JP4980668B2 - 回転メータの読取装置、及び読取方法 - Google Patents

回転メータの読取装置、及び読取方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転メータの読取装置、読取方法に係り、更に詳細には、ガスメータ、電気メータ、オイルメータ、水道メータなどの読取装置及び読取方法に関する。
従来、電気メータの回転盤に試験票を設け、この試験票が所定の位置を通過した回数を検出し、その通過回数に基づいて使用電力量を数値化して、これをデータとして出力する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)
また、従来から、電気の使用を止めることなく電気使用量を数値化して、これをデータとして出力するクランプ電流計、水道の使用を止めることなく水道使用量を数値化して、これをデータとして出力する超音波流量計などが知られている。
特開平10−10218号公報 特開平6−139489号公報 特開2005−77292号公報 特開平7−286882号公報 特開2002−98568号公報
しかしながら、従来の電気使用量をデータとして出力する技術は、例えばガスメータなど回転盤が設けられていない回転メータには、適用できないという問題があった。
一方、一般に常設されているガスメータは、コスト面や施工面、施工計画時における必要性などの理由から、使用ガス量を数値化して外部出力することができないものが多かった。
従って、ガスメータを読み取る場合は、例えば数時間毎、或いは1日毎など、定期的に設備管理の担当者がガスメータの数値を読み取り、管理日報などに記載する方法が採られていた。
しかし、設備管理の担当者の数は限られているのが普通であり、例えば一日に一回、もしくは数回程度しかガスメータの数値を読み取ることができないのが実情である。従って、一日分など、比較的長期間のガス使用量を大まかに測定することしかできなかった。
このため、ガス使用量を比較的短時間毎に計測する必要がある場合には、設備管理の担当者の負担が大きくなると共に、人件費が増大するという問題が発生する。
例えば、冷凍機の省エネルギー化を検討する際には、10分或いは1時間程度の間隔で、連続的に冷凍機のガス使用量を測定し、それぞれのインターバル間のガス使用量から入力熱量を算出し、冷凍機の出力熱量との割合である冷凍機COP(冷凍機成績係数)を含めた各種の検討が必要になる。このような場合には、設備管理の担当者が時間ごとにガスメータを読み取る方法は不適当である。
一方、ガスメータを所定の時間に亘ってビデオカメラで撮影し、撮像画像を再生し或いは早送りして、メータ値を書き留める方法も知られている。この方法では、担当者が現場でガスメータを読み取る必要はないが、撮像画像からメータ値を読み取って記録するため
、手間がかかるという問題が発生する。
また、図25に示すように、ビデオカメラ50によって撮影されたガスメータ51の表示部52の画像から、表示される数値を自動認識する方法もあるが、解析用コンピュータに画像を取り込むインターフェースや、認識ソフトが必要となりコストが掛かる。また、識字率の問題から、自動認識された数値をオペレータがチェックする作業が必要となるため、依然として手間がかかるという問題が発生する。
更に、ビデオ撮影中は、ガスメータ51に照明53を当てて撮影すべき部分の照度を確保する必要があるが、撮影中に照明が切れた場合には、ガスメータ51の表示部52における数値を読み取れなくなるため、撮影することができないなどの問題が発生する。
なお、図27中の符号54a,54bはガス配管、55は三脚、56はビデオデッキ、57は画像チェック用のテレビである。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、回転メータの数値を自動的に且つ正確に読み取ることができ、手間を省くことができると共に、構成を簡略化してコスト低減でき、更に簡単に設置できる回転メータの読取装置の提供を課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、
エネルギー使用量が数字で表示され、前記エネルギー使用量の変化に伴って前記数字が回転する回転メータの読取装置であって、
前記数字の中心付近に所定の照射径を有する光を照射する光照射手段と、
前記光の反射光を受光してその受光量を検出する受光量検出手段と、
前記受光量の変化に基づいて前記数字の回転量を算出する回転量算出手段と、
を備えることを特徴とする。
上記光照射手段及び受光量検出手段は、別体又は一体のものを使用できる。例えば、光照射手段と受光量検出手段は、光センサーに一体化されているものを使用できる。また、回転量算出手段としては、シーケンサーなどを例示できる。
本発明では、光照射手段と、受光量検出手段と、回転量算出手段によって構成されるので、構成を簡略化できると共に、設置が容易になる。
また、回転メータの数値を自動的に読み取ることができるので、頻繁に回転メータを読み取る場合にも、手間を省くことができる。
ここで、前記数字が複数桁で表示され、前記光は最小桁の前記数字に照射されることが好ましい。この場合には、数字を最終桁まで正確に読み取ることができる。
また、前記回転量算出手段は、予め設定された前記受光量の閾値に基づいて、前記数字の回転量を検出することが好ましい。
また、前記閾値は、上限値と下限値の二段階に設定されていることが好ましい。
閾値が一つの値である場合は、数字の回転が停止した際に、受光量が閾値付近である場合に、ノイズの影響で受光量がふらつき(チャタリング)、誤検出が発生するおそれがある。
本発明では、閾値を上限値及び下限値の二値とすることにより、上記の問題を回避できる。
また、前記受光量が、前記下限値を所定時間以上に亘って下回った場合に、前記数字の回転量の検出を開始し、前記回転量算出手段は、前記受光量が前記下限値より低レベルから増加し、前記下限値、前記上限値をこの順に超え、且つ、前記上限値を所定時間以上に亘って超えた場合に、前記数字が回転したものと判断することが好ましい。
また、前記エネルギーはガス、電気、オイル又は水道を例示できる。
また、本発明は、
エネルギー使用量が数字で表示され、前記エネルギー使用量の変化に伴って前記数字が回転する回転メータの読取方法であって、
前記数字の中心付近に所定の照射径を有する光を照射する工程と、
前記光の反射光を受光してその受光量を検出する工程と、
前記受光量の変化に基づいて前記数字の回転量を算出する工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、光照射手段と、受光量検出手段と、回転量算出手段とで構成できるので、構成を簡略化してコストダウンを図ることができる。また、光照射手段のみガスメータの付近に設置するだけで、簡単に設置できる。更に、回転メータの数値を自動的に検出できるので、回転メータを頻繁に読み取る場合に、手間を省くことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付した図1から図24に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る第1実施形態の回転メータの読取装置1の機能ブロック図である。この回転メータの読取装置1は、回転メータのエネルギー(エネルギー源)使用量を示す数値10を読み取る。
数値10は、複数桁の数字10a〜10eで構成されている。そして、エネルギー使用量の変化に応じて数字10a〜10eが回転することにより、数値10が変化する。
この回転メータの読取装置1は、数値10における所定の桁、本実施形態では、小数点10f以下一桁目の数字10eの中心付近に所定の照射径d(図6参照)を有する照射光11aを照射する光照射手段11と、照射光11aの反射光11bを受光し、その受光量を検出する受光量検出手段12と、受光量の変化に基づいて数字10eの回転量を検出する回転量算出手段13と、数字10eの回転量に基づいて、エネルギー使用量を算出するエネルギー使用量算出手段14と、算出されたエネルギー使用量を記録する記録手段15と、を備えている。
図2は、本発明をガスメータ21を読み取る回転メータの読取装置20に適用した場合を示す。この回転メータの読取装置20は、ガスメータ21に表示されるガス使用量を読み取る。
ガスメータ21は、計測器本体22と、この計測器本体22にガスを入出させるガス管23a,23bと、ガス使用量を表示する表示部24とを有している。
ガスメータ21の表示部24には、図3に示すように、ガス使用量を示す数値10が表
示される。
数値10は、複数桁、本実施形態では5桁の数字10a〜10eで構成されている。また、各桁の数字10a〜10eは、アラビア数字が用いられている。数値10は、小数点10f以上が4桁、小数点10f以下が1桁で表示される。数値10の単位は、m3・N
である。
また、数値10における各桁の数字10a〜10eは、所定の回転方向Rに回転する。本実施形態では、所定の回転方向Rが、数字10a〜10eを正常な姿勢で見たときに上方向となるように設定されている。各数字10a〜10eは、それぞれ回転方向Rに回転することにより、0〜9まで連続的に変化する。
なお、数字10a〜10eが下方向に回転する場合にも、本発明を適用できる。
数値10は、下位の桁における数字10b〜10eが一回転する毎に、その一回転した桁の上位桁の数字10a〜10dが、数字一個分だけ回転する。
図2に示すように、回転メータの読取装置20は、光センサー25と、シーケンサー26と、ロガー27とを有している。
光センサー25は、ガスメータ21の数値10(図3参照)を構成する数字10a〜10eのうち、所定の桁、本実施形態では小数点10f以下一桁目の数字10eの中心付近に、所定の照射径dを有する照射光25aを照射する光照射手段としての機能を有している。
また、この光センサー25は、ガスメータ21からの反射光25bを受光し、その受光量を検出する受光量検出手段としての機能を有している。
シーケンサー26は、光センサー25で検出された受光量に基づいて、数字10eの回転量を検出する回転量算出手段としての機能と、検出された回転量に基づいてガス使用量を算出するガス(エネルギー)使用量算出手段としての機能を有している。
また、ロガー27は、シーケンサー26で算出されたガス使用量を記録するガス使用量記録手段としての機能を有している。
なお、シーケンサーにロガー機能が一体化されたものも使用できるし、シーケンサー26、ロガー27は、一般的なコンピュータを使用することもできる。
また、本実施形態では、光照射手段及び受光量検出手段として光センサー25を使用したが、光照射手段と受光量検出手段は、互いに別体で設けることができる。また、照射光25aには、レーザ光を使用するのが好ましい。
光センサー25は、図4に示すように、ガスメータ21に固定された保持部材28によって、ガスメータ21の表示部24と対向する位置に保持されている。
保持部材28は、ガスメータ21を上下から挟むべく、両端部が長尺なボルト29,29(片側のみ図示)で連結された一対の長尺な挟持板30a,30bと、上側の挟持板30aの両端部から、ガスメータ21の表示部24側に突出して設けられた長尺な側板31a,31bと、これらの側板31a,31bの先端に架け渡された長尺な取付板32とを有している。
光センサー25は、保持部材28における取付板32の略中央に、ボルト33で高さ調整ができるように取り付けられている。
また、保持部材28の上側の挟持板30aには、図5に示すように、ガスメータ21との当接面側にクッション材34が設けられている。このクッション材34によって、光センサー25の振動を抑制できる。
なお、光センサー25は、例えばビデオカメラを支持する三脚などを用いて、所定の位置に保持することもできる。
次に、このガスメータの読取装置20によって、ガスメータ21の読み取りを行う方法について説明する。
光センサー25から数字10eに照射される照射光25aは、図6に示すように、所定の照射径dを有している。この照射径dは、数字10eの大きさに応じて設定されている。
本実施形態では、回転方向Rと平行な方向に延びるアラビア数字10eの中心線35上に、光センサー25の照射光25aが照射される。
この照射光25aの照射径dは、アラビア数字10eが回転方向Rに回転したときに、反射光25bの受光量の変化に基づいて、アラビア数字10eが回転したことを確実に判断できる大きさに設定されている。
本実施形態では、ガスメータ21の表示部24の背景が白地で表示され、数字10a〜10eの輪郭線が黒色で表示される。これにより、数字10a〜10fと背景とで、光の反射量が大きく異なるため、数字10a〜10eの検出が容易になる。
また、本実施形態では、照射光25aの照射径dが、数字0〜9の回転を確実に区別して検出できるように設定されている。
例えば、アラビア数字の「2」の場合は、アラビア数字の「2」の輪郭線によって形成される上下の隙間部分36a,36bのうち、上側の隙間部分36aより照射光25aの照射径dが小さく、下側の隙間部分36bより照射径dが少し大きくなるように設定されている。
これにより、図7に示すように、照射光25aに対して、アラビア数字の「1」と「2」の中間における背景部分が配置された状態から、この桁の数字が回転方向Rに回転し、アラビア数字の「2」が照射光25aを横切る際には、照射光25aがアラビア数字「2」のどの部分に重なっているかによって、光センサー25による受光量が大きく変化する。
すなわち、図7に示すように、数字の「2」が照射光25aから完全に外れた位置P1にある状態では、図8に示すように、照射光25aの受光量Lが最大レベルL1となる。
この状態から、数字「2」が回転方向Rに回転し、図9に示すように、数字「2」の輪郭における上部40が照射光25aに重なると、回転が進むに従って受光量Lが比較的急激に低下する。なお、数字の回転速度が遅い場合には、受光量Lは比較的に緩やかに低下する。
そして、数字「2」の輪郭における上部40が、照射光25aの中心に重なる位置P2に配置された状態では、図8に示すように、受光量Lが最小レベルL2となる。なお、位置P2の前後で受光量Lが最小レベルL2となる。
数字「2」がさらに回転すると、受光量Lが比較的急激に増大する。そして、図10に示すように、数字「2」の輪郭における上側の隙間部分36a内に、照射光25aが完全に入った状態(位置P3)では、受光量Lが最大レベルL1になる(図8参照)。なお、その前後で受光量Lが最大レベルL1となる。
数字「2」がさらに回転し、図11に示すように、数字「2」の中間部分41が照射光25aに重なると、数字「2」の回転に伴って受光量Lが比較的急激に減少する。そして、数字「2」の中間部分41が照射光25aの中心に重なった状態(位置P4)では、受光量Lが最小レベルL2になる。
数字「2」がさらに回転し、図12に示すように、数字「2」の下側の隙間部分36bが、照射光25aに重なると、受光量Lが増加する。しかし、数字「2」の下側の隙間部分36bは、照射光25aより小さいので、照射光25aの上下両端部に数字「2」の輪郭が重なる。このため、受光量Lは比較的低レベルL3となる。
数字「2」がさらに回転し、図13に示すように、数字「2」の輪郭における最下部42が、照射光25aの中心に重なった状態(位置P6)では、受光量Lが最小レベルL2となる。
数字「2」がさらに回転し、図14に示すように、数字「2」の輪郭における最下部42が、照射光25aから完全に外れた状態(位置P7)では、受光量Lが最大レベルL1となる。
このように、アラビア数字「2」が回転方向Rに回転すると、光センサー25の受光量Lが大きく変化する。そこで、数字「2」が照射光25aを通過する際の受光量Lの変化を検出することにより、数字「2」の回転量を検出できる。
すなわち、図8に示すように、アラビア数字の「2」が回転すると、受光量Lが最大レベルL1から最小レベルL2まで比較的急激に低下する回数が2回ある。また、受光量Lが最小レベルL2から最大レベルL1まで比較的急激に増大する回数が2回ある。
そこで、受光量Lが比較的急激に変化する回数をカウントすることにより、数字「2」が回転していることを検出できる。
本実施形態では、所定時間の間に、受光量Lが最小レベルL2から最大レベルL1まで比較的急激に増大する特性を示す部分(以下、急増波形部と呼ぶ)45の回数を検出することにより、数字10eの回転量を検出する。
なお、所定時間の間に、受光量Lが最大レベルL1から最小レベルL2まで急激に減少する特性を示す部分の回数を検出することにより、数字10eの回転量を検出できる。
更に、受光量Lの最大レベルL1から最小レベルL2間に、閾値が設定されている。本実施形態では、第1閾値LA,第2閾値LBが二段階に設定されている。
そして、受光量Lが第1及び第2閾値LA,LBより下側のレベルから増大を続け、第
1及び第2閾値LA,LBを超える場合には、急増波形部45が検出される。この急増波形部45が、所定の時間内に2回検出されたときに、数字「2」が回転しているものと判断できる。
同様に、アラビア数字「0」〜「9」が回転した場合には、図15に示すように、それぞれ急増波形部45が1回〜3回検出される。そして、数字「0」〜「9」が一回転したときには、急増波形部45が合計24回検出される。
上記のように、二段階の第1閾値LA及び第2閾値LBを設定することにより、チャタリングを防止できる。なお、チャタリングとは、周知のように、例えば数字「2」の一部が照射光25aに重なった状態で停止しているときに、ノイズなどの影響で受光量Lが僅かに変動し、検出動作がON−OFFを繰り返す現象である。
図16(a)は照射光25aと数字の輪郭(帯状で表示)との相対位置a〜eを示す図、図16(b)は各相対位置a〜eにおける受光量を示す図、図16(c)はチャタリングの発生を説明する図である。
図16(a)に示すように、照射光25aが数字の輪郭線から外れている相対位置aから、照射光25aが数字の輪郭線に重なる相対位置b〜dとなり、照射光25aが数字の輪郭線か完全に外れる相対位置eまで回転すると、図16(b)に示すように、受光量が徐々に低下した後、再度徐々に増加する。
いま、相対位置b又はd、すなわち、照射光25aの一部が数字の輪郭線に重なった状態で停止した場合には、受光量の検出が非常に不安定となる。従って、この相対位置b又はdでは、外乱の影響を受けてチャタリングが発生し易くなる。
これを回避するために、本実施形態では、2段階の第1閾値LA,及び第2閾値LBを設定している。
本実施形態では、第1閾値LA及び第2閾値LBを、次の方法で設定する。すなわち、図17に示すように、受光量Lの最大レベルL1と最小レベルL2を計測し、その差(L1−L2)を例えば5等分する。
そして、最小レベルL2より、(L1−L2)×(2/5)だけ上の受光量を第1閾値LAとし、最小レベルL2より、(L1−L2)×(3/5)だけ上の受光量を第2閾値LBとする。
また、数字「0」〜「9」の回転量の算出は、受光量Lの検出を開始した時点の数字の位置を受光量Lに基づいて記憶し、数字「0」〜「9」の回転を検出した時間に発生した急増波形部45の検出回数を「24」で割る。そして、図15を参照して、回転量を算出する。
例えば、数字「0」と「1」の間の白地部分から検出を開始し、10分間に急増波形部45が100回検出された場合、数字「1」が4回転し、更に数字「3」の一部が照射光25aに重なるまで回転したことがわかる。この場合、数字「3」が表示部24の小数点10f以下一桁目に表示される。
また、急増波形部45の検出回数から数字「0」〜「9」の回転量を算出する処理は、各種のプログラミングソフトによって実行できる。
また、本実施形態では、数字10eの検出に関して、下記の条件が設定されている(図18参照)。
(1)条件1:受光量Lが、第1閾値LAを所定時間以上に亘って下回った場合、急増波形部45のカウントをスタートする。
(2)条件2:条件1を満たした状態で、受光量Lが第1閾値LA、第2閾値LBをこの順で超えること。
(3)条件3:条件2を満たした状態で、受光量Lが第2閾値LBを所定時間以上超えること。
以上の条件1〜3をすべて満たした状態で、急増波形部45が一回カウントされると条件1〜3がクリアされ、次回のカウントが行われる。
このように、条件1,3において、受光量が所定時間以上に亘って第1閾値LA,又は第2閾値LBを超えるという条件を設定することにより、外乱(扉の開閉などの影響)によって起こる僅かな振動での誤検出を抑制できる。
なお、条件1,3の所定時間は、数字10eの回転スピードに応じて設定する必要がある。すなわち、数字10eの回転スピードが速い場合には、所定の時間を短くする。また、数字10eの回転スピードが遅い場合には、所定の時間を長くする。
図18の例では、範囲Aでは条件1を満たしているが、条件2を満たしていないので、急増波形部45のカウントは行わない。
範囲Bでは、条件1,2を満たしているが、条件3を満たしていないので、急増波形部45のカウントは行わない。
範囲Cでは、ポイントD,Eを除いて、条件1,2,3を満たしているので、急増波形部45のカウントを行う。
急増波形部45を一回カウントした後、ポイントFで条件1〜3をリセットする。
本発明の回転メータの読取装置20を用いて、電気メータの読み取りを行った。
ここでは、光センサー25を三脚で所定の位置に保持した。また、受光量の最大レベルL1は2000、最小レベルL2は500であったので、第1閾値LAを1100、第2閾値LBを1400に設定した。
なお、上記最大レベルL1、最小レベルL2、第1閾値LA及び第2閾値LBの値は、光センサー25の照射光25aが全て反射してきた場合の受光量を4096、全て反射してこなかった場合の受光量を0としたときの値である。例えば、最大レベルL1は、L1=受光量100×(2000/4096)となる。
図19に示すように、電気メータの表示部には、4桁のアラビア数字60a〜60dで構成される電気使用量が表示される。
最小桁の数字60dは、一時間当たり略一回転する。このため、本実施形態では、上記条件1,3の所定時間を暫定的に3秒とした。
上記の条件で、10分間を1インターバルとして、1インターバル毎に急増波形部45
(図8参照)をカウントした。
図20は、出力カウント数を示す特性図である。なお、この出力カウント数を示す特性図は、ロガー27(図2参照)からパソコンに取り込んで表示したものである。
図21は、各インターバルで計測した急増波形部45のカウント数を累計した合計カウント数を示す。
上記合計カウント数から、使用電力量を算出する。図22は、算出した使用電力量(積算電力量)を示す。なお、使用電力量は、数字60dの回転量に基づいて算出する。
また、本実施形態では、計測開始時における照射光25aが照射されている数字が分かっていたため、使用電力量を小数点1桁まで求めた。
この積算電力量から、1インターバル毎の使用電力量(瞬時電力量)を求めることができる。図23は、瞬時電力量を示す。なお、ガスの場合は、ガス使用量の熱量換算を行うことで熱量を知ることができる。
図24は、電力メータの数値60の目視による読取値(目盛値)と、本発明の回転メータの読取装置20による読取値(算出値)と、これらの数値の誤差を示す。
なお、計測は数字「2」の中心に照射光25aが重なっている状態からスタートした。
図24から分かるように、目視による読み取り結果と、回転メータの読取装置20による読み取り結果は殆ど一致している。これにより、回転メータの読取装置20によって、回転メータの数値を高精度に読み取ることが可能であることが分かる。
このように、本発明では、ガスメータ、電力メータ、オイルメータ、水道メータなどエネルギー使用量が数値で表示される回転メータを、自動的に且つ正確に読み取ると共に、その結果を記録し、且つ外部に出力できる。
従って、回転メータを短時間で頻繁に読み取る必要がある場合でも、担当者が目視で読み取る必要がないので、手間を大幅に省くことができる。
また、回転メータの読取装置20は、光センサー25,シーケンサー26、ロガー27によって構成できるので、構成を簡略化してコストダウンを図ることができる。更に、光センサー25を回転メータの表示部に対向させて配置するだけで、簡単に設置を完了できる。
更に、本発明は、数字で表現されている回転メータなら、何でも計測できる。すなわち、型式や種類、副目盛や回転盤の有無、計測しているエネルギーを問わず計測が可能である。
また、回転メータを改造することなくそのまま使用できる。更に、運転した状態(エネルギー(源)が流れている状態)で設置、計測、転居が可能である。また、設置後直ぐに計測を開始できる。
なお、上記の実施の形態では、数字としてアラビア数字を使用する場合について説明したが、本発明はアラビア数字に限らず、その数字が回転したことを反射光の受光量に基づいて検出できる各種の数字を使用する場合に適用できる。
本発明に係る回転メータの読取装置を示す機能ブロック図である。 本発明に係る回転メータの読取装置でガスメータを読み取る状態を示す斜視図である。 本発明に係るガスメータの数値を構成する数字を示す図である。 本発明に係る光センサーを保持する保持部材を示す斜視図である。 本発明に係る保持部材の取付部に取り付ける緩衝部材を示す斜視図である。 本発明に係る光センサーの照射光における照射径の設定方法を説明する図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係を示す図であり、照射光が数字の上側における完全に外れた位置に照射されている状態を示す図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係と、そのときの受光量との関係を示す特性図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係を示す図であり、照射光が数字の上部に照射されている状態を示す図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係を示す図であり、照射光が数字の上側の隙間に照射されている状態を示す図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係を示す図であり、照射光が数字の中間部に照射されている状態を示す図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係を示す図であり、照射光が数字の下側の隙間に照射されている状態を示す図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係を示す図であり、照射光が数字の下部に照射されている状態を示す図である。 本発明に係る光センサーの照射光と数字との相対位置関係を示す図であり、照射光が数字の下側に完全に外れた位置に照射されている状態を示す図である。 本発明に係る各数字に照射光が照射されたときに検出される受光量の特性を示す図であり、急増波形部の検出回数を示す図である。 本発明に係る第1閾値及び第2閾値の設定理由を説明する図であり、図16(a)は数字の黒地部分と照射光との相対位置を示す図、図16(b)は各相対位置における受光量を示す図、図16(c)は数字の回転が呈した際に発生するチャタリングを説明する図である。 本発明に係る第1閾値及び第2閾値のレベル設定方法を説明する図である。 本発明に係る急増波形部の検出方法を説明する図である。 本発明に係る回転メータの読取装置を適用した電力メータに表示される数字を示す図である。 本発明に係る回転メータの読取装置で電力メータを読み取る際に検出された急増波形部のカウント数を示す特性図である。 本発明に係る回転メータの読取装置で電力メータを読み取る際に検出された急増波形部のカウント数の合計数を示す特性図である。 本発明に係る回転メータの読取装置で電力メータを読み取る際に検出された急増波形部のカウント数に基づいて算出された使用電力量(積算電力量)を示す特性図である。 本発明に係る回転メータの読取装置で電力メータを読み取る際に算出されたインターバル毎の瞬時電力量を示す特性図である。 本発明に係る回転メータの読取装置による電力メータの読取値(算出値)と、目視による読取値とを比較する図である。 従来例に係る回転メータの読取装置を示す斜視図である。
符号の説明
1 回転メータの読取装置
10 数値
10a〜10e 数字
10f 小数点
11 光照射手段
11a 照射光
11b 反射光
12 受光量検出手段
13 回転量算出手段
14 エネルギー使用量算出手段
15 記録手段
20 回転メータの読取装置
21 ガスメータ
22 計測器本体
23a,23b ガス管
24 表示部
25 光センサー
25a 光
25a 照射光
25b 反射光
26 シーケンサー(回転量算出手段)
27 ロガー(記録手段)
28 保持部材
29 ボルト
30a,30b 挟持板
31a,31b 側板
32 取付板
33 ボルト
34 クッション材
35 数字の中心線
36a,36b 隙間部分
40 数字の上部
41 数字の中間部分
42 数字の最下部
45 急増波形部
50 ビデオカメラ
51 ガスメータ
52 数値
53 照明
54a,54b ガス管
60 数値
60a〜60d アラビア数字
70 目盛り
L 受光量
L1 最大レベル
L2 最小レベル
LA 第1閾値
LB 第2閾値

Claims (6)

  1. エネルギー使用量が数字で表示され、前記エネルギー使用量の変化に伴って前記数字が回転する回転メータの読取装置であって、
    前記数字の中心付近に所定の照射径を有する光を照射する光照射手段と、
    前記光の反射光を受光してその受光量を検出する受光量検出手段と、
    前記受光量の変化に基づいて前記所定の桁における前記数字の回転量を算出する回転量算出手段と、を備え
    前記回転量算出手段は、予め設定された前記受光量の閾値に基づいて、前記数字の回転量を検出することを特徴とする回転メータの読取装置。
  2. 前記閾値は、上限値と下限値の二段階に設定され、前記受光量が前記下限値を所定時間以上に亘って下回った場合に、前記数字の回転量の検出を開始し、前記回転量算出手段は、前記受光量が前記下限値より低レベルから増加し、前記下限値、前記上限値をこの順に超え、且つ、前記上限値を所定時間以上に亘って上回った場合に、前記数字が回転したものと判断することを特徴とする請求項1に記載の回転メータの読取装置。
  3. 前記エネルギーはガス、電気、オイル又は水道であることを特徴とする請求項1又は2記載の回転メータの読取装置。
  4. エネルギー使用量が数字で表示され、前記エネルギー使用量の変化に伴って前記数字が回転する回転メータの読取装置であって、
    前記数字の中心付近に所定の照射径を有する光を照射する光照射手段と、
    前記光の反射光を受光してその受光量を検出する受光量検出手段と、
    前記受光量の変化回数を累計し、累計した合計カウント数から前記エネルギー使用量を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする回転メータの読取装置。
  5. エネルギー使用量が数字で表示され、前記エネルギー使用量の変化に伴って前記数字が回転する回転メータの読取方法であって、
    前記数字の中心付近に所定の照射径を有する光を照射する工程と、
    前記光の反射光を受光してその受光量を検出する工程と、
    前記受光量の変化に基づいて前記所定の桁における前記数字の回転量を検出する工程と、を含み、
    前記回転量を検出する工程は、予め設定された前記受光量の閾値に基づいて、前記数字の回転量を検出することを特徴とする回転メータの読取方法。
  6. エネルギー使用量が数字で表示され、前記エネルギー使用量の変化に伴って前記数字が回転する回転メータの読取方法であって、
    前記数字の中心付近に所定の照射径を有する光を照射する工程と、
    前記光の反射光を受光してその受光量を検出する工程と、
    前記受光量の変化回数を累計し、累計した合計カウント数から前記エネルギー使用量を算出する工程と、
    を含むことを特徴とする回転メータの読取方法。
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