JP4992148B1 - 潮引力ｈ型発電装置船 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、従来の数多くの潮流速エネルギーを利用して発電する発電装置はあるがいずれの発電装置も発電容量が非常に少なく、実用化には至っておらずこの底発電容量を解決するために提案するもので、実在しておる底流速エネルギーを高流速エネルギーに変換してＨ型多翼水車と、公的発電機を回転駆動して実用可能な発電容量の多い電力を発電する。潮引力Ｈ型発電装置船を今日の原子力エネルギーにかわる、再生可能なクリーンエネルギーを模索している国，自冶体、各発電所に提供することを目的とする。
【解決手段】そのための本発明の潮引力Ｈ型発電装置船は発電用のＨ型多翼水車と、公的発電機と瀬戸内海の海峡瀬戸で実在している底流速エネルギーを高流速エネルギーに加速できるＨ型双同船体と本潮引力Ｈ型発電船を海底に固定繋留するアンカー・チエーンとを備えた高電力容量の電力を発電する潮引力Ｈ型発電装置船。
【選択図】図１

Description

本発明は潮流速エネルギーを利用して発電する潮流発電装置船に関するものである。

潮流発電は無尽蔵なクリーンエネルギーを利用して発電する様々の提案がなされている。いずれの装置も発電容量は非常に小さく実用化に至った装置はないが特許文献１に示すような平均８ｋ／ｎの潮流速エネルギーが実在している、鳴門海峡などの海域に絞り板を備えた繋留艇をアンカーによって海底に固定し、それに単数または複数の発電システム構造艇を繋留し潮流速エネルギーによって、本構造艇に設置された水車および発電機により発電する発電装置艇があるが発電容量は１１２ｋｗ／ｎの非常に小さな発電装置艇である。

特開平１１−２１０６１２号公開

発明が解決解決しようとする課題

しかしながら上記特許文献のものでは整流にとどまっているので、潮流発電の効率を向上させるのに限界があった。

課題を解決するための手段

本発明は上記問題点に鑑み発電効率をより向上させた潮流を利用するＨ型発電装置船を提供することを目的とする。
本双胴船体中央に設けられている水車は直径１４ｍ、厚さ４ｍの羽根面積が４０８．６ｍ^２の多翼水車であることを特徴とする。
また、本Ｈ型発電装置船は発電に必要な多翼水車と発電機２基と海底に固定繋留するアンカーチェーン１式を本Ｈ型発電装置船に積載することを特徴とする。
また、本Ｈ型発電装置船の双胴船体内の空洞部の内角が９０°であることを特徴とする。

発明の効果

上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用するもので、すなわち本発明にかかる潮引力発電装置船はＨ型双胴船体中央部の空洞部分の体積が１３；２；１３の比率からなる船体内に潮流によって回転する羽根面積４０８．６ｍ^２のＨ型多翼水車と該水車の回転によって高発電することが特徴とする。

本件発明の平面図 本件発明の概略図 水車の羽形状を表す図

以下に本発明にかかる実施けいたいについて図面を参照して説明する。

以下本発明の形態について図１〜図２を用いて説明する。図１の平面図には本実施形態にかかる潮引力利用のＨ型双胴船体とその中央ぶ海域で発生する加速流で回転する水車と、両横船体内に２基の発電機とを設けられている。

図２には潮流特有の１日４回の流速方向と、４・５ｍの水位上下運動に対応するために船体底部に、Ｗボットム、タンクと給排水ポンプと船体前後にアンカーチーエーンを設けている。

図３には多翼水車の羽根の形状を表はす。

１、 Ｈ型双胴船体
２、 Ｈ型多翼水車
３、 発電機
４、 アンカーチエーン
５、 Ｗボットム、タンク
６、 給排水ポンプ
７， 空洞部

Claims (3)

1. 一対の側壁部及び、長手方向中央に設けられ、前記両側壁部を連結する連結壁部とからなるＨ型双胴船体（１）を備え、前記連結壁部は、多翼水車（２）を設置する開口部を有し、前記両側壁部及び前記連結壁部により画成される一方の空間と前記開口部における空間との内容積の比率が１３：２であり、前記比率が２の領域に加速された流れが生じることで高速回転する前記多翼水車（２）により発電機に（３）を回転し発電する、潮流を利用するＨ型発電装置船において、前記側壁部及び前記連結壁部の壁面がなす角度が９０°であることを特徴とする、潮流を利用するＨ型発電装置船。
2. 前記多翼水車（２）は、直径１４ｍ、厚さ４ｍの羽根の面積が４０８．６ｍ^２であることを特徴とする、請求項１に記載の潮流を利用するＨ型発電装置船。
3. 発電に必要な前記多翼水車（２）と前記発電機（３）２基と海底に固定繋留するアンカーチェーン（４）１式を本Ｈ型発電装置船に積載することを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載の潮流を利用するＨ型発電装置船。

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