JP4965562B2 - 組込機器による外部との通信を代行サーバにより制御させる技術 - Google Patents

組込機器による外部との通信を代行サーバにより制御させる技術 Download PDF

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Description

本発明は、組込機器、代行サーバ、方法、および、プログラムに関する。特に、本発明は、通信の制御を外部の代行サーバによって代行させるための組込機器、代行サーバ、方法、および、プログラムに関する。
近年、ソフトウェアに求められる機能は高度になってきている。また、携帯電話やデジタル家電などの組込機器の普及に伴って、ソフトウェアは多数の異なるプラットフォーム上で動作することが求められる場合もある。このようなソフトウェアを効率的に開発するために、従来、モデル駆動開発(MMD:Model Driven Development)が研究されている。モデル駆動開発によれば、統一モデリング言語(UML:Unified Modeled Language)などで記述されたソフトウェアの仕様から、様々なプラットフォーム上で実際に動作するソフトウェアを自動的に生成することができる。
モデル駆動開発を実現する技術として、従来、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションのRational Rose(R)RTが用いられている。この技術において、開発者は、ソフトウェアの仕様の作成や仕様の修正を、汎用性の高いパーソナル・コンピュータ上で行う。そして、作成または修正された仕様に基づき生成されたソフトウェアは、通信回線を介して組込機器に送信されて実行される。更に、この技術では、実際のソフトウェアと仕様とを対比可能なデバッグ環境も提供される。例えば、開発者は、組込機器により実行されるプログラムの実行中の部分が、仕様のどの部分に対応するのかを、パーソナル・コンピュータの画面で確認することができる。
特開2002−63088号公報 特開平9−22391号公報
しかしながら、このような開発を行うためには、組込機器に通信機能を設けなければならない。通信機能を実現するためには、例えば、イーサネット(登録商標)などによって通信可能な通信デバイスと、その通信デバイスを制御するデバイスドライバとが必要となる。更に、開発用ソフトウェアによっては、汎用的な通信プロトコルであるTCP/IPの制御用ソフトウェアが必要となる。しかしながら、組込機器によってはTCP/IPによる通信機能を有していない場合がある。このような場合には、最終製品には採用されないデバイスドライバなどを別途開発する必要が生じ、開発コストの増大や開発期間の長期化を招くおそれがある。
参考技術として、特許文献1および特許文献2を挙げる。特許文献1によると、TCP/IPなどのプロトコルによる通信を、他のプロトコルに変換することができる。これにより、シリアルインターフェイスなどの通信回線によって、イーサネットなどを用いずにTCP/IPによる通信を実現できる。この技術を応用すれば組込機器にイーサネットなどの通信デバイスを不要とすることができる。しかしながら、TCP/IPによる制御用のソフトウェアは必要であり、組込機器などのメモリの必要容量を増大させてしまうおそれがある。
特許文献2によると、ある装置の通信を他の装置に代理させることができる。これは、当該装置からリモートプロシジャーコール(RPC:Remote Procedure Call)によって、当該他の装置上の通信用のプロシジャーを呼び出すことによって実現される。しかしながら、リモートプロシジャーコールは、TCP/IPによる通信が確立されていることが前提となっている。即ち、この技術においても、TCP/IPによる制御用のソフトウェアは必要であり、組込機器などのメモリの必要容量を増大させてしまうおそれがある。また、通信回線の通信状況が不安定な場合には通信が切断されて再開不能となってしまう場合がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる組込機器、代行サーバ、方法、および、プログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、通信の制御を代行する外部の代行サーバを介して他の装置と通信する組込機器であって、代行サーバと通信可能な通信デバイスと、他の装置との通信状態を記憶するための記憶部と、中央処理装置により実行されるタスクから他の装置との通信の制御要求を受けたことに応じ、通信デバイスと代行サーバとが通信可能でない状態において、制御要求に応じた制御を正常に行った後の状態に通信状態を更新する更新部と、制御要求に応じた通信状態の更新結果をタスクに返答する返答部と、通信デバイスが代行サーバと通信可能な状態において、代行サーバにおける他の装置との間の通信状態を記憶部に記憶された通信状態に遷移させるための指示を、通信デバイスを用いて代行サーバに対し送信する制御指示部とを備える組込機器を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、組込機器による通信をこれまでより効率的に実現することができる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称す)を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、通信システム10の全体構成を示す。通信システム10は、携帯電話20と、代行サーバ30と、通信装置40とを備える。携帯電話20は、ソフトウェア開発やデバッグの対象となる組込機器の一例であり、シリアル・インターフェイスなどの第1通信回線25を介して代行サーバ30に接続されている。そして、携帯電話20は、開発中や動作検証中のプログラムを実行し、その実行状態を通信装置40に通知し、通信装置40の画面上にその実行状態を表示させる。また、携帯電話20は、通信装置40から受けた指示に基づきプログラムの実行を中断したり再開したりする。なお、組込機器は、携帯電話に代えて、PDA、デジタル家電または電子制御の自動車などであってもよい。
代行サーバ30は、第1通信回線25を介して携帯電話20に接続されている他、他の装置(例えば通信装置40)と、イーサネット(登録商標)などに準拠した第2通信回線35を介して接続されている。そして、代行サーバ30は、携帯電話20による通信装置40との通信の制御を代行する。例えば、代行サーバ30は、TCP/IPによる通信の制御機能を有していない携帯電話20のために、携帯電話20と通信装置40との間のTCP/IPによる通信の制御を代行する。通信装置40は、携帯電話20に搭載されるプログラムの開発・デバッグのためのプログラムを動作させる。そして、通信装置40は、代行サーバ30とTCP/IPによる通信を行うことにより、携帯電話20上で動作するプログラムの実行状態を携帯電話20から取得し、または、携帯電話20上で動作するプログラムの実行を中断または再開させる。
このように、本実施の形態に係る通信システム10は、TCP/IPなどの汎用な通信プロトコルによる通信機能が搭載されていない組込機器のために、組込機器の外部に設けられた代行サーバ30によって、通信プロトコルに準拠した通信の制御を代行させることを目的とする。この結果、携帯電話20には通信制御のためのプログラムを搭載する必要がないので、携帯電話20のメモリの必要容量を削減したり、携帯電話20上で動作するプログラムを開発する手間を軽減できる。
図2は、携帯電話20の機能構成を示す。携帯電話20は、中央処理装置22と、記憶部24と、通信デバイス26とを有する。中央処理装置22は、予め携帯電話20にインストールされたプログラムを実行する。記憶部24は、このプログラムの実行のため、または、通信装置40との通信状態を記憶するために設けられている。通信デバイス26は、第1通信回線25を介して代行サーバ30と通信可能に接続されている。通信デバイス26と代行サーバ30との間の第1通信回線25は、一時的に通信可能でない状態になる場合もある。例えば、利用者は、携帯電話20におけるプログラムの実行中に、第1通信回線25を携帯電話20から一時的に取り外してもよい。
中央処理装置22は、予め携帯電話20にインストールされたプログラムによって、タスク200と、通信モジュール210として機能する。タスク200は、TCP/IPのソケット通信を制御するためのAPI(Application Programming Interface)の呼び出しを含む。このAPIは、例えば、BSD(Berkeley Software Distribution)のUNIX(登録商標)などと互換性を持つ所定の規格を満たしてもよい。なお、タスク200は、例えば、オペレーティングシステムによって定期的に実行権が与えられるプロセスまたはスレッドなどであってもよい。
携帯電話20には、ソケット通信を実現するライブラリプログラムに代えて、通信モジュール210として中央処理装置22を機能させるライブラリプログラムがインストールされている。タスク200は、ソケット通信を制御するためのAPIに代えて、インストールされたこのライブラリプログラムのAPIを呼び出すことにより、通信装置40との通信の制御要求を通信モジュール210に送信する。なお、ソケット通信のAPIとこのライブラリプログラムのAPIとでは呼び出しのインターフェイスが同一であるから、通信モジュール210に適合させるためにプログラムを改造する必要はない。
通信モジュール210は、タスク200から制御要求を受けると、制御要求に応じた制御を実行すべき指示を、通信デバイス26を用いて代行サーバ30に対し送信する。但し、第1通信回線25が通信可能でない状態において制御要求を受信した場合には通信モジュール210は以下の処理を行う。通信モジュール210は、受信した制御要求が予め定められたノン・ブロッキング制御要求であることを条件に、代行サーバ30と通信せずに記憶部24内の通信状態を更新する。そして、通信モジュール210は、通信状態の更新結果をタスク200に返答する。そして、第1通信回線25が通信可能な状態になったことを条件に、通信モジュール210は、代行サーバ30による通信装置40との通信状態を記憶部24に記憶された通信状態に遷移させるための指示を代行サーバ30に送信する。これにより、タスク200は、第1通信回線25が通信可能でない状態であっても、第1通信回線25が通信可能となるのを待たずに処理を継続できる。
図3は、記憶部24のデータ構造の一例を示す。記憶部24は、携帯電話20が通信装置40とソケット通信するためのそれぞれのソケットの通信状態を、当該ソケットの識別情報(例えば、ファイルディスクリプタなどと呼ばれる識別子)に対応付けて記憶する。更に、記憶部24は、それぞれのソケットに対応付けて、当該ソケットに割り当てられたポート番号、当該ソケットの通信に用いる通信バッファのアドレス、および、当該ソケットによる通信が完了するまで処理を中断して待機しているタスクの識別番号を記憶していてもよい。
一例として、識別情報が1のソケットは、当該ソケットが新たに生成された旨を示す生成状態(OPEN状態と記す)である。そして、このソケットにはポート番号およびバッファアドレスの何れも割り当てられていない。また、識別情報が5のソケットは、当該ソケットによるデータの受信を処理している状態(RECV状態と記す)である。このソケットには、通信バッファのアドレス、および、この送受信が完了するまで処理を中断して待機しているタスクの識別番号が割り当てられている。
図4は、通信モジュール210の機能構成を示す。通信モジュール210は、更新部220と、返答部230と、制御指示部240と、受信部250とを有する。更新部220は、中央処理装置22により実行されるタスク200から通信装置40との通信の制御要求を受けたことに応じ、その制御要求が、その制御要求に応じた制御の完了を待たずにタスク200の処理を継続可能であるとして予め定められたノン・ブロッキング制御要求であるかを判断する。例えば、更新部220は、タスク200から受けた制御要求が、通信に必要な資源(メモリの記憶領域など)を確保または解放する要求であることを条件に、当該制御要求がノン・ブロッキング制御要求であると判断してもよい。
更新部220は、ノン・ブロッキング制御要求であることを条件に、たとえ通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能でない状態であっても、その制御要求に応じた制御を正常に行った後の状態に記憶部24の通信状態を更新する。一方で、更新部220は、タスク200から受けた制御要求がノン・ブロッキング制御要求でないブロッキング制御要求であることを条件に、受信部250による制御の実行結果の受信に応じ、記憶部24の通信状態を更新する。例えば、更新部220は、タスク200から受けた制御要求が、通信装置40との間でデータの送受信を要する制御要求であることを条件に、当該制御要求がブロッキング制御要求であると判断する。
返答部230は、その制御要求に応じた通信状態の更新結果をタスク200に返答する。即ち、ノン・ブロッキング制御要求については、その要求に応じた制御の実行を待たずに更新結果がタスク200に返答される。一方、ブロッキング制御要求については、受信部250がその要求に応じた制御の実行結果を代行サーバ30から受信したことに応じ、その実行結果がタスク200に返答される。制御指示部240は、通信デバイス26が代行サーバ30と通信可能な状態において、代行サーバ30における通信装置40との間の通信状態を記憶部24に記憶された通信状態に遷移させるための指示を、通信デバイス26を用いて代行サーバ30に対し送信する。
受信部250は、制御指示部240により送信された指示に応じ代行サーバ30が実行した制御の実行結果を、通信デバイス26を用いて代行サーバ30から受信する。実行結果は更新部220および返答部230に通知される。ブロッキング制御要求を受けていた場合において、更新部220は、この実行結果に基づき通信状態を更新すると共に、返答部230はこの実行結果をタスク200に返答する。
図5は、携帯電話20と通信装置40との間の通信の通信状態の状態遷移を示す図である。更新部220は、ノン・ブロッキング制御要求を受けたことに応じ、通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能でない状態であっても、記憶部24に記憶された通信状態を図中の実線に沿って更新する。以下、ノン・ブロッキング制御要求に応じた通信状態の遷移について具体的に説明する。まず、ソケットが生成されていない場合には、そのソケットに対応する状態は存在しない。その状態を、便宜上そのソケットの空き状態とする。更新部220は、新たなソケットを生成する制御要求に応じ、新たに生成するソケットの識別情報に対応付けて、そのソケットが新たに生成された旨を示す生成状態(図5ではOPEN状態)を通信状態として記憶部24に記憶する。識別情報は、代行サーバ30によって生成されるソケットの識別情報に関わらず、更新部220によって生成されるものであってもよい。なお、この制御要求は、BSD Socket APIにおけるsocketシステムコールである。この制御要求はノン・ブロッキング制御要求なので、通信状態の更新は代行サーバ30における制御の実行を待たずに行われる。
次に、更新部220は、通信装置40からの通信要求を受け入れられる状態とする制御要求を当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別情報に対応する通信状態を、バッファの割当済状態(図5ではLISTEN状態)に更新する。この制御要求は、通信装置40から受ける通信要求を格納するバッファをソケットに割り当てることを代行サーバ30に要求する。一例として、この制御要求は、BSD Socket APIにおけるlistenシステムコールである。この制御要求もまたノン・ブロッキング制御要求なので、通信状態の更新は制御の実行を待たずに行われる。OPEN状態、LISTEN状態または後述のCONNECTED状態において、更新部220は、ソケットを解放する制御要求を当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別状態に対応する通信状態を空き状態に戻す。この制御は、例えば、BSD Soc
ket APIにおけるcloseシステムコールである。この制御要求もまたノン・ブ
ロッキング制御要求なので、通信状態の更新は制御の実行を待たずに行われる。
更新部220は、タスク200から受けた制御要求が、通信デバイス26と通信装置40との間の通信の属性を変更する要求であることを条件に、その制御要求がノン・ブロッキング制御要求であると判断する。例えば、OPEN状態において、更新部220は、指定されたポート番号をソケットに割り当てる制御要求を当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別情報に対応付けてそのポート番号を記憶部24に記憶する。この制御要求は、例えば、BSD Socket APIにおけるbindシステムコールである。この制御要求もまたノン・ブロッキング制御要求なので、ポート番号の割当は代行サーバ30における制御の実行を待たずに行われる。
一方で、更新部220は、ブロッキング制御要求を受けたことに応じ、受信部250による制御の実行結果の受信に応じ、記憶部24に記憶された通信状態を図中の点線に沿って更新する。以下、ブロッキング制御要求に応じた通信状態の遷移について具体的に説明する。更新部220は、タスク200から受けた制御要求が、通信デバイス26と通信装置40とが通信可能か否かを検出する要求、通信装置40からの通信要求に対し通信許可の返答を行う要求、または、データの送受信の要求であることを条件に、これらの要求がブロッキング制御要求であると判断する。例えば、更新部220は、LISTEN状態において、通信デバイス26と通信装置40とが通信可能か否かを検出する制御要求(例えばselectシステムコール)を、当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別情報に対応する通信状態を通信待ち状態(図5ではLISTEN+SELECT状態)に更新する。selectシステムコールは、複数のソケットの状態を調べるための要求を発行する。このシステムコールによると、それぞれのソケットからのデータの読出が可能か否か、それぞれのソケットへのデータの書込みが可能か否か、または、読出・書込みにエラーが生じているか否かを調べることができる。受信部250が代行サーバ30によって実行された通信可能か否かの検出結果を受信した場合において、更新部220は、当該識別情報に対応する通信状態を割当済状態に戻す。このように、この制御要求はブロッキング制御要求なので、代行サーバ30による制御の実行後に実行結果がタスク200に通知される。
また、更新部220は、LISTEN状態において、通信装置40からの通信要求に対し通信許可の返答を行う制御要求(例えばacceptシステムコール)を、当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別情報に対応する通信状態を、通信を受け入れる通信受入状態(図5ではACCEPT状態)に更新する。そして、受信部250が代行サーバ30によって実行された制御の実行結果を受信した場合において、更新部220は、当該識別情報に対応する通信状態を割当済状態に戻す。また、更新部220は、この制御によって新たにソケットが生成された場合には、記憶部24に新たなソケットの識別情報を記憶させ、その識別情報に対応付けて接続済状態(図5ではCONNECTED状態)を記憶させてもよい。この場合、更新部220は、新たに生成した識別情報と、代行サーバ30によって生成されたソケットとを対応付けさせるべく、当該識別情報を代行サーバ30に通知する。この制御要求はブロッキング制御要求なので、代行サーバ30による制御の実行後に実行結果が返答される。
また、更新部220は、CONNECTED状態において、ソケットを用いたデータの送受信を要する制御要求(例えばselectシステムコール、recvシステムコール、または、sendシステムコール)を、当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、ブロッキング制御要求を受けたと判断する。そして、更新部220は、当該識別情報に対応する通信状態を通信待ち状態(図5ではSELECT状態、RECV状態、または、SEND状態)に更新する。そして、受信部250が代行サーバ30によって実行されたデータの送受信結果を受信した場合において、更新部220は、当該識別情報に対応する通信状態を接続済状態に戻す。このように、この制御要求はブロッキング制御要求なので、代行サーバ30による制御の実行後に実行結果がタスク200に通知される。
図6は、携帯電話20の通信状態とそれに対応して通信装置40に対し送信する指示とを示す。図6を参照して、制御指示部240による処理の具体例を説明する。制御指示部240は、通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能な状態において、代行サーバ30における通信装置40との間の通信状態を記憶部24に記憶された通信状態に遷移させる指示を代行サーバ30に送る。これを実現するために、まず、制御指示部240は、それぞれのソケットに対応する通信状態を中央処理装置22から検索する。そして、制御指示部240は、検索された通信状態に予め対応付けられた指示を代行サーバ30に送信する。図6は、この処理における通信状態と指示との対応付けを示している。即ち、あるソケットについてOPEN状態が検索されたことに応じ、制御指示部240は、socketシステムコールを実行すべき指示を代行サーバ30に対し送信する。また、他のソケットについて通信状態がLISTEN状態であることを条件に、制御指示部240は、新たにソケットを生成して識別情報に対応付けて管理する指示(たとえばsocketシステムコールを実行する指示)、および、通信装置40から受ける通信要求を格納するバッファをそのソケットに割り当てる指示(たとえばlistenシステムコールを実行する指示)を代行サーバ30に対し送信する。また、他のソケットについてSELECT状態が検索されたことに応じ、制御指示部240は、socketシステムコールとselectシステムコールとを順次この順に実行すべき指示を代行サーバ30に対し送信する。更に他のソケットについてLISTEN+SELECT状態が検索されたことに応じ、制御指示部240は、socketシステムコールとbindシステムコールとlistenシステムコールとselectシステムコールとを順次この順に実行すべき指示を代行サーバ30に対し送信する。
図7は、代行サーバ30の機能構成を示す。代行サーバ30は、中央処理装置32と、記憶部34と、LANインターフェイス36と、シリアルインターフェイス38とを有する。記憶部34は、携帯電話20から指定されたソケットの第1識別情報(例えばfdと呼ぶ)と、代行サーバ30が通信装置40と通信するためのソケットの第2識別情報(例えばハンドルと呼ぶ)とを対応付けて記憶する。このように第1識別情報および第2識別情報は異なってもよいが、対応する第1識別情報および第2識別情報は、共に、代行サーバ30によって生成された同一のソケットを識別する。即ち、代行サーバ30によって生成されたあるソケットは、携帯電話20上で動作するタスク200によっては第1識別情報によって識別され、代行サーバ30上で動作する通信モジュール310によっては第2識別情報によって識別される。
LANインターフェイス36は、イーサネット(登録商標)などの第2通信回線35を介して通信装置40と通信する。LANインターフェイス36は、携帯電話20と通信装置40との通信制御の結果として必要な通信を通信装置40との間で行う。一方、シリアルインターフェイス38は、第1通信回線25を介して携帯電話20と通信する。第1通信回線25は、たとえば、シリアル回線、パラレル回線、または、USB(Universal Serial Bus)などである。シリアルインターフェイス38は、通信制御の指示を携帯電話20から受信し、または、通信制御の実行結果を携帯電話20に送信する。
中央処理装置32は、予めインストールされたプログラムによって、ソケット生成部300と、通信モジュール310と、ID管理部320と、送受信部330として機能する。通信モジュール310は、例えば、Windows(登録商標)オペレーティングシステムのな
どの、ソケット通信を実現するためのライブラリプログラムによって実現される。そして、通信モジュール310は、代行サーバ30と通信装置40との間の通信を制御する。ソケット生成部300は、新たにソケットを生成して第1識別情報に対応付けて管理する指示を受信したことに応じて、代行サーバ30と通信装置40との間の通信に用いるソケットを生成して第2識別情報を取得する。ソケットの生成は、通信モジュール310に対しシステムコールの呼び出しを行うことによって実現される。
ID管理部320は、シリアルインターフェイス38が受信した第1識別情報とソケット生成部300が取得した第2識別情報とを対応付けて記憶部34に記憶させる。送受信部330は、ソケットを用いてデータを送受信する指示を当該ソケットの第1識別情報に対応付けてシリアルインターフェイス38から受信したことに応じ、記憶部34においてその第1識別情報に対応する第2識別情報を検索する。そして、送受信部330は、検索された第2識別情報により識別されるソケットを用いて通信装置40とデータを送受信する。代行サーバ30と通信装置40との間のデータの送受信は、通信モジュール310に対しシステムコールの呼び出しを行うことによって実現される。
なお、本実施の形態において代行サーバ30と通信装置40とは別体に設けられた装置として示したが、同一の情報処理装置が代行サーバ30および通信装置40のそれぞれとして機能してもよい。この場合、送受信部330は、代行サーバ30内で動作する他のタスクとの間でTCP/IPによる通信を行う。このように、代行サーバ30による制御の対象は、代行サーバ30内の他のタスクと携帯電話20との間の通信であってもよい。
図8は、携帯電話20および代行サーバ30による処理の第1例を示す。タスク200は、新たなソケットを生成する制御要求を通信モジュール210に送る(S800)。この制御要求は、たとえばsocketシステムコールを呼び出すことによって実現される。更新部220は、この制御要求を受けると、通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能か否かに関わらず、新たに生成するソケットの第1識別情報(fd)を生成する(S810)。次に、更新部220は、生成したこの第1識別情報に対応付けて、ソケットが新たに生成された旨を示す生成状態(OPEN状態)を通信状態として記憶部24に記憶する(S820)。次に、返答部230は、この第1識別情報を、通信状態の更新結果としてタスク200に返答する(S825)。BSD Socket APIの規格では、socketシステムコールが失敗すると−1がリターンされ、socketシステムコールが成功するとソケットの識別情報がリターンされることが定められている。このため、ソケットの第1識別情報を返答することは、通信状態の更新が成功した旨を返答したこととなる。更新結果の返答を受けて、タスク200は、アプリケーションプログラムによって定められた次の処理を行う(S830)。
通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能な状態においては、または、通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能な状態になると、続いて次の処理が行われる。制御指示部240は、記憶部24に記憶された通信状態が生成状態(OPEN状態)であることを条件に、新たにソケットを生成してその第1識別情報に対応付けて管理する指示を代行サーバ30に対し送信する(S840)。例えば、制御指示部240は、実行すべきsocketシステムコールを識別するAPI番号と、生成したソケットに対応付けて管理すべき第1識別情報(fd)とを送信してもよい。更に、制御指示部240は、タスク200からシステムコールの呼び出しを受けた場合に指定された引数を代行サーバ30に送信してもよい。この指示を受けて、ソケット生成部300は、代行サーバ30と通信装置40との間の通信に用いるソケットを生成してそのソケットの第2識別情報を生成する(S850)。そして、ID管理部320は、受信した第1識別情報と生成した第2識別情報とを対応付けて管理する。
以上、socketシステムコールの例のように、ノンブロッキング制御要求を受けた場合においては、更新部220は、その制御要求に応じた制御の完了を待たずに通信状態を更新する。そして、返答部230は、その通信状態の更新結果をタスク200に返答する。これにより、タスク200は、携帯電話20と代行サーバ30との間の第1通信回線25が通信可能でない場合であっても、その語の処理を継続できる。なお、socektシステムコールはノン・ブロッキング制御要求の一例であり、listenシステムコールについても図8の例と同様である。即ち、通信モジュール210が、ソケットにバッファを割り当てるためのlistenシステムコールの呼び出しを受けると、携帯電話20と代行サーバ30との間の第1通信回線25が通信可能でない場合であっても、更新部220は通信状態を割当済状態(LISTEN状態)に更新し、返答部230は、バッファの割当が成功した旨をタスク200に返答する。このように、リソースの割当要求に対しては実際の制御を通信開始まで遅らせることで、携帯電話20と代行サーバ30とが通信不能な場合であってもタスク200の処理を継続させることができる。
図9は、携帯電話20および代行サーバ30による処理の第2例を示す。タスク200は、通信デバイス26と通信装置40とがソケットを用いて通信可能か否かを検出する制御要求をそのソケットの第1識別情報に対応付けて通信モジュール210に送信する(S900)。この制御要求は、たとえばselectシステムコールを呼び出すことによって実現される。更新部220は、この制御要求を受けると、その第1識別情報に対応するソケットの通信状態を通信待ち状態に更新する(S910)。そして、更新部220は、通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能となるまでタスク200の処理を中断させて待機する(S920)。この場合、更新部220は、その第1識別情報に対応付けて、待機しているタスク200を識別する識別情報を記憶部24に対応付けて記憶してもよい。
通信デバイス26と代行サーバ30とが通信可能な状態において、返答部230は、通信状態が通信待ち状態であることを条件に、次に示す複数の指示を代行サーバ30に送る(S930)。その指示とは、新たにソケットを生成して第1識別情報に対応付けて管理する指示(例えばsocketシステムコールを実行する旨の指示)、通信要求を格納するバッファをそのソケットに割り当てる指示(例えばlistenシステムコールを実行する旨の指示)、および、そのソケットを用いて通信可能か否かを検出する指示(例えばselectシステムコールを実行する指示)である。返答部230は、それぞれのシステムコールを識別するAPI番号と、制御対象となるソケットの第1識別情報とを対応付けて代行サーバ30に送信してもよい。
これらの指示を受けて、ソケット生成部300は、通信の制御を行う(S940)。まず、ソケット生成部300は、代行サーバ30と通信装置40との間の通信に用いるソケットを生成してそのソケットの第2識別情報を生成する(S940)。そして、ID管理部320は、その第2識別情報を第1識別情報に対応付けて記憶部34に記憶する。なお、ソケット生成部300は、新たにソケットを生成して識別情報に対応付けて管理する指示を受信した場合であっても、既にその識別情報が第1識別情報として記憶部34に記憶されている場合には、新たにソケットを生成しなくてもよい。その場合、ID管理部320および送受信部330は、既に記憶されている第1識別情報に対応する第2識別情報により識別されるソケットについて、その他の処理を行う。
ソケット生成部300は、第2識別情報により識別されるソケットに、通信要求を格納するバッファを割り当てる。そして、送受信部330は、そのソケットを用いて通信装置40とデータを送受信する。例えば、送受信部330は、通信装置40と通信することにより、そのソケットを用いた通信が可能か否かを検出する。検出が完了すると検出結果が通信モジュール210に通知される。受信部250が、代行サーバ30による通信可能か否かの検出結果を受信した場合において、返答部230は、その検出結果をタスク200に返答する(S950)。また、更新部220は、第1識別情報に対応する通信状態を割当済状態に戻す。これを受けて、タスク200は、その次の処理を継続する(S960)。
以上、図9を参照して説明したように、データの送受信などを要するブロッキング制御要求については、当該要求に応じた制御の完了に応じてその結果がタスクに返答される。即ち、タスク200は送受信が完了するまで処理を中断する。通信モジュール210は、最近に受けたシステムコールがselectのみであっても、以前に受けていたsocketシステムコールおよびlistenシステムコールに対応する制御を代行サーバ30に指示する。これにより、携帯電話20における通信状態と代行サーバ30における通信状態の整合を保つことができる。
図10は、携帯電話20および代行サーバ30による処理の第3例を示す。図10を参照して、ソケット通信を行うアプリケーションプログラムの処理の典型例を説明する。タスク200が通信モジュール210に対しsocketシステムコールの呼び出しを行うと(S1000)、更新部220はソケットの第1識別情報を生成し(S1010)、返答部230はその第1識別情報をタスク200に返答する(S1020)。タスク200が、指定したポート番号をソケットに割り当てるbindシステムコールの呼び出しを行うと(S1030)、更新部220は、そのポート番号をそのソケットの第1識別情報に対応付けて記憶部24に記憶する。そして、返答部230は、ポート番号の割当が成功した旨をタスク200に返答する(S1040)。
タスク200が通信モジュール210に対しlistenシステムコールの呼び出しを行うと(S1050)、更新部220は通信状態を割当済状態に更新し、返答部230はバッファの割当が成功した旨をタスク200に返答する(S1055)。次に、タスク200が、通信装置40からの通信要求に対し通信許可の返答を行うacceptシステムコールの呼び出しを行うと(S1060)、更新部220は、新たに生成するソケットの第1識別情報を生成して記憶部24に記憶させる。また、更新部220は、その第1識別情報に対応する通信状態を通信受入状態(ACCEPT状態)に更新し、携帯電話20と代行サーバ30とが通信可能となるまでタスク200の処理を中断する。
このように、acceptシステムコールなどのブロッキング制御要求が発行されるまではタスク200の処理は中断せずに実行される。
携帯電話20と代行サーバ30とが通信可能な状態において、制御指示部240は、次に示す複数の指示を代行サーバ30に送る(S1065)。その指示とは、新たにソケットを生成して第1識別情報に対応付けて管理する指示(例えばsocketシステムコールを実行する旨の指示)、通信装置40から受ける通信要求を格納するバッファをそのソケットに割り当てる指示(例えばlistenシステムコールを実行する旨の指示)、および、通信装置40からの通信要求に対し通信許可の返答を行う指示(例えばacceptシステムコールを実行する旨の指示)である。制御指示部240は、第1識別情報に対応付けてポート番号が対応付けて記憶されていることを条件に、当該ポート番号を割り当てるべき指示をそのポート番号に対応付けて代行サーバ30に対し更に送信してもよい。
また、制御指示部240は、acceptシステムコールによって新たに生成するソケットに対応付けて管理すべき第1識別情報(newfd)を生成する。具体的には、制御指示部240は、記憶部24の中で空き状態に対応付けられているエントリを検索する。そして、制御指示部240は、そのエントリに対応するソケットの識別情報を取得する。例えば、図3の3行目に例示するエントリは空き状態に対応付けられている。このエントリは、第1識別情報として2を有するエントリの次の行に位置する。このため、制御指示部240は、2に1を加えた3を第1識別情報(newfd)として生成し、記憶部24に記憶させる。そして、制御指示部240は、新たに生成した第1識別情報(newfd)と、代行サーバ30によって生成されたソケットとを対応付けさせるべく、当該第1識別情報(newfd)を代行サーバ30に通知する。
これらの指示を受けて、ソケット生成部300は、socketシステムコール、bindシステムコール、listenシステムコール、および、acceptシステムコールを呼び出す(S1070)。また、代行サーバ30の識別情報管理部320は、通知を受けた第1識別情報(newfd)と、新たに生成するソケットの第2識別情報とを対応付けて記憶部34に記憶する。これらのシステムコールの実行結果は通信モジュール210に返信される(S1075)。これを受けて、更新部220は、第1識別情報(fd)に対応する通信状態を割当済状態(LISTEN状態)に戻し、第1識別情報(newfd)に対応する通信状態を接続済状態に更新する。返答部230は、これらの制御の実行結果として第1識別情報(newfd)をタスク200に返答する(S1080)。これによりタスク200は処理の中断を解除して次の処理を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態によれば、携帯電話20および代行サーバ30間の第1通信回線25が有効でない場合であっても、ソケットに関する資源の確保・解放など、実際の通信を要しない制御については、制御が成功したものとしてタスク200の実行を継続させることができる。そして、通信が実際に開始される場合に初めてタスク200の実行を停止させ、資源の確保・解放などの処理を行う。これにより、第1通信回線25の切断が起こりうる場合であっても、タスク200によるTCP/IPの通信を継続させることができる。この結果、第1通信回線25としてはイーサネット(登録商標)などではなく、シリアルインターフェイスやパラレルインターフェイスなどを採用することができ、更に第1通信回線25を一時的に切断することもできる。これにより、携帯電話20の動作状況に影響を与えないために、通常は携帯電話20を代行サーバ30と切断した状態で動作させ、必要な場合にのみ代行サーバ30に接続してデバッグすることもできる。
図11は、代行サーバ30として機能する情報処理装置600のハードウェア構成の一例を示す。情報処理装置600は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、及びグラフィックコントローラ1075を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。例えばCPU1000は、図7を参照して説明した中央処理装置32として機能する。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。例えば通信インターフェイス1030は、図7を参照して説明したLANインターフェイス36として機能する。ハードディスクドライブ1040は、情報処理装置600が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020又はハードディスクドライブ1040に提供する。RAM1020は、図7を参照して説明した記憶部34として機能してもよい。
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスクドライブ1050や入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。入出力チップ1070は、例えばシリアルインターフェイス38などとして機能してもよい。ROM1010は、情報処理装置600の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、情報処理装置600のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、入出力チップ1070を介してRAM1020またはハードディスクドライブ1040に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
情報処理装置600に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を介して
、記録媒体から読み出され情報処理装置600にインストールされて実行される。また携帯電話20を制御する制御プログラムは、入出力チップ1070を介して携帯電話20に供給され、携帯電話20にインストールされた実行されてもよい。プログラムが情報処理装置600等に働きかけて行わせる動作は、図1から図10において説明した代行サーバ30または携帯電話20おける動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置600に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、通信システム10の全体構成を示す。 図2は、携帯電話20の機能構成を示す。 図3は、記憶部24のデータ構造の一例を示す。 図4は、通信モジュール210の機能構成を示す。 図5は、携帯電話20と通信装置40との間の通信の通信状態の状態遷移を示す図である。 図6は、携帯電話20の通信状態とそれに対応して通信装置40に対し送信する指示とを示す。 図7は、代行サーバ30の機能構成を示す。 図8は、携帯電話20および代行サーバ30による処理の第1例を示す。 図9は、携帯電話20および代行サーバ30による処理の第2例を示す。 図10は、携帯電話20および代行サーバ30による処理の第3例を示す。 図11は、代行サーバ30として機能する情報処理装置600のハードウェア構成の一例を示す。

Claims (13)

  1. 通信の制御を代行する外部の代行サーバを介して他の装置と通信する組込機器であって、
    前記代行サーバと通信可能な通信デバイスと、
    前記他の装置との通信状態を記憶するための記憶部と、
    中央処理装置により実行されるタスクから前記他の装置との通信の制御要求を受けたことに応じ、前記通信デバイスと前記代行サーバとが通信可能でない状態において、前記制御要求に応じた制御を正常に行った後の状態に前記通信状態を更新する更新部と、
    前記制御要求に応じた前記通信状態の更新結果を前記タスクに返答する返答部と、
    前記通信デバイスが前記代行サーバと通信可能な状態において、前記代行サーバにおける前記他の装置との間の通信状態を前記記憶部に記憶された通信状態に遷移させるための指示を、前記通信デバイスを用いて前記代行サーバに対し送信する制御指示部と
    を備える組込機器。
  2. 前記制御指示部により送信された指示に応じ前記代行サーバが実行した制御の実行結果を、前記通信デバイスを用いて前記代行サーバから受信する受信部を更に備え、
    前記更新部は、前記タスクから受けた前記制御要求が、前記制御要求に応じた制御の完了を待たずに前記タスクの処理を継続可能であるとして予め定められたノン・ブロッキング制御要求であることを条件に、前記通信デバイスと前記代行サーバとが通信可能でない状態においても前記通信状態を更新し、前記タスクから受けた前記制御要求が前記ノン・ブロッキング制御要求でないことを条件に、前記受信部による前記実行結果の受信に応じ前記通信状態を更新する
    請求項1に記載の組込機器。
  3. 前記更新部は、前記タスクから受けた前記制御要求が、通信に必要な資源を確保または解放する要求であることを条件に、当該制御要求が前記ノン・ブロッキング制御要求であると判断し、前記タスクから受けた前記制御要求が、前記他の装置との間でデータの送受信を要する制御要求であることを条件に、当該制御要求が前記ノン・ブロッキング制御要求でないと判断する
    請求項2に記載の組込機器。
  4. 前記更新部は、更に、前記タスクから受けた前記制御要求が、前記通信デバイスと前記他の装置との間の通信の属性を変更する要求であることを条件に、当該制御要求が前記ノン・ブロッキング制御要求であると判断する
    請求項3に記載の組込機器。
  5. 前記更新部は、前記タスクから受けた前記制御要求が、前記通信デバイスと前記他の装置とが通信可能か否かを検出する要求であることを条件に、当該制御要求が前記ノン・ブロッキング制御要求でないと判断する
    請求項3に記載の組込機器。
  6. 前記更新部は、前記タスクから受けた前記制御要求が、前記他の装置からの通信要求に対し通信許可の返答を行う要求であることを条件に、当該制御要求が前記ノン・ブロッキング制御要求でないと判断する
    請求項3に記載の組込機器。
  7. 前記代行サーバは、当該組込機器と前記他の装置との間のTCP/IPによる通信の制御を代行するものであり、
    前記記憶部は、それぞれのソケットの通信状態を当該ソケットの識別情報に対応付けて記憶し、
    前記更新部は、新たなソケットを生成する制御要求に応じ、新たに生成するソケットの識別情報に対応付けて、ソケットが新たに生成された旨を示す生成状態を前記通信状態として前記記憶部に記憶し、
    前記返答部は、前記識別情報を前記更新結果として前記タスクに返答し、
    前記制御指示部は、前記通信デバイスが前記代行サーバと通信可能な状態において、前記通信状態が前記生成状態であることを条件に、新たにソケットを生成して前記識別情報に対応付けて管理する指示を前記代行サーバに対し送信する
    請求項3に記載の組込機器。
  8. 前記更新部は、前記他の装置から受ける通信要求を格納するバッファをソケットに割り当てる制御要求を当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別情報に対応する前記通信状態をバッファの割当済状態に更新し、
    前記返答部は、バッファの割当が成功した旨を前記タスクに返答し、
    前記制御指示部は、前記通信デバイスが前記代行サーバと通信可能な状態において、前記通信状態が前記割当済状態であることを条件に、新たにソケットを生成して前記識別情報に対応付けて管理する指示、および、当該ソケットにバッファを割り当てる指示を前記代行サーバに対し送信する
    請求項7に記載の組込機器。
  9. 前記更新部は、前記通信デバイスと前記他の装置とがソケットを用いて通信可能か否かを検出する制御要求を当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別情報に対応する前記通信状態を通信待ち状態に更新し、
    前記制御指示部は、前記通信デバイスが前記代行サーバと通信可能な状態において、前記通信状態が前記通信待ち状態であることを条件に、新たにソケットを生成して前記識別情報に対応付けて管理する指示、当該ソケットに前記バッファを割り当てる指示、および、当該ソケットによる通信が可能か否かを検出する指示を前記代行サーバに対し送信し、 前記受信部が、前記代行サーバによる通信可能か否かの検出結果を受信した場合において、
    前記返答部は、前記検出結果の受信に応じ前記検出結果を前記タスクに返答し、
    前記更新部は、当該識別情報に対応する前記通信状態を前記割当済状態に戻す
    請求項8に記載の組込機器。
  10. 前記更新部は、指定されたポート番号をソケットに割り当てる制御要求を当該ソケットの識別情報に対応付けて受信したことに応じ、当該識別情報に対応付けて前記ポート番号を前記記憶部に記憶し、
    前記返答部は、ポート番号の割当が成功した旨を前記タスクに返答し、
    前記制御指示部は、前記通信デバイスが前記代行サーバと通信可能な状態において、当該ソケットの識別情報に対応付けてポート番号が対応付けて記憶されていることを条件に、更に当該ポート番号を前記代行サーバに対し送信する
    請求項9に記載の組込機器。
  11. 当該組込機器には、ソケット通信を実現するライブラリプログラムに代えて、前記更新部、前記返答部、前記制御指示部、および、前記受信部として前記中央処理装置を機能させるライブラリプログラムがインストールされており、
    前記タスクは、インストールされた当該ライブラリプログラムのAPIを呼び出すことにより前記制御要求を前記更新部に送信し、
    前記更新部は、socketシステムコール、bindシステムコール、listenシステムコール、および、closeシステムコールの少なくとも何れか1つの呼び出しを前記タスクから受けたことを条件に、前記タスクから前記ノン・ブロッキング制御要求を受けたと判断し、acceptシステムコール、selectシステムコール、recvシステムコール、および、sendシステムコールの少なくとも何れか1つの呼び出しを前記タスクから受けたことを条件に、前記タスクから前記ノン・ブロッキング制御要求でない制御要求を受けたと判断する
    請求項7に記載の組込機器。
  12. 通信の制御を代行する外部の代行サーバを介して他の装置と通信する組込機器を制御する制御プログラムであって、
    前記組込機器を、
    前記代行サーバと通信可能な通信デバイスと、
    前記他の装置との通信状態を記憶するための記憶部と、
    中央処理装置により実行されるタスクから前記他の装置との通信の制御要求を受けたことに応じ、前記通信デバイスと前記代行サーバとが通信可能でない状態において、前記制御要求に応じた制御を正常に行った後の状態に前記通信状態を更新する更新部と、
    前記制御要求に応じた前記通信状態の更新結果を前記タスクに返答する返答部と、
    前記通信デバイスが前記代行サーバと通信可能な状態において、前記代行サーバにおける前記他の装置との間の通信状態を前記記憶部に記憶された通信状態に遷移させるための指示を、前記通信デバイスを用いて前記代行サーバに対し送信する制御指示部と
    して機能させる制御プログラム
  13. 通信の制御を代行する外部の代行サーバを介して他の装置と通信する組込機器を制御する方法であって、
    前記組込機器は、
    前記代行サーバと通信可能な通信デバイスと、
    前記他の装置との通信状態を記憶するための記憶部と
    を有し、
    中央処理装置により実行されるタスクから前記他の装置との通信の制御要求を受けたことに応じ、前記通信デバイスと前記代行サーバとが通信可能でない状態において、前記制御要求に応じた制御を正常に行った後の状態に前記通信状態を更新するステップと、
    前記制御要求に応じた前記通信状態の更新結果を前記タスクに返答するステップと、
    前記通信デバイスが前記代行サーバと通信可能な状態において、前記代行サーバにおける前記他の装置との間の通信状態を前記記憶部に記憶された通信状態に遷移させるための指示を、前記通信デバイスを用いて前記代行サーバに対し送信するステップと
    を備える方法
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