JP4988761B2 - 動的セル間チャネル共有 - Google Patents

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    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/10Dynamic resource partitioning

Description

本発明は、一般的には、セルラ無線アクセス・ネットワークにおけるアクセスポイントのための方法と装置、および、セルラ無線アクセス・ネットワークにおけるユーザ機器のための方法と装置に関する。具体的には、無線アクセス・ネットワークにおける動的なセル間チャネル共有に関する。
周波数計画では、異なるチャネルに隣接セルを割り付け、kセル離れたセルでのみ同一セルを再利用する(k再利用については、米国特許出願公開US2005/0096062で説明している)ように、チャネルを割り付ける。周波数計画で達成する固定チャネル分割の難点は、一部のスペクトルのみがセルで利用可能であり、隣接セルのチャネルを一時期利用していなくても、あるセルで全スペクトルを利用できる可能性は全くないということである。従って、周波数の固定分割は、多くの場合、無線チャネルの利用率低下という結果をもたらす。
伝統的な周波数分割方法の更なる高性能版では、同一セルで多数の再利用分割を使用する。この場合では、セルを2個の領域に分割する。セルの内側では、周波数再利用は1個であり、外側(セル境界領域)では、再利用は1回以上(k再利用)である。その様な方法については、米国特許公開番号US2002/0119781A1で説明されており、異なるユーザにキャリアを割り付けるため、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのシステムで使用される方法を示している。ユーザ機器は、利用可能なキャリアに対する測定を実施し、例えば、信号対雑音比(SNR)およびトラヒック負荷測定のような、基準シンボルチャネルに対する信号品質を測定し、ユーザ機器自身のアクセスポイントにフィードバックする。次に、アクセスポイントはスケジュール決定をし、ユーザにキャリアを割り付ける。しかしながら、このスキームはそもそも下りリンクのためであり、同一キャリアの同時割当てを避けるためのアクセスポイント間の協調的動作における問題点は扱わない。もう一つの不利な点は、セルへのチャネルの固定的割付けを有するk再利用システムを仮定している、ということである。このやり方の主な利点は、一方ではチャネルをもっと効率的に利用し、他方ではセル境界での干渉を最小にしている、ということである。しかしながら、セルへのチャネル割当ては未だ固定されている。
もしもっと動的なチャネル割当てが要求されると、従来技術で利用可能な各種の動的チャネル割当て(DCA)がある。これらのスキームに共通なことは、例えば、利用可能なチャネルへのトラヒック要求、チャネル品質等に依存して、ユーザ機器通信へ動的にチャネルを割当てる、ということである。DCAスキームは、チャネル割当ての時間ダイナミックス、スキームの分散型または集中型性質、決定のための入力に使用するパラメータおよび測定情報等に依存して変化する。
その様なDCAスキームは、直交周波数分割多元接続ネットワークを使用して、米国特許2005/0058097で示されており、OFDMAベースのシステムで、異なるセルのユーザにサブチャネルを割り当てるために使用されている。この方法では、例えば無線ネットワーク制御装置(RNC)のような中央制御装置の存在を仮定し、セル間で衝突が生じないようにチャネルを割り当てる。この解決策に伴う問題点は、中央装置、即ち、割当てを調整するRNCを必要とし、これは、より高度の複雑さを意味する、ということである。
従って、1以上のアクセスポイントに同一チャネルが同時に割当てられること無しに、および、割当てを調整する中央装置を必要とせずに、セル間で動的にチャネルを共有するメカニズムを提供することが、本発明の目的である。
本発明に従い、無線アクセス・ネットワークの第1のアクセスポイントのため、動的セル間チャネル共有のための方法で目的を達成し、第1のアクセスポイントは、無線アクセス・ネットワーク内の多数のセルの中の第1のセルと関連するものであり、第1のアクセスポイントは、第1のセルに場所を定める少なくとも一つの第1のユーザ機器をネットワーク基盤に接続するよう適用されるものであり、前記方法には、前記多数のセル内の第2の隣接セルで特定チャネルを使用しているか否かを示す報告を受信するステップを備え、前記の報告は第2の隣接セルと関連する少なくとも1個の第2のアクセスポイントから送信された第1の情報に基づくものであり、第1の情報は第1のユーザ機器が検出したものであり、その情報は、第2の隣接セルで特定チャネルを使用しているか否かを示している。
本発明に従い、無線アクセス・ネットワークの第1のユーザ機器のため、動的セル間チャネル共有のための方法で、前記目的をまた達成し、無線アクセス・ネットワークには多数のセルを備え、第1のユーザ機器は前記多数のセル内の第1のセルに場所を定め、第1のユーザ機器は第1のセルと関連する第1のアクセスポイントを経由してネットワーク基盤に接続可能であり、前記方法には、前記多数のセル内の第2のセルと関連する少なくとも一つの第2のアクセスポイントから第1の情報を送信するかどうか検出するステップを備え、第2のセルは第1のセルに隣接するものであり、前記第1の情報は、第2の隣接セルで特定チャネルを使用しているか否かを示すものであり、第2の隣接セルで特定チャネルを使用しているか否かに関する報告を、検出した第1の情報に基づき、第1のユーザ機器と同一の第1のセルに場所を定める第1のアクセスポイントに送信するステップを備える。
本発明に従い、無線アクセス・ネットワークの第1のアクセスポイントにおける動的セル間チャネル共有のための装置で目的をまた達成し、第1のアクセスポイントは、無線アクセス・ネットワーク内の多数のセルの第1のセルと関連するものであり、第1のセルに位置する少なくとも一つの第1のユーザ機器をネットワーク基盤に接続するよう、第1のアクセスポイントを適合させ、アクセスポイント装置には、前記多数のセル内の第2の隣接セルで特定チャネルを使用しているか否かを示す報告を、前記少なくとも一つの第1のユーザ機器から受信する手段を備え、前記報告は、第2の隣接セルと関連する少なくとも一つの第2のアクセスポイントから送信する第1の情報に基づくものであり、ユーザ機器は前記情報を検出し、その情報は、第2の隣接セルで特定チャネルを使用しているか否かを示すものである。
本発明に従い、無線アクセス・ネットワークの第1のユーザ機器のための動的セル間チャネル共有のための装置で目的をまた達成し、無線アクセス・ネットワークには多数のセルを備え、第1のユーザ機器は前記多数のセル内の第1のセルに場所を定め、第1のユーザ機器は第1のセルと関連する第1のアクセスポイントを経由してネットワーク基盤に接続可能であり、前記ユーザ機器装置には、前記多数のセル内の第2のセルと関連する少なくとも一つの第2のアクセスポイントから第1の情報を送信するかどうか検出する手段を備え、第2のセルは第1のセルに隣接するものであり、第1の情報は、第2の隣接セルで特定チャネルを使用しているか否かを示すものであり、第2の隣接セルで特定チャネルを使用するか否かに関する報告を、検出した第1の情報に基づき、第1のアクセスポイントに送信する手段を備える。
隣接セルにおける第2のアクセスポイントが特定チャネルを使用しているか否か、および、それを第1のアクセスポイントに報告しているか否か、を第1のユーザ機器が検出し、さらに、前記報告により隣接セルで使用していなければ、第1のアクセスポイントは特定チャネルを選択し、一つ以上のアクセスポイントによる同じチャネルの同時割付け無しに、および、割付けを調整する中央装置を必要性とせず、セル間で動的にチャネルを共有できる。
本発明の利点は、各セルの現行の負荷に依存して、セル間干渉が全く生じないようにセル間の無線チャネルを動的に共有することである。これにより静的な割付けによる非効率を避けることができる。
もう一つの利点は、本発明のスキームが、アクセスポイント間で中央調整装置または信号の通信を必要としない、ということである。各アクセスポイントは自動的にチャネル割付けを決定できる。それでもなお、チャネル共有の効率は、中央制御装置がある場合または中央スケジューリング装置がある場合と同じくらい良好である。
本発明のもう一つの利点は、スケジューリング決定がアクセスポイントに残っており、従って全ての高度なリンク適応、周波数領域スケジューリング等のメカニズムを使用できる、ということである。
本発明のもう一つの利点は、基準シンボル送信または同報チャネル受信がチャネルを使用しているか否かを、簡単に見つけ出すことのみをユーザ機器が実行する必要があり、隣接アクセスポイントとの信号の通信を維持する必要がない、ということである。ユーザ機器は、アクセスポイントが要求するとき以外は、連続的に検出していなければならないという必要は無い。とにかく、ユーザ機器は、同じく他の理由で、同様の基準シンボル測定(例えば、チャネル評価、リンク適応)を、しなければならないので、本発明によるスキームでは、ユーザ機器に対して追加の測定負荷を持ち込んでいない。
セルラ・システムでは、セル間干渉を避けるため、周波数再利用を典型的に採用する。周波数スペクトルを多数の周波数バンドに分割し、各セルに利用可能なバンドのサブセットを割付ける。周波数再利用の更に一般的な解釈では、セル間で共有する無線チャネルは、符号分割多元接続(CDMA)の場合では符号、直交波周波数分割多重(OFDM)では時間周波数グリッド(チャンク)であることが可能である。一般的に、その様な無線チャネルを参照して、チャネルという用語を使用するであろう。
図1に無線アクセス・ネットワーク100を示すが、それには、図1に示すセル112、114および116からなる多数のセルを備え、周波数スペクトルを多数の周波数バンドに分割し、無線アクセス・ネットワーク100は、例えば符号分割多元接続(CDMA)または直交波周波数分割多重(OFDM)のような技術を使用する。
無線アクセス・ネットワーク100には、多数のセル112、114および116の各々に関連して、それぞれアクセスポイント122、124および126をさらに備える。アクセスポイントは、例えば公衆交換電話網(PSTN)、IPネットワークまたは無線アクセス・ネットワークのような基盤ネットワーク130に接続可能である。
多くのユーザ機器A1、B1、C1、C2は無線アクセス・ネットワーク100の無線受信地域の下に設置され、現在位置するセルと関連するアクセスポイントにより、基盤ネットワーク130に接続可能である。図1の現行のシナリオでは、セル112のユーザ機器A1はアクセスポイント122を経由して基盤ネットワーク130に接続可能であり、セル114のユーザ機器B1はアクセスポイント124を経由して基盤ネットワーク130に接続可能であり、セル116のユーザ機器C1およびC2はアクセスポイント126を経由して基盤ネットワーク130に接続可能である。ユーザ機器は、モバイル端末、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ・コンピュータまたはあらゆる型式の無線リソースを使用する通信の可能なデバイスであってもよい。
セルのいずれかのアクセスポイント(図1のアクセスポイントのいずれか)が特定チャネルを使用している場合、アクセスポイントは当該特定チャネルを使用している、即ち、占有していることを示す情報を送出する。これを実行するには、信号シンボルを定義して下りリンク・チャネルで基準シンボルを送るか、または、同報チャネルを使用して前述の情報を送出してもよい。これらの方法については、以下にさらに詳細に説明する。無線アクセス・ネットワーク100のアクセスポイントが送出したこの情報は、隣接セル、即ち、前述の情報を送信するアクセスポイントに関連するセルに隣接するセルのユーザ機器によって受信可能である。この情報を受信するユーザ機器は、それらが通信しているセルのアクセスポイントに前述の情報を報告する。この意味するところは、アクセスポイントは、自身が存在するセルの全てのユーザ機器から、隣接セルでチャネルを占有し、従ってそのチャネルの使用を控え、それによってチャネル干渉を避けることができるかどうかの情報を受信する、ということである。これは、動的セル間チャネル共有を可能にする。アクセスポイントは、ユーザ機器にチャネル/基準シンボルのアイデンティティを告げることにより、どのチャネルについての報告の受信を望むかで決めてもよいし、または、ユーザ機器にN個の隣接アクセスポイントのアイデンティティを告げることにより、どのN個の隣接アクセスポイントについての報告を望むかで決めてもよい。
・アクセスポイント
本発明について、第1のセル112における第1のアクセスポイント122の観点から見て、ここで説明する。第1のアクセスポイント122は、特定チャネルでのスケジューリング・トラヒックの開始を要求し、従って、利用可能なチャネル、即ち、隣接セルで使用していないチャネルを知ることを要求する。第1のアクセスポイント122は、報告を要求する第1のユーザ機器A1に要求を送信する。前述の報告は、多数のセル112,114,116の中の第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示している。第1のアクセスポイント122は、少なくとも一つの第1のユーザ機器A1から、前述の報告を受信する。報告は、第2の隣接セル114、116と関連する少なくとも一つの第2のアクセスポイント124、126から送信した、第1の情報に基づいている。第1のユーザ機器A1が検出すべき第1の情報は、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示す。第1のアクセスポイント122が、第1のセル112の特定チャネルの使用を開始する場合、第1のセル112に隣接する第2のセル114、116内の第2のユーザ機器B1、C1、C2が検出すべき第2の情報を送信する。第2の情報は、第1のセルで特定チャネルを使用しているということを示す。この例では、第1のアクセスポイントに利用可能なチャネルについて報告する情報と、選択したチャネルを第1のアクセスポイント112が使用することを第1のアクセスポイント112自身が送出するという情報とを区別するために、第1の情報および第2の情報という表現を使用する。
一つの実施形態では、基準シンボル、例えば、いわゆるパイロットを定義することにより、前述の情報を送信する。基準シンボルは、システムにおける全てのユーザ機器に周知されている既知の信号パターンである。この場合、基準シンボルは、特定チャネルのそれぞれの上りリンクおよび下りリンクの各々と関連する。図1を見て、セル112で特定チャネルを使用する場合、アクセスポイント122は、特定チャネルに対応する基準シンボル、“ビジー基準シンボル”とも呼ぶが、その送信を保持する。
第1の情報を検出するため、ユーザ機器は、隣接アクセスポイントが送信する基準シンボルを測定する。図1のシナリオでは、隣接セル114のユーザ機器B1および隣接セル116のユーザ機器C1とC2は、アクセスポイント122が送信したビジー基準シンボルを測定する。ユーザ機器B1は、自身のアクセスポイント124に聞こえたという基準シンボルを報告し、ユーザ機器C1とC2の両方は、それらのアクセスポイント126に聞こえたという基準シンボルを報告する。それによって、各アクセスポイントは、どのチャネルが隣接セルで使用されているかを知り、隣接セルにおいて使用されていないチャネルでスケジューリング・トラヒックを開始することができ、即ち、セル間干渉をもたらすであろう同じチャネルでのスケジューリング・トラヒックを回避することができる。
一つの実施形態では、第1のアクセスポイント122は、他のアクセスポイント(この例では、第2のアクセスポイント124,126)との間で起こり得る衝突すべてを検出するために割り当てられる時間フレーム(検出窓とよぶ)の間、特定チャネルのスケジューリング・トラヒックを開始しない。即ち、第2のアクセスポイント124、126が同じチャネルを割付け、同じ時間に同じ基準シンボルを活性化する場合を検出する。その様な場合、第1のユーザ機器A1は、混雑(ジャム)した基準シンボルを検出するか、もしアクセスポイントのアイデンティティを基準シンボルからデコードできれば、二つのアクセスポイント124、126が同時に同じ基準シンボルを送信しているということを検出するであろう。第1のユーザ機器A1が第1のアクセスポイント122に衝突を報告する場合、第1のアクセスポイント122はバックオフ段階に入るであろうが、その間、基準シンボルの送信を停止し、チャネルを割付けるための更なるいかなる試行を止めるまで、ランダム番号を取り出す。この時間フレームをバックオフ窓と呼び、時間はランダム数で定義する。即ち、一つ以上のアクセスポイントが同じチャネルの同時に使用することを要求する場合、この状況を解決するために第1のアクセスポイント122はバックオフ窓を使用する。バックオフ窓が経過すると、第1のアクセスポイント122は、第1のユーザ機器A1の基準シンボル報告に基づいてチャネルは使用されていないということを検出し、チャネルを確保するため、同じメカニズムを再び繰り返す。即ち、第1のユーザ機器A1の基準シンボル報告を評価し、利用可能なチャネルを選択し、対応する基準シンボルの送信を開始する。もし特定チャネルがまだ使用されていれば、何も起きない、即ち、この特定チャネルはまだ第1のアクセスポイント122には利用可能でなく、これは、他の全てのチャネルが同様に利用できないであろうということと同じである。第1のアクセスポイント122は、連続的に全てのチャネルについての報告を受信するであろうが、この特定チャネルを他の全てのチャネルと同じく扱うであろう。特定チャネルが幾らか遅れた時点で自由になると、第1のアクセスポイント122はそれを得ようと試みてもよい。また、注意すべきことは、バックオフ窓の間、第1のアクセスポイント122はまだ他のチャネルを獲得しようと試みることができ、即ち、バックオフ窓はその特別なチャネルへのアクセスをブロックするのみである、ということである。(この同じメカニズムは、チャネル占有情報を同報チャネルで送信する場合のケースでも適用可能であり、以下を参照のこと。)また、隣接セル114、116のユーザ機器B1、C1、C2は衝突を検出し、第2のアクセスポイント124,126に報告する(自分自身のアクセスポイントにそれぞれ報告する)であろうが、その第2のアクセスポイント124、126は、また、バックオフ段階に入るであろう。各連続する衝突の後は、バックオフ窓を増加してもよい。もし第1のユーザ機器A1が、検出窓で基準シンボルの衝突を全く報告しないなら、第1のアクセスポイント122は、選択されたチャネルを成功裏に獲得し、そのチャネルでスケジューリング・トラヒックを開始すると仮定する。上記のように、第1のアクセスポイント122は、対応するチャネルが使用中であることを隣接の第2のユーザ機器B1、C1、C2に示すため、連続して基準シンボルを送信し続ける。負荷が減少し、第1のアクセスポイント122が選択されたチャネルをこれ以上要求しない場合、第1のアクセスポイント122は、選択されたチャネルに対応する第2の情報の送信を停止する、即ち、この例では、第1のアクセスポイント122は、選択されたチャネルに対応するビジー基準シンボルの送信を停止し、それによって、選択されたチャネルは、隣接の第2のアクセスポイント124、126による潜在的使用に利用できるようになる。
上りリンク・チャネル200と下りリンク・チャネル201を示す図2を参照する。対応する基準シンボルチャネルに関連する上りリンクCu,iと下りリンクCd,jの両方における各チャネルに対する基準シンボルを、それぞれPu,iとPd,jで示す。この意味するところは、上りリンク番号1のCu,1は、矢印203で示す基準シンボルPu,1に対応し、下りリンク1のCd,1は、矢印204で示すように、基準シンボルPd,1に対応し、上りリンク番号NのCu,Nは、矢印205で示すように、基準シンボルPu,Nに対応し、下りリンク番号NのCd,Nは、矢印206で示す基準シンボルPd,Nに対応し、ここでNはチャネル番号である、ということである。
特定チャネルがセル112で使用中である場合、アクセスポイント122は対応する基準シンボルを連続して送信し続け、隣接セル114のユーザ機器B1および隣接セル116のユーザ機器C1とC2を有効化して基準シンボルを感知し、それら自身のアクセスポイント124、126に、上記で説明した隣接セルで使用中のチャネルを報告するであろう。
本発明の一つの実施形態では、基準シンボルを送信する第1のアクセスポイント122のアクセスポイント・アイデンティティを基準シンボルに符号化し、基準シンボルはユーザ機器B1、C1、C2を有効化して、基準シンボルを送信するアクセスポイント122がどれなのかを決定するために基準シンボルを聴取する。また、その他のアクセスポイント124と126は同じ方法でそれらの基準シンボルの符号化を完了する。次に、アクセスポイント122は、基準シンボルのアイデンティティを設定することができ、それが必要とする隣接アクセスポイント124、126はそこから報告する。第1の情報を見つけ出す要求には、隣接の第2のアクセスポイント124,126のアイデンティティを備えてもよく、第1の情報が送信されたかどうかを第1のユーザ機器A1はそこから検出する。
図2に示すように、下りリンクのみならず上りリンクに対しても下りリンク基準シンボルを関連させることにより、上りリンクの対応するチャネルを使用すると思われるケースでは、それらの伝送が隣接セルの他のユーザ機器の上りリンク伝送と干渉するであろうということを、隣接セルのユーザ機器は検出できる。隣接セルが使用する上りリンク・チャネルについてのユーザ機器の報告なしでは、アクセスポイントは、自身のユーザ機器の上りリンク伝送が隣接セルにおける伝送と干渉するということを検出できないであろう。
従来技術の解決策において、下りリンク・チャネルと関連する下りリンク基準シンボルの使用を採用しているが、他の理由のため、例えば同期化のため、チャネル評価/復号化のため、または、リンク適応のため、およびチャネル品質表示(CQI)報告のような周波数領域スケジューリングのため、これらの基準シンボルを使用している。本発明によれば、他の理由以外で下りリンク基準シンボルをすでに使用しているケースでは、対応する下りリンク・チャネルの占有を示すために使用する追加の特定の下りリンク基準シンボルは、図2で示すように定義される。それ故、これらの基準シンボルは、例えばCQI測定のような他の理由で使用する基準シンボルから分離しているであろう。
本発明の別の実施形態では、アクセスポイント122は同報チャネルを使用し、基準シンボルを定義する代案として、上りリンクおよび下りリンクのチャネルを使用しているか否かという第2の情報を同報することができる。同報情報には、(1),(2)で表現するように、使用中チャネル(DL_ch_use)である上りリンク・チャネルに対するチャネル・アイデンティティφ(UL_ch_IDs)および下りリンク・チャネルに対するチャネル・アイデンティティθ(DL_ch_IDs)を含むベクトルのセットから構成してもよい。即ち、ベクトルには、現在占有されているチャネルのアイデンティティが含まれ、上りリンクおよび下りリンク・チャネルに対してそのような一つのベクトルがある。
UL_ch_IDs=[φ、φ、・・・、φ] (1)
DL_ch_IDs=[θ、θ、・・・、θ] (2)
ここで、UL_ch_IDsは上りリンク・チャネルのアイデンティティを、φは第1のチャネルのアイデンティティを、φは第2のチャネルのアイデンティティ、φはチャネル番号Kのアイデンティティを示し、そして、DL_ch_IDsは下りリンク・チャネルのアイデンティティを、θは第1のチャネルのアイデンティティを、θは第2のチャネルのアイデンティティを、θはチャネル番号Lのアイデンティティを示す。上記の表現では、上りリンクの総計N個のチャネルの内のK個のみの、下りリンクの総計M個のチャネルの内のL個のみのチャネル占有を仮定している。
隣接セル114と116のユーザ機器B1、C1、C2は、隣接アクセスポイント122の同報チャネルを読み、チャネル占有情報をそれら自身のアクセスポイント124、126に逆に報告する。
上で説明した検出窓とバックオフ窓のメカニズムは、この別の実施形態でも適応可能である。
ここで、本発明による、第1のアクセスポイント122が実行する方法のステップについて、図3のフローチャートを参照して説明する。
301. 第1のアクセスポイント122は、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示す第1の情報を備える報告を送信する要求を、少なくとも一つの第1のユーザ機器A1に送信する。
302. 第1のアクセスポイントは少なくとも一つのユーザ機器A1から報告を受信し、そして評価し、評価した第1の情報に基づき、使用するのに利用可能ならば、特定チャネルを選択する。
303. 第1のアクセスポイント122は、選択したチャネルに関連するビジー基準シンボルまたは関連同報情報を送信することにより、チャネルの使用を示す第2の情報を送出する。第2の情報は、第1のセル112に隣接する第2のセル114、116にある第2のユーザ機器B1、C1、C2によって、検出されてもよく、各々の第2のユーザ機器B1、C1、C2は、それぞれに関連する第2のアクセスポイント124、126に、第2のセルにある第2の情報を報告する。
304. 第1のアクセスポイント122は、検出窓の間、第1のユーザ機器A1からの第1の情報の受信と評価を続ける。第1のアクセスポイント122は、もう一つのアクセスポイントとの潜在的衝突全てを検出するため割り付けたある時間フレーム、いわゆる検出窓の間、選択されたチャネルでのトラヒックのスケジューリングを開始しない。即ち、もう一つの隣接アクセスポイント、即ち、この例では第2のアクセスポイント124、126が、第1のアクセスポイント122と同じ特定チャネルを割付けそして同じ基準シンボルを活性化し、または、同じ時間に関連情報を送信するかどうかを検出ためである。
305. 少なくとも一つのユーザ機器A1のどれかが、第2のアクセスポイント114、116で特定チャネルを使用するということを報告したか?
306. もしステップ305での質問に対して、答えがいいえであれば、第2のアクセスポイント122は、選択した特定チャネルでトラヒックのスケジューリングを開始する。
307. 第1のアクセスポイント122が選択したチャネルをもうこれ以上要求しない場合、選択したチャネルに関連するビジー基準シンボルまたは関連同報情報の送信を停止することにより、特定チャネルを開放し、チャネルの使用を示す第2の情報の送出を停止する。それにより、他のアクセスポイント、即ち、この例では第2のアクセスポイント124、126による潜在的使用に対して、選択したチャネルは利用可能となる。
308. もしステップ305での質問に対して、答えがはいであれば、第1のアクセスポイント122は、選択したチャネルに関連するビジー基準シンボルまたは関連同報情報を使用する第2の情報の送出を停止する。
309. 第1のアクセスポイント122は、選択したチャネルの割付けの更なる試みをやめるまで、ランダム番号を取り出す。この時間フレームをバックオフ窓と呼ぶ。第1のアクセスポイント122は、バックオフ窓の間、第1のユーザ機器A1から第1の情報報告の受信と評価を継続する。バックオフ窓の間、第1のアクセスポイントは単に選択したチャネの予約を禁止するのみであるが、まだ他の利用可能なチャネルを予約することはできる。第1のアクセスポイント122は前述の報告を評価し、もう一つのチャネルを選択してもよく、または、バックオフ窓が終了し、チャネルが利用可能である場合は、選択したチャネルに関連するビジー基準シンボルまたは関連同報情報を送信することにより、チャネルの使用を示す第2の情報を送出して、選択したチャネルの再予約を試みることができ、一方、検出窓時間、即ち、ステップ302の方法から反復する同じ手順の間、第1のユーザ機器A1の報告を聴取し続ける。
第2の実施形態では、パケット・バイ・パケット原則でセル間の利用可能なチャネルを共有するため、同じメカニズムを使用する。これは、アクセスポイントは、パケットの送信に必要とする時間の間のみ、チャネルを予約する、ということを意味する。ユーザ機器が、とにかく伝送を開始することができる前に、そのアクセスポイントにチャネル要求を送信しなければならないという上りリンクにおいては、その様なスキームは最も便利である可能性がある。従って、ユーザ機器が検出する情報を備える報告を、そのアクセスポイントに送信するチャネル要求に備えることは、好ましいことである。こなため、アクセスポイントは、ユーザ機器の上りリンク伝送に割付けるように、隣接セルで使用しないチャネルを選択することができ、このことを、チャネル許可メッセージでユーザ機器に信号で返す。ここで、本発明の第2の実施形態により、第1のアクセスポイント122が実行する方法のステップについて、図4のフローチャートを参照して説明する。
401. 第1のユーザ機器A1から上りリンク・スケジューリング要求を受信し、その要求には、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示す第1の情報をどの報告が含んでいるか、という報告を含む。
402. 第1のアクセスポイント122は、報告された要求に含まれる第1の情報を評価する。その報告に基づき、第1のアクセスポイント122は、第2の隣接セル114、116で使用していない利用可能なチャネルを選択し、第1のユーザ機器A1に割付ける。次に、第1のアクセスポイント122は、選択したチャネルにより、スケジューリング許可を生成する。
403. 選択した上りリンク・チャネルに対応するビジー基準シンボル、または、選択したチャネルと関連する関連同報情報を送出することにより、第1のアクセスポイント122は、選択したチャネルを使用していることを示す第2の情報の送出を開始する。
404. 第1のアクセスポイント122は、第1のユーザ機器A1にスケジューリング許可を送信する。
405. 第1のアクセスポイント122は、第1のユーザ機器A1から上りリンク伝送を受信する。
406. スケジューリング許可が終了すると、第1のアクセスポイント122は、ビジー基準シンボルまたは関連同報情報の送信を停止することにより、選択したチャネルを開放する。
上述の方法のステップを実行するため、第1のアクセスポイント122には、図5に示す装置500を備える。アクセスポイント装置500には、第1のセル112の少なくとも一つの第1のユーザ機器A1に、第1の情報を見つけ出すよう要求する要求を送信する501手段、および、少なくとも一つの第1のユーザ機器A1から、多数のセル112、114、116の中の第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示す報告と、第2の隣接セル114、116に関連する少なくとも第2のアクセスポイント124、126から送信される第1の情報に基づく報告と、ユーザ機器A1が検出する情報であり、そして第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているかしないかを示す情報を受信する502手段を備える。
アクセスポイント装置500には、第1のセル112の特定チャネルを使用する場合、第2の情報を送信する503手段をさらに備え、第2の情報は、第1のセル112に隣接する第2のセル114、116の第2のユーザ機器B1、C1、C2により検出され、第2の情報は、第1のセル112で使用する特定チャネルを示す。
アクセスポイント装置500には、上述の報告における第1の情報を評価する504手段と、もし評価結果により特定チャネルが利用可能であれば、使用する特定チャネルを選択する505手段と、選択した特定チャネル上でトラヒックをスケジューリングする506手段とを、さらに備える。それには、これ以上特定チャネルを使用する必要がない場合、第2の情報の送信を停止する507手段と、また、もし、検出窓の間に第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用していることを示す報告を受信したなら、第2の情報の送出を停止する508手段とを、さらに備える。
一つの実施形態では、送信手段502は、使用する特定チャネルに対応する基準シンボルPu,i、Pd,jを送信する手段509を含む。その場合、アクセスポイント装置500には、特定チャネルの各上りリンクCu,iチャネルと下りリンクCd,jチャネルの各々と、基準シンボルPu,i、Pd,jとを関連付ける手段510を備える。もう一つの実施形態では、また、基準シンボルを送信する第1のアクセスポイント122のアクセスポイント・アイデンティティを、基準シンボルPu,i、Pd,jに復号する手段511がある。また、第1の情報を見付け出す要求に第1の情報を送信しているか否かを第1のユーザ機器(A1)が検出すべきである隣接の第2のアクセスポイント124、126のアイデンティティを備える手段512を、アクセスポイント装置500に備える。
もう一つの実施形態では、送信手段502は、チャネル・アイデンティティを含む一連のベクタと対応するチャネル占有とを、どの第2の情報が備えてもよいか、同報チャネルで第2の情報を送信する手段513を含む。
アクセスポイント装置500は、コンピュータ・プログラム・コードと一緒に、本発明の機能を実行するプロセッサ514をさらに備える。
・ユーザ機器
本発明により、および一般的観点から見て、第1のセル112の第1のユーザ機器A1について、ここで説明する。上述のように、第1のアクセスポイントは、特定チャネルでスケジューリング・トラヒックを開始することを要求し、従って、利用可能なのはどのチャネルか、即ち、隣接セルで使用していないチャネルを知ることを要求する。第1の情報が、第1のセル112に隣接する第2のセル114、116と関連する少なくとも一つの第2のアクセスポイント124、126から送信されたかどうかを、第1のユーザ機器A1は検出する。第1の情報は、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示す。次に、第1のユーザ機器A1は、検出した第1の情報に基づき、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを第1のアクセスポイント112に報告する。第1のユーザ機器A1と同じ第1のセル112に、第1のアクセスポイント112を位置づける。
第2のアクセスポイント124、126は、上記で説明したように、基準シンボルを定義することにより、または、同報チャネルを使用して、第1の情報を送信してもよい。従って、第2のアクセスポイント124、126が下りリンク・チャネルで送信する基準シンボルのような基準シンボルを測定することにより、第1の情報の検出を実行してもよい。チャネルが占有されているか否かは、基準シンボルが、第1のアクセスポイント122により設定される閾値以上か以下かにより分かる。もう一つの方法は、第2のアクセスポイント124、126がその方法で情報を送信したかどうかを、ユーザ機器A1が同報チャネルを聞くことである。
一つの実施形態では、ユーザ機器A1は第1のアクセスポイント122からの要求を受信し、その要求には、それについて第1のアクセスポイント122が報告を要求するチャネル/基準シンボルのアイデンティティを備える。もう一つの実施形態では、ユーザ機器A1は第1のアクセスポイント122からの要求を受信し、その要求には、それから第1のアクセスポイント122が報告を要求する隣接アクセスポイント124、126のアイデンティティを備える。
本発明の一つの実施形態では、基準シンボルを送信する各隣接アクセスポイント124、126のアクセスポイント・アイデンティティを基準シンボルに復号し、その場合、基準シンボルを送信するのはどちらの隣接アクセスポイント124、126かを決定するため、ユーザ機器A1は基準シンボルに聞く。次に、ユーザ機器A1は、チャネルを占有しているか否かの情報と一緒に、各隣接アクセスポイント124、126のアイデンティティを報告し、その結果、どのセルで、あるチャネルを使用しているのか、第1のアクセスポイント122は知る。また、本発明のもう一つの実施形態では、聞くべき基準シンボルの品質を上述の報告に追加する。これにより、第1のアクセスポイント122は、個々のユーザ機器により実際に測定した信号品質を比較して、更に高度の決定を下すことができる。即ち、第1のユーザ機器A1が品質情報無しで報告を送信する場合、それは二値情報(はい、または、いいえ)のみであるが、実際の情報も報告すると、それは更なる情報であり、第1のアクセスポイント122は、報告を完了した異なるユーザ機器からの品質を比較してもよい。
更なる実施形態では、ユーザ機器A1は、自分自身のアクセスポイントに、N個の隣接アクセスポイント124、126の基準シンボルのアイデンティティと品質を報告するが、ここで、Nは、例えば、無線アクセス・ネットワーク100または第1のアクセスポイントが設定する。次に、アクセスポイントには、どれを使用するかしないかを決定する。この場合に送信する情報を制限するため、ユーザ機器は、その品質がある閾値(ガンマ)以下の基準シンボル品質のチャネルのアイデンティティを報告するが、ここで、無線アクセス・ネットワーク100または第1のアクセスポイントA1が、ガンマを設定してもよい。
一つのシナリオでは、二つ以上の第2のアクセスポイント124,126は、同じ基準シンボルを送信している。その場合、第1のユーザ機器A1は、もし二つ以上の第2のアクセスポイント124、126からの信号強度がユーザ機器A1でほぼ同じであれば、山積みの基準シンボルを検出するか、または、もしユーザ機器A1の位置で検出した信号に一つの強力な基準シンボルがあれば、正しく基準シンボルを検出することができる。このことは、ユーザ機器A1は、基準シンボルの少なくとも三つの状態、検出、未検出または混雑(ジャム)、を報告してもよい、ということを意味する。
ここで、本発明により第1のユーザ機器122が実行する方法のステップについて、図6のフローチャートを参照して説明する。
601. 第1のユーザ機器A1は第1のアクセスポイント122から要求を受信し、第1のセル112に隣接する第2のセル114、116と関連のある少なくとも一つの第2のアクセスポイント124、126から、第1の情報が送られているか否かを要求するが、ここで、第1の情報は、第2のセル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示す。
602. 第1のユーザ機器A1は、特定チャネルに対応するビジー基準シンボルを測定することにより、第1の情報を送信したのかどうか、または、第2のアクセスポイント124、126が送信した特定チャネルに関係する同報情報を第1の情報が読んだのかどうか、の検出を開始する。
603. 検出ステップを実行した場合、感知した基準シンボルに変化がある時、または第1のアクセスポイント122が停止するよう要求するまで、第1のユーザ機器A1は、第1の情報を備える報告を第1のアクセスポイント122に、周期的に、または求められた時に、送信する。
上記の第2の実施形態では、アクセスポイントのもとで、上記のようにパケット・バイ・パケットのベースで、セル間で利用可能なチャネルを共有するため、本発明の方法を使用する。ここで、本発明の第2の実施形態により、第1のユーザ機器A1が実行する方法のステップについて、図7のフローチャートを参照して説明する。
701. 上りリンク伝送を開始するに先だって、第1のセル112に隣接する第2のセル114、116と関連する少なくとも一つの第2のアクセスポイント124、126から、第1の情報を送信したかどうか、ユーザ機器A1が検出するが、第1の情報は、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示すものである。特定チャネルに対応するビジー基準シンボルを測定することにより、または、第2のアクセスポイント124、126が送信した特定チャネルに関係する同報情報を聞くことにより、第1のユーザ機器A1は第1の情報を見つけ出す。
702. 第1のユーザ機器A1は、スケジューリング要求と検出した第1の情報を備える報告とを、第1のアクセスポイント122に送信する。
703. 特定チャネルに対応するビジー基準シンボルを測定し続けることにより、または、特定チャネルに関係する同報情報を聞き続けることにより、第2のアクセスポイント124、126が第1の情報を送信したかどうか、第1のユーザ機器A1は検出し続ける。
704. 第1のアクセスポイント122からの要求に応答して報告された第1の情報に基づき、第1のアクセスポイント122が選択したチャネルに対するスケジューリング許可を、第1のユーザ機器A1は受信する。
705. 選択したチャネルは、まだ自由であるか?答えは、第1のユーザ機器A1が第1の情報を検出し続ける場合、これ以上基準シンボルを測定することが無いかどうか、または、全ての衝突する同報情報を検出したかどうかに基づくであろう。チャネルがこれ以上自由でないなら、新しいスケジューリング要求と最新の検出した第1の情報とを送信して、方法はステップ702に戻る。
706. もし選択したチャネルがまだ自由であれば、ユーザ機器A1は、スケジューリング許可により、上りリンク・トラヒックを送信する。
本発明による方法のステップを実行するため、第1のユーザ機器A1には、図8に示す装置800を備える。ユーザ機器装置800には、多数のセル112、114、116の中の第2のセル114、116と関連する少なくとも一つの第2のアクセスポイント124、126から、第1の情報を送信するかどうかを検出する801手段を備え、ここで、第2のセル114、116は第1のセル112に隣接するものであり、第1の情報は、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを示すものであり、更に、検出した第1の情報に基づき、第1のユーザ機器A1と同じ第1のセルに位置する第1のアクセスポイント122に、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かを報告する802手段とを備える。報告手段802が報告する報告に第1の情報を送信した第2のアクセスポイント124、126のアクセスポイント・アイデンティティを備える手段を、報告手段802に含めてもよい。
もう一つの実施形態では、検出手段801には、第2のアクセスポイント122から基準シンボルPu,i、Pd,jを送信しているか否かを測定する手段803を含む。
もう一つの実施形態では、検出手段801には、第2のアクセスポイント122から第1の情報を送信しているか否か、同報チャネルに聞く手段804を含む。
更なる実施形態には、第2のアクセスポイント124、126から第1の情報を送信しているか否かを要求する第1のアクセスポイント122からの要求を受信する805手段を備える。次に、上述の要求を受信した時、検出プロセスを実行する。
一つの実施形態では、チャネルはパケット・バイ・パケット原則を使用しており、この場合、ユーザ機器装置800には、第2の隣接セル114、116で特定チャネルを使用しているか否かの報告を備える第1のアクセスポイント122へのスケジューリング要求を送信する806手段をさらに備え、また、ユーザ機器装置800は、報告した第1の情報に基づき、第1のアクセスポイント122が選択した特定チャネルに対するスケジューリング許可を受信する807手段を備える。
ユーザ機器装置800には、コンピュータ・プログラム・コードと一緒に本発明の機能を実行するプロセッサ809を更に備えてもよい。
本発明による動的セル間チャネル共有方法は、図5に示すアクセスポイント装置におけるプロセッサ514、および、図8に示すユーザ機器装置におけるプロセッサ809のような、一つ以上のプロセッサを通して、本発明の機能を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードと一緒に実装することができる。また、上記のプログラム・コードを、例えば、アクセスポイントそして/またはユーザ機器にロードした場合、本発明による方法を実行するコンピュータ・プログラム・コードを持ち運ぶデータ・キャリアの型式で、コンピュータ・プログラム製品として提供してもよい。一つのその様なキャリア900を、CD ROMディスクの型式で、図9に一般的に要約する。しかしながら、メモリ・ステックのような他のデータ・キャリアで実現できる。その上、コンピュータ・プログラム・コードをサーバ上の純粋なプログラム・コードとして提供可能であり、アクセスポイントそして/またはユーザ機器に遠隔操作でダウンロードできる。
本発明は、上記で説明した好ましい実施形態に制限されない。各種の代案、修正案および等価物を使用してもよい。従って、上記の実施形態を、添付の特許請求範囲が定める本発明の範囲を制限するものとして取るべきではない。
本発明による無線アクセス・ネットワークを示す概略ブロック図である。 本発明による基準シンボルを示す図である。 本発明によるアクセスポイントにおける方法を示すフローチャートである。 本発明によるパケット・バイ・パケット・ベースでのチャネルを使用する場合のアクセスポイントにおける方法を示すフローチャートである。 本発明によるアクセスポイントにおける装置を示すブロック図である。 本発明によるユーザ機器における方法を示すフローチャートである。 本発明によるパケット・バイ・パケット・ベースでのチャネルを使用する場合のユーザ機器における方法を示すフローチャートである。 本発明によるユーザ機器における装置を示すブロック図である。 本発明によるデータ・キャリアを示すブロック図である。

Claims (46)

  1. 無線アクセス・ネットワーク(100)の第1のアクセスポイント(122)のための動的セル間チャネル共有の方法であって、前記第1のアクセスポイント(122)は前記無線アクセス・ネットワーク(100)内の数のセル(112,114,116)の第1のセル(112)と関連付けられており、前記第1のアクセスポイントは前記第1のセルに位置する少なくとも1つの第1のユーザ機器(A1)をネットワーク基盤(130)に接続するのに適したものであり、前記方法は、
    前記数のセル(112,114,116)の第2の隣接セル(114,116)で特定チャネルが使用されているか否かを示す報告を、前記少なくとも1つの第1のユーザ機器(A1)から受信(302)するステップであって、前記報告は、前記第2の隣接セル(114,116)と関連付けられた少なくとも1つの第2のアクセスポイント(124,126)から送信される第1の情報に基づくものであり、前記第1の情報は、前記第1のユーザ機器(A1)により検出され、前記第2の隣接セル(114,116)で使用中の特定チャネルを示すために送信されるものである、ステップ
    を備えており、
    前記第1のアクセスポイントは、前記報告に基づき、前記第2の隣接セルで使用されている特定チャネルの使用を控える、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1のセル(112)で前記特定チャネルを使用するとき、前記第1のセルで前記特定チャネルが使用されていることを示す第2の情報を送信(303)するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記報告を要求する要求を前記少なくとも1つの第1のユーザ機器(A1)に送信(301)するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記要求は、前記第1のユーザ機器(A1)が前記第1の情報を検出する第2のアクセスポイント(124,126)のアイデンティティを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記報告を評価(303)するステップと、
    前記評価に従って特定チャネルが利用可能な場合、使用することになる特定チャネルを選択(303)するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記第2のアクセスポイント(124,126)が同一の特定チャネルを割り当てるか否かを検出するために、検出窓の間、前記第1のユーザ機器(A1)からの第1の情報の受信および評価を保持(304)するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の方法。
  7. 前記特定チャネル使用する必要なくなった場合、前記第2の情報の送信を停止(307)するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の方法。
  8. 検出窓の間、第2の隣接セル(114,116)で前記特定チャネルが使用されていることを示す報告が受信された場合、前記第2の情報の送信を停止(308)するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の方法。
  9. 選択された前記特定チャネルを割り当てるための任意の試行を止めるまで、ランダム数を取り出すことにより定義されるバックオフ窓の間、前記第1のユーザ機器(A1)から報告の受信および評価を保持(309)するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記セル間チャネル共有は、パケット・バイ・パケット原則のセル間チャネルに使用され、
    前記第1のユーザ機器(A1)からのアップリンク・スケジュール要求の中の前記第1の情報の報告を受信(401)するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の方法。
  11. 第2の情報を送信する前記ステップは、使用されている前記特定チャネルに関連する基準シンボル(Pu,i,Pd,j)を送信することにより実行されることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の方法。
  12. 基準シンボル(Pu,i,Pd,j)は、前記特定チャネルのアップリンク・チャネル(Cu,i)およびダウンリンク・チャネル(Cd,j)の各々に関連付けられていることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記基準シンボルを送信している前記第1のアクセスポイント(122)のアクセスポイント・アイデンティティは、基準シンボル(Pu,i,Pd,j)に符号化されることを特徴とする請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記第1の情報を探索する前記要求は、隣接する第2のアクセスポイント(124,126)のアイデンティティを含み、それにより、前記第1のユーザ機器(A1)は前記第1の情報が送信された場合に検出することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の方法。
  15. 前記第2の情報は同報チャネルで送信されることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の方法。
  16. 前記第2の情報はチャネル・アイデンティティおよび対応するチャネル収容能力を含むベクトルのセットを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 無線アクセス・ネットワーク(100)における動的セル間チャネル共有のためのコンピュータプログラム(900)であって、
    第1のアクセスポイント(122)にロードされたとき、該第1のアクセスポイント(122)の内部に設置されたコンピュータの処理手段に請求項1乃至16の何れか一項に記載の方法の各ステップを実行するよう制御させるためのコンピュータプログラムコードを備えることを特徴とするコンピュータプログラム(900)。
  18. 無線アクセス・ネットワーク(100)の第1のユーザ機器(A1)のための動的セル間チャネル共有の方法であって、前記無線アクセス・ネットワーク(100)は数のセル(112,114,116)を含み、前記第1のユーザ機器(A1)は前記数のセル(112,114,116)の第1のセル(112)に位置し、前記第1のユーザ機器(A1)は前記第1のセル(112)と関連付けられた第1のアクセスポイント(122)を介してネットワーク基盤(130)に接続可能であり、前記方法は、
    第1の情報が前記数のセル(112,114,116)の、前記第1のセル(112)と隣接している第2の隣接セル(114,116)に関連付けられた少なくとも1つの第2のアクセスポイント(124,126)から送信されているかを検出(602)するステップであって、前記第1の情報は前記第2の隣接セル(114,116)で使用中の特定チャネルを示すために送信されるものである、ステップと、
    前記第1のアクセスポイントが、前記第2の隣接セルで使用されている特定チャネルの使用を控える様に、検出された前記第1の情報に基づいて、前記第2の隣接セル(114,116)で特定チャネルが使用されているか否かに関する報告を前記第1のアクセスポイント(122)に送信(603)するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  19. 前記第1の情報を送信している隣接する第2のアクセスポイント(124,126)のアクセスポイント・アイデンティティは、送信する前記ステップ(603)で報告される前記報告に含まれることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1の情報を検出する前記ステップは、基準シンボルが前記第2のアクセスポイント(122)から送信された場合に測定するステップにより実行されることを特徴とする請求項18または19に記載の方法。
  21. 前記第1の情報を検出する前記ステップは、第1の情報が前記第2のアクセスポイント(122)から送信された場合に同報チャネルを聴取するステップにより実行されることを特徴とする請求項18または19に記載の方法。
  22. 前記第1の情報が前記第2のアクセスポイント(124,126)から送信されたか否かを要求する、前記第1のアクセスポイント(122)からの要求を受信(601)するステップをさらに備えることを特徴とする請求項18乃至21の何れか一項に記載の方法。
  23. 前記セル間チャネル共有は、パケット・バイ・パケット原則のセル間チャネルに使用され、
    前記特定チャネルが前記第2の隣接セル(114,116)で使用されているか否かの報告(503)を含む、前記第1のアクセスポイント(122)へのスケジュール要求を送信(702)するステップをさらに備えることを特徴とする請求項18乃至22の何れか一項に記載の方法。
  24. 報告された前記第1の情報に基づいて前記第1のアクセスポイント(122)により選択された前記特定チャネルのためのスケジュール許可を受信(704)するステップをさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 無線アクセス・ネットワーク(100)における動的セル間チャネル共有のためのコンピュータプログラム(900)であって、
    前記第1のユーザ機器(A1)にロードされたとき、該第1のユーザ機器(A1)の内部に設置されたコンピュータの処理手段に請求項18乃至24の何れか一項に記載の方法の各ステップを実行するよう制御させるためのコンピュータプログラムコードを備えることを特徴とするコンピュータプログラム(900)。
  26. 無線アクセス・ネットワークの第1のアクセスポイント(122)における動的セル間チャネル共有のための装置(500)であって、前記第1のアクセスポイント(500)は前記無線アクセス・ネットワーク(100)内の数のセル(112,114,116)の第1のセル(112)と関連付けられており、前記第1のアクセスポイント(122)は前記第1のセル(112)に位置する少なくとも1つの第1のユーザ機器(A1)をネットワーク基盤(130)に接続するのに適したものであり、前記第1のアクセスポイント装置(500)は
    前記数のセル(112,114,116)の第2の隣接セル(114,116)で特定チャネルが使用されているか否かを示す報告を、前記少なくとも1つの第1のユーザ機器(A1)から受信する手段(502)であって、前記報告は、前記第2の隣接セル(114,116)と関連付けられた少なくとも1つの第2のアクセスポイント(124,126)から送信される第1の情報に基づくものであり、前記第1の情報は、前記第1のユーザ機器(A1)により検出され、前記第2の隣接セル(114,116)で使用中の特定チャネルを示すために送信されるものである、手段
    を備えており、
    前記第1のアクセスポイントは、前記報告に基づき、前記第2の隣接セル(114,116)で使用されている特定チャネルの使用を控える、
    ことを特徴とするアクセスポイント装置(500)。
  27. 前記第1のセル(112)で前記特定チャネルを使用する場合に第2の情報を送信する手段(503)をさらに備え、
    前記第2の情報は、前記第1のセル(112)に隣接する前記第2の隣接セル(114,116)の中の第2のユーザ機器(B1,C1,C2)により検出されるものであり、前記第2の情報は、前記特定チャネルが前記第1のセル(112)で使用されていることを示す、ことを特徴とする請求項26に記載のアクセスポイント装置(500)。
  28. 前記第1のセル(112)の前記少なくとも1つの第1のユーザ機器(A1)に、前記第1の情報の探索を要求する要求を送信する手段(501)をさらに備えることを特徴とする請求項26または27に記載のアクセスポイント装置(500)。
  29. 前記報告の中の前記第1の情報を評価する手段(504)と、
    前記評価により前記チャネルが利用可能な場合、該特定チャネルが使用されるように選択する手段(505)と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項26乃至28の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  30. 選択された前記特定チャネルにおけるトラフィックをスケジュールする手段(506)をさらに備えることを特徴とする請求項26乃至29の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  31. 前記特定チャネルを使用する必要がなくなった場合、前記第2の情報の送信を停止する手段(507)をさらに備えることを特徴とする請求項26乃至30の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  32. 検出窓の間、第2の隣接セル(114,116)で前記特定チャネルが使用されていることを示す報告が受信された場合、前記第2の情報の送信を停止する手段(507)をさらに備えることを特徴とする請求項26乃至31の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  33. 前記セル間チャネル共有は、パケット・バイ・パケット原則のセル間チャネルに使用され、
    前記第1の情報の報告は、前記第1のユーザ機器(A1)からのアップリンク・スケジュール要求の中で受信可能であることを特徴とする請求項26乃至32の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  34. 送信する前記手段(503)は、使用されている前記特定チャネルに関連する基準シンボル(Pu,i,Pd,j)を送信する手段(509)を含むことを特徴とする請求項26乃至33の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  35. 基準シンボル(Pu,i,Pd,j)を前記特定チャネルのアップリンク・チャネル(Cu,i)およびダウンリンク・チャネル(Cd,j)の各々に関連付ける手段(510)をさらに備えることを特徴とする請求項34に記載のアクセスポイント装置(500)。
  36. 前記基準シンボルを送信している前記第1のアクセスポイント(122)のアクセスポイント・アイデンティティを基準シンボル(Pu,i,Pd,j)に符号化する手段(511)をさらに備えることを特徴とする請求項34または35に記載のアクセスポイント装置(500)。
  37. 隣接する第2のアクセスポイント(124,126)のアイデンティティを含む手段(512)であって、それにより、前記第1のユーザ機器(A1)は、前記第1の情報が前記第1の情報を探索する前記要求に送信された場合に検出する、手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項26乃至36の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  38. 送信する前記手段(503)は、前記第2の情報を同報チャネルで送信する手段(513)を含むことを特徴とする請求項26乃至33の何れか一項に記載のアクセスポイント装置(500)。
  39. 前記第2の情報はチャネル・アイデンティティおよび対応するチャネル収容能力を含むベクトルのセットを含むことを特徴とする請求項38に記載のアクセスポイント装置(500)。
  40. 無線アクセス・ネットワーク(100)の第1のユーザ機器(A1)における動的セル間チャネル共有のための装置(800)であって、前記無線アクセス・ネットワーク(100)は数のセル(112,114,116)を含み、前記第1のユーザ機器(A1)は前記数のセル(112,114,116)の第1のセル(112)に位置し、前記第1のユーザ機器(A1)は前記第1のセル(112)と関連付けられた第1のアクセスポイント(122)を介してネットワーク基盤(130)に接続可能であり、前記ユーザ機器装置(800)は、
    第1の情報が前記数のセル(112,114,116)の、前記第1のセル(112)と隣接している第2の隣接セル(114,116)に関連付けられた少なくとも1つの第2のアクセスポイント(124,126)から送信されているかを検出する手段(801)であって、前記第1の情報は前記第2の隣接セル(114,116)で使用中の特定チャネルを示すために送信されるものである、手段と、
    前記第1のアクセスポイントが、前記第2の隣接セルで使用されている特定チャネルの使用を控える様に、検出された前記第1の情報に基づいて、前記第2の隣接セル(114,116)で特定チャネルが使用されているか否かに関する報告を前記第1のアクセスポイント(122)に送信する手段(802)と、
    を備えることを特徴とするユーザ機器装置(800)。
  41. 送信する前記手段(802)は、送信する前記手段(802)により報告された報告に前記第1の情報を送信した前記第2のアクセスポイント(124,126)のアクセスポイント・アイデンティティを含む手段(512)を含むことを特徴とする請求項40に記載のユーザ機器装置(800)。
  42. 検出する前記手段(801)は、基準シンボル(Pu,i,Pd,j)が前記第2のアクセスポイント(122)から送信された場合に測定する手段(803)を含むことを特徴とする請求項40または41に記載のユーザ機器装置(800)。
  43. 前記第1の情報を検出する前記手段(801)は、第1の情報が前記第2のアクセスポイント(122)から送信された場合に同報チャネルを聴取する手段(804)を含むことを特徴とする請求項40乃至42の何れか一項に記載のユーザ機器装置(800)。
  44. 前記第1の情報が前記第2のアクセスポイント(124,126)から送信されているか否かを要求する要求を、前記第1のアクセスポイント(122)から受信する手段(805)をさらに備えることを特徴とする請求項40乃至43の何れか一項に記載のユーザ機器装置(800)。
  45. 前記セル間チャネル共有は、パケット・バイ・パケット原則のセル間チャネルに使用され、
    前記特定チャネルが前記第2の隣接セル(114,116)で使用されているか否かの報告を含む、前記第1のアクセスポイント(122)へのスケジュール要求を送信する手段(806)をさらに備えることを特徴とする請求項41乃至44の何れか一項に記載のユーザ機器装置(800)。
  46. 報告された前記第1の情報に基づいて前記第1のアクセスポイント(122)により選択された前記特定チャネルのためのスケジュール許可を受信する手段(807)をさらに備えることを特徴とする請求項45に記載のユーザ機器装置(800)。
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