JP4975439B2 - 電子メール・メッセージ添付物の単一インスタンス・バックアップ - Google Patents

電子メール・メッセージ添付物の単一インスタンス・バックアップ Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータ処理の分野に関し、より詳細には、電子メール・サーバのバックアップ・オペレーションの実施に関する。
コンピュータの処理速度、記憶装置、データ帯域幅が増大するにつれて、経済産業界で日常的に管理されるデータの量や複雑さが増大する。例えば昨今の電子メール・メッセージは、画像ファイル、オーディオまたはビデオ・クリップ、スプレッドシート、あるいはその他の大容量データファイルを添付物として含む大容量のマークアップ言語ファイルである。さらに、電子メールを受け取るユーザの数と各ユーザが日々受け取るメッセージの数も急増している。
電子メール・メッセージは、オフィスまたは業務の場合、オフィス内外の電子メールを管理し格納する専用サーバによって管理される。メール・サーバは、電子メール・システムの各ユーザに、電子メール・メッセージを格納するための1つまたは複数のフォルダを設けている。上記で述べたように、各電子メール・メッセージは1つまたは複数の添付ファイルを含むことがあり、これらのファイルもまたメール・フォルダに格納される。さらに、電子メール・メッセージは複数のユーザに同時に送信またはコピーされることもあるので、メール・サーバは、複数のフォルダに散在する、複数の複製メッセージと関連する複製添付物を含むことがある。
電子メール・メッセージはしばしば業務または業界にとって重大な情報を含むことがあるので、データの紛失または破損を防ぐために、メール・サーバのコンテンツをしばしばバックアップ記憶装置にコピーまたはバックアップする。しかし、多くの電子メール・サーバではデータ量が膨大であるため、時間と帯域幅の制限によりバックアップ・オペレーションが制約されることもあって、このタスクが困難になることがある。例えばバックアップ・オペレーションは毎晩2時間以内で完了することになっている。しかし、膨大な転送データ量やデータの転送可能速度により、文書データベース内のデータすべてを割り振られた時間内でバックアップできないことがある。
さらに、電子メール・サーバの内部構成や、電子メール・サーバとデータ・バックアップ・システムとの間のインターフェースも、バックアップ・オペレーションを制約することがある。例えば、電子メール・サーバは、通常、フォルダまたは所有者ごとにメッセージをまとめる。多くのデータ・バックアップ・システムは、電子メール・サーバ全体のコンテンツが各バックアップ・セッション中にバックアップされるように構成されている。
単一インスタンスのバックアップのためのシステムと方法のさまざまな実施態様が開示される。一実施態様では、方法は、それぞれが添付物のコピーを含む複数のメッセージをメール・サーバに格納するステップと、複数の複製メッセージそれぞれのコピーと添付物の1つまたは複数のコピーをバックアップ媒体に格納するステップと含み、後者のステップでは、バックアップ媒体に格納された添付物のコピーの数がバックアップ媒体に格納された複製メッセージの数より少ない。例えば、添付物の単一コピーだけをバックアップ媒体上に格納することができる。一実施態様では、複数の複製メッセージそれぞれのコピーと添付物の1つまたは複数のコピーを格納するステップは、各メッセージからメタデータを抽出するステップと、メタデータを添付物インデックスに格納するステップと、メタデータを各メッセージと共にバックアップ媒体上に格納するステップと、メタデータを添付物のコピーと共にバックアップ媒体上に格納するステップとを含む。
本発明は、様々な修正形態および代替形態が可能であるが、特定の実施形態を図面に例として示し、本明細書で詳細に説明する。しかし、図面とそれに関する詳細な説明は、本発明を開示された特定の形態に限定することを意図するものではなく、反対に、本発明は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨および範囲に含まれるすべての修正形態、均等形態、代替形態を包含するものであることを理解されたい。
次に図1に移ると、コンピュータ・システム100の一実施形態のブロック図が示されている。コンピュータ・システム100は、主記憶装置102に結合されたプロセッサ104を含む。プロセッサ104と主記憶装置102は、入出力サブシステム110に接続され、入出力サブシステム110は、入出力インターフェース112、ハード・ディスク・ドライブ114、ネットワーク・インターフェース116、リムーバブル記憶装置118を含む。コンピュータ・システム100は、ラップトップ、デスクトップ、サーバ、ワークステーション、端末装置、携帯情報端末(PDA)、あるいはその他のどんなコンピュータ・システムをも表しうることに留意されたい。
プロセッサ104は、様々なタイプのプロセッサ、例えばx86プロセッサ、PowerPCプロセッサ、またはSPARCプロセッサのいずれをも表す。同様に、主記憶装置102は、DRAM、SRAM、EDO RAM、Rambus RAMなどを含む、様々なタイプのメモリのいずれをも表す。
入出力インターフェース112は、プロセッサ104および/または主記憶装置102と、ハード・ディスク・ドライブ114、ネットワーク・インターフェース116、リムーバブル記憶装置118など1つまたは複数の内部または外部の構成要素との間で所望に応じてデータを転送するように動作する。例えば入出力インターフェース112は、プロセッサ104および/または主記憶装置102から、1つまたは複数のPCIデバイスにデータを転送するように動作可能なPCIブリッジとして実装することができる。入出力インターフェース112は、それに加えて、またはその代わりに、その他のタイプのデバイス、例えばSCSIデバイスおよび/またはファイバ・チャネル・デバイスへのインターフェースを提供することもできる。
ハード・ディスク・ドライブ114は、磁気媒体などの不揮発性メモリでよい。ネットワーク・インターフェース116は、どんなタイプのネットワーク・アダプタ、例えばイーサネット(登録商標)・アダプタ、光ファイバー・アダプタ、あるいは同軸ケーブル・アダプタでもよい。リムーバブル記憶装置118は、所望に応じて、ディスク・ドライブ、光媒体ドライブ、テープ・ドライブ、またはその他のタイプの記憶媒体を表す。
図に示した様々なハードウェア構成要素に加えて、コンピュータ・システム100はさらに、様々なソフトウェア構成要素を含むことができる。例えば図1では、主記憶装置102に格納されたオペレーティング・システム150が示してある。オペレーティング・システム150は、様々な具体的なオペレーティング・システム、例えばMicrosoft Windows(登録商標)、Linux、Sun Solarisのいずれをも表す。したがって、オペレーティング・システム150は、エンド・ユーザに様々なサービスを提供し、またメール・サーバ160やバックアップ・アプリケーション170など様々なプログラムの実行をサポートするように動作可能なソフトウェア・フレームワークを提供するように動作可能なものとすることができる。図1に示すソフトウェア構成要素は、ハード・ドライブ114などの記憶媒体から従来のやり方で主記憶装置102に対しページイン/ページアウトできることに留意されたい。
一般的に言えば、メール・サーバ160は、複数のシステム・ユーザのために複数の電子メール・メッセージを管理し、維持するように動作可能である。例えばメール・サーバ160は、インターネットを介して1つまたは複数の外部ソースとの間で電子メールを送受信するように動作可能なものでも、イントラネットを介してユーザ間で電子メールを送受信するように動作可能なものでもよい。以下で述べるように、メール・サーバ160は、電子メール・メッセージを1つまたは複数のフォルダに格納するように動作可能なものとすることもでき、各フォルダは1人または複数のユーザによって所有または管理することができる。これらの電子メール・メッセージは、メール・サーバ160の実行に従って、ハード・ドライブ114と主記憶装置102に格納することもでき、この両者間でコピーすることもできる。ある特定の実装形態では、メール・サーバ160は、Microsoft Exchangeサーバによって実装される。
バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160からの電子メール・メッセージのバックアップ・コピーをリムーバブル記憶装置118(またはその他のいずれかのタイプのバックアップ記憶装置)などのバックアップ媒体上に作成するように動作可能である。あるいは、選択された電子メール・メッセージを、ネットワーク・インターフェース116を介してメール・サーバ160から遠隔のバックアップ記憶装置に転送することもできる。様々な実施形態において、バックアップ170は、以前のバックアップ・オペレーションから得られた電子メール・メッセージまたはその他のデータを復元してメール・サーバ160に戻すこともできる。
以下でさらに詳細に述べるように、一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、直前のバックアップ以降に追加または修正されたメッセージだけの部分バックアップを実施するように動作可能なものでもよい。このために、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160中の1つまたは複数のメール・フォルダに関連するバックアップ・タイム・インジケータを利用することができる。別の実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、複数のユーザに同時に送られた電子メール・メッセージに付随する添付物の単一インスタンスだけをバックアップするための方法を実施するように動作可能なものとすることもできる。
図2は、メール・サーバ160とバックアップ・アプリケーション170の一実施形態に関連する諸側面を示すブロック図である。図1と図2を併せて参照すると、一実施形態では、メール・サーバ160は、1つまたは複数のメール・フォルダ200A〜200Cを含むことができる。各フォルダは、1つまたは複数の電子メール・メッセージ(210A〜210K)を含み、各電子メール・メッセージ210A〜210Kは、1つまたは複数の電子メール添付物(212A〜212E)と関連付けられていることがある。一実施形態では、各メール・フォルダ200A〜200Cは、メール・サーバ160の個々のユーザに関連し、別の実施形態では、1つまたは複数のフォルダ200A〜200Cは、単一のユーザに所有され、あるいは単一ユーザとその他の形で関連付けられていることがある。上記で述べた、特定の参照番号とその後に続く文字で参照される様々な要素を、参照番号だけで一括して言及することがあることに留意されたい。例えば、電子メール・メッセージ210A〜210Kのいずれかを表す電子メールを、単に電子メール・メッセージ210と呼ぶことがある。
別の実施形態では、メール・サーバ160が、メール・フォルダを編成単位として使用せず、その代わりに、電子メール・メッセージ210と添付物212をデータベースまたはその他のタイプのデータ構造として編成することがあることにも留意されたい。さらに、図に示す、フォルダ200、電子メール・メッセージ210、添付物212の数は、純粋に例示的なものであることにも留意されたい。
上記で述べたように、バックアップ・アプリケーション170は、1つまたは複数のメッセージ210と添付物212をバックアップ媒体220にコピーするように動作可能なものとすることができる。様々な実施形態において、バックアップ媒体220は、テープ・ドライブまたはその他の種類のリムーバブル記憶装置118、ネットワーク・アダプタ116を介してコンピュータ・システム100に接続された外部のハード・ドライブまたはその他の記憶デバイス、入出力インターフェース112に接続された2次ハード・ドライブ、あるいはバックアップ・データを格納するために使用されるその他のどんな種類の記憶媒体でもよい。
以下でさらに詳細に述べるように、一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160のフル・バックアップ・オペレーションを実行することができる。その場合、メール・サーバ160に関連するすべてのデータとメタデータがバックアップ媒体220にバックアップされる。一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160を含むすべてのファイルを、オペレーティング・システム150のファイル・システムによってバックアップ媒体220に転送することにより、フル・バックアップを実行することができる。あるいは、別の実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160の専用バックアップ・インターフェースを利用して、メール・サーバ160に関連するメッセージ210、添付物212、メタデータだけをバックアップすることもできる。図2では、かかるフル・バックアップ・オペレーションの結果としてバックアップ媒体220に格納されたメール・フォルダ200A〜200Cを含むフル・バックアップ230が示してある。
バックアップ・アプリケーション170はさらに、部分バックアップ・オペレーションを実施することもできる。一実施形態では、部分バックアップ・オペレーションは、直前のフル・バックアップ・オペレーションの補助として働くことができる。その場合、部分バックアップ・オペレーションは、新規の、または直前のバックアップ以降に修正されたすべての電子メール・メッセージをバックアップする。図2に示すように、部分バックアップ240は、メール・フォルダ200A〜200Cに格納されたメッセージと添付物のサブセットを含む。このメッセージと添付物のサブセットは、新規の、または最後に行われたバックアップ以降に修正されたメッセージに対応するものでよい。新規の、または修正されたファイルまたはデータだけをバックアップ媒体220に転送することによって、部分バックアップはフル・バックアップより速やかに実施され、したがって有利なことに、バックアップ記憶装置と帯域幅をより効率よく利用できることに留意されたい。
フル・バックアップに続けて複数の部分バックアップを実施することによって、より効率的なバックアップ機構を長期にわたって提供することができる。例えばメール・サーバ160は、メール・サーバが比較的長い時間遊休状態にある毎週週末に、フル・バックアップを行うことができる。その週末に続き、メール・サーバ160は、平日の終わりごとにも部分バックアップを行うことができる。それにより、フル・バックアップに要する時間と帯域幅を費やさずに、毎日受け取った新規の電子メール・メッセージをすべてバックアップすることができる。システムが故障した場合には、バックアップ・アプリケーション170は、フル・バックアップとそれに続く1つまたは複数の部分バックアップを、すべてのバックアップ・データが復元されるまで復元することにより、メール・サーバ160のデータを復元することができる。
以下でさらに詳細に述べるように、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160が管理する1つまたは複数のメール・フォルダ200に関連するバックアップ・タイム・プロパティを利用して、バックアップが最後に行われたのがいつであったかを判定することができる。図3は、バックアップ・タイム・プロパティおよび電子メール・メッセージ210A〜210Dを含むメール・フォルダ200Aの一実施形態を示すブロック図である。一実施形態では、メール・フォルダ200Aは、メール・サーバ160に関連するその他のデータ・オブジェクトと対話をするように動作可能な定義済みのデータ・オブジェクトとすることができる。例えばメール・フォルダ200Aは、メール・フォルダ200A内に格納されたデータへのインターフェースを形成する1組のメソッドまたはメンバー関数を含むことができる。メール・フォルダ200Aはさらに、メンバー関数を使用して設定または修正される1組のプロパティまたはデータ・メンバーを含むことができる。例えばメール・フォルダ200Aは、メッセージ・カウント、ユーザ識別、メッセージの分類規則、メール・フォルダ200A内に格納された各電子メール・メッセージを含む連結リスト、フォルダ・バックアップ・タイムを示すデータ・メンバーを格納することができる。
フォルダ・バックアップ・タイム300Aは、メール・フォルダ200Aでフルまたは部分バックアップ・オペレーションが最後に行われた時を表すことができる。様々な実施形態において、フォルダ・バックアップ・タイム300は、日時を含むこともでき、あるいはバックアップが実施された時間を他のオペレーションに対して相対的に表す別の形とすることもできる。
ある特定の実装形態では、フォルダ・バックアップ・タイム300を実装するために、メール・フォルダ・プロパティであるMicrosoft ExchangeのPR_LAST_FULL_BACKUPが使用されることに留意されたい。別の実施形態では、フォルダ・バックアップ・タイム300を実装するために、Exchangeメール・フォルダのカスタム・プロパティを使用することができる。別の実施形態では、複数のメール・フォルダ200を同じバックアップ・タイム300に関連付けることができる。個々の電子メール・メッセージ210ごとに、あるいは電子メール・メッセージ210の何らかのグループごとにバックアップ・タイムを維持する別の実施形態も可能である。
各電子メール・メッセージ210はまた、メンバー関数とメンバー・データに関連する定義済みデータ・オブジェクトとすることもできる。例えば、電子メール・メッセージ210Aは、電子メール・メッセージのテキスト、送信元、受信者、1つまたは複数の添付ファイルのポインタ、電子メール・メッセージが送信された日時と電子メール・メッセージが受信された日時を表すデータ・メンバーを格納することができる。
したがって、各電子メール・メッセージ210A〜Dは、メッセージをインデックス付けするために使用できるメッセージ・タイム310A〜Dに関連付けることができる。以下でさらに詳細に述べるように、各メッセージ・タイム310は、メッセージ・タイム310がフォルダ・バックアップ・タイム300より前なのか、それとも後なのかを判定するために、フォルダ・バックアップ・タイム300と比較することができる。メッセージ・タイムは日時を含むこともできるし、あるいはフォルダ・バックアップ・タイム300Aと比較できる他のどんな形でもよい。様々な実施形態において、メッセージ・タイム310A〜300Dは、各メッセージが送信元から送信された時間、各メッセージがメール・サーバ160で受信された時間、メッセージが最後に修正された時間、あるいはメッセージを指示するために使用できるその他のどんな時間を表すこともできる。
以下でさらに詳細に述べるように、メール・フォルダ200のフルまたは部分バックアップを実施する際、バックアップ・アプリケーション170は、バックアップ・タイム以前のメッセージ・タイム310を有するすべてのメッセージがバックアップ媒体220にバックアップされていることを示すように、フォルダ・バックアップ・タイム300を設定することができる。したがって、バックアップ・アプリケーション170は、有利なことに、メール・フォルダ200が最後にバックアップされた時間を内部に維持する必要なしに、後続の部分バックアップ・オペレーションを実行することができる。
例えば図3に示すように、電子メール・メッセージ210A、210Bのメッセージ・タイム310A、310Bはそれぞれ、メール・フォルダ200Aのフォルダ・バックアップ・タイム300A以降の日付時刻である。反対に、電子メール・メッセージ210C、210Dのメッセージ・タイム310Cおよび310Dはそれぞれ、フォルダ・バックアップ・タイム300A以前の日付時刻である。したがって、このことは、電子メール・メッセージ210C、210Dが、関連する添付物212と共に、以前のフルまたは部分バックアップ・オペレーションですでにバックアップされていることを示している。
次に図4に移ると、フル・バックアップ方法の一実施形態を示す流れ図が示してある。400で、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160中の最初のメール・フォルダ200を選択する。様々な実施形態において、バックアップ・アプリケーション170は、所有者の名前によってアルファベット順で、フォルダ・バックアップ・タイム300によって時間順で、無作為選択ルーチンによって、あるいは最終的にはすべてのフォルダが選択できバックアップできるようにするその他のどんな方法でも、メール・フォルダ200を選択することができる。
402で、バックアップ・アプリケーション170は、本明細書でワーキング・バックアップ・タイムと呼んでいる内部変数を、現時刻、例えばバックアップ・オペレーションが始まる時間に設定する。一実施形態では、ワーキング・バックアップ・タイムは、バックアップ・アプリケーション170内に格納された一時変数とすることができ、別の実施形態では、ワーキング・バックアップ・タイムは、メール・フォルダ200のデータ・メンバーとすることができる。
404で、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたフォルダ200内のすべての電子メール・メッセージ210を、入出力サブシステム110を介してバックアップ媒体220に転送する。代替実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、バックアップ・オペレーションが行われている間、選択されたメール・フォルダ200へのどんな追加または修正も妨げるように動作可能なものとすることができることに留意されたい。
406で、バックアップ・アプリケーションはフォルダ・バックアップ・タイム300をステップ402のワーキング・バックアップ・タイムに設定する。上記で述べたように、一実施形態では、フォルダ・バックアップ・タイム300は、選択されたメール・フォルダ200またはメール・サーバ160に関連するメンバー関数によって直接修正することができる。あるいは、フォルダ・バックアップ・タイム300は、実装形態に応じて、オペレーティング・システム150またはメール・サーバ160の様々なインターフェースを介して修正される外部ファイルまたはデータ構造として実施することもできる。
408で、バックアップ・アプリケーション170は、まだバックアップされていないメッセージ・フォルダ200が他にもあるかどうか判定する。バックアップされていないメッセージ・フォルダが他にない場合、この方法は終了することができる。そうではなく、バックアップされていないメッセージ・フォルダが他にある場合には、バックアップ・アプリケーション170はステップ410に進み、そこで別のメッセージ・フォルダが選択される。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、残りのフォルダについてステップ404〜410を繰り返す。
次に図5に移ると、部分バックアップ方法の一実施形態を示す流れ図が示してある。具体的には、図5では、本明細書で増分バックアップ(incremental backup)と呼んでいる一実施形態を示してあり、その場合、最後に行われたバックアップ以降のすべてのメッセージ210がバックアップ媒体220にコピーされ、フォルダ・バックアップ・タイム300が、別のバックアップが行われたことを示すように修正される。図6に関して以下で述べる一代替実施形態では、フォルダ・バックアップ・タイム300が更新されない差分バックアップ(differential backup)・オペレーションを実施することができる。
500で、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160中の最初のメール・フォルダ200を選択する。様々な実施形態において、バックアップ・アプリケーション170は、所有者の名前によってアルファベット順で、フォルダ・バックアップ・タイム300によって時間順で、無作為選択ルーチンによって、あるいは最終的にはすべてのフォルダが選択できバックアップできるようにするその他のどんな方法でも、フォルダを選択することができる。
502で、バックアップ・アプリケーション170は、現時刻、例えば増分バックアップ・オペレーションが始まる時間を、本明細書でワーキング・バックアップ・タイムと呼んでいるデータ変数として保存する。一実施形態では、ワーキング・バックアップ・タイムは、バックアップ・アプリケーション170内に格納された一時変数とすることができ、別の実施形態では、ワーキング・バックアップ・タイムは、メール・フォルダ200のデータ・メンバーとすることができる。
504で、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたフォルダ200内の、フォルダ・バックアップ・タイム300以降の日付時刻の付いたメッセージ・タイム310を有するすべての電子メール・メッセージ210を、バックアップ媒体220にコピーする。一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、フォルダ200内の各電子メール・メッセージ210を分類し、フォルダ・バックアップ・タイム300をメッセージ・タイム310と比較することによって、ステップ504を実施することができる。あるいは、メール・フォルダ200が、フォルダ・バックアップ・タイム300以降のメッセージ・タイム310を有するメッセージ210だけをフィルタするためのメンバー関数を提供することもできる。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、選択された電子メール・メッセージ210をバックアップ媒体220に書き込むことができる。一部の代替実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、バックアップ・オペレーションが行われている間、選択されたメール・フォルダ200へのどんな追加または修正も妨げるように動作可能なものとすることができることに留意されたい。
506で、バックアップ・アプリケーション170は、フォルダ・バックアップ・タイム300をステップ502のワーキング・バックアップ・タイムに設定する。上記で述べたように、一実施形態では、フォルダ・バックアップ・タイム300は、選択されたメール・フォルダ200またはメール・サーバ160に関連するメンバー関数によって直接修正することができる。あるいは、フォルダ・バックアップ・タイム300は、実装形態に応じて、オペレーティング・システム150またはメール・サーバ160の様々なインターフェースを介して修正される外部ファイルまたはデータ構造として実施することもできる。
508で、バックアップ・アプリケーション170は、まだバックアップされていないメッセージ・フォルダ200が他にもあるかどうか判定する。バックアップされていないメッセージ・フォルダ200が他にない場合、この方法は終了する。バックアップされていないメッセージ・フォルダ200が他にある場合には、バックアップ・アプリケーション170はステップ510に進み、そこで、ステップ500で使用したフォルダ選択機構に従って、別のメッセージ・フォルダが選択される。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、ステップ504〜510を繰り返すことができる。
図6では、差分バックアップの一実施形態が示してあり、その場合、最後に行われたバックアップ以降のすべてのメッセージがバックアップ媒体220にコピーされ、フォルダ・バックアップ・タイム300は修正されない。600で、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160中の最初のメール・フォルダ200を選択する。602で、バックアップ・アプリケーション170は、現時刻、例えば差分バックアップ・オペレーションが始まる時間を、本明細書でワーキング・バックアップ・タイムと呼んでいるデータ変数として保存する。一実施形態では、ワーキング・バックアップ・タイムは、バックアップ・アプリケーション170内に格納された一時変数とすることができ、別の実施形態では、ワーキング・バックアップ・タイムは、メール・フォルダ200のデータ・メンバーとすることができる。
604で、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたフォルダ200内の、フォルダ・バックアップ・タイム以降の日付時刻の付いたメッセージ・タイム310を有するすべての電子メール・メッセージ210を、バックアップ媒体220に転送する。一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、フォルダ200内の各電子メール・メッセージ210を分類し、フォルダ・バックアップ・タイム300をメッセージ・タイム310と比較することによって、ステップ604を実施することができる。あるいは、メール・フォルダ200が、フォルダ・バックアップ・タイム300以降のメッセージ・タイム310を有するメッセージ210だけをフィルタするためのメンバー関数を提供することもできる。次いで、バックアップ・アプリケーションは、選択された電子メール・メッセージ210をバックアップ媒体220に書き込むことができる。一部の代替実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、バックアップ・オペレーションが行われている間、選択されたメール・フォルダ200へのどんな追加または修正も妨げるように動作可能なものとすることができることに留意されたい。
606で、バックアップ・アプリケーション170は、まだバックアップされていないメッセージ・フォルダ200が他にもあるかどうか判定する。バックアップされていないメッセージ・フォルダ200が他にない場合、この方法は終了する。バックアップされていないメッセージ・フォルダ200が他にある場合には、バックアップ・アプリケーション170はステップ608に進み、そこで、ステップ600で用いたフォルダ選択機構に従って、別のメッセージ・フォルダ200が選択される。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、ステップ604〜608を繰り返すことができる。
図4〜6に示したフルおよび部分バックアップ方法の別の実施形態も可能である。例えばバックアップ・アプリケーションは、電子メール・メッセージ210を個人単位で選択しバックアップすることでき、所有者、メッセージ・タイム310、あるいはその他のいずれかのグループ化方法によってグループ化された電子メール・メッセージ210に分類することもできる。さらに、上記で述べたように、バックアップ・アプリケーション170は、様々なデータ・メンバーやその他のプロパティを利用して、メッセージが既にバックアップされているかどうかを判定することができる。
次に図7に移ると、メール・サーバ160とバックアップ・アプリケーション170の別の実施形態の諸側面を示すブロック図が示してある。図7の実施形態では、バックアップ・アプリケーションは、複数の電子メール・メッセージに付随する添付物の単一インスタンスをバックアップするように構成されている。バックアップ媒体220に保存される複製添付物212の数を最小限にすることによって、バックアップ・アプリケーション170は、有利なことに、バックアップ媒体220上に転送し格納するデータの量を低減し、それにより、帯域幅などのバックアップ資源をより効率よく利用できるようにすることができる。
メッセージ210と添付物212のうちの1つまたは複数のものが、同じメッセージ210および/または添付物212の複製コピーであることがある。例えば、一実施形態では、ある電子メール・メッセージ210が、メール・サーバ160の異なる3人のユーザに送られていることがある。したがって、メール・サーバ160の異なるユーザが所有する別々のフォルダ200A〜200Cにそれぞれ格納された電子メール・メッセージ210B、210F、210Jが、同じ電子メール・メッセージのコピーのことがあり、また添付物212A、212C、212Dが同じ添付物のコピーであことがある。あるいは、メッセージ210Bと添付物212Aが、ある単一ユーザに送られた単一メッセージと添付物であり、メッセージ210F、210Jと添付物212C、212Dが、その単一ユーザによって作成され、編成上の目的で異なるフォルダに保持された、メッセージと添付物の同一コピーであるかもしれない。
以下でさらに詳細に述べるように、バックアップ・アプリケーション170は、各メッセージ210をバックアップ媒体220にコピーし、各メッセージ210に関連する1つまたは複数の添付物212を検出するように動作可能とすることができる。その場合、バックアップ・アプリケーション170は、各添付物212に関連するメタデータを添付物インデックス710に格納し、そのメタデータを使用して独自の各添付物212の1コピーだけをバックアップ媒体220に格納するように動作可能なものとすることができる。
図8は、メール・フォルダ200A〜Cと添付物インデックス710の一実施形態を示すブロック図である。簡単にするために、添付物212を伴う電子メール・メッセージ210だけを図示してある。図8に示すように、添付物212を含む各電子メール・メッセージ210は、1つまたは複数のメタデータ、例えばメッセージ・タイム310と添付物の記録番号812A〜812Eと関連付けることができる。各電子メール・メッセージ210と添付物212は、1つまたは複数のデータ・メンバーを有するデータ・オブジェクトとして実施することができ、各データ・メンバーは1つまたは複数のメタデータを含むことができる。例えば、一実施形態では、メール・サーバ160はMicrosoft Exchangeサーバでよく、メッセージ・タイム310と記録番号812は、添付物212のPR_MODIFIED_DATEとPR_RECORD_KEYに対応するものでよい。
図に示した実施形態では、添付物212を含む各電子メール・メッセージ210はまた、対応する記録番号812を示し、それによって各電子メール・メッセージ210を1つまたは複数の添付物212と関連付ける、データ・メンバーを格納することもできる。様々な実施形態において、各電子メール・メッセージ210と添付物212は、それだけには限らないが、メッセージID、フォルダID、あるいは添付物212の所有者を含めて、各添付物の一意の識別子を提供できる追加のまたは代わりのメタデータを格納することができることに留意されたい。
上記で述べたように、添付物インデックス710は、各添付物212に関連するメタデータを格納するように動作可能なものとすることができる。具体的には、以下でさらに詳細に述べるように、バックアップ・アプリケーション170は、1つまたは複数の電子メール・メッセージ210をバックアップ媒体220に格納する間に、各添付物212に関連するメタデータを添付物インデックス710に記録するように動作可能なものとすることができる。ある添付物212の複製コピーは同様のメタデータを有することになるので、添付物インデックス710は、エントリを独自の添付物212につき1つに限るように動作可能なものとすることができる。図8に示すように、添付物のメタデータは、各添付物212に関連する電子メール・メッセージ210のメッセージ・タイム310、電子メール・メッセージ210を添付物212に連結する記録番号812、各添付物212が関連付けられているメール・フォルダ200を含むことができる。
一実施形態では、添付物インデックス710は、1つまたは複数のメタデータ・フィールドによって各エントリを格納し分類するように動作可能なデータ構造でよい。あるいは、添付物インデックス710は、テキスト・ファイル、連結リスト、または上記で述べたように、メタデータを格納するように動作可能なその他のデータ構造でもよい。一実施形態では、添付物インデックス710は、各複製添付物を同じエントリの下にグループ化するのではなく、個々の添付物212ごとに別々のエントリを維持することができることにも留意されたい。
図9は、メール・サーバ160上の1組の複製添付物のうちの1つの添付物の単一インスタンスを保存するための方法の一実施形態を示す流れ図である。900で、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160から最初のメール・メッセージ210を選択する。様々な実施形態において、バックアップ・アプリケーション170は、所有者の名前によってアルファベット順で、フォルダ・バックアップ・デートによって時間順で、無作為選択ルーチンによって、あるいは最終的にはすべてのフォルダが選択できるようにするその他のどんな方法でも、電子メール・メッセージ210を選択することができる。
902で、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたメッセージ210が添付ファイル212を含むかどうか判定する。上記で述べたように、各電子メール・メッセージ210は、記録番号812を含めた1つまたは複数のデータ・メンバーを有するデータ・オブジェクトとすることができる。あるいは、各電子メール・メッセージ210は、添付物212がメッセージ210に添付されているかどうか、またはいくつ添付されているかを示すデータ・メンバーを格納することもできる。したがって、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたメッセージ210の関連データ・メンバーを検査し、その選択されたメッセージ210が添付ファイル212を含むかどうか判定するように動作可能なものとすることができる。
902で、選択されたメッセージ210が添付物212を含んでいないと判定された場合、バックアップ・アプリケーション170は904に進み、そこで、その選択されたメッセージが、上で述べたように、バックアップ媒体220にコピーされる。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、ステップ910に進む。
そうではなく、ステップ902で、選択されたメッセージ210が添付物212を含んでいると判定された場合、バックアップ・アプリケーション170は、ステップ906に進み、そこで、バックアップ・アプリケーション170は、その選択されたメッセージ210と添付物212に関連するメタデータを添付物インデックス710に格納する。例えば、一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、メタデータ、例えばメッセージ・タイム312、記録番号812、メール・フォルダIDを読み取り、そのメタデータを単一エントリとして添付物インデックス710に格納する。
908で、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたメッセージ210と関連するメタデータを、関連する添付物212なしにバックアップ媒体220にコピーする。以下でさらに詳細に述べるように、この格納されたメタデータは関連する添付物212の単一インスタンスをメール・サーバ160に戻すために後で使用することができる。一実施形態では、選択されたメッセージ210が、関連する添付物212とは別のデータ構造を含むことができることに留意されたい。選択されたメッセージ210はさらに、必要なすべてのメタデータ、例えばメッセージ・タイム310、記録番号812、関連するメール・フォルダIDを格納することができる。このような実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、他のオペレーションは一切せず、この選択されたメッセージ210をバックアップ媒体220にコピーするだけで、ステップ908を実行できることができる。
あるいは、上記で述べたように、様々な実施形態において、添付物212とメッセージ210が同じデータ構造の一部であり、かつ/またはメッセージ210が必要なメタデータを格納していないことがある。したがって、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160に関連する1つまたは複数のメンバー関数を利用して、選択されたメッセージ210を添付物212から切り離すことができる。さらに、バックアップ・アプリケーション170は、関連するメタデータを選択されたメッセージ210のコピーと共にバックアップ媒体220上に、別のデータ構造として格納することもできる。
910で、バックアップ・アプリケーション170は、まだメール・サーバ160からバックアップされていないメッセージ210が他にもあるかどうか判定する。バックアップされていないメッセージ210が他にある場合、バックアップ・アプリケーション170はステップ912に進み、そこで、メール・サーバ160上の次の電子メール・メッセージ210が選択され、ステップ902〜910を繰り返す。そうではなく、バックアップされていないメッセージ210がない場合には、バックアップ・アプリケーション170はステップ914に進む。
914で、バックアップ・アプリケーション170は、添付物インデックス710中の個々の各エントリにアクセスすることができ、各エントリはメール・サーバ160上の独自の単一添付物212に対応するものでよい。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、独自の各添付物212の単一コピーをその添付物212に関連するメタデータと共にバックアップ媒体220に転送することができる。例えば一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、添付物212の各バックアップ・コピーを、添付物212に関連するメタデータから導出されたファイル名で格納することができる。あるいは、バックアップ・アプリケーション170は、各バックアップ添付物コピー212に関連するメタデータを、バックアップ媒体220上の添付物212のバックアップ・コピーに関連するデータ構造内に格納することもできる。
バックアップ・メッセージ・コピー210とバックアップ添付物コピー212の両方を独自の対応するメタデータと共に格納することによって、バックアップ・アプリケーション170は、以下でさらに詳細に述べるように、メッセージ210と添付物212を後でメール・サーバ160上で再度結合し、復元することができることに留意されたい。さらに、上記で述べたように、独自の各添付物212の単一インスタンスだけをバックアップ媒体220上に格納することによって、バックアップ媒体220上に格納されるデータの総量を低減させ、したがって、より効率的なバックアップ機能が可能になる。
図10では、バックアップ媒体220上に格納されたメッセージ210と添付物212を復元してメール・サーバ160に戻すための方法を示してある。1000で、バックアップ・アプリケーション170は、バックアップ媒体220から最初のメール・メッセージ210を選択する。様々な実施形態において、バックアップ・アプリケーション170は、ユーザの名前によってアルファベット順で、フォルダ・バックアップ・デートによって時間順で、無作為選択ルーチンによって、あるいは最終的にはすべてのフォルダが選択できるようにするその他のどんな方法でも、メッセージを選択することができる。
1002で、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたメッセージ210に、以前、添付物212が付随していたかどうか判定する。上記で述べたように、各電子メール・メッセージ210は、記録番号812を含めた1つまたは複数のデータ・メンバーを有するデータ・オブジェクトとすることができる。あるいは、各電子メール・メッセージ210が、添付物212がメッセージ210に添付されていたかどうか、またはいくつ添付されていたかを示すデータ・メンバーを格納することもできる。したがって、バックアップ・アプリケーション170は、選択されたメッセージ210の関連データ・メンバーを検査し、その選択されたメッセージ210が、添付物212を以前含んでいたかどうか判定するように動作可能なものとすることができる。
1002で、選択されたメッセージ210が添付物212を含んでいないと判定された場合、バックアップ・アプリケーション170は1006に進み、そこで、その選択されたメッセージ210がメール・サーバ160中の正しい位置に復元される。一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、メール・サーバ160へのプログラマチック・インターフェースを利用して、メッセージ210を復元することができ、別の実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、バックアップ媒体220からオペレーティング・システム150中の適切なファイル位置に、メッセージ210を直接コピーするように動作可能なものとすることができる。
そうではなく、ステップ1002で、選択されたメッセージ210が添付ファイルを以前含んでいたと判定された場合、バックアップ・アプリケーションは、ステップ1004に進み、そこで、バックアップ・アプリケーション170は、上記で述べたように、その選択されたメッセージ210に関連するメタデータを添付物インデックス710に格納することができる。一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、添付物インデックス710中に、様々なメッセージ210から取り出された同様のメタデータによって示される添付物212の独自のインスタンスごとに、単一エントリを作成することができることに留意されたい。あるいは、バックアップ・アプリケーション170は、添付物インデックス710中に、バックアップ媒体内の添付物212を以前含んでいた各メッセージごとに、エントリを作成することもできる。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、上記で述べたように、ステップ1006に進む。
1008で、バックアップ・アプリケーション170は、バックアップ媒体220からまだ復元されていないメッセージ210が他にもあるかどうか判定する。復元されていないメッセージ210が他にもある場合、バックアップ・アプリケーション170はステップ1010に進み、そこで、バックアップ媒体220上の次のメッセージ210が選択され、ステップ1002〜1008を繰り返す。そうではなく、復元されていないメッセージが他にない場合には、バックアップ・アプリケーション170はステップ1012に進む。
ステップ1012で、バックアップ・アプリケーション170は、添付物インデックス710中の個々の各エントリにアクセスすることができ、各エントリはバックアップ媒体220中の独自の単一添付物212に対応するものでよい。次いで、バックアップ・アプリケーション170は、独自の各添付物212の単一コピーを復元して、メール・サーバ160中の適切なメッセージ210に戻すことができる。例えば一実施形態では、バックアップ・アプリケーション170は、上記で述べたように、各添付物212にファイル名として関連付けられているメタデータにアクセスすることができる。あるいは、バックアップ・アプリケーション170は、各添付物212にバックアップ媒体220上の別のデータ構造として関連付けられているメタデータにアクセスすることもできる。
次いで、バックアップ・アプリケーション170は、添付物インデックス710中をサーチまたはインデックスして、選択された添付物212のコピーを以前含んでいたのが、どのフォルダ200内のどのメッセージ210であるか判定する。例えば図8に示した実施形態では、1つまたは複数のメール・フォルダ200のメッセージ・タイム312、記録番号812、IDが、図9のステップ908で選択された添付物212を外された各メッセージ210を一意に識別するために利用することができる。次いで、バックアップ・アプリケーションは、ステップ1006で説明した様々なメカニズムによって、添付物212のコピーを復元して各メッセージ210に戻すことができる。各添付物212が関連する各メッセージ210に戻されると、この方法は終了する。
一部の実施形態では、メール・サーバを、上記で論じた図2〜6の増分および/または差分部分バックアップ機能と、図7〜10を参照しながら論じた添付物の単一インスタンス・バックアップ機能を実施するように構成することもできることに留意されたい。別の実施形態は、この機能の一部のみを実施するように構成することもできる。
上記で述べた実施形態のいずれも、図1〜10に関して上記で述べたオペレーションをコンピュータ可読媒体に実装する命令および/またはデータを受信、送信または格納することをも含むことができることにも留意されたい。一般的に言って、コンピュータ可読媒体は、磁気または光媒体、例えばディスクまたはCD−ROM、揮発性または不揮発性媒体、例えばRAM(例えばSDRAM、DDR SDRAM、RDRAM、SRAMなど)、ROMなどの記憶媒体またはメモリ媒体、ネットワークおよび/またはワイヤレス・リンクなどの通信媒体を介して運搬される電気信号、電磁信号、またはディジタル信号などの伝送媒体を含むことができる。
以上、実施形態をかなり詳細に説明してきたが、上記の開示を十分理解すれば、数多くの変形形態および修正形態が当業者には明らかとなろう。以下の特許請求の範囲は、かかる変形形態および修正形態のすべてを包含するものと解釈すべきものとする。
コンピュータ・システムの一実施形態のブロック図である。 メール・サーバ、バックアップ・アプリケーション、およびバックアップ媒体の一実施形態に関連する諸側面を示すブロック図である。 メール・フォルダの一実施形態を示すブロック図である。 メール・サーバをフル・バックアップするための方法の一実施形態を示す流れ図である。 メール・サーバを差分バックアップするための方法の一実施形態を示す流れ図である。 メール・サーバを増分バックアップするための方法の一実施形態を示す流れ図である。 メール・サーバ、バックアップ・アプリケーション、およびバックアップ媒体の別の実施形態の諸側面を示すブロック図である。 メール・フォルダと添付物インデックスの一実施形態を示すブロック図である。 電子メール・メッセージ添付物を単一インスタンス・バックアップするための方法の一実施形態を示す流れ図である。 メール・サーバを復元するための方法の一実施形態を示す流れ図である。

Claims (9)

  1. コンピュータ・システムのバックアップ・アプリケーションによりコンピュータ・システムがメール・サーバ上の複数の電子メール・メッセージをバックアップ媒体へバックアップする方法であって
    記方法は
    記複数の電子メール・メッセージの各電子メール・メッセージについて
    (a)前記各電子メール・メッセージが添付物を含むか否かを判定するステップと
    (b)前記各電子メール・メッセージが添付物を含むと判定された場合には、前記各電子メール・メッセージからメタデータを抽出して、前記抽出したメタデータを、前記バックアップ・アプリケーションの添付インデックスにおける、前記添付物に対応するエントリ内にバッファリングし、前記電子メール・メッセージと前記抽出したメタデータを、バックアップ媒体に添付物なしで格納するステップと、
    (c)前記各電子メール・メッセージが添付物を含まないと判定された場合には、前記各電子メール・メッセージをバックアップ媒体に格納するステップ
    実行する方法であり
    前記方法は、全ての前記複数の電子メール・メッセージについてステップ(a)〜(c)を実行した後に、
    (d)各添付物に対応する、前記添付物インデックスの各エントリについて、前記添付物それぞれの1つのコピーのみを、対応するメタデータと一緒に、前記バックアップ媒体へ格納するステップ
    をさらに実行することを含み、
    前記電子メール・メッセージの少なくとも2通は同一の添付物を含み、前記ステップ(d)は、前記同一の添付物については1つのコピーを、前記バックアップ媒体へ格納するように作用し、
    前記添付物インデックスの各エントリは各添付物に関連づけられ、各エントリは、前記各添付物を含む1またはそれ以上の電子メール・メッセージに関連づけられるメタデータを含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記添付物の格納されたそれぞれのコピーは、前記メタデータに基づくファイル名で格納されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記メタデータがメール・フォルダIDを含む請求項1乃至請求項2に記載の方法。
  4. 前記メタデータがメッセージ・タイムを含む請求項1乃至請求項3に記載の方法。
  5. 前記メタデータが記録番号を含む請求項1乃至請求項4に記載の方法。
  6. 前記メタデータが前記添付物の所有者を含む請求項1乃至請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数の電子メール・メッセージを前記メール・サーバに前記バックアップ媒体から復元するステップをさらに含み、前記複数の電子メール・メッセージを復元するステップ、前記複数の電子メール・メッセージの各電子メール・メッセージについて
    (I)前記各電子メール・メッセージが添付物を含むか否かを判定するステップと、
    (II)前記各電子メール・メッセージが添付物を含むと判定された場合には、前記各電子メール・メッセージから抽出されたメタデータを読み出し、前記添付物インデックスにおける、前記添付物に対応する前記エントリ内に前記メタデータをバッファリングし、前記バックアップ媒体から前記各電子メール・メッセージを復元するステップと、
    (III)前記各電子メール・メッセージが添付物を含まないと判定された場合には、前記各電子メール・メッセージを、前記バックアップ媒体から復元するステップ
    を含み、
    前記方法は、全ての前記複数の電子メール・メッセージについてステップ(I)〜(III)を実行した後に、
    各添付物に対応する、前記添付物インデックスの各エントリについて、前記各エントリに含まれるメタデータを用いることによって前記各添付物を復元すべき1以上の電子メール・メッセージを判定して、且つ、前記1以上の判定された電子メール・メッセージのそれぞれに対して、前記添付物それぞれの1つのコピーを復元するステップ
    さらに実行することを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項に記載の方法。
  8. 前記請求項1乃至請求項に記載された方法を実行可能なメール・サーバより構成されるシステム。
  9. コンピュータに前記請求項1乃至請求項に記載された方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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