 and 9 are not all constant with respect to the
実施の形態3.
図12に本発明の実施の形態3によるエスカレーターのステップの斜視図を示す。この
図12に示すように、踏板2とライザ3の裏面に取り付けされたホルダ17に、ブラシ8が、図3に示すようにX軸とZ軸で定まる面に対するY軸回りの角度θY1(0°<θY1<90°)、図4に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ1(0°<θZ1<90°)を有する方向に植毛され、ブラシ9が、図5に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ2(0°<θZ2<90°)、図6に示すようにY軸とZ軸で定まる面に対するX軸回りの角度θX2(0°<θX2<90°)を有する方向に植毛されている。また、これらのブラシは、スカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられている。
FIG. 12 shows a perspective view of the steps of the escalator according to the third embodiment of the present invention. As shown in FIG. 12, an angle θY1 (0) around the Y axis with respect to a surface defined by the X axis and the Z axis as shown in FIG. ° <θY1 <90 °), flocked in a direction having an angle θZ1 (0 ° <θZ1 <90 °) around the Z axis with respect to the plane defined by the X axis and the Y axis as shown in FIG. As shown in FIG. 5, the angle around the Z axis with respect to the plane determined by the X and Y axes (0 ° <θZ2 <90 °), and the angle around the X axis relative to the plane determined by the Y and Z axes as shown in FIG. The hair is implanted in a direction having θX2 (0 ° <θX2 <90 °). These brushes are attached to the
このような構成によれば、例えば、エスカレーターがダウン運転の場合で、図7に示すように、ステップの側面5のライザ部分6が矢印に示す方向(ステップ移動方法)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図7には衣類11を例として記載)などがステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8(図7(a))がブラシ8a(図7(b))のように変形することにより、ステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれない。さらに、ブラシ8aがスカートガード10に接触し、擦り音が発生することより、乗客に対して注意喚起もできる。
According to such a configuration, for example, when the escalator is in the down operation, as shown in FIG. 7, when the
また、例えば、エスカレーターがアップ運転の場合で、図8に示すように、ステップの側面5の踏板部分7が矢印に示す方向(ステップ移動方法)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図8には履物12を例として記載)などがステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5の踏板部分7に取り付けられたブラシ9(図8(a))がブラシ9a(図8(b))のように変形することにより、ステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれない。さらに、ブラシ9aがスカートガード10に接触し、すり音が発生することにより、乗客に対して注意喚起もできる。
Further, for example, when the escalator is in the up-operation, as shown in FIG. 8, when the
また、乗客の衣類や履物などがステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれず、エスカレーターが通常通り運転されているときは、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8と踏板部分8に取り付けたブラシ9がスカートガード10と接触することはないため、擦り音による騒音の問題も発生しない。さらに、通常、スカートガード10の摩擦係数を低減するために塗布されている低摩擦剤が早期に剥がれた場合メンテナンスが別途必要となる問題も発生しない。
Further, when the escalator is operating normally without a passenger's clothing or footwear being sandwiched between the
このようにステップの側面5のライザ部分6に傾斜角度θY1、θZ1を有するブラシ8と、踏板部分7に傾斜角度θZ2、θX2を有するブラシ9が取り付けられることにより、ステップの側面5とスカートガード10の隙間に乗客の衣類や履物などが挟まれないようにすることが可能となる。さらに、衣類11や履物12がステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれないときは、ブラシ8とブラシ9がスカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられているため、接触することがなく、ブラシ8、9の擦り音による騒音の問題も発生しない。
Thus, the
また、ステップは、踏板2とライザ3とアングル4を組み合わせた組立形でも、一体となっている一体形のどちらの場合でも同様の効果を奏する。
The step has the same effect regardless of whether the step is an assembly type in which the
また、個々のブラシ8およびブラシ9の取り付け角度θY1、θZ1、θZ2、θX2は、1つのステップの側面5に対して各々すべてが一定でなく、例えば1度ずつ徐々に変化する場合も同様の効果を奏する。さらに、ブラシ8およびブラシ9の線径についても、1つのステップの側面5に対して一定でなく、例えば円錐形状に取付面側からスカートガード側にかけて変化する場合も同様の効果を奏する。
Further, the attachment angles θY1, θZ1, θZ2, and θX2 of the individual brushes 8 and 9 are not all constant with respect to the
実施の形態4.
図13に本発明の実施の形態4によるエスカレーターのステップの斜視図を示す。図13に示すように、ステップの側面5に取り付けたホルダ18のライザ側の面にブラシ8が、図3に示すようにX軸とZ軸で定まる面に対するY軸回りの角度θY1(0°<θY1<90°)、図4に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ1(0°<θZ1<90°)を有する方向に植毛され、ブラシ9が、図5に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ2(0°<θZ2<90°)、図6に示すようにY軸とZ軸で定まる面に対するX軸回りの角度θX2(0°<θX2<90°)を有する方向に植毛されている。また、これらのブラシは、スカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられている。また、ブラシ8およびブラシ9は、ホルダ18を介してステップの側面5に取り付けられているが、踏板2のクリートおよびライザ3のクリートに直接取り付けても良い。
Embodiment 4 FIG.
FIG. 13 shows a perspective view of the steps of the escalator according to the fourth embodiment of the present invention. As shown in FIG. 13, the
このような構成によれば、例えば、エスカレーターがダウン運転の場合で、図7に示すように、ステップの側面5のライザ部分6が矢印に示す方向(ステップ移動方法)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図7には衣類11を例として記載)などがステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8(図7(a))がブラシ8a(図7(b))のように変形することにより、ステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれない。さらに、ブラシ8aがスカートガード10に接触し、擦り音が発生することより、乗客に対して注意喚起もできる。
According to such a configuration, for example, when the escalator is in the down operation, as shown in FIG. 7, when the
また、例えば、エスカレーターがアップ運転の場合で、図8に示すように、ステップの側面5の踏板部分7が矢印に示す方向(ステップ移動方法)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図8には履物12を例として記載)などがステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5の踏板部分7に取り付けられたブラシ9(図8(a))がブラシ9a(図8(b))のように変形することにより、ステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5の踏板部分7とスカートガード10の隙間に挟まれない。さらに、ブラシ9aがスカートガード10に接触し、すり音が発生することにより、乗客に対して注意喚起もできる。
Further, for example, when the escalator is in the up-operation, as shown in FIG. 8, when the
また、乗客の衣類や履物などがステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれず、エスカレーターが通常通り運転されているときは、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8と踏板部分8に取り付けたブラシ9がスカートガード10と接触することはないため、擦り音による騒音の問題も発生しない。さらに、通常、スカートガード10の摩擦係数を低減するために塗布されている低摩擦剤が早期に剥がれた場合メンテナンスが別途必要となる問題も発生しない。
Further, when the escalator is operating normally without a passenger's clothing or footwear being sandwiched between the
このようにステップの側面5のライザ部分6に傾斜角度θY1、θZ1を有するブラシ8と、踏板部分7に傾斜角度θZ2、θX2を有するブラシ9が取り付けられることにより、ステップの側面5とスカートガード10の隙間に乗客の衣類や履物などが挟まれないようにすることが可能となる。さらに、衣類11や履物12がステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれないときは、ブラシ8とブラシ9がスカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられているため、接触することがなく、ブラシ8、9の擦り音による騒音の問題も発生しない。
Thus, the
また、ステップは、踏板2とライザ3とアングル4を組み合わせた組立形でも、一体となっている一体形のどちらの場合でも同様の効果を奏する。
The step has the same effect regardless of whether the step is an assembly type in which the
また、個々のブラシ8およびブラシ9の取り付け角度θY1、θZ1、θZ2、θX2は、1つのステップの側面5に対して各々すべてが一定でなく、例えば1度ずつ徐々に変化する場合も同様の効果を奏する。さらに、ブラシ8およびブラシ9の線径についても、1つのステップの側面5に対して一定でなく、例えば円錐形状に取付面側からスカートガード側にかけて変化する場合も同様の効果を奏する。
Further, the attachment angles θY1, θZ1, θZ2, and θX2 of the individual brushes 8 and 9 are not all constant with respect to the
実施の形態5.
図14に本発明の実施の形態5によるエスカレーターのステップの斜視図を示す。図14に示すように、ステップの側面5を塞ぐために取り付けた板19(取り付け部品は図示しない)の全面に(その一部を図示する)ブラシ8が、図3に示すようにX軸とZ軸で定まる面に対するY軸回りの角度θY1(0°<θY1<90°)、図4に示すようにX軸とY軸で定まる面に対するZ軸回りの角度θZ1(0°<θZ1<90°)を有する方向に植毛されている。また、これらのブラシは、スカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられている。
FIG. 14 shows a perspective view of the steps of the escalator according to the fifth embodiment of the present invention. As shown in FIG. 14, a brush 8 (a part of which is shown) is attached to the entire surface of a plate 19 (a mounting part is not shown) attached to close the
このような構成によれば、例えば、エスカレーターがダウン運転の場合で、図7に示すように、ステップの側面5のライザ部分6が矢印に示す方向(ステップ移動方法)に移動しているとき、乗客の衣類11や履物12(図7には衣類11を例として記載)などがステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれそうになると、ステップの側面5のライザ部分6に取り付けられたブラシ8(図7(a))がブラシ8a(図7(b))のように変形することにより、ステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10との隙間δがゼロとなり、乗客の衣類11や履物12がステップの側面5のライザ部分6とスカートガード10の隙間に挟まれない。さらに、ブラシ8aがスカートガード10に接触し、擦り音が発生することより、乗客に対して注意喚起もできる。
According to such a configuration, for example, when the escalator is in the down operation, as shown in FIG. 7, when the
また、乗客の衣類や履物などがステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれず、エスカレーターが通常通り運転されているときは、ブラシ8とがスカートガード10と接触することはないため、擦り音による騒音の問題も発生しない。さらに、通常、スカートガード10の摩擦係数を低減するために塗布されている低摩擦剤が早期に剥がれた場合メンテナンスが別途必要となる問題も発生しない。
Also, when the escalator is operating as usual when the garment or footwear of the passenger is not sandwiched between the gap between the
このようにステップの側面5の取り付け板19に傾斜角度θY1、θZ1を有するブラシ8が取り付けられることにより、ステップの側面5とスカートガード10の隙間に乗客の衣類や履物などが挟まれないようにすることが可能となる。さらに、衣類11や履物12がステップの側面5とスカートガード10の隙間に挟まれないときは、ブラシ8がスカートガード10と所定の隙間δを有するように取り付けられているため、接触することがなく、ブラシ8の擦り音による騒音の問題も発生しない。
Thus, by attaching the
また、ステップは、踏板2とライザ3とアングル4を組み合わせた組立形でも、一体となっている一体形のどちらの場合でも同様の効果を奏する。
The step has the same effect regardless of whether the step is an assembly type in which the
また、個々のブラシ8の取り付け角度θY1、θZ1は、1つのステップの側面5に対して各々すべてが一定でなく、例えば1度ずつ徐々に変化する場合も同様の効果を奏する。さらに、ブラシ8の線径についても、1つのステップの側面5に対して一定でなく、例えば円錐形状に取付面側からスカートガード側にかけて変化する場合も同様の効果を奏する。
Further, the attachment angles θY1 and θZ1 of the individual brushes 8 are not all constant with respect to the
1 ステップ、2 踏板、3 ライザ、4 アングル、5 ステップの側面、6 ライザ部分、7 踏板部分、8 ブラシ、9 ブラシ、10 スカートガード、11 衣類、12 履物、13 クリート、14 端部のクリート、15 クリート、16 端部のクリート、17 ホルダ、18 ホルダ、19 板。 1 step, 2 treads, 3 risers, 4 angles, 5 step sides, 6 riser parts, 7 tread parts, 8 brushes, 9 brushes, 10 skirt guards, 11 clothing, 12 footwear, 13 cleats, 14 end cleats, 15 cleats, 16 cleats at the end, 17 holders, 18 holders, 19 plates.
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