JP4979493B2 - 落雷発生表示器 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄塔への落雷を検知して落雷が発生したことを表示する落雷発生表示器に関する。
従来より、送電線の保守管理のため、送電線の鉄塔に落雷があったか否かを表示する表示器(例えば、閃絡表示器(登録商標)等)を設置している。そして、落雷があった場合には、現場を巡回した際に目視によってどの鉄塔に落雷があったかを特定することができる。しかし、従来の表示器では、どの鉄塔に落雷があったかは把握することができても、その鉄塔において落雷のあった日時を把握することはできなかった。
なお、特許文献1には、鉄塔に落雷があった場合にその旨を無線伝送する技術が開示されているが、この技術は、落雷のあった日時を把握するものではない。
特開2002−152965号公報
本発明は、このような課題に対して、送電線の鉄塔に落雷があった場合にその日時を表示することができる日時表示機能付落雷発生表示器を提供することを目的とする。
第1の発明は、鉄塔に取り付けて使用され、当該鉄塔に落雷があった場合に、落雷が発生したことを表示する落雷発生表示器であって、
ケースと、前記ケースと表示部材によって結合されている蓋と、前記蓋がケースから外れたときに当該蓋によってオンされ、落雷検知を出力するスイッチ部とを備え、前記鉄塔への落雷を検知したときに、当該落雷による落雷電流を感知して前記蓋をケースから脱落させて前記表示部材をケース外に垂下するように露出させ、前記スイッチ部がオンされる落雷検知部と、
前記落雷検知部が落雷を検知したことに応じて前記スイッチ部から落雷検知した旨を受信して、その落雷を検知した日時を表示する日時表示部と、
を備え、
前記日時表示部は、電波時計であって、前記鉄塔の下部に設けられている、
ことを特徴とする日時表示機能付落雷発生表示器である。
第2の発明は、第1の発明に記載の日時表示機能付落雷発生表示器であって、前記表示部材がリボン状である日時表示機能付落雷発生表示器である。
本発明によれば、送電線の鉄塔に落雷があった場合に、落雷が発生したことのみならず、落雷発生の日時を表示することが可能な落雷発生表示器を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態である落雷発生表示器1を鉄塔50に設置した場合の使用例を示す図である。また、図2及び図3は、落雷発生表示器1の構成を示す図であり、図2は、落雷発生の表示の作動をする前の状態を示し、図3は、落雷発生の表示の作動をした後の状態を示す。図2及び図3に示すように、落雷発生表示器1は、落雷検知部10、落雷表示部20、スイッチ部30、及び日時表示部40を備える。落雷検知部10及び落雷表示部20は、例えば、周知の閃絡表示器(登録商標)により構成される。
落雷検知部10は、例えば、コイル(不図示)により構成され、落雷発生時に鉄塔50に流れる電流により発生する磁束によって電流を誘起させる。
落雷表示部20は、例えば、蓋3の付いたケース2と、このケース2に収容された火薬等の発火部(不図示)と、同じくケース2に折り畳まれた状態で収容された例えばリボン状の表示部材21とを備え、落雷検知部10のコイルに誘起された電流によって発火部(不図示)が発火して、ケース2内の空気を膨張させることでケース2の蓋3が外れて、表示部材21がケース2から飛び出すことにより、落雷が発生したことを表示する。このリボン状の表示部材21は、風によってはためくことにより遠くからでも視認可能となっている。
スイッチ部30は、例えば、常態ではオフ状態となり、操作レバー31が操作されるとオン状態となるスイッチであり、レバー形のリミットスイッチ等により構成される。スイッチ部30は、操作レバー31が、落雷表示部20のケース2の蓋3の表面近傍に位置するように設置され、落雷発生により蓋3が外れて、操作レバー31に当たって、この操作レバー31が回動することによって作動してオン状態となる。ただし、スイッチ部30の構成は、上記のものに限らず、外れた蓋3により作動する構成のスイッチであればよい。
日時表示部40は、カレンダー機能(現在の日付を確認する機能)及び時刻管理機能(現在の時刻を確認する機能)を有するもので、日時を保持させるためのホールド端子41と、ホールド状態をリセットして、現在日時を表示する動作モードに復帰させるためのリセットスイッチ42とを備えている。スイッチ部30は、日時表示部40のホールド端子41に接続されており、スイッチ部30が作動してオン状態になり、ホールド端子41が短絡されると、その時点(つまり、鉄塔50に落雷が発生した時点)の日時が保持されて、以後、その日時の表示が継続される。したがって、鉄塔及び送電線の保守点検作業員は、巡回時に日時表示部40を見て落雷発生日時を確認することができる。また、保守作業員は、当該日時を確認した後、日時表示部40のリセットスイッチ42を操作して、日時表示部40を現在日時を表示する標準の動作モードに復帰させることができる。
なお、日時表示部40は、独立行政法人情報通信研究機構が運用している標準電波に含まれる時刻情報を受信して正確な時刻を表示する電波時計であってもよく、また、好ましくは、太陽電池を電源として動作する。また、日時表示部40は、落雷発生表示器1の他の構成部分と一体に設けられていてもよいが、好ましくは、鉄塔50の塔脚の下部であって人の目線の高さ(例えば、地面から1m50cmの高さ)に設けられる。この場合、日時表示部40は、スイッチ部30と配線32を介して接続されればよい。
次に、落雷が発生した場合の日時表示機能付落雷発生表示器1の動作について説明する。
まず、鉄塔50に落雷が発生すると、鉄塔50の塔脚に雷の電流が流れ、その周囲に磁束が発生する。その磁束により落雷検知部10を構成するコイルには電流が誘起され、この電流によってケース2内の発火部が発火する。そうすると、ケース2内の空気が膨張し、ケース2から蓋3が外れて、表示部材21がケース2から飛び出すことで、落雷が発生したことを表示する。
また、スイッチ部30は、操作レバー31に蓋3が当たることによってオン状態となり、これにより日時表示部40は、鉄塔50に落雷が発生した時点の日時を保持して表示する。
以上の通り、本実施形態の落雷発生表示器1によれば、送電線の鉄塔50に落雷あった場合にその落雷発生日時を表示することができる。これにより、送電線の保守作業員が巡視する際に、落雷のあった旨の表示のある鉄塔について、落雷の日時を正確に把握することができる。また、落雷の日時が分かれば、電気事業者が一般的に保有する落雷位置標定システム(Lightning Location System)等によって収集した落雷に関するデータと照合することによって、落雷の規模等を分析することができ、さらには落雷の規模と鉄塔への被害の相関関係等について分析することができる。
日時表示部40に電波時計を用いれば、時刻を正確に把握することができる。また、日時表示部40を日時表示機能付落雷発生表示器1と分離可能な構造とすることにより、落雷表示部20は鉄塔50の上部であって遠くからでも視認可能な位置に設置しつつ、日時表示部40は鉄塔50の下部の保守作業員が近くで読み取りやすい位置に設置することができる。
なお、以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。例えば、落雷検知部10は、雷電流による磁界を検知する磁界検知器であって、所定の値以上の磁界を検知した場合に落雷があったと検知するものであってもよい。
また、上記実施形態では、落雷検知部10が落雷発生を検知したことを、スイッチ部30の作動によって電気的に日時表示部40に通知するものとしたが、これに限らず、例えば、日時表示部40が所定の押しボタンを押すなどの機械的な操作によって日時をホールドするように構成されているものとし、落雷検知部10が落雷発生を検知した場合に、機械的に(例えば、上記押しボタンを機械的な機構で押すように構成することにより)日時表示部40へ通知するようにしてもよい。
本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本発明の一実施形態である日時表示機能付落雷発生表示器1を鉄塔50に設置して使用する場合の図である。 日時表示機能付落雷発生表示器1がオフ状態である場合の構成を示す図である。 日時表示機能付落雷発生表示器1がオン状態である場合の構成を示す図である。
符号の説明
1 日時表示機能付落雷発生表示器
2 ケース
3 蓋
10 落雷検知部
20 落雷表示部
21 表示部材
30 スイッチ部
31 操作レバー
32 配線
40 日時表示部
41 ホールド端子
42 リセットスイッチ
50 鉄塔

Claims (2)

  1. 鉄塔に取り付けて使用され、当該鉄塔に落雷があった場合に、落雷が発生したことを表示する落雷発生表示器であって、
    ケースと、前記ケースと表示部材によって結合されている蓋と、前記蓋がケースから外れたときに当該蓋によってオンされ、落雷検知を出力するスイッチ部とを備え、前記鉄塔への落雷を検知したときに、当該落雷による落雷電流を感知して前記蓋をケースから脱落させて前記表示部材をケース外に垂下するように露出させ、前記スイッチ部がオンされる落雷検知部と、
    前記落雷検知部が落雷を検知したことに応じて前記スイッチ部から落雷検知した旨を受信して、その落雷を検知した日時を表示する日時表示部と、
    を備え、
    前記日時表示部は、電波時計であって、前記鉄塔の下部に設けられている、
    ことを特徴とする日時表示機能付落雷発生表示器。
  2. 前記表示部材がリボン状である、請求項1に記載の日時表示機能付落雷発生表示器。
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