JP4991578B2 - Ponシステム - Google Patents
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Description
PONシステムは、局側装置(OLT)10と、複数の加入者接続装置(ONU)20(20−1〜20−k)と、これらの要素を接続するPON区間の光ファイバ網からなる。PON区間の光ファイバ網は、OLT10に接続された光ファイバ11と、各ONU20−iに接続された支線光ファイバ12−i(i=1〜k)とからなり、支線光ファイバ12−iは、光スプリッタ(光カプラ)13によって光ファイバ11から分岐されている。
NWは、複数のルータ40(40−1〜40−n)からなる広域ネットワーク(ISP網を含む)を示す。
ここで、IPヘッダの送信元IPアドレス(SA)611は、IPパケットの送信元、例えば、サーバ50−1のIPアドレスを示し、宛先IPアドレス(DA)612は、IPパケットの宛先となるユーザ端末のIPアドレスを示す。
GTCダウンストリームフレーム80は、ヘッダとなるPCBd(Physical Control Block downstream)81と、GTCペイロード82とからなる。2.4GbpsのPONシステムの場合、GTCダウンストリームフレーム80の全長は、38880バイトとなっている。
本実施例によれば、L2ヘッダ(イーサネットヘッダ)63を除去することによって、マルチキャストGEMフレーム長が短縮されるため、OLT10が、GTCペイロード82を有効に利用して、ONU20−1〜ONU20−kと通信できる。
各ONU20−iは、GEMヘッダにマルチキャストポートIDを含む短縮GEMフレーム70Bを受信すると、受信フレームからIPパケット60を抽出し、これに新たに生成したL2ヘッダを付加することによって、マルチキャストイーサネットフレームFmを再生する。尚、ONU20−iにおけるL2ヘッダ63mの生成については、後で詳述する。破線で示した内部ヘッダ64は、各ONTの内部において、フレームFmをユーザ端末の接続回線Lijに選択的に送出するために必要となる内部ルーティング情報(回線番号Nij)を含んでいる。回線番号Nijで特定された接続回線Lijには、内部ヘッダ64を除去したフレームFmが送信される。
OLT10は、OLT制御部100と、光ファイバ11に接続された光送受信部101と、回線L1に接続された送信回線インタフェース102Aおよび受信回線インタフェース102Bと、光送受信部101と送信回線インタフェース102Aとの間に設けられた上り信号処理回路と、光送受信部101と受信回線インタフェース102Bとの間に設けられた下り信号処理回路とからなる。
ONU20−iは、ONU制御部200と、支線光ファイバ12−iに接続された光送受信部201と、それぞれユーザ端末接続回線Li1〜Limに接続された複数の回線インタフェース202−1〜202−mと、これらの回線インタフェースに接続された下り送信制御部219および上り受信制御部220と、光送受信部201と下り送信制御部219との間に設けられた下り信号処理回路と、光送受信部201と上り受信制御部220との間に設けられた上り信号処理回路とからなる。
下りフレーム処理部213は、下りフレームバッファ212からGEMフレームを読み出し(271)、GEMヘッダ71に含まれるポートIDと自ポートIDとを比較する(272)。ポートIDが一致していれば、GEMフレームは、ペイロード72に、ルータ40−1から送信されたイーサネットフレーム、またはOLT10から送信されたPON制御フレームを含んでいる。この場合、下りフレーム処理部213は、GEMフレームからGEMヘッダ71を除去し(273)、GEMペイロード72に含まれる受信フレームの種別を判定する(274)。
GEMヘッダ71のポートIDがマルチキャストポートIDの場合、GEMフレームは、L2ヘッダを削除した短縮フレームとなっており、GEMペイロードに、宛先IPアドレス(DA)612としてマルチキャストグループIPアドレスが設定されたマルチキャストIPパケットを含んでいる。
マルチキャストグループ管理テーブル260に、受信IPパケットのマルチキャストグループIPアドレスと対応するテーブルエントリが登録されていた場合、下りフレーム処理部213は、GEMフレームからGEMヘッダを除去し(279)、上記テーブルエントリが示す情報を利用して、受信IPパケットに付すべきL2ヘッダ63mを再生する(280)。
例えば、L2ヘッダを生成した下りフレーム処理部213が、図13で破線で示すように、マルチキャストグループ管理テーブル260から検索された参加ユーザIPアドレス262に基づいて、ARPテーブル250からMACアドレス252を検索し(281)、内部ルーチングテーブル240から、上記MACアドレスと対応する回線番号242を検索して、マルチキャストフレームに付すべき内部ヘッダ64を生成する(282)。
また、実施例では、下りフレームとして、IPパケット60とイーサネットヘッダ63とからなるフレームを受信した場合のPONシステムの動作について説明したが、本発明は、IPパケット60とイーサネットヘッダ63との間に、PPPセッション識別情報またはL2TPトンネル識別情報のようなトンネル型のネットワーク中継プロトコル情報を含む下りフレームに対しても適用できる。
13:スプリッタ、20:ONU、30:宅内スイッチ(ルータ)、40:ルータ、
50:サーバ、61:IPヘッダ、62:IPペイロード、63:L2ヘッダ、
64:内部ヘッダ、71:GEMヘッダ、72:GEMペイロード、81:PCBd、
82:GTCペイロード、100:OLT制御部、101:光送受信部、102A:送信回線インタフェース、102B:受信回線インタフェース、110:O/E変換部、
111:上りフレーム終端部、112:上りフレーム解析部、113:上りフレーム生成部、120:受信バッファ、121:下りフレーム処理部、122:下りフレーム解析部、123:TC/GEMフレーム生成部、124:下り送信制御部、125:E/O変換部、130:上り帯域管理テーブル、140:ネットワーク構成制御情報メモリ、
150:GEMヘッダテーブル、200:ONU制御部、201:光送受信部、
202:回線インタフェース、210:O/E変換部、211:TCフレーム終端部、
212:下りフレームバッファ、213:下りフレーム処理部、219:下り送信制御部、220:上り受信制御部、221:上りフレームバッファ、222:上りフレーム処理部、223:上り送信制御部、224:E/O変換部、230:ネットワーク構成情報テーブル、240:内部ルーティングテーブル、250:ARPテーブル、260:マルチキャストグループ管理テーブル。
Claims (4)
- ユーザ端末を収容する複数の加入者接続装置(ONU)と、広域網に接続される局側装置(OLT)と、上記加入者接続装置と上記局側装置との間を接続する受動光網を備え、上記局側装置が、上記広域網側の通信ノード装置から受信した下りフレームをPONフレームに変換し、上記受動光網を介して上記複数の加入者接続装置に転送し、各加入者接続装置が、上記下りフレームを上記ユーザ端末に選択的に転送するPON(Passive Optical Network)システムにおいて、
上記下りフレームは、レイヤ2ヘッダとIPパケットとを含み、
上記局側装置が、
上記下りフレームのレイヤ2ヘッダ内の情報の少なくとも一部を除去し、フレーム長が短縮された下りフレームとして出力するフレーム解析部と、
上記フレーム解析部から出力された上記フレーム長が短縮された下りフレームにPONに固有のヘッダを付加して、PONフレームに変換する下りフレーム生成部を備え、
上記加入者接続装置が、
上記ユーザ端末のIPアドレスとMACアドレスとの対応関係を保持し、
上記受動光網を介して上記局側装置から受信した上記PONフレーム内の上記PONに固有のヘッダが示す識別情報に基づいて、上記PONフレームが自装置で受信処理すべきユニキャストフレームを含むか否かを判定し、受信処理すべきユニキャストを含むと判定された場合は、上記PONフレームから、上記フレーム長が短縮された下りフレームを抽出し、該下りフレームのIPパケット内の宛先IPアドレスと、上記対応関係で保持される上記ユーザ端末のIPアドレスとを参照して、上記宛先IPアドレスと対応する上記ユーザ端末の上記MACアドレスを特定し、該MACアドレスを宛先MACアドレスとして含むレイヤ2ヘッダ情報を生成して、上記抽出された下りフレームに付加する下りフレーム処理部を備えたことを特徴とするPONシステム。 - 前記加入者接続装置の前記下りフレーム処理部において、前記受動光網を介して受信したPONフレームがマルチキャストフレームを含むと判定された場合、上記下りフレーム処理部が、上記PONフレームから、前記フレーム長が短縮された下りフレームを抽出し、該下りフレームのIPパケット内の宛先IPアドレスの下位所定ビットと既知のビットパターンとによってマルチキャストMCAアドレスを決定し、該MACアドレスを宛先MACアドレスとして含むレイヤ2ヘッダ情報を生成して、前記抽出された下りフレームに付加することを特徴とする請求項1に記載のPONシステム。
- 前記加入者接続装置の前記下りフレーム処理部が、前記受動光網を介して受信した前記PONフレームが自装置では受信処理不要のユニキャストフレームと判定された場合は、該PONフレームを廃棄することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のPONシステム。
- 前記局側装置が前記通信ノード装置から受信する下りフレームが、前記レイヤ2ヘッダとして、イーサネットヘッダを含むことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のPONシステム。
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